JP5241422B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
また、この発明の空気入りタイヤは、溝により区画された複数の独立したブロックを相互に密集して配置してなるブロック群がトレッド部の少なくとも一部に設けられた空気入りタイヤであって、前記ブロック群におけるブロックの基準ピッチ長さをP(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在する前記ブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)としたとき、a/(P×W×(1−N/100))で与えられる、該ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度Sは0.003個/mm 2 〜0.04個/mm 2 の範囲内にあり、前記ブロックは、それぞれ五角形に形成されるとともに相互に同一の大きさに形成され、前記ブロック群のブロックは、トレッド周方向に沿って並べられてブロック列をなし、同一ブロック列における各ブロックは、トレッド幅方向に平行な一辺を有し、かつ、トレッド周方向に隣り合うブロック相互間にて、トレッド幅方向に平行な直線を対称軸として線対称に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤである。
上記各供試タイヤについて、サイズ6.5J×16のリムに組み付け、内圧220kPa(相対圧)のとして車両に装着し、以下の試験を行って性能を評価した。
氷上での制動性は、氷板路面上を時速20km/hからフル制動したときの制動距離を測定し、その測定した距離から評価した。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜5のタイヤ及び比較例1〜3のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上での制動性能が良好であることを示す。
氷上での駆動性は、氷上路面上をフル加速し、20mの距離に達するまでの時間を測定し、その測定した時間から評価した。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜5のタイヤ及び比較例1〜3のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上での駆動性能が良好であることを示す。
氷上での操縦安定性は、氷板路面のテストコースを各種走行モードで走行したときのテストドライバーによる制動性、加速性、直進性およびコーナリング性を総合的にフィーリング評価することによって行った。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜5のタイヤ及び比較例1〜3のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほど氷上での操縦安定性が良好であることを示す。
雪上での操縦安定性は、圧雪路面のテストコースを各種走行モードで走行したときのテストドライバーによる制動性、加速性、直進性およびコーナリング性を総合的にフィーリング評価することによって行った。その評価結果を表2に示す。表2中の評価は、従来例1の結果を100とし実施例1〜5のタイヤ及び比較例1〜3のタイヤについて指数で表したものであり、数値が大きいほど雪上での操縦安定性が良好であることを示す。
2 溝
2p 平行溝
2t テーパー状の溝
3 ブロック
3c 角部
3p トレッド幅方向に平行な辺
3s 辺
4 サイプ
C 赤道面
GB ブロック群
P ブロック群の基準ピッチ長さ
W ブロック群の幅
Z 基準区域
Claims (6)
- 溝により区画された複数の独立したブロックを相互に密集して配置してなるブロック群がトレッド部の少なくとも一部に設けられた空気入りタイヤであって、
前記ブロック群におけるブロックの基準ピッチ長さをP(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在する前記ブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)としたとき、a/(P×W×(1−N/100))で与えられる、該ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度Sは0.003個/mm2〜0.04個/mm2の範囲内にあり、
前記ブロックは、それぞれ五角形に形成されるとともに相互に同一の大きさに形成され、
前記ブロック群のブロックは、トレッド周方向に沿って並べられてブロック列をなし、
同一ブロック列における各ブロックは、トレッド周方向に隣り合うブロック相互間にて一方のブロックの一角部と他方のブロックの一辺とが向かい合うよう配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 溝により区画された複数の独立したブロックを相互に密集して配置してなるブロック群がトレッド部の少なくとも一部に設けられた空気入りタイヤであって、
前記ブロック群におけるブロックの基準ピッチ長さをP(mm)、該ブロック群の幅をW(mm)、該基準ピッチ長さPと該幅Wとで区画される、該ブロック群の基準区域内に存在する前記ブロックの個数をa(個)、該基準区域内のネガティブ率をN(%)としたとき、a/(P×W×(1−N/100)で与えられる、該ブロック群の単位実接地面積当りのブロック個数密度Sは0.003個/mm 2 〜0.04個/mm 2 の範囲内にあり、
前記ブロックは、それぞれ五角形に形成されるとともに相互に同一の大きさに形成され、
前記ブロック群のブロックは、トレッド周方向に沿って並べられてブロック列をなし、
同一ブロック列における各ブロックは、トレッド幅方向に平行な一辺を有し、かつ、トレッド周方向に隣り合うブロック相互間にて、トレッド幅方向に平行な直線を対称軸として線対称に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記ブロックは、トレッド周方向に千鳥状に配置されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ブロック群のブロックは、トレッド周方向に沿って並べられてブロック列をなし、
同一ブロック列における各ブロックは、トレッド周方向に隣り合うブロック相互間にて一方のブロックの一角部と他方のブロックの一辺とが向かい合うよう配置されている、請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。 - 前記ブロック群のブロックは、トレッド周方向に沿って並べられてブロック列をなし、
同一ブロック列における各ブロックは、トレッド幅方向に平行な一辺を有し、かつ、トレッド周方向に隣り合うブロック相互間にて、トレッド幅方向に平行な直線を対称軸として線対称に配置されている、請求項1又は3に記載の空気入りタイヤ。 - 前記ブロックに、1本以上のサイプが配設されている、請求項1〜5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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