JP4933682B1 - ワイヤーハーネスの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、1台の装置で、1種以上のワイヤーハーネスが製造可能なワイヤーハーネス製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、電線を送給する電線送給装置と、送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する第1の端子圧着装置と、皮むきされた前記電線端部に端処理を施す端処理装置と、2種以上の端処理された電線の払い出し装置とを備え、端処理がされた2種以上のワイヤーハーネスを製造可能であるワイヤーハーネス製造装置に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)を製造する装置等に関する。特には、1台の装置で品種の異なるワイヤーハーネスの製造が可能な装置に関する。
ワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)は、搭載される機器に応じて様々な形態のものが準備される。端子圧着電線としては、例えば、電線の両端に端子が圧着されたものや、電線の一端に端子が圧着され、他端には半田付けされたものなどがある。また、複数の電線(電線束)がハウジングに挿入されたワイヤーハーネスとしては、電線束のハウジング挿入端部と反対側の端部に端子が圧着されたものや、同端部に半田付けされたもの、さらには、同端部もハウジングに挿入されたものなどがある。
このようなワイヤーハーネスの製造においては、一般に、その種類毎に専用の装置が使用されてきた。例えば、電線束の両端がハウジングに挿入されたワイヤーハーネスを製造する装置は、電線の両端に端子を圧着する圧着装置と、端子をハウジングに挿入する挿入装置とが、1台の機台上に配置されたものである(例えば、特許文献1参照)。つまり、この装置では、電線束の両端がハウジングに挿入されたワイヤーハーネスのみしか製造できない(端子やハウジングの種類は変更可能である)。あるいは、圧着装置と挿入装置とが別々に配置され、圧着装置で両端に端子が圧着された電線を、自動あるいは手動で、挿入装置に搬送し、同装置で両端の端子をハウジングに挿入する場合もある。
このように、従来のワイヤーハーネス製造装置は、特定の一種の端処理(例えば、端子圧着と半田付け)しかできない専用装置であり、製造されるワイヤーハーネスの種類毎に専用の装置を揃える必要がある。このため、ワイヤーハーネスの種類毎の業務量の偏りや変動によっては、ある機種は稼働率高いが、別の機種は遊んでしまうようなこともある。したがって、設備投資に無駄が生じたり、製造量が限定されて柔軟な工場稼動に制約が生じる。
特開2008−10375号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、1台の装置で、2種以上のワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)が製造可能なワイヤーハーネス製造装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様のワイヤーハーネス製造装置は、 電線を送給する電線送給装置と、 送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、 該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、 皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する第1の端子圧着装置と、 皮むきされた前記電線端部に端処理を施す、下記A〜Cいずれかの、2種以上の端処理装置と、 A;第2の端子圧着装置、B;半田付け装置、C;端子ハウジング挿入装置、 2種以上の端処理された電線の払い出し装置と、を、備え、 下記K〜Nいずれかの、端処理がされた2種以上のワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)を製造可能であることを特徴とする。
K;一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が半田付け、
L;一端が端子圧着で、他端が半田付け、
M;一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が端子圧着、
N;両端端子圧着。
なお、一端が端子圧着なし、または両端とも端子圧着なしの製品も製造可能である。
本発明によれば、1台の装置で、前述の4種類のワイヤーハーネス又は端子圧着電線のうち、2種以上を製造することができる。したがって、受注品種に応じた柔軟な生産が可能になる。例えば、B;半田付け装置と、C;端子ハウジング挿入装置とを使用した場合、前記のK(一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が半田付け)のワイヤーハーネスと、L(一端が端子圧着で、他端が半田付け)の端子圧着電線を製造できる。
あるいは、ハウジング挿入前工程として、防水シール取り付け装置付設などを、オプションとして行っても良い。
本発明の第2の態様のワイヤーハーネス製造装置は、 電線を送給する電線送給装置と、 送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、 該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、 皮むきされた前記電線端部に端処理を施す、下記A〜Cいずれかの、2種以上で合計3台以上の端処理装置と、 A;端子圧着装置、B;半田付け装置、C;端子ハウジング挿入装置、 2種以上の端処理された電線の払い出し装置と、 前記電線切断装置、前記皮むき装置、及び、前記端処理装置を搭載するプラットフォームと、を備え、 前記A〜Cの各装置を、モジュール化して組合せ搭載可能、あるいは、追設可能としたことを特徴とする。
本発明のこの態様によれば、様々な端処理(端子圧着、半田付け、ハウジング挿入)が可能なワイヤーハーネス製造装置を、プラットフォーム上で構成できる。つまり、製造される品種に応じてA〜Cの装置を組み合わせて、プラットフォーム上に配置すればよい。したがって、予め各装置を準備しておいて、オーダーに応じて装置を組合せればよく、短時間で納入が可能となる。あるいは、装置のユーザー内で装置の組み換えや追設が可能となる。
本発明の具体的な態様のワイヤーハーネス製造装置は、 電線を送給する電線送給装置と、 送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、 該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、 皮むきされた前記電線端部の一方に半田付けする半田付け装置と、 皮むきされた前記電線端部の他方に端子を圧着する端子圧着装置と、 半田付け及び端子圧着された前記電線を払い出す第1の払い出し装置と、 前記電線に圧着された端子をハウジングに挿入する端子ハウジング挿入装置と、 ハウジング挿入後の前記電線を払い出す第2の払い出し装置と、を、備えることを特徴とする。
本発明の装置により、一端が半田付けされ、他端に端子が圧着された端子圧着電線と、ハウジングと反対側の電線束の端部が半田付けされたワイヤーハーネスとが製造できる。
本発明のこの態様においては、 さらに、前記半田付け装置と並行して端子圧着装置が配設されており、 前記電線端部の一方に、選択的に、半田付け、又は、端子圧着が可能であることとしてもよい。半田付け装置には、電線端部よじり機構とフラックス付け機構が含まれる。電線端部よじり機構とフラックス付け機構については、公知の技術であるので、以下の説明において詳細な説明と図示を省略する。
本発明によれば、半田付け装置と端子圧着装置の双方を使用することにより、製造頻度の高い、以下4種類のワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)を製造可能である。
K;一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が半田付け、
L;一端が端子圧着で、他端が半田付け、
M;一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が端子圧着、
N;両端端子圧着。
上記の態様の発明においては、 前記電線送給装置が、並列する2本以上の電線を送る、並列配置されたローラを二組以上有し、 前記電線切断装置が、並列する2本以上の電線を切断する二組以上の切断刃を有し、 前記皮むき装置が、並列する2本以上の電線を皮むきする二組以上の皮むき具を有し、 前記端子圧着装置が、2本以上の電線を、一本ずつ時間をずらして処理する一組の端子圧着機を有することが好ましい。
この場合、ハウジング挿入前までの端処理工程(半田付け、端子圧着)の製造効率を上げることができる。
本発明のワイヤーハーネス製造方法は、 電線を送給する工程と、 送給された電線を任意の長さに切断する工程と、 該電線の両端部の被覆を皮むきする工程と、 皮むきされた前記電線の一方の端部に端子を圧着する工程と、 皮むきされた前記電線の他端に端子を圧着する、あるいは、半田付けし、以下A、Bいずれかの端子圧着電線を製造する工程と、
A;一端に端子が圧着され、他端が半田付けされた端子圧着電線、
B;両端に端子が圧着された端子圧着電線、
前記A又はBの端子圧着電線を払い出す第1の工程と、 前記A又はBの端子圧着電線の端子をハウジングに挿入し、以下C、Dいずれかのワイヤーハーネスを製造する工程と、
C;ハウジングと反対側の電線束の端部が半田付け、
D;ハウジングと反対側の電線束の端部が端子圧着、
前記C又はDのワイヤーハーネスを払い出す第2の工程と、を備え、 前記第1の払い出し工程と第2の払い出し工程のいずれかを選択可能であることを特徴とするワイヤーハーネス製造方法。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1台の装置において電線の端処理装置を選択的に使用することにより、様々な形態のワイヤーハーネスや端子圧着電線を製造することができる。したがって、製品の品種毎に装置を揃える必要がなく、設備投資費の削減が可能になる。
本発明の実施の形態に係るワイヤーハーネス製造装置の構成を模式的に示す平面図である。 図1のワイヤーハーネス製造装置で製造されるワイヤーハーネス(端子圧着電線)を示す図であり、図2(A)は端子圧着電線(一端が端子圧着、他端が半田付け)の側面図、図2(B)はワイヤーハーネス(ハウジングの反対側の電線束の端部が半田付け)の斜視図、図2(C)は端子圧着電線(両端が端子圧着)の側面図、図2(D)はワイヤーハーネス(ハウジングの反対側の電線束の端部が端子圧着)の斜視図である。 半田槽の一例を示す斜視図である。 図3の半田槽の側面図である。 端子挿入装置の一例を示す正面図である。 図5の端子挿入装置の側面図である。 図5の端子挿入装置の端子角度調整手段を示す図であり、図7(A)は斜視図、図7(B)は平面図である。 図5の端子挿入装置のハウジング保持手段を示す図であり、図8(A)は斜視図、図8(B)は側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図2を参照して、本発明のワイヤーハーネス製造装置で製造可能なワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)の種類を説明する。
本発明のワイヤーハーネス製造装置では、図2(A)、(C)に示す2種類の端子圧着電線と、図2(B)、図(D)に示す2種類のワイヤーハーネスを製造できる。以降の説明において、ワイヤーハーネスとは複数の電線(電線束)の一方の端部が、端子圧着後にハウジングに挿入されたものをいう。
図2(A)に示す端子圧着電線P1は、電線Wの一方の端部に端子Tが圧着され、他端は半田付けSされたものである。
図2(B)に示すワイヤーハーネスP2は、電線束WのハウジングHへ挿入される端部と反対側の端部が半田付けSされたものである。
図2(C)に示す端子圧着電線P3は、電線Wの両端に端子Tが圧着されたものである。
図2(D)に示すワイヤーハーネスP4は、電線束WのハウジングHに挿入される端部と反対側の端部に端子Tが圧着されたものである。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るワイヤーハーネス(端子圧着電線を含む)製造装置を説明する。図1は、ワイヤーハーネス製造装置の構成を模式的に示す平面図である。
ワイヤーハーネス製造装置1は、ロール状に巻かれた電線束から電線を送給するとともにクランプする電線送給装置10と、電線の切断及び被覆を皮むきするカット・ストリップ装置20と、切断された電線(切断電線)の端部をクランプするクランプ装置30と、電線送給装置10にクランプされている電線(残留電線)の端部を半田付けする半田槽40と、クランプ装置30にクランプされている切断電線の端部に端子を圧着する端子圧着装置70と、両端が加工された電線を払い出す第1の払い出し装置80と、切断電線の端部に圧着された端子をハウジングに挿入する端子挿入装置100と、第1の払い出し装置80から端子挿入装置100に電線を受け渡す受け渡し装置90と、を備える。
電線送給装置10、カット・ストリップ装置20、クランプ装置30、半田槽40、端子圧着装置70、第1の払い出し装置80、及び、受け渡し装置90は、主プラットフォーム3上に配置されている。一方、端子挿入装置100は、別の副プラットフォーム5上に配置されている。副プラットフォーム5は、主プラットフォーム3の所定位置に離脱可能に連結されている。
電線送給装置10とクランプ装置30は、ロール状に巻かれた電線から繰り出された電線が送られる方向(電線送り方向)に直列に並んで、所定の間隔を開けて対向している。この位置を電線送り位置S0(原点ともいう)。また、電線送り方向において、電線束側の方向を後方向、反電線束側の方向を前方向又は先方向という。
電線送給装置10は、電線送り方向と直交する方向の一方(この例では右方向、電線送給装置搬送方向という)に旋回機構によって移動可能であり、クランプ装置30は、その逆方向(この例では左方向、クランプ装置搬送方向という)に旋回機構によって移動可能である。
カット・ストリップ装置20は、電線送り位置S0の、電線送給装置10とクランプ装置30との間に配置されている。カット・ストリップ装置20は、電線送り方向と直交する方向に並んで配置された、電線切断部21、トップ皮むき部22及びテール皮むき部23を有する。電線切断部21は、電線送り位置S0において、電線送給装置10とクランプ装置30の間に配置されている。トップ皮むき部22は、電線送り位置S0から電線送給装置搬送方向に所定の距離離れた位置S1に配置され、テール皮むき部23はクランプ装置搬送方向に所定の距離離れた位置S2に配置されている。
半田槽40は、トップ皮むき位置S1から電線送給装置搬送方向に所定の距離離れた位置S3(半田位置)に、プラットフォーム3から取り外し可能に配置されている。
端子圧着装置70は、テール皮むき位置S2からクランプ装置搬送方向に所定の距離離れた位置S4(テール端子圧着位置)に配置されている。
第1の払い出し装置80は、端子圧着位置S4の外側に旋回可能に配置されている。払い出し装置80が所定角度旋回した位置S5(払い出し位置)には、製品を払い出すシュート81が配置されている。さらに払い出し装置80が、払い出し位置S5から所定角度旋回した位置S6(受け渡し位置)には、電線を端子挿入装置100に受け渡す受け渡し装置90が配置されている。端子挿入装置100は、この受け渡し装置90に連続して、電線搬送方向に並んで配置されている。受け渡し装置90は、電線を受け渡し位置S6から端子挿入装置100の電線把持位置S7まで搬送する。
各装置について説明する。なお、各装置の具体的構成は、公知のものや、本願出願人がPCT/JP2011/53641として出願済みの出願に記載したものを用いることができる。
電線送給装置10は、ロール状に巻かれた電線から繰り出された電線をクランプするとともに、電線送り方向に沿って送り出すもので、例えば、上下のローラと、ローラの各々を反対方向に回転されるモータと、これらを、電線送り位置S0から半田位置S3まで搬送する搬送機構と、を有する。電線は、上下ローラ間に挟まれてクランプされるとともに、上下ローラの反対方向への回転により送り出される。
カット・ストリップ装置20は、前述のように、電線送給装置とクランプ装置とでクランプされた電線を切断する切断部21、電線送給装置に把持された残留電線の先端の被覆を皮むきするトップ皮むき部22及クランプ装置でクランプされた切断電線の先端を皮むきするテール皮むき部23を有する。
クランプ装置30は、電線の先端を把持するクランプ、同クランプを開閉するカム機構や同カム機構を駆動するシリンダなど、及び、これらを電線送り位置S0から端子圧着位置S4へ搬送する搬送機構を有する。
半田槽40の一例について、図3、図4を参照して説明する。
半田槽40は、図3に示すように、半田が貯留されるタンク41と、タンク41が保持される本体部43と、酸化膜除去機構50と、を備える。以下、前方(前部)とはタンク41の長手方向において電線送給装置の方向(皮むきされた電線の先端が浸漬される部分、図3、図4の右方向)を示し、後方(後部)とは、反電線送給装置方向(図3、図4の左方向)を示す。
タンク41は耐熱性材料で作製され、本体部43の上面の開口に設置される。本体部43には加熱部が備えられており、タンク41内の半田を加熱している。タンク41と本体部43との間には断熱材が充填されている。タンク41には、半田供給源(図示されず)から延びるノズル45を通して、半田が供給される。また、タンク41には、液面センサ46と熱電対47が設けられており、タンク41内の半田の量や温度が計測される。ノズル45、液面センサ46、熱電対47は、本体部43の後部に支持されている。
酸化膜除去機構50は、タンク41の前部の半田の液面を掃いて、半田液面の酸化膜を除去する。同機構50は、図4に示すように、本体部43の一方の側面に、蝶板49によって回転可能に取り付けられたブラケット51に設けられている。半田槽40を交換する際には、ブラケット51を蝶板49で回転させて、酸化膜除去機構50を本体部43の外に移動させる。酸化膜除去機構50は、半田の液面を掃く掃き爪部材53を備える。掃き爪部材53は、図3にも示すように、基部と、基部からタンクの長手方向を前方に延びる複数片(この例では3片)の掃き爪片を有する。各掃き爪片の前端は、下方に折り曲げられている。
掃き爪部材53の基部は、ブラケット51の方向に延びて、レバー55の先端に接続されている。レバー55は、ブラケット51に長手方向に移動可能に支持されている。
レバー55の基端には、タンク41の短手方向に延びるスライドピン56が連結されている。スライドピン56は、ブラケット51に形成された、タンク41の長手方向に延びる長孔51aにスライド可能に支持されている。さらに、レバー55は、中央部でピン57によってスライダ59に回動可能に連結されている。スライダ59は、ブラケット51の前述の長孔51aの上方に形成された、タンク41の長手方向に延びる長孔51bに、スライド可能に取り付けられている。スライダ59には、レバー55の回動を規制する、側方に突き出した前突部61と後突部62が形成されている。前突部61は、レバー連結ピン57の下方で同ピン57よりも前方に配置され、後突部62は、レバー連結ピン57の下方で同ピン57の後方に配置されている。
レバー55は、シリンダ65によってタンク41の長手方向に移動可能に支持される。シリンダ65は、ブラケット51に、ロッド66が後方から前方に延びるように配置されている。ロッド66には、レバー55の基端のピン56が連結されている。
ブラケット51は、前述のように蝶板49によって本体部43の側面に取り付けられており、酸化膜除去機構50をタンク外位置へ回転可能となっている。作業時は、ブラケット51は酸化膜除去機構50がタンク内位置となるように回転して、図示せぬカバーで固定されている。
図4に示す状態からシリンダ65のロッド66が伸長すると、レバー55の基端(スライドピン56)が前方に押されて、レバー55がピン57を中心にして、図の反時計方向に回動する。すると、レバー55の回動に伴って、掃き爪部材53がタンク41から引き上げられる。さらにロッド66が伸長すると、スライダピン56は、長孔51a内を前方にスライドし始める。ここで、レバー53は、ピン57を中心としてさらに反時計方向に回動しようとするが、やがて前突部61に当接して回動が規制される。そして、この状態のまま、ロッド66の伸長とともにレバー55が連結されているスライダ59も長孔51b内を前方に進む。つまり、掃き爪部材53は引き上げられた状態のまま前方に進む。
シリンダ65は、ロッド66の前端が長孔51aの前端付近に達した後、収縮する。すると、レバー55の基端(スライドピン56)が後方に引かれて、レバー55がピン57を中心にして、図の時計方向に回動する。すると、レバー55の回動に伴って、掃き爪部材53の前端がタンク41内に入り込む。さらにロッド66が収縮すると、スライダピン56は、長孔51a内を後方にスライドし始める。レバー55は、ピン57を中心としてさらに時計方向に回動しようとするが、やがて後突部62に当接して回動が規制される。そして、レバー55が固定されているスライダ59が長孔51b内を後方に移動し、レバー55はこの状態(掃き爪部材53の前端がタンク41に入り込んだ状態)のまま後方に進む。
このピストン65を定期的に伸縮させることで、掃き爪部材53によって半田液面上の酸化膜が除去され、良質の半田を電線芯線に付けることができる。
半田槽40はモジュール化(ユニット化)されており、半田槽単体としても機能できる。また、半田槽40は、前述のようにプラットフォーム3から取り外し可能である。取り外し可能とするために、プラットフォーム3の所定の位置には、半田槽40を所定の位置及び高さに保持する位置決め部材が形成されている。半田槽40を位置決め部材に合わせてプラットフォーム3上に設置することにより、半田槽40を常に正確な位置及び高さに位置決めできる。
また、半田槽40は、前述のように、残留電線の先端側の端部に端子を圧着する端子圧着装置70Aと交換可能である。また、半田槽と端子圧着装置とを並列に並べるとともに、電線送給装置10の搬送機構のストロークを長くして、半田又は端子圧着のいずれかの処理を選択することも可能である。この端子圧着装置としては、クランプ装置にクランプされている切断電線の先端に端子を圧着する端子圧着装置70と同じものを使用できる(例えば、特許第4230534号参照)。この端子圧着装置70Aも、半田槽40と同様にモジュール化(ユニット化)されており、端子圧着装置単体としても機能する。端子圧着装置70Aもプラットフォーム3の位置決め部材に合わせて設置すると、端子圧着装置を所定の位置及び高さに保持することができる。
再度図1を参照して説明する。
端子圧着装置70は、前述のように、例えば、特許第4230534号の端子圧着装置を適用できる。
第1の払い出し装置80は、電線をクランプするクランプ部と、クランプ部を、端子圧着位置S4から払い出し位置S4を経て受け渡し位置S6へ搬送する旋回機構を備える。払い出し位置S4の下方には、払い出しシュート81が配置されている。
受け渡し装置90は、電線をクランプするクランプ部と、クランプ部を、受け渡し位置S6から端子挿入装置100の電線把持位置S7まで、電線搬送方向に沿って搬送する移動機構を備える。
図5〜図8を参照して、端子挿入装置100の一例を説明する。なお、端子挿入装置は、公知のものや本出願人がPCT/JP2011/55213として出願済みのものを使用できる。
端子挿入装置100は、端子圧着電線の端子をハウジングに挿入するものであり、受け渡し装置90から受け渡された端子圧着電線の端子の電線軸周りの角度を調整する端子角度調整手段110と、同手段110で端子角度が調整された後で、電線の端部及び該端部に圧着された端子を把持するとともに、端子をハウジングのキャビティに挿入する端子把持・挿入手段120と、ハウジングを挿入位置に保持するとともに端子挿入後に払い出すハウジング保持手段(第2の払い出し装置)190と、ハウジングをハウジング保持手段190に供給するハウジング供給手段150と、を備える。これらは、副プラットフォーム5上に配置されている。
図5において、紙面に垂直な方向が電線挿入方向を示し、左右方向が電線挿入方向に直交する方向(横方向)を示す。図6においては、左右方向が電線挿入方向を示し、紙面に直交する方向が電線挿入方向に直交する方向(横方向)を示す。電線挿入方向においては、端子側(図の右側)を前方向(挿入方向、前進方向)、反端子側(図の左側)を後方向(後退方向)という。
図7を参照して、端子角度調整手段110を説明する。
端子角度調整手段110は、電線Wの端部を電線軸方向と直交する方向から把持する一対の爪部材111、112と、爪部材111、112を互いに接近する方向及び離間する方向に移動させるアクチュエータ115と、アクチュエータ115を電線軸方向の回りに回転させるポジショナー117とを有する。
一般に、端子圧着電線Wは、図7(B)に示すように、端子圧着装置で端子Tが圧着されたままの姿勢(一般には、上開きU字型の端子の両側が内側に押しつぶされた姿勢、圧着面が上側の姿勢)で、ハウジングのキャビティに挿入される場合が多い。本発明の端子挿入装置1においても、この姿勢で端子角度調整手段110に搬送される。しかし、製造されるワイヤーハーネスの種類によっては、圧着面をハウジングに対して90°、180°あるいは270°傾けて挿入する場合もある。そこで、端子角度調整手段10で、所望の角度だけ電線Wを回転させる。
図5、6を参照して、端子把持・挿入手段120を説明する。
端子把持・挿入手段120は、端子角度調整手段110の上方に配置されている。同手段120は、電線Wの端部及び端子Tを把持する電線・端子把持機構130を備える。
電線・端子把持機構130は、図6に示すように、端子角度調整手段110で把持されている電線の圧着端子を把持する端子爪131と、電線の端部を把持する電線爪132と、を有する。電線挿入方向において、端子爪131は前側、電線爪132は後側に配置されている。端子爪131と電線爪132とは独立して開閉可能であるとともに、端子爪131は電線爪132に対して上方向に移動可能に支持されている。
この電線・端子把持機構130は、昇降用リニアアクチュエータ141によって上下方向に移動可能、挿入用リニアアクチュエータ143(図6参照)によって挿入方向に移動可能、及び、搬送用リニアアクチュエータ145によって横方向に移動可能に支持されている。
さらに、電線・端子把持機構130には、端子をハウジングのキャビティに挿入した後に、端子に反挿入方向の力を加え、端子とハウジングとの係合を確認する係合確認手段が設けられている。
次に、ハウジング供給手段150とハウジング保持手段190を説明する。
ハウジング保持手段190は、図5に示すように、端子角度調整手段110の側方(受け渡し装置90と逆の側)に配置され、ハウジング供給手段150は、ハウジング保持手段190の、端子角度調整手段110の反対側に配置されている。
図8を参照して、ハウジング保持手段190を説明する。
ハウジング保持手段(第2の払い出し手段)190は、ハウジングを上下方向から挟む一対のガイド部材191、192と、ガイド部材191、192を互いに接近する方向及び離間する方向に移動させるアクチュエータ195と、アクチュエータ195を端子挿入方向の回りに回転させるポジショナー197とを有する。図5にも示すように、ハウジング保持手段190の下方には、製造されたワイヤーハーネスを搬出するコンベア199が配置されている。
端子挿入作業終了後は、ハウジング保持手段190が90°回転してガイド部材191、192が開き、ハウジングHが自重で落下する(払い出される)。ハウジング(ワイヤーハーネス)は、コンベア199の上面に落下し、回収される。
端子挿入装置100の動作を説明する。
端部に端子が圧着された電線(図2(A)、図2(C)参照)が、受け渡し装置90により、端子角度調整手段110に送られて、同手段110で電線の端部が保持される。端子角度調整手段110では、必要に応じて電線を軸方向において所定の角度だけ回転させる。電線は、その後、端子把持・挿入手段120に移行され、電線・把持機構130で、電線の端部と端子とが把持される。
一方、ハウジング供給手段150から、ハウジングがハウジング保持手段190に送られる。ハウジングはハウジング保持手段190に保持されている。そして、端子把持・挿入機構130がハウジング保持手段190まで移動し、端子がハウジングの所定の位置のキャビティに挿入される。挿入後、係合確認手段によって、ハウジングと端子との係合の良否が確認される。所定の数の端子圧着電線がハウジングに挿入された後、ハウジング保持手段190から、端子圧着電線が挿入されたハウジング(ワイヤーハーネス)が払い出される。
次に、このワイヤーハーネス製造装置1で、図2に示したワイヤーハーネス及び端子圧着電線を製造する方法を説明する。
(1)一端に端子が圧着され、他端が半田付けされた端子圧着電線(図2(A)参照)
まず、電線送給装置10から所定の長さだけ電線がクランプ装置30に向って送り込まれて、2ヶ所で電線送給装置10とクランプ装置30に把持される。ここで、この電線の先端には、前の工程において予め半田付けされている。そして、カット・ストリップ装置20の切断装置21で電線が切断される。電線送給装置10に残った電線(残留電線)は同装置10に把持され、切断された電線(切断電線)はクランプ装置30に把持される。
次に、電線送給装置10がストリップ装置22まで移動して、同装置22によって残留電線の先端部の被覆に切り込みが入れられる(被覆は完全に剥ぎ取られない)。その後、半田槽40まで移動して、よじり機構(図示されず)によって、切り込みから先の被覆をつかんで電線をよじりながら被覆が剥ぎ取られ、フラックス付け機構によって、よじられた電線の端部にフラックスが付着される。そして、電線の先端部が半田槽40のタンク41に浸漬されて、同端部が半田付けされる。半田付け後、電線送給装置10は元の位置S0に戻る。これにより、残留電線の先端が半田付けされる。
この作業と同時に、クランプ装置30がストリップ装置23まで移動して、同装置23によって切断電線の後側の端部の被覆が剥ぎ取られ、次に、端子圧着装置70まで移動して、剥ぎ取られた残留電線の端部に端子が圧着される。これにより、一方の端部に端子が圧着され、他端は半田付けされた端子圧着電線P1が製造される。この電線P1は、クランプ装置30から第1の払い出し装置80に移し替えられる。第1の払い出し装置80は、払い出し位置S5まで旋回し、同位置S5で製造された端子圧着電線P1をシュート81上に払い出す。
(2)ハウジングと反対側の電線束の端部が半田付けSされたワイヤーハーネス(図2(B)参照)
図2(A)に示す、一端に端子が圧着され、他端が半田付けされた端子圧着電線を製造する工程までは、(1)の方法と同様である。つまり、端子圧着装置70で、剥ぎ取られた切断電線の後側端部に端子が圧着されて、一端に端子が圧着され、他端は半田付けされた端子圧着電線P1が製造される。その後、電線P1がクランプ装置30から第1の払い出し装置80に移し替えられる。第1の払い出し装置80は、払い出し位置S5を超えて、受け渡し位置S6まで旋回する。そして、この端子圧着電線が受け渡し装置90により端子挿入装置100に搬送されて、同装置100によって、端子がハウジングに挿入される。
この例では、これらの作業を11回繰り返して、図2(B)に示すワイヤーハーネスP2が製造される。製造されたワイヤーハーネスP2は、端子挿入装置100のハウジング保持手段190からコンベア199に払い出される(第2の払い出し装置)。
(3)両端に端子が圧着された端子圧着電線(図2(C)参照)
この場合、半田槽40の替わりに、主プラットフォーム3上に端子圧着装置70Aを設置する。端子圧着装置70Aは、切断電線に端子を圧着する装置70と同じものを使用できる。端子圧着装置70Aは主プラットフォーム3上において、端子圧着位置及び端子圧着高さが正確に位置決めされる。
この場合も、電線送給装置10から所定の長さだけ電線がクランプ装置30に向って送り込まれて、2ヶ所で電線送給装置10とクランプ装置30に把持される。ここで、この電線の先端には、前の工程において予め端子が圧着されている。そして、カット・ストリップ装置20の切断装置21で、電線が切断される。電線送給装置10に残った電線(残留電線)は同装置10に把持され、切断された電線(切断電線)はクランプ装置30に把持される。
次に、電線送給装置10がストリップ装置22まで移動して、同装置22によって残留電線の先端部の被覆が剥ぎ取られ、次に、端子圧着装置70Aまで移動して、剥ぎ取られた残留電線の先端部に端子が圧着される。その後、電線送給装置10は元の位置に戻る。これにより、残留電線の先端に端子が圧着される。
この作業と同時に、クランプ装置30がストリップ装置23まで移動して、同装置23によって切断電線の後側の端部の被覆が剥ぎ取られ、次に、端子圧着装置70まで移動して、剥ぎ取られた切断電線の端部に端子が圧着される。これにより、切断電線の両端に端子が圧着された端子圧着電線P3が製造される。その後、電線P3は、クランプ装置30から第1の払い出し装置80に移し替えられる。第1の払い出し装置80は、払い出し位置S5まで旋回し、同位置で電線P3をシュート81上に排出する。
(4)ハウジングと反対側の電線束の端部に端子が圧着されたワイヤーハーネス(図2(D)参照)
図2(C)に示す、両端に端子が圧着された端子圧着電線を製造する工程までは、(3)の方法と同様である。つまり、端子圧着装置70で、剥ぎ取られた切断電線の端部に端子が圧着されて、両端に端子が圧着された端子圧着電線P3が製造される。その後、電線P3が払い出し装置90に移し替えられた後、第1の払い出し装置80は、払い出し位置S5を超えて、受け渡し位置S6まで旋回する。そして、この端子圧着電線P3が受け渡し装置90により端子挿入装置100に受け渡されて、同装置100によって、端子がハウジングに挿入される。
この例では、これらの作業を11回繰り返して、図2(D)に示すワイヤーハーネスP4が製造される。製造された製品P4は端子挿入装置100のハウジング保持手段190からコンベア199に払い出される(第2の払い出し装置)。
なお、前述の(1)、(3)の端子圧着電線を製造する場合、端子挿入装置100の副プラットフォーム5を、主プラットフォーム3から離脱させておいてもよい。
また、本発明においては、電線送給装置10、クランプ装置30、カット・ストリップ装置20、第1の払い出し装置80が、2本以上の電線を処理するものとすることもできる。この場合、一回の動作で、2本の端子圧着電線が製造されるので、端子圧着電線の生産効率を上げることができる。
1 ワイヤーハーネス製造装置
3 主プラットフォーム 5 副プラットフォーム
10 電線送給装置 20 カット・ストリップ装置
30 クランプ装置 40 半田槽
70 端子圧着装置 80 第1の払い出し装置
90 受け渡し装置 100 端子挿入装置
199 コンベア

Claims (6)

  1. 電線を送給する電線送給装置と、
    送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、
    該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、
    皮むきされた前記電線端部に端子を圧着する第1の端子圧着装置と、
    皮むきされた前記電線端部に端処理を施す、下記A〜Cいずれかの、2種以上の端処理装置と、
    A;第2の端子圧着装置、B;半田付け装置、C;端子ハウジング挿入装置、
    2種以上の端処理された電線の払い出し装置と、
    を、備え、
    下記K〜Nいずれかの、端処理がされた2種以上のワイヤーハーネス(両端端子圧着電線を含む)を製造可能であることを特徴とするワイヤーハーネス製造装置、
    K;一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が半田付け、
    L;一端が端子圧着で、他端が半田付け、
    M;一端が端子圧着+ハウジング挿入で、他端が端子圧着、
    N;両端端子圧着。
  2. 電線を送給する電線送給装置と、
    送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、
    該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、
    皮むきされた前記電線端部に端処理を施す、下記A〜Cいずれかの、2種以上で合計3台以上の端処理装置と、
    A;端子圧着装置、B;半田付け装置、C;端子ハウジング挿入装置、
    2種以上の端処理された電線の払い出し装置と、
    前記電線切断装置、前記皮むき装置、及び、前記端処理装置を搭載するプラットフォームと、を備え、
    前記A〜Cの各装置を、モジュール化して組合せ搭載可能、あるいは、追設可能としたことを特徴とするワイヤーハーネス製造装置。
  3. 電線を送給する電線送給装置と、
    送給された電線を任意の長さに切断する電線切断装置と、
    該電線の両端部の被覆を皮むきする皮むき装置と、
    皮むきされた前記電線端部の一方に半田付けする半田付け装置と、
    皮むきされた前記電線端部の他方に端子を圧着する端子圧着装置と、
    半田付け及び端子圧着された前記電線を払い出す第1の払い出し装置と、
    前記電線に圧着された端子をハウジングに挿入する端子ハウジング挿入装置と、
    ハウジング挿入後の前記電線を払い出す第2の払い出し装置と、
    を、備えることを特徴とするワイヤーハーネス製造装置、
  4. さらに、前記半田付け装置と並行して端子圧着装置が配設されており、
    前記電線端部の一方に、選択的に、半田付け、又は、端子圧着が可能であることを特徴とする請求項3記載のワイヤーハーネス製造装置。
  5. 前記電線送給装置が、並列する2本以上の電線を送る、並列配置されたローラを二組以上有し、
    前記電線切断装置が、並列する2本以上の電線を切断する二組以上の切断刃を有し、
    前記皮むき装置が、並列する2本以上の電線を皮むきする二組以上の皮むき具を有し、
    前記端子圧着装置が、2本以上の電線を、一本ずつ時間をずらして処理する一組の端子圧着機を有することを特徴とする請求項1〜4記載の多線式のワイヤーハーネス製造装置。
  6. 電線を送給する工程と、
    送給された電線を任意の長さに切断する工程と、
    該電線の両端部の被覆を皮むきする工程と、
    皮むきされた前記電線の一方の端部に端子を圧着する工程と、
    皮むきされた前記電線の他端に端子を圧着する、あるいは、半田付けし、以下A、Bいずれかの端子圧着電線を製造する工程と、
    A;一端に端子が圧着され、他端が半田付けされた端子圧着電線、
    B;両端に端子が圧着された端子圧着電線、
    前記A又はBの端子圧着電線を払い出す第1の工程と、
    前記A又はBの端子圧着電線の端子をハウジングに挿入し、以下C、Dいずれかのワイヤーハーネスを製造する工程と、
    C;ハウジングと反対側の電線束の端部が半田付け、
    D;ハウジングと反対側の電線束の端部が端子圧着、
    前記C又はDのワイヤーハーネスを払い出す第2の工程と、
    を備え、
    前記第1の払い出し工程と第2の払い出し工程のいずれかを選択可能であることを特徴とするワイヤーハーネス製造方法。
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