JP5558901B2 - ダイオード及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ダイオード及びその製造方法に関する。
従来より、半導体装置において、半導体基板内にp形領域及びn形領域を相互に接するように形成することにより、ツェナーダイオードを作り込む技術が開示されている。近年、半導体装置の高集積化に伴い、ツェナーダイオードについても、特性の安定性を維持したまま、小型化することが要求されている。
特開2006−165370号公報
本発明の実施形態の目的は、小型化を図ることができるダイオード及びその製造方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、半導体基板と、前記半導体基板の一部に形成された第1導電型領域と、前記半導体基板の上面に形成され、前記第1導電型領域の直上域の一部に開口部が形成された素子分離絶縁膜と、前記開口部内に形成され、前記第1導電型領域に接した第2導電型領域と、不純物注入法により前記開口部の側面に沿って形成され、実効的な不純物濃度が前記第1導電型領域及び前記第2導電型領域の実効的な不純物濃度よりも低く、前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との界面を前記素子分離絶縁膜から離隔する低濃度領域と、を備え、前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との間に、これらの界面を介して電流が流れるたことを特徴とするダイオードが提供される。
本発明の他の一態様によれば、半導体基板の一部に第1導電型領域を形成する工程と、前記半導体基板の上面に前記第1導電型領域の直上域の一部に開口部が形成された素子分離絶縁膜を形成する工程と、上方から見て、前記開口部の側面を含む領域に第2導電型不純物を注入することにより、前記側面に沿って実効的な不純物濃度が前記第1導電型領域の実効的な不純物濃度よりも低い低濃度領域を形成する工程と、前記開口部内に、前記第1導電型領域に接するように、実効的な不純物濃度が前記低濃度領域の実効的な不純物濃度よりも高い第2導電型領域を形成する工程と、を備え、前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との界面を、前記低濃度領域によって前記素子分離絶縁膜から離隔させ、前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との間に、これらの界面を介して電流が流れることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
第1の実施形態に係る半導体装置を例示する平面図である。 図1に示すA−A’線による断面図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する工程断面図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する工程断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置を例示する断面図である。 比較例に係る半導体装置を例示する平面図である。 図6に示すB−B’線による断面図である。 (a)及び(b)は、半導体装置のツェナーダイオード領域を例示する平面図であり、(a)は比較例を示し、(b)は第1の実施形態を示す。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
先ず、第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る半導体装置を例示する平面図であり、
図2は、図1に示すA−A’線による断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る半導体装置1においては、シリコン基板10が設けられている。シリコン基板10においては、導電型がp形の単結晶のシリコンからなるp形基材12が設けられており、p形基材12上にエピタキシャル層13が形成されている。エピタキシャル層13は、p形基材12の上面を起点としてエピタキシャル成長したシリコン層であり、導電型はn形である。エピタキシャル層13上には、例えばシリコン酸化物からなる素子分離絶縁膜14が設けられている。すなわち、素子分離絶縁膜14はシリコン基板10の上面に形成されている。
p形基材12の上層部分の一部には、導電型がn形の高濃度領域16が層状に形成されている。上方から見て、高濃度領域16の形状は、角部が落とされた矩形である。高濃度領域16の実効的な不純物濃度は、エピタキシャル層13の実効的な不純物濃度よりも高い。なお、「実効的な不純物濃度」とは、母材となる半導体材料の電気伝導に寄与する不純物の濃度であり、同一の半導体材料にドナーとなる不純物(以下、「n形不純物」ともいう)及びアクセプタとなる不純物(以下、「p形不純物」ともいう)の双方が含まれている場合には、相殺分を除いた値をいう。
また、シリコン基板10内には、例えばシリコン酸化物等の絶縁材料からなる枠材17が設けられている。上方から見て、枠材17は、高濃度領域16の外縁の内側に位置しており、その形状は、高濃度領域16の外縁に沿った形状、すなわち、角部が落とされた矩形である。枠材17の上端は素子分離絶縁膜14の下面に接しており、中央部分はエピタキシャル層13及び高濃度領域16を突き抜けており、下端はp形基材12の内部に到達している。
エピタキシャル層13における枠材17に囲まれた部分には、導電型がn形のn形領域18が形成されている。n形領域18の実効的な不純物濃度は、エピタキシャル層13の実効的な不純物濃度よりも高く、高濃度領域16の不純物濃度よりも低い。上方から見て、n形領域18は枠材17には接していないが、枠材17に囲まれた領域の略全体に配置されている。n形領域18の外縁の形状は枠材17に沿った形状であり、角部が落とされた矩形である。また、n形領域18は、エピタキシャル層13の全厚にわたって形成されており、n形領域18の下面は高濃度領域16の上面に接しており、n形領域18の上面は素子分離絶縁膜14の下面に接している。
素子分離絶縁膜14には、相互に離隔した2ヶ所に開口部21及び22が形成されている。開口部21は、n形領域18の中央部付近の直上域に形成されており、上方から見て、その形状は例えば正方形である。開口部22は、n形領域18の端部の直上域に形成されており、その形状は例えば長方形である。開口部22の長手方向はn形領域18の短手方向と一致している。
開口部21の内部には、導電型がp形のp形領域25が形成されている。p形領域25は、開口部21内の全領域に形成されており、従って、開口部21の側面21aに接している。p形領域25の下面は、n形領域18の上面に接しており、pn界面26が構成されている。pn界面26は、素子分離絶縁膜14の下面よりも上方に位置している。
そして、素子分離絶縁膜14及びp形領域25の下方には、開口部21の側面21aに沿って、低濃度領域28が形成されている。従って、上方から見て、低濃度領域28の形状は、側面21aを含む枠状である。低濃度領域28の導電型はp形であり、その実効的な不純物濃度はp形領域25及びn形領域18の実効的な不純物濃度よりも低い。低濃度領域28は、p形領域25の下面における周辺部分、素子分離絶縁膜14の開口部21の側面21aにおける下部、及び、素子分離絶縁膜14の下面における開口部21の近傍の部分に接している。これにより、低濃度領域28は、pn界面26を素子分離絶縁膜14から離隔している。換言すれば、低濃度領域28が設けられていることにより、素子分離絶縁膜14、n形領域18及びp形領域25が相互に接する3重点は存在しない。
素子分離絶縁膜14の開口部22内には、コンタクト領域29が形成されている。コンタクト領域29の導電型はn形であり、その実効的な不純物濃度はn形領域18の実効的な不純物濃度よりも高い。コンタクト領域29の下面はn形領域18の上面に接しており、これにより、コンタクト領域29はn形領域18に接続されている。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
図3(a)〜(d)及び図4(a)〜(d)は、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する工程断面図である。
先ず、図3(a)に示すように、導電型がp形のp形基材12を用意する。p形基材12は、例えば、ボロン等のp形不純物が導入されたシリコンウェーハである。
次に、図3(b)に示すように、p形基材12の上層部分の一部に対してリン等のn形不純物をイオン注入して、導電型がn形の高濃度領域16を形成する。
次に、図3(c)に示すように、p形基材12上にn形のシリコンをエピタキシャル成長させて、エピタキシャル層13を形成する。エピタキシャル層13の厚さは例えば5μmとする。p形基材12及びエピタキシャル層13により、シリコン基板10が形成される。
次に、図3(d)に示すように、エピタキシャル層13の一部に対してn形不純物をイオン注入する。このイオン注入における加速電圧は、例えば、80keVとする。また、ドーズ量は、形成されるn形領域18の実効的な不純物濃度が高濃度領域16の実効的な不純物濃度よりも低くなるような量とし、例えば、1×1015cm−2のオーダーとする。次に、温度が例えば1100℃、時間が例えば50分間の熱処理を施し、導入したn形不純物を熱拡散させる。このようにして、イオン注入及び熱拡散により、導電型がn形のn形領域18を形成する。n形領域18はエピタキシャル層13の厚さ方向全体にわたって形成され、高濃度領域16に接触する。また、図1に示すように、上方から見て、n形領域18の形状は角部を切り取った矩形とする。
次に、図4(a)に示すように、シリコン基板10に上面側からディープトレンチ31を形成する。上方から見て、ディープトレンチ31はn形領域18を囲む枠状に形成する。また、ディープトレンチ31の深さは、エピタキシャル層13及び高濃度領域16を貫通し、p形基材12における高濃度領域16の直下域に配置された部分に到達するような深さとする。次に、ディープトレンチ31内に例えばシリコン酸化物等の絶縁材料を埋め込むことにより、枠材17を形成する。
次に、図4(b)に示すように、シリコン基板10の上面に、例えばシリコン酸化物等の絶縁材料からなる素子分離絶縁膜14を選択的に形成する。素子分離絶縁膜14の厚さは例えば0.275μmとする。このとき、素子分離絶縁膜14には、開口部21及び22を形成する。上方から見て、開口部21はn形領域18の中央部付近に形成し、開口部22はn形領域18の端部に形成する。開口部21及び22の内部には、エピタキシャル層13を残存させる。
次に、図4(c)に示すように、上方から見て開口部21の側面21aを含む領域に、p形不純物をイオン注入する。このイオン注入においては、p形不純物が素子分離絶縁膜14の下面と同程度の深さ、例えば、シリコン基板10の上面から0.2μm程度の深さに到達するように、加速電圧を比較的高くし、例えば、260keVとする。また、ドーズ量は、エピタキシャル層13におけるp形不純物を注入した部分の導電型がp形に反転し、且つ、実効的な不純物濃度がその後に形成されるp形領域25の実効的な不純物濃度よりも低くなるような量とし、例えば、1×1013cm−2のオーダーとする。これにより、開口部21の側面21aに沿って、導電型がp形であり、実効的な不純物濃度がn形領域18及びp形領域25の実効的な不純物濃度よりも低い低濃度領域28が形成される。
次に、図4(d)に示すように、シリコン基板10の上方から、素子分離絶縁膜14の開口部21全体を含む領域に対して、p形不純物をイオン注入する。このイオン注入においては、図4(c)に示した低濃度領域28を形成するためのイオン注入と比較して、加速電圧をより低くし、ドーズ量をより高くする。例えば、加速電圧は5keVとし、ドーズ量は1×1015cm−2のオーダーとする。これにより、素子分離絶縁膜14をマスクとして、低濃度領域28よりも浅い領域に、低濃度領域28よりも高い濃度でp形不純物が導入されて、開口部21内に自己整合的にp形領域25が形成される。
p形領域25の実効的な不純物濃度は、低濃度領域28の実効的な不純物濃度よりも高くなる。また、p形領域25の下面の中央部はn形領域18の上面に接し、下面の周辺部は低濃度領域28の上面に接し、p形領域25の側面は開口部21の側面21aに接する。このとき、p形領域25とn形領域18とのpn界面26と、素子分離絶縁膜14との間には、低濃度領域28が介在する。すなわち、界面26は低濃度領域28によって素子分離絶縁膜14から離隔される。
次に、図1及び図2に示すように、素子分離領域14の開口部22全体に対してn形不純物をイオン注入する。これにより、開口部22の内部にコンタクト領域29が形成される。その後、シリコンウェーハをダイシングする。このようにして、半導体装置1が製造される。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
半導体装置1においては、p形領域25とn形領域18とが相互に接することにより、p形領域25をアノードとし、n形領域18をカソードとしたダイオードDが形成される。そして、p形領域25に相対的に負の電位を印加し、コンタクト領域29に相対的に正の電位を印加することにより、p形領域25とn形領域18とのpn界面26に逆バイアス電圧が印加されて、ダイオードDはツェナーダイオードとして機能する。上方から見て、枠材17及び枠材17に囲まれた領域が、ツェナーダイオード領域である。
このとき、低濃度領域28の実効的な不純物濃度はp形領域25の実効的な不純物濃度よりも低いため、低濃度領域28とn形領域18との界面にはほとんど電流が流れず、ダイオードDにおける実質的に電流が流れるツェナージャンクションは、pn界面26のみとなる。そして、半導体装置1においては、pn界面26は低濃度領域28によって素子分離絶縁膜14から離隔されている。このため、ダイオードDの動作に伴って素子分離絶縁膜14に電荷が蓄積されて、素子分離絶縁膜14がチャージアップすることがなく、このチャージアップに起因してダイオードDのツェナー電圧(Vz)が変動することがない。この結果、ダイオードDの動作を安定させることができる。これに対して、仮にツェナージャンクションと素子分離絶縁膜14が接していると、素子分離絶縁膜14に電荷が蓄積されてしまい、ツェナー電圧が変動してしまう。
また、本実施形態においては、低濃度領域28をイオン注入法によって形成しているため、低濃度領域28を狭い領域に形成することができる。この結果、ツェナーダイオード領域を縮小し、半導体装置1を小型化することができる。
更に、本実施形態においては、n形領域18をツェナーダイオード領域の略全体、すなわち、開口部21の直下域を含む広い領域に形成している。これにより、p形領域25の下面における低濃度領域28によって覆われていない領域を確実にn形領域18を接触させて、pn界面26とすることができる。この結果、ツェナー電圧のツェナー面積、すなわち、pn界面26の面積に対する依存性を低減し、半導体装置1の小型化を図ることができる。
更にまた、半導体装置1においては、上方から見て、略矩形状のn形領域18の内部に、pn界面26及びコンタクト領域29が配置されている。このため、n形領域18におけるpn界面26の直下域に相当する部分とコンタクト領域29の直下域に相当する部分との最短経路及びその周辺にもn形領域18が配置されることになり、ツェナー電流はn形領域18内を伝導することにより、この最短経路を流れることができる。この結果、ダイオードDの寄生抵抗を低減することができる。
更にまた、半導体装置1においては、n形領域18の直下域に高濃度領域16が設けられている。高濃度領域16はn形領域18と比較して、導電型が同じであり、実効的な不純物濃度が高い。このため、高濃度領域16の抵抗率はn形領域18の抵抗率よりも低く、ツェナー電流の一部は高濃度領域16を流れることができる。この結果、ダイオードDの寄生抵抗をより一層低減することができる。
更にまた、半導体装置1においては、n形領域18を囲むように絶縁性の枠材17が設けられている。このため、枠材17の内部を枠材17の外部から効果的に電気的に分離することができる。これにより、ダイオードDと隣の素子との間の距離を短くし、半導体装置1を小型化することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図5は、本実施形態に係る半導体装置を例示する断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る半導体装置2は、前述の第1の実施形態に係る半導体装置1(図1及び図2参照)と比較して、導電型がp形の低濃度領域28(図2参照)の代わりに、導電型がn形の低濃度領域38が設けられている点が異なっている。低濃度領域38の実効的な不純物濃度は、n形領域18の実効的な不純物濃度よりも低い。このような半導体装置2は、前述の図4(c)に示す工程において、注入するp形不純物量を少なくし、n形領域18内に形成される低濃度領域38の導電型がp形に反転しない程度の量とすることにより、製造することができる。
半導体装置2においては、p形領域25と低濃度領域38との間にpn接合面が形成されるが、低濃度領域38の実効的な不純物濃度はn形領域18の実効的な不純物濃度よりも低いため、p形領域25と低濃度領域38との界面には電流がほとんど流れない。このため、本実施形態に係る半導体装置2においても、前述の第1の実施形態に係る半導体装置1(図2参照)と同様に、実質的に電流が流れるツェナージャンクションはp形領域25とn形領域18の間のpn界面26だけとなり、ツェナージャンクションが低濃度領域38によって素子分離絶縁膜14から離隔される。これにより、前述の第1の実施形態と同様に、素子分離絶縁膜14のチャージアップを防止し、ツェナー電圧の変動を防止することができる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法及び作用効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、第1の実施形態の比較例について説明する。
図6は、本比較例に係る半導体装置を例示する平面図であり、
図7は、図6に示すB−B’線による断面図である。
図6及び図7に示すように、本比較例に係る半導体装置101においては、低濃度領域28(図2参照)が設けられていない。このため、p形領域25とn形領域18とのpn界面26を素子分離絶縁膜14から離隔させるために、上方から見て、開口部21内の中央部のみに、n形領域18が形成されている。また、n形領域18とコンタクト領域29との間の導電を確保するために、n形領域18が高濃度領域16まで到達していると共に、コンタクト領域29と高濃度領域16との間に、n形領域118が形成されている。これにより、n形領域18は高濃度領域16及びn形領域118を介してコンタクト領域29に接続される。n形領域18とコンタクト領域29との間の抵抗を低減するために、n形領域118は、開口部21を囲むように枠状に形成されている。枠材17はn形領域118の更に外側に配置されている。
半導体装置101においても、p形領域25及びn形領域18によってダイオードが形成され、このダイオードをツェナーダイオードとして使用することができる。この場合、pn界面26がツェナージャンクションとなる。しかしながら、半導体装置101においては、pn界面26を素子分離絶縁膜14から離隔させるために、n形領域18を開口部21の中央部の直下域のみに形成する必要があり、n形領域18は高濃度領域16を介してn形領域118に接続される。従って、n形領域18は、p形領域25及び高濃度領域16の双方に接触するように、厚く形成する必要があり、イオン注入及び熱拡散によって形成する必要がある。しかしながら、この場合、n形領域18に含有されるn形不純物は熱拡散によって横方向にも拡散し、n形領域18が横方向に膨張してしまう。このため、n形不純物を注入する領域と開口部21の側面21aとを十分に離隔しておく必要があるが、これによってツェナーダイオード領域の面積が増大してしまう。これは、n形領域118についても同様である。
また、n形領域18は高濃度領域16を介してn形領域118に接続されるため、n形領域18とn形領域118との間を流れる電流の大部分は、最短経路を流れることができない。このため、前述の第1の実施形態のように、n形領域18をツェナーダイオード領域の略全体に形成する場合と比較して、n形領域18とコンタクト領域29との間の抵抗が高くなってしまう。これを補うためには、n形領域18は開口部21を囲む枠状に形成する必要があるが、この結果、ツェナーダイオード領域の面積が増大してしまう。
これに対して、前述の第1の実施形態においては、pn界面26を素子分離絶縁膜14から離隔させるために低濃度領域28を形成している。低濃度領域28はp形領域25、n形領域18及び素子分離絶縁膜14に接していればよいため、薄く形成することができる。このため、低濃度領域28は、熱拡散を用いずに、イオン注入のみによって形成することができる。熱拡散を行わないことにより、熱拡散によって低濃度領域28が横方向に拡散することもなく、上方から見て、低濃度領域28を狭い領域に形成することができる。この結果、pn界面と素子分離絶縁膜14との間の距離を短くすることができ、ツェナーダイオード領域の面積を縮小することができる。
また、前述の第1の実施形態においては、n形領域18を開口部21の側面21aの直下域を避けて形成する必要がなく、ツェナーダイオード領域全体に形成することができるため、n形領域18をコンタクト領域29に直接接続することができる。これにより、ダイオードの寄生抵抗が低減すると共に、開口部21を囲む枠状のn形領域118(図6参照)が不要となる。これによっても、ツェナーダイオード領域の面積を縮小することができる。
以下、この効果を、具体的な数値例を挙げて説明する。
図8(a)及び(b)は、半導体装置のツェナーダイオード領域を例示する平面図であり、(a)は本比較例を示し、(b)は前述の第1の実施形態を示す。
なお、図8(a)及び(b)内に記入されている寸法の単位は「μm」である。また、図8(a)及び(b)は、比較例に係る半導体装置101と第1の実施形態に係る半導体装置1とで、pn界面26の面積(ツェナー面積)を相互に等しくした例を示している。以下の説明は全て平面構造の説明であり、上方から見た場合の形状及び寸法である。
図8(a)に示すように、比較例に係る半導体装置101におけるツェナーダイオード領域の概略的な構成は、開口部22及びコンタクト領域29を除いて、複数の正方形が同心状に配置された構成である。pn界面26の形状、すなわち、n形領域18の形状は、一辺の長さが4μmの正方形であり、pn界面26と素子分離絶縁膜14との間の距離は6μmであり、従って、開口部21の形状、すなわち、p形領域25の形状は、一辺の長さが14μmの正方形である。また、開口部21とn形領域118との間の距離は4μmであり、n形領域118の幅は6μmであり、n形領域118と枠材17との間の距離は1μmであり、枠材17の幅は1μmである。このため、半導体装置101におけるツェナーダイオード領域の形状は、一辺の長さが40μmの略正方形である。従って、ツェナーダイオード領域の面積は約1600μmである。
図8(b)に示すように、第1の実施形態に係る半導体装置1におけるツェナーダイオード領域においては、p形領域25及び低濃度領域28の形状はそれぞれ正方形であり、同心状に配置されているが、n形領域18及び枠材17の形状は略長方形である。すなわち、p形領域25の形状は一辺の長さが6μmの正方形であり、低濃度領域28の形状は内縁の一辺の長さが4μm、外縁の一辺の長さが8μm、幅が2μmの正方形の枠状である。従って、pn界面26の形状は一辺の長さが4μmの正方形である。低濃度領域28の外縁とn形領域18の外縁との間の距離は、開口部22に対向していない三方については1〜2μmであり、開口部22に対向している一方については6〜7μmであり、そのうち、開口部22の幅は2μmである。従って、n形領域18の形状は、長辺の長さが16μm、短辺の長さが11μmの略長方形である。また、n形領域18と枠材17との間の距離は1μmであり、枠材17の幅は1μmである。このため、半導体装置1におけるツェナーダイオード領域の形状は、長辺の長さが20μm、短辺の長さが15μmの略長方形である。従って、ツェナーダイオード領域の面積は約300μmである。
このように、ツェナー面積を相互に等しくした場合、前述の第1の実施形態によれば、比較例と比較して、ツェナーダイオード面積を約20%まで縮小することができる。この効果は、前述の第2の実施形態においても同様である。
なお、素子分離絶縁膜のチャージアップを防止するために、素子分離絶縁膜自体をなくしてしまうことも考えられるが、そうすると、p形領域25を自己整合的に形成できなくなり、p形領域25の面積が増大すると共に、p形領域25とコンタクト領域29との距離を長くとることが必要となり、ツェナーダイオード領域の面積が増大してしまう。
以上説明した実施形態によれば、ツェナーダイオードの小型化を図ることができる半導体装置及びその製造方法を実現することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。例えば、高濃度領域16は形成されていなくてもよい。また、隣の素子との距離を十分に確保できるか、他の手段によって電気的に分離できる場合には、枠材17は設けられていなくてもよい。更に、前述の各実施形態においては、半導体材料にはシリコンを使用し、絶縁材料にはシリコン酸化物を使用する例を示したが、本発明はこれに限定されない。
1、2 半導体装置、10 シリコン基板、12 p形基板、13 エピタキシャル層、14 素子分離絶縁膜、16 高濃度領域、17 枠材、18 n形領域、21 開口部、21a 側面、22 開口部、25 p形領域、26 pn界面、28 低濃度領域、29 コンタクト領域、31 ディープトレンチ、38 低濃度領域、101 半導体装置、118 n形領域、D ダイオード

Claims (13)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の一部に形成された第1導電型領域と、
    前記半導体基板の上面に形成され、前記第1導電型領域の直上域の一部に開口部が形成された素子分離絶縁膜と、
    前記開口部内に形成され、前記第1導電型領域に接した第2導電型領域と、
    不純物注入法により前記開口部の側面に沿って形成され、実効的な不純物濃度が前記第1導電型領域及び前記第2導電型領域の実効的な不純物濃度よりも低く、前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との界面を前記素子分離絶縁膜から離隔する低濃度領域と、
    を備え
    前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との間に、これらの界面を介して電流が流れることを特徴とするダイオード
  2. 前記低濃度領域の導電型は第2導電型であることを特徴とする請求項記載のダイオード
  3. 前記低濃度領域の導電型は第1導電型であることを特徴とする請求項記載のダイオード
  4. 上方から見て、前記第2導電型領域は、前記開口部内の全領域に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のダイオード
  5. 前記素子分離絶縁膜には、前記第1導電型領域の直上域における他の一部に、他の開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のダイオード
  6. 前記半導体基板における前記他の開口部内に形成され、前記第1導電型領域に接続され、第1導電型であり、実効的な不純物濃度が前記第1導電型領域の実効的な不純物濃度よりも高いコンタクト領域をさらに備えたことを特徴とする請求項記載のダイオード
  7. 前記第1導電型領域の直下域に形成され、前記第1導電型領域の下面に接し、第1導電型であり、実効的な不純物濃度が前記第1導電型領域の実効的な不純物濃度よりも高い高濃度領域をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のダイオード
  8. 上方から見て、前記半導体基板内における前記第1導電型領域を囲む領域に枠状に形成され、絶縁材料からなる枠材をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のダイオード
  9. 前記半導体基板における前記第1導電型領域を囲む部分の導電型は、第2導電型であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載のダイオード
  10. 半導体基板の一部に第1導電型領域を形成する工程と、
    前記半導体基板の上面に前記第1導電型領域の直上域の一部に開口部が形成された素子分離絶縁膜を形成する工程と、
    上方から見て、前記開口部の側面を含む領域に第2導電型不純物を注入することにより、前記側面に沿って実効的な不純物濃度が前記第1導電型領域の実効的な不純物濃度よりも低い低濃度領域を形成する工程と、
    前記開口部内に、前記第1導電型領域に接するように、実効的な不純物濃度が前記低濃度領域の実効的な不純物濃度よりも高い第2導電型領域を形成する工程と、
    を備え、
    前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との界面を、前記低濃度領域によって前記素子分離絶縁膜から離隔させ
    前記第1導電型領域と前記第2導電型領域との間に、これらの界面を介して電流が流れることを特徴とするダイオードの製造方法。
  11. 前記低濃度領域の導電型を第2導電型とすることを特徴とする請求項10記載のダイオードの製造方法。
  12. 前記低濃度領域の導電型を第1導電型とすることを特徴とする請求項10記載のダイオードの製造方法。
  13. 前記第1導電型領域を形成する工程は、
    半導体基材上にエピタキシャル成長によって半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の一部に第1導電型不純物を導入する工程と、
    前記第1導電型不純物を拡散させる工程と、
    を有することを特徴とする請求項1012のいずれか1つに記載のダイオードの製造方法。
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