JP3239585B2 - 金属帯板の接続方法 - Google Patents

金属帯板の接続方法

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JP3239585B2
JP3239585B2 JP01303594A JP1303594A JP3239585B2 JP 3239585 B2 JP3239585 B2 JP 3239585B2 JP 01303594 A JP01303594 A JP 01303594A JP 1303594 A JP1303594 A JP 1303594A JP 3239585 B2 JP3239585 B2 JP 3239585B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属帯板の接続方法に関
し、帯板の長さ方向における端部どうしを重ね合わせて
溶接する方法を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】肉厚が0.5mm以下のパイプ材の製造
は、図3に示す工程によって行われる。支持軸10に巻
回された帯板1aが、板継ぎ手段2,フープケージ3,
溶接手段4,焼鈍手段5,調整手段6を介して電縫管に
成形され、分割手段7により切断されてパイプ8とな
る。帯板1aと帯板1bとは鉛直軸9に一体に取り付け
た支持軸10の両端に巻回されており、鉛直軸9を18
0°回転させることによって供給する帯板を取り替える
ことができる。板継ぎ手段2は帯板1aがなくなってそ
の後に帯板1bを供給する際に、帯板1aの後端と帯板
1bの前端とを条11の上に重ねて載せるとともに重ね
た部分の上にローラ電極を転がして重ねた部分を加圧,
通電してラップ・シーム溶接するものである。なお、1
2,13はローラである。フープケージ3は板継ぎ手段
2により帯板を重ねて溶接している間にもその下流に位
置する溶接手段4でパイプ材に成形する電縫管溶接が連
続して行えるようにロール14,15間の距離を大きく
して帯板1aをストックし、ロール14,15間の距離
を小さくすることによって帯板1aを供給するようにし
たものである。溶接手段4は、帯板1aにおける両側部
であって走行と共に順次に相互に突き合わせられるVシ
ームの部分に高周波電流を流しながら溶接するようにし
たものである。焼鈍手段5は、電縫管溶接したパイプ材
を移動させながら誘導加熱するものである。調撃手段6
は、パイプ材の寸法調整を行ったり曲がりを修正するも
のであり、6aは冷却手段である。分割手段7中の7a
はカッタを示す。
【0003】ところで、板継ぎ手段2における板継ぎは
図4のようにして行われる。まず、図4(a)に示すよ
うに帯板1a,1bの端部が相互に平行な切断線に沿っ
て斜めに切断される。この切断は同時に行われる。次
に、帯板1a,1bの両端を重ね合わせて図4(b)に
示すよう重ね合わせた部分の中央部にラップシーム溶接
部16を形成する。そして、溶接の際に前記ローラ電極
による圧力で図4(c)に示すようにはみ出し部17が
生じることから、図4(d)に示すようにはみ出し部1
7を切除する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、帯板の板継
ぎの際に切断,溶接,切断という3つの工程があるため
に時間がかかりフープケージでの帯板のストック量を大
きくしなければならず、設備が大形化する。また、帯板
の切断を機械化すれば、工程が3つもあるために設備が
より大形化する。
【0005】一方、溶接後の切断を手作業によって行う
と、図5に切断線18に沿って切断した場合は溶接した
パイプ材に孔が生じてしまい、切断線19に沿って切断
した場合は溶接したパイプ材に突起部が生じてしまう。
【0006】そこで本発明は、斯る課題を解決した金属
帯板の接続方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、相互に接続する帯板の端部どうしを
対向させ、夫々の端面どうしが略平行となるように行う
切断と、夫々の端部どうしを重ね合わせて加圧しながら
通電して溶接した際に帯板の両側へはみ出すことになる
帯板端部の両側の部分の切断との双方の切断行為を行っ
たのちに、前記の溶接行為を行うようにしたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】双方の帯板の端面の切断と、端部の両側の切断
との双方の切断行為を同時に行ったのちに端部どうしを
重ね合わせて溶接するため、2つの工程のみで帯板どう
しの接続を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0010】本発明による金属帯板の接続方法を、図1
〜図2に基づいて説明する。本発明では帯板1aの後端
部と帯板1bの前端部とが、重ね合わせ溶接する前に図
1に示す形状に加工される。即ち、帯板1a,1bの端
面21,22の加工と、両側面23,24の加工との双
方の加工が行われる。
【0011】端面21,22は帯板1b,1aの長さ方
向に対して傾斜した状態に形成され、端面21と端面2
2とは略平行になっている。側面23,24の加工はい
ずれも加工代aがa=1〜2.5tとなるように行われ
る。ここで、tは帯板1a,1bの厚さである。このよ
うに加工代aの大きさを決めたのは、斯る値にすると帯
板からパイプ材に成形したときに孔ができたり逆に突出
部が生じたりしないからである。
【0012】帯板1a,1bを図1のような形状となる
ように1回の加工で行うためには、図2に示すように略
H形の形状をしたポンチ25が用いられる。図2に二点
鎖線で示すように帯板1a,1bを配置してポンチ25
によって双方の帯板1a,1bを同時に切断すると、図
2に実線で示すような形状になる。
【0013】以上のようにして切断した帯板1a,1b
の端部どうしを重ね合わせて従来と同様に加圧しながら
重ね合わせた部分の中央にラップシーム溶接部を形成す
る。加圧することにより、重ね合わせた部分の両側には
み出し部が生じるが、はみ出し部は夫々の帯板における
両側の切り欠いた部分の加工代aと略同じ値だけしかは
み出さないので、帯板によりパイプ材を成形しても孔や
突起部が生じたりしない。
【0014】斯る金属帯板の接続方法を用いて帯板どう
しを接続すると、従来では帯板の端部どうしを切断した
あとに端部どうしを重ね合わせて溶接し、その後にはみ
出し部を切除するという3工程が必要であったが、端部
の切断とはみ出し部となる側部の切断とを同時に行うこ
とになり、2工程で足りることになる。そして、帯板の
端部と側部との双方の切断を機械的に行うことにより、
一回のプレスで切断が行えるだけでなく、品質が安定し
て稼働率が向上する。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる金属帯板の接続方法によれば相互に接続する帯板の
端部の切断行為と端部の両側の切断行為とを端部どうし
の重ね溶接する前に行うので、重ね溶接後に従来から行
っているはみ出し部の切除の作業を行う必要がなく、作
業工程が少なくて済む。また、切断する部分の形状が安
定することから溶接品質が安定する。更に、帯板の端部
と両側の切断行為を同時に機械加工するようにすれば、
切断のための機械の設置スペースや機械のコストの面で
有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による金属帯板の接続方法を示す説明
図。
【図2】本発明による金属帯板の接続方法を実施するた
めのポンチを示す説明図。
【図3】パイプ材を製造するための装置の構成図。
【図4】従来の金属帯板の接続方法を示す説明図。
【図5】従来の金属帯板の接続方法の問題点を示す説明
図。
【符号の説明】
1a,1b…帯板 21,22…端面 23,24…側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B23K 31/00 B23K 31/00 P (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 31/00 B23K 11/06 B23D 35/00 B23D 23/00 B21B 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続する帯板の端部どうしを対向
    させ、夫々の端面どうしが略平行となるように行う切断
    と、夫々の端部どうしを重ね合わせて加圧しながら通電
    して溶接した際に帯板の両側へはみ出すことになる帯板
    端部の両側の部分の切断との双方の切断行為を行ったの
    ちに、前記の溶接行為を行うようにしたことを特徴とす
    る金属帯板の接続方法。
JP01303594A 1994-02-07 1994-02-07 金属帯板の接続方法 Expired - Fee Related JP3239585B2 (ja)

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