JP5569458B2 - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関においてクランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、調整するバルブタイミング調整装置に関する。
従来、クランク軸と連動して回転する駆動回転体及びカム軸と連動して回転する従動回転体を備え、クランク軸に対するカム軸の回転位相(以下、「機関位相」という)を変化させることにより、バルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置が知られている。こうしたバルブタイミング調整装置の一種として特許文献1には、回転周方向において駆動回転体のシューと従動回転体のベーンとの間に作動室を区画し、当該作動室に対する作動液の入出により機関位相を変化させる装置が、開示されている。
さて、特許文献1の装置では、駆動回転体のうち従動回転体を内部に収容する収容部材が、塑性加工としての絞り加工により、有底筒状に整形されている。こうした絞り加工によれば、収容部材の底壁及び周壁をそれぞれ回転軸方向及び回転径方向に凹ませてなる凹部により、作動室を区画するシューを容易に形成し得るのである。
特開2005−180433号公報
しかし、特許文献1の装置の収容部材において従動回転体と接触する底壁の内面は、当該底壁に施される絞り加工によっては、平面精度を出すことが難しい。特に、収容部材の底壁のうち周壁との接続縁や凹部との接続縁には、絞り加工において余分となる駄肉が逃げ易いので、それら接続縁の内面では、平面精度の低下が懸念される。ここで、底壁内面の平面精度は、当該内面と従動回転体との接触界面におけるシール性や摺動性に影響することから、特許文献1の装置では平板状のシールディスクを用いているが、そうした部品の追加はコストアップに繋がるため、望ましくない。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、バルブタイミング調整装置を構成する駆動回転体及び従動回転体との間において、シール性及び摺動性の向上を低コストに達成することにある。
請求項1に記載の発明は、有底筒状の収容部材を含んで構成され、内燃機関のクランク軸と連動して回転する駆動回転体であって、当該収容部材において塑性加工された底壁及び周壁がそれぞれ回転軸方向及び回転径方向に凹んでなる凹部により、シューを形成する駆動回転体と、底壁の平面状の内面に接触する状態で収容部材内に同軸上に収容され、内燃機関のカム軸と連動して回転する従動回転体であって、カム軸と同軸上に連結されて回転径方向においてシューと接触する回転軸、及び回転周方向においてシューとの間に作動室を区画するベーンを有し、当該作動室に対する作動液の入出により機関位相を変化させる従動回転体とを、備え、内燃機関においてクランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、機関位相の変化により調整するバルブタイミング調整装置において、収容部材は、底壁の外面に設けられる凸条であって、当該底壁のうち周壁との接続縁及び凹部との接続縁に沿って延伸する凸条を、有し、シューとしての凹部は、収容部材内において回転軸と接触している部分、及び収容部材内において作動室を区画している部分を有し、底壁のうち外面がそれら両部分に対して成す接続縁よりも内側に、凸条は設けられることを特徴とする。
この発明によると、駆動回転体のうち従動回転体を内部に収容する収容部材において、収容部材の底壁及び周壁をそれぞれ回転軸方向及び回転径方向に凹んでなる凹部は、それら底壁及び周壁に対する塑性加工により、容易に整形し得る。このとき、底壁のうち周壁との接続縁及び凹部との接続縁に沿って延伸する凸条については、塑性加工において余分となる駄肉を、それら接続縁の近傍にて底壁外面へと逃がすことで、形成し得る。このように駄肉を利用して凸条を底壁外面に形成することによれば、従動回転体と接触する平面状の底壁内面、特に底壁のうち周壁との接続縁近傍及び凹部との接続縁近傍における内面に、駄肉の逃げによる平面精度の低下が生じる事態を、抑制できる。したがって、収容部材の底壁のうち平面精度が確保される内面と、従動回転体との接触界面においては、シール性及び摺動性の向上を、追加部品を用いなることなく低コストに達成可能となる。
請求項2に記載の発明によると、凹部は、収容部材の回転周方向に間隔をあけて複数設けられ、凸条は、底壁のうち各凹部間に位置する周壁との接続縁及び各凹部との接続縁に沿って、延伸する。この発明のように、複数の凹部が回転周方向に間隔をあけて設けられる収容部材では、底壁及び周壁に対する塑性加工において余分となる駄肉が、それら凹部の数に応じて増大する。しかし、収容部材の底壁のうち各凹部間に位置する周壁との接続縁にも、同底壁のうち各凹部との接続縁にも沿う凸条を、塑性加工により延伸形成することによれば、各凹部の周囲における駄肉を底壁外面へと確実に逃がし得る。故に、従動回転体と接触する平面状の底壁内面、特に底壁のうち各凹部間の周壁との接続縁近傍及び各凹部との接続縁近傍における内面に、駄肉の逃げによる平面精度の低下が生じる事態を、抑制できる。したがって、収容部材の底壁のうち複数凹部の形成に拘らず平面精度が確保される内面と、従動回転体との接触界面において、シール性及び摺動性の向上を低コストに達成可能となるのである。
請求項3に記載の発明によると、凸条は、底壁のうち周壁との接続縁及び凹部との接続縁に沿って連続する環状に、形成される。この発明のように、収容部材の底壁のうち周壁との接続縁及び凹部との接続縁に沿って連続する環状凸条を、塑性加工により形成することによれば、底壁外面にて駄肉を逃がす箇所を増大できる。故に、従動回転体と接触する平面状の底壁内面に駄肉が逃げて平面精度を低下させる事態の抑制効果が、高められる。したがって、収容部材の底壁のうち平面精度が確実に確保され得る内面と、従動回転体との接触界面において、シール性及び摺動性の向上を低コストに達成可能となるのである。
請求項4に記載の発明によると、凸条は、収容部材の回転径方向に並んで複数設けられる。この発明のように、収容部材の回転径方向に並ぶ複数の凸条を、塑性加工により形成することによれば、底壁外面にて駄肉を逃がす箇所を増大できる。故に、従動回転体と接触する平面状の底壁内面に駄肉が逃げて平面精度を低下させる事態の抑制効果が、高められる。したがって、収容部材の底壁のうち平面精度が確実に確保され得る内面と、従動回転体との接触界面において、シール性及び摺動性の向上を低コストに達成可能となるのである。
請求項5に記載の発明によると、収容部材は、上記凸条としての第一凸条と、周壁の外面及び凹部により形成されるシューの外面に設けられ、回転周方向に延伸する第二凸条とを、有し、周壁及びシューの曲面状の内面を従動回転体と接触させる。この発明のように、収容部材の底壁のうち周壁との接続縁及び凹部との接続縁に沿って延伸する第一凸条を、塑性加工により形成することによれば、余分となる駄肉を底壁外面へと逃がし得る。それと共に、収容部材のうち周壁外面と、凹部により形成されるシュー外面とにて回転周方向に延伸する第二凸条を、塑性加工により形成することによれば、それら周壁外面及びシュー外面にも余分な駄肉を逃がし得る。これらの逃がし作用の結果、従動回転体と接触する平面状の底壁内面に駄肉が逃げて平面精度を低下させる事態だけでなく、同従動回転体と接触する曲面状の周壁内面とシュー内面とに駄肉が逃げて曲面精度を低下させる事態も、抑制できる。したがって、収容部材においてそれぞれ平面精度及び曲面精度が確保される収容部材と、従動回転体との接触界面において、シール性及び摺動性の向上を低コストに達成可能となるのである。
本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図であって、図2のI−I線断面図である。 本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図であって、図1のII−II線断面図である。 本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置の収容部材を示す正面図である。 本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置の収容部材の製造方法を説明するための工程図である。 本発明の第二実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図であって、図1に対応する断面図である。 本発明の第二実施形態によるバルブタイミング調整装置の収容部材を示す図であって、図3に対応する正面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態によるバルブタイミング調整装置1を、車両の内燃機関に適用した例を示している。装置1は、内燃機関においてカム軸2を駆動するための機関トルクをクランク軸(図示しない)から伝達する伝達系に設置され、当該カム軸2が開閉する「動弁」としての吸気弁のバルブタイミングを調整する。具体的に装置1は、クランク軸に対するカム軸2の回転位相を機関位相として変化させることでバルブタイミングを調整する構成として、共通の回転軸線まわりに回転する駆動回転体10及び従動回転体20を、備えている。
駆動回転体10は、収容部材12及びスプロケット部材13の間を、結合部材14により結合してなる。収容部材12は、円筒状の周壁120の一端部に円形平板状の底壁122を有する有底円筒状(カップ状)に、金属によって形成されている。図1,2に示すように収容部材12は、円筒状の周壁120において回転周方向に所定間隔ずつをあけた複数個所に、シュー120a,120b,120c,120d,120eを有している。ここで、本実施形態の各シュー120a,120b,120c,120d,120eは、周壁120が回転径方向の内側に凹むと共に底壁122が回転軸方向に凹んでなる矩形凹部12a,12b,12c,12d,12eによって、それぞれ形成されている。かかる凹み形態により、図1,3に示す円環平板状の底壁122には、各凹部12a,12b,12c,12d,12e間にて周壁120に接続の円弧状接続縁122aと、各凹部12a,12b,12c,12d,12eに接続の略U字状接続縁122bとが、形成されている。また、回転周方向に所定間隔ずつをあけた各凹部12a,12b,12c,12d,12eが形成する各シュー120a,120b,120c,120d,120e間には、図1,2に示す如く収容室30が形成されている。
スプロケット部材13は、金属によって段付円筒状に形成され、収容部材12及びカム軸2と同軸上に配置されている。スプロケット部材13は、回転周方向に等間隔ずつをあけた複数個所から回転径方向の外側へ突出するスプロケット歯132を、有している。スプロケット部材13は、それらスプロケット歯132とクランク軸の複数の歯との間にタイミングチェーン(図示しない)が掛け渡されることにより、クランク軸と連繋する。かかる連繋形態により、クランク軸から出力の機関トルクがタイミングチェーンを通じてスプロケット部材13に伝達されることで、駆動回転体10がクランク軸と連動して回転する。したがって、駆動回転体10の回転方向は、常に一定(図2の時計方向)となる。
図1に示すように結合部材14は、結合筒140の一端部に結合フランジ142を有するハット状に、金属によって形成されている。円筒状の結合筒140は、スプロケット部材13の中心孔134に対して同軸上に嵌合固定され、カム軸2により回転径方向の内側から軸受されている。円環平板状の結合フランジ142は、収容部材12の周壁120のうち底壁122とは反対側の開口部120fに対して、同軸上に螺子固定されている。かかる螺子固定により収容部材12は結合部材14と共同して、図1,2の如く従動回転体20を同軸上に収容するハウジング15を、構成している。また、結合フランジ142には、回転周方向に互いに所定間隔をあけた箇所からシュー120a,120e間の収容室30に突入する形態に、円柱状の遅角ストッパ146及び進角ストッパ147が設けられている。
従動回転体20は、金属によって形成されるベーンロータである。従動回転体20は、ハウジング15内において回転軸方向の両端面20a,20bを、それぞれ底壁122の平面状内面122c及び結合フランジ142の平面状内端面142aに摺動可能に接触させている。従動回転体20は、回転軸200と、複数のベーン201a,201b,201c,201d,201eとを有している。円筒状の回転軸200は、各シュー120a,120b,120c,120d,120eの曲面状内面120gに摺動可能に接触する状態で、カム軸2に同軸上に連結されている。かかる連結形態により従動回転体20は、カム軸2と連動して駆動回転体10と同一方向(図2の時計方向)に回転可能且つ駆動回転体10に対して相対回転可能となっている。
各ベーン201a,201b,201c,201d,201eは、回転軸200のうち回転周方向に所定間隔ずつをあけた箇所から、回転径方向の外側に突出している。各ベーン201a,201b,201c,201d,201eは、それぞれ対応する収容室30に収容され、突出側先端部に保持したシール部材202を収容部材12の周壁120の曲面状内面120hに摺動可能に接触させている。かかる収容及び接触形態により各ベーン201a,201b,201c,201d,201eは、それぞれ対応する収容室30内を回転周方向に区画することで、「作動液」としての作動油が入出する複数の作動室をハウジング15内に形成している。ここで本実施形態では、要素120a,201a間に遅角作動室30a、要素120b,201b間に遅角作動室30b、要素120c,201c間に遅角作動室30c、要素120d,201d間に遅角作動室30d、要素120e,201e間に遅角作動室30eが、それぞれ形成されている。また本実施形態では、要素120e,201a間に進角作動室30f、要素120a,201b間に進角作動室30g、要素120b,201c間に進角作動室30h、要素120c,201d間に進角作動室30i、要素120d,201e間に進角作動室30jが、それぞれ形成されている。
こうして形成される作動室のうち、ベーン201aを回転周方向に挟む進角作動室30f及び遅角作動室30aには、それぞれ遅角ストッパ146及び進角ストッパ147が配置されている。遅角ストッパ146は、駆動回転体10に対して遅角側へ相対回転した従動回転体20のベーン201aを、回転周方向にて係止可能となっている(図2参照)。一方、進角ストッパ147は、駆動回転体10に対して進角側へ相対回転した従動回転体20のベーン201aを、回転周方向にて係止可能となっている。このような係止作用によれば、凹部12a,12b,12c,12d,12eにより形成される薄板状のシュー120a,120b,120c,120d,120eに対して、各ベーン201a,201b,201c,201d,201eが衝突することによる破損が、防止され得る。
以上の構成下、遅角作動室30a,30b,30c,30d,30eへの作動油の導入と進角作動室30f,30g,30h,30i,30jからの作動油の排出とにより、従動回転体20が駆動回転体10に対する遅角側へ相対回転する。その結果、機関位相が遅角側へと変化し、それに応じてバルブタイミングが遅角するので、ベーン201aが遅角ストッパ146に係止されるときには、機関位相が最遅角位相となる。一方、遅角作動室30a,30b,30c,30d,30eからの作動油の排出と進角作動室30f,30g,30h,30i,30jへの作動油の導入とにより、従動回転体20が駆動回転体10に対する進角側へ相対回転する。その結果、機関位相が進角側へと変化し、それに応じてバルブタイミングが進角するので、ベーン201aが進角ストッパ147に係止されるときには、機関位相が最進角位相となる。また一方、全ての作動室30a,30b,30c,30d,30e,30f,30g,30h,30i,30jに作動油が留められることにより、機関位相と共にバルブタイミングが、カム軸2に作用する変動トルクの影響の範囲内で保持される。
(特徴的構成)
以下、第一実施形態の特徴的構成を説明する。尚、以下の説明では、凹部12a,12b,12c,12d,12eを、「凹部12a〜12e」と表記する。
図1,3に示すように駆動回転体10を構成する収容部材12の底壁122には、その外面122dから回転軸方向の外側(即ち、周壁120とは反対側)へと突出する二本の凸条124が、回転径方向に並んで設けられている。
具体的に各凸条124は、底壁122のうち各凹部12a〜12e間に位置する周壁120との接続縁122aに沿って、凸部124aを円弧状に延伸させている。それと共に各凸条124は、底壁122のうち各凹部12a〜12eとの接続縁122bに沿って、凸部124bを略U字状に延伸させており、これら凸部124bの両端部を各別の凸部124aに連続させている。このような延伸及び連続形態により、円弧状の凸部124aと略U字状の凸部124bとが回転周方向に交互に並んでなる各凸条124については、回転周方向に切れ目のない環状を、呈している。
このような凸条124を有する収容部材12の製造は、例えば図4に示すように行われる。まず、塑性加工としてのプレス加工のうちパンチ及びダイスを用いた絞り加工を、金属平板に対して施すことにより、凹みのない周壁120及び湾曲板状の底壁122を有した収容部材12を、形成する(図4(a))。次に、別のパンチ及びダイスを用いた絞り加工を収容部材12に対して施すことにより、五つの凹部12a〜12eを形成する(図4(b))。
続いて、塑性加工としてのプレス加工のうち金型を用いた型鍛造を収容部材12に対して施すことにより、底壁122を平板状に、また各凹部12a〜12eを矩形凹状に、それぞれ整形する。それと同時に、底壁122の外面122dから外側へ突出する二本の凸条124を、形成する(図4(c))。このとき、底壁122のうち各凹部12a〜12e間の接続縁122aにも、各凹部12a〜12eとの接続縁122bにも沿う凸条124については、要素122,12a〜12eの整形により余分となる駄肉が底壁122の外面122dへと逃がされることで、形成され得る。ここで特に、回転周方向に連続する環状凸条124を回転径方向に二条並べて形成する第一実施形態では、それら凸条124の形成に必要な駄肉の逃がし箇所が増大され得るのである。尚、この後、底壁122及び周壁120に必要な孔等をプレス加工により形成することで、収容部材12が完成する。
以上の如き第一実施形態によれば、従動回転体20と接触することになる底壁122の平面状内面122c、特に底壁122のうち各接続縁122a,122b近傍における内面122cに、駄肉の逃げによる平面精度の低下が生じる事態を、効果的に抑制できる。故に、収容部材12の底壁122のうち平面精度が確実に確保され得る内面122cと、従動回転体20との接触界面(摺動界面)においては、シール性及び摺動性の向上を、追加部品を用いなることなく低コストに達成可能である。
(第二実施形態)
図5,6に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。尚、以下の説明では、シュー120a,120b,120c,120d,120eを、「シュー120a〜120e」と表記する。
第二実施形態において駆動回転体10を構成する収容部材1012は、第一実施形態の凸条124と実質同一構成の第一凸条1124と、当該第一凸条1124とは異なる構成の第二凸条1126とを、それぞれ二本ずつ有している。収容部材1012のうち底壁122の外面122dに設けられる各第一凸条1124に対して各第二凸条1126は、同部材1012のうち周壁120の外面1120iと、各凹部12a〜12eにより形成されるシュー120a〜120eの外面1120jとに設けられている。
具体的に各第二凸条1126は、各凹部12a〜12e間において周壁120の外面1120iから回転径方向の外側へ突出する凸部1126aを、曲面状の外面1120iに沿って円弧状に延伸させている。それと共に各第二凸条1126は、各シュー120a〜120eの外面1120jから回転径方向の外側へ突出する凸部1126bを、各凹部12a〜12eに沿って略U字状に延伸させており、これら凸部1126bの両端部を各別の凸部1126aに連続させている。このような延伸及び連続形態により、円弧状の凸部1126aと略U字状の凸部1126bとが回転周方向に交互に並んでなる本実施形態の各第二凸条1126については、回転周方向に切れ目のない環状を、呈している。
このような凸条1124,1126を有する収容部材1012の製造では、第一実施形態で説明した収容部材12の製造方法のうちの型鍛造において、要素122,12a〜12eの整形と同時に、凸条1124,1126を形成することになる。このとき、収容部材1012の底壁122のうち周壁120との接続縁122a及び凹部12a〜12eとの接続縁122bに沿って延伸する第一凸条1124を、鍛造により形成することによれば、余分な駄肉を底壁122の外面122dへと逃がし得る。それと共に、収容部材1012のうち周壁120の外面1120iと、各シュー120a〜120eの外面1120jとにて回転周方向に延伸する第二凸条1126を、鍛造により形成することによれば、それら各外面1120i,1120jにも余分な駄肉を逃がし得る。
これら逃がし作用の結果、従動回転体20と接触する底壁122の内面122cの平面精度を低下させる事態だけでなく、同従動回転体20と接触する周壁120及びシュー120a〜120eの内面120h,120gの曲面精度を低下させる事態も、抑制できる。したがって、収容部材1012においてそれぞれ平面精度及び曲面精度が確保される内面122c,120h,120gと、従動回転体20との接触界面(摺動界面)において、シール性及び摺動性の向上を低コストに達成可能となるのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に、第一及び第二実施形態において凸条124,1124,1126の数については、二本以外の適数に設定可能である。また、第一及び第二実施形態において凸条124,1124については、周壁120との接続縁122a及び凹部12a〜12eとの接続縁122bに沿って延伸していれば、切れ目によって回転周方向に断続する形状に形成してもよい。さらに、第二実施形態において凸条1126については、収容部材1012のうち周壁120の外面1120iと、各凹部12a〜12eにより形成されるシュー120a〜120eの外面1120jとに設けられていれば、切れ目によって回転周方向に断続する形状に形成してもよい。あるいは凸条1126については、周壁120の外面1120iと、各シュー120a〜120eの外面1120jとのうち一方に設けることで、回転周方向に断続する形状に形成してもよい。そして、本発明は、「動弁」としての吸気弁のバルブタイミングを調整する装置以外にも、「動弁」としての排気弁のバルブタイミングを調整する装置や、それら吸気弁及び排気弁の双方のバルブタイミングを調整する装置に適用してもよい。
1 バルブタイミング調整装置、2 カム軸、10 駆動回転体、12,1012 収容部材、12a,12b,12c,12d,12e 凹部、13 スプロケット部材、14 結合部材、15 ハウジング、20 従動回転体、20a,20b 両端面、30 収容室、30a,30b,30c,30d,30e 遅角作動室(作動室)、30f,30g,30h,30i,30j 進角作動室(作動室)、120 周壁、120a,120b,120c,120d,120e シュー、120g,120h,122c 内面、122 底壁、122a 接続縁、122b 接続縁、122d,1120i,1120j 外面、124 凸条、124a,124b,1126a,1126b 凸部、132 スプロケット歯、134 中心孔、140 結合筒、142 結合フランジ、142a 内端面、146 遅角ストッパ、147 進角ストッパ、200 回転軸、201a,201b,201c,201d,201e ベーン、202 シール部材、1124 第一凸条、1126 第二凸条

Claims (5)

  1. 有底筒状の収容部材を含んで構成され、内燃機関のクランク軸と連動して回転する駆動回転体であって、当該収容部材において塑性加工された底壁及び周壁がそれぞれ回転軸方向及び回転径方向に凹んでなる凹部により、シューを形成する駆動回転体と、
    前記底壁の平面状の内面に接触する状態で前記収容部材内に同軸上に収容され、前記内燃機関のカム軸と連動して回転する従動回転体であって、前記カム軸と同軸上に連結されて回転径方向において前記シューと接触する回転軸、及び回転周方向において前記シューとの間に作動室を区画するベーンを有し、当該作動室に対する作動液の入出により前記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相を変化させる従動回転体とを、備え、前記内燃機関において前記クランク軸からのトルク伝達により前記カム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを、前記回転位相の変化により調整するバルブタイミング調整装置において、
    前記収容部材は、前記底壁の外面に設けられる凸条であって、当該底壁のうち前記周壁との接続縁及び前記凹部との接続縁に沿って延伸する凸条を、有し、
    前記シューとしての前記凹部は、前記収容部材内において前記回転軸と接触している部分、及び前記収容部材内において前記作動室を区画している部分を有し、前記底壁のうち外面がそれら両部分に対して成す接続縁よりも内側に、前記凸条は設けられることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記凹部は、前記収容部材の回転周方向に間隔をあけて複数設けられ、
    前記凸条は、前記底壁のうち各前記凹部間に位置する前記周壁との接続縁及び各前記凹部との接続縁に沿って、延伸することを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記凸条は、前記底壁のうち前記周壁との接続縁及び前記凹部との接続縁に沿って連続する環状に、形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記凸条は、前記収容部材の回転径方向に並んで複数設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 前記収容部材は、
    前記凸条としての第一凸条と、
    前記周壁の外面及び前記凹部により形成される前記シューの外面に設けられ、回転周方向に延伸する第二凸条とを、
    有し、前記周壁及び前記シューの曲面状の内面を前記従動回転体と接触させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
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