JP7459698B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年、オンデマンド印刷市場において、特色印刷、メタリック印刷およびパール印刷を含む加飾印刷、高付加価値印刷などの需要が高まっている。特に、加飾印刷に関する要望は大きく、様々な印刷方法が検討されている。
例えば、トナー画像の表面に、金属箔または樹脂箔などの箔体を転写して加飾印刷する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の方法では、形成されたトナー画像と、箔体とを重ね合わせることで、トナー画像が形成された部分にのみ箔体を転写して、加飾印刷している。しかしながら、特許文献1に記載の方法では、トナー画像が形成されていない領域に対向した箔体が破棄されてしまう。
また、トナー中に光輝性顔料を添加して、加飾印刷する方法も検討されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の方法では、光輝性顔料をトナーに含有させることで、必要な部分のみをメタリック印刷している。しかしながら、特許文献2に記載の方法では、要求されるメタリック感が得られない場合がある。
また、トナー画像に粉体を付着させることで、メタリック印刷する方法も検討されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載の方法では、メタリック印刷したいトナー画像の一部にのみ粉体を供給することで、必要な部分のみをメタリック印刷している。
タック力のある弾性部材で構成された粉体付与部材は、タック力で粉体を保持できるため、粉体の種類によらず使用できる。粉体付与部材の表面における粉体は、所定の方向に単層に配向された状態で、かつ一定以上の量が存在していることが好ましい。よって、粉体付与部材の表面において、一定以上の量の粉体が付着していることを確認するための検知手段が求められる。
粉体付与部材の表面における粉体量を測定する方法として、出射された光の反射光を利用する方法が知られている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4には、発光素子からトナー画像に向けて光を照射し、トナー画像で反射された反射光を受光素子によって検知することで、反射光の光量から粉体付与部材の表面の粉体量を算出している。
特開平01-200985号公報 特開2014-157249号公報 特開2013-178452号公報 特開2002-014571号公報
しかしながら、特許文献4に記載の方法では、粉体付与部材の表面に保持された粉体の付着角度と、粉体(トナー画像)に到達する光の位置とによって受光素子で測定される光の光量が変化してしまう。よって、粉体付与部材の表面が粉体により被覆されているにも関わらず、被覆率が低く出力されてしまうことがある。このように、被覆率を低く算出してしまうと、メタリック感の調整不足、余剰な粉体の供給や、清掃不足および摺察不足が生じてしまう。
本発明の目的は、粉体付与部材の表面の加飾粉体量を適切に測定できる画像形成装置を提供することである。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置は、加飾粉体を保持し、画像パターンの表面に前記加飾粉体を付与するための粉体付与部と、前記粉体付与部もしくは前記粉体付与部に保持された前記加飾粉体から放射された電磁波量、または前記加飾粉体を保持する前記粉体付与部を透過した電磁波量を測定し、測定した前記電磁波量に基づいて、前記粉体付与部の表面における前記加飾粉体による被覆率を検出するための検出部と、前記粉体付与部と対向して配置され、前記粉体付与部とともに前記画像パターンを挟持して、前記粉体付与部の表面に保持された前記加飾粉体を前記画像パターンの表面に付与するための対向部材と、を有する。
本発明によれば、粉体付与部材の表面の加飾粉体量を適切に測定できる。
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 図2A、Bは、被覆率の算出方法を説明するための図である。 図3は、被覆率の感度を説明するためのグラフである。 図4は、実施の形態1の変形例に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 図5は、実施の形態2に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置について、添付した図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
[実施の形態1]
(画像形成装置の構成)
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置100の構成を示す模式図である。
画像形成装置100は、記録媒体Mの表面に形成された樹脂製画像(画像パターン)Rに粉体(加飾粉体)Pを供給して付着させ、樹脂製画像Rの表面に粉体Pが付着した加飾画像を形成する装置である。
図1に示されるように、画像形成装置100は、樹脂製画像Rが形成された記録媒体Mを搬送するための搬送部110と、樹脂製画像Rを軟化させるための軟化部120と、粉体Pを供給するための粉体供給部130と、粉体供給部130から供給された粉体Pを粉体保持面142に付着させて搬送し、樹脂製画像Rに粉体Pを付与するための粉体付与部140と、粉体付与部140を加熱するための加熱部150と、粉体付与部140の記録媒体Mを挟んで粉体保持面142と対向する位置に設けられ、粉体付与部140との間にニップ部NPを形成して、ニップ部NPにおいて記録媒体Mおよび粉体Pを加圧するための対向部材160と、記録媒体M上の樹脂製画像R以外の領域や搬送部110に付着した粉体Pを回収するための余剰粉体回収部170と、ニップ部NPの通過後に粉体付与部140に残存した粉体Pを粉体付与部140から除去するための粉体除去部180と、粉体付与部140の表面における粉体Pによる被覆率を検出するための検出部190とを有する。
なお、本実施の形態において、樹脂製画像Rは、トナーやインクなどにより記録媒体Mの表面に形成された、熱可塑性樹脂で形成された画像である。本実施の形態では、軟化部120により軟化された樹脂製画像Rに、粉体供給部130から粉体Pを供給することにより、軟化した樹脂製画像Rの表面に粉体Pを付与して、樹脂製画像Rが粉体Pにより加飾された加飾画像を作製する。
粉体(加飾粉体)Pは、電磁波を放出する粉体粒子の集合体である。粉体粒子が放出する電磁波の種類は特に限定されない。電磁波の種類の例には、赤外線、可視光線、紫外線が含まれる。
粉体粒子の例には、金属粒子、金属酸化物粒子、樹脂粒子、熱応答性材料を含む粒子、磁性粒子、非磁性粒子が含まれる。これらの粉体粒子は、得ようとする加飾画像に応じて選択でき、例えばメタリック感のある加飾画像を得たい場合には、金属または金属酸化物を含む粉体粒子が好ましい。粉体粒子は、異なる2種類以上の材料を含んでもよい。粉体粒子の形状は、球形でもよいし、非球形でもよい。粉体Pは、合成品でもよいし市販品でもよい。粉体Pは、異なる2種類以上の粉体粒子の混合品でもよい。なお、粉体Pは、トナーではない。
また、粉体粒子は、被覆されていてもよい。例えば、金属粒子は、当該金属とは異なる金属、金属酸化物または樹脂で被覆されていてもよいし、樹脂またはガラスなどの表面を金属、金属酸化物で被覆されていてもよい。また、金属粒子は、金属酸化物粒子でもよく、当該金属酸化物とは異なる金属酸化物、金属または樹脂で被覆されたものでもよい。また、金属粒子は、金属または金属酸化物を板状に延展させて粉砕したものやそれを種々の材料で被覆したもの、フィルムやガラスに金属または金属酸化物を蒸着または湿式コーティングしたものでもよい。メタリック画像を作製するときは、粉体粒子は、0.2~100質量%の金属または金属酸化物を含むことが好ましい。
粉体Pの形状は、樹脂製画像Rの表面に沿って配向させる観点からは、真球ではない形状を有する粉体(非球形粉体)、例えば、扁平形状の粒子が好ましい。ここで、「扁平形状の粒子」とは、粉体Pの粒子における最大長さを長径、当該長径に直交する方向における最大長さを短径、長径に直交する方向の最少長さを厚みとするときに、厚みに対する短径の比率が3以上である形状の粒子を意味する。
粉体粒子の厚みは、配向した粉体の付着による加飾効果を十分に発現させる観点から、0.2~10μmが好ましく、0.2~5.0μmがより好ましい。粉体Pの厚みが上記範囲であれば、樹脂製画像Rの表面に付着した粉体粒子を十分に配向させることができ、かつ加飾画像をこすった際の粉体Pの剥離を抑制できる。粉体粒子の厚みが小さすぎると、重なった粉体Pを回収することが難しい。また、粉体粒子の厚みが小さすぎると、樹脂製画像Rの表面に付着した粉体Pの長径方向および短径方向を含む粉体Pの平面方向が樹脂製画像Pの表面方向に実質的に沿う非球形粉末の良好な配向状態が十分に形成されないことがある。さらに、画像形成装置100の内部に粉体Pが破壊され、粉体Pの大きさが変化する場合もある。逆に、粉体粒子の厚みが大きすぎる場合、樹脂製画像をこすった時に粉体が取れることがある。
また、粉体粒子の長径および短径の長さは、いずれも、1~50μmが好ましく、15~50μmがより好ましい。粉体粒子の長径および短径の長さが上記範囲であれば、粉体の取扱い性が良好であり、かつ画像の解像度を十分に低下させて階調性の高い加飾画像を得ることができる。
市販されている粉体Pの例には、メタシャイン(日本板硝子株式会社、「メタシャイン」は同社の登録商標)、サンシャインベビー クロムパウダー、オーロラパウダー、パールパウダー(いずれも株式会社GGコーポレーション)、ICEGEL ミラーメタルパウダー(株式会社TAT)、ピカエース MCシャインダスト、エフェクトC(株式会社クラチ、「ピカエース」は同社の登録商標)、PREGEL マジックパウダー、ミラーシリーズ(有限会社プリアンファ、「PREGEL」は同社の登録商標)、Bonnailシャインパウダー(株式会社ケイズプランイング、「BON NAIL」は同社の登録商標)、エルジーneo(尾池工業株式会社、「エルジーneo」は同社の登録商標)が含まれる。また、粉体Pの例には、AccurioPres C2060(コニカミノルタジャパン株式会社)が含まれる。
熱応答性材料は、熱による刺激をきっかけに膨張、収縮、変形などの形状の変化、顕色、消色、変色などの色の変化を起こす材料である。熱応答性材料を含む粒子の例には、熱膨張性マイクロカプセル、感温カプセルが含まれる。熱膨張性マイクロカプセルの例には、マツモトマイクロスフェアー(松本油脂製薬株式会社)、クレハマイクロスフェアー(株式会社クレハ)が含まれ、感温カプセルの例には、感温染料カプセル(株式会社日本カプセルプロダクツ)が含まれる。
本実施の形態では、粉体Pとして、金属粒子の集合体を用いる。具体的には、粉体Pは、金属層の表面に樹脂層がコーティングされた絶縁性の粉体であるエルジーneoである。
なお、本実施の形態において、記録媒体Mは、その表面(主面)に樹脂製画像Rを形成できれば、特に限定されない。記録媒体Mの例には、薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙およびコート紙などの塗工された印刷用紙、市販されている和紙やはがき用紙、プラスチックフィルム、樹脂製フィルム、布が含まれる。また、記録媒体Mの形状および色も特に限定されず、形成すべき加飾画像に応じて適宜選択できる。コート紙の例には、PODグロスコート紙である。
搬送部110は、樹脂製画像Rが表面に形成された記録媒体Mを粉体付与部140に対して搬送するための装置である。搬送部110は、例えばベルトコンベアである。
軟化部120は、樹脂製画像Rを軟化させる。本実施の形態では、軟化部120は、樹脂製画像Rが形成された記録媒体Mをオーブンで予備加熱して、樹脂製画像Rを構成する樹脂を軟化(溶融)させることで樹脂製画像Rを軟化させる。なお、軟化部120は、ホットプレートや温風送風機などの非接触式の方法により樹脂製画像Rを予備加熱してもよいし、ヒートローラーなどの接触式の方法により樹脂製画像Rを予備加熱してもよい。また、樹脂製画像Rがより高い温度であるときは、軟化部120は、加飾に適した温度にまで樹脂製画像Rを冷却してもよいし、薬剤などの付与により樹脂製画像Rを軟化させてもよい。
粉体供給部130は、粉体付与部140の粉体保持面142に粉体Pを供給する。粉体供給部130は、粉体Pを貯蔵する貯蔵容器132と、貯蔵容器132内に収容された搬送部材134とを有する。
貯蔵容器132は、円筒状の粉体付与部140の粉体保持面142の軸方向に沿って配置された開口部を有する。
搬送部材134は、回転する円柱形状のブラシ、スポンジ、ソリッドローラであり、貯蔵容器132内に貯蔵された粉体Pを貯蔵容器132の開口部にまで搬送し、粉体付与部140の粉体保持面142に供給する。搬送部材134および粉体付与部140は、回転軸に垂直な断面において、同じ方向に回転してもよいし、異なる方向(逆方向)に回転してもよい。本実施の形態では、搬送部材134および粉体付与部140は、回転軸に垂直な断面において、同じ方向に回転している。例えば、搬送部材134は、外径が30mmのニトリルゴムローラーである。搬送部材134は、静電気力、磁力などの粘着力によって粉体Pを付着させる。
粉体付与部140は、駆動モーターによって円筒状の軸(回転軸)を中心として、記録媒体Mの搬送方向(矢印)に沿った方向に回転する円筒状の部材である。円筒状の側周表面は、粘着性を有する粉体保持面142である。粉体付与部140は、粘着性を有する粉体保持面142に粉体Pを粘着によって保持し、ニップ部NPに粉体Pを搬送する。本実施の形態では、粉体付与部140の軸(芯金)は、アルミニウム製であり、直径が100mm、実効的な軸方向長さが100mm、厚みが5mmである。また、芯金の外側には、200~300μm程度の厚みを有するシリコーンゴム(昭和電線ケーブルシステム株式会社)を使用した。
粉体付与部140は、記録媒体Mの搬送経路上における軟化部120の下流側、かつ記録媒体Mに対して樹脂製画像Rが形成された主面側に配置されている。なお、軟化部120が加熱によって樹脂製画像Rを軟化させるときは、樹脂製画像Rからの熱が粉体付与部140にも伝わるため、粉体保持面142を構成する材料は、耐熱性を有することが好ましく、このような観点からは、上述したゴム材料のうち、シリコーンゴムが好ましい。
なお、粉体付与部140は、例えば、貯蔵容器132内に貯蔵された粉体Pを、粉体付与部140の粉体保持面142に直接接触させる構成でもよい。この場合、搬送部材134は、不要となる。
加熱部150は、粉体付与部140を加熱する。具体的には、加熱部150は、粉体付与部140の表面を均一に加熱する。加熱部150の構成は、上記の機能を発揮できれば特に限定されない。加熱部150は、接触方式でもよいし、非接触方式でもよい。本実施の形態では、加熱部150は、粉体付与部140の回転軸に配置されたハロゲンヒーターである。加熱部150の数も特に限定されない。加熱部150の数は、1つでもよいし、複数でもよい。本実施の形態では、加熱部150の数は、1つである。本実施の形態では、加熱部150は、ハロゲンランプヒーター(ウシオ電機株式会社)である。
対向部材160は、粉体付与部140と対向して配置され、粉体付与部140とともに樹脂製画像Rを挟持して、粉体付与部140の表面に保持された粉体Pを樹脂製画像Rの表面に付与するこのとき、樹脂製画像Rは、軟化部120によって軟化されて接着性を発現しているため、ニップ部NPを通過するときの押圧によって、粉体Pが付与される。対向部材160の軸(芯金)は、アルミニウム製であり、直径が100mm、実効的な軸方向長さが100mm、厚みが5mmである。また、芯金の外側には、ポリテトラフルオロエチレン(PFA)コートを施した2mm程度の厚みを有するシリコーンゴム(昭和電線ケーブルシステム株式会社)を使用した。
余剰粉体回収部170は、ニップ部NPにおいて粉体付与部140から記録媒体Mまたは搬送部110に付与された粉体Pであって、樹脂製画像Rに付与されなかった余剰の粉体Pを回収する。余剰粉体回収部170は、搬送部110による記録媒体Mの搬送方向におけるニップ部NPの下流側、かつ記録媒体Mに樹脂製画像Rが形成された表面(主面)側に配置される。余剰粉体回収部170は、例えばエアー吸引によって粉体Pを吸引する構成であるが、これに限定されない。
粉体除去部180は、ニップ部NPにおいて粉体付与部140から樹脂製画像R、記録媒体Mまたは搬送部110に付与されず、粉体付与部140の粉体保持面142に残存した粉体Pを除去する。粉体除去部180は、粉体付与部140の回転方向に対してニップ部NPの下流側、かつ粉体供給部130の上流側に、粉体付与部140に沿って配置されている。
本実施の形態において、粉体除去部180は、粉体保持面142を摺擦する位置に配置された除去部材182と、除去部材182の摺擦によって粉体保持面142から除去された粉体Pを受け止めて貯蔵する受止容器184と、受止容器184に貯蔵された粉体Pを回収する除去粉体回収部186とを有する。
除去部材182は、直毛ブラシ、ループブラシなどのブラシや、回転するスポンジなどとすることができる。除去部材182は、位置調整部(不図示)により、粉体保持面142に近づく方向および離れる方向に位置調整可能に構成され、除去部材182の位置を調整することにより、粉体保持面142への除去部材182の押し込み量を変化させ、除去部材182による粉体保持面142の摺擦力の大きさ(除去条件)を変化させることができる。例えば、除去部材182の軸に偏芯カム(不図示)を当接させれば、当該偏芯カムの位置を変更することで、粉体保持面142への除去部材182の押し込み量を変化させることができる。
受止容器184は、円筒状の粉体付与部140の粉体保持面142の軸方向に沿って配置された開口部を有する容器であり、除去部材182の鉛直方向下方側を被覆して、除去部材182の摺擦により粉体保持面142から除去された粉体Pを一時的に貯蔵する。
除去粉体回収部186は、例えば余剰粉体回収部170と同様にエアー吸引によって粉体Pを吸引する構成であればよい。除去粉体回収部186の構成は、上記の機能を発揮できれば特に限定されない。
また、粉体除去部180は、除去部材182に付着した粉体Pを回収する回収部(不図示)を有してもよい。除去部材182に付着した粉体Pを回収することにより、繰り返し使用による除去部材182の除去効率の低下を抑制したり、除去部材182に付着した粉体Pの粉体付与部140への再付着を抑制したりすることができる。回収部は、エアー吸引によって除去部材182に付着した粉体Pを回収してもよいし、ローラーやブレード状の部材を除去部材182に当接させて、除去部材182から粉体Pを擦り取ってもよい。
検出部190は、粉体付与部140の表面における粉体Pによる被覆率を検出する。検出部190の配置は、上記の機能を発揮できれば特に限定されない。検出部190は、粉体供給部130の搬送部材134および粉体付与部140の間に形成されたロールニップ部から粉体付与部140および対向部材160の間に形成されたニップ部NPまでの間に配置されていてもよいし、粉体付与部140および対向部材160の間に形成されたニップ部NPから粉体供給部130の搬送部材134および粉体付与部140の間に形成されたロールニップ部までの間に配置されていてもよい。前者の場合、検出部190は、粉体Pが樹脂製画像Mに付与される前に電磁波量を測定し、後者の場合、検出部190は、粉体Pが樹脂製画像Mに付与された後に電磁波量を測定する。本実施の形態では、検出部190は、上記ロールニップ部からニップ部NPまでの間に配置されており、粉体Pが樹脂製画像Mに付与される前に電磁波量を測定する。
検出部190の数は、1つでもよいし、複数でもよい。本実施の形態では、1つの粉体付与部140に対して、1つの検出部190が配置されている。なお、1つの粉体付与部140に対して、複数の検出部190が配置されている場合、複数の検出部190は、粉体付与部140の回転軸に沿う方向、または粉体付与部140の回転する方向に沿って配置されている。これにより、複数の検出部190により、被覆率の空間分布を検出できる。また、1つの粉体付与部140に対して、1つの検出部190が配置されている場合であっても、当該検出部190が粉体付与部140の回転軸に沿う方向、または粉体付与部40が回転する方向に沿って移動可能に構成されており、回転軸に沿う方向または回転する方向に沿って移動することで被覆率の空間分布を検出できる。
検出部190の構成は、上記の機能を発揮できれば特に限定されない。検出部190は、例えば、赤外線量計、放射温度計である。被覆率の算出方法については、この後説明する。
(検出部による被覆率の算出方法)
図2A、Bは、被覆率の算出方法を説明するための図である。図2Aは、粉体付与部140および検出部190の位置関係を説明するための図である。図2Bは、被覆率および放射温度の関係を示すグラフである。図2Bの横軸は、被覆率(%)を示しており、縦軸は、放射温度(℃)を示している。図2Bの黒丸シンボルは、加熱部150の設定温度が180℃の場合の結果を示しており、白丸シンボルは、加熱部150の設定温度が160℃の場合の結果を示しており、黒四角シンボルは、加熱部150の設定温度が140℃の場合の結果を示しており、白四角シンボルは、加熱部150の設定温度が120℃の場合の結果を示している。また、各設定温度における直線は、最小二乗法による近似直線を示している。
図2Aに示されるように、本実施の形態では、1つの粉体付与部140に対して、2つの検出部190が被覆領域に対向するように配置されている。ここでは、検出部190として、デジタル放射温度センサー(FT-H20;株式会社キーエンス)を使用した。粉体付与部140の弾性層(表面層)は、200~300μm程度の厚みを有するシリコーンゴム(昭和電線ケーブルシステム株式会社)を使用した。粉体付与部140の芯金は、アルミニウム製、直径が100mm、実効的な軸方向長さが100mm、厚みが5mmである。粉体Pは、エルジーneo♯325(堀金箔粉株式会社)を使用した。粉体Pの長径、短径の長さは、1~50μmである。粉体付与部140の表面層の温度は、粉末Pが被覆していない領域を別の放射温度センサーで測定した。加熱部150は、粉体付与部140の内部に設けたハロゲンランプヒーター(ウシオ電機株式会社)を使用した。被覆率は、粉末同士が折り重なっておらず、かつ斜めにランダムな付着した状態にない供給状態のサンプルをデジタルマイクロスコープ(VHX6000;株式会社キーエンス)で測定した。
検出部190による被覆率の算出方法は、あらかじめ各設定温度において、検出部190による測定温度と、被覆率との関係を求めておく。すなわち、各設定温度における検量線を求めておく。そして、実際の加熱部150の設定温度における粉体付与部140の温度から被覆率を求める。図2Bに示される例では、加熱部150の設定温度が180℃であり、検出部190による実際の粉体付与部140の温度が約130℃の場合、粉体付与部140の粉体Pによる被覆率は約50%とわかる。また、加熱部150の設定温度が120℃であり、検出部190による実際の粉体付与部140の温度が約90℃の場合、粉体付与部140の粉体Pによる被覆率は約43%とわかる。このように、実際に検出部190で測定した粉体付与部140の温度から被覆率を求めることができる。なお、検出部190は、赤外線量計でも、放射温度計でも同じ結果が得られる。また、同じシステム内の被覆率の相対評価であれば、検量線なく温度のみの測定で評価できる。
加熱部150の設定温度を一定にして粉体付与部および粉体Pが存在する領域の赤外線量を検知すれば被覆率変化を相対評価でき、粉体付与部140の粉体Pが被覆していない領域を別の放射温度センサーで測定することで被覆率の絶対評価もできる。
また、粉体付与部140の表面において粉体Pに被覆されていない非被覆領域からの電磁波量に対する、粉体付与部140の表面において粉体Pに被覆されている被覆領域からの電磁波量の割合を被覆率として検出できる。このときの電磁波量は、粉体付与部140から放射した電磁波量でもよいし、粉体付与部140を透過した電磁波量でもよい。
また、粉体付与部140および粉体Pが存在する領域の赤外線量を検知する放射温度センサーを複数配置することで、中心軸に双方向、粉体付与部140の回転方向の被覆率を空間分布として出力すれば、ムラを検知することも可能である。これに限らず放射温度センサーを軸方向や周方向にスキャンすることでも、軸方向や周方向の被覆率の空間分布およびを検出できる。
(被覆率の感度)
次に、加熱部150の設定温度と、被覆率の感度との関係について調べた。ここで、「被覆率の感度」とは、粉体付与部140の温度変化量に対する、被覆率の変化量の大きさを意味する。図3は、被覆率の感度を説明するためのグラフである。図3の横軸は、加熱部150の設定温度を示しており、縦軸は、被覆率の感度(図2Bに示した近似直線の傾き)を示している。
図3に示されるように、加熱部150の設定温度が高いほど被覆率の感度が高くなることがわかる。加熱部150の設定温度は、作成される加飾画像の画像品質の観点から、90~130℃程度が好ましいことがわかる。ただし、加熱部150の好ましい設定温度は、粉体付与部140のローラー径、表面層の材料により変化するため、使用する粉体付与部140の仕様毎に求めることが好ましい。
(効果)
本発明によれば、粉体付与部140および粉体Pから放射される電磁波量に基づいて、被覆率を求めるため、適切に粉体Pによる粉体付与部140の被覆率を求めることができる。
[変形例]
次に、本実施の形態の変形例に係る画像形成装置200について説明する。本実施の形態の変形例に係る画像形成装置200は、検出部190の配置のみが異なる。そこで、実施の形態1と同じ構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
図4は、本実施の形態の変形例に係る画像形成装置200の構成を示す模式図である。
図4に示されるように、画像形成装置200は、搬送部110と、軟化部120と、粉体供給部130と、粉体付与部140と、加熱部150と、対向部材160と、余剰粉体回収部170と、粉体除去部180と、検出部190とを有する。
本実施の形態の変形例に係る検出部190は、粉体付与部140および対向部材160の間に形成されたニップ部NPから粉体供給部130の搬送部材134および粉体付与部140の間に形成されたロールニップ部までの間に配置されている。この場合、粉体Pを樹脂製画像に付与した後に粉体付与部140の表面に残留した粉体Pによる被覆率を求めることになる。残留した粉体Pによる被覆率を求めることにより、粉体付与部140に供給する粉体Pの量を適宜調整できる。
(効果)
本変形例は、実施の形態1の画像形成装置100と同様の効果を有する。
[実施の形態2]
次に、実施の形態2に係る画像形成装置300について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置300は、上述した構成に加えて、樹脂製画像Rを形成するトナー画像形成部60を有している。そこで、実施の形態1と同じ構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
図5は、実施の形態2に係る画像形成装置300の構成を示す模式図である。
トナー画像形成部60は、電子写真方式によりトナー画像を形成する公知のカラープリンタと同様の構成を有している。トナー画像形成部60は、画像読取部と、画像形成部と、記録媒体搬送部と、給記録媒体部と、データ受付部と、制御部と、定着部27とを有する。
画像読取部は、光源11と、光学系12と、撮像素子13と、画像処理部14とを有する。
画像読取部は、光源11から照射された光が読取面に載置された原稿に照射され、その反射光が光学系12のレンズおよび反射鏡を介して、読取り位置に移動した撮像素子13に結像する。撮像素子13は、原稿からの反射光の強度に応じて電気信号を生成する。生成された電気信号は、画像処理部14において、アナログ信号からデジタル信号に変換された後、補正処理、フィルター処理、画像圧縮処理などが施され、画像データとして画像処理部14のメモリに記憶される。こうして、画像読取部は、原稿の画像を読み取り、画像データを記憶する。
画像形成部は、イエロー(Y)トナーからなる画像を形成する画像形成部と、マゼンタ(M)トナーからなる画像を形成する画像形成部と、シアン(C)トナーからなる画像を形成する画像形成部と、ブラック(K)トナーからなる画像を形成する画像形成部と、中間転写ベルト26とを有する。なお、Y、M、CおよびKは、トナーの色を表している。
画像形成部は、回転体としての感光体ドラム21、ならびにその周囲に配置された帯電部22、光書込部23、現像装置24およびドラムクリーナー25を有している。中間転写ベルト26は、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持されている。
感光体ドラム21は、ドラムモーターにより所定の速度で回転する。帯電部22は、感光体ドラム21の表面を所望の電位に帯電させ、光書込部23は、画像データに基づいて、画像情報信号を感光体ドラム21に書き込み、感光体ドラム21に画像情報信号に基づく潜像を形成する。次いで、潜像は、現像装置24により現像され、感光体ドラム21上に可視画像であるトナー画像が形成される。このようにして、YMCKの各画像形成部の感光体ドラム21に、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの未定着のトナー画像が形成される。こうして、画像形成部は、電子写真方式の画像形成プロセスを用いてトナー画像を形成する。
YMCKの各画像形成部により形成された各色のトナー画像は、走行する中間転写ベルト26上に一次転写部により逐次転写される。こうして、中間転写ベルト26上に、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの各色のトナー層が重畳したカラートナー画像が形成される。
記録媒体搬送部では、記録媒体Mは、送り出しローラー31およびさばきローラー32によって給記録媒体部の給記録媒体トレイ41、42、43から一枚ずつ搬送経路に送り出される。搬送経路に送り出された記録媒体Mは、搬送ローラー33によって搬送経路に沿ってループローラー34およびレジストローラー35を経て2次転写ローラーに搬送される。そして、記録媒体M上に中間転写ベルト26上のカラートナー画像が転写される。
カラートナー画像が転写された記録媒体Mに、定着部27にて熱と圧力とが加えられることにより、記録媒体M上のカラートナー画像がカラートナー層として記録媒体Mに定着される。こうして、記録媒体M上に形成された樹脂層を含む樹脂製画像が作製される。記録媒体M上に形成された樹脂層を含む樹脂製画像は、排記録媒体ローラー36を経て、第1の実施形態に関する画像形成装置100(表面処理部)に送られる。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)を有する。CPUは、ROMに記憶されたプログラムにしたがって、画像読取部、画像形成部、記録媒体搬送部、給記録媒体部、および表面処理部を制御し、演算結果などをRAMに記憶する。また、制御部は、外部から受信された印刷データを解析して、ビットマップ形式の画像データを生成し、画像データに基づく画像を記録媒体M上に形成する制御を行う。上記プログラムには、表面処理部における軟化剤供給量を調整するためのプログラム、および、摺擦条件を設定するためのプログラムが含まれている。
また、制御部は、不図示の通信部を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(WideArea Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で、各種データの送受信を行う。制御部は、例えば、外部の装置から送信された画像データ、または、データ受付部が受け付けた、形成すべき加飾画像に関する入力されたデータを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて記録媒体Mに画像を形成させる。通信部は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
トナー画像形成部60によって形成された樹脂製画像は、加飾画像形成部としての画像形成装置に搬送され加飾される。
[その他の実施形態]
なお、上記各実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、上記実施形態によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、粉体付与部140の周長を記録媒体Mの搬送方向における幅よりも長くすることで、粉体保持部121の単位面積あたりに残存する粉体Pの量を少なくして、画像メモリの発生を抑制してもよい。あるいは、粉体付与部140の周長を、記録媒体Mの搬送方向における幅と搬送される記録媒体M間の間隔との和の、整数倍とすることで、樹脂製画像のうち加飾すべき領域に対応する粉体保持面142のみに粉体を供給しながら加飾画像を形成するようにして、画像メモリの発生を抑制してもよい。特に非清掃モードの実行により画像メモリが発生しやすくなると見込まれるときなどは、これらの方法の併用が有効である。
また、樹脂製画像の形成は、電子写真方式によるトナー画像の形成ではなく、インクジェット法、オフセット印刷法やグラビア印刷法などによるインク画像の形成であってもよい。
(効果)
本実施の形態によれば、実施の形態1に係る画像形成装置100と同様の効果を有する。
なお、実施の形態1および実施の形態2では、搬送部110を有している画像形成装置100、200、300について説明したが、画像形成装置100、200、300は、搬送部110を有してなくてもよい。この場合、記録媒体Mが搬送部110の機能を果たす。
本発明は、粉体付与部に対して適切に加飾粉体を付与でき、品質の高い加飾画像を形成できる。そのため、本発明は、加飾画像を形成する画像形成装置として好適である。
11 光源
12 光学系
13 撮像素子
14 画像処理部
21 感光体ドラム
22 帯電部
23 光書込部
24 現像装置
25 ドラムクリーナー
26 中間転写ベルト
27 定着部
31 ローラー
32 ローラー
33 搬送ローラー
34 ループローラー
35 レジストローラー
36 排記録媒体ローラー
40 粉体付与部
41 給記録媒体トレイ
42 給記録媒体トレイ
43 給記録媒体トレイ
60 トナー画像形成部
100、200、300 画像形成装置
110 搬送部
120 軟化部
121 粉体保持部
130 粉体供給部
132 貯蔵容器
134 搬送部材
140 粉体付与部
142 粉体保持面
150 加熱部
160 対向部材
170 余剰粉体回収部
180 粉体除去部
182 除去部材
184 受止容器
186 除去粉体回収部
190 検出部

Claims (11)

  1. 加飾粉体を保持し、画像パターンの表面に前記加飾粉体を付与するための粉体付与部と、
    前記粉体付与部もしくは前記粉体付与部に保持された前記加飾粉体から放射された電磁波量、または前記加飾粉体を保持する前記粉体付与部を透過した電磁波量を測定し、測定した前記電磁波量に基づいて、前記粉体付与部の表面における前記加飾粉体による被覆率を検出するための検出部と、
    前記粉体付与部と対向して配置され、前記粉体付与部とともに前記画像パターンを挟持して、前記粉体付与部の表面に保持された前記加飾粉体を前記画像パターンの表面に付与するための対向部材と、
    を有する、
    画像形成装置。
  2. 前記粉体付与部を加熱するための加熱部をさらに有する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出部は、前記粉体付与部の表面において前記加飾粉体に被覆されていない非被覆領域からの電磁波量に対する、前記粉体付与部の表面において前記加飾粉体に被覆されている被覆領域からの電磁波量の割合を被覆率として検出する、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出部は、前記粉体付与部に保持された前記加飾粉体が前記画像パターンに付与される前に前記電磁波量を測定する、請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出部は、前記粉体付与部に保持された前記加飾粉体が前記画像パターンに付与された後に前記電磁波量を測定する、請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 1つの前記粉体付与部に対して複数の前記検出部が配置されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記粉体付与部は、回転軸を中心に回転し、
    前記複数の検出部は、前記回転軸に沿う方向、または前記粉体付与部の回転する方向に沿って配置されており、前記被覆率の空間分布を検出する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記粉体付与部は、回転軸を中心に回転し、
    前記検出部は、前記回転軸に沿う方向、または前記粉体付与部が回転する方向に沿って移動可能に構成されており、前記回転軸に沿う方向または前記回転する方向に沿って移動して被覆率の空間分布を検出する、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記電磁波は、赤外線であり、
    前記検出部は、前記加飾粉体の面積よりも大きい検出範囲からの前記赤外線量を検出する、
    請求項1~8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記検出部は、赤外線量計である、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記検出部は、放射温度計である、請求項9に記載の画像形成装置。
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