JP2000173884A - デバイス製造装置および方法ならびにデバイス製造装置の配線・配管実装方法 - Google Patents

デバイス製造装置および方法ならびにデバイス製造装置の配線・配管実装方法

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JP2000173884A
JP2000173884A JP10357006A JP35700698A JP2000173884A JP 2000173884 A JP2000173884 A JP 2000173884A JP 10357006 A JP10357006 A JP 10357006A JP 35700698 A JP35700698 A JP 35700698A JP 2000173884 A JP2000173884 A JP 2000173884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線や配管を介して各ユニットの振動がユニ
ット間で伝達するのを防止する。 【解決手段】 複数個のユニット31〜33と、各ユニ
ット間の配線36〜39または配管を、各ユニットと振
動的に隔離された部分34,35を経由して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC、LSI等の
半導体デバイス、液晶デバイス、CCD等の撮像デバイ
ス、磁気ヘッド等のデバイスを製造する際に用いる露光
装置や半導体製造装置等のデバイス製造装置およびその
配線・配管実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスを製造するための半導体
露光装置には、装置各部の動作を制御する制御系が格納
された制御ラック、制御系の目や耳となるレーザ干渉
計、アライメント検出系、フォーカスセンサ等のセンサ
ユニット、制御系の手足となってリニアモータ等のアク
チュエータを駆動する駆動ユニット、これらの制御や駆
動等に必要な電力を供給する電源ユニット、露光装置内
の温度や空気の流れを制御する空調装置等の多数のユニ
ットが配置されており、これらの各ユニット間は電線や
ケーブルあるいは管等で配線または配管されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ユニットに
よっては振動しているものがあり、この振動がケーブル
や管を伝わって伝達する場合がある。特にケーブルや管
等の長さができる限り短くなるように各ユニット間を最
短で配線または配管するようにすると、より振動の伝達
が大きくなる。たとえば、前記空調装置や制御ラックは
空調のためのファンモータを有しているが、このファン
モータを振動元として空調装置や制御ラック自体が振動
している。この振動しているユニットからケーブルを直
接センサユニットや駆動ユニットに接続すると、この振
動がケーブルを伝わってセンサユニットや駆動ユニット
あるいはこれらが取り付けられている構造体を加振して
しまう可能性がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術をより改良
するもので、半導体露光装置のように比較的大型で構造
が複雑なデバイス製造装置およびその配線・配管実装方
法において、実装電気配線や実装配管を介して各ユニッ
トの振動がユニット間で伝達するのを防止することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のデバイス製造装置は、複数個のユニットと、各
ユニット間を、それらと振動的に隔離された部分を経由
して接続する電気配線または配管とを具備することを特
徴とし、これにより、電気配線や配管を介して各ユニッ
トの振動がユニット間で伝達するのを防止するようにし
ている。
【0006】また、本発明のデバイス製造装置の配線・
配管実装方法は、複数個のユニット間の配線または配管
を、各ユニットと振動的に隔離された部分を経由して行
うことを特徴とし、これにより、電気配線や配管を介し
て各ユニットの振動がユニット間で伝達するのを防止す
るようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態におい
ては、原版のパターンの一部を投影光学系を介して基板
に投影し、該投影光学系に対し相対的に前記原版と基板
を共に走査移動することにより前記原版のパターンを前
記基板に露光する走査型露光装置に対して本発明が適用
される。その場合、振動的に隔離された部分を経由して
接続する電気配線としては、たとえば走査型露光装置の
装置本体および空調装置間または装置本体および制御装
置間を接続する電気配線が該当する。
【0008】また、振動的に隔離された部分を経由して
接続する配管としては、たとえば、真空吸引用、気体供
給用、またはクーリングオイル供給用の配管が該当す
る。また、配線または配管が経由する振動的に隔離され
た部分は、各ユニットの振動で励振されない構造または
励振されない十分な質量を有している部分であり、配線
または配管は、この部分に固定されることによりその部
分を経由しているものである。振動的に隔離された部分
としては、各ユニットが取り付けられているフレームま
たはこれらが設置されている床、あるいは除振された構
造体が該当する。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る露光装置を側方から
見た様子を摸式的に示す図であり、図2は、その露光装
置の概観を示す斜視図である。これらの図に示すよう
に、この露光装置は、レチクルステージ1上の原版(レ
チクル)のパターンの一部を投影光学系2を介してウエ
ハステージ3上のウエハに投影し、投影光学系2に対し
相対的にレチクルとウエハをY方向に同期走査すること
によりレチクルのパターンをウエハに露光すると共に、
この走査露光を、ウエハ上の複数の転写領域(ショッ
ト)に対して、ステップ移動を介在させながら繰り返し
行うステップアンドスキャン型の露光装置である。
【0010】レチクルステージ1はリニアモータ4によ
ってY方向へ駆動し、ウエハステージ3のXステージ3
aはリニアモータ5によってX方向に駆動し、Yステー
ジ3bはリニアモータ6によってY方向へ駆動するよう
になっている。レチクルおよびウエハの同期走査は、レ
チクルステージ1およびYステージ3bをY方向へ一定
の速度比率たとえば4:−1(「−」は向きが逆である
ことを示す。)で駆動させることにより行う。また、X
方向へのステップ移動はXステージ3aにより行う。X
ステージ3aには不図示のZチルトステージが搭載さ
れ、その上にはウエハを保持する不図示のウエハチャッ
クが取り付けられている。
【0011】ウエハステージはステージ定盤7上に設け
られ、ステージ定盤7は3つのダンパ8を介して3点で
床等の上に支持されている。レチクルステージ1および
投影光学系2は鏡筒定盤9上に設けられ、鏡筒定盤9は
床等に載置されたベースフレーム10上に3つのダンパ
11および支柱12を介して支持されている。ダンパ8
は6軸方向にアクティブに制振もしくは除振するアクテ
ィブダンパであるが、パッシブダンパを用いてもよく、
あるいはダンパを介せずに支持してもよい。
【0012】また、この露光装置は、鏡筒定盤9とステ
ージ定盤7との間の距離を3点において測定するレーザ
干渉計、マイクロエンコーダ等の距離測定手段13を備
えている。
【0013】投光手段21と受光手段22は、ウエハス
テージ3上のウエハが投影光学系2のフォーカス面に位
置しているか否かを検出するためのフォーカスセンサを
構成している。すなわち、鏡筒定盤9に固定された投光
手段21によりウエハに対して斜め方向から光を照射
し、その反射光の位置を受光手段22によって検出する
ことにより投影光学系2の光軸方向のウエハ表面の位置
が検出される。
【0014】図1の装置においては、図示しないレーザ
干渉計光源から発せられた光がレチクルステージ用Y方
向レーザ干渉計24に導入される。そして、Y方向レー
ザ干渉計24に導入された光は、レーザ干渉計24内の
ビームスプリッタ(不図示)によってレーザ干渉計24
内の固定鏡(不図示)に向かう光とY方向移動鏡26に
向かう光とに分けられる。Y方向移動鏡26に向かう光
は、Y方向測長光路25を通ってレチクルステージ4に
固定されたY方向移動鏡26に入射する。ここで反射さ
れた光は再びY方向測長光路25を通ってレーザ干渉計
24内のビームスプリッタに戻り、固定鏡で反射された
光と重ね合わされる。このときの光の干渉の変化を検出
することによりY方向の移動距離を測定する。このよう
にして計測された移動距離情報は、図示しない走査制御
装置にフィードバックされ、レチクルステージ4の走査
位置の位置決め制御がなされる。Yステージ3bも、同
様に、ウエハステージ用Y方向レーザ干渉計23による
測長結果に基づいて走査位置の位置決め制御がなされ
る。
【0015】この構成において、不図示の搬送手段によ
り、装置前部の2つの支柱12間の搬送経路を経てウエ
ハステージ3上にウエハが搬入され、所定の位置合せが
終了すると、露光装置は、走査露光およびステップ移動
を繰り返しながら、ウエハ上の複数の露光領域に対して
レチクルのパターンを露光転写する。走査露光に際して
は、レチクルステージ1およびYステージ3bをY方向
(走査方向)へ、所定の速度比で移動させて、スリット
状の露光光でレチクル上のパターンを走査すると共に、
その投影像でウエハを走査することにより、ウエハ上の
所定の露光領域に対してレチクル上のパターンを露光す
る。走査露光中、ウエハ表面の高さを前記フォーカスセ
ンサで計測し、その計測値に基き、ウエハステージ3の
高さとチルトをリアルタイムで制御し、フォーカス補正
を行う。1つの露光領域に対する走査露光が終了した
ら、Xステージ3aをX方向へ駆動してウエハをステッ
プ移動させることにより、他の露光領域の開始位置に対
して位置決めし、走査露光を行う。なお、このX方向へ
のステップ移動と、Y方向への走査露光のための移動と
の組合せにより、ウエハ上の複数の露光領域に対して順
次効率よく露光が行えるように、各露光領域の配置、Y
の正または負のいずれかへの走査方向、各露光領域への
露光順等が設定されている。
【0016】図3は図1の装置における電気配線の実装
状態を示す。図3において、31は制御ラック、32は
露光装置の温度制御や空気の流れを制御する空調ユニッ
ト、33は図2で示された露光装置本体(以下、本体と
いう)、34および35は制御ラック31や空調ユニッ
ト32とは別構造の除振された構造体である。制御ラッ
ク31から本体33へのケーブル36,37…は除振さ
れた構造体34を介して接続される。そのために、ケー
ブル36,37…を、ケーブルクランプ等の配線固定部
材41により構造体34に固定してある。同様に空調ユ
ニット32から本体33へのケーブル38,39…は除
振された構造体35を介して接続され、ケーブル38,
39…は、ケーブルクランプ等の配線固定部材40によ
り構造体35に固定してある。
【0017】空調ユニット32は空調用のファンや冷却
用のコンプレッサの回転に起因する固有の振動数で振動
している。除振された構造体35がない場合は、これら
の振動はケーブル38,39…を伝わって本体33を振
動させる。これらの本体33に伝達された振動は、ステ
ージ位置決め精度やアライメント精度に悪影響を及ぼ
す。これに対し、本実施例によれば、除振された構造体
35にケーブル38,39…を配線固定部材40により
クランプしてあるため、空調ユニット32の振動を本体
に伝えることのない配線を可能にしている。除振された
構造体35は空調ユニット32からの振動で励振されな
いような構造および十分な質量を有している。構造体3
5は、図3では本体33と別構造体になっているが、前
記の条件を満たすものであれば、図2のベースフレーム
10を除振された構造体としてもよい。あるいは、直
接、床を除振された構造体として使ってもよい。
【0018】同様に制御ラック31は空調用のファンの
回転に起因する固有の振動で振動しているが、制御ラッ
ク31からはケーブル36,37…を除振された構造体
34に配線固定部材41で固定した後で本体33に接続
してあるため、制御ラック31の振動を本体33に伝達
させることはない。
【0019】図6は除振された構造体34,35の代わ
りにダンパを使って振動絶縁する場合の構成概略図であ
る。42はダンパ可動部で空調ユニット32と本体33
へ接続されるケーブル38が配線固定部材40により固
定されている。ダンパ43は多軸の自由度を持つパッシ
ブもしくはアクティブダンパである。44はダンパを支
える固定部でありアクティブダンパの場合は42と44
の位置関係が一定となるように位置サーボをかける。こ
れにより空調ユニット32の振動によりケーブル38が
揺らされてもダンパ42,43がこれを吸収するので振
動減衰され本体33へは装置性能へ与える影響が無い程
度の振動しか伝わらない。
【0020】図4はケーブルの実装状態による本体33
上のZ方向暗振動レベルの違いを示したものである。実
線Aはケーブル未実装の状態における鏡筒定盤9上での
暗振動レベル、一点鎖線Bは除振された構造体34およ
び35を介することなく制御ラック31および空調ユニ
ット32から本体33ヘケーブルを直接接続した場合に
おける鏡筒定盤9上での暗振動を示す曲線である。直接
接続した場合(一点鎖線B)は未実装の場合(実線A)
に比ベて周波数f1において高いピークを示している。
このf1は主に空調ユニット32のファンの回転に起因
する周波数であり、またf1より低い周波数において
も、直接接続した場合(一点鎖線B)は未実装の場合
(実線A)より暗振動レベルが全体的に上がっている。
【0021】前述のように、露光装置において、これら
の強いピークをもつ振動があると、制御系への外乱とな
って露光精度やアライメント精度に悪影響を及ぼす。図
5(a)は図4に示される直接接続した場合(一点鎖線
B)でのステージの位置決め精度を表したものであり、
横軸は時間、縦軸はエラーである。制御ラック31およ
び空調ユニット32からの外乱のために、位置決めが安
定せずにばらついていることがわかる。
【0022】図4中の破線Cは、制御ラック31および
空調ユニット32からのケーブルを除振された構造体3
4および35にクランプしてから本体33へ接続した本
実施例の場合における鏡筒定盤9上での暗振動を示す曲
線である。この場合、ほとんど未実装の場合(実線A)
と同じレベルまで暗振動が下がっていることから、空調
ユニット32および制御ラック31からの振動が構造体
34および35を介した実装により除振され、本体33
に伝達されていないことがわかる。図5(b)はこの図
4に示される破線Cの状態でのステージのωx方向にお
ける位置決め精度を表したものであり、横軸は時間、縦
軸はエラーである。図5(a)に比べて図5(b)の方
がエラーが小さくなっており、本発明を適用することに
よって露光装置の位置決め精度が向上していることがわ
かる。
【0023】以上、電気ケーブルを例にとって説明した
が、本発明は電気ケーブルの実装だけでなく、配管等の
ユニット間を接続する物にも適用することができる。た
とえば図1の露光装置においてはウエハステージ3にお
いてウエハ吸着保持のためのバキュームや静圧気体軸受
に供給するための気体(高圧のクリーンエアなど)など
を使用しているが、これらを供給するために、空調ユニ
ット32からエア用の配管をウエハステージ3に接続し
ている。あるいは、リニアモータ5等を冷却するための
クーリングオイルを使用するが、このクーリングオイル
を通すための配管を同様に空調ユニット32からリニア
モータ5へ接続している。これらのエア、バキューム、
クーリングオイル等のための配管も、空調ユニット32
の振動を本体33へ伝達してしまうので、電気ケーブル
の場合と同様に除振された構造体35上でクランプして
から本体33に接続することにより、空調ユニット32
の振動の本体33への伝達を防ぐことができる。
【0024】[デバイス生産方法の実施例]次に上記説
明した露光装置を利用したデバイスの生産方法の実施例
を説明する。図7は微小デバイス(ICやLSI等の半
導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マ
イクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1
(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行なう。ス
テップ2(マスク製作)では設計したパターンを形成し
たマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)
ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステ
ップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によ
って作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程
であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半
導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査
を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0025】図8は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の生産方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度のデバイ
スを低コストに製造することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各ユニット間の配線または配管を、それらと振動的に隔
離された部分を経由して行うようにしたため、配線や配
管を通じて各ユニットの振動がユニット間で伝達するの
を防止することができる。したがって、本発明を半導体
製造装置に適用することにより、半導体製造装置の性能
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る露光装置を側方から
見た様子を摸式的に示す図である。
【図2】 図1の装置の概観を示す斜視図である。
【図3】 図1の装置における電気配線実装状態を説明
するための斜視図である。
【図4】 図1の装置の場合の配線状態による装置の暗
振動レベルを、未実装の状態の場合および従来の場合と
比較して説明するためのグラフである。
【図5】 図1の装置によるステージの位置決め精度を
従来の場合と比較して示すグラフである。
【図6】 除振部の一実施例の概略図である。
【図7】 微小デバイスの製造のフローを示す図であ
る。
【図8】 ウエハプロセスの詳細なフローを示す図であ
る。
【符号の説明】
1:レチクルステージ、2:投影光学系、3:ウエハス
テージ、3a:Xステージ、3b:Yステージ、4,
5,6:リニアモータ、7:ステージ定盤、8:ダン
パ、9:鏡筒定盤、10:ベースフレーム、11:ダン
パ、12:支柱、13:距離測定手段、21:投光手
段、22:受光手段、23,24:レーザ干渉計、2
5:レーザ測長光路、26:移動鏡、31:制御ラッ
ク、32:空調ユニット、33:本体、34,35:除
振された構造体、36,37,38,39:ケーブル、
40,41:配線固定部材、42:ダンパー可動部、4
3:ダンパー、44:ダンパー固定部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のユニットと、各ユニット間を、
    それらと振動的に隔離された部分を経由して接続する電
    気配線または配管とを具備することを特徴とするデバイ
    ス製造装置。
  2. 【請求項2】 原版のパターンの一部を投影光学系を介
    して基板に投影し、該投影光学系に対し相対的に前記原
    版と基板を共に走査移動することにより前記原版のパタ
    ーンを前記基板に露光する走査型露光装置であることを
    特徴とする請求項1に記載のデバイス製造装置。
  3. 【請求項3】 前記電気配線は前記走査型露光装置の装
    置本体および空調装置間または装置本体および制御装置
    間を接続する電気配線であることを特徴とする請求項2
    に記載のデバイス製造装置。
  4. 【請求項4】 前記配管は、真空吸引用、気体供給用、
    またはクーリングオイル供給用の配管であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデバイス製
    造装置。
  5. 【請求項5】 前記振動的に隔離された部分は、各ユニ
    ットの振動で励振されない構造または励振されない十分
    な質量を有している部分であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載のデバイス製造装置。
  6. 【請求項6】 前記電気配線または配管は、前記振動的
    に隔離された部分に固定されることによりその部分を経
    由しているものであることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載のデバイス製造装置。
  7. 【請求項7】 前記振動的に隔離された部分は、各ユニ
    ットが取り付けられているフレームまたはこれらが設置
    されている床あるいは除振された構造体であることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のデバイス
    製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかのデバイス製
    造装置を用意してデバイスを製造することを特徴とする
    デバイス製造方法。
  9. 【請求項9】 デバイス製造装置を構成する複数個のユ
    ニット間の配線または配管を、各ユニットと振動的に隔
    離された部分を経由して行うことを特徴とするデバイス
    製造装置の配線・配管実装方法。
  10. 【請求項10】 前記振動的に隔離された部分は、各ユ
    ニットの振動で励振されない構造または励振されない十
    分な質量を有している部分であり、この部分に配線また
    は配管を固定することによりその部分を経由して前記配
    線または配管を行うことを特徴とする請求項8に記載の
    デバイス製造装置の配線・配管実装方法。
JP10357006A 1998-12-02 1998-12-02 デバイス製造装置および方法ならびにデバイス製造装置の配線・配管実装方法 Pending JP2000173884A (ja)

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