JP5618163B2 - 露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、露光装置に係り、更に詳しくは、エネルギビームにより物体を露光して該物体上にパターンを形成する露光装置に関する。
半導体素子、液晶表示素子等の電子デバイス(マイクロデバイス)の製造におけるリソグラフィ工程では、ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(いわゆるステッパ)、又はステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(いわゆるスキャニング・ステッパ(スキャナとも呼ばれる。))などが、比較的多く用いられている。
ところで、半導体素子等は、基板(ウエハ又はガラスプレートなど)上に多層の回路パターンを重ね合わせて形成されるため、各層間での重ね合わせ精度が良好であることが重要である。例えば、スキャナの場合、重ね合わせ精度を向上させるためには、マスクを保持するマスクステージと基板を保持する基板ステージとの同期精度を向上させることが重要である。
しかるに、マスクステージと基板ステージとの同期精度が良好であっても、投影光学系に対して外部から振動が伝達されると、重ね合わせ精度を向上させることは困難である。そこで、従来においても、両ステージの位置制御性を向上させるとともに、投影光学系に対する振動の伝達を抑制すべく、投影光学系を保持する保持部材は、床面に設置されたベース部材に防振装置を介して支持されていた。また、最近では、投影光学等へ伝達される振動を排除するため、投影光学系をボディ(コラム)から吊り下げ支持するタイプの露光装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このように、露光装置では、防振装置などを用いて、投影光学系を保持する保持部材と床面に設置されたボディとは振動的に分離されているが、半導体素子の高集積化に伴う、パターンの微細化により、最近では、上述のような保持部材とボディとの振動的な分離のみでは、十分ではなくなった。すなわち、保持部材とボディとを分離しても、両者間に電力供給用あるいは信号伝達用の配線、又は冷媒供給用などの配管等が存在する限り、これらを介して床面からの微振動が、投影光学系に伝達され、今や、このような微振動であっても無視できなくなっているのである。
特開2007−5669号公報
本発明は、上述した事情の下になされたものであり、第1の観点からすると、エネルギビームにより物体を露光して該物体上にパターンを形成する露光装置であって、電気信号の授受の対象となる部材が設けられた第1部材と、前記第1部材とは振動的に分離された第2部材と、前記第1部材上に載置され、電磁波を送信及び/又は受信する第1部分と、前記第1部分に対応して前記第2部材に搭載され、前記第1部分との間で、前記電磁波を受信及び/又は送信する第2部分とを含み、前記第1部分及び第2部分は、相互に対向して配置された光ファイバをそれぞれ含む、信号伝達装置と、を備える第1の露光装置である。
これによれば、電磁波を送信及び/又は受信する第1部分が、電気信号の授受の対象となる部材が設けられた第1部材上に載置され、第1部分との間で電磁波を受信及び/又は送信する第2部分が、第1部材とは振動的に分離された第2部材に搭載されている。このため、第1部材に対する外部から振動の伝達を防止した状態で、第1部材上の電気信号の授受の対象となる部材と外部の部材との間で信号の伝達を行うことが可能になる。これにより、信号の伝達に伴う振動、例えば床振動の伝達を防止することが可能となり、ひいては振動による露光精度の低下を防ぐことが可能となる。
第1の実施形態に係る露光装置の構成を概略的に示す図である。 第1の実施形態に係る露光装置で用いられる発電機を示す図である。 第2の実施形態に係る露光装置で用いられる光通信機構を示す図である。 第2の実施形態の変形例に係る赤外線通信機構を示す図である。 第3の実施形態に係る露光装置で用いられる配管機構を示す図である。
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を、図1及び図2に基づいて説明する。
図1には、第1の実施形態に係る露光装置10の概略的な構成が示されている。この露光装置10は、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置、すなわちいわゆるスキャナである。後述するように本実施形態では、投影光学系PLが設けられており、以下においては、この投影光学系PLの光軸AXと平行な方向をZ軸方向、これに直交する面内でレチクルとウエハとが相対走査される方向をY軸方向、Z軸及びY軸に直交する方向をX軸方向とし、X軸、Y軸、及びZ軸回りの回転(傾斜)方向をそれぞれθx、θy、及びθz方向として説明を行う。
この露光装置10は、照明ユニットIOP、レチクルRを保持するレチクルステージRSTを含むレチクルステージ装置20、投影光学系PL、ウエハWを保持してXY平面内でXY2次元方向に移動するウエハステージWST、及びこれらの制御系、並びにレチクルステージ装置20及び投影光学系PLを保持するコラム30等を備えている。
照明ユニットIOPは、光源及び照明光学系を含み、その内部に配置された視野絞り(マスクキングブレード又はレチクルブラインドとも呼ばれる)で規定される矩形又は円弧状の照明領域に照明光ILを照射し、回路パターンが形成されたレチクルRを均一な照度で照明する。ここでは、照明光ILとしては、KrFエキシマレーザ光(波長248nm)などの遠紫外光、又はArFエキシマレーザ光(波長193nm)あるいはF2レーザ光(波長157nm)などの真空紫外光が用いられるものとする。ただし、それらに代えて、超高圧水銀ランプからの紫外域の輝線(波長436nmのg線、波長365nmのi線等)を用いることとしても良い。
レチクルステージ装置20は、照明ユニットIOPの下方に配置されている。図1に示されるように、レチクルステージ装置20は、コラム30の天板部34上に複数(ここでは、例えば3つ)の防振ユニット14(ただし、紙面奥側に位置する1つの防振ユニットは不図示)を介して支持されたレチクルステージ定盤RBSと、レチクルステージ定盤RBS上方に配置されたレチクルステージRSTと、レチクルステージRSTを駆動するレチクルステージ駆動系(不図示)と、を備えている。レチクルステージ定盤RBSには照明光ILの通路となる平面視(上方から見て)矩形の開口RBSaが形成されている。
各防振ユニット14は、エアダンパ又は油圧式のダンパ等の機械式のダンパを含んでいる。防振ユニット14の機械式のダンパによって比較的高周波の振動がレチクルステージRSTへ伝達するのを回避することができる。また、レチクルステージ定盤RBSと天板部34との間には、不図示の6つのボイスコイルモータ(X,Yボイスコイルモータが合計3つ、Zボイスコイルモータが3つ)が設けられている。これら6つのボイスコイルモータにより、レチクルステージ定盤RBSをX、Y、Z、θx、θy及びθzの6自由度方向に微小駆動することが可能である。なお、レチクルステージ定盤RBSの位置情報は、不図示の計測システム(干渉計及び/又はエンコーダシステムなどを含む)により投影光学系PLを基準として計測される。
また、レチクルステージRSTのXY平面内の位置(θz回転を含む)は、不図示のレチクル干渉計システムによって計測されている。上記計測システム及びレチクル干渉計システムの計測値は、不図示の制御装置に供給されている。制御装置は、計測システムの計測値に基づいて、上記6つのボイスコイルモータを制御することで、レチクルステージ定盤RBSの6自由度方向の位置・姿勢を制御する。また、制御装置は、レチクル干渉計システムの計測値に基づいて、レチクルステージ駆動系を制御することで、レチクルステージRSTのXY平面内の位置(θz回転を含む)を制御する。
投影光学系PLとしては、本実施形態では、Z軸方向に平行な方向に沿って配置された複数のレンズ(レンズエレメント)を含む屈折光学系が用いられている。投影光学系PLは、例えば両側テレセントリックで所定の投影倍率β(βは、例えば1/4あるいは1/5)を有する。
コラム30は、床面Fにその下端部が固定された複数本(ここでは、例えば3本)の脚部33(図1における紙面奥側の脚部は不図示)と、該脚部33により床面F上方で支持された天板部34とを備えている。天板部34の中央部に上下方向(Z軸方向)に貫通した状態で平面視(上方から見て)矩形の開口34aが形成されている。開口34aは、前述の開口RBSaと対応している。
コラム30の天板部34から3つの吊り下げ支持機構37(ただし、図1における紙面奥側の吊り下げ支持機構は不図示)によって鏡筒定盤(メインフレーム)50が吊り下げ支持されている。鏡筒定盤50に形成された不図示の開口内に、投影光学系PLが上方から挿入されている。投影光学系PLの鏡筒の高さ方向の中央のやや下方の位置には、フランジFLGが設けられ、該フランジFLGを介して、鏡筒定盤50によって投影光学系PLが下方から支持されている。鏡筒定盤50は、下半部が上半部に比べて小径の段付円筒状部材から成る。
吊り下げ支持機構37のそれぞれは、柔構造の連結部材であるコイルばね36とワイヤ35とを含む。コイルばね36は、投影光学系PLの光軸AXに垂直な方向には振り子のように振動するため、光軸AXに垂直な方向の除振性能(床の振動が投影光学系PLに伝達するのを防止する性能)を有している。また、光軸AXに平行な方向に関しても、高い除振性能を有している。
コラム30の3本の脚部33それぞれのZ軸方向に関する中央部近傍には凸部33aが形成されている。各凸部33aと鏡筒定盤50の小径部との間には、駆動機構40が設けられている。各駆動機構40は、投影光学系PLを鏡筒の半径方向に駆動するボイスコイルモータと、投影光学系PLを光軸AX方向(Z軸方向)に駆動するボイスコイルモータとを含んでいる。従って、3つの駆動機構40により、投影光学系PLを6自由度方向に移動させることができるようになっている。
鏡筒定盤50(又は投影光学系PLのフランジFLG)には、投影光学系PLの6自由度方向の加速度を検出するための加速度センサ(不図示)が設けられており、該加速度センサで検出される加速度情報に基づいて、不図示の制御装置が、投影光学系PLがコラム30及び床面Fに対して静止した状態となるように各駆動機構40の各2つのボイスコイルモータを制御する。
鏡筒定盤50の下面からは、リング状の計測マウント51が、3本の支持部材53(ただし、紙面奥側の支持部材は不図示)を介して吊り下げ支持されている。3本の支持部材53は、実際には、その両端部に支持部材53の長手方向以外の5自由度の変位が可能なフレクシャ部を有するリンク部材を含んで構成され、計測マウント51と鏡筒定盤50との間に応力が殆ど生じることなく計測マウント51を支持することができるようになっている。
計測マウント51には、ウエハ干渉計58、不図示のアライメント系及び不図示の多点焦点位置検出系などが保持されている。これらウエハ干渉計58、アライメント系及び多点焦点位置検出系の計測値は、不図示の制御装置に供給されている。アライメント系としては、例えば特開平4−65603号公報などに開示されている画像処理方式のセンサを用いることができる。また、多点焦点位置検出系としては、例えば特開平6−283403号公報(対応米国特許第5,448,332号明細書)等に開示される多点焦点位置検出系を用いることができる。
コラム30の+X側の凸部33aと、これに対向する鏡筒定盤50との間には、鏡筒定盤50(計測マウント51を含む)及び投影光学系PLのそれぞれに設けられた各種アクチュエータ又は各種センサなどに電力(電源電流)を供給するムービングマグネット型の発電機38が設けられている。この場合、発電機38は、AC電源及び/又は鏡筒定盤50上に設けられた不図示のバッテリを充電するための電源として用いられる。
発電機38は、図2に示されるように、鏡筒定盤50上に固定されたコイルユニット38Aと、凸部33a上に複数の防振ユニット42を介して設置されたマグネットユニット38Bとを備えている。コイルユニット38Aは、鏡筒定盤50上に固定されたハウジング12と、該ハウジング12の内部に収容された少なくとも一対のコイル39とを有している。マグネットユニット38Bは、コイル39に所定のクリアランスを介して対向する永久磁石を有するマグネット部44と、該マグネット部44がその回転軸43aの先端に固定されている電動機(モータ)43とを有している。
モータ43の回転軸43aの先端は、ハウジング12の+X側の側壁に形成された丸穴を介してハウジング12内部に挿入され、その先端部にマグネット部44が取付けられている。この場合、マグネット部44とコイル39とは、非接触であり、ハウジング12と回転軸43aも非接触である。
このようにして構成された発電機38によると、不図示の制御装置により、モータ43が駆動されると、回転軸43aに取付けられたマグネット部44が回転し、これによりコイル39に電磁誘導による起電力が発生する。従って、発電機38が、AC電源として用いられている場合には、この電源によって不図示のアクチュエータ等が駆動される。また、発電機38が、バッテリの充電用の電源として用いられている場合には、そのバッテリの充電が行われると共に、バッテリからの電流が例えばセンサなどに供給される。
この場合において、発電機38のコイルユニット38Aが、電力供給の対象となるバッテリ、センサ、及びアクチュエータなどが設けられた鏡筒定盤50に載置され、発電機38のマグネット部44を駆動するモータ43(マグネットユニット38B)が、鏡筒定盤50とは振動的に分離されたコラム30の凸部33aに搭載され、かつコイルユニット38Aとマグネット部44及び回転軸43aとは、非接触になっている。このため、外部振動(床振動など)をコラム30を介して鏡筒定盤50に伝達させること無く、上述した電力供給の対象となる各部材に電力を供給することが可能になる。
また、モータ43が、複数の防振ユニット42を介して凸部33a上に設置されているので、モータ43の駆動時の振動が、凸部33aからコラム30の他の部分(例えば天板部34)を介して投影光学系PLの振動要因となるおそれもない。
図1に戻り、ウエハステージWSTは、投影光学系PLの下方に水平に配置されたステージ定盤BSの上面に、その底面に設けられたエアベアリングなどを介して浮上支持されている。
ここで、ステージ定盤BSは、直接的に床面F上に据え付けられており、その+Z側の面(上面)は、その平坦度が非常に高くなるように加工され、ウエハステージWSTの移動基準面(ガイド面)とされている。
ウエハステージWSTは、ステージ定盤BSの上面に浮上支持されたウエハテーブルWTBと、ウエハテーブルWTB上に搭載され、ウエハWを真空吸着等により保持するウエハホルダ25とを備えている。ウエハステージWSTは、リニアモータ等を含むウエハステージ駆動系により、ステージ定盤BSの上面に沿ってXY平面内で自在に駆動可能である。ウエハステージ駆動系は、制御装置により、ウエハ干渉計58の計測値に基づいて制御される。
上述のようにして構成された露光装置10では、前述の如く、照明ユニットIOPからの照明光ILによってレチクルR上の照明領域が照明されると、投影光学系PLの第1面(物体面)とパターン面がほぼ一致して配置されるレチクルRを通過した照明光ILにより、投影光学系PLを介してその照明領域内のレチクルRの回路パターンの縮小像(回路パターンの一部の投影像)が、投影光学系PLの第2面(像面)側に配置され、表面にレジスト(感応剤)が塗布されたウエハW上の前記照明領域に共役な領域(露光領域)に形成される。
そして、レチクルステージRSTとウエハステージWSTとの同期駆動によって、照明領域(照明光IL)に対してレチクルRを走査方向(Y軸方向)に相対移動させるとともに、露光領域(照明光IL)に対してウエハWを走査方向(Y軸方向)に相対移動させることで、ウエハW上の1つのショット領域(区画領域)の走査露光が行われ、そのショット領域にレチクルRのパターンが転写される。すなわち、本実施形態では、照明ユニットIOP、レチクルR及び投影光学系PLによってウエハW上にパターンが生成され、照明光ILによるウエハW上の感応層(レジスト層)の露光によってウエハW上にそのパターンが形成される。
また、上記の走査露光中に、制御装置により、多点焦点位置検出系の計測値に基づいてウエハステージWSTが駆動され、ウエハW表面を投影光学系PLの焦点深度内に合致させる、フォーカス・レベリング制御が行われる。
以上説明したように、本実施形態の露光装置10では、発電機38のコイルユニット38Aが、電力供給の対象となるバッテリ、センサ、及びアクチュエータなどが設けられた鏡筒定盤50上に載置され、発電機38のマグネット部44を駆動するモータ43(マグネットユニット38B)が、鏡筒定盤50とは振動的に分離されたコラム30の凸部33aに搭載されている。このため、外部振動(床振動など)をコラム30を介して鏡筒定盤50に伝達させること無く、上述した電力供給の対象となる各部材に電力を供給することが可能になる。
発電機38からの電力供給の対象となる部材には、例えば投影光学系PLの一部を構成する可動レンズを駆動するアクチュエータや、計測マウント51に保持されたウエハ干渉計58、不図示のアライメント系、不図示の多点焦点位置検出系などが含まれる。
従って、これら各部に対する電力供給を、床振動などを投影光学系PLに伝達することなく、円滑に行うことができ、露光精度の低下を防止して高精度な露光を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態では、投影光学系PLを保持する鏡筒定盤50とコラム30との間に発電機38が設けられる場合について説明したが、これに限らず、露光装置の一部をそれぞれ構成する振動的に分離された2つの部材があり、一方の部材上に設けられた電力供給の対象となる部材に外部から電力を供給する場合であって、その一方の部材に他方の部材を介して床振動などを伝達したくない場合であれば、上記の発電機を構成する各部(コイルユニット38A,マグネットユニット38B)の分離配置はそのまま好適に適用することができる。
また、上記実施形態では、投影光学系PLを保持する鏡筒定盤50とコラム30との間に発電機38が設けられる場合について説明したが、これに限らず、露光装置の一部をそれぞれ構成する振動的に分離された2つの部材があり、一方の部材上に設けられた電力供給の対象となる部材に外部から電力を供給する場合に、例えば、その一方の部材上に光を受光して発電する素子(例えば太陽電池など)を設け、他方の部材に一端が接続された光ファイバなどで、光源からの照明光ILをその素子に導くようにしても良い。
この他、例えば国際公開第2007/113955号などに開示されるように、非接触で電力を送受信する送信部と受信部とを、第1部材、第2部材にそれぞれ設けても良い。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態に係る露光装置は、全体的な構成などは上記第1の実施形態と同様であり、前述の発電機38に代えて、図3に示される、光通信によって信号(情報)の授受を行う光通信機構70が、鏡筒定盤50とコラム30の凸部33aとの間に、分離配置されている点が異なる。従って、以下では、光通信機構70について説明する。
光通信機構70は、鏡筒定盤50上に固定された第1光通信ユニット71と、該第1光通信ユニット71に対向して、凸部33a上に不図示の自重支持機構及び複数、例えば4つのボイスコイルモータ75(図3では、紙面奥側のボイスコイルモータは不図示)を介して載置された第2光通信ユニット72とを備えている。
第1光通信ユニット71は、ハウジング16と、該ハウジング16の図3における+X側の端面から一端がそれぞれ露出した状態で取付けられた複数の光ファイバ73とを備えている。複数の光ファイバ73のうちの一部の光ファイバ73の他端部は、ハウジング16に収容された多数の光電変換素子を含む光電変換部に接続されている。また、複数の光ファイバ73のうちの残りの光ファイバ73の他端部は、ハウジング16に収容された多数の発光素子と、該発光素子の駆動回路などを含み、電気信号を光信号に変換する変換部に接続されている。
第2光通信ユニット72は、ハウジング18と、該ハウジング18の図3における−X側の端面から一端がそれぞれ露出した状態で取付けられた複数の光ファイバ74とを備えている。複数の光ファイバ74のそれぞれは、複数の光ファイバ73と1対1で対応する配置となっている。複数の光ファイバ74のうちの一部の光ファイバ74の他端部は、ハウジング18に収容された多数の発光素子と、該発光素子の駆動回路などを含み、電気信号を光信号に変換する変換部に接続されている。また、複数の光ファイバ74のうちの残りの光ファイバ74の他端部は、ハウジング18に収容された多数の光電変換素子を含む光電変換部に接続されている。
4つのボイスコイルモータ75のそれぞれは、ハウジング18の底面に固定された磁石ユニット75bと、凸部33a上面に固定された電機子ユニット(コイルユニット)75aとを有する。各ボイスコイルモータ75は、矢印F、F’で示されるように、第2光通信ユニット72をZ軸方向に駆動する。
また、第1光通信ユニット71と第2光通信ユニット72とは、Z軸方向の剛性が他の方向に比べて低い、フレクシャ機構(不図示)を介して接続されている。このフレクシャ機構により、第2光通信ユニット72は、Y軸方向への移動及び傾斜が拘束されている。
さらに、第1光通信ユニット71の+X側の面には、Z軸方向を周期方向とする反射型のグレーティング(不図示)が配置されている。このグレーティングに対向して第2光通信ユニット72の−X側の面には、エンコーダヘッド(不図示)が配置されている。これらグレーティングとエンコーダヘッドとで構成されるエンコーダの計測分解能は、1μm以下である。このエンコーダの計測値は、不図示の制御装置に供給され、制御装置は、各光ファイバ73と各光ファイバ74とが対向する、すなわち各光ファイバ73と各光ファイバ74との対向面内(YZ面内)の相対位置が維持されるように、ボイスコイルモータ75を制御して、第2光通信ユニット72をZ軸方向に駆動する。
このようにして構成された光通信機構70によると、第1、第2光通信ユニット71、72がそれぞれ備える光ファイバ73、74を介した光通信により、第2光通信ユニット72に接続された外部機器(例えばコントローラなど)と、第1光通信ユニット71に信号線を介して接続された、鏡筒定盤50(計測マウント51を含む)及び投影光学系PLのそれぞれに設けられた各種センサ、又は各種アクチュエータなどとの間の信号の授受が可能になる。
また、光通信機構70では、第1光通信ユニット71が、鏡筒定盤50に搭載され、第2光通信ユニット72が、鏡筒定盤50と振動的に分離されたコラム30の凸部33aに載置されているので、上記各部に対する信号の授受を、床振動などを投影光学系PLに伝達することなく、円滑に行うことができ、露光精度の低下を防止して高精度な露光を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態では、第1光通信ユニット71と第2光通信ユニット72との間で、信号の受信及び送信が行われる場合について説明したが、これに限らず、第1光通信ユニット71が送信専用(又は受信専用)、第2光通信ユニット72が受信専用(又は送信専用)であっても良い。
なお、上記第2の実施形態の光通信機構70に代えて、図4に示される赤外線通信機構60を設けても良い。この赤外線通信機構60は鏡筒定盤50上に設けられ、赤外線の送受光を行う第1送受光部63を有する第1赤外線送受光ユニット61と、凸部33a上に設けられ、赤外線の送受光を行う第2送受光部64を有する第2赤外線送受光ユニット62とを備えている。
このようにして構成された赤外線通信機構60によると、赤外線送受光ユニット61と赤外線送受光ユニット62との間での信号(情報)の通信(受け渡し)を、コラム30(凸部33a)を伝わる振動を排除した状態で行うことが可能となるので、振動による露光精度の低下を防ぐことが可能となり、高精度な露光を行うことが可能となる。なお、赤外線通信機構60を用いた信号通信は、通信速度が遅くても良い場合、信号量が少ない場合、又は通信の同期が要求されない通信の場合などに好適である。それ以外の場合は、赤外線通信機構60に比べて高速な通信が可能な前述した光通信機構70などを用いることが望ましい。
なお、赤外線通信機構60の代わりに、無線RANを用いて情報の受け渡しを行うこととしても良い。
なお、上記第2の実施形態及びその変形例では、投影光学系PLを保持する鏡筒定盤50とコラム30との間に光通信機構70、赤外線通信機構60がそれぞれ設けられる場合について説明したが、これに限らず、露光装置の一部をそれぞれ構成する振動的に分離された2つの部材があり、一方の部材上に設けられた電気信号の授受の対象となる部材と外部の部材との間で信号の伝達を行う場合であって、その一方の部材に他方の部材を介して床振動などを伝達したくない場合であれば、上記の光通信機構70を構成する各部(第1、第2光通信ユニット71、72)、赤外線通信機構60を構成する各部(第1、第2赤外線送受光ユニット61、62)の分離配置はそのまま好適に適用することができる。
《第3の実施形態》
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態に係る露光装置は、全体的な構成などは上記第1の実施形態と同様であり、前述の発電機38に代えて、図5に示される、配管中継機構80が、鏡筒定盤50とコラム30の凸部33aとの間に、分離配置されている点が異なる。従って、以下では、配管中継機構80について説明する。
配管中継機構80は、鏡筒定盤50上に固定された第1配管ユニット81と、凸部33a上に不図示の自重支持機構及び複数、例えば4つのボイスコイルモータ84(図5では、紙面奥側のボイスコイルモータは不図示)を介して載置された第2配管ユニット82とを備えている。第1配管ユニット81は、その内部にマニホールド通路が設けられたハウジング22を有する。第1配管ユニット81には、中継用の配管83の一端が接続され、この配管83の他端は、第2配管ユニット82に接続されている。配管83は、鏡筒定盤50(計測マウント51を含む)に設けられた各種アクチュエータ、及び鏡筒定盤50に保持された投影光学系PLなどの各発熱部を冷却するための冷媒の供給及び回収用の配管である。従って、この配管83としては、冷媒供給用の配管と、冷媒回収用の配管との少なくとも2本の配管が束ねられた配管、又は冷媒供給用の通路、冷媒回収用の通路が形成された単一の配管が用いられる。配管83としては、柔軟な材料から成るものが用いられている。
第2配管ユニット82は、内部に複数の部屋が形成されたハウジング24を有し、配管系を介して外部の冷媒の供給装置(不図示)などに接続されている。
4つのボイスコイルモータ84のそれぞれは、ハウジング24の底面に固定された磁石ユニット84bと、凸部33a上面に固定された電機子ユニット(コイルユニット)84aとを有する。各ボイスコイルモータ84は、矢印G、G’で示されるように、第2配管ユニット82をZ軸方向に駆動する。
第1、第2配管ユニット81、82間には、両者の相対的な位置ずれ(主としてZ軸方向)を計測する計測装置(不図示)が設けられている。この計測装置としても、前述したエンコーダを用いることができる。計測装置の計測値は、不図示の制御装置に供給され、制御装置は、第1、第2配管ユニット81、82間のZ軸方向の位置関係が維持されるように、ボイスコイルモータ84を制御して、第2配管ユニット82をZ軸方向に駆動する。これにより、配管83のバネ剛性と、第1、第2配管ユニット81、82間のZ軸方向の相対変位との積で定まる配管83に作用するテンション(張力)をほぼ零にすることができる。なお、前述と同様のフレクシャ機構を用いて、第2配管ユニット82のY軸方向への移動及び傾斜を拘束しても良い。
このようにして構成された配管中継機構80によると、配管83の一端が接続される第1配管ユニット81が鏡筒定盤50に載置され、配管83の他端が接続される第2配管ユニット82が、鏡筒定盤50とは振動的に分離されたコラム30の凸部33aに搭載され、かつ制御装置によって制御されるボイスコイルモータ84により、第1配管ユニット81と第2配管ユニット82との相対位置が維持されるように、第2配管ユニット82が少なくともZ軸方向(重力方向、鉛直方向)に駆動される。これにより、配管83に作用する張力をほぼ零にすることができ、配管83を介したコラム30の凸部33a側から鏡筒定盤50側への外部振動(例えば床振動など)の伝達を効果的に抑制することが可能となり、ひいては振動による露光精度の低下を防止して高精度な露光を行うことが可能となる。
なお、上記第3の実施形態では、冷媒の供給及び回収に用いられる配管中継機構80を露光装置が備えた場合について説明したが、これに限らず、冷媒の供給専用、回収専用の配管中継機構80と同様の配管機構をそれぞれ設けても良い。この場合には、中継用の配管は、冷媒の供給専用の配管、冷媒の回収専用の配管がそれぞれ設けられる。
なお、上記第3の実施形態では、投影光学系PLを保持する鏡筒定盤50とコラム30との間に配管中継機構80が設けられる場合について説明したが、これに限らず、露光装置の一部をそれぞれ構成する振動的に分離された2つの部材があり、一方の部材上に設けられた部材に中継用の配管の一端を接続し、他方の部材上に載置された部材に配管の他端を接続する必要がある場合であって、その一方の部材に他方の部材を介して床振動などを伝達したくない場合であれば、上記の配管中継機構80を構成する各部(第1、第2配管ユニット81、82)の分離配置はそのまま好適に適用することができる。
また、上記第3の実施形態では、中継用配管83として冷媒の供給及び回収用の配管を用いる場合について説明したが、これに限らず、ガス用配管、及び真空用配管のいずれかを用いても良い。かかる場合であっても、配管中継機構80と同様の配管機構を用いることにより、配管の存在に起因する振動、例えば床振動の伝達を効果的に抑制することが可能となり、ひいては振動による露光精度の低下を防ぐことが可能となる。
ガス用配管は、例えば、投影光学系PLの鏡筒内部にヘリウムガスなどの不活性ガスを供給する場合、あるいは各ステージ、その他に用いられている気体静圧軸受に加圧気体を供給する場合などに用いることができる。また、真空用の配管は、各ステージ上のバキュームチャック、又は気体静圧軸受が真空予圧型の軸受である場合にはその軸受けに真空を供給するのに用いられる。
また、上記第1ないし第3の実施形態では、投影光学系PLがコラム30から吊り下げ支持されるタイプの露光装置に本発明が適用された場合について説明したが、これに限らず、防振ユニットを介してベース部材(フレームキャスタとも呼ばれる)の上方に投影光学系を保持するボディを支持するタイプの露光装置であっても、そのベース部材の形状を工夫する必要はあるが、上記各実施形態と同様に、発電機38のコイルユニット38Aとマグネットユニット38B、光通信機構70の第1光通信ユニット71と第2光通信ユニット72(又は赤外線通信機構60の第1赤外線送受光ユニット61と第2赤外線送受光ユニット62)、又は配管中継機構80の第1配管ユニット81と第2配管ユニット82とを異なる部材に分離配置する構成を採用することができ、同等の効果を得ることができる。
なお、上記第1ないし第3の実施形態及び上記第2の実施形態の変形例で説明した、発電機38、光通信機構70、配管中継機構80、及び赤外線通信機構60の任意の組み合わせを、同一の露光装置に採用しても良い。
なお、上記各実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式等の走査型露光装置に本発明が適用された場合について説明したが、これに限らず、ステッパなどの静止型露光装置に本発明を適用しても良い。さらに、例えば特開平10−163099号公報及び特開平10−214783号公報(対応米国特許第6,590,634号明細書)、特表2000−505958号公報(対応米国特許第5,969,441号明細書)、米国特許第6,208,407号明細書などに開示されているように、複数のウエハステージを備えたマルチステージ型の露光装置、又は例えば国際公開第2005/074014号などに開示されているようなウエハステージと計測ステージとを備える露光装置にも本発明を適用することができる。
この他、国際公開第2004/53955号などに開示される液浸露光装置にも本発明を適用することも可能である。この場合、上記第3の実施形態の配管中継機構80を用いて、液浸露光に用いられる液体を供給及び回収することとしても良い。
また、上記各実施形態の露光装置における投影光学系は縮小系のみならず等倍及び拡大系のいずれでも良いし、投影光学系は屈折系のみならず、反射系及び反射屈折系のいずれでも良いし、その投影像は倒立像及び正立像のいずれでも良い。
また、照明光ILとして遠紫外光又は真空紫外光を用いる場合、例えば国際公開第1999/46835号(対応米国特許7,023,610号明細書)に開示されているように、真空紫外光としてDFB半導体レーザ又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(又はエルビウムとイッテルビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外域に波長変換した高調波を用いても良い。
また、上記実施形態では、露光装置の照明光ILとしては波長100nm以上の光に限らず、波長100nm未満の光を用いても良いことは言うまでもない。例えば、近年、70nm以下のパターンを露光するために、SOR又はプラズマレーザを光源として、軟X線領域(例えば5〜15nmの波長域)のEUV(Extreme Ultraviolet)光を発生させるとともに、その露光波長(例えば13.5nm)の下で設計されたオール反射縮小光学系、及び反射型マスクを用いたEUV露光装置の開発が行われている。この装置においては、円弧照明を用いてマスクとウエハを同期走査してスキャン露光する構成が考えられるので、かかる装置にも本発明を好適に適用することができる。このほか、電子線又はイオンビームなどの荷電粒子線を用いる露光装置にも、本発明は適用できる。
また、上記実施形態においては、光透過性の基板上に所定の遮光パターン(又は位相パターン・減光パターン)を形成した光透過型マスク(レチクル)を用いたが、このレチクルに代えて、例えば米国特許第6,778,257号明細書に開示されているように、露光すべきパターンの電子データに基づいて、透過パターンまたは反射パターン、あるいは発光パターンを形成する電子マスク(可変成形マスクとも呼ばれ、例えば非発光型画像表示素子(空間光変調器)の一種であるDMD(Digital Micro-mirror Device)などを含む)を用いても良い。
また、国際公開第2001/035168号に開示されているように、干渉縞をウエハ上に形成することによって、ウエハ上にライン・アンド・スペースパターンを形成する露光装置(リソグラフィシステム)にも本発明を適用することができる。
さらに、例えば特表2004−519850号公報(対応米国特許第6,611,316号明細書)に開示されているように、2つのレチクルパターンを投影光学系を介してウエハ上で合成し、1回のスキャン露光によってウエハ上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置にも本発明を適用することができる。
なお、上記実施形態でパターンを形成すべき物体(エネルギビームが照射される露光対象の物体)はウエハに限られるものではなく、ガラスプレート、セラミック基板、あるいはマスクブランクスなど、他の物体でも良い。
また、上記実施形態の露光装置は、本願請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
なお、半導体デバイスは、デバイスの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップに基づいたレチクルを製作するステップ、シリコン材料からウエハを製作するステップ、前述した実施形態の露光装置(パターン形成装置)によりレチクル(マスク)のパターンをウエハに転写するリソグラフィステップ、露光されたウエハを現像する現像ステップ、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト除去ステップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製造される。この場合、リソグラフィステップで、上記実施形態の露光装置を用い、ウエハ上にデバイスパターンが形成されるので、高集積度のデバイスの生産性を向上することが可能である。
以上説明したように、本発明の露光装置は、半導体素子、液晶表示素子等の電子デバイス(マイクロデバイス)の製造におけるリソグラフィ工程でウエハ等の基板を露光するのに適している。
10…露光装置、33…鏡筒定盤、33a…凸部、34…コラム、38…発電機、38A…コイルユニット、38B…マグネットユニット、42…防振ユニット、43…モータ、44…マグネット部、60…赤外線通信機構、61…第1赤外線送受光ユニット、62…第2赤外線送受光ユニット、63…第1送受光部、64…第2送受光部、70…光通信機構、71…第1光通信ユニット、72…第2光通信ユニット、73…光ファイバ、74…光ファイバ、75…ボイスコイルモータ、81…第1配管ユニット、82…第2配管ユニット、83…配管、84…ボイスコイルモータ、IL…照明光、W…ウエハ、PL…投影光学系。

Claims (7)

  1. エネルギビームにより物体を露光して該物体上にパターンを形成する露光装置であって、
    電気信号の授受の対象となる部材が設けられた第1部材と、
    前記第1部材とは振動的に分離された第2部材と、
    前記第1部材上に載置され、電磁波を送信及び/又は受信する第1部分と、前記第1部分に対応して前記第2部材に搭載され、前記第1部分との間で、前記電磁波を受信及び/又は送信する第2部分とを含み、前記第1部分及び第2部分は、相互に対向して配置された光ファイバをそれぞれ含む、信号伝達装置と、を備える露光装置。
  2. 請求項1に記載の露光装置において、
    前記第1部分の光ファイバと、前記第2部分の光ファイバとの対向面内の相対位置が維持されるように、前記第2部分を少なくとも鉛直方向に駆動する駆動系をさらに備える露光装置。
  3. 請求項2に記載の露光装置において、
    前記駆動系は、前記相対位置を計測する計測系を含む露光装置。
  4. 請求項2又は3に記載の露光装置において、
    前記第1部分と第2部分とは、鉛直方向の剛性が他の方向に比べて低い、フレクシャ機構を介して接続されている露光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光装置において、
    前記パターンの形成時に前記エネルギビームが経由する光学系をさらに備え、
    該光学系は、前記第1部材に保持されている露光装置。
  6. 請求項5に記載の露光装置において、
    前記電気信号の授受の対象となる部材は、前記光学系に付属する部材を含む露光装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光装置において、
    前記電気信号の授受の対象となる部材は、センサ及びアクチュエータの少なくとも一方を含む露光装置。
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