JP5712555B2 - 画像読み取り装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読み取り装置、画像形成装置に関する。
従来、複写機やファクシミリ、コンピュータ入力用のスキャナ等として、画像が形成された用紙の画像情報を読み取る画像読み取り装置が用いられている。この種の画像読み取り装置では、用紙の搬送路に配される光源から光を照射し、用紙から反射した反射光をイメージセンサにて受光することで、用紙上の画像を読み取っている。
特許文献1には、初期校正作業として検知用校正板(イエローパッチ)と比較用校正板(グレーパッチ)を読取って反射率差△R(Dc)を求め、用紙白などの常時読取り可能な標準白色板の反射率値に対する相対比率としてメモリに保持し、機差補正を行う時点で用紙白などの標準白色板の反射率値を検知して、これにメモリ内の相対値を乗算することにより、変動をキャンセルし、サンプル画像の読み取り値を補正する光量測定装置が開示されている。
特開2001−86297号公報
ここで、例えば、白色基準板に反射率のばらつき等の部材差が存在すると、画像読み取り装置毎に画像の読み取り値がばらつくことがある。このように画像読み取りに際して白色基準板の部材差が関係することから、白色基準板の部材差に応じて読み取り値を補正できることが望ましい。
本発明は、白色基準板の部材差に応じて読み取り値を補正することができる画像読み取り装置等を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、画像が形成された記録材に対して光を照射する光源と、前記記録材により反射された光を受光する受光部と、前記受光部が受光した光から光量値を生成する生成部と、白色の色校正を行なうための白色基準部材と、予め定められた色の色校正を行なうため、少なくとも前記画像を形成するために使用する色を含みそれぞれの色について複数の反射率を有するカラーの反射面が設けられた色基準部材と、前記色基準部材に前記光源からの光を照射したときに生成される光量値に基づいて前記白色基準部材の部材差を表す相関式を導出する処理部と、を備えることを特徴とする画像読み取り装置である。
請求項2に記載の発明は、前記相関式は、少なくとも2つの前記色基準部材を使用した場合に導出される関数であることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置である。
請求項3に記載の発明は、前記相関式は、前記色基準部材に前記光源からの光を照射したときに生成される光量値と予め定められた標準値との関数であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読み取り装置である。
請求項4に記載の発明は、前記生成部は、赤色、緑色および青色に対応した光量値を生成し、前記処理部は、当該緑色および当該赤色の少なくとも一方に対応した光量値に基づいて前記相関式を導出することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像読み取り装置である。
請求項に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成部と、画像が形成された記録材に対して光を照射する光源と、当該記録材により反射された光を受光する受光部と、当該受光部が受光した光から光量値を生成する生成部と、白色の色校正を行なうための白色基準部材と、予め定められた色の色校正を行なうため少なくとも前記画像を形成するために使用する色を含みそれぞれの色について複数の反射率を有するカラーの反射面が設けられた色基準部材とを備え、前記画像形成部により当該記録材に形成された画像の調整を行なうために当該記録材の画像を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段の前記色基準部材に前記光源からの光を照射したときに生成される光量値に基づいて前記白色基準部材の部材差を表す相関式を導出する処理部と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記画像形成部は、トナー像を形成させるトナー像形成手段と、前記トナー像形成手段により形成された前記トナー像を前記記録材に転写する転写手段と、前記転写手段により転写された前記トナー像を前記記録材に定着する定着手段と、を備えることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、白色基準部材の部材差に応じて読み取り値を補正することができる画像読み取り装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、相関式の導出がより簡単になる。
請求項3の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、画像の読み取り値を目標値に近づけることがより容易になる。
請求項4の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、より精度の高い相関式が得られる。
請求項の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、形成される画像の色や濃度について、よりばらつきが少ない画像形成装置を提供することができる。
請求項の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、トナー像形成手段の調整をより精度よく行なうことができる。
本実施の形態に係る画像読み取り装置が適用される画像形成装置について説明した図である。 定着ユニットの構成を説明するための断面構成図である。 本実施の形態の画像読み取り装置について説明した図である。 読み取り精度測定ユニットについて説明した図である。 白色の色校正を行なうための反射面の一例である白色基準板を設けた測定面について説明した図である。 カラーの色校正を行なうための反射面の一例である色基準板を設けた測定面について説明した図である。 (a)〜(c)は、x、yの各点、および機差補正式のグラフを示した図である。 機差補正式を利用して画像読み取り装置の読み取り値の補正を行なう第1の例について説明したフローチャートである。 機差補正式を利用して画像読み取り装置の読み取り値の補正を行なう第2の例について説明したフローチャートである。 機差補正式を利用して画像読み取り装置の読み取り値の補正を行なう第3の例について説明したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成装置の説明>
図1は、本実施の形態に係る画像読み取り装置100が適用される画像形成装置1について説明した図である。
画像形成装置1は、所謂「タンデム型」のカラープリンタであり、画像データに基づき記録材の一例としての用紙に画像を形成する画像形成部10と、画像形成装置1全体の動作制御や例えばパーソナルコンピュータ(PC)等との通信、画像データに対して行う画像処理等を実行する主制御部50と、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行うユーザインターフェース(UI)部90と、画像形成部10により用紙に形成された画像の調整を行なうために用紙の画像を読み取る読み取り手段の一例としての画像読み取り装置100と、を備えている。
<画像形成部の説明>
画像形成部10は、例えば電子写真方式により画像を形成する機能部であって、並列的に配置されるトナー像形成手段の一例としての6つの画像形成ユニット11C,11M,11HC,11HM,11Y,11K(以下、「画像形成ユニット11」)と、各画像形成ユニット11の感光体ドラム12に形成された各色トナー像が転写される中間転写ベルト20と、各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト20に転写(一次転写)する一次転写ロール21と、を備えている。さらに、中間転写ベルト20上に重畳して転写された各色トナー像を用紙に一括転写(二次転写)する二次転写ロール22と、二次転写された各色トナー像を用紙に定着させる定着手段(定着装置)の一例としての定着ユニット60と、を備えている。なお二次転写ロール22が配置され、中間転写ベルト20上の各色トナー像が用紙に二次転写される領域を、以下、「二次転写領域Tr」という。
また画像形成部10は、定着ユニット60にて用紙上に定着された各色トナー像を冷却し、用紙上への各色トナー像の定着を促進する冷却部の一例としての冷却ユニット80と、用紙の曲がり(カール)を矯正するカール矯正ユニット85とを備えている。なお本実施の形態の画像形成装置1では、中間転写ベルト20、一次転写ロール21、および二次転写ロール22によりトナー像を用紙に転写する転写手段が構成される。
<画像形成ユニットの説明>
各画像形成ユニット11は、機能部材として、例えば、静電潜像が形成され、その後に各色トナー像が形成される感光体ドラム12と、感光体ドラム12の表面を予め定められた電位で帯電する帯電器13と、帯電器13により帯電された感光体ドラム12を画像データに基づいて露光する露光器14と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器15と、転写後の感光体ドラム12表面を清掃するクリーナ16と、を備えている。
各画像形成ユニット11の現像器15各々は、各色トナーを貯蔵するトナー容器17C,17M,17HC,17HM,17Y,17K(以下、「トナー容器17」)とトナー搬送路(不図示)で連結されている。そして、トナー搬送路中に設けられた補給用スクリュー(不図示)によりトナー容器17から現像器15に各色トナーが補給されるように構成されている。
画像形成ユニット11各々は、現像器15に収容されるトナーを除いて略同様に構成され、それぞれがC(シアン)色、M(マゼンタ)色、HC(高彩度シアン)色、HM(高
彩度マゼンタ)色、Y(イエロー)色、K(ブラック)色のトナー像を形成する。ここでのHC色は、シアン色系の色相を有し、C色よりも色調が明るく彩度が相対的に高いシアン色であり、HM色は、マゼンタ色系の色相を有し、M色よりも色調が明るく彩度が相対的に高いマゼンタ色である。
<定着ユニットの説明>
図2は、定着ユニット60の構成を説明するための断面構成図である。
この定着ユニット60は、用紙を加熱する定着ベルトモジュール61と、定着ベルトモジュール61に対して接離自在に構成された加圧ロール62とで主要部が構成されている。
定着ベルトモジュール61は、定着ベルト610と、定着ベルト610を張架しながら回転動作し、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接(互いに押圧されながら接触)する領域であるニップ部Nにて定着ベルト610を内側から加熱する定着ロール611と、定着ベルト610を内側から張架しながら定着ベルト610を加熱する内部加熱ロール612、定着ベルト610を外側から張架しながら定着ベルト610を加熱する外部加熱ロール613と、を備えている。また、定着ベルトモジュール61は、定着ロール611と内部加熱ロール612との間(ニップ部Nの上流側)で定着ベルト610を張架する張架ロール614と、ニップ部N内の下流側領域であって定着ロール611の近傍位置に配置された剥離パッド64と、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架する張架ロール615と、を備えている。また定着ロール611、内部加熱ロール612、および外部加熱ロール613には、加熱源として内部にハロゲンヒータ71、ハロゲンヒータ72、ハロゲンヒータ73がそれぞれ配置されている。
<画像形成装置における用紙搬送系の説明>
また、画像形成部10は、用紙搬送系として、用紙を収容する複数(本実施の形態では2個)の用紙収容容器40A,40Bと、この用紙収容容器40A,40Bに収容された用紙を繰り出して搬送する繰出しロール41A,41Bと、用紙収容容器40Aからの用紙を搬送する第1搬送路R1と、用紙収容容器40Bからの用紙を搬送する第2搬送路R2と、を備えている。さらに、画像形成部10は、用紙収容容器40Aおよび用紙収容容器40Bからの用紙を二次転写領域Trに向けて搬送する第3搬送路R3と、を備えている。加えて、画像形成部10は、二次転写領域Trにて各色トナー像が転写された用紙を定着ユニット60、冷却ユニット80、カール矯正ユニット85、および画像読み取り装置100を通過するように搬送する第4搬送路R4と、画像読み取り装置100からの用紙を画像形成装置1の排出部に設けられた用紙積載部44に向けて搬送する第5搬送路R5と、を備えている。
第1搬送路R1から第5搬送路R5は、それぞれに沿って搬送ロールや搬送ベルトが配置され、送られてくる用紙を順次、搬送する。
<両面搬送系の説明>
また、画像形成部10は、両面搬送系として、定着ユニット60で第1面に各色トナー像が定着された用紙を一旦保持する中間用紙収容容器42と、画像読み取り装置100からの用紙を中間用紙収容容器42に向けて搬送する第6搬送路R6と、中間用紙収容容器42に収容された用紙を上記の第3搬送路R3に向けて搬送する第7搬送路R7と、を備えている。さらに、画像形成部10は、画像読み取り装置100の用紙搬送方向下流側に配置され、用紙を用紙積載部44に向けて搬送する第5搬送路R5と中間用紙収容容器42に搬送する第6搬送路R6とに選択的に振り分ける振分機構部43と、中間用紙収容容器42に収容された用紙を繰り出して第7搬送路R7に向けて搬送する繰出しロール45と、を備えている。
<画像形成動作の説明>
次に、図1および図2を用いて、本実施の形態に係る画像形成装置1での基本的な画像形成動作について説明する。
画像形成部10の画像形成ユニット11各々は、上記の機能部材を用いた電子写真プロセスによりC色,M色,HC色,HM色,Y色,K色の各色トナー像を形成する。各画像形成ユニット11にて形成された各色トナー像は、一次転写ロール21により中間転写ベルト20上に順に一次転写され、各色トナーが重畳された合成トナー像を形成する。中間転写ベルト20上の合成トナー像は、中間転写ベルト20の移動(矢印方向)に伴って二次転写ロール22が配置された二次転写領域Trに搬送される。
一方、用紙搬送系では、各画像形成ユニット11での画像形成の開始タイミングに合わせて繰出しロール41A,41Bが回転動作し、用紙収容容器40Aおよび用紙収容容器40Bの中から例えばUI部90にて指定された方の用紙が繰出しロール41A,41Bにより繰り出される。繰出しロール41A,41Bにより繰り出された用紙は、第1搬送路R1または第2搬送路R2と、第3搬送路R3とに沿って搬送され、二次転写領域Trに到達する。
二次転写領域Trでは、二次転写ロール22により形成された転写電界によって、中間転写ベルト20上に保持された合成トナー像が用紙に一括して二次転写される。
その後、合成トナー像が転写された用紙は、中間転写ベルト20から分離され、第4搬送路R4に沿って定着ユニット60のニップ部Nに向けて搬送される。そして、ニップ部Nを通過する用紙表面の未定着トナー像は、主としてロールニップ部N1に作用する圧力と熱とにより用紙に定着される。
すなわち、本実施の形態の定着ユニット60では、ロールニップ部N1に作用する熱は主に定着ベルト610によって供給される。定着ベルト610は、定着ロール611の内部に配置されたハロゲンヒータ71から定着ロール611を介して供給される熱と、内部加熱ロール612の内部に配置されたハロゲンヒータ72から内部加熱ロール612を介して供給される熱と、外部加熱ロール613の内部に配置されたハロゲンヒータ73から外部加熱ロール613を介して供給される熱とによって加熱される。それにより、定着ロール611だけでなく、内部加熱ロール612および外部加熱ロール613からも熱エネルギーが補給されるので、ロールニップ部N1においては、プロセススピードが高速であっても充分な熱量が確保される。
ロールニップ部N1を通過した後には、用紙は剥離パッドニップ部N2に搬送される。剥離パッドニップ部N2は、加圧ロール62に剥離パッド64が押圧されて、定着ベルト610が加圧ロール62に圧接するように構成されている。したがって、ロールニップ部N1は定着ロール611の曲率によって下に凸である湾曲した形状を有するのに対し、剥離パッドニップ部N2は加圧ロール62の曲率によって上に凸である湾曲した形状を有している。
そのため、ロールニップ部N1において定着ロール611の曲率のもとで加熱加圧された用紙は、剥離パッドニップ部N2において加圧ロール62による相反する方向に向いた曲率に進行方向が変化させられる。その際に、用紙上のトナー像と定着ベルト610表面との間で微小なマイクロスリップが生じる。それによって、トナー像と定着ベルト610との付着力が弱められ、用紙は定着ベルト610から剥離され易い状態が形成される。このように、剥離パッドニップ部N2は、最終の剥離工程で確実に剥離が行なわれるための準備工程にも位置付けられる。
そして、剥離パッドニップ部N2の出口では、定着ベルト610は剥離パッド64に巻き付くように搬送されるので、定着ベルト610の搬送方向はそこで急激に変化する。すなわち、定着ベルト610は剥離パッド64の外側面に沿って移動するため、定着ベルト610の屈曲は大きなものとなる。そのため、剥離パッドニップ部N2内において定着ベルト610との付着力が予め弱められた用紙は、用紙自身が有している紙のコシによって定着ベルト610から分離する。
そして、定着ベルト610から分離された用紙は、剥離パッドニップ部N2の下流側に配置された剥離案内板69により、その進行方向が導かれる。剥離案内板69により案内された用紙は、その後、排紙ベルト79によって冷却ユニット80に向けて搬送され、冷却ユニット80にて冷却される。そしてカール矯正ユニット85にて用紙の曲がりが矯正され、画像読み取り装置100により用紙に記録された画像が読み取られた後、画像読み取り装置100を通過した用紙は、振分機構部43により、片面印刷時には第5搬送路R5に導かれて、用紙積載部44に向けて搬送される。
なお、一次転写後に感光体ドラム12に付着しているトナー(一次転写残トナー)、および二次転写後に中間転写ベルト20に付着しているトナー(二次転写残トナー)は、それぞれクリーナ16、およびベルトクリーナ26によって除去される。
一方、両面印刷時には、上述した過程によって用紙の第1面上に定着画像が形成された用紙は、画像読み取り装置100を通過した後、振分機構部43により第6搬送路R6に導かれ、第6搬送路R6を中間用紙収容容器42に向けて搬送される。そして再び、各画像形成ユニット11による第2面の画像形成の開始タイミングに合わせて繰出しロール45が回転し、中間用紙収容容器42から用紙が繰り出される。繰出しロール41A,41Bにより繰り出された用紙は、第7搬送路R7および第3搬送路R3に沿って搬送され、二次転写領域Trに到達する。
二次転写領域Trでは、第1面の場合と同様にして、二次転写ロール22により形成された転写電界によって、中間転写ベルト20上に保持された第2面の各色トナー像が用紙に一括して二次転写される。
そして、両面にトナー像が転写された用紙は、第1面の場合と同様に定着ユニット60にて定着され、冷却ユニット80にて冷却され、さらにはカール矯正ユニット85にて用紙の曲がりが矯正され、画像読み取り装置100により用紙に記録された画像が読み取られる。その後、画像読み取り装置100を通過した用紙は、振分機構部43により第5搬送路R5に導かれて、用紙積載部44に向けて搬送される。
このようにして、画像形成装置1での画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返し実行される。
<画像読み取り装置の説明>
図3は、本実施の形態の画像読み取り装置100について説明した図である。
本実施の形態において画像読み取り装置100は、定着ユニット60によりトナー像が定着された用紙の画像を読み取る読み取り手段の一例である。そして画像読み取り装置100は、画像が形成された用紙に対して光を照射する光源110と、画像読み取り装置100を調整するために種々の測定面を有する読み取り精度測定ユニット120と、用紙や読み取り精度測定ユニット120で反射した光を導く光学系130と、光学系130で導かれた光を光量データに変換するCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサ140と、詳しくは後述するが、白色基準板の部材差を表す相関式を導出する処理部150とを備える。
光源110は、本実施の形態では、一対の直管のキセノン蛍光ランプ111a,111bにより構成される。そしてガイド面101に案内されて搬送面を通過する用紙に対し光を照射し、用紙に形成された画像の情報としての反射光を生成させる。
本実施の形態において、光源110を一対のキセノン蛍光ランプ111a,111bにより構成することで、用紙が搬送面から傾いて搬送される場合でも用紙に照射される光の照度に変化が生じにくくなる。即ち、キセノン蛍光ランプが1つであると用紙が傾いたときに用紙に照射される光の照度に変化が生じやすく、この場合、画像を正常に読み取れないときがある。
図4は、読み取り精度測定ユニット120について説明した図である。
本実施の形態において読み取り精度測定ユニット120は、側部に12の面を有する十二面柱ロールである。そしてこの面が画像読み取り装置100を調整するための種々の測定面となっている。読み取り精度測定ユニット120は、例えば、アルミニウムからなり、切削加工により12の面が加工される。そして測定誤差を抑制する観点から、表面を黒色アルマイト処理し、予め定められた面に反射面としての測定用チャートを両面テープ等により貼り付けることにより作製される。そして読み取り精度測定ユニット120は、軸部121にステッピングモータ(図示せず)および減速ギヤ(図示せず)が接続されており、軸部121を中心に回転可能となっている。そしてこれにより画像読み取り装置100を調整するために必要な測定面を用紙の搬送面側に向けることができる。
本実施の形態では、測定面として測定面124,126が設けられる。そして測定面124,126には、予め定められた異なる色からなる複数の反射面が配される。詳しくは後述するが、本実施の形態では、測定面124には、反射面として白色の色校正を行なうための白色基準板を設けている。また測定面126には、反射面として予め定められた色の色校正を行なうための種々のカラーパッチからなる色基準板を設けている。
なお本実施の形態において、読み取り精度測定ユニット120には、測定面124,126の他に待避面122および用紙保持面123が設けられている。
待避面122は、読み取り精度測定ユニット120と用紙との干渉を避けるための面である。詳しくは後述するが、本実施の形態において画像読み取り装置100が動作するのは、例えば画像形成装置1の電源がONになったときなどに、画像読み取り装置100や画像形成ユニット11のキャリブレーションを行なう場合である。そのため通常の画像形成時は、画像読み取り装置100は、動作せず、用紙は画像読み取り装置100を通過するだけとなる。そのため通常の画像形成時は、読み取り精度測定ユニット120は、用紙と非接触の位置に待避することが好ましい。待避面122は、他の測定面に比較してより大きい面積の面を形成させた面であり、読み取り精度測定ユニット120の側部の12の面を作製する際に、他の面よりも、より多く切削加工を行なうことで作製することができる。そして、読み取り精度測定ユニット120を回転させ、この待避面122を用紙の搬送面側に向けた際には、待避面122は、用紙の搬送面より下側となり、用紙と待避面122とは、干渉しなくなる。これにより読み取り精度測定ユニット120は、通常の画像形成時は、用紙と非接触の位置に待避することができる。
用紙保持面123は、画像形成ユニット11のキャリブレーションを行なう際に、用紙の搬送面側に向ける面である。用紙保持面123を用紙の搬送面側に向けた場合、用紙保持面123は、用紙の搬送面よりわずかに上になるように形成される。そして用紙が画像読み取り装置100を通過する際には、ガイド面101と共に用紙を案内することで、用紙が予め定められた搬送面に対して、より合致するように用紙を通過させることができる。そのため、用紙の画像を読み取る際に、読み取りのばらつきがより少なくなる。
図3に戻り、光学系130は、ミラー131,132,133と、絞り134と、レンズ135とから構成される。用紙や読み取り精度測定ユニット120の測定面で反射した光は、ミラー131,132,133により反射された後、絞り134により予め定められた光量に減光される。絞り134は、中心部に窓部134aを有し、窓部134aの部分を中心に矢印方向に回転可能となっている。そのため絞り134を回転させることで、窓部134aを通過する光量を変化させ、予め定められた光量に減光させることができる。そして光は、レンズ135により、ライン状に集光され、CCDセンサ140に結像する。ここで集光されるラインは、例えば、図3の紙面に対し、垂線方向である。
CCDセンサ140には、用紙により反射された光を受光する受光部の一例としてのCCD141がライン状に配されている。本実施の形態では、R(Red:赤色)、G(Green:緑色)、B(Blue:青色)の各色に対応するCCD141が、3列に配列し、用紙に記録された画像をRGBの各色で測定することが可能となっている。つまり3ラインカラーCCDとなっている。そしてCCD141により受光した光は、光電変換されて電荷となる。この電荷は、生成部142に転送される。
生成部142では、CCD141から転送された電荷を検出し電気信号とする。この電気信号は、画像形成ユニット11の調整を行なうための情報である光量データ(光量値)となる。つまり生成部142では、CCD141が受光した光から用紙に形成された画像の調整を行なうための情報を作成する。ここで情報は、光量データに対応する。なおCCD141は、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色のカラーCCDであるため、生成部142では、それぞれの色に対応した光量データであるR信号、G信号、B信号が生成される。
<測定面の説明>
次に読み取り精度測定ユニット120に設けられる測定面について更に詳しく説明を行なう。
図5は、白色の色校正を行なうための白色基準部材の一例としての白色基準板を設けた測定面124について説明した図である。
図5に示すように測定面124には、予め定められた白色のフィルムからなる白色基準板125が、設けられている。本実施の形態では、この白色基準板125として、白色のポリエステルフィルム等を用いることができる。そして例えば、両面テープ等を用いて、測定面124に固定を行なう。
この白色基準板125を用いることで、本実施の形態では、例えば、シェーディング補正を行なうことができる。即ち、光源110であるキセノン蛍光ランプ111a,111bの管長方向(主走査方向)に対する光量分布のばらつきの補正を行なう。
図6は、予め定められた色の色校正を行なうための色基準部材の一例としての色基準板を設けた測定面126について説明した図である。
図6に示した測定面126には、測定面126の長尺方向に対し予め定められた異なる色からなる複数の色基準板が配される。
図6に示すように本実施の形態では、色基準板として14枚の異なる色からなるカラーパッチが用いられる。それぞれの色基準板は、例えば、10mm×20mmの大きさであり、主走査方向に対し1列となるように配列する。このうち測定面126の長手方向中央部に対して一方の側に配される7枚の色基準板127aC,127aM,127aY,127aR,127aG,127aB,127aPは、いわゆるハイライトの色基準板であり、反射率が20%に設定された色基準板である。本実施の形態では、それぞれC(シアン)色、M(マゼンタ)色、Y(イエロー)色、R(レッド)色、G(グリーン)色、B(ブルー)色、P(プロセスブラック)色となっている。
一方、測定面126の長手方向中心部に対して他方の側に配される7枚の色基準板127bC,127bM,127bY,127bR,127bG,127bB,127bPは、いわゆるシャドーの色基準板であり、反射率が60%に設定された色基準板である。そしてそれぞれの色は、ハイライトの色基準板と同様の順となっている。なお本実施の形態では、以上述べた色基準板127aC(C20%),127aM(M20%),127aY(Y20%),127aR(R20%),127aG(G20%),127aB(B20%),127aP(P20%),127bC(C60%),127bM(M60%),127bY(Y60%),127bR(R60%),127bG(G60%),127bB(B60%),127bP(P60%)を総称して色基準板127と言うことがある。
ここで、図5で説明した白色基準板125に、例えば反射率のばらつき等の部材差(機差)が生じることがある。このように白色基準板125に部材差が存在すると、画像読み取り装置100により画像を読み取ったときに読み取り値が画像読み取り装置100毎に異なる結果となる。そのため本実施の形態では、色基準板127に光源110からの光を照射したときに生成される光量値に基づいて白色基準板125の部材差を表す相関式である機差補正式を導出し、これを利用して読み取り値の補正を行なうことで画像読み取り装置100毎に生じる読み取り値のばらつきを抑制する。
<白色基準板の機差補正式の説明>
次に白色基準板125の機差補正式を求める手順について説明する。
ここでは、光源110であるキセノン蛍光ランプ111a,111bの点灯開始時(T0)における機差補正式を求める。
まずT0において、機差補正式を求めたい実機に設けられた14枚の色基準板127に光源110から光を照射する。そして光量データとしてそれぞれの色基準板127についてのR信号、G信号、およびB信号を取得する。そして得られた信号をxとし、本来得られるべき目標値(標準値)をyとした場合の一覧を作成する。
以上のようにして取得した光量データの一例を、以下の表1に示す。
Figure 0005712555
ここでまずR信号についてのx値、y値を以下の(1)式に代入し、aの値を求める。なおここで(1)式におけるiの値は、表1に示したiの値に対応する。つまり例えば、x1は、C20%のR信号の値(ここでは、450)であり、y10は、Y60%のR信号の値(ここでは、900)である。
Figure 0005712555
このaは、目標値の光量データをy、実機のT0における光量データをxとし、このyとxの機差補正式として一次関数y=ax(a:傾き)を考えたときのaとなる。
表1に示したxおよびyの場合では、a=0.986327であるため、機差補正式は、y=0.986327xとなる。
また光量データとしてG信号、B信号を使用した場合についても同様に機差補正式を導出する。本実施の形態では、G信号の場合は、a=0.994348、B信号の場合は、a=0.996788となる。このaの値は、白色基準板125に部材差が存在しなければ、1となる。また白色基準板125に部材差が存在し、その反射率が標準のものより高い場合は、1より大きくなり、また反射率が標準のものより低い場合は、1より小さくなる。本実施の形態における白色基準板125は、反射率が標準のものより低いことがわかる。
以上のようにしてR,G,Bの3色に対応した機差補正式を求めることができる。図7(a)〜(c)に、x、yの各点、およびこれらの機差補正式のグラフを示す。ここで図7(a)は、R(Red)に対する機差補正式である。また図7(b)は、G(Green)に対する機差補正式であり、図7(c)は、B(Blue)に対する機差補正式である。
このように反射率が異なる基準板である色基準板127を使用することで、白色基準板125の機差補正式が導出される。そしてこの機差補正式を使用することで、白色基準板125の機差補正を行なう。
実際に白色基準板125の機差補正を行なうには、画像の光量データとして取得されるR,G,Bの各読み取り値に補正係数kを乗算する。これにより読み取り値はより正確な値に補正される。この補正係数kは上記aの逆数であり、下記の(2)式により定義される。
Figure 0005712555
本実施の形態の場合、Rに対する補正係数kは、1.013863となる。またGに対する補正係数kは、1.005684であり、Bに対する補正係数kは、1.003222となる。
なお以上述べた例では、機差補正式として一次関数y=axを考えたが、これに限られるものではなく、一次関数y=ax+b(a:傾き、b:切片)を設定してもよく、二次関数y=ax等の更に高次の関数を設定してもよい。また機差補正式としてとして一次関数y=axを求める場合、上述した例では14点を使用したが、少なくとも2点使用すれば求めることができる。つまり2つの色基準板127を使用すれば機差補正式を求めることができる。
更に以上述べた例では、R,G,Bの3色に対応した機差補正式を求めたが、必ずしも3色全てに対応する機差補正式を求める必要はなく、R,G,Bの中の少なくとも1色あれば画像読み取り装置100の読み取り値の補正は可能である。この場合、人の明るさに対する視覚特性に近い色は、Gであるので、G信号から導出される機差補正式を含めることができる。
また上述した例では、T0についての光量データを使用したが、これに限られるものではなく、任意の累積点灯時間に設定が可能である。但し、光源110であるキセノン蛍光ランプ111a,111bは、照射する光の分光放射特性が経時変化することがある。この場合、画像読み取り装置100により読み取る画像の読み取り値が変化する。そのためこの場合、機差補正式は、キセノン蛍光ランプ111a,111bの分光放射特性の経時変化に起因する分も併せて含む式となる。
一方、キセノン蛍光ランプ111a,111bの分光放射特性の経時変化に起因する読み取り値の補正は、他の手段で行ないたい場合など、この分を排除した機差補正式を求めたいときがある。この場合は、キセノン蛍光ランプ111a,111bの分光放射特性の経時変化の影響を受けにくいという観点から、例えば、無彩色を有する色基準板127を用いる。本実施の形態では、反射率が異なるプロセスブラック色を有する色基準板127aP(P20%),127bP(P60%)の2つを用いて機差補正式を導出する。またキセノン蛍光ランプ111a,111bの分光放射特性の経時変化は、主に青色の領域で生じやすいため、この領域での影響をより受けにくいという観点から、R信号から導出される機差補正式を使用する方法を採ることもできる。
次に上述した機差補正式の具体的な使用方法について説明する。
図8は、機差補正式を利用して画像読み取り装置100の読み取り値の補正を行なう第1の例について説明したフローチャートである。
まず画像形成装置1の主制御部50(図1参照)が画像読み取り装置100に対し、起動コマンドを送信する(ステップ101)。画像読み取り装置100に送られた起動コマンドは、画像読み取り装置100の処理部150(図3参照)により受信される。そして処理部150は、まず光源110が点灯状態であるか否かを判定する(ステップ102)。そして光源110が点灯状態でない場合は、光源110を点灯させる(ステップ103)。そして光源110が点灯状態のもとで処理部150は、CCDセンサ140のゲイン/オフセット調整を行なう(ステップ104)。次に処理部150は、読み取り精度測定ユニット120を回転させ、白色基準板125を設けた測定面124を用紙の搬送面側に向ける。そして光源110により白色基準板125に光を照射し、白色基準板125による光量データを取得し(ステップ105)、シェーディング補正を行なう(ステップ106)。次に処理部150は、再び読み取り精度測定ユニット120を回転させ、色基準板127を設けた測定面126を用紙の搬送面側に向ける。そして光源110により色基準板127に光を照射し、色基準板127による光量データを取得する(ステップ107)。
そして処理部150は、色基準板127により取得された光量データにより機差補正式を導出する(ステップ108)。以上により画像読み取り装置100のキャリブレーションが終了し、画像を読み取る準備が完了する。そして処理部150は、読み取り準備完了コマンドを主制御部50に対し送信する(ステップ109)。
読み取り準備完了コマンドを受信した主制御部50は、画像形成部10(図1参照)によりテストチャートを印刷し、印刷されたテストチャートは画像読み取り装置100に搬送される(ステップ110)。そして画像読み取り装置100は、テストチャートを読み取り、その光量データとしての読み取り値は処理部150に送られる(ステップ111)。次に処理部150は、この読み取り値に対し、機差補正式を使用して読み取り値の機差補正を行なう(ステップ112)。ここでテストチャートには、上述したC(シアン)色、M(マゼンタ)色、Y(イエロー)色、R(レッド)色、G(グリーン)色、B(ブルー)色、P(プロセスブラック)色のテストパターンが印刷されている。そしてこの各色について、R(Red)、G(Green)、B(Blue)についての各機差補正式を用いて機差補正を行なう。なおテストパターンには、黒色としてP(プロセスブラック)色の他に、K(ブラック)色によるテストパターンも印刷されている。このK(ブラック)色に対する機差補正は、P(プロセスブラック)色の機差補正式をそのまま使用することができる。
そして処理部150は、補正後の読み取り値を主制御部50に送信する(ステップ113)。主制御部50は、補正後の読み取り値を基にして、画像形成ユニット11で形成されるトナー像の調整を行なうために各補正/変換パラメータの修正を行なう(ステップ114)。これにより画像形成ユニット11のキャリブレーションを行なうことができる。
以上のように本実施の形態では、機差補正式を利用して白色基準板125の部材差に起因する画像読み取り装置100の読み取り値の補正を行なう。このように色基準板127を利用して白色基準板125の機差補正を行なうことで、例えば、白紙などを利用する場合より、白色基準板125の機差補正の精度がよりよくなる。そしてこのような処理を画像形成装置1の出荷前に行なうと、画像読み取り装置100により読み取られる読み取り値のばらつきを抑制し、読み取り値を一致させやすい。
図9は、機差補正式を利用して画像読み取り装置100の読み取り値の補正を行なう第2の例について説明したフローチャートである。
ここで、ステップ201〜ステップ207の処理は、図8で説明を行なったステップ101〜ステップ107の処理と同様である。
図9においては、色基準板127による光量データを取得した後、処理部150は、この光量データと前回機差補正式を導出したときの光量データとの差分を求める(ステップ208)。そして、この差分の絶対値が予め定められた閾値以上であるか否かの判定を行なう(ステップ209)。このとき差分の絶対値が予め定められた閾値以上であった場合は、機差補正式を導出する(ステップ210)。そして以後ステップ212〜ステップ217の処理を行なう。このステップ212〜ステップ217の処理は、図8で説明を行なったステップ109〜ステップ114の処理と同様である。
またステップ209において、差分の絶対値が予め定められた閾値未満であった場合は、機差補正式を導出しない(ステップ211)。つまり機差補正式を更新せずに、前回導出した機差補正式を使用する。そして以後ステップ212〜ステップ217の処理を行なう。
このような処理を行なうことで、必要なときに機差補正式を更新する。つまり統計的に有意と判断される場合に機差補正式を更新する。
図10は、機差補正式を利用して画像読み取り装置100の読み取り値の補正を行なう第3の例について説明したフローチャートである。
ここで、ステップ301〜ステップ308の処理は、図8で説明を行なったステップ101〜ステップ108の処理と同様である。
図13においては、機差補正式を導出した後、処理部150は、機差補正式の傾き(a)について、前回機差補正式を導出したときの傾きとの差分を求める(ステップ309)。そして、この差分の絶対値が予め定められた閾値以上であるか否かの判定を行なう(ステップ310)。このとき差分の絶対値が予め定められた閾値以上であった場合は、機差補正式を更新する(ステップ312)。そして以後ステップ313〜ステップ318の処理を行なう。このステップ313〜ステップ318の処理は、図8で説明を行なったステップ109〜ステップ114の処理と同様である。
またステップ310において、差分の絶対値が予め定められた閾値未満であった場合は、機差補正式を更新しない(ステップ311)。つまり前回導出した機差補正式を使用する。そして以後ステップ313〜ステップ318の処理を行なう。
この場合についても、必要なときに機差補正式が更新される。
なお上述した処理部150が行なっていた処理は、主制御部50で行なうことができる。即ち、処理部150を設けず、主制御部50によって一連の処理を行なってもよい。
また以上詳述した画像読み取り装置100は、画像形成装置1の画像形成ユニット11の調整を行なうための装置であるとして説明を行なったが、これに限られるものではない。例えば、プラテンガラス上に原稿等の画像が形成された用紙を載せ、光源によりこの原稿に光を照射して、反射光をCCDセンサ等で読み取る一般的なスキャナ等の画像読み取り装置でも適用できる。
更に以上詳述した画像読み取り装置100は、トナー像を形成させることで画像を形成する画像形成装置1に対して適用されるものとして説明を行なったが、これに限られるものではない。例えば、インクジェット方式により画像を形成させる画像形成装置に対しても適用できる。
1…画像形成装置、11…画像形成ユニット、100…画像読み取り装置、110…光源、120…読み取り精度測定ユニット、124,126…測定面、125…白色基準板、127…色基準板、140…CCDセンサ、141…CCD、142…生成部、150…処理部

Claims (6)

  1. 画像が形成された記録材に対して光を照射する光源と、
    前記記録材により反射された光を受光する受光部と、
    前記受光部が受光した光から光量値を生成する生成部と、
    白色の色校正を行なうための白色基準部材と、
    予め定められた色の色校正を行なうため、少なくとも前記画像を形成するために使用する色を含みそれぞれの色について複数の反射率を有するカラーの反射面が設けられた色基準部材と、
    前記色基準部材に前記光源からの光を照射したときに生成される光量値に基づいて前記白色基準部材の部材差を表す相関式を導出する処理部と、
    を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記相関式は、少なくとも2つの前記色基準部材を使用した場合に導出される関数であることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記相関式は、前記色基準部材に前記光源からの光を照射したときに生成される光量値と予め定められた標準値との関数であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記生成部は、赤色、緑色および青色に対応した光量値を生成し、
    前記処理部は、当該緑色および当該赤色の少なくとも一方に対応した光量値に基づいて前記相関式を導出することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像読み取り装置。
  5. 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成された記録材に対して光を照射する光源と、当該記録材により反射された光を受光する受光部と、当該受光部が受光した光から光量値を生成する生成部と、白色の色校正を行なうための白色基準部材と、予め定められた色の色校正を行なうため少なくとも前記画像を形成するために使用する色を含みそれぞれの色について複数の反射率を有するカラーの反射面が設けられた色基準部材とを備え、前記画像形成部により当該記録材に形成された画像の調整を行なうために当該記録材の画像を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段の前記色基準部材に前記光源からの光を照射したときに生成される光量値に基づいて前記白色基準部材の部材差を表す相関式を導出する処理部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、
    トナー像を形成させるトナー像形成手段と、
    前記トナー像形成手段により形成された前記トナー像を前記記録材に転写する転写手段と、
    前記転写手段により転写された前記トナー像を前記記録材に定着する定着手段と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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