JP6034490B2 - 溶接ブランクアセンブリおよび方法 - Google Patents

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関連出願の参照
本出願は、2012年6月29日に出願された米国仮出願第61/666,388号明細書、2012年9月17日に出願された米国仮出願第61/701,909号明細書、2012年11月30日に出願された米国仮出願第61/731,497号明細書、2013年3月14日に出願された米国仮出願第61/784,184号明細書の優先権の利益を享受し、これにより、上記仮出願の全体の開示は、引用により組み込まれている。
本開示は、一般に溶接ブランクアセンブリに関し、より詳細には、被覆シート金属ピースをともに溶接して、溶接ブランクアセンブリを形成することに関する。
耐腐食性、スケーリング、および/または他の工程を改善する取り組みにおいて、高強度または硬化性鋼合金からなるシート金属が、現在、アルミニウム系および亜鉛系の層などの1つ以上の薄いコーティング材料層で作製されている。これらのコーティング材料層は、シート金属に望ましい性質を与えることができるが、それらの存在は溶接を汚染する可能性があり、それによって、溶接強度、完全性などを低下する。これは、被覆されたシート金属ピースが他のシート金属ピースに突き合わせ溶接または重ね溶接される場合に特に当てはまる。
1つの実施形態によれば、溶接ブランクアセンブリを作製する方法であって、(a)厚さ(T1)を有する第1のシート金属ピースおよび厚さ(T2)を有する第2のシート金属ピースを準備するステップと、(b)第1および第2のシート金属ピースをエッジ領域で合うように配置するステップと、(c)エッジ領域で第1および第2のシート金属ピースの間に溶接接合部を形成するステップとを含み、ステップ(a)において、第1および第2のシート金属ピースの少なくとも1つは、被覆シート金属ピースであり、コーティング材料層からの材料が取り除かれた溶接ノッチを備えたエッジ領域を有し、ステップ(c)において、溶接接合部は、少なくとも部分的に溶接ノッチに位置し、エッジ領域からの材料を含むが、コーティング材料層からの材料を実質的に含まない、ことを特徴とする方法を提供する。
他の実施形態によれば、溶接ブランクアセンブリを作製する方法であって、(a)第1および第2のシート金属ピースを準備するステップと、(b)第1および第2のシート金属ピースをエッジ領域で合うように配置するステップと、(c)レーザーを使用してエッジ領域で第1および第2のシート金属ピース間に溶接プールを形成するステップと、(d)溶接プールが一旦形成されれば、さらなる材料を溶接プールにもたらすステップとを含み、ステップ(a)において、第1および第2のシート金属ピースの少なくとも1つは、被覆シート金属ピースであり、コーティング材料層からの材料が取り除かれた溶接ノッチを備えたエッジ領域を有し、ステップ(c)において、溶接プールは、エッジ領域からの材料を含むが、コーティング材料層からの材料を実質的に含まず、ステップ(d)において、さらなる材料は溶接接合部のサイズ、形状、および/または組成に影響を及ぼし、さらなる材料は、後の熱処理工程の間に溶接接合部を強化する、ことを特徴とする方法を提供する。
さらに他の実施形態によれば、溶接ブランクアセンブリであって、第1のエッジ領域に沿ってコーティング材料層内に形成された第1の溶接ノッチを有する第1のシート金属ピースと、第2のエッジ領域に沿ってコーティング材料層内に形成された第2の溶接ノッチを有する第2のシート金属ピースと、第1および第2のエッジ領域に沿って第1および第2のシート金属ピースをともに接合し、第1および第2のシート金属ピースのコーティング材料層の構成物質が実質的にない溶接接合部とを含む溶接ブランクアセンブリを提供する。溶接接合部は、第1および第2の溶接ノッチの表面によって少なくとも部分的に画成された溶接領域内に位置する、溶接ブランクアセンブリを提供する。
好ましい例示の実施形態が添付図面と共に以下に説明され、類似の記号表示は類似の要素を示す。
溶接前に形成された溶接ノッチを有さないシート金属ピースを接合する従来の溶接接合部の断面図である。 溶接前に形成された溶接ノッチを有さないシート金属ピースを接合する従来の溶接接合部の断面図である。 溶接前に形成された溶接ノッチを有さないシート金属ピースを接合する従来の溶接接合部の断面図である。 レーザアブレーションによって形成されたシート金属ピースの対向面上に溶接ノッチを含む例示のシート金属ピースのエッジ領域の斜視図である。 図2のシート金属ピースの一部の断面図である。 溶接ブランクアセンブリを形成するために、溶接ノッチを備えた配列されたシート金属ピース上で行われている例示の溶接工程の斜視図である。 溶接ノッチを備えた配列されたシート金属ピース上で行われている他の例示の溶接工程の斜視図であり、さらなる材料がワイヤの形態で溶接接合部に添加される。 溶接ノッチを備えた配列されたシート金属ピース上で行われている他の例示の溶接工程の斜視図であり、さらなる材料が粉末の形態で溶接接合部に添加される。 レーザー溶接前に得られた図4の溶接ブランクアセンブリの断面図である。 レーザー溶接後に得られた図4の溶接ブランクアセンブリの断面図である。 溶接ブランクアセンブリの実施形態の断面図であり、溶接されたシート金属ピースは同じ厚さを有する。 溶接ブランクアセンブリの実施形態の断面図であり、溶接シート金属ピースの1つのみは溶接ノッチを有する。
ここで開示される溶接ブランクアセンブリは、溶接される1つ以上のエッジに沿って溶接ノッチが位置するシート金属ピースから作製されることができ、ここで、溶接ノッチは、受け入れ難いほど、隣接する溶接を汚染しないようにある材料構成物質がないことを特徴とする。例えば、1つ以上のコーティング材料層からの材料が、シート金属エッジに沿って位置する溶接ノッチで低減または取り除かれたシート金属ピースから溶接ブランクアセンブリが製造されることができる。そして、これは、溶接ブランクアセンブリを作製する場合にシート金属ピースエッジに沿って形成された隣接する溶接接合部のコーティング材料層による汚染を防止し、それによって、次の工程において、またはその耐用年数の間に、溶接接合部の強度および/または耐久性を保つことができる。
まず、図1A〜図1Cを参照して、エッジ−エッジ間でレーザー溶接された厚いおよび薄いシート金属ピース12、12’を含む従来のテーラー溶接ブランク10の製造に関連したステップのいくつかが示されている。この例によれば、シート金属ピース12、12’の各々は、基材層14、基材層の対向面を被覆する複数の薄い材料層16、18を有する。当業者によって理解されるように、ほんの数例を挙げれば、シート金属ストックで見つけられることができる多数の材料層があり、様々な種類の表面処理、アルミニウム系および亜鉛系材料層などのコーティング材料層(例えば、アルミニウム化合物)、油および他の酸化防止物質、製造または材料処理工程からの汚染物質、および酸化層を含む。一旦2つのシート金属ピースが接すると、ある量の薄い材料層16、18が結果として生じる溶接接合部22内に埋め込まれるように、レーザー光線または他の溶接工具を使用して、エッジ領域20、20’に位置するシート金属の一部を溶解する。これらの望まれない構成物質は、最初に取り除かれないなら、溶接接合部の全体強度および質に悪影響を及ぼす可能性がある。
図2を参照して、結果として生じる溶接接合部中の望まれない構成物質を回避しながら、溶接ブランクアセンブリを形成するために使用されることが可能な例示のシート金属ピース112が示されている。シート金属ピース112はレーザアブレーション工程の間に示され、エッジ領域120に沿って、隣接するピースに続いて溶接されてもよい。シート金属ピース112は、対向する第1および第2の側面124、126を含み、エッジ領域120は、溶接されるエッジ128を含む。図2に示される特定のエッジ領域120は、2つの溶接ノッチ130を含み、ここで、2つの溶接ノッチは、シート金属ピースの対向面124、126上のエッジ領域に沿って延在する。形成されているときの可視側124の溶接ノッチ130が示されている。各溶接ノッチ130は、互いに交わるまたは接合する第1のノッチ表面132および第2のノッチ表面134によって定められている。単一のストレートエッジ領域120に沿って、略垂直な第1および第2のノッチ表面132、134で示されるが、溶接ノッチは多数の方法で構成されていてもよい。例えば、溶接ノッチは、いくつかの可能性に言及するために、1つ以上の軸外またはオフセットノッチ表面を含み、均等または不均等な深さおよび/または幅を有し、サイズ、形状、構造などの点から同じシート金属ピースに位置する他の溶接ノッチとは異なり、シート金属ピースの直線エッジ、多数の直線エッジ、曲線エッジ、多数の曲線エッジまたは一部の他の部分に沿って位置するエッジ領域の一部とすることができる。
説明されるレーザアブレーション工程では、レーザー光線102は、溶接ノッチ130を形成するために、レーザー光源(図示せぬ)からエッジ領域120に向けられる。レーザー光線102によってもたらされるエネルギーは、アブレーションサイトまたはレーザースポット104で熱エネルギーの形態でシート金属ピース112に移動され、アブレーションサイトで材料を溶解および/または気化して、シート金属ピースの1つ以上の層から材料を取り除く。レーザー光線102は、エッジ領域120に沿って経路106に続き、所望の構造の溶接ノッチ130を形成する。以下に記載するように、基材層、中間材料層、およびコーティング材料層を含むシート金属ピースについて、溶接ノッチ130は、エッジ領域120に沿ってコーティング材料層のすべてまたは一部、中間材料層のすべてまたは一部、および/または基材層の一部を取り除くことによって形成されてもよい。レーザー光線102が経路106(図2のx軸方向)に沿って移動する間、シート金属ピース112は固定して保持されていてもよい。または、レーザー光線102を固定している間、シート金属ピース112が移動または調整されることができ、またはレーザー光線102およびシート金属ピース112の両方は、レーザー光線が所望の経路に続くように移動されることができる。経路106の一部の部分は、図2に示されるように、直線または直線的とすることができ、一方、他の部分は曲線が付され、曲げられ、または曲線をなすことができ、溶接ノッチ130は、他の構造を有する経路が代わりに続かれることができるので、直線経路106に続く必要はない。シート金属ピースが水平、垂直、または角度のある配置にある間に前述の実施形態のうちのいずれかが実行されてもよい。
いかなる適切なレーザーまたは他の同等な発光デバイスも溶接ノッチを形成するために使用されてもよく、様々な操作または装置パラメーターを使用してそうしてもよい。1つの例において、レーザー光源は、Q−スイッチレーザーであるが、様々なナノセカンド、フェムトセカンド、およびピコセカンドパルスレーザーなど他の連続波およびパルスレーザーの種類が代わりに使用されてもよい。説明されるレーザースポット104は、長方形であるが、レーザースポットまたはフットプリント104は、円形、正方形、楕円、または他の適切な形状などのいずれかの形状とすることができる。レーザー光源についての選択可能または調整可能な運転パラメーターの限定しない例としては、少ない可能性に言及して、レーザーパワー、パルス周波数、パルス幅、パルスエネルギー、パルスパワー、負荷サイクル、スポット領域、連続レーザーパルス間の重なり、およびシート金属ピース112に対するレーザー光源の速度が挙げられる。これらの運転パラメーターのいかなる組み合わせも、用途の特定のニーズに基づいて選択、制御されてもよい。
レーザアブレーション工程は、溶接ノッチの所望の数、位置、および/または形状、または他の要因に応じていくつもの異なる方法で行われることができる。例えば、第2のレーザー光線は、レーザー光線102を重ねる、または対向面126または実際のエッジ面128などのシート金属ピースの異なる部分からの材料を同時に取り除くために採用されてもよく、レーザー光線は、シート金属ピースと0でない入射角を形成してもよく、溶解放出材料の流れを制御することに役立つために、シート金属ピースは傾斜角で適応させられてもよく、レーザー光線は、シート金属ピースの上向きまたは下向きの側に向けられてもよく、または工程は、いくつかの可能性に言及するために、ロールからの工程を通じて連続的に供給されるシート金属上で行われてもよい。さらに、エッジ領域120から材料を選択的に取り除くためにスクレーパーツール、ワイヤブラシ、または他のツールを使用する機械的アブレーション工程などのレーザアブレーション以外の工程が、溶接ノッチ130を形成するために使用されてもよい。
図3は、図2からのシート金属ピース112のエッジ領域120を示す断面図である。説明されるシート金属ピース112は、基材層114、中間材料層116、およびコーティング材料層118を含む複数の材料層を含む。この実施形態では、基材層114は、中心またはコア材料層(例えば、鋼心)であり、中間材料層116とコーティング材料層118との間に挟まれている。基材層114は、シート金属ピース112の厚さTの大部分を構成し、このように、シート金属ピースの機械的特性に著しく寄与してもよい。コーティング材料層118は、基材層114の対向面上に位置し、シート金属ピース112の最外層である。各コーティング材料層118は、基材層114に対して比較的薄く、シート金属ピースの1つ以上の特性(例えば、耐食性、硬度、重量、成形性、外観など)を向上するために選択されてもよい。コーティング材料層118は、また、例えば、熱処理や相互拡散工程などの次工程での使用または互換性のために選択されてもよい。
各中間層116は、基材層114とコーティング材料層118の1つとの間に位置し、この実施形態においては各々に接している。1つの実施形態では、中間材料層116は、原子や化合物などの、直接隣接した層114、118の各々と共通して少なくとも1つの構成物質を含む。中間材料層116は、基材層およびコーティング材料層114、118の反応生成物であってもよい。例えば、基材層がコーティング層材料の溶融浴に浸漬される、または通される浸漬被覆工程は、基材層と溶融浴との界面での化学反応をもたらすことができ、反応生成物は、中間材料層116である。そのような浸漬被覆工程の1つの具体的な例では、基材層114は高強度または硬化性鋼合金からなり、コーティング材料層118はアルミニウム合金である。アルミニウム合金の溶融浴は、その表面で基材層と反応して中間材料層116を形成し、Fe2Al5などの鉄−アルミニウム(FexAly)金属間化合物を含む。中間材料層116は、基材層114に近い基材層構成物質(例えば、鉄)のより高い含有量、およびコーティング材料層118に近いコーティング材料層構成物質(例えば、アルミニウム)のより高い含有量を有することができる。中間材料層116は、一定の厚さを備えた完全な平面層として図3に示されたが、ここで説明されるよりその対向面に沿って不規則であってもよい。シート金属ピース112は、同様に他のさらなる材料層を含んでいてもよく、ここで説明された特有の配置に限定されない。
図3に示されるものなどの、自動車および他の産業における本体および構造用部品を形成するのに役立つ多層シート金属ピースの1つの具体的な例は、基材層114がその様々な考えられる組成物のいずれかにおいて鋼からなる被覆鋼材である。1つの特定の実施形態では、基材層114は、ホウ素鋼合金、二相鋼、プレス硬化鋼(PHS)または高強度低合金(HSLA)鋼などの高強度または硬化性鋼合金である。そのような材料は、それらの重量にしては強いが、しばしば、高強度特性を達成するために熱処理工程を必要とする、および/または高温で初めて形成されることができる。コーティング材料層118は基材層114より重量が軽い、および/または後の熱処理の間にシート金属ピース112の他の層と相互拡散するために、熱処理の間に酸化防止に役立つために選択されてもよい。1つの実施形態では、コーティング材料層118は、アルミニウム−シリコーン(Al−Si)合金などのアルミニウム合金である。コーティング材料層118のための他の可能な組成物は、純粋アルミニウムまたは亜鉛、およびその合金または化合物(例えば、下層材料が亜鉛めっきされる場合)を含む。基材層114が鋼であり、コーティング材料層118がアルミニウムを含む場合に、中間材料層116は、鉄およびアルミニウムをFeAl、FeAl2、Fe3Al、Fe2Al5、またはそれらの様々な組み合わせなどの金属間化合物の形態で含んでいてもよい。中間材料層116は、また、隣接する層からの構成物質の合金を含んでいてもよい。
例示の材料層の厚さについて、基材層114は約0.5mm〜約2.0mm、中間層116は約1μm〜約15μm、およびコーティング材料層118は約5μm〜約100μmに及ぶ。他の例において、材料層の厚さについて、基材層114は約0.5mm〜約1.0mm、中間層116は約5μm〜約10μm、およびコーティング材料層118は約15μm〜約50μmに及ぶ。1つの実施形態では、中間層およびコーティング材料層116、118の合わせた厚さは、約15μm〜約25μmであり、中間材料層は、合わせた厚さの約20〜30%である。例えば、層116、118の合わせた厚さは約20μmであってもよく、ここで、中間材料層は約4〜6μmの厚さであり、コーティング材料層は、合わせた厚さの残りを構成する。もちろん、これらの範囲は、個々の層の厚みが、採用材料の用途および/または種類に特有のいくつかの要因に依存し、限定されない。例えば、基材層114は、アルミニウム、マグネシウム、チタン、または他の適切な材料の合金などの鋼以外に材料とすることができる。ここで説明された方法は、図に示されるより多いまたは少ない材料層を有するシート金属ピースで使用されてもよい。当業者は、また、図が必ずしも正確な縮尺ではなく、層114〜118の相対的な厚さが図に説明されたものと異なっていてもよいことも認識するであろう。
図3を再び参照して、シート金属ピースの第1の側面124上の溶接ノッチ130が説明される。この説明は、この例において、同様に対向する第2の側面126上の溶接ノッチ130に適用される。溶接ノッチ130は、シート金属ピース112のエッジ領域120の一部であり、ここで、材料の一部が他の均等な階層構造から取り除かれまたは省略されている。シート金属ピースが他のピースに溶接され、後の溶接接合部の一部になるコーティング材料層118および/または中間材料層116の量を低減または除去する構造を介してそうしてもよい場合に、溶接ノッチ130は、エッジ128に沿って高品質な溶接接合部を促進する。溶接ノッチは特に有用であり、ここで、コーティング材料層118が、不連続を形成する、またはそうでなければそこに含まれていれば結果として生じる溶接接合部を弱めるであろう1つ以上の構成物質を含む。溶接ノッチ130は、特有のノッチ幅Wおよびノッチ深さDを有し、各々は、この特定の実施形態においてエッジ128の長さに沿って比較的一定である。ノッチ幅Wは、エッジ128から第1のノッチ表面132の距離であり、ノッチ深さDは、コーティング材料層118の外側表面から第2のノッチ表面134の距離である。溶接ノッチ130が、この特定の例において示されるようにシート金属ピースと一致する場合に、ノッチ幅Wは第2のノッチ表面134の幅に等しく、ノッチ深さDは第1のノッチ表面132の幅に等しい。
溶接ノッチ130の寸法は、シート金属ピースの厚さT、エッジ128で形成される溶接接合部の目的とするサイズ、および/または1つ以上の材料層の厚さと関係してもよい。1つの実施形態では、ノッチ幅Wは、厚さTの約0.5〜約1.5倍の範囲にある。他の実施形態では、ノッチ幅Wは約0.5mm〜約4mmの範囲にある。ノッチ幅Wは、また、目的とする溶接接合部の幅の少なくとも2分の1であってもよい。図3に示される例に関するノッチ深さDは、コーティング材料層118の厚さよりも大きく、中間材料層およびコーティング材料層116、118の合わせた厚さ未満である。しかし、これは他の例示の実施形態の一部において異なる。
溶接ノッチ130も、ノッチ表面132、134のある特性に関して説明されることができる。例えば、図3の実施形態では、第1のノッチ表面132は、中間材料層116およびコーティング材料層118の両方からの材料を含む。第2のノッチ表面134は、中間材料層116のみからの材料を含み、第1および第2のノッチ表面は、中間材料層に置かれるまたは位置するエッジ136に沿って交わる。このように、この特定の例において、溶接ノッチ130は、エッジ領域120に沿ってコーティング材料層118全体および中間材料層116の一部を取り除くことによって、シート金属ピース112に形成されている。他の例において、溶接ノッチは、コーティング材料層118の一部のみを取り除くことによって、またはコーティングおよび中間材料層118、116の全体、および基材層114の一部を取り除くことによって形成されてもよい。ノッチ表面132、134の各々は、また、溶接ノッチ位置で材料を取り除くために使用される平行痕、確認線、または工程の種類の他の指標を含んでいてもよい。レーザアブレーションや機械的アブレーションなどのアブレーション工程は、異なる表面特性を備えたノッチ表面を形成することができ、ここで説明される溶接ブランクアセンブリは、様々な異なる溶接ノッチを備えたシート金属ピースを使用してもよい。
以下図4を参照して、2つの被覆シート金属ピース112、112’から溶接ブランクアセンブリ140を形成するための例示の溶接工程が示されている。次の説明で分かりやすくするために、両方のシート金属ピースが含むある特徴を一般的に参照する場合に、数字中の’記号表示は省略されることもあり、シート金属ピースの特定の1つの特徴を参照する場合にそれが使用される。説明される工程では、2つのシート金属ピース112のエッジ領域120は、互いに接触するそれぞれのエッジ128と一直線になっている。強力なレーザー光線142は、配列されたエッジ領域120に向けられ、レーザースポット144でシート金属ピース112に衝突する。レーザー光線142は、各シート金属ピース112からの材料を局部的に溶解するのに十分なレーザースポット144にエネルギーを供給し、それによって、両方のシート金属ピースからの溶解材料を含む溶接プール146を形成する。レーザー光線142が、配列されたエッジ領域120に沿って(図4の正のx方向に)前進または進むので、レーザー光線の後ろの溶接プール146の部分(負のx方向に)が凝固して溶接接合部148を形成する。結果として生じる溶接接合部148は2つのシート金属ピース112を接合し、溶接ブランクアセンブリ140の溶接領域150に位置する。
溶接接合部148は、コーティング材料層116、118の少なくとも1つからの材料が実質的になくてもよい。これは、エッジ領域120に沿って設けられた溶接ノッチ130に少なくとも一部分によるものであり、ここで、コーティング層からの材料が取り除かれる。この特定の例において、説明される各シート金属ピース112は、異なる厚さ(つまり、テーラー溶接ブランク)を有し、図2、図3と同様に、溶接ノッチ130がそれぞれのエッジ領域120の対向面124、126に沿って形成されて準備される。溶接ブランクアセンブリのこの例および他の例は、続いてより詳細に説明される。注目すべきは、説明されるブランクアセンブリ140は単一の溶接接合部148を含むが、1つより多い溶接接合部148を備えた2つより多いシート金属ピース112から溶接ブランクアセンブリが形成されてもよい。ブランクアセンブリ140は、1つ以上の曲線の溶接接合部を二者択一、またはさらに含んでいてもよく、少なくとも溶接接合部の一部が、曲線形状であり、曲がった、または曲線が付されたエッジ128および/またはエッジ領域120に沿って形成されている。
他の工程段階は、結果として生じる溶接接合部148の組成、サイズ、および/または形状を制御するために、溶接プール146にさらなる材料をもたらすことなどによって、結果として生じる溶接接合部148の品質を向上するために行われてもよい。図5は1つの例を示し、ここで、さらなる材料はレーザー光線が配列されたエッジ領域120に沿って移動するときに、レーザースポット144の方に供給される金属ワイヤ158の形態である。溶接プール146および結果として生じる溶接接合部148がさらなる材料を含むように、金属ワイヤ158からの材料はシート金属ピース112からの材料と共に溶解する。これは、ある望まれない構成物質(つまり、コーティングおよび中間層118、116から完全には取り除かれなかった残留構成物質)に対して溶接プール146を希釈する効果を有することができる。例えば、アブレーション工程が溶接ノッチ130を形成した後でさえ、残留コーティング材料が配列されたエッジ領域120に存在することは時として事実である。これは、レーザアブレーション工程からの飛び散り、または前のせん断操作中にエッジ128に沿って付着または取り除かれたコーティング材料による可能性がある。望まれない構成物質は、エッジ領域に沿って存在する酸化物または他の腐食生成物を含んでいることもある。望ましいさらなる材料で溶接プール146を希釈することは、いかなる望まれない残留構成物質も追い出すことに役立つことができ、それは溶接プールに溶けにくい可能性がある。
溶接工程は、図6に示されるように、結果として生じる溶接接合部148上に保護コーティング154または他のさらなる材料を添加することを含んでいてもよい。保護コーティング154は、ブランクアセンブリ140が金属形成またはその後の他の工程を待つ間に、酸化から溶接領域150を保護するために適用されてもよい。保護コーティング154は、耐食金属または有機物質(例えば、油、ろう、またはポリマー系)などの耐食材料とすることができる。コーティング154は、組成に応じて固体または液体の形態で適用されてもよい。図6の例では、コーティング154を形成する材料は、レーザースポット144の直後に粉末材料156として適用され、ここで、レーザー工程からの残留熱は、それが流動し、溶接接合部148および/または溶接領域150の他の部分を被覆するように粉末材料を溶解する。さらなるレーザー光線または他の熱源などの第2の加熱工程は、コーティング材が溶接領域内を流動することに役立つために採用されてもよい。保護コーティングは、シート金属ピースのコーティング材料層118と同様に1つ以上の構成物質を有していてもよい。1つの実施形態では、保護コーティング154は、アルミニウムまたはアルミニウム合金であり、溶接ノッチ130が形成された場合に、個々のシート金属ピース112から予め取り除かれた材料を交換するために配合されてもよい。シート金属ピース112がAl被覆鋼である場合に、保護コーティング154は、このように、後の熱処理および/または加熱成形工程中に溶接領域で鋼との相互拡散に役立つ。有機物質が保護コーティング154を形成するために使用される場合に、コーティングはそのような次の工程で消散されることができ、または別の方法で後に取り除かれることができる。
さらなる材料は、ワイヤ形態、粉末形態、または別の方法でもたらされようとも、溶接プールにすでに含まれた材料に適合するために選択されることが好ましい。例えば、金属ワイヤ158は、シート金属ピース112の基材層114と同じ材料からなっていてもよい。または、さらなる材料は、構成物質の合金であってもよく、その一部またはすべては、シート金属ピースの基材層にも存在する。シート金属ピースが被覆鋼板である場合に、さらなる材料152は鋼または他のFe合金であってもよい。他の実施形態では、最終溶接接合部の組成がシート金属ピースの基材層よりも高い耐腐食性または酸化性を有するように、さらなる材料が選択される。例えば、溶解溶接プールにスプレーされる、または別の方法で溶解溶接プールにもたらされる金属粉末(図6)の形態で、さらなる材料は同じように容易にもたらされるので、さらなる材料はワイヤの形態でもたらされる必要はない。
望まれない構成物質を希釈することに加えて、さらなる材料を導入することは、他の方法で溶接接合部の組成に影響することができる。例えば、さらなる材料は溶接接合部148の強度または硬度を高めるために選択することができる。1つの実施形態では、基材層116は鋼合金であり、炭素粉末は溶接プール146に添加される。炭素は、微量(例えば、0.25重量%以下)で添加された場合でさえ、この場合に、溶接接合部148の硬度を増大することができる。形成された溶接接合部148の強度を高めるために溶接プール146に添加されてもよい他の材料は、鋼、鉄、ホウ素、クロム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、錫、チタン、バナジウム、またはそれらのいずれかの合金および/または組み合わせを含む。フラックスコアおよびソリッドコアワイヤを含めて他の追加される材料は、基材層の組成、所望の特性強化、または他の要因に応じて適切であってもよい。好ましくは、そのような材料は、後の熱処理工程後でさえ、溶接接合部に、硬度、および/または溶接接合部から離れた位置でシート金属ピースより大きい引張強度をもたせる量で添加される。
例えば、溶接ブランクアセンブリが添加材料なしで後の熱処理工程を受ける場合に、溶接接合部および基材層の組成および微構造は、ほとんど同一になることができ、その結果、溶接接合部は、表面の不規則および低減された厚さによる溶接ブランクアセンブリの最も弱い部分である。鋼合金の特定の場合に、最初に形成されるような溶接接合部は、溶接接合部から離れた基材層よりも硬く、強くてもよいが、熱間鍛造および加熱成形操作などの後の熱処理は、溶接接合部をオーステナイト化する、または別の方法で溶接ブランクアセンブリの全体にわたる鋼微構造をより一定にすることができる。ホウ素鋼についての熱処理サイクルの限定しない例では、溶接ブランクアセンブリは、最初に、オーステナイト化温度に、典型的に約790C〜915Cに加熱され、次いで部品全体にわたってマルテンサイト粒状構造を形成するために迅速に急冷されてもよく、テーラー加熱冷却もマルテンサイト粒の形成を達成するために使用することができる。これは、もちろん、本溶接ブランクアセンブリで使用されてもよい熱処理の1つの例でしかなく、他のものが確実に可能である。「熱処理」、「熱処理する」という用語は、ここで使用されるように、ホウ素鋼およびHSLA鋼などの高強度または硬化可能鋼合金で有用であると本技術分野で知られている高温工程(例えば、熱間鍛造)のいずれかの種類を広く含む。
結果として生じる溶接接合部148のサイズを制御するためにさらなる材料を使用することも可能であり、これは、溶接ノッチから取り除かれた材料が溶接接合部にわたって所望の強度を達成するために交換される必要があると考えると特に有用である可能性があるからである。さらなる材料が添加されない図4よりも、いっそう多くの溶接ノッチの体積が埋められる図5、図6に示されるように、溶接ノッチは工程の間にさらなる材料でさらに埋められてもよい。1つの実施形態では、溶接接合部148に添加される単位長さあたりのさらなる材料の容積量は、溶接ノッチ130の一方または両方の形成の間に溶接に先立ってエッジ領域120から取り除かれた単位長さあたりの材料の容積量以上である。さらなる材料は、溶接接合部で追加の厚さをもたらしてもよく、例えば、溶接接合部の厚さは、溶接接合部の一部が、シート金属ピースの隣接面の少なくとも1つを越えて延在するように隣接するシート金属ピースの厚さT1、T2の少なくとも1つ以上とすることができる。これは、図8〜図10に説明されるように、例えば、上側124、下側126または両方で生じてもよい。
さらなる材料は、また、上記のように、結果として生じる溶接接合部148の形状または配置を制御するために使用されてもよい。例えば、テーラー溶接ブランクは、それらがレーザー溶接された上側(つまり、図面の側124、124’)に凹形状である溶接接合部を時として示すことができる。これは、通常、結果として生じる溶接接合部148が上面上にわずかに凹状またはへこんでいるように重力がレーザー溶接工程の間に溶解溶接材料を下方に引き寄せるからである。さらなる材料を導入することは、特にワイヤ158からもたらされる場合に、図8〜図10に示されるように、溶接接合部148の両側が外側に延在または凸状の溶接接合部の形状を示すように、この形状に影響を及ぼす、または制御するために使用することができる。溶接接合部148の形状を制御し厚さ方向にそれを構築することは、ある非レーザー溶接操作中に時としてなされるように、エッジ面128、128’の間のギャップまたはスペースを埋めるためにフィラー材料を単に添加することと異なる。当然のことながら、さらなる材料は、それがワイヤ、粉末または他のある適切な形態でもたらされるであろうとなかろうと、溶接接合部148を操作し、図に説明される凸形状以外の形状をそれに備えさせるために使用されてもよい。
図5の実施形態は、さらなる材料がワイヤまたはロッド158の形態で溶接プール146にもたらされ、結果として得られる溶接接合部148の組成、サイズ、および/または形状に影響を及ぼすことに特によく適している。ワイヤ158が溶接接合部148のサイズおよび/または形状に影響を及ぼすために使用される場合に、レーザー142が加工対象物に衝突する、または加工対象物に当たる溶接アセンブリの側にさらなる材料のワイヤを導入することは通常有用である。図5では、これは、また、溶接プール146中の溶解材料が重力によって引き下ろされるように溶接アセンブリの上側に起こり、それは、次いで補充され、ワイヤ158からのさらなる材料を導入することによって一部補充される。図6の実施形態は、ワイヤに対向して粉末の形態で溶接プール146にさらなる材料をもたらす例を図示し、結果として得られる溶接接合部148の組成を制御することによく適している。以上の通り、溶接接合部148を相当により強化するために、炭素(C)のような少量の補強剤のみを時として必要とし、このように、粉末導入技術は、組成に影響を及ぼすが溶接接合部のサイズおよび/または形状には必ずしも影響しないことが望まれる場合に最良であってもよい。しかし、それは、溶接接合部のサイズおよび/または形状を制御するために、図6の粉末導入方法を使用することができないということではなく、その組成または構成を制御するためによく適しているだけである。
溶接接合部148を形成するためにファイバーレーザーまたは他の高エネルギー密度レーザーが使用されるそれらの例において、さらなる材料が、それを挿入するまたは別の方法でキーホール溶接にそれをもたらすことによって、溶接プール146に導入されてもよい。さらなる材料は、それが導入される表面に必ずしも集中しないので、これは、溶接接合部の組成のより良好な均等性を付与することができる。不均等なゲージ溶接ブランクアセンブリ(図7、図8に示されるもののように)について、さらなる材料を備えた溶接接合部148のサイズおよび/または形状を制御することは、より厚いシート金属ピース112からの材料が溶接接合部148の凹面または薄くなることに対処するために溶接プール146で使用されるので、それほど重要ではない。均等なゲージ溶接ブランクアセンブリ(図9、図10に示されるもののように)についても、さらなる材料を備えた溶接接合部148のサイズおよび/または形状を制御することは、より重要である可能性があり、溶接接合部148のサイズおよび/または形状を操作するために使用することができる溶接プール146でより厚いシート金属ピースからの過剰な材料がないからである。これらの例において、ワイヤまたはロッドからのさらなる材料をもたらすことが好ましく、以上の通り、それらが溶接接合部148の形状および/またはサイズの制御に時としてさらに良好に適するからである。
図7、図8は、図4からの溶接ブランクアセンブリ140の断面図であり、それぞれ、レーザー光線142の前または前方に、およびレーザー光線の後または後方にそれがx方向に移動するときに得られる。ある寸法の関係がこれらの図を参照して説明されてもよい。図7は、それぞれのエッジ128が互いに突き当たる2つのシート金属ピース112、112’のエッジ領域120を示し、1つのシート金属ピース112は厚さT1を有し、他のシート金属ピース112’は、より小さな厚さT2を有する。図7は、また、レーザー光線142を示し、シート金属ピース112の平面に垂直なラインBと角度αを形成する中心軸Aを備えている。第1のシート金属ピース112は、それぞれの幅W1、W2を備えたエッジ領域120の対向面124、126上に溶接ノッチ130を含む。第2のシート金属ピース112’は、それぞれの幅W3、W4を備えたエッジ領域120’の対向面124’、126’上に溶接ノッチ130’を含む。各溶接ノッチ130、130’は、同様に対応する深さD1〜D4を有する。
図8は、溶接ブランクアセンブリ140を形成するために溶接接合部148で接合された2つのシート金属ピース112、112’を示す。シート厚さ(T1、T2)、溶接ノッチ幅(W1〜W4)、および溶接ノッチ深さ(D1〜D4)は、明確にするために図8で省略されているが、図7と同じであってもよい。溶接ブランクアセンブリ140は、溶接接合部148の一方または両側に沿って、溶接接合部148を含む溶接領域150、熱影響域152、および1つ以上の溶接ノッチ表面132、132’、134、134’(任意)を含む。溶接接合部148は、添加されてもよく、幅W5を有するいずれかのさらなる材料と同様に、シート金属ピース112、112’の両方からの材料を含む。溶接接合部148は、溶接工程中に溶解された材料および溶接プール146の一部から形成されていてもよい。各シート金属ピース112、112’の基材層114、114’からの材料の混合物は、溶接接合部148の主構成物質であることが好ましい。溶接接合部148は、コーティング材料層118、118’からの材料が実質的になく、ここで使用される「実質的にない」は、コーティング材料層118、118’からの材料が溶接接合部の組成の0.5重量%未満を構成し、ある場合に0.1重量%未満を構成することを意味する。様々な材料層の厚さのような他の要因と同様に、溶接ノッチ130、130’のサイズおよび形状に応じて、溶接接合部148は、中間材料層116、116’からの材料が実質的になくてもよく、そうでなくてもよい。溶接接合部148がそのような材料が実質的にない場合に、中間材料層116、116’からの材料の全体量は、溶接接合部の組成の0.5重量%未満である。しかし、これは、溶接接合部148は、コーティング層材料が実質的になくてもよいが、中間層材料を含んでいてもよいので必要ではない。
熱影響域152は、レーザー溶接工程の間に生成されてもよく、溶接接合部148に隣接して位置する。例示の熱影響域152の境界は破線で説明されるが、これらの境界は他の実施形態では異なっていてもよい。熱影響域152の組成は、一般に、それが由来する基材層114、114’と同様である。しかし、熱影響域152は、溶接工程中に変態温度に達した材料により、少なくとも基材層114と多少異なる微構造を有することを特徴とする。熱影響域152の微構造は、平均粒度、粒子濃度、ある固溶体相および/または沈殿相の相対量、結晶構造(例えば、フェライト対オーステナイト)などのいくつかの方法で基材層114と異なることができる。言いかえれば、レーザー光線142からの熱エネルギーは、熱影響域152の材料を溶接工程中に熱処理する。ともに、溶接接合部48および熱影響域152は幅W6を有する。
図7、図8に示される例において、これは強制的ではないが、シート金属ピース112の厚さT1は、シート金属ピース112’(つまり、不均等なゲージテーラー溶接ブランク)の厚さT2より大きい。厚いおよび薄い部分を備えた溶接ブランクアセンブリ140は、1つの部分で他の部分よりも高い強度が要求される部品の後の形成に役立つ。このように、必要な場合のみ、より厚い金属が使用されてもよい。第1のシート金属ピース112の側126は、溶接セットアップにおける他のピース112’の側126’と概して同じ平面に整列されている。シート厚さの不一致は、より厚いシート金属ピース112のエッジ128が、それが対向エッジ128’に突き当たる場合に露出されるようにステップ部分を引き起こす。説明される例において、溶接工程中に溶接ノッチ表面134、134’に加えてエッジ128の一部にレーザー光線が衝突するように、レーザー光線142の入射角は、0より大きい(α>0°)。入射角αおよびレーザースポット144の正確な位置は、実際の厚さT1、T2および/またはそれらの差の程度などのいくつかの要因に応じて変化してもよい。例えば、角度αは、厚さの差(T1−T2)が増大するとともに大きくてもよく、厚さの差が減少するとともに小さくてもよい。1つの例において、T1=T2の場合に、角度α=0°であり、角度αは0°と45°の間であり、T1≠T2の場合、5°と35°の間である。
各溶接ノッチ130、130’は、個々に、コーティング材料層118、118’からの材料が存在しない、または結果として生じる溶接接合部148が実質的にないことを確保する大きさであってもよい。シート金属ピース112については、溶接ノッチの寸法は、いくつかの限定しない可能性に言及するために、次のものに相関してもよい:シート金属ピース112の全体厚さT1、2つのシート金属ピースの相対的な厚さ(例えば、T1−T2またはT1/T2)、材料層116、118の1つ以上の厚さ、溶接接合部148の所望のサイズW5、熱影響域152の所望のサイズW6、レーザースポット144のサイズ、および/または入射角α。
溶接ノッチの寸法がシート金属ピースの全体厚さに相関する例において、各溶接ノッチ130、130’は、それが形成されるシート金属ピースの厚さT1、T2の約1.0〜約2.0倍の範囲にある幅W1、W2、W3、W4を有していてもよい。この特徴を説明するために、T1が2.0mmおよびT2が1.0mmである例を検討し、約2.0〜4.0mmの範囲にある溶接ノッチの寸法W1、W2、および約1.0〜2.0mmの範囲にある溶接ノッチの寸法W3、W4をもたらす。各溶接ノッチの幅Wは、W1、W2が各々約1.5T1であり、W3、W4が各々約1.5T2であるように、これらの範囲の中間に近いことが好ましい。シート金属ピースの一方の側の溶接ノッチの幅は、シート金属ピースの対向面上のものと異なっていてもよい。例えば、レーザー光線142によって衝突または当てられたシート金属ピースの側の溶接ノッチの幅W1、W3は、より大きな溶接接合部の寸法を提供するために、対向または非レーザー側の溶接ノッチW2、W4より広くてもよい。1つの実施形態では、比率W1/W2、W3/W4は、各々、約1.0〜約2.0の範囲にある。
溶接ノッチの寸法が溶接接合部および/または熱影響域の所望のサイズに相関する例において、溶接ブランクアセンブリ140のレーザー溶接側124の合わせた溶接ノッチ幅(W1+W3)は、溶接接合部148の所望のサイズW5の約2.0〜約5.0倍、または熱影響域152の所望のサイズW6の約1.5〜約4.0倍である。これは、溶接領域50中の十分なスペースが、溶接工程中にコーティング材料層118、118’からの材料の溶解および包含を防ぐことに役立つことを可能にする。溶接ノッチ130、130’が適切な大きさでないなら、そのとき、レーザー光線142は、1つ以上のコーティングまたは中間層からの材料を溶接プールに望まれなく流れ込ませ、このように、溶接ノッチの目的を無にする。特に、コーティング材料層118が基材層114より低い融点を有する例では、残りのコーティング材料が溶接接合部148および熱影響域152から十分に間隔を置いて配置されるように十分大きな溶接ノッチの寸法をもたらすことは有用である可能性がある。他方、溶接ノッチの寸法が大きすぎる場合に、そのとき、過剰量の被覆されていない表面積は、後の熱処理中に望ましくない腐食、酸化などを引き起こす可能性がある溶接ノッチ表面134、134’で露出されてもよい。
溶接ノッチの寸法がレーザースポットのサイズに相関する例では、最も狭い溶接ノッチ幅W1、W2、W3、W4は、レーザースポット144の幅の約0.5〜約2.0倍の範囲であってもよい。レーザーの種類、およびそれが使用される特定の用途に応じて、レーザースポット144は約0.5mm〜約2.0mmの幅または直径を有していてもよい。レーザースポット144の幅が1.0mmであり、最も狭いまたは最も小さい溶接ノッチ幅が溶接ブランクアセンブリの下側126’に位置する溶接ノッチ130’に属する例を使用して、溶接ノッチは、約0.5mm〜約2.0mmの幅W4を有していてもよい。この関係は、公知の溶接ノッチ幅を有する適切なレーザースポットサイズを決定するために、逆に同様に使用することができ、逆もまた同様である。
経験は、シート金属ピースの全体厚さ、または溶接接合部および/または熱影響域の所望のサイズ、またはレーザースポットのサイズのような、溶接ノッチの寸法および1つ以上のパラメーターを含む前の関係は、結果として生じる溶接接合部が、汚染物質が実質的にないことを確保することに役立ち、溶接接合部を囲む大きく必要以上の溶接ノッチの表面積を回避することに役立つことを示した。そのような表面積は、溶接接合部の一部でなく、コーティング材料層118が取り除かれており、このように、それらは、腐食、酸化などの影響をより受けやすくなる可能性がある。
図9、図10は、図4に示されるものに類似する溶接工程によって形成されてもよい溶接ブランクアセンブリのさらなる実施形態を説明する。図9の溶接ブランクアセンブリ240は、各々が概して同じ厚さを有するシート金属ピース212、212’を含み、その結果、T1=T2である(つまり、均等なゲージテーラー溶接ブランク)。この構造は、有用であり、例えば、ここで、異なる特性を有する2つのシート金属ピースを接合する(例えば、ブランクアセンブリの1つの部分はより形成可能であり、他の部分がより硬いように異なる等級の鋼)、または同じストック材料からなる2つのシート金属ピースを、材料を残し、無駄を低減する方法で接合することが望ましい。説明される実施形態では、シート金属ピース212、212’の両方は、被覆金属ピースであり、溶接ノッチゾーン250に溶接ノッチ表面232、234を有する。図7、図8に関して上に説明された寸法の関係は、ここで同様に適用されてもよい。この例においてT1=T2であるが、W1は、W3に必ずしも等しくなく、W2は、W4に必ずしも等しくないなどである。
図10は、溶接ブランクアセンブリ340が被覆シート金属ピース312および被覆されていないシート金属ピース312’を含む実施形態を、さらなる材料の存在または存在なしで説明する。被覆ピース312は、溶接ブランクアセンブリ340が、被覆されていないピース312’が位置する溶接ゾーンの反対側ではなく溶接ゾーン350の一方の側に溶接ノッチ表面332、334を含むように、溶接前にエッジ領域に沿って形成された溶接ノッチ330を有する。この構造は、1つの被覆シート金属ピースのみが必要または望まれる状況において役立つ可能性がある。図7、図8に関して上に説明された寸法の関係は、ここで同様に適用される。T1はこの例においてT2にほぼ等しいが、これは必ずしもそうだとは限らない。例えば、被覆されていないシート金属ピース312’と比較して、その厚さを低減することができるように、被覆シート金属ピース312は、基材層14としてより高い強度の合金を含んでいてもよい。
他の種類の溶接工程が、ここで例示および説明されたレーザー溶接工程の代わりに使用されてもよい。例えば、レーザー光線は、溶接接合部を形成するために従来のMIGまたはTIG、レーザーMIGまたはTIG、ハイブリッド溶接、または他のアーク溶接装置と置換されてもよい。シート金属ピースのエッジ領域に沿った溶接ノッチの包含は、レーザー溶接工程での使用に特に適している可能性があり、ここで、溶接接合部の材料の主要源は、シート金属ピース自体であり、溶接ノッチは、他の種類の溶接工程で同様に使用することができ、したがって溶接接合部の品質を改善することが可能である。図で示された突き合わせ溶接構造に加えて、2つの異なるシート金属ピースのエッジ領域が重なる重ね溶接またはスポット溶接を形成することも可能である。被覆シート金属ピースが使用される用途では、ここで説明された溶接ノッチは、高品質な溶接接合部を確保するために溶接されるエッジに沿って形成されてもよい。
上記の説明は、本発明の定義ではないということは理解されるが、1つ以上の本発明の好ましい例示の実施形態を説明するものである。本発明は、ここに開示した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ以下の本発明の特許請求の範囲によってのみ定義される。さらに、上記の説明に含まれる記述は、特定の実施形態に関連し、上記定義した用語や言い回しを除き、本発明の範囲または本発明の特許請求の範囲で使用された用語の定義により限定を受けるものではない。開示した実施形態に対し、様々な他の実施形態、変化、および変更が、当業者には自明である。そのような他の実施形態、変化、および変更のすべては、添付の特許請求の範囲の範囲内で実施することを目的とする。
本明細書および特許請求の範囲で使用されたように、用語「例えば(for example、e.g.、for instance)」、「のような(such as、like)」、動詞「含む(comprising、including)」、「有する(having)」、およびそれらの他の動詞形態は、1つ以上の構成要素または他の部品のリストと一体になって使用される場合に、そのリストが、他の追加の構成要素や部品を除いて考慮されない、限定のない意味に解釈される。他の用語は、異なる翻訳を要求する文脈で使用されない限り、最も広い合理的な意味を用いると解釈される。

Claims (19)

  1. 溶接ブランクアセンブリ(140)を作製する方法であって、
    (a)厚さ(T1)を有する第1のシート金属ピース(112)および厚さ(T2)を有する第2のシート金属ピース(112’)を準備するステップと、
    (b)前記第1および第2のシート金属ピースをエッジ領域で合うように配置するステップと、
    (c)エッジ領域で前記第1および第2のシート金属ピースとの間に溶接接合部(148)を形成するステップと、
    を含み、
    ステップ(a)において、前記第1および第2のシート金属ピースの少なくとも1つは、被覆シート金属ピースであり、基材層(114)と、コーティング材料層(118)と、前記基材層と前記コーティング材料層との間に配置された中間材料層(116)とを含み、前記中間材料層が前記基材層と前記コーティング材料層のそれぞれからの少なくとも1つの成分を有する金属間化合物を含み、前記少なくとも1つのシート金属ピースは、前記コーティング材料層と前記中間材料層の両方からの材料がレーザーで取り除かれた溶接ノッチ(130)を備えたエッジ領域(120)を有し、
    ステップ(c)において、前記溶接接合部は、少なくとも部分的に前記溶接ノッチに位置し、エッジ領域からの材料を含むが、前記コーティング材料層と前記中間材料層の両方からの材料を実質的に含まず、前記溶接接合部の組成が、前記コーティング材料層からの材料の0.5重量%未満と、前記中間材料層からの材料の0.5重量%未満とを含んで構成される
    ことを特徴とする方法。
  2. T1>T2であり、より薄い前記第2のシート金属ピース(112’)は、前記コーティング材料層(118)からの材料が取り除かれた溶接ノッチ(130’)を備えた被覆シート金属ピースであり、ステップ(c)は、より厚い前記第1のシート金属ピース(112)からの溶解材料が前記より薄い第2のシート金属ピースの前記溶接ノッチに流れ込み、凝固するように、前記溶接接合部(148)を形成することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  3. T1=T2であり、前記第1および第2のシート金属ピース(112、112’)の両方は、コーティング材料層(118)からの材料が取り除かれた溶接ノッチ(130、130’)を備えた被覆シート金属ピースであり、ステップ(c)は、前記第1および第2のシート金属ピースの両方からの溶解材料が、前記第1および第2のシート金属ピースの溶接ノッチの両方に流れ込み、凝固するように、前記溶接接合部(148)を形成することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  4. 前記溶接ノッチ(130)は、それが形成される前記シート金属ピースの厚さ(T1、T2)の0.5〜1.5倍の範囲の幅(W)を有する、請求項1記載の方法。
  5. ステップ(c)は、
    前記第1および第2のシート金属ピース(112、112’)の両方からの溶解材料を含む前記エッジ領域(120)で前記第1および第2のシート金属ピース間に溶接プール(146)を形成するステップと、
    前記溶接プールが一旦形成されれば、前記溶接接合部(148)のサイズ、形状、および/または組成に影響を及ぼすためにさらなる材料(156、158)を前記溶接プールにもたらし、前記さらなる材料は、後の熱処理工程の間に前記溶接接合部を強化するように意図されるステップと
    をさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. 溶接ブランクアセンブリ(140)を作製する方法であって、
    (a)第1および第2のシート金属ピース(112、112’)を準備するステップと、
    (b)前記第1および第2のシート金属ピースをエッジ領域で合うように配置するステップと、
    (c)レーザー(142)を使用してエッジ領域で前記第1および第2のシート金属ピース間に溶接プール(146)を形成するステップと、
    (d)前記溶接プールが一旦形成されれば、さらなる材料(156、158)を前記溶接プールにもたらすステップと
    を含み、
    ステップ(a)において、前記第1および第2のシート金属ピースの少なくとも1つは、被覆シート金属ピースであり、コーティング材料層(118)からの材料と中間材料層(116)からの材料の両方の材料がレーザーで取り除かれた溶接ノッチ(130)を備えたエッジ領域(120)を有し、前記中間材料層が前記基材層と前記コーティング材料層のそれぞれからの少なくとも1つの成分を有する金属間化合物を含み、
    ステップ(c)において、前記溶接プールは、エッジ領域からの材料を含むが、前記コーティング材料層からの材料及び前記中間材料層からの材料を実質的に含まず、
    ステップ(d)において、前記さらなる材料(156、158)は溶接接合部(148)のサイズ、形状、および/または組成に影響を及ぼし、前記さらなる材料は、後の熱処理工程の間に前記溶接接合部を強化する、
    ことを特徴とする方法。
  7. ステップ(d)は、前記溶接プール(144)が一旦形成されれば、前記溶接接合部(148)のサイズに影響を及ぼすために前記さらなる材料(156、158)を前記溶接プールにもたらすことをさらに含み、前記さらなる材料は、第1に、前記第1および第2のシート金属ピース(112、112’)のエッジ(128、128’)間のギャップ内のフィリングに対向して前記溶接接合部の厚さの増大を引き起こすように前記溶接プールにもたらされ、前記増大した厚さは、後の熱処理工程の間に前記溶接接合部を強化する、請求項6記載の方法。
  8. ステップ(d)は、前記溶接プール(144)が一旦形成されれば、前記溶接接合部(148)の形状に影響を及ぼすために前記さらなる材料(156、158)を前記溶接プールにもたらすことをさらに含み、前記さらなる材料は、凹形状に対向して前記溶接接合部の概して凸形状をもたらすように前記溶接プールにもたらされ、前記凸形状は、後の熱処理工程の間に前記溶接接合部を強化する、請求項6記載の方法。
  9. ステップ(d)は、前記溶接プール(144)が一旦形成されれば、前記溶接接合部(148)の組成に影響を及ぼすために前記さらなる材料(156、158)を前記溶接プールにもたらすことをさらに含み、前記さらなる材料は、前記溶接プールの溶解含有物と前記さらなる材料を混合させるように前記溶接プールにもたらされ、後の熱処理工程の間に前記溶接接合部を強化する、請求項6記載の方法。
  10. ステップ(d)は、金属粉の形態で前記溶接プール(144)に前記さらなる材料(156)をもたらすことをさらに含み、前記金属粉は、前記さらなる材料が前記溶接接合部(148)内でよく分散されるように、高エネルギー密度レーザー(142)によって形成されたキーホール溶接で導入される、請求項6記載の方法。
  11. 前記さらなる材料(156、158)は、前記形成された溶接接合部(148)の組成が前記第1および第2のシート金属ピース(112、112’)の基材層より高い炭素含有量を有するように、炭素または炭素系合金である、請求項6記載の方法。
  12. (e)熱間鍛造工程の一部として前記溶接ブランクアセンブリ(140)を熱処理するステップをさらに含み、
    前記溶接ブランクアセンブリを、一旦前記熱間鍛造工程が完了すれば、前記さらなる材料(156、158)を備えた前記溶接接合部(148)に前記第1および第2のシート金属ピース(112、112’)を備えた概して一貫した微構造をもたせるように熱処理する、請求項6記載の方法。
  13. ステップ(c)は、レーザー(142)を使用して前記第1および第2のシート金属ピース(112、112’)から溶解材料の溶接プール(144)を形成し、前記溶解材料を少なくとも部分的に凝固させることをさらに含み、ステップ(d)は、前記少なくとも部分的に凝固された溶解材料に前記さらなる材料をもたらして、前記溶接プールが一旦形成されれば前記溶接接合部(148)上に保護コーティング(154)を形成することをさらに含む、請求項6記載の方法。
  14. 溶接ブランクアセンブリ(140)であって、
    基材層(114)と、コーティング材料層(118)と、前記基材層と前記コーティング材料層との間に配置された中間材料層(116)とを含み、前記中間材料層が前記基材層と前記コーティング材料層のそれぞれからの少なくとも1つの成分を有する金属間化合物を含み、第1のエッジ領域(120)に沿ってコーティング材料層(118)と中間材料層の両方の内にレーザーで形成された第1の溶接ノッチ(130)を有する第1のシート金属ピース(112)と、
    基材層(114)と、コーティング材料層(118)と、前記基材層と前記コーティング材料層との間に配置された中間材料層(116)とを含み、前記中間材料層が前記基材層と前記コーティング材料層のそれぞれからの少なくとも1つの成分を有する金属間化合物を含み、第2のエッジ領域(120’)に沿ってコーティング材料層(118)と中間材料層の両方の内にレーザーで形成された第2の溶接ノッチ(130’)を有する第2のシート金属ピース(112’)と、
    前記第1および第2のエッジ領域に沿って前記第1および第2のシート金属ピースをともに接合し、前記第1および第2のシート金属ピースの前記コーティング材料層と中間材料層の構成物質が実質的にない溶接接合部(148)と
    を含み、
    前記溶接接合部の組成が、前記コーティング材料層からの材料の0.5重量%未満と、前記中間材料層からの材料の0.5重量%未満とを含んで構成され、
    前記溶接接合部は、前記第1および第2の溶接ノッチの表面によって少なくとも部分的に画成された溶接領域(150)内に位置する、溶接ブランクアセンブリ。
  15. 追加の材料を前記溶接接合部に供給して、ひとたび形成された前記溶接接合部上に保護コーティング(154)を形成するステップをさらに含み、
    前記追加の材料が、後続の熱処理及び/又は加熱成形工程の間、溶接領域を酸化から保護する耐食材料であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  16. 前記追加の材料が、前記第1および第2のシート金属ピースのコーティング材料層と共通した1つ以上の成分を含んでいることを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記追加の材料が、前記コーティング材料層からあらかじめ取り除かれた材料を少なくとも部分的に置き換えるアルミニウム又はアルミニウム合金を含んでいることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記追加の材料が、前記第1および第2のシート金属ピースのコーティング材料層と共通した1つ以上の成分を含んでいることを特徴とする請求項13記載の方法。
  19. 前記追加の材料が、前記コーティング材料層からあらかじめ取り除かれた材料を少なくとも部分的に置き換えるアルミニウム又はアルミニウム合金を含んでいることを特徴とする請求項18に記載の方法。
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