JPS5918869B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS5918869B2 JPS5918869B2 JP50096716A JP9671675A JPS5918869B2 JP S5918869 B2 JPS5918869 B2 JP S5918869B2 JP 50096716 A JP50096716 A JP 50096716A JP 9671675 A JP9671675 A JP 9671675A JP S5918869 B2 JPS5918869 B2 JP S5918869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- layer
- conductivity type
- type
- semiconductor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 12
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims 1
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 6
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 4
- 238000005036 potential barrier Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 2
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002161 passivation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/0203—Particular design considerations for integrated circuits
- H01L27/0214—Particular design considerations for integrated circuits for internal polarisation, e.g. I2L
- H01L27/0229—Particular design considerations for integrated circuits for internal polarisation, e.g. I2L of bipolar structures
- H01L27/0233—Integrated injection logic structures [I2L]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置、とくに集積注入論理回路(Int
egratedInjectionLogic)以下I
ILと略す)の素子特性を改善した半導体装置に関する
ものである。
egratedInjectionLogic)以下I
ILと略す)の素子特性を改善した半導体装置に関する
ものである。
以下、本発明を実施例によつて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示し、本発明の原理説
明図を第4図に示す。
明図を第4図に示す。
第4図の端子E、B、Cはそれぞれトランジスタのエミ
ッタ、ベース、コレクタに対応し、N、P、N+、等は
不純物の導電形と濃度の程度を示したものである。また
この図ではP形のベース層からN形のエミツタヘ注入さ
れるホールのふるまいだけに注目して図式化しており、
LpはN形層内におけるホールの拡散表を示し、LはN
形層の厚みを示している。すなわち、第4図aにおいて
エミッタのN形層が十分厚いものとすると、ベース・エ
ミッタ間が正バイアスされたとき、ベースからの注入さ
れたホールは指数関数的に減少する。そしてその濃度勾
配がホール電流に比例する。ところで同図bのようにホ
ールの拡散長Lpよりも薄いN形層(L<Lp)とN+
層がある場合には、N+層はホールの電位障壁を形成し
、このため、注入されたホールはN層内に蓄積される。
そのポテンシャルバリアを越えたものがN+層を拡散す
るが、その量は極度に小さくなる(高濃度のため)。ゆ
えにベース層からの注入ホールの量はN層内にたまるが
、N層内の濃度勾配はほとんどなく、N+層内の濃度勾
配によつてホール電流が定まる。すなわち同図aに比し
、bの場合はN+層の存在のためホール電流は著るしく
抑えられることになる。この効果はP層とN+層の間隔
LがN層内のホールの拡散長L,より小なるところで大
である。つまりOくL<Lpを満足するかぎりこの効果
がある。さて第1図の例は上記の効果を利用したもので
、11L回路を形成しているP形層7,8よりもLだけ
距離を訃いてN+層の柱5,6を設けたものである。こ
の構造にすると上記した原理により、P形層7,8から
注入されたホールはN+層2,5,6で囲まれたN形層
3内に蓄積されるが、ホール電流としてはN+層内での
わずかな再結合電流しか流れず、ホールに対して電位障
壁としての役目を果たしている。いいかえればIIL回
路の動作にとつて無効電流であるホール電流を減少させ
る役目を果たしている。N形層3の厚みは5〜10μm
程度であり、N形層の比抵抗を5Ω?とするとホールの
拡散長はLplOOμmにもなるので、Lとしてはしく
1001tm程度ならば十分その役目を果たす。すなわ
ち、N+層の柱5,6の役目はP形層7,8から距離を
お一くのにOくしく100μmであればどこでもよいこ
とになる。な訃、図において1は半導体基板、2はN+
形の半導体領域、3はN形のエピタキシヤル層、4はp
+形分離層、11〜16は電極端子である。つぎに本発
明による実施例を第2図に示す。これはN形層3の表面
部では通常パシベーシヨンのためSiO2層(図示せず
)が存在するが、この表面の界面部分では結晶の不完全
性やSiO2層との相互作用等によつてトラツプが存在
することが多く、いわゆる注入されたホールの表面再結
合が生じやすい。このため、前記した理論通りに注入さ
れたホールがN形層3内で蓄積されずに、この表面部分
の再結合によつてホール電流が流れ、IIL回路の無効
電流を増加させることがある。これを防止するために、
表面部に浅いN+層20,21を設けたのが本実施例で
ある。これにより注入されたホールはN形層3の表面部
でもN+層20,21による電位障壁により反発されて
表面再結合の再結合電流が抑制され、無効なホール電流
が減少する。第3図は本発明の別な実施例で集積密度向
上について説明するものである。
ッタ、ベース、コレクタに対応し、N、P、N+、等は
不純物の導電形と濃度の程度を示したものである。また
この図ではP形のベース層からN形のエミツタヘ注入さ
れるホールのふるまいだけに注目して図式化しており、
LpはN形層内におけるホールの拡散表を示し、LはN
形層の厚みを示している。すなわち、第4図aにおいて
エミッタのN形層が十分厚いものとすると、ベース・エ
ミッタ間が正バイアスされたとき、ベースからの注入さ
れたホールは指数関数的に減少する。そしてその濃度勾
配がホール電流に比例する。ところで同図bのようにホ
ールの拡散長Lpよりも薄いN形層(L<Lp)とN+
層がある場合には、N+層はホールの電位障壁を形成し
、このため、注入されたホールはN層内に蓄積される。
そのポテンシャルバリアを越えたものがN+層を拡散す
るが、その量は極度に小さくなる(高濃度のため)。ゆ
えにベース層からの注入ホールの量はN層内にたまるが
、N層内の濃度勾配はほとんどなく、N+層内の濃度勾
配によつてホール電流が定まる。すなわち同図aに比し
、bの場合はN+層の存在のためホール電流は著るしく
抑えられることになる。この効果はP層とN+層の間隔
LがN層内のホールの拡散長L,より小なるところで大
である。つまりOくL<Lpを満足するかぎりこの効果
がある。さて第1図の例は上記の効果を利用したもので
、11L回路を形成しているP形層7,8よりもLだけ
距離を訃いてN+層の柱5,6を設けたものである。こ
の構造にすると上記した原理により、P形層7,8から
注入されたホールはN+層2,5,6で囲まれたN形層
3内に蓄積されるが、ホール電流としてはN+層内での
わずかな再結合電流しか流れず、ホールに対して電位障
壁としての役目を果たしている。いいかえればIIL回
路の動作にとつて無効電流であるホール電流を減少させ
る役目を果たしている。N形層3の厚みは5〜10μm
程度であり、N形層の比抵抗を5Ω?とするとホールの
拡散長はLplOOμmにもなるので、Lとしてはしく
1001tm程度ならば十分その役目を果たす。すなわ
ち、N+層の柱5,6の役目はP形層7,8から距離を
お一くのにOくしく100μmであればどこでもよいこ
とになる。な訃、図において1は半導体基板、2はN+
形の半導体領域、3はN形のエピタキシヤル層、4はp
+形分離層、11〜16は電極端子である。つぎに本発
明による実施例を第2図に示す。これはN形層3の表面
部では通常パシベーシヨンのためSiO2層(図示せず
)が存在するが、この表面の界面部分では結晶の不完全
性やSiO2層との相互作用等によつてトラツプが存在
することが多く、いわゆる注入されたホールの表面再結
合が生じやすい。このため、前記した理論通りに注入さ
れたホールがN形層3内で蓄積されずに、この表面部分
の再結合によつてホール電流が流れ、IIL回路の無効
電流を増加させることがある。これを防止するために、
表面部に浅いN+層20,21を設けたのが本実施例で
ある。これにより注入されたホールはN形層3の表面部
でもN+層20,21による電位障壁により反発されて
表面再結合の再結合電流が抑制され、無効なホール電流
が減少する。第3図は本発明の別な実施例で集積密度向
上について説明するものである。
すなわち、深いN+層の柱5,6を、第3図に示すよう
にIILの1組の回路CKtl,2,・・・・・・nか
らなるものをいくつかまとめてとり囲むように配置する
。これはCKtl〜nからのホール電流をまとめてN+
層で阻止するものである。このようにしても、IIL回
路のどのP形層からもN+層5,6までの距離がL<L
,なるようにして卦けば前記までの議論が適用され、ホ
ール電流を抑えることができる。そして上記のようにN
+層5,6がいくつかの11L回路をまとめて囲むよう
に形成するので、従来の1つ1つのIIL回路を囲む場
合に比べてN+層の形成する面積が著るしく減少し、集
積密度を増加させることができる。な訃この実施例に訃
いてIIL回路間にN形層3の表面部に浅いN+層20
を図のように形成して表面部の再結合電流を抑えるよう
にする場合も合わせて適用してもよいことはいうまでも
ない。な}、第2図、第3図に訃いて、第1図と同一部
位は同一符号で示してある。
にIILの1組の回路CKtl,2,・・・・・・nか
らなるものをいくつかまとめてとり囲むように配置する
。これはCKtl〜nからのホール電流をまとめてN+
層で阻止するものである。このようにしても、IIL回
路のどのP形層からもN+層5,6までの距離がL<L
,なるようにして卦けば前記までの議論が適用され、ホ
ール電流を抑えることができる。そして上記のようにN
+層5,6がいくつかの11L回路をまとめて囲むよう
に形成するので、従来の1つ1つのIIL回路を囲む場
合に比べてN+層の形成する面積が著るしく減少し、集
積密度を増加させることができる。な訃この実施例に訃
いてIIL回路間にN形層3の表面部に浅いN+層20
を図のように形成して表面部の再結合電流を抑えるよう
にする場合も合わせて適用してもよいことはいうまでも
ない。な}、第2図、第3図に訃いて、第1図と同一部
位は同一符号で示してある。
第1図はIIL回路装置の構成例を示す断面図、第2図
および第3図は各々本発明の半導体装置の例を示す断面
図、第4図は本発明の原理を説明するための図である。 1:半導体基板、2:高濃度の不純物領域、3:エビタ
キシヤル層、4:分離層、5,6,20:高濃度の不純
物領域、7,8:不純物領域、11〜16:電極。
および第3図は各々本発明の半導体装置の例を示す断面
図、第4図は本発明の原理を説明するための図である。 1:半導体基板、2:高濃度の不純物領域、3:エビタ
キシヤル層、4:分離層、5,6,20:高濃度の不純
物領域、7,8:不純物領域、11〜16:電極。
Claims (1)
- 1 第1の導電形を有する第1の領域と、この第1の領
域中に形成された第2の導電形を有する第2および第3
の領域と、この第2の領域中に形成された少なくとも1
つの第1の導電形を有する第4の領域を少なくとも有す
る集積注入論理回路装置が複数個形成された半導体装置
であつて、前記第1の領域中に設けられた複数の前記第
2、第3の領域をとりまくように高濃度の第1導電形を
有する第5の領域を少なくとも上記第2および第3の領
域から注入される少数キャリアの拡散長と同程度かもし
くはそれよりも少なる位置に形成し、前記第2の領域の
うちの所望の少なくとも1組の間に存在するところの前
記第1の領域の表面部に、これら所望の1組に接する高
濃度の第1の導電形を有する第6の領域を設けた構造を
少なくとも有することを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50096716A JPS5918869B2 (ja) | 1975-08-11 | 1975-08-11 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50096716A JPS5918869B2 (ja) | 1975-08-11 | 1975-08-11 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5220775A JPS5220775A (en) | 1977-02-16 |
JPS5918869B2 true JPS5918869B2 (ja) | 1984-05-01 |
Family
ID=14172457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50096716A Expired JPS5918869B2 (ja) | 1975-08-11 | 1975-08-11 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918869B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60242240A (ja) * | 1984-05-15 | 1985-12-02 | 日本鋼弦コンクリ−ト株式会社 | コンクリ−ト用ボルトの取付方法 |
-
1975
- 1975-08-11 JP JP50096716A patent/JPS5918869B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5220775A (en) | 1977-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60194558A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS5921170B2 (ja) | Mos型半導体装置 | |
JPS622461B2 (ja) | ||
JP4460272B2 (ja) | パワートランジスタおよびそれを用いた半導体集積回路 | |
US3656034A (en) | Integrated lateral transistor having increased beta and bandwidth | |
JPS5918869B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3128885B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2763432B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3206149B2 (ja) | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ | |
JPS6258678A (ja) | トランジスタ | |
JPH09181335A (ja) | 半導体装置 | |
JPS5812359A (ja) | 半導体装置 | |
JPS60123062A (ja) | 半導体集積回路の製造方法 | |
JPH0110938Y2 (ja) | ||
JP2636555B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPS6223466B2 (ja) | ||
JPH09181336A (ja) | 半導体装置 | |
JP2648027B2 (ja) | Iil型半導体装置 | |
JPS6155259B2 (ja) | ||
JPS6156624B2 (ja) | ||
JPH08227941A (ja) | 複合半導体素子 | |
JPS6196757A (ja) | 半導体装置 | |
JPS6031105B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPS6045052A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPS6010778A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 |