JPH03208705A - スタッドレスタイヤ - Google Patents
スタッドレスタイヤInfo
- Publication number
- JPH03208705A JPH03208705A JP2001013A JP101390A JPH03208705A JP H03208705 A JPH03208705 A JP H03208705A JP 2001013 A JP2001013 A JP 2001013A JP 101390 A JP101390 A JP 101390A JP H03208705 A JPH03208705 A JP H03208705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- tire
- holes
- tread
- depth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳細には、トレ
ッド表面に氷雪路上の水を取り入れる多数の穴を設けた
空気入りタイヤに関するものである。
ッド表面に氷雪路上の水を取り入れる多数の穴を設けた
空気入りタイヤに関するものである。
周知のように、冬用タイヤとしてスパイクを持たないス
タッドレスタイヤの開発が急がれている。このスタッド
レスタイヤは、トレッド部を柔軟なゴムでブロックパタ
ーンに形成し、各ブロックに複数のサイプを設けたもの
が一般的である。
タッドレスタイヤの開発が急がれている。このスタッド
レスタイヤは、トレッド部を柔軟なゴムでブロックパタ
ーンに形成し、各ブロックに複数のサイプを設けたもの
が一般的である。
しかし、前記サイプは、細い幅の溝をブロック表面に両
端を貫通するように形或するので、ブロック剛性を低下
させ、乾燥路面の走行性能を低下させる欠点がある。ま
た、柔軟なゴムを使用しているため、耐摩耗性が低下す
るという欠点もあった。
端を貫通するように形或するので、ブロック剛性を低下
させ、乾燥路面の走行性能を低下させる欠点がある。ま
た、柔軟なゴムを使用しているため、耐摩耗性が低下す
るという欠点もあった。
本発明の目的は、サイプのようにブロック剛性を低下さ
せる問題を解消して乾燥路での走行性を向上すると共に
、氷雪路面での密着性を向上させることにより氷雪での
走行性能を向上し、且つ耐摩耗性にも有利なスタッドレ
スタイヤを提供することにある。
せる問題を解消して乾燥路での走行性を向上すると共に
、氷雪路面での密着性を向上させることにより氷雪での
走行性能を向上し、且つ耐摩耗性にも有利なスタッドレ
スタイヤを提供することにある。
上述した目的を達或するための本発明のスタッドレスタ
イヤは、ブロックパターンを基調とするトレッドパター
ンを有し、該ブロックパターンを構威するブロック面に
、直径が0.5〜2mit+で、深さが主溝深さの50
〜100%である複数個の穴を、ブロック表面積に対し
0. 5〜lO%となるように開口させたものである。
イヤは、ブロックパターンを基調とするトレッドパター
ンを有し、該ブロックパターンを構威するブロック面に
、直径が0.5〜2mit+で、深さが主溝深さの50
〜100%である複数個の穴を、ブロック表面積に対し
0. 5〜lO%となるように開口させたものである。
以下、図を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図〜第2図は本発明のスタッドレスタイヤのトレッ
ドを示す。このトレッドには、タイヤ周方向Tに設けた
主溝1と、タイヤ幅方向に設けた横溝2とによって多数
のブロック4が形威され、各ブロック4にそれぞれ小径
の六6が複数個づつ設けられている。
ドを示す。このトレッドには、タイヤ周方向Tに設けた
主溝1と、タイヤ幅方向に設けた横溝2とによって多数
のブロック4が形威され、各ブロック4にそれぞれ小径
の六6が複数個づつ設けられている。
前記穴6は、小径として毛細管現象により氷雪路上の水
を取り込み可能としたもので、水面の水を取り除いて、
トレッド面を水面に直接接触させる作用によって、接地
性を向上させることができる。穴6に取り込まれた水は
、タイヤの回転による遠心力で外部に排出され、次に接
地されるとき再び吸水を行って同様の作用を行う。また
穴6は、ブロック4の表面内に内に互いに壁を介して独
立の空間を形或するので、サイプのように剛性の低下傾
向が少なく、高い剛性を維持する。したがって、乾燥路
での走行性能を低下させることがない。
を取り込み可能としたもので、水面の水を取り除いて、
トレッド面を水面に直接接触させる作用によって、接地
性を向上させることができる。穴6に取り込まれた水は
、タイヤの回転による遠心力で外部に排出され、次に接
地されるとき再び吸水を行って同様の作用を行う。また
穴6は、ブロック4の表面内に内に互いに壁を介して独
立の空間を形或するので、サイプのように剛性の低下傾
向が少なく、高い剛性を維持する。したがって、乾燥路
での走行性能を低下させることがない。
上述した作用を可能にする穴の直径rは、0、5〜2m
mで、深さは主溝lの深さDの50〜100%にする。
mで、深さは主溝lの深さDの50〜100%にする。
直径が0.5mm未満であると水の取込み量が少なくな
り好ましくない。また、2mmを越えると、同じ穴数と
した場合に、穴の間隔が小さくなりブロック剛性が低下
するので、乾燥路の走行性能が低下し、また、パターン
ノイズが増大する。第1図に示した吸水六6の断面形状
は円形に形威されているが、例えば四角、三角、楕円な
ど任意の形状とすることができる。
り好ましくない。また、2mmを越えると、同じ穴数と
した場合に、穴の間隔が小さくなりブロック剛性が低下
するので、乾燥路の走行性能が低下し、また、パターン
ノイズが増大する。第1図に示した吸水六6の断面形状
は円形に形威されているが、例えば四角、三角、楕円な
ど任意の形状とすることができる。
このような異形にしたときの穴径は、断面積が同一の円
によって換算される等価径を使用するものとする。
によって換算される等価径を使用するものとする。
一方、吸水穴の深さdは、スタッドレスタイヤの摩耗許
容限界が溝深さの50%であるので、これ以上の深さが
ないと摩耗寿命まで上述した性能を維持することができ
なくなる。また、溝深さを越えて穴を深くすると大底が
ベルト層に近付くので好ましくない。
容限界が溝深さの50%であるので、これ以上の深さが
ないと摩耗寿命まで上述した性能を維持することができ
なくなる。また、溝深さを越えて穴を深くすると大底が
ベルト層に近付くので好ましくない。
また、上述した作用を可能にするため、1個のブロック
に設ける穴の合計面積は、そのブロックの表面積の0.
5〜lO%にしてある。前記合計面積が0.5%未満で
あると取り込む水の量が少なくなり、吸水効果が十分に
得られない。
に設ける穴の合計面積は、そのブロックの表面積の0.
5〜lO%にしてある。前記合計面積が0.5%未満で
あると取り込む水の量が少なくなり、吸水効果が十分に
得られない。
また、前記合計面積が10%を越えると、ブロック剛性
が低下して、乾燥路面,での走行性能を低下させると共
に、パターンノイズが大きくなる。
が低下して、乾燥路面,での走行性能を低下させると共
に、パターンノイズが大きくなる。
パターンノイズの低減効果を一層良好にするには、ブロ
ック剛性分布を均一にすることが好ましい。このような
ブロック剛性の均一化は、穴のブロックに対する体積密
度を外側周辺部より中心部ほどを大きくするとよい。こ
のような吸水体積密度の分布は、穴の数をブロックの周
辺部から中心部に向かってより密になるように配置した
り、穴の深さを周辺部より中心部ほど深くするなどして
調整することができる。
ック剛性分布を均一にすることが好ましい。このような
ブロック剛性の均一化は、穴のブロックに対する体積密
度を外側周辺部より中心部ほどを大きくするとよい。こ
のような吸水体積密度の分布は、穴の数をブロックの周
辺部から中心部に向かってより密になるように配置した
り、穴の深さを周辺部より中心部ほど深くするなどして
調整することができる。
第3図〜第7図は、それぞれ上述した本発明の要件を備
えたブロックを例示するもので、下記仕様により吸水体
積密度分布の調整を行ったものである。
えたブロックを例示するもので、下記仕様により吸水体
積密度分布の調整を行ったものである。
ブロック形状:タイヤ周方向の長さが2.5cm、タイ
ヤ幅方向の長さが2cmの長方形 穴の深さ:主溝深さの100% 穴のブロック表面積に対する比率:下記表のとおり、 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のスタッドレスタイヤは、
ブロック面に前述した条件を備えた4. 複数の穴を設けたことによって吸水作用を生ずるため、
トレッド面の接地性を改善し、氷雪路での走行性能を向
上させることができる。しかも、サイプのようにブロッ
ク剛性を低下させないので、氷上性能を向上させるだけ
でなく、耐摩耗性と、乾燥路面での走行性能とを向上さ
せ、また、パターンノイズを低減させることができる。
ヤ幅方向の長さが2cmの長方形 穴の深さ:主溝深さの100% 穴のブロック表面積に対する比率:下記表のとおり、 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明のスタッドレスタイヤは、
ブロック面に前述した条件を備えた4. 複数の穴を設けたことによって吸水作用を生ずるため、
トレッド面の接地性を改善し、氷雪路での走行性能を向
上させることができる。しかも、サイプのようにブロッ
ク剛性を低下させないので、氷上性能を向上させるだけ
でなく、耐摩耗性と、乾燥路面での走行性能とを向上さ
せ、また、パターンノイズを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例による本発明のトレッドパターンの部
分展開図、第2図は第l図の■一■線断面図、第3図〜
第7図はそれぞれブロックに対する穴の配置例を示す平
面図である。 1・・・主溝、2・・・横溝、4・・・ブロック、6・
・・穴。
分展開図、第2図は第l図の■一■線断面図、第3図〜
第7図はそれぞれブロックに対する穴の配置例を示す平
面図である。 1・・・主溝、2・・・横溝、4・・・ブロック、6・
・・穴。
Claims (1)
- ブロックパターンを基調とするトレッドパターンを有し
、該ブロックパターンを構成するブロック面に、直径が
0.5〜2mmで、深さが主溝深さの50〜100%で
ある複数個の穴を、ブロック表面積に対し0.5〜10
%となるように開口させたスタッドレスタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013A JPH03208705A (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スタッドレスタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013A JPH03208705A (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スタッドレスタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03208705A true JPH03208705A (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=11489693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001013A Pending JPH03208705A (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | スタッドレスタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03208705A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5246048A (en) * | 1989-09-25 | 1993-09-21 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin - Michelin & Cie | Tire tread for use on sandy soil provided with closed cells |
US5622575A (en) * | 1994-06-10 | 1997-04-22 | Continental Aktiengesellschaft | Pneumatic vehicle tire with a symmetrical carcass, symmetrical belt plies, and an asymmetrical tread |
US6503354B1 (en) * | 1999-11-12 | 2003-01-07 | Jonathan Martindale | System and method for reducing blistering in automobile racing tires |
US6668885B2 (en) * | 1999-02-25 | 2003-12-30 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire including water drainage passage |
JP2007331409A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
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RU2473430C1 (ru) * | 2009-02-13 | 2013-01-27 | Бриджстоун Корпорейшн | Пневматическая шина |
RU2477226C1 (ru) * | 2010-10-04 | 2013-03-10 | Дзе Йокогама Раббер Ко., Лтд. | Пневматическая шина |
WO2016088853A1 (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-09 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
WO2016088854A1 (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-09 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
CN107000488A (zh) * | 2014-12-03 | 2017-08-01 | 横滨橡胶株式会社 | 充气轮胎 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP2001013A patent/JPH03208705A/ja active Pending
Cited By (17)
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EP2338700A1 (en) * | 2008-09-16 | 2011-06-29 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
WO2010032606A1 (ja) * | 2008-09-16 | 2010-03-25 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
EP2338700A4 (en) * | 2008-09-16 | 2012-04-25 | Bridgestone Corp | TIRE |
US8720506B2 (en) | 2008-09-16 | 2014-05-13 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
JP5545874B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2014-07-09 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
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WO2016088853A1 (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-09 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
WO2016088854A1 (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-09 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
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