JP5669544B2 - トナーの製造方法 - Google Patents
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Description
前記トナー材料を、水系媒体中に乳化及び/又は分散させて、油滴を形成する工程と、
前記油滴から前記有機溶媒を除去する工程と、
前記有機溶媒を除去した後、下記式(2)を満たす加熱温度t(℃)にて5時間以上50時間以下の加熱処理を行う工程と、
Tp’−11.0≦t≦Tp’−6.0 (2)
(式(2)中、Tp’は、DSCによる吸熱量測定におけるブロックポリマーの最大吸熱ピークのピーク温度を表す。)
前記結着樹脂が、ポリエステルを主成分として含有し、
前記結着樹脂中の結晶性ポリエステル鎖の割合が、50質量%以上85質量%以下であり、
前記トナーの示差走査熱量計(DSC)による吸熱量測定において、前記結着樹脂に由来する最大吸熱ピークのピーク温度Tpが、50℃以上80℃以下である
ことを特徴とするトナーの製造方法である。
Tp’−15.0≦t≦Tp’−5.0 (1)
更に、好ましくは融点よりも、下式(2)を満たす温度であることがより好ましい。
Tp’−11.0≦t≦Tp’−6.0 (2)
そして、アニール処理工程の時間(加熱時間)は、0.5時間以上であることが必要である。加熱処理工程の時間が0.5時間未満であるとトナー中の結晶構造をとりうる部位の再結晶化が不十分となる。アニール処理時間は、1.0時間以上50.0時間以下の範囲で行うことがより好ましく、更に好ましくは、5.0時間以上24.0時間以下の範囲である。
低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、低分子量オレフィン共重合体、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックス;酸化ポリエチレンワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物;脂肪族炭化水素系エステルワックスの如き脂肪酸エステルを主成分とするワックス;及び脱酸カルナバワックスの如き脂肪酸エステルを一部又は全部を脱酸化したもの;ベヘニン酸モノグリセリドの如き脂肪酸と多価アルコールの部分エステル化物;植物性油脂を水素添加することによって得られるヒドロキシル基を有するメチルエステル化合物。
具体的には、以下のものが挙げられる。C.I.ピグメントブルー1、7、15、15:1、15:2、15:3、15:4、60、62、66が挙げられる。これらは単独或いは2種類以上のものを併用することが可能である。
トナーおよびその材料のTp、Tp’、ΔH、半値幅は、DSC Q1000(TA Instruments社製)を使用して以下の条件にて測定を行う。
昇温速度:10℃/min
測定開始温度:20℃
測定終了温度:200℃
装置検出部の温度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正についてはインジウムの融解熱を用いる。
ワックスの融点は、DSC Q1000(TA Instruments社製)を使用して以下の条件にて測定を行った。
昇温速度:10℃/min
測定開始温度:20℃
測定終了温度:180℃
装置検出部の温度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正についてはインジウムの融解熱を用いる。
トナーの重量平均粒径(D4)および個数平均粒径(D1)は、以下のようにして算出する。測定装置としては、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)を用いる。測定条件の設定及び測定データの解析は、付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いる。尚、測定は実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで行う。
本発明に使用するトナーおよびその材料のTHF可溶分の分子量(Mn、Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、以下のようにして測定する。
装置:HLC8120 GPC(検出器:RI)(東ソー社製)
カラム:Shodex KF−801、802、803、804、805、806、807の7連(昭和電工社製)
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0ml/min
オーブン温度:40.0℃
試料注入量:0.10ml
試料の分子量の算出にあたっては、標準ポリスチレン樹脂(例えば、商品名「TSKスタンダード ポリスチレン F−850、F−450、F−288、F−128、F−80、F−40、F−20、F−10、F−4、F−2、F−1、A−5000、A−2500、A−1000、A−500」、東ソ−社製)を用いて作成した分子量校正曲線を使用する。
結着樹脂中における結晶構造をとる部位の割合は、原料樹脂における結晶構造をとりうる部位の割合から算出する。
測定装置:FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
周波数範囲:10500Hz
積算回数:64回
測定温度:30℃
試料:測定試料50mgを内径5mmのサンプルチューブに入れ、溶媒として重クロロホルム(CDCl3)を添加し、これを40℃の恒温槽内で溶解させて調製する。
結晶構造をとりうる部位の割合(%)=
{(S1/n1)/((S1/n1)+(S2/n2))}×100
尚、結晶構造をとりうる部位の構造の解析は、別途公知の方法によって行う。実施例に記載したブロックポリマーにおいては、結晶構造をとりうる部位としては、結晶性ポリエステル成分に含まれるジオール成分由来のピークの積分値を用いた。また、結晶性部位をとらない部位としては、イソシアネート成分由来のピークの積分値を用いた。
酸価は樹脂試料1gに含まれる酸を中和するために必要な水酸化カリウムのmg数である。樹脂の酸価はJIS K 0070−1966に準じて測定されるが、具体的には、以下の手順に従って測定する。
フェノールフタレイン1.0gをエチルアルコール(95vol%)90mlに溶かし、イオン交換水を加えて100mlとし、「フェノールフタレイン溶液」を得る。
(A)本試験
粉砕した樹脂の試料2.0gを200mlの三角フラスコに精秤し、トルエン/エタノール(2:1)の混合溶液100mlを加え、5時間かけて溶解する。次いで、指示薬として前記フェノールフタレイン溶液を数滴加え、前記水酸化カリウム溶液を用いて滴定する。尚、滴定の終点は、指示薬の薄い紅色が約30秒間続いたときとする。
試料を用いない(すなわちトルエン/エタノール(2:1)の混合溶液のみとする)以外は、上記操作と同様の滴定を行う。
A={(B−C)×f×5.61}/S
(ここで、
A:酸価(mgKOH/g)
B:空試験の水酸化カリウム溶液の添加量(ml)
C:本試験の水酸化カリウム溶液の添加量(ml)
f:水酸化カリウム溶液のファクター
S:試料(g)
である。)
加熱乾燥した二口フラスコに、窒素を導入しながら以下の原料を仕込んだ。
セバシン酸 136.8質量部
1,4−ブタンジオール 63.2質量部
酸化ジブチルスズ 0.1質量部
減圧操作により系内を窒素置換した後、180℃で窒素気流下で生成する水を留去しながら、6時間攪拌を行った。その後、攪拌を続けながら減圧下にて230℃まで徐々に昇温し、窒素気流下で水を留去しながら、更に2時間保持した。粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させることで、結晶性ポリエステル1を合成した。結晶性ポリエステル1の物性を表1に示す。
結晶性ポリエステル1の合成において、原料の仕込み量を表1に示すように変更した以外は全て同様にして、結晶性ポリエステル2〜4を合成した。結晶性ポリエステル2〜4の物性を表1に示す。
結晶性ポリエステル1の合成において、原料の仕込み量を以下のように変更した以外は全て同様にして、結晶性ポリエステル5を合成した。結晶性ポリエステル5の物性を表1に示す。
コハク酸 130.0質量部
エチレングリコール 70.0質量部
酸化ジブチルスズ 0.1質量部
ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 700.0質量部
イソフタル酸 250.0質量部
フマル酸 50.0質量部
ジブチルチンオキサイド 2.0質量部
撹拌機および窒素導入管が取り付けられた反応槽中に、上記の原料を入れ、常圧下、230℃において8時間反応させ、さらに12mmHgの減圧下において5時間反応させた。その後、160℃まで冷却し、次いで無水フタル酸30質量部を加え、2時間反応させて非晶性ポリエステル1を得た。
冷却管、攪拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、
ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 724.0質量部
テレフタル酸 276.0質量部
を入れ、常圧下、230℃で8時間重縮合し、次いで10〜15mmHgの減圧下で5時間反応し、非晶性ポリエステルを得た。得られた非晶性ポリエステルのガラス転移温度Tgは64℃、数平均分子量(Mn)が17000、重量平均分子量24000(Mw)の非晶性ポリエステル2を得た。
結晶性ポリエステル1 210.0質量部
キシリレンジイソシアネート(XDI) 56.0質量部
シクロヘキサンジメタノール(CHDM) 34.0質量部
テトラヒドロフラン(THF) 300.0質量部
攪拌装置および温度計を備えた反応容器中に、窒素置換をしながら、上記の材料を仕込んだ。50℃まで加熱し、15時間かけてウレタン化反応を施した。その後、サリチル酸3.0質量部を添加し、イソシアネート末端を修飾した。溶媒であるTHFを留去して、ブロックポリマー1を得た。得られたブロックポリマー1の物性を表3に示す。
ブロックポリマー1の合成において、表2に示す材料、配合量、反応条件に変更すること以外は同様にしてブロックポリマー2乃至10を合成した。得られたブロックポリマー2乃至10の物性を表3に示す。
結晶性ポリエステル1 195.0質量部
非晶性ポリエステル1 105.0質量部
酸化ジブチルスズ 0.1質量部
テトラヒドロフラン(THF) 300.0質量部
攪拌装置および温度計を備えた反応容器中に、窒素置換をしながら上記材料を仕込んだ。60℃まで加熱し、10時間かけてエステル化反応を施した。その後、溶媒であるTHFを留去して、ブロックポリマー11を得た。得られたブロックポリマー11の物性を表3に示す。
水 690.0質量部
メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業製) 9.0質量部
スチレン 90.0質量部
メタクリル酸 90.0質量部
アクリル酸ブチル 110.0質量部
過硫酸アンモニウム 1.0質量部
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、上記の材料を仕込み、350回転/分で15分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75℃まで昇温し5時間反応させた。さらに、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75℃で5時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の樹脂微粒子分散液S1を得た。樹脂微粒子分散液S1に分散されている粒子の体積平均粒径は、レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置LA−920(堀場製作所社製)を用いて測定したところ、105nmであった。樹脂微粒子分散液S1の一部を取り出し、Tg及び重量平均分子量を測定したところ、Tgは65℃であり、重量平均分子量は150000であった。
カルナバワックス(融点84℃) 20.0質量部
1−ブタノン 80.0質量部
上記を密閉できる反応容器に投入し、80℃で加熱攪拌した。ついで、系内を50rpmで緩やかに攪拌しながら3時間かけて25℃にまで冷却し、乳白色の液体を得た。
C.I.ピグメントブルー15:3 100.0質量部
1−ブタノン 150.0質量部
ガラスビーズ(1mm) 200.0質量部
上記材料を耐熱性のガラス容器に投入し、ペイントシェーカーにて5時間分散を行い、ナイロンメッシュでガラスビーズを取り除き、着色剤分散液C1を得た。
(油相1の調製)
ブロックポリマー1 100.0質量部
1−ブタノン 85.0質量部
上記材料をビーカーに入れ、ディスパー(特殊機化社製)を用い3000rpmで1分間攪拌した。
ワックス分散液W1(固形分20%) 50.0質量部
着色剤分散液C1(固形分40%) 12.5質量部
1−ブタノン 5.0質量部
さらに上記材料をビーカーに入れ、ディスパー(特殊機化社製)を用い6000rpmで5℃以下となるよう冷却しながら3分間攪拌し、油相1を調製した。
樹脂微粒子分散液S1(固形分30%) 26.7質量部
ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの50%水溶液(エレミノールMON−7、三洋化成工業製) 30.0質量部
カルボキシメチルセルロース1質量%水溶液 100.0質量部
プロピルアミン(関東化学製) 5.0質量部
イオン交換水 400.0質量部
1−ブタノン 50.0質量部
上記材料を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化社製)にて5000rpmで1分攪拌し、水相1を調製した。
水相1に油相1を投入し、TKホモミキサーの回転数を10000rpmまで上げて1分間攪拌を続け、油相1を水相中に懸濁させて処理前粒子分散液1を得た。ついで、30℃、50mmHgの減圧下で溶剤を除去した。
処理前粒子の製造例1のうち、表4に示す処方に変更する以外は同様にして処理前粒子2乃至12を得た。また、各処理前粒子に含有される結着樹脂に由来する最大吸熱ピークのピーク温度を表4に示す。
(イソシアネート変性結晶性ポリエステルの合成例)
撹拌機および窒素導入管が取り付けられた反応槽中に、
酢酸エチル 200.0質量部
結晶性ポリエステル1 100.0質量部
を加え、80℃まで昇温し、
イソホロンジシアネート 18.0質量部
を添加して2時間反応させて、イソシアネート変性結晶性ポリエステルを得た。
撹拌機および窒素導入管が取り付けられた反応槽中に、
非晶性ポリエステル1 100.0質量部
酢酸エチル 200.0質量部
イソホロンジイソシアネート 10.0質量部
を添加し、80℃にて2時間反応させ、イソシアネート変性非晶性ポリエステルを得た。
次に液封シール(環流器)、撹拌機が取り付けられた混合槽中において、
1−ブタノン 450.0質量部
イソシアネート変性結晶性ポリエステル 220.0質量部
イソシアネート変性非晶性ポリエステル 95.0質量部
イソホロンジアミン 20.0質量部
C.I.ピグメントブルー15:3 4.0質量部
カルナバワックス 15.0質量部
を混合温度20℃において2時間混合処理し、油相2を得た。
一方、別の反応槽に、
イオン交換水 600.0質量部
1−ブタノン 60.0質量部
樹脂微粒子分散液S1 90.0質量部
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.3質量部
を入れ、TK式ホモミキサー(特殊機化工業社製)によって、温度30℃において12,000rpmで3分間撹拌し、水相2を調整した。
前記油相2を投入して水系媒体中に分散させ、その後、80℃に昇温して、10時間ウレア反応処理を行った。ついで、30℃、50mmHgの減圧下で溶剤を除去した。
(イソシアネート含有プレポリマーの合成)
ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物 724.0質量部
イソフタル酸 276.0質量部
ジブチルチンオキサイド 2.0質量部
冷却管、攪拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、上記材料を入れて、常圧下、230℃で8時間反応させた後、15mmHgの減圧下で5時間反応させた。これを160℃まで冷却して、32部の無水フタル酸を加え2時間反応させた。さらに、これを80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソホロンジイソシアネート188部と2時間反応を行い重量平均分子量12000のイソシアネート基含有プレポリマー1を得た。
イソホロンジアミン 30.0質量部
メチルエチルケトン 70.0質量部
攪拌棒および温度計のついた反応槽中に上記材料を仕込み、50℃で5時間反応させ、ケチミン化合物1を得た。
イソシアネート含有プレポリマー1 15.0質量部
ブロックポリマー1 100.0質量部
結晶性ポリエステル1 60.0質量部
酢酸エチル 150.0質量部
ビーカー内に上記材料を入れ、攪拌し溶解した。
カルナバワックス 20.0質量部
C.I.ピグメントブルー15:3 4.0質量部
を入れ、60℃にてTK式ホモミキサーで12000rpmで攪拌し、均一に溶解、分散させた。最後に、ケチミン化合物1を2.7質量部加え、溶解させた。これをトナー材料溶解液1とする。
イオン交換水 706.0質量部
ハイドロキシアパタイト10%懸濁液 294.0質量部
(日本化学工業(株)製スーパタイト10)
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2質量部
ついで60℃に昇温し、TK式ホモミキサーで12000rpmに攪拌しながら、上記トナー材料溶解液1を投入し10分間攪拌した。そして、この混合液を攪拌棒および温度計付のコルベンに移し、98℃まで昇温して、ウレア化反応をさせた。この98℃の分散液を室温まで冷却したのち、30℃、50mmHgの減圧下で溶剤を除去した。
イソシアネート含有プレポリマー1 15.0質量部
結晶性ポリエステル1 74.0質量部
非晶性ポリエステル2 10.0質量部
酢酸エチル 150.0質量部
ビーカー内に上記材料を入れ、攪拌し溶解した。
カルナバワックス 20.0質量部
C.I.ピグメントブルー15:3 4.0質量部
を入れ、60℃にてTK式ホモミキサーで12000rpmで攪拌し、均一に溶解、分散させた。最後に、ケチミン化合物1を2.7質量部加え、溶解させた。これをトナー材料溶解液2とする。
イソシアネート含有プレポリマー1 15.0質量部
結晶性ポリエステル1 24.0質量部
非晶性ポリエステル2 60.0質量部
酢酸エチル 150.0質量部
ビーカー内に上記材料を入れ、攪拌し溶解した。
カルナバワックス 20.0質量部
C.I.ピグメントブルー15:3 4.0質量部
を入れ、60℃にてTK式ホモミキサーで12000rpmで攪拌し、均一に溶解、分散させた。最後に、ケチミン化合物1を2.7質量部加え、溶解させた。これをトナー材料溶解液3とする。
(アニール処理)
アニール処理は、恒温乾燥器(佐竹化学製41−S5)を用いて行った。恒温乾燥器の内部温度はを51℃に調整した。前記処理前粒子1を、ステンレス製バットに均等になるように広げて入れ、これを前記恒温乾燥器に入れて12時間静置した後、取り出した。こうして、アニール処理された処理後粒子1を得た。
次に、上記100質量部の処理後粒子1に対して、アナターゼ型酸化チタン微粉末(BET比表面積80m2/g、個数基準の平均一次粒径(D1):15nm、イソブチルトリメトキシシラン12質量%処理)0.9質量部、オイル処理シリカ微粒子(BET比表面積95m2/g、シリコーンオイル15質量%処理)1.2質量部、無機微粒子(ゾルゲルシリカ微粒子:BET比表面積24m2/g、個数基準の平均一次粒径(D1):110nm)1.5質量部をヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株)製)FM−10Bにて混合し、トナー1を得た。
表5に示したように、用いる処理前粒子の種類、アニール処理の条件を変更する以外は、トナー製造例1と同様にして、トナー2〜12、14、16、18、20〜22、25、28、30〜35を得た。各トナーの物性を表5に示す。
(アニール処理)
処理前粒子の製造例1における処理前粒子分散液1の攪拌を続けながら、水温を51℃まで上昇させ、水中にて湿式アニール処理を24.0時間施した。得られた処理後粒子を用いて、トナー製造例1と同様にして外添処理を行い、トナー13を得た。トナー13の物性を表5に示す。
湿式アニール処理の条件を表5に示すように変更した以外はトナー製造例13と同様にしてトナー15、17、19、29を得た。各トナーの物性を表5に示す。
トナー製造例1において、アニール処理を行わない以外は同様にしてトナー23を得た。トナー23の物性を表5に示す。
表5に示したように処理前粒子の種類を変える以外は、トナー製造例23と同様にしてトナー24、26、27を得た。各トナーの物性を表5に示す。
個数平均粒径0.25μmのマグネタイト粉に対して、4.0質量%のシラン系カップリング剤(3−(2−アミノエチルアミノプロピル)トリメトキシシラン)を加え、容器内で、100℃以上で高速撹拌し、親油化を処理施した。同様にして、個数平均粒径0.60μmのヘマタイト粉に対しても、親油化処理を施した。
・フェノール 10.0質量部
・ホルムアルデヒド溶液(ホルムアルデヒド40質量%、メタノール10質量%、水50質量%) 6.0質量部
・親油化処理した上記マグネタイト 63.0質量部
・親油化処理した上記ヘマタイト 21.0質量部
上記材料と、28%アンモニア水5.0質量部、水10.0質量部をフラスコに入れ、攪拌、混合しながら30分間で85℃まで昇温し、この温度で3時間重合反応させて、硬化させた。その後、30℃まで冷却し、更に水を添加した後、上澄み液を除去し、沈殿物を水洗した後、風乾した。次いで、これを減圧下(5mmHg以下)、60℃で乾燥して、磁性体が分散された状態の球状の磁性樹脂粒子を得た。
トナー1〜35を8質量部と上記キャリア92質量部を混合して二成分現像剤を調製した。この二成分現像剤を用いて、以下の評価を実施した。評価結果を表6に示す。
低温定着性の評価には、市販のカラーレーザー複写機CLC5000(キヤノン社製)を用いた。常温常湿環境下(23℃/60%RH)、紙上のトナー載り量を0.6/cm2になるように上記複写機の現像コントラストを調整し、単色モードで、先端余白5mm、幅100mm、長さ280mmの未定着ベタ画像を作成した。転写紙は、A4用紙(「GF−R200」:105g/m2、キヤノン社製)を用いた。
ΔD(%)=(摺擦前の画像濃度−摺擦後の画像濃度)/摺擦前の画像濃度×100
(評価基準)
A:定着開始温度が100℃以下である。
B:定着開始温度が105℃以上110℃以下である。
C:定着開始温度が115℃以上120℃以下である。
D:定着開始温度が125℃以上である。
低温定着性の評価と同様に、市販のカラーレーザー複写機CLC5000(キヤノン社製)を用いて、単色モードで、先端余白5mm、幅100mm、長さ20mmの未定着ベタ画像を作成した。次いで、低温定着性の評価で用いた定着器を用いて、未定着ベタ画像を、プロセススピード230mm/sで、160℃から5℃ずつ昇温させる条件で、A4用紙(「GF−R300」:66g/m2、キヤノン社製)に定着した。得られた定着画像について、高温オフセット(定着画像が紙から定着ローラへ付着し、定着ローラが一回転して紙へ再付着する現象)が発生したかどうか評価した。尚、オフセットが発生した部分の画像濃度と非画像部の画像濃度との差がベタ画像部濃度の0.05倍以上の濃度を示した場合に、高温オフセット発生とした。高温オフセット開始温度より低い温度の最高温度を定着可能上限温度とし、以下の基準で評価した。画像濃度は、反射濃度計(500 Series Spectrodensitometer;X−Rite社製)を用いて測定した。
A:定着可能上限温度が175℃以上である。或いは、180℃を超えてもオフセットが発生しない。
B:定着可能上限温度が170℃である。
C:定着可能上限温度が165℃である。
D:定着可能上限温度が160℃以下である。
低温定着性の評価と同様に、市販のカラーレーザー複写機CLC5000(キヤノン社製)を用いて、単色モードで、先端余白5mm、幅20mm、長さ20mmの未定着ベタ画像を作成した。次いで、常温常湿環境下(23℃/60%)で、低温定着性の評価で用いた定着器を用いて、プロセススピード230mm/s、設定温度140℃で、未定着ベタ画像をA4用紙(「CS−814」:81.4g/m2、キヤノン社製)に定着した。前記定着画像の画像濃度dを測定する。尚、画像濃度dは反射濃度計(500 Series Spectrodensitometer;X−Rite社製)で測定する。
A:dが1.60以上
B:dが1.55以上1.60未満
C:dが1.50以上1.55未満
D:dが1.50未満
LBP5400(キヤノン製)を画像形成装置として用い、本装置の現像器に各トナーを150g充填した。高温高湿環境(30℃,80RH%)で、転写紙としてA4用紙(「GF−R300」:66g/m2、キヤノン社製)を用い、印字比率1%のチャートを20000枚出力した。出力後、現像容器を分解しトナー担持体の表面を目視により観察した。以下に評価基準を示す。
A:トナー破壊や色素化合物の付着によるフィルミングが全く無い。
B:トナー破壊や色素化合物の付着による周方向のスジが端部で1〜5本発生している。
C:トナー破壊や色素化合物の付着による周方向のスジが端部で6乃至10本発生している。
D:トナー担持体の表面にトナーが融着し、担持体の端部が削れてトナーが漏れてくる。
約10gのトナーを100mlのポリカップに入れ、50℃及び55℃で3日放置した後、目視で評価した。
A:凝集物は見られない。
B:凝集物は見られるが容易に崩れる。
C:凝集物をつかむことができ容易に崩れない。
D:ほぼ全量が凝集している。
Claims (4)
- 結晶性ポリエステル鎖を有するブロックポリマーを主成分とする結着樹脂、着色剤及びワックスを、有機溶媒に溶解及び/又は分散させて、トナー材料を得る工程と、
前記トナー材料を、水系媒体中に乳化及び/又は分散させて、油滴を形成する工程と、
前記油滴から前記有機溶媒を除去する工程と、
前記有機溶媒を除去した後、下記式(2)を満たす加熱温度t(℃)にて5時間以上50時間以下の加熱処理を行う工程と、
Tp’−11.0≦t≦Tp’−6.0 (2)
(式(2)中、Tp’は、DSCによる吸熱量測定におけるブロックポリマーの最大吸熱ピークのピーク温度(℃)を表す。)
を有するトナーの製造方法であって、
前記結着樹脂が、ポリエステルを主成分として含有し、
前記結着樹脂中の結晶性ポリエステル鎖の割合が、50質量%以上85質量%以下であり、
前記トナーの示差走査熱量計(DSC)による吸熱量測定において、前記結着樹脂に由来する最大吸熱ピークのピーク温度Tpが、50℃以上80℃以下である
ことを特徴とするトナーの製造方法。 - 前記ブロックポリマーが、前記結晶性ポリエステル鎖と結晶構造をとらない部位とを有し、前記結晶性ポリエステル鎖と前記結晶構造をとらない部位とが、ウレタン結合で結合されている請求項1に記載のトナーの製造方法。
- 前記トナーの示差走査熱量計(DSC)による吸熱量測定において、前記結着樹脂に由来する吸熱ピークの半値幅が、5.0℃以下である請求項1または2に記載のトナーの製造方法。
- 前記トナーの示差走査熱量計(DSC)による吸熱量測定において、前記結着樹脂に由来する吸熱ピークの全吸熱量(ΔH)が、前記結着樹脂1g当たり30J/g以上80J/g以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナーの製造方法。
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