JPH10296490A - 自動突き合わせ溶接方法 - Google Patents

自動突き合わせ溶接方法

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Publication number
JPH10296490A
JPH10296490A JP9105627A JP10562797A JPH10296490A JP H10296490 A JPH10296490 A JP H10296490A JP 9105627 A JP9105627 A JP 9105627A JP 10562797 A JP10562797 A JP 10562797A JP H10296490 A JPH10296490 A JP H10296490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
butt welding
welding method
die
welding
butt
Prior art date
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Pending
Application number
JP9105627A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Omori
輝行 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP9105627A priority Critical patent/JPH10296490A/ja
Publication of JPH10296490A publication Critical patent/JPH10296490A/ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接不良や接続部の機械的強度の低下をなく
し、突き合わせ溶接の自動化を図ること。 【解決手段】ダイ11に載置された2枚の板材10,2
0をクランプ12,22で固定し、打抜用パンチ13を
押し下げ、板材10,20の端部10A,20Aを同時
に切断して平行な切断面を形成する。次に、コイル1
4,24の付勢によってプランジャー14A,24Aが
突出し、クランプ12,22を打抜用パンチ13の幅に
相当する距離だけ移動させて板材10,20の切断面を
突き合わせ、打抜用パンチ13,ダイ11と溶接装置1
5を切り替え、突き合わされた2つの板材10,20を
V字溝17aを有する支持台18で支持し、TIG,プ
ラズマあるいはレーザビーム溶接機等の溶接装置15に
よって突き合わせ部30を溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動突き合わせ溶
接方法に関し、特に、溶接不良や接続部の機械的強度の
低下をなくし、突き合わせ溶接の自動化を図ることがで
きる自動突き合わせ溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、材料溶接の方法として、重ね合わ
せ溶接方法および突き合わせ溶接方法がある。ここで、
重ね合わせ溶接方法は、一方の板材を部分的に他方の板
材の上に重ね、この重なり合った部分を固定溶接するも
のであるが、プレスラインにおいては、プレス金型の破
損の恐れがあるため、現在ではほとんど利用されていな
い。
【0003】一方、突き合わせ溶接方法は、突き合わせ
溶接すべき一方の板材と他方の板材をそれぞれ別々に切
断し、その後、それぞれの板材の端部同士を突き合わ
せ、クランプなどで板材を固定した後、TIG(Tungst
en Inert Gas)溶接,プラズマ溶接あるいはレーザ溶接
などを用いて板材を溶接するものである。この突き合わ
せ溶接方法によると、プレスラインにおける歩留りおよ
びプレス機の稼働率の向上を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
突き合わせ溶接方法によると、突き合わせるべきそれぞ
れの板材を別々に切断した後に突き合わせるため、突き
合わせる際にズレおよび隙間が発生し、溶接されない箇
所や、それに伴い、接続部の機械的強度の低下などを引
き起こすという問題がある。
【0005】この現象は、特に、板厚の薄い材料に顕著
にみられ、例えば、厚さが0.1mmの鉄系板材の場
合、隙間が1/100mm程度あると、前述のような溶
接不良を起こす。このため、従来の突き合わせ溶接方法
では、突き合わせ溶接の自動化を図ることが極めて困難
である。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、溶接不良や接
続部の機械的強度の低下をなくし、突き合わせ溶接の自
動化を図ることができる自動突き合わせ溶接方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、突き合わせ溶接すべき第1の部材と第2
の部材を準備し、前記第1の部材と前記第2の部材の端
部を近接して配置し、前記第1の部材と前記第2の部材
を固定手段により固定し、前記第1の部材と前記第2の
部材の端部を共通の切断手段によって同時に切断して対
向する切断面を平行にし、前記切断された前記第1の部
材および前記第2の部材を同一軸上で移動させて前記切
断面を突き合わせ、前記切断面を溶接することを特徴と
する自動突き合わせ溶接方法を提供するものである。
【0008】以上の構成において、前記第1の部材と前
記第2の部材の前記端部の切断は、打ち抜きパンチとダ
イによって行っても良く、また、2枚の切刃によって行
っても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の自動突き合わせ溶接方法
が適用される自動突き合わせ溶接装置を示す。図に示す
ように、この自動突き合わせ溶接装置は、予め別々に切
断された端部10A,20Aを有する2枚の板材10,
20と、板材10,20が載置されるダイ11と、板材
10,20を固定して保持するクランプ12,22と、
ダイ11に載置されクランプ12,22によって固定保
持された板材10,20を打ち抜くための打抜用パンチ
13と、コイル14,24の付勢によって突出するプラ
ンジャー14A,24Aと、このプランジャー14A,
24Aの突出によりクランプされた板材10,20を共
通の軸上で所定距離移動させて板材10,20を突き合
わせ、その端面を溶接する溶接装置15(図2(d))
とから構成されている。
【0011】以上の構成において、打抜用パンチ13,
ダイ11と溶接装置15は紙面に垂直な同一ライン上を
シフトして切り替わる構成となっている。
【0012】以下、本発明の実施の形態に係る自動突き
合わせ溶接方法を図2を参照しながら説明する。まず、
図1に示したように、ダイ11に載置された2枚の板材
10,20をクランプ12,22で固定する。次に、打
抜用パンチ13を押し下げ(図2(a))、板材10,
20の端部10A,20Aを同時に切断して平行な切断
面を形成する(図2(b))。そして、コイル14,2
4の付勢によってプランジャー14A,24Aが突出
し、クランプ12,22を打抜用パンチ13の幅に相当
する距離だけ移動させて板材10,20の切断面を突き
合わせる(図2(c))。その後、打抜用パンチ13,
ダイ11と溶接装置15を切り替え、突き合わされた2
つの板材10,20をV字溝17aを有する支持台17
で支持し、TIG,プラズマあるいはレーザビーム溶接
機等の溶接装置15によって突き合わせ部30を溶接す
る(図2(d))。
【0013】このように、打抜用パンチ13とダイ11
によって2枚の板材10,20の端部10A,20Aを
同時に切断することにより板材10,20間の距離が一
定になる。板材10,20間の距離が一定になることに
よって、プランジャー14A,24Aを用いて、クラン
プ12,22を打抜用パンチ13の幅に相当する距離だ
け移動させると正確な突き合わせが可能となる。
【0014】また、打抜用パンチ13とダイ11によっ
て2枚の板材10,20の端部10A,20Aを同時に
切断するようにしたので、端部10A,20Aの突き合
わせ部30の隙間が無くなり、溶接状態が良好になる。
【0015】以上の実施の形態においては、板材を切断
する際に、パンチおよびダイからなる金型タイプのもの
を用いているが、板材の切断の方法はこれに限られるも
のではなく、例えば、図3に示すように、所定の間隔を
おいて一体化した2枚の切刃16を用いて板材10,2
0を切断するようにしても良い。また、溶接される材料
は板材に限定されず、条材,線材,管材等であっても良
い。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の自動突き合
わせ溶接方法によれば、突き合わせ溶接すべき第1の部
材と第2の部材を準備し、この第1の部材と第2の部材
の端部を近接して配置し、固定手段により固定し、それ
ぞれの端部を共通の切断手段によって同時に切断して対
向する切断面を平行にし、切断されたそれぞれの部材を
同一軸上で移動させて切断面を突き合わせ、切断面を溶
接するようにしたので、溶接不良や接続部の機械的強度
の低下をなくし、突き合わせ溶接の自動化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動突き合わせ溶接
方法が適用される自動突き合わせ溶接装置を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係る自動突き合わせ溶接
方法を示す図である。
【図3】本発明の自動突き合わせ溶接方法の他の実施の
形態を示す図である。
【符号の説明】
10 板材 10A 板材の端部 11 ダイ 12 クランプ 13 打抜用パンチ 14 コイル 14A プランジャー 15 溶接装置 16 切刃 17 支持台 17a V字溝 20 板材 20A 板材の端部 22 クランプ 24 コイル 24A プランジャー 30 突き合わせ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 26/00 310 B23K 26/00 310F 26/10 26/10 31/00 31/00 P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】突き合わせ溶接すべき第1の部材と第2の
    部材を準備し、 前記第1の部材と前記第2の部材の端部を近接して配置
    し、 前記第1の部材と前記第2の部材を固定手段により固定
    し、 前記第1の部材と前記第2の部材の端部を共通の切断手
    段によって同時に切断して対向する切断面を平行にし、 前記切断された前記第1の部材および前記第2の部材を
    同一軸上で移動させて前記切断面を突き合わせ、 前記切断面を溶接することを特徴とする自動突き合わせ
    溶接方法。
  2. 【請求項2】前記第1の部材と前記第2の部材の前記端
    部の切断は、打ち抜きパンチとダイによって行われる請
    求項1に記載の自動突き合わせ溶接方法。
  3. 【請求項3】前記第1の部材と前記第2の部材の前記端
    部の切断は、2枚の切刃によって行われる請求項1に記
    載の自動突き合わせ溶接方法。
JP9105627A 1997-04-23 1997-04-23 自動突き合わせ溶接方法 Pending JPH10296490A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6491210B1 (en) * 1998-04-27 2002-12-10 Nissan Motor Co., Ltd. Method and apparatus of butt welding
KR100831079B1 (ko) 2007-03-27 2008-05-20 신인승 용접 베드
CN102059429A (zh) * 2010-12-14 2011-05-18 广州中船黄埔造船有限公司 槽形壁与轻围壁的平台对接方法
US10821546B2 (en) 2012-11-30 2020-11-03 Shiloh Industries, Inc. Method of forming a weld notch in a sheet metal piece
CN112222651A (zh) * 2020-09-30 2021-01-15 成都先进金属材料产业技术研究院有限公司 可定位的激光拼焊夹具及焊接方法
US11198195B2 (en) 2012-06-29 2021-12-14 TWB Company, LLC Welded blank assembly and method

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