JPH02296374A - ダイオード - Google Patents
ダイオードInfo
- Publication number
- JPH02296374A JPH02296374A JP11601889A JP11601889A JPH02296374A JP H02296374 A JPH02296374 A JP H02296374A JP 11601889 A JP11601889 A JP 11601889A JP 11601889 A JP11601889 A JP 11601889A JP H02296374 A JPH02296374 A JP H02296374A
- Authority
- JP
- Japan
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- region
- type
- conductivity type
- high concentration
- diffusion region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 47
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 11
- 239000000969 carrier Substances 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004941 influx Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明はバイポーラ集積回路のダイオードに関する。
(従来の技術)
従来例におけるダイオードを第2図を用いて説明する。
まず、素子形成予定領域のP形半導体基板(201)上
に低濃度N形エピタキシャル領域(203)が設けられ
ている。P形半導体基板(201)の主表面の一部には
高濃度N形拡散領域(202)が埋め込まれている。低
濃度N形エピタキシャル領域(203)の主表面の一部
にはP形アノード領域(204)が設けられており、こ
の周囲にはP形アノード領域(204)を取り囲むよう
に高濃度N形カソード領域(205)が高濃度N形拡散
領域(202)と接しながら設けられている。高濃度N
形カソード領域(105)はA4配線(107a)、P
形アノード領域(104)はA℃配線(107b)にそ
れぞれ接続されている。尚、高濃度N形カソード領域(
205)の周囲には他の素子領域と分離させるため高濃
度P形拡散領域から成る素子分離領域(208)が設け
られている。
に低濃度N形エピタキシャル領域(203)が設けられ
ている。P形半導体基板(201)の主表面の一部には
高濃度N形拡散領域(202)が埋め込まれている。低
濃度N形エピタキシャル領域(203)の主表面の一部
にはP形アノード領域(204)が設けられており、こ
の周囲にはP形アノード領域(204)を取り囲むよう
に高濃度N形カソード領域(205)が高濃度N形拡散
領域(202)と接しながら設けられている。高濃度N
形カソード領域(105)はA4配線(107a)、P
形アノード領域(104)はA℃配線(107b)にそ
れぞれ接続されている。尚、高濃度N形カソード領域(
205)の周囲には他の素子領域と分離させるため高濃
度P形拡散領域から成る素子分離領域(208)が設け
られている。
上記構成によればダイオードを動作させると、まずP形
アノード領域(204)からキャリアとしてホールが多
数放出され、同時に高濃度N形カソード領域(205)
、及び高濃度N形拡散領域(202)から電子がP形
アノード領域(204)に注入される。
アノード領域(204)からキャリアとしてホールが多
数放出され、同時に高濃度N形カソード領域(205)
、及び高濃度N形拡散領域(202)から電子がP形
アノード領域(204)に注入される。
P形アノード領域(204)から低濃度N形エピタキシ
ャル領域(203)に放出されたホールは拡散しながら
減少し高濃度N形カソード領域(205) 、及び高濃
度N形拡散領域(202)へ達するがここで多くのホー
ルは消滅する。
ャル領域(203)に放出されたホールは拡散しながら
減少し高濃度N形カソード領域(205) 、及び高濃
度N形拡散領域(202)へ達するがここで多くのホー
ルは消滅する。
しかしながらホールの何割かは消滅されずに高濃度N形
カソード領域(205)で取り囲まれた領域外の低濃度
N形エピタキシャル領域(203)に放出されP形半導
体基板(201)に流れ込む。P形半導体基板(201
)は通常、低い電位に保たれているため、ホールの流入
によりこの電位が上がると他の領域の素子との電位の関
係が変化してしまい、この素子の動作に影響するという
問題が起こる。
カソード領域(205)で取り囲まれた領域外の低濃度
N形エピタキシャル領域(203)に放出されP形半導
体基板(201)に流れ込む。P形半導体基板(201
)は通常、低い電位に保たれているため、ホールの流入
によりこの電位が上がると他の領域の素子との電位の関
係が変化してしまい、この素子の動作に影響するという
問題が起こる。
(発明が解決しようとする課題)
以上詳述したように従来においては高濃度N形カソード
拡散領域、および高濃度N形拡散領域に捕獲されるべき
ホールの一部が基板に流れ込むという問題があった。
拡散領域、および高濃度N形拡散領域に捕獲されるべき
ホールの一部が基板に流れ込むという問題があった。
本発明においてはこのホールを基板に流れ込む前に捕獲
することを目的とする。
することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明においては上記目的を達成するために第1導電型
の基板と、前記第1導電型の基板上に形成された低濃度
第2導電型エピタキシャル領域と、素子形成予定領域に
おける前記低濃度第2導電型エピタキシャル領域下部の
前記第1導電型の基板主表面の一部に埋め込まれた高濃
度第2導電型拡散領域と、前記高濃度第2導電型拡散領
域上における前記低濃度第2導電型エピタキシャル領域
の主表面に形成された第1導電型アノード拡散領域と、
前記第1導電型アノード拡散領域の周囲を囲んで形成さ
れ前記高濃度第2導電型拡散領域に接続された高濃度第
2導電型カソード拡散領域と、前記高濃度第2導電型カ
ソード拡散領域の周囲を囲んで形成された第1導電型拡
散領域と、前記高濃度第2導電型カソード拡散領域と前
記第1導電型拡散領域とを接続する金属配線とを具備し
たことを特徴とするダイオード。
の基板と、前記第1導電型の基板上に形成された低濃度
第2導電型エピタキシャル領域と、素子形成予定領域に
おける前記低濃度第2導電型エピタキシャル領域下部の
前記第1導電型の基板主表面の一部に埋め込まれた高濃
度第2導電型拡散領域と、前記高濃度第2導電型拡散領
域上における前記低濃度第2導電型エピタキシャル領域
の主表面に形成された第1導電型アノード拡散領域と、
前記第1導電型アノード拡散領域の周囲を囲んで形成さ
れ前記高濃度第2導電型拡散領域に接続された高濃度第
2導電型カソード拡散領域と、前記高濃度第2導電型カ
ソード拡散領域の周囲を囲んで形成された第1導電型拡
散領域と、前記高濃度第2導電型カソード拡散領域と前
記第1導電型拡散領域とを接続する金属配線とを具備し
たことを特徴とするダイオード。
(作 用)
上記構成によれば高濃度第1導電形カソード拡散領域の
周囲を取り囲むように第2導電形拡散領域を設けたこと
により高濃度第1導電型カソード拡散領域から流れ出た
一部のホールを捕獲し、基板にホールが流れ込むことを
防ぐことができる。
周囲を取り囲むように第2導電形拡散領域を設けたこと
により高濃度第1導電型カソード拡散領域から流れ出た
一部のホールを捕獲し、基板にホールが流れ込むことを
防ぐことができる。
(実施例)
以下、本実施例におけるダイオードを第1図を用いて説
明する。まず素子形成予定領域のP形半導体基板(1’
OL)上に低濃度N形エピタキシャル領域(103)が
設けられている。P形半導体基板(Lot)の主表面の
一部には高濃度N形拡散領域(102)が埋め込まれて
いる。低濃度N形エピタキシャル領域(103)の主表
面の一部にはP形アノード領域(104)が設けられて
おり、この周囲にはP形アノード領域(104)を取り
囲むように高濃度N形カソード領域(105)が高濃度
N形拡散領域(102)と接しながら設けられている。
明する。まず素子形成予定領域のP形半導体基板(1’
OL)上に低濃度N形エピタキシャル領域(103)が
設けられている。P形半導体基板(Lot)の主表面の
一部には高濃度N形拡散領域(102)が埋め込まれて
いる。低濃度N形エピタキシャル領域(103)の主表
面の一部にはP形アノード領域(104)が設けられて
おり、この周囲にはP形アノード領域(104)を取り
囲むように高濃度N形カソード領域(105)が高濃度
N形拡散領域(102)と接しながら設けられている。
さらに高濃度N形カソード領域(105)の周囲を取り
囲むようにP膨拡散層(106)が設けられている。高
濃度N形カソード領域(105)とこのP膨拡散層(1
06)はA!l配線(107a)で接続されている。P
形アノード領域(104)はそのままA4配線(107
b)が接続されている。尚、高濃度N形カソード領域(
105)の周囲には他の素子領域と分離させるため高濃
度P形拡散領域から成る素子分離領域(108)が設け
られている。
囲むようにP膨拡散層(106)が設けられている。高
濃度N形カソード領域(105)とこのP膨拡散層(1
06)はA!l配線(107a)で接続されている。P
形アノード領域(104)はそのままA4配線(107
b)が接続されている。尚、高濃度N形カソード領域(
105)の周囲には他の素子領域と分離させるため高濃
度P形拡散領域から成る素子分離領域(108)が設け
られている。
上記構成によればダイオードを動作させると、まずP形
アノード領域(104)からキャリアとしてホールが多
数放出され、同時に高濃度N形カソード領域(105)
、及び高濃度N形拡散領域(102)から電子がP形
アノード領域(104)に注入される。
アノード領域(104)からキャリアとしてホールが多
数放出され、同時に高濃度N形カソード領域(105)
、及び高濃度N形拡散領域(102)から電子がP形
アノード領域(104)に注入される。
P形アノード領域(104)から低濃度N形エピタキシ
ャル領域(103)に放出されたホールは拡散しながら
減少し、高濃度N形カソード領域(105) 、及び高
濃度N型形拡散領域(102)へ達するがここで多くの
ホールは消滅する。そして一部のホールは消滅されずに
高濃度N形力カソード領域(105)で取り囲まれた領
域外の低濃度N形エピタキシャル領域(103)に放出
されるが、高濃度N形カソード領域(105)の周辺を
取り囲むようにP形拡散領域(10B)を設けているた
め、このホールはP形拡散領域(106)で捕獲される
。P形拡散領域(106)と高濃度N形カソード領域1
05)はA4配線(107a)で接続されているためカ
ソード電流に加えることができる。
ャル領域(103)に放出されたホールは拡散しながら
減少し、高濃度N形カソード領域(105) 、及び高
濃度N型形拡散領域(102)へ達するがここで多くの
ホールは消滅する。そして一部のホールは消滅されずに
高濃度N形力カソード領域(105)で取り囲まれた領
域外の低濃度N形エピタキシャル領域(103)に放出
されるが、高濃度N形カソード領域(105)の周辺を
取り囲むようにP形拡散領域(10B)を設けているた
め、このホールはP形拡散領域(106)で捕獲される
。P形拡散領域(106)と高濃度N形カソード領域1
05)はA4配線(107a)で接続されているためカ
ソード電流に加えることができる。
このため、高濃度N形カソード領域(105)を通り抜
けたホールによる寄生電流はP形半導体基板(101)
に流れ込まず、このホールによる寄生電流を減少させる
ことができる。従って、このホールによりP形半導体基
板(101)の電位が上がり、素子分離領域(108)
外の他の素子とP形半導体基板(101)との電位の関
係が変化することがなく素子の動作に影響を与えるとい
うことを減少させることができる。
けたホールによる寄生電流はP形半導体基板(101)
に流れ込まず、このホールによる寄生電流を減少させる
ことができる。従って、このホールによりP形半導体基
板(101)の電位が上がり、素子分離領域(108)
外の他の素子とP形半導体基板(101)との電位の関
係が変化することがなく素子の動作に影響を与えるとい
うことを減少させることができる。
[発明の効果]
本発明によれば高濃度第2導電型拡散領域から基板にホ
ールの一部が流れ出ることを減少させることができる。
ールの一部が流れ出ることを減少させることができる。
第1図は本発明の実施例におけるダイオードを示す断面
図、第2図は従来例におけるダイオードを示す断面図で
ある。 P形半導体基板・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・101.201高濃度N形拡散領域・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・102,202
低濃度N形エピタキシャル領域・・・・・・103.2
03P形アノード領域・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・104,204 。 高濃度N形カソード領域・・・・・・・・・・・・・・
・105,205 。 P形拡散領域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・106゜Al1.配線−−−−−=
−−−−−−−=−107a、 107b、 207
a、 207+) 。 素子分離領域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・108.208 。
図、第2図は従来例におけるダイオードを示す断面図で
ある。 P形半導体基板・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・101.201高濃度N形拡散領域・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・102,202
低濃度N形エピタキシャル領域・・・・・・103.2
03P形アノード領域・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・104,204 。 高濃度N形カソード領域・・・・・・・・・・・・・・
・105,205 。 P形拡散領域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・106゜Al1.配線−−−−−=
−−−−−−−=−107a、 107b、 207
a、 207+) 。 素子分離領域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・108.208 。
Claims (1)
- 第1導電型の基板と、前記第1導電型の基板上に形成さ
れた低濃度第2導電型エピタキシャル領域と、素子形成
予定領域における前記低濃度第2導電型エピタキシャル
領域下部の前記第1導電型の基板主表面の一部に埋め込
まれた高濃度第2導電型拡散領域と、前記高濃度第2導
電型拡散領域上における前記低濃度第2導電型エピタキ
シャル領域の主表面に形成された第1導電型アノード拡
散領域と、前記第1導電型アノード拡散領域の周囲を囲
んで形成され前記高濃度第2導電型拡散領域に接続され
た高濃度第2導電型カソード拡散領域と、前記高濃度第
2導電型カソード拡散領域の周囲を囲んで形成された第
1導電型拡散領域と、前記高濃度第2導電型カソード拡
散領域と前記第1導電型拡散領域とを接続する金属配線
とを具備したことを特徴とするダイオード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11601889A JPH02296374A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | ダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11601889A JPH02296374A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | ダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02296374A true JPH02296374A (ja) | 1990-12-06 |
Family
ID=14676764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11601889A Pending JPH02296374A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | ダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02296374A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011233772A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP11601889A patent/JPH02296374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011233772A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
US8637952B2 (en) | 2010-04-28 | 2014-01-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device with zener diode and method for manufacturing same |
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