JP4447740B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば読取ユニット等の画像読取手段を走査させて透光部材上の原稿の画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像読取装置における原稿の画像読取においては、主に以下の2つの画像読取方法がある。
【0003】
1つ目は、透光部材としての原稿台ガラス上に原稿を所定の方法でセットし、原稿台ガラス上に固定配置された原稿を移動可能な画像読取手段としての光学キャリッジによってスキャンすることで、原稿上の画像を読み取る原稿固定読み取り方式。
【0004】
また、他方の2つ目は、原稿を所定の搬送スピードで搬送させて、固定の光学キャリッジを配置した所定の読取部にて読み取る原稿流し読み方式である。
【0005】
後者の原稿流し読み方式は、前者の原稿固定読み取り方式に比較して光学キャリッジを固定できて、かつ毎回光学キャリッジを往復移動する必要がない等のメリットがある。
【0006】
また、複写機などで用いられる画像読取部においては、近年のデジタル化に伴って、複数部コピーでも画像の読み取りが1度で良くなったため、原稿流し読み方式による画像読み取りのメリットが非常に大きくなってきた。
【0007】
すなわち、デジタルで画像を読み取り記録することで、複数部コピーの場合においても、1度の流し読みによって画像をデジタルして保存し、必要な枚数分画像をメモリすることができるようになった。
【0008】
このように、近年では読み取り画像をメモリすることができるようになってくると、画像読取装置としてはいかに高速で読み取れることができるかが要求されてくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、画像読取時にシェーディング補正を行うための白基準板を読み取り、読み取り画像の白基準を定めることが必要であった。
【0010】
この白基準板には、(1)読み取りのための原稿搬送による白基準板の汚れの発生、(2)白基準板の清掃が正しく行うことができない、(3)白基準板の定期メンテナンスなどの必要、といった以上の問題点があった。
【0011】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、安定した白基準を容易に維持可能とする画像読取装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
搬送される原稿と対向する第1の透光部材と、前記第1の透光部材を介して原稿画像を読み取る第1の読取手段と、原稿の搬送方向における白基準であり、前記第1の読取手段で読み取られる第1の基準部と、を備える第1画像読取部と、
搬送される原稿と対向する第2の透光部材と、前記第2の透光部材を介して原稿画像を読み取る第2の読取手段と、原稿の搬送方向における白基準であり、前記第2の読取手段で読み取られる第2の基準部と、を備える第2画像読取部と、
を有し、
前記第1の透光部材、前記第1の読取手段及び前記第1の基準部は、原稿の第1面側に設けられ、前記第2の透光部材、前記第2の読取手段及び前記第2の基準部は、原稿の第1面とは反対側の第2面側に設けられ、搬送される原稿の両面画像を読み取り可能な画像読取装置において、
前記第1の基準部及び前記第2の基準部は、原稿画像読取領域外に設けられており、
前記第2画像読取部は、前記第1画像読取部に対して、原稿の搬送方向と直交する方向の一端でヒンジにより回転可能に接続されており、原稿の搬送方向と直交する方向において前記第2の基準部の幅が前記第1の基準部の幅より大きいことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0022】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の特徴を最も良く表す図面であり、同図において以下に説明する。1は原稿を固定配置して原稿の画像を読み取ることができるフラットベッド画像読取部(FB)であり、2はFB1の上面に取り付けられたADFであり、積載された原稿を1枚ずつ給紙搬送する装置である。
【0023】
3はFB1の上面に配置された透光部材としての原稿台ガラス、4は原稿台ガラス3上の原稿をスキャンするための画像読取手段としての光学キャリッジA、5は光学キャリッジA4を移動するための駆動伝達用の駆動ベルト、6は駆動ベルト5を駆動するためのキャリッジ駆動モータ、7は光学キャリッジA4の上面に配置されたランプである。
【0024】
また、光学キャリッジA4内には、ランプ7によって原稿から反射した反射光を所定の光路に導くための反射ミラー8、反射ミラー8によって導かれた光を受光して得られた画像を電気信号に変換するためのCCD9、反射ミラー8によって反射された光をCCDへ集光するための集光レンズ10が備えられている。
【0025】
11は原稿台ガラス3上に設けられ、原稿台ガラス3上で画像を読み取るための原稿突き当て基準板、12はADF2に設けられ、原稿の幅方向の規制をするための原稿サイド規制板、13は原稿積載トレイである。
【0026】
14は原稿積載トレイ13上に配置され、原稿の長さを検知するための原稿長さ検知レバー、15は原稿の先端を検知して原稿の有無を知るための原稿有無センサレバーである。
【0027】
16は原稿の先端を上方から押さえるためのウエイト、17は原稿の先端が分離給紙部に入り込むのを防ぐための原稿シャッタ、18は積載原稿の最下原稿から給紙するための給紙ピックアップローラ、19は原稿の搬送方向と反対方向に回転駆動された分離ベルト、20は分離ベルト19と対向して設けられた給紙ローラである。
【0028】
21は原稿の先端を検知して原稿のループ作成のタイミングをとるためのレジスト前センサレバー、22はレジストローラ対、23はレジストローラ対22により搬送された原稿の先端を検知するための原稿先端検知レバー、24は原稿台ガラス3と対向して設けられた原稿搬送上ガイドであり、原稿を原稿台ガラス3と原稿搬送上ガイド24で設けた所定の隙間で搬送させて、画像を読み取る。
【0029】
25は光学キャリッジA4によって流し読みで原稿の片面を読み取るための第1の読取ポイント、26は光学キャリッジA4と原稿を挟んで対向した位置に設けられた流し読み専用の画像読取手段としての第2の光学キャリッジBであり、第2の光学キャリッジB26内には光学キャリッジA4と同様の反射ミラーとCCD等が配置されている。
【0030】
27は第2の光学キャリッジB26によって流し読みで原稿の片面の画像を読み取るための第2の読取ポイントである。
【0031】
28は原稿を機外に排出するための排紙ローラ対、29はFB1の機外側面に設けられ、排紙ローラ対28によって排出された原稿を積載するための排紙トレイである。
【0032】
図2はADF2を開放した状態を示しており、同図において、30はFB1にADF2を回転可能に接続するためのヒンジ、31は原稿台ガラス3上に置いた原稿を原稿台ガラス3に押圧するための圧板である。
【0033】
図3は原稿台ガラスに設けた白基準板の構成を示しており、光学キャリッジA4の流し読み時に原稿の副走査方向の白基準として使用する白基準板41は、原稿台ガラス3の原稿搬送とは逆の裏面に設けてある。第2の光学キャリッジB26の流し読み時に原稿の副走査方向の白基準として使用する白基準板42は、第2の光学キャリッジB26と原稿の間に介在する透光部材としての原稿台ガラス43の原稿搬送とは逆の裏面に設けてある。
【0034】
即ち、白基準板41は、原稿台ガラス3の光学キャリッジA4配置側に設けられ、白基準板42は、原稿台ガラス43の第2の光学キャリッジB26配置側に設けられている。
【0035】
また、各白基準板41,42は、原稿画像読取領域外に配置されている。これにより、読み取り画像内で原稿画像読取領域と白基準とが重なることを防止している。
【0036】
図4に示したのが、ジャム処理時におけるADF2の開放状態を示したものであり、35はジャム処理レバー、36はジャムした原稿を取り除く場合に開放するADF2のジャム処理開閉部である。
【0037】
第2の光学キャリッジB26は、図5に示したように、原稿台ガラス3にその一部の凸部26aを突き当てる構成になっていることにより、原稿台ガラス3に対して非常に精度が高く、高さ方向の位置決めが行われている。
【0038】
また、原稿搬送上ガイド24は第2の光学キャリッジB26に対して揺動可能に接続され、第2の光学キャリッジB26に対して原稿を案内し易く構成されている。同時に、原稿搬送上ガイド24はその一部の凸部24aを原稿台ガラス3に突き当てているため、原稿の搬送位置と原稿搬送パスが正確に確保されて位置決めされている。
【0039】
上記構成において、以下にその動作を説明する。
【0040】
まず、FB1での原稿固定読み取り方式について説明する。FB1での原稿固定読み取りの場合には、ADF2を開放し、原稿を原稿台ガラス3上に置き、原稿位置を原稿突き当て基準板11に突き当てて原稿をセットする。次に、ADF2を閉めることで原稿は圧板31によって原稿台ガラス3に押圧される。これにより、原稿のカール等が矯止されて、原稿台ガラス3上に原稿が密着する。
【0041】
その後、操作者が不図示の原稿読み取り開始ボタンを押すことで原稿の読み取りを開始する。まずはじめに、光学キャリッジA4は駆動モータ6によって駆動ベルト5が移動し、光学キャリッジA4はキャリッジホームポジションヘ移動する。
【0042】
次に、主走査方向のイニシャルを行うために、原稿台ガラス3の裏(光学キャリッジA4)側に設けられた白基準板41ヘ光学キャリッジA4を移動し、白基準を読み取る。これによって、ランプ7とCCD9の補正を実施する。
【0043】
その後、光学キャリッジA4は読み取り開始位置へ移動し、読み取り開始位置から原稿読み取り位置まで加速を行う。光学キャリッジA4が所定の加速速度に達した後、光学キャリッジA4は原稿突き当て基準板11の原稿先端位置に到達する。
【0044】
その後、光学キャリッジA4は一定の所定速度で移動しながら、原稿を読み取って行く。
【0045】
原稿の全てを読み取った後は、光学キャリッジA4は駆動モータ6の反転駆動により読み取り方向とは逆方向に反転して移動し、所定の待機位置に戻る。
【0046】
次に、流し読み方式の場合について説明する。流し読みの場合には、原稿をADF2の原稿積載トレイ13上に積載する。ADF2は原稿が原稿積載トレイ13上に置かれたことを原稿長さ検知レバー14と原稿有無センサレバー15により知ることができる。
【0047】
また、操作者が原稿サイド規制板12により原稿の幅を設定したことによって、原稿長さ検知レバー14との検知の組み合わせによって、原稿のサイズを知ることができる。
【0048】
上述の状態にて、操作者が不図示の原稿読み取り開始ボタンを押すと、原稿先端を規制していた原稿シャッタ17が開放され、ウエイト16と給紙ピックアップローラ18によって原稿の分離給紙部へ積載原稿を搬送する。そして、積載原稿は分離ベルト19と給紙ローラ20により1枚づつ分離給送される。
【0049】
分離給送された原稿の先端がレジストローラ対22に到達し、レジスト前センサレバー21によって所定のループを形成した後、給紙ローラ20の回転を停止する。所定のタイミングの後に、レジストローラ対22が回転を開始し、原稿を搬送する。
【0050】
搬送された原稿の先端は、原稿先端検知レバー23によって検知され、原稿が原稿読み取り位置に到達する時間を決定する。原稿は、原稿搬送上ガイド24によって光学キャリッジA4で画像読み取りを行う第1の読取ポイント25に案内される。
【0051】
上記の原稿の搬送と同時に、光学キャリッジA4及び第2の光学キャリッジB26のそれぞれで、下記のイニシャル動作が行われる。光学キャリッジA4は、原稿がADF2で読み込まれると指定をされ、操作者が原稿読み取り開始ボタンを押した後、原稿が第1の読取ポイント25に達する前にシェーディング補正を行う。
【0052】
具体的な光学キャリッジA4の動作を説明する。光学キャリッジA4は、ランプ7を点灯し、第1の読取ポイント25に移動する。そして、第1の読取ポイント25の原稿台ガラス3裏側に設けられた白基準板41を読み取り白基準の補正を行う(シェーディング補正)。その後、光学キャリッジA4は、第1の読取ポイント25で原稿の到達を待つ。
【0053】
また、第2の光学キャリッジB26も光学キャリッジA4と同様に、原稿が第2の読取ポイント27に到達する前に、第2のキャリッジB26内のランプが点灯し、第2の読取ポイント27の原稿台ガラス43裏側に設けられた白基準板42を読み取り白基準の補正を行う(シェーディング補正)。
【0054】
上記で説明したシェーディング補正を実施した後、原稿は第1の読取ポイント25に到達し、原稿が所定の搬送スピードで搬送されながら、原稿の一方の片面画像が準じ読み取られて行く。また、さらに原稿が第2の読取ポイント27に搬送されて行き、第2の読取ポイント27では第2の光学キャリッジB26で原稿の他方の片面画像が順次読み取られて行く。
【0055】
原稿の先端は、第2の読取ポイント27を通過した後、排紙ローラ対28によって搬送され、原稿の全ての画像を読み取った後は排紙トレイ29に原稿を排出する。
【0056】
以上が、原稿をADF2で読み取るときの一連の流れである。
【0057】
図3に示したのは、原稿がADF2でジャムしたときのジャム処理動作を説明したものであり、ADF2での原稿ジャムが発生したときには、原稿搬送路上に配置されたレジスト前センサレバー21と、原稿先端検知レバー23により原稿のジャムを検知する。原稿のジャムを検知するとADF2の原稿搬送が停止され、原稿がジャムしたことを操作者に知らせる。操作者は、ジャム処理レバー35を操作して、ADF2のジャム処理開閉部36を図4のように開放する。この状態で、ジャムした原稿を用意に取り除く。
【0058】
このとき、ジャム処理開閉部36を開放することによって第2の光学キャリッジB26も同時に所定の回転中心で回転し開放される。操作者がジャム処理を行った後は、ジャム処理開閉部36を閉じるが、この時第2の光学キャリッジB26の一部の凸部26aが原稿台ガラス3に突き当たり、第2の光学キャリッジB26の高さが正確に位置決めされる。また、同時に原稿搬送上ガイド24の一部の凸部24aが原稿台ガラス3に突き当たり、原稿の搬送パスを確実に確保できる。
【0059】
以上の構成の画像読取装置では、白基準板41は原稿台ガラス3の光学キャリッジA4配置側に設けられ、また、白基準板42は原稿台ガラス43の第2の光学キャリッジB26配置側に設けられているので、従来懸念された、原稿搬送時の原稿と白基準板41,42との接触を起因とする原稿搬送による白基準板41,42の汚れの発生、白基準板41,42へのユーザの接触を起因とする白基準板41,42の汚れの発生、白基準板41,42が時間を経て汚れていく、といったことが防止できる。
【0060】
即ち、原稿搬送時に原稿と白基準板41,42が接触することがなく、原稿搬送では白基準板41,42を汚すことがない。また、白基準板41,42にユーザが触れることができず、ユーザが不用意に白基準板41,42を汚すことがない。さらに、原稿台ガラス3,43の光学キャリッジA4,B26の配置側は装置内部側であり、外部との接触もないことから、白基準板41,42が時間を経て汚れていくこともない。
【0061】
したがって、白基準板41,42のメンテナンスが不必要となり、白基準板41,42は常に安定した白基準を容易に維持することができる。
【0062】
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態を示しており、以下構成を説明する。なお、本実施の形態では、画像読取装置に係る説明は先の実施の形態で説明したので省略し、その特徴部分のみを説明する。
【0063】
61は画像読取部A側(下側(第1の実施の形態のFB1側))のプラテンガラス、62は画像読取部A側の白基準板A、63は画像読取部B側(上側)のプラテンガラス、64は画像読取部B側の白基準板Bである。
【0064】
白基準板A62,B64は、各プラテンガラス61,63の光学キャリッジ配置側に設けられている。
【0065】
画像読取部A側は原稿の読み取り画像の画像処理領域における横レジ位置は固定された側であり、画像読取部B側は横レジ調整後に画像読取部A側の読み取り画像の画像処理領域に合わせた読み取り画像の画像処理領域に変更するために、原稿の幅方向で読取開始位置を調整可能になっている。
【0066】
ここで、本実施の形態の特徴として、白基準板A62は白基準板B64より原稿幅方向で小さい。これは、白基準板B64は、画像読取部B側の読み取り画像の横レジ調整によるズレを許容し、画像読取部B側の読み取り画像の横レジ調整後の画像処理領域上の白基準の位置を、画像読取部A側の読み取り画像の画像処理領域上の白基準の位置と等しくするためである。
【0067】
上記構成において、白基準板と横レジ調整について説明する。画像読取部B側の原稿幅方向の読取領域は、画像読取部A側のそれに対して原稿搬送方向と直する原稿幅方向で所定の量だけ横レジシフト可能に構成されている。これは、原稿の画像を読み取る時の原稿表裏の横レジ調整を行うためであるが、初期状態では、メカ的に横レジ方向を表裏で合わせるのは困難である。
【0068】
したがって、表裏の横レジ調整のためのサンプル原稿を用いて表裏の画像を読み取り、画像読取部A側の読み取り画像の画像処理領域に対して画像読取部B側の読み取り画像の画像処理領域の横レジをずれ量だけシフトして出力するように設定する。
【0069】
このような有効画像エリアの読み取りに対して、白基準板A62,B64を原稿幅方向の端部に設けるため、画像読取部B側では、画像読取部A側に対して横レジ調分のズレを許容するために、画像読取部B側の白基準板B64は画像読取部A側の白基準板A62よりも大きく設けられている。
【0070】
このようにすることで、横レジ調整後の読取開始位置から白基準板の読取位置までを、画像読取部A,B側共に同じにできるため、画像処理領域上の白基準の位置を表裏の画像処理領域上で決められた位置に固定することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、白基準板のメンテナンスが不必要となり、白基準板は安定した白基準を容易に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像読取装置を示す主断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る画像読取装置でADFを開放した状態を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係る画像読取装置の流し読み時の読取位置を示す斜視図である。
【図4】第1の実施の形態に係る画像読取装置でジャム処理時にADFを開放した状態を示す図である。
【図5】第1の実施の形態に係る画像読取装置の光学キャリッジを示す詳細図である。
【図6】第2の実施の形態に係る画像読取装置の流し読み時の読取位置を示す図である。
【符号の説明】
1 FB
2 ADF
3 原稿台ガラス
4 光学キャリッジA
5 駆動ベルト
6 駆動モータ
7 ランプ
8 反射ミラー
10 集光レンズ
11 基準板
12 原稿サイド規制板
13 原稿積載トレイ
14 検知レバー
15原稿有無センサレバー
16 ウエイト
17 原稿シャッタ
18 給紙ピックアップローラ
19 分離ベルト
20 給紙ローラ
21 レジスト前センサレバー
22 レジストローラ対
23 原稿先端検知レバー
24 原稿搬送上ガイド
24a 凸部
25 第1の読取ポイント
26 第2の光学キャリッジB
26a 凸部
27 第2の読取ポイント
28 排紙ローラ対
29 排紙トレイ
31 圧板
35 ジャム処理レバー
36 ジャム処理開閉部
41,42 白基準板
43 原稿台ガラス
61,63 プラテンガラス
62 白基準板A
64 白基準板B

Claims (3)

  1. 搬送される原稿と対向する第1の透光部材と、前記第1の透光部材を介して原稿画像を読み取る第1の読取手段と、原稿の搬送方向における白基準であり、前記第1の読取手段で読み取られる第1の基準部と、を備える第1画像読取部と、
    搬送される原稿と対向する第2の透光部材と、前記第2の透光部材を介して原稿画像を読み取る第2の読取手段と、原稿の搬送方向における白基準であり、前記第2の読取手段で読み取られる第2の基準部と、を備える第2画像読取部と、
    を有し、
    前記第1の透光部材、前記第1の読取手段及び前記第1の基準部は、原稿の第1面側に設けられ、前記第2の透光部材、前記第2の読取手段及び前記第2の基準部は、原稿の第1面とは反対側の第2面側に設けられ、搬送される原稿の両面画像を読み取り可能な画像読取装置において、
    前記第1の基準部及び前記第2の基準部は、原稿画像読取領域外に設けられており、
    前記第2画像読取部は、前記第1画像読取部に対して、原稿の搬送方向と直交する方向の一端でヒンジにより回転可能に接続されており、原稿の搬送方向と直交する方向において前記第2の基準部の幅が前記第1の基準部の幅より大きいことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1の読取手段は、静止した原稿と搬送中の原稿を読取可能であり、前記第2の読取手段は、搬送中の原稿のみを読み取ることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1の基準部は、前記第1の透光部材の原稿搬送側の面とは反対側に設けられ、前記第2の基準部は、前記第2の透光部材の原稿搬送側の面とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
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