JP5545874B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

この発明は、トレッド部に、溝により区画してなるブロックを備える空気入りタイヤに関し、具体的には、氷上性能の飛躍的な向上をもたらす技術を提案するものである。
従来、空気入りタイヤでは、エッジ効果を向上させることによって、ウェット路面、氷上路面等に対する駆動、制動及び旋回性能を高めることを目的に、主溝や横溝をもってブロックを区画形成するとともに、形成されたブロック内にサイプを付加することが広く一般に行われている(例えば、特許文献1)。
特開2001−191739号公報
しかし、ブロックにサイプを設けた場合は、エッジ効果は向上するものの、サイプによって区画された分割ブロック部分の剛性が低くなり過ぎて、接地時に該分割ブロック部分の倒れ込みが生じ接地性が悪化してしまうことから、近年の車両性能の向上に見合った十分な氷上性能を得ることが難しかった。このことは、氷上路面上を負荷転動するタイヤにおいて特に重大であった。すなわち、氷上路面の走行を主たる目的とする冬用の空気入りタイヤでは、より高い駆動、制動及び旋回性能の要求の下で、ブロック内により多くのサイプを設けることが必要となるため、上述したような問題はより顕著となる。また、上述したような従来の空気入りタイヤでは、氷上性能を大きな接地面積の確保によって向上させることを目的に、一つ一つのブロックを比較的大きく形成していたため、ブロックの中央域において水膜が効率良く除去されず、これもまた氷上性能の向上を阻害する要因となっていた。
それゆえ、この発明は、これらの問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、トレッドパターンの適正化を図ることにより、氷上性能を飛躍的に向上させることにある。
前記の目的を達成するため、この発明の空気入りタイヤは、溝により区画した、複数の独立したブロックを互いに密集させてなるブロック群を、トレッド部の少なくとも一部に設け、該ブロック群におけるブロックの基準ピッチ長さをP(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在する前記ブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)とし、S=a/{P×W×(1−N/100)}で与えられる、該ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度Sを0.003個/mm以上0.04個/mm以下の範囲内とし、トレッド周方向に隣接するブロック間距離BGLが、トレッド周方向に対して斜め方向に隣接するブロック間距離BGOよりも大きく、トレッド周方向に隣接するブロック間の溝を挟んでトレッド幅方向に隣接するブロック間距離BGWは、各ブロックのトレッド幅方向長さBWよりも小さいことを特徴とする空気入りタイヤである。
なお、ここでいう「ブロックの基準ピッチ長さ」とは、ブロック群を構成する任意のブロック列におけるブロックの繰り返し模様の最小単位を指すものとし、例えば1つのブロックとそのブロックを区画する溝によってパターンの繰り返し模様が規定されている場合は、ブロック1個分のトレッド周方向長さとこのブロックのトレッド周方向に隣接する溝1本分のトレッド周方向長さとを加算したものをブロックの基準ピッチ長さとする。
また、「ブロック群の幅W」とは、ブロックを密集配置してなるブロック群のトレッド幅方向長さを指し、例えばブロック群がトレッド全体に存在する場合は、トレッド接地幅を指すものとする。また、「トレッド接地幅」とは、タイヤが生産又は使用される地域に有効な産業規格、例えばアメリカ合衆国ではThe Tire and Rim Association Inc.の“Year Book”、欧州ではThe European Tyre and Rim Technical Organisationの“Standard Manual”、日本では日本自動車協会の“JATMA Year Book”に記載の規格の適用サイズにおける標準リムにタイヤを組み付け、かかる規格の適用サイズにおける単輪の最大荷重(最大負荷能力)及び最大荷重に対応する空気圧を適用し、最大負荷能力を負荷したときのものを指す。
ブロック群の「実接地面積」とは、ブロック群の基準区域内に在る全ブロックの総表面積をいうものとし、言い換えれば、基準ピッチ長さPと幅Wとの積で規定される、上記基準区域の面積から個々のブロックを区画している溝の面積を減算した面積を指すものである。なお、ブロック群のブロックに後述の小穴が設けられている場合は、当該実接地面積を算出するに際して、当該小穴は考慮しないものとする。
また「ブロック個数密度」とは、基準区域内の実接地面積あたりに何個のブロックが存在するかを密度として表したものである。
この発明の空気入りタイヤにあっては、ブロック群において十分な溝面積を確保しつつ、ブロックを密集配置する構成を採用したことから、ブロック群のブロックによるトータルエッジ長さを増大するとともにエッジ方向を多様化させることができ、優れたエッジ効果を得ることができる。また、ブロック一つあたりの接地面積を小さくしたので、ブロックの接地性を向上させることができる。しかも、それぞれのブロックを小さくすることで、ブロックの中央域からブロック周縁までの距離を小さくすることができ、ブロックによる水膜の除去効果を向上させることができる。
従って、この発明の空気入りタイヤによれば、優れた接地性及びエッジ効果の確保と、ブロックによる効率的な水膜の除去とを実現することにより、氷上性能を飛躍的に向上させることができる。
なお、上記発明の空気入りタイヤにあっては、ブロックを千鳥状に配置することが好ましい。
また、この発明の空気入りタイヤにあっては、ブロック群を構成するブロックの複数個にトレッド踏面に開口する1個以上の小穴を設けることが好ましい。
さらに、この発明の空気入りタイヤにあっては、小穴の開口部の直径を、0.5mm以上3.5mm以下の範囲内とすることが好ましい。
しかも、この発明の空気入りタイヤにあっては、小穴の深さを、それが設けられたブロックの高さの5%以上100%以下の範囲内とすることが好ましい。
この発明の空気入りタイヤによれば、優れた接地性及びエッジ効果の確保と、ブロックによる効率的な水膜の除去とを実現することにより、氷上性能を飛躍的に向上させることができる。
この発明に従う一実施形態の空気入りタイヤ(実施例3のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例1のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例2のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例4のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例5のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例6のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例7のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 従来技術の空気入りタイヤ(従来例1のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例1のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例2のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例3のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例4のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 実施例、従来例及び比較例のタイヤにおける一部の性能評価の結果を示したグラフである。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例8のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例9のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 この発明に従う他の実施形態の空気入りタイヤ(実施例10のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例5のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。 比較としての空気入りタイヤ(比較例6のタイヤ)のトレッドパターンを示した部分展開図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ここに、図1は、この発明に従う一実施形態の空気入りタイヤ(以下「タイヤ」という)のトレッドパターンを示した部分展開図である。なお、図中、上下方向がトレッド周方向を示し、左右方向(赤道面Cに直交する方向)がトレッド幅方向を示している。
この実施形態のタイヤは、図示を省略するが、左右一対のビードコア間でトロイド状に延びるカーカスと、このカーカスのクラウン部のタイヤ径方向外側に配置したベルトと、このベルトのタイヤ径方向外側に配置したトレッド部とを具える慣例に従ったタイヤ構造を有し、トレッド部に図1に示したトレッドパターンを有するものである。
このタイヤは、図1に示すように、トレッド部1に、溝2により区画した、独立した複数のブロック3を互いに密集させてなるブロック群Gを有する。ブロック群Gは、トレッド部1の全体に存在する。各ブロック3の表面輪郭形状は、多角形とすることが好ましく、ここでは八角形としており、それぞれのブロック3をトレッド周方向に千鳥状に配置している。ブロック3のブロック高さは、トレッド部1に主溝(例えば後述する周方向溝4)が設けられている場合(図7参照)は、主溝の溝深さの60〜100%とすることが好ましく、より好ましくは70〜90%である。そしてこのタイヤは、ブロック群Gにおけるブロック3の基準ピッチ長さをP(mm)、該ブロック群Gの幅をW(mm)(この実施形態では、トレッド部1の全体にブロック3が配置されているので、トレッド接地幅TWと等しい。)、該基準ピッチ長さPと該幅Wとで区画される、該ブロック群Gの基準区域Z(図中斜線で示す領域)内に存在するブロック3の個数をa(個)、基準区域Z内のネガティブ率をN(%)としたとき、
Figure 0005545874
として表される、ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度S(個/mm)は、0.003個/mm以上0.04個/mm以下の範囲内にある。ブロック個数密度Sを0.003〜0.04個/mmの範囲内で様々に変更したものを図2〜図6に示す。なお、ブロック群の基準区域Z内のブロック3の個数aをカウントするに際して、ブロック3が基準区域Zの内外に跨って存在し、1個として数えることができない場合は、ブロック3の表面積に対する、基準区域内に残ったブロック3の残存面積の比率を用いて数えることとする。例えば、図1に符号B1で示すブロックのように、基準区域Zの内外に跨り、基準区域Z内にその半分しか存在しないブロックの場合は、1/2個と数えることができる。
この実施形態のタイヤにあっては、ブロック群Gにおいて十分な溝面積を確保しつつ、ブロック3を密集配置する構成を採用したことから、ブロック群Gのブロック3によるトータルエッジ長さを増大させるとともに、エッジ方向を多様化させる(異なる方向に向いたエッジの数を増大させる)ことができるので、優れたエッジ効果を得ることができる。また、ブロック3それぞれの接地面積を小さくしたので、ブロックの接地性を向上させることができる。しかも、ブロック3それぞれの接地面積を小さくすることで、ブロック3の中央域からブロック周縁までの距離を小さくすることができるので、ブロック3による水膜の除去効果を向上させることができる。
従って、この実施形態のタイヤによれば、優れた接地性及びエッジ効果の確保と、ブロック3による効率的な水膜の除去とを実現することにより、氷上性能を飛躍的に向上させることができる。なお、ブロック群Gにおけるブロック3の個数密度Sを、0.0035〜0.03個/mmの範囲内とすれば、ブロック剛性とエッジ効果との両立をより高い次元で達成することができ、より効果的に氷上性能を向上させることができる。
また、この実施形態のタイヤによれば、各ブロック3を千鳥状に配置したことから、タイヤ転動時に、より多くのブロック3の形成下で、それぞれのエッジを逐次作用させて一層優れたエッジ効果を発揮させることができる。また、トレッド幅方向に隣接するブロック3の相互間で路面への接地タイミングをずらすことができるので、パターンノイズを低減させることもできる。さらにこのようにブロック3を千鳥状に配置することにより、ブロック3の高い密集配置を容易に実現することができる。しかも、タイヤ転動時に隣接するブロック3同士を接触させて支え合わせることができ、ブロック3の剛性を高めて操縦安定性の向上を図ることができる。
ところで、この発明において、ブロック群Gにおけるネガティブ率N(ネガティブ率の算出に際して小穴は考慮しない)は5%〜50%とすることが好ましい。ブロック群Gにおけるネガティブ率Nが5%未満の場合は、溝面積が小さ過ぎ排水性が不十分となる他、ブロック一つ一つの大きさが大きくなり過ぎて所要のエッジ効果の実現が難しくなるからであり、一方、50%を超えると接地面積が小さくなり過ぎて、操縦安定性が低下するおそれがあるからである。また、ブロック群Gにおけるブロック3の個数密度Sが0.003(個/mm)未満の場合は、サイプの形成なしには、高いエッジ効果の実現が難しく、一方、ブロック3の個数密度Sが0.04(個/mm)を超えるとブロック3が小さくなり過ぎて所要のブロック剛性の実現が難しい。
次いで、この発明に従う他の実施形態について説明する。図7は、この発明の他の実施形態のタイヤのトレッドパターンを示した展開図である。なお、先の図1に示したタイヤと同様の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
このタイヤは、トレッド部1の一部に、溝により区画した、独立した複数のブロック3を互いに密集させてなるブロック群Gを有する。ブロック群Gは、赤道面Cの両側に、トレッド接地幅TWの約50%(図示例では54%)の範囲に存在する。ここでは、各ブロック3の表面輪郭形状を八角形としており、それぞれのブロック3をトレッド周方向に千鳥状に配置している。また、ブロック群Gのトレッド幅方向両外側には、トレッド周方向に沿って延びる周方向溝4を設けている。さらにそれぞれの該周方向溝4のトレッド幅方向外側には、トレッド幅方向に延びる複数本の横溝5と該周方向溝4によってショルダーブロック6を区画形成し、形成されたショルダーブロック6内にトレッド幅方向に延びるサイプ7を複数本設けている。また、上記数式で与えられるブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度Sを、0.003個/mm以上0.04個/mmの範囲内としている。
この実施形態のタイヤによれば、ブロック群Gのトレッド幅方向両外側に周方向溝4及び横溝5を設けたことから、図1の実施形態のタイヤに比べて、さらに排水性を向上させることができる。
図14は、この発明の更に他の実施形態のタイヤのトレッドパターンを示した展開図である。この図に示すタイヤは、ブロック群Gの各ブロック3にトレッド踏面に円形に開口し、所定深さを有する小穴9がそれぞれ1個設けられている。小穴9は、ブロック3の表面が路面に接地した際に、路面上の水を取り込み、タイヤ回転の遠心力により取り込んだ水を排出するものである。また、小穴9の周縁はエッジとしても機能する。したがって、ブロック3に小穴9を設けることで、ブロック3にサイプを配設する場合に比べて、ブロック剛性の低下を抑制しつつ、排水性能及びエッジ効果を高めることができる。
なお、図1に示す実施形態では、各ブロックに対する小穴9の配設個数を1個としているがこれに限らず、ブロック剛性と必要とされる排水性及びエッジ長さとの調整により、例えば図2及び3に示す、この発明の他の実施形態のタイヤのように、2個としたり4個としたりすることができる。より具体的には、例えば操縦安定性や耐摩耗性等の他性能とのバランスを図る目的で、ブロック3を比較的大きく形成されることが要求される場合には、ブロック個数密度Sを0.003個/mm以上0.01個/mm以下の範囲とし、ブロック3にそれぞれ設ける小穴の個数を2個以上とすることが好ましい。これによれば、他性能とのバランスを保ちつつより高い排水性やエッジ効果等を得ることができる。一方、上記同様に他性能とのバランスを図る目的で、ブロック3を比較的小さく形成することが要求される場合には、ブロック個数密度Sを0.004個/mm以上0.04個/mm以下とし、ブロック3にそれぞれ設ける小穴の個数を1個とすることが好ましい。これによれば、他性能とのバランスを保ちつつより大きいブロック剛性を得ることができる。
また、小穴9の開口部の形状は、図示例では円形としたが、これに限定されず、楕円形や多角形、不規則な閉鎖形状とすることもできる。なお、小穴9は、ブロック中央域における排水性を高める観点から、でき得る限りブロックの中央位置に設けることが好ましい。また、この発明では、小穴9は全てのブロック3に設ける必要はなく、複数個のブロック3に設ければ所定の効果を得ることができる。より高い排水性及びエッジ効果等が必要とされる場合には各ブロック群の半数以上のブロック3に小穴9を設けることが好ましい。
さらに、小穴9の開口部の直径は、0.5mm〜3.5mmの範囲内とすることが好ましい。なぜなら、開口部の直径が0.5mm未満の場合には、吸水効果及びエッジ効果がともに十分に発揮されずに所望の氷上性能の向上が得られない場合があり、一方、開口部の直径が3.5mmを超える場合には、吸水効果は向上するがエッジ効果を付与する際に接地面積が減少して、所望の氷上性能の向上が得られないおそれがあるからである。なお、小穴9の開口部の直径が小さいときには、ブロック3に対する小穴9の配設個数を多くし、一方、小穴9の開口部の直径が大きいときには、ブロック3に対する小穴9の配設個数を少なくすることで、接地面積とブロック剛性とを調整して氷上性能と他の性能とのバランスを図ることが可能となる。
しかも、小穴9の深さは、それを設けたブロックの高さの5%〜100%の範囲内とすることが好ましい。なぜなら、小穴9の深さがブロックの高さの5%未満の場合には、小穴9の容積が小さくなりすぎて十分な吸水効果が得られないため、氷上性能の向上が十分に図れず、さらにトレッド踏面の摩耗が進行すると、早期に小穴9が消滅し、所期した性能の持続が困難となることがあり、一方、小穴9の深さがブロックの高さの100%を超える場合には、吸水効果は十分に確保される反面、ブロック3の剛性の低下によりドライ路面及びウェット路面でのハンドリング性能が低下したり、トレッド踏面が路面に接地した際に小穴9内に取り込まれた水分が、タイヤ回転時に遠心力により小穴9から完全に排出されず、回転していく過程で吸水効果が低下したりすることがあるからである。
次に、この発明に従う実施例1〜10のタイヤ、従来技術に従う従来例1のタイヤ及び比較例1〜6のタイヤをそれぞれ試作し、氷上性能等についての性能評価を行ったので、以下説明する。なおこれらの供試タイヤはいずれも205/55R16サイズの乗用車用ラジアルタイヤである。
実施例1〜6のタイヤは、図1〜6に示すトレッドパターンをトレッド部に有する。これらのタイヤは、トレッド部全体に、溝により区画形成した、独立した複数のブロックを密集させてなるブロック群Gを有する。各ブロックの表面輪郭形状は、正八角形であり、そのトレッド周方向長さBL(mm)、トレッド幅方向長さBW(mm)、高さ(溝底からの高さ)BH(mm)、トレッド周方向に隣接するブロック間距離BGL(mm)、トレッド幅方向に隣接するブロック間距離BGW(mm)、及び、トレッド周方向に対して斜め方向に隣接するブロック間距離BGO(mm)を表1に示す。また各タイヤにおける、ブロックの基準ピッチ長さP(mm)、ブロック群Gの幅W(mm)、ブロックの基準ピッチ長さPとブロック群の幅Wとで区画される、ブロック群Gの基準区域Zにおけるネガティブ率N(%)、該基準区域Z内に存在するブロックの個数a(個)、ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度S(個/mm)、ブロック群Gにおける、トレッド幅方向に数えたブロック列数(列)を表1に示す。
実施例7のタイヤは、図7に示すトレッドパターンをトレッド部に有する。このタイヤでは、ブロック群Gは、トレッド部の一部に配置され、特に、赤道面Cを挟んでトレッド接地幅TWの54%の領域に存在する。各ブロックの表面輪郭形状は、正八角形である。ブロック群Gのトレッド幅方向両外側には、トレッド周方向に沿って延びる周方向溝がそれぞれ設けられている。さらに各周方向溝のトレッド幅方向外側には、ブロック群Gのブロック2個分の周方向長さ毎にトレッド幅方向に延びる横溝が設けられ、該横溝によってショルダーブロックが区画形成されている。また形成されたショルダーブロック内にトレッド幅方向に延びるサイプが各6本設けられている。周方向溝の寸法は、溝幅が9.4mmであり、溝深さが8.9mmである。横溝の寸法は、溝幅が7.5mmであり、溝深さが8.9mmである。
実施例8〜10のタイヤは、図14〜16に示すトレッドパターンをトレッド部に有する。これらのタイヤは、ブロック群の各ブロックにトレッド踏面に開口する円形の小穴がそれぞれ形成されており、その諸元を表1に併せて示す。
比較のため、トレッド部全体のネガティブ率が実施例3のタイヤのネガティブ率とほぼ同じである、図8に示すトレッドパターンを有する従来例1のタイヤを併せて試作した。従来例1のタイヤは、トレッド部に、トレッド周方向に延びる4本の周方向溝と、これらに隣接するリブ状の陸部(トレッド幅方向中央から中央陸部、中間陸部、ショルダー陸部とする。)と、を備える。トレッド幅方向内側に位置する2本の周方向溝は、幅が8mm、深さが8.9mmであり、トレッド幅方向外側に位置する2本の周方向溝は、幅が6mm、深さが8.9mmである。中央陸部、中間陸部及びショルダー陸部には、トレッド周方向に傾斜して延びる横溝によってブロックが区画形成されており、各ブロックにはジグザグ状に延びるサイプが多数形成されている。サイプはブロック一つあたり、12〜14本設けられ、各サイプの長さは4.2〜4.7mmである。ブロックの寸法等、他の諸元を表2に示す。
さらに比較のため、トレッド部に図9〜12に示すトレッドパターンを有する比較例1〜4のタイヤについても併せて試作した。比較例1〜4のタイヤは、ブロック個数密度Sが、0.003〜0.04個/mmの範囲外にある。各比較例のタイヤの諸元を表2に示す。
さらに比較のため、トレッド部に図17及び18に示すトレッドパターンを有する比較例5及び6のタイヤについても併せて試作した。比較例5及び6のタイヤは、ブロック群の各ブロックにトレッド踏面に開口する円形の小穴がそれぞれ設けられているものの、ブロック個数密度Sが、0.003〜0.04個/mmの範囲外のものである。各比較例のタイヤの諸元を表2に示す。
Figure 0005545874
Figure 0005545874
(性能評価)
上記各供試タイヤについて、サイズ6.5J×16のリムに組み付け、内圧220kPa(相対圧)として車両に装着し、以下の試験を行って性能を評価した。
(1)氷上での制動性能評価試験
氷上での制動性能は、氷路面上を時速20km/hからフル制動したときの制動距離を測定し、その測定した距離から評価した。その評価結果を表3、4及び図13に示す。表3、4及び図13中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜10のタイヤ及び比較例1〜6のタイヤについてそれぞれ指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上での制動性能が良好であることを示す。
(2)氷上での駆動性能評価試験
氷上での駆動性能は、氷路面上をフル加速し、20mの距離に達するまでの時間を測定し、その測定した時間から評価した。その評価結果を表3、4及び図13に示す。表3、4及び図13中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜10のタイヤ及び比較例1〜6のタイヤについてそれぞれ指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上での駆動性能が良好であることを示す。
(3)氷上での操縦安定性評価試験
氷上での操縦安定性は、氷路面のテストコースを各種走行モードで走行したときのテストドライバーによる制動性、加速性、直進性およびコーナリング性を総合的にフィーリング評価することによって行った。その評価結果を表3、4及び図13に示す。表3、4及び図13中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜10のタイヤ及び比較例1〜6のタイヤについてそれぞれ指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上での操縦安定性が良好であることを示す。
(4)静粛性(パターンノイズ)評価試験
静粛性は、ドライ状態の一般路を各種走行モードで走行したときのテストドライバーによる静粛性をフィーリング評価することによって行った。その評価結果を表3、4及び図13に示す。表3、4及び図13中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜7のタイヤ及び比較例1〜4のタイヤについてそれぞれ指数で表したものであり、数値が大きいほど静粛性が良好であることを示す。
(5)排水性評価試験
排水性は、水深5mmの湿潤路面を直線走行し、ハイドロプレーニング現象が発生する限界速度を測定し、その測定した限界速度から評価した。その評価結果を表3、4及び図13に示す。表3、4及び図13中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜7のタイヤ及び比較例1〜4のタイヤについてそれぞれ指数で表したものであり、数値が大きいほど排水性が良好であることを示す。
(6)ドライ路面上での操縦安定性評価試験
従来例1、実施例3、実施例8〜10及び比較例5、6のタイヤに限っては、ドライ路面上での操縦安定性についても評価を行った。ドライ路面上での操縦安定性能は、ドライ状態のサーキットコースを各種走行モードでスポーツ走行したときのテストドライバーによる制動性、加速性、直進性およびコーナリング性を総合的にフィーリング評価することによって行った。その評価結果を表3、4に示す。表3、4中の評価は、従来例1の結果を100として指数で表したものであり、数値が大きいほどドライ路面上での操縦安定性が良好であることを示す。
Figure 0005545874
Figure 0005545874
表3、4及び図13に示す評価結果から、実施例1〜7のタイヤは、従来例1のタイヤに比べて、氷上制動性能、氷上駆動性能、氷上操縦安定性及び静粛性について優れた性能を示し、また実施例7のタイヤは、特に排水性において実施例1〜6及び従来例1のタイヤよりも優れた性能を示している。また、小穴を設けた実施例8〜9のタイヤは小穴を設けていないタイヤに比べて氷上性能においてより優れた性能を示している。
この発明によって、優れた接地性及びエッジ効果の確保と、ブロックによる効率的な水膜の除去とを実現することにより、氷上性能を飛躍的に向上させることが可能となった。
1 トレッド部
2 溝
3 ブロック
4 周方向溝
5 横溝
6 ショルダーブロック
7 サイプ
9 小穴
C 赤道面
ブロック群
P ブロック群の基準ピッチ長さ
W ブロック群の幅
Z 基準区域

Claims (5)

  1. 溝により区画した、複数の独立したブロックを互いに密集させてなるブロック群を、トレッド部の少なくとも一部に設け、
    該ブロック群におけるブロックの基準ピッチ長さをP(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在する前記ブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)とし、
    S=a/{P×W×(1−N/100)}で与えられる、該ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度Sを0.003個/mm以上0.04個/mm以下の範囲内とし、
    トレッド周方向に隣接するブロック間距離BGLが、トレッド周方向に対して斜め方向に隣接するブロック間距離BGOよりも大きく、
    トレッド周方向に隣接するブロック間の溝を挟んでトレッド幅方向に隣接するブロック間距離BGWは、各ブロックのトレッド幅方向長さBWよりも小さいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ブロックを千鳥状に配置した、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ブロック群を構成するブロックの複数個にトレッド踏面に開口する1個以上の小穴を設けた、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記小穴の開口部の直径を、0.5mm以上3.5mm以下の範囲内とする、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記小穴の深さを、それが設けられたブロックの高さの5%以上100%以下の範囲内とする、請求項3又は4に記載の空気入りタイヤ。
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