JP5895697B2 - 画像形成システム、画像形成方法、および粉末供給装置 - Google Patents
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Description
(2)画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、前記記録媒体上に摩擦帯電により帯電する帯電粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、を有する画像形成システムにおいて、前記粉末供給手段は、前記帯電粉末を保持する導電性部材と、前記導電性部材と前記記録媒体との間に配置され、前記帯電粉末を通過させる開口部を有する制御電極と、前記導電性部材と前記制御電極との間に直流電圧および交流電圧を印加することにより、前記導電性部材により保持されている前記帯電粉末を前記記録媒体上に移動させて、前記熱溶融性材料に前記帯電粉末を選択的に供給する電源部と、を含むことを特徴とする画像形成システム。
(3)画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、を有する画像形成システムにおいて、前記記録媒体上には、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高い溶融温度を有する画像形成材料からなる画像がさらに形成されており、前記溶融手段は、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高く、かつ、前記画像形成材料の溶融温度よりも低い温度に前記記録媒体の温度を調整して、前記熱溶融性材料を選択的に溶融することを特徴とする画像形成システム。
(4)前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、前記粉末供給手段は、前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材と、前記第1導電性部材と前記第2導電性部材との間に直流電圧を印加して、前記帯電粉末が前記第1導電性部材に吸着される向きの電界を形成する直流電源部と、を含み、前記電界により前記第1導電性部材に吸着されている前記帯電粉末を前記熱溶融性材料に接触させることにより、当該材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする上記(3)に記載の画像形成システム。
(14)画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成工程と、前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融工程と、前記記録媒体上に摩擦帯電により帯電する帯電粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給工程と、を有する画像形成方法において、前記粉末供給工程において、前記帯電粉末を保持する導電性部材と、前記導電性部材と前記記録媒体との間に配置され前記帯電粉末を通過させる開口部を有する制御電極との間に電源部により直流電圧および交流電圧が印加されることにより、前記導電性部材により保持されている前記帯電粉末が前記記録媒体上に移動されて、前記熱溶融性材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする画像形成方法。
(15)画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成工程と、前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融工程と、前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給工程と、を有する画像形成方法において、前記記録媒体上には、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高い溶融温度を有する画像形成材料からなる画像がさらに形成されており、前記溶融工程において、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高く、かつ、前記画像形成材料の溶融温度よりも低い温度に前記記録媒体の温度が調整されて、前記熱溶融性材料が選択的に溶融されることを特徴とする画像形成方法。
(16)前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、前記粉末供給工程において、前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材との間に直流電源部により直流電圧が印加されて、前記帯電粉末が前記第1導電性部材に吸着される向きの電界が形成され、前記電界により前記第1導電性部材に吸着されている前記帯電粉末が前記熱溶融性材料に接触されることにより、当該材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする上記(15)に記載の画像形成方法。
(26)画像形成プロセスを用いて記録媒体上に形成された画像を形成している、所定温度で溶融する熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、前記記録媒体上に摩擦帯電により帯電する帯電粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、を有する粉末供給装置において、前記粉末供給手段は、前記帯電粉末を保持する導電性部材と、前記導電性部材と前記記録媒体との間に配置され、前記帯電粉末を通過させる開口部を有する制御電極と、前記導電性部材と前記制御電極との間に直流電圧および交流電圧を印加することにより、前記導電性部材により保持されている前記帯電粉末を前記記録媒体上に移動させて、前記熱溶融性材料に前記帯電粉末を選択的に供給する電源部と、を含むことを特徴とする粉末供給装置。
(27)画像形成プロセスを用いて記録媒体上に形成された画像を形成している、所定温度で溶融する熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、を有する粉末供給装置において、前記記録媒体上には、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高い溶融温度を有する画像形成材料からなる画像がさらに形成されており、前記溶融手段は、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高く、かつ、前記画像形成材料の溶融温度よりも低い温度に前記記録媒体の温度を調整して、前記熱溶融性材料を選択的に溶融することを特徴とする粉末供給装置。
(28)前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、前記粉末供給手段は、前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材と、前記第1導電性部材と前記第2導電性部材との間に直流電圧を印加して、前記帯電粉末が前記第1導電性部材に吸着される向きの電界を形成する直流電源部と、を含み、前記電界により前記第1導電性部材に吸着されている前記帯電粉末を前記熱溶融性材料に接触させることにより、当該材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする上記(27)に記載の粉末供給装置。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示す概略断面図であり、図2は、図1に示される塗料粉末供給部を説明するための図である。図1に示されるとおり、画像形成システム1は、用紙上にカラー画像を形成する画像形成装置2と、画像形成装置2から排出される用紙上に金属光沢画像を形成する粉末供給装置3とを備える。以下、画像形成装置2および粉末供給装置3について順番に説明する。
画像形成装置2は、画像読取部10、画像形成部20、用紙搬送部30、給紙部40、および制御部50を有する。
粉末供給装置3は、透明画像形成部60および塗料粉末供給部70を有する。
なお、上述した実施形態では、画像形成装置2のオプションとして粉末供給装置3が設けられ、粉末供給装置3には、透明画像形成部60と塗料粉末供給部70とが備えられた。しかしながら、オプションとしての粉末供給装置3には、塗料粉末供給部70のみが備えられ、透明画像形成部60は、画像形成装置2に備えられてもよい。あるいは、画像形成装置2と粉末供給装置3とが一体的に構成されてもよい。
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1および第2の実施形態では、粘着性を持ったクリアトナーに対して、塗料粉末が磁力を用いて供給された。しかしながら、塗料粉末は、電界を用いて供給されてもよい。
本実施形態は、グリッド状の制御電極を用いる実施形態である。
本実施形態は、金属光沢を有する絶縁性粉末がキャリアによって保持される実施形態である。
次に、図10〜図12を参照して、本発明の第6の実施形態について説明する。
ここで、弾性ローラー92の半径をR、時間Δtの間に回転する弾性ローラー92の回転量を2θとすれば、図12(A)に示されるとおり、上記の(1)式のdは、下記の(2)式により表される。
また、用紙Sの搬送速度をVpとすれば、上記の(1)式のdpは、下記の(3)式により表される。
ここで、弾性ローラー92の角速度をω、弾性ローラー92の周速度をV’、および、時間Δtの間にニップ部を通過する弾性ローラー92の周長をd’とすれば、時間Δtは、下記の(4)式により表される。
したがって、上記の(3)式は、下記の(5)式により表される。
また、絶縁性粉末の粒子の半径をr、弾性ローラー92と用紙Sとの間の最小の間隔をgとすれば、上記の(2)および(5)式のθは、下記の(6)式により表される。
一方、上記の(1)式の右辺について、粒子の表面に付着したクリアトナーが弾性ローラー92に付着してしまう距離d”は、粒子の回転量をθ’とすれば、図12(B)に示されるとおり、下記の(7)式により表される。
ここで、図12(B)に示されるとおり、上記の(7)式のθ’は、下記の(8)式により表される。
したがって、上記の(2)、(5)、および(7)式より、上記の(1)式は、下記の(9)式により表される。
以上のとおり、本実施形態では、上記の(9)式に示される関係を満たすように、用紙Sの搬送速度Vpと弾性ローラー92の角速度ωとが調整される。このような構成によれば、用紙Sの搬送速度と弾性ローラー92の角速度との差に起因して絶縁性粉末300の粒子が回転する場合であっても、粒子の下部に付着しているクリアトナーが弾性ローラー92の表面に付着することがない。
図13は、本発明の第7の実施形態に係る塗料粉末供給部を説明するための図である。本実施形態に係る塗料粉末供給部70は、加熱ローラー71、加圧ローラー74、ヒーター75、絶縁性粉末収容部91、弾性ローラー92、対向ローラー93、直流電源部94、および絶縁性粉末回収部97を有する。加熱ローラー71、加圧ローラー74、およびヒーター75は、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、図14を参照して、本発明の第8の実施形態について説明する。
本実施形態は、自軸周りに回転するフリッカー部材を用いる実施形態である。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成システムを用いて金属光沢画像を形成した。実施例1では、100〜150℃に加熱して有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、加熱ローラーにより用紙を70〜80℃に加熱して、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、ヒーターにより用紙を93±3℃に維持しつつ、外径25mmの4極型マグネットローラーによりクリアトナーに磁性粉末を供給した後、磁性粉末が付着された用紙を加圧ローラーにより70〜80℃で加熱押圧した。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第3の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。実施例2では、外径25mmのSUSスリーブをサンドブラスト処理により表面粗さ(Rz)10μmに加工して作製した導電性ローラーにより、絶縁性粉末を供給した。制御電極は、直径30μmのタングステン製ワイヤを1mm間隔で配置して作製した。導電性ローラーと用紙との間の間隙は1mmであり、導電性ローラーと制御電極との間の間隙は0.6mmであった。制御電極の電圧レベルはグラウンド電圧レベルに設定した。導電性ローラーに印加したDC電圧は−800Vであり、AC電圧は1kVp−p、3kHzの正弦波であった。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第4の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。グリッド状の制御電極の開口率は85%であった。その他の条件は実施例2と同様とした。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第5の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。実施例4では、キャリアは、平均粒径35μmのフェライト粒子を樹脂により被覆して形成した。規制部材と導電性ローラーとの間の間隙は0.6mmであり、導電性ローラーの絶縁性粉末およびキャリアの搬送量は300g/m2であった。その他の条件は実施例2と同様とした。
実施例1と同様の装置構成を用いて蓄光画像を形成した。蓄光塗料としては、特開2000−178468号公報の段落〔0047〕〜段落〔0053〕に記載されている方法と同様の方法を用いて形成した蓄光性磁性粉末を用いた。蓄光性磁性粉末の平均粒径は、1.8μmであった。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第6の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。実施例6では、一成分現像器で用いられる外径25mmの弾性ローラーにより絶縁性粉末を供給した。弾性ローラーは、硬度33°および表面粗さ(Rz)2μmのニトリルゴム(NBR)により作製し、回転数106.9521(rpm)で回転させた。弾性ローラーの芯金には、+600Vの電圧が印加された。対向ローラーは、外径25mmのアルミニウムローラーであった。弾性ローラーの側部には、外径20mmの清掃回収ローラーを接触させた。清掃回収ローラーは、発泡ローラーであり、弾性ローラーに従動して回転させた。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第7の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。実施例7では、実施例6の弾性ローラーの芯金に−600Vの電圧を印加して絶縁性粉末を散布した。粉末回収ローラーは、外径25mmの発泡ローラーであり、回転数106.9521(rpm)で回転させた。粉末回収ローラーには、+500Vの電圧が印加された。その他の条件は、実施例6と同様とした。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第8の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。実施例8では、SUS製のフリッカーを2mm食い込ませた状態で、外径14mmのポリエステル製ブラシローラーを300mm/sで回転させることにより、用紙上に塗料粉末を散布した。ポリエステル製ブラシのブラシ毛長は4mmであり、ブラシ密度は200kF/inch2であった。また、ブラシ繊径は、直径20μmであった。
実施例1と同様の条件で、有色トナーおよびクリアトナーを用紙上に定着させた後、用紙上のクリアトナーのみを選択的に溶融させた。そして、本発明の第9の実施形態に係る塗料粉末供給部を用いて金属光沢画像を形成した。実施例9では、外径6mmの回転ローラー状のフリッカーを2mm食い込ませた状態で、外径14mmのポリエステル製ブラシを300mm/sで回転させることにより、用紙上に塗料粉末を散布した。ブラシローラーの停止時には、フリッカーは、ブラシローラーから離間させた。フリッカーの回転速度は、10mm/sであった。その他の条件は、実施例8と同様とした。
専用の現像器および感光体ドラムを用いて、有色トナーおよび金属光沢トナーによりタンデム式によって金属光沢画像を形成した。金属光沢トナーの現像方式は2成分現像方式で、現像DC電圧は−400Vであり、現像AC電圧は1kVp−p、5kHzであった。感光体ドラムは、OPC(Organic Photoconductor)ドラムであり、感光体ドラムと現像ローラーとの間の間隙は0.28mmであった。
比較例1と同様の条件で、アルミニウム粒子を樹脂コーティングした平均粒径8μm、樹脂層の平均厚み1μmの金属光沢トナーを用いて金属光沢画像を形成した。
比較例1と同様の条件で、平均粒径1μmの銀粒子を50%含有する金属光沢トナーを用いて金属光沢画像を形成した。金属光沢トナーは、特許文献1の段落〔0053〕〜段落〔0056〕に記載されている方法と同様の方法を用いて形成した。金属光沢トナーの平均粒径は、6.5μmであった。
比較例1と同様の条件で、平均粒径1μmのアルミニウム粒子を50%含有する金属光沢トナーを用いて金属光沢画像を形成した。金属光沢トナーは、特許文献1の段落〔0053〕〜段落〔0056〕に記載されている方法と同様の方法を用いて形成した。金属光沢トナーの平均粒径は、8μmであった。
実施例1〜4および比較例1〜4で形成された金属光沢画像の反射率を測定した。測定結果を表1に示す。
実施例1〜4および比較例1〜4で用いられた感光体ドラムの耐久試験を行った。画像形成を複数回(100回、200回、1000回、2000回、10000回)繰り返し、感光体ドラムの傷跡が画像に現れていなければ良好(○)、画像に現れていれば不良(×)と判断した。評価結果を表2に示す。
実施例1,5の評価として、クリアトナーが付着した磁性粉末が、そのまま容器に回収されることに起因して発生する磁性粉末の凝集を調査した。
実施例5で形成された蓄光画像の燐光発色を確認することにより蓄光画像を評価した。具体的には、アート紙上に形成された蓄光画像を紫外線ランプで1時間照射した後、積分球付分光光度計(日本分光社製V−570)の光源を切ってその発光強度を測定した。測定結果として、波長520nm付近で反射率13%程度の発光が確認された。つまり、蓄光画像の燐光発色が、暗所において目視で認識可能な強度を有することが確認された。
実施例6〜9および比較例1,3で形成された金属光沢画像の反射率を測定した。測定結果を表3に示す。
実施例6〜9および比較例1,3で用いられた感光体ドラムの耐久試験を行った。画像形成を複数回(100回、200回、1000回、2000回、100000回)繰り返し、感光体ドラムの傷跡が画像に現れていなければ良好(○)、画像に現れていれば不良(×)と判断した。評価結果を表4に示す。
2 画像形成装置、
3 粉末供給装置、
10 画像読取部、
20 画像形成部、
30 用紙搬送部、
40 給紙部、
50 制御部、
60 透明画像形成部、
70 塗料粉末供給部、
71 加熱ローラー、
72 マグネットローラー、
73 磁性粉末収容部、
74 加圧ローラー、
75,81 ヒーター、
76 磁性粉末散布部、
77 磁性粉末回収部、
82 導電性ローラー、
83 制御電極、
84 電源部、
85,95 規制部材、
86 クラウド、
91 絶縁性粉末収容部、
92 弾性ローラー、
93 対向ローラー、
94 直流電源部、
96 清掃回収ローラー、
97 絶縁性粉末回収部、
98 塗料粉末散布部、
99 塗料粉末回収部、
100 クリアトナー、
200 磁性粉末、
300 絶縁性粉末、
400 キャリア、
500 塗料粉末。
Claims (37)
- 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に磁性粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する画像形成システムにおいて、
前記粉末供給手段は、磁力により吸着保持している前記磁性粉末を前記熱溶融性材料に接触させることにより、当該材料に前記磁性粉末を選択的に供給するマグネット部材を含むことを特徴とする画像形成システム。 - 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に摩擦帯電により帯電する帯電粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する画像形成システムにおいて、
前記粉末供給手段は、
前記帯電粉末を保持する導電性部材と、
前記導電性部材と前記記録媒体との間に配置され、前記帯電粉末を通過させる開口部を有する制御電極と、
前記導電性部材と前記制御電極との間に直流電圧および交流電圧を印加することにより、前記導電性部材により保持されている前記帯電粉末を前記記録媒体上に移動させて、前記熱溶融性材料に前記帯電粉末を選択的に供給する電源部と、を含むことを特徴とする画像形成システム。 - 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する画像形成システムにおいて、
前記記録媒体上には、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高い溶融温度を有する画像形成材料からなる画像がさらに形成されており、
前記溶融手段は、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高く、かつ、前記画像形成材料の溶融温度よりも低い温度に前記記録媒体の温度を調整して、前記熱溶融性材料を選択的に溶融することを特徴とする画像形成システム。 - 前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、
前記粉末供給手段は、
前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、
前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材と、
前記第1導電性部材と前記第2導電性部材との間に直流電圧を印加して、前記帯電粉末が前記第1導電性部材に吸着される向きの電界を形成する直流電源部と、を含み、
前記電界により前記第1導電性部材に吸着されている前記帯電粉末を前記熱溶融性材料に接触させることにより、当該材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。 - 前記粉末供給手段は、前記粘着性を持った熱溶融性材料に接触した前記塗料粉末が当該材料に捕捉されることを利用して、前記記録媒体上に前記塗料粉末を散布することなく、前記記録媒体上の前記熱溶融性材料に前記塗料粉末を選択的に供給することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
- 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する画像形成システムにおいて、
前記粉末供給手段は、
前記記録媒体上に前記塗料粉末を散布する散布手段と、
前記散布手段により前記記録媒体上に散布された前記塗料粉末のうち前記画像が形成されていない部分に存在する塗料粉末を前記記録媒体上から除去する除去手段と、を含むことを特徴とする画像形成システム。 - 前記除去手段は、前記塗料粉末を吸引する集粉器を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
- 前記塗料粉末は、磁性粉末であり、
前記散布手段は、前記記録媒体上に前記磁性粉末を散布し、
前記除去手段は、前記散布手段により前記記録媒体上に散布された前記磁性粉末のうち前記画像が形成されていない部分に存在する磁性粉末を磁力により吸着保持して前記記録媒体上から除去するマグネット部材を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。 - 前記散布手段は、
前記塗料粉末を保持するブラシ部材と、
前記ブラシ部材に当接して前記塗料粉末を弾き飛ばすフリッカー部材と、を含むことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像形成システム。 - 前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、
前記散布手段は、
前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、
前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材と、
前記第1導電性部材と前記第2導電性部材との間に直流電圧を印加して、前記第1導電性部材から前記第2導電性部材に向かって前記帯電粉末を移動させる向きの電界を形成することにより、前記第1導電性部材により保持されている前記帯電粉末を前記記録媒体上に移動させる直流電源部と、を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成システム。 - 前記粉末供給手段により前記塗料粉末が供給された前記熱溶融性材料を加熱押圧する加熱押圧手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成システム。
- 前記熱溶融性材料は、透明トナーであり、
前記画像形成手段は、電子写真方式の画像形成プロセスを用いて、前記透明トナーからなる画像を前記記録媒体上に形成することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成システム。 - 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成工程と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融工程と、
前記記録媒体上に磁性粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給工程と、
を有する画像形成方法において、
前記粉末供給工程において、磁力によりマグネット部材に吸着保持されている前記磁性粉末が前記熱溶融性材料に接触されることにより、当該材料に前記磁性粉末が選択的に供給されることを特徴とする画像形成方法。 - 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成工程と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融工程と、
前記記録媒体上に摩擦帯電により帯電する帯電粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給工程と、
を有する画像形成方法において、
前記粉末供給工程において、前記帯電粉末を保持する導電性部材と、前記導電性部材と前記記録媒体との間に配置され前記帯電粉末を通過させる開口部を有する制御電極との間に電源部により直流電圧および交流電圧が印加されることにより、前記導電性部材により保持されている前記帯電粉末が前記記録媒体上に移動されて、前記熱溶融性材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする画像形成方法。 - 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成工程と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融工程と、
前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給工程と、
を有する画像形成方法において、
前記記録媒体上には、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高い溶融温度を有する画像形成材料からなる画像がさらに形成されており、
前記溶融工程において、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高く、かつ、前記画像形成材料の溶融温度よりも低い温度に前記記録媒体の温度が調整されて、前記熱溶融性材料が選択的に溶融されることを特徴とする画像形成方法。 - 前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、
前記粉末供給工程において、前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材との間に直流電源部により直流電圧が印加されて、前記帯電粉末が前記第1導電性部材に吸着される向きの電界が形成され、
前記電界により前記第1導電性部材に吸着されている前記帯電粉末が前記熱溶融性材料に接触されることにより、当該材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。 - 前記粉末供給工程において、前記粘着性を持った熱溶融性材料に接触した前記塗料粉末が当該材料に捕捉されることを利用して、前記記録媒体上に前記塗料粉末が散布されることなく、前記記録媒体上の前記熱溶融性材料に前記塗料粉末が選択的に供給されることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 画像形成プロセスを用いて、所定温度で溶融する熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成工程と、
前記記録媒体上で前記画像を形成している前記熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融工程と、
前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給工程と、
を有する画像形成方法において、
前記粉末供給工程は、
前記記録媒体上に前記塗料粉末を散布する散布工程と、
前記散布工程において前記記録媒体上に散布された前記塗料粉末のうち前記画像が形成されていない部分に存在する塗料粉末を前記記録媒体上から除去する除去工程と、を含むことを特徴とする画像形成方法。 - 前記除去工程において、前記塗料粉末が集粉器により吸引されることを特徴とする請求項18に記載の画像形成方法。
- 前記塗料粉末は、磁性粉末であり、
前記散布工程において、前記記録媒体上に前記磁性粉末が散布され、
前記除去工程において、前記散布工程において前記記録媒体上に散布された前記磁性粉末のうち前記画像が形成されていない部分に存在する磁性粉末が、磁力によりマグネット部材に吸着保持されて前記記録媒体上から除去されることを特徴とする請求項18に記載の画像形成方法。 - 前記散布工程において、前記塗料粉末を保持するブラシ部材にフリッカー部材が当接して、前記塗料粉末が弾き飛ばされることを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、
前記散布工程において、前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材との間に直流電源部により直流電圧が印加されて、前記第1導電性部材から前記第2導電性部材に向かって前記帯電粉末を移動させる向きの電界が形成されることにより、前記第1導電性部材により保持されている前記帯電粉末が前記記録媒体上に移動されることを特徴とする請求項18または19に記載の画像形成方法。 - 前記粉末供給工程において前記塗料粉末が供給された前記熱溶融性材料を加熱押圧する加熱押圧工程をさらに有することを特徴とする請求項13〜22のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記熱溶融性材料は、透明トナーであり、
前記画像形成工程において、電子写真方式の画像形成プロセスを用いて、前記透明トナーからなる画像が前記記録媒体上に形成されることを特徴とする請求項13〜23のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 画像形成プロセスを用いて記録媒体上に形成された画像を形成している、所定温度で溶融する熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に磁性粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する粉末供給装置において、
前記粉末供給手段は、磁力により吸着保持している前記磁性粉末を前記熱溶融性材料に接触させることにより、当該材料に前記磁性粉末を選択的に供給するマグネット部材を含むことを特徴とする粉末供給装置。 - 画像形成プロセスを用いて記録媒体上に形成された画像を形成している、所定温度で溶融する熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に摩擦帯電により帯電する帯電粉末である塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する粉末供給装置において、
前記粉末供給手段は、
前記帯電粉末を保持する導電性部材と、
前記導電性部材と前記記録媒体との間に配置され、前記帯電粉末を通過させる開口部を有する制御電極と、
前記導電性部材と前記制御電極との間に直流電圧および交流電圧を印加することにより、前記導電性部材により保持されている前記帯電粉末を前記記録媒体上に移動させて、前記熱溶融性材料に前記帯電粉末を選択的に供給する電源部と、を含むことを特徴とする粉末供給装置。 - 画像形成プロセスを用いて記録媒体上に形成された画像を形成している、所定温度で溶融する熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する粉末供給装置において、
前記記録媒体上には、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高い溶融温度を有する画像形成材料からなる画像がさらに形成されており、
前記溶融手段は、前記熱溶融性材料の溶融温度よりも高く、かつ、前記画像形成材料の溶融温度よりも低い温度に前記記録媒体の温度を調整して、前記熱溶融性材料を選択的に溶融することを特徴とする粉末供給装置。 - 前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、
前記粉末供給手段は、
前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、
前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材と、
前記第1導電性部材と前記第2導電性部材との間に直流電圧を印加して、前記帯電粉末が前記第1導電性部材に吸着される向きの電界を形成する直流電源部と、を含み、
前記電界により前記第1導電性部材に吸着されている前記帯電粉末を前記熱溶融性材料に接触させることにより、当該材料に前記帯電粉末が選択的に供給されることを特徴とする請求項27に記載の粉末供給装置。 - 前記粉末供給手段は、前記粘着性を持った熱溶融性材料に接触した前記塗料粉末が当該材料に捕捉されることを利用して、前記記録媒体上に前記塗料粉末を散布することなく、前記記録媒体上の前記熱溶融性材料に前記塗料粉末を選択的に供給することを特徴とする請求項25〜28のいずれか1項に記載の粉末供給装置。
- 画像形成プロセスを用いて記録媒体上に形成された画像を形成している、所定温度で溶融する熱溶融性材料を加熱溶融して当該材料に粘着性を持たせる溶融手段と、
前記記録媒体上に塗料粉末を供給して前記粘着性を持った熱溶融性材料に前記塗料粉末を付着させる粉末供給手段と、
を有する粉末供給装置において、
前記粉末供給手段は、
前記記録媒体上に前記塗料粉末を散布する散布手段と、
前記散布手段により前記記録媒体上に散布された前記塗料粉末のうち前記画像が形成されていない部分に存在する塗料粉末を前記記録媒体上から除去する除去手段と、を含むことを特徴とする粉末供給装置。 - 前記除去手段は、前記塗料粉末を吸引する集粉器を含むことを特徴とする請求項30に記載の粉末供給装置。
- 前記塗料粉末は、磁性粉末であり、
前記散布手段は、前記記録媒体上に前記磁性粉末を散布し、
前記除去手段は、前記散布手段により前記記録媒体上に散布された前記磁性粉末のうち前記画像が形成されていない部分に存在する磁性粉末を磁力により吸着保持して前記記録媒体上から除去するマグネット部材を含むことを特徴とする請求項30に記載の粉末供給装置。 - 前記散布手段は、
前記塗料粉末を保持するブラシ部材と、
前記ブラシ部材に当接して前記塗料粉末を弾き飛ばすフリッカー部材と、を含むことを特徴とする請求項30〜32のいずれか1項に記載の粉末供給装置。 - 前記塗料粉末は、摩擦帯電により帯電する帯電粉末であり、
前記散布手段は、
前記帯電粉末を保持する第1導電性部材と、
前記記録媒体を挟んで前記第1導電性部材と対向配置される第2導電性部材と、
前記第1導電性部材と前記第2導電性部材との間に直流電圧を印加して、前記第1導電性部材から前記第2導電性部材に向かって前記帯電粉末を移動させる向きの電界を形成することにより、前記第1導電性部材により保持されている前記帯電粉末を前記記録媒体上に移動させる直流電源部と、を含むことを特徴とする請求項30または31に記載の粉末供給装置。 - 前記粉末供給手段により前記塗料粉末が供給された前記熱溶融性材料を加熱押圧する加熱押圧手段をさらに有することを特徴とする請求項25〜34のいずれか1項に記載の粉末供給装置。
- 前記熱溶融性材料は、透明トナーであり、
電子写真方式の画像形成プロセスを用いて、前記透明トナーからなる画像が前記記録媒体上に形成されていることを特徴とする請求項25〜35のいずれか1項に記載の粉末供給装置。 - 画像形成プロセスを用いて、前記熱溶融性材料からなる画像を記録媒体上に形成する画像形成手段をさらに有することを特徴とする請求項25〜36のいずれか1項に記載の粉末供給装置。
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