JP2004142549A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】高いウエット性能を確保しつつ、偏摩耗を抑制することのできる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド12にセンター側周方向主溝14、及びショルダー側周方向主溝16を各々2本形成することで高い排水性能が得られる。センター部に、ジグザグ状の周方向細溝14が形成され、センター幅方向溝24、及びセカンド幅方向溝28、センター切欠溝32、及びセカンド切欠溝34が形成されているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が更に増加し、ウエット性能が向上する。センターブロック26は、幅の狭い周方向細溝24によって区画されているため、ブロック剛性が向上し、ブロック剛性不足による偏摩耗が発生しない。ショルダー側周方向主溝18に設けた偏摩耗犠牲突起20が路面と滑り接触し、隣接するショルダーブロック38に生ずべき偏摩耗を肩代わりして摩耗する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロックパターンを有する空気入りタイヤに係り、特に、偏摩耗を回避すると共に、ウエット路面における走行性能のより一層の改善を図った空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気入りタイヤ、特にブロックパターンを有する重荷重用の空気入りタイヤにおいては、例えば、図7に示すブロックパターンを有する空気入りタイヤがある。
【0003】
図7に示す空気入りタイヤ100のトレッド102には、タイヤ赤道面CLを挟んで両側に配置されるジグザグ状のセンター側周方向主溝104、センター側周方向主溝104のタイヤ幅方向外側に配置されるジグザグ状のショルダー側周方向主溝106、一対のセンター側周方向主溝104の間に配置されて、トレッド平面視で略Z字(略逆S字)形状の溝を形成するトレッド平面視で左上がりに傾斜した一対の横溝108、110、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する周方向短尺溝112、センター側周方向主溝104とショルダー側周方向主溝106とを連結するタイヤ幅方向に平行な幅方向溝112、ショルダー側周方向溝106からトレッド端へ向けて延びるタイヤ幅方向に平行な幅方向溝114が形成されている。
【0004】
そしてトレッド102のタイヤ幅方向中央部には、センター側周方向主溝104、横溝108,110、及び周方向短尺溝112とで区画されるトレッド平面視で略S字形状とされた複数のセンターブロック116からなるセンターブロック列が形成され、そのタイヤ幅方向外側にはセンター側周方向主溝104、ショルダー側周方向主溝106、及び幅方向溝112で区画される複数のセカンドブロック118からなるセカンドブロック列が、さらにその外側には、ショルダー側周方向主溝106、及び幅方向溝114で区画される複数のショルダーブロック120からなるショルダーブロック列が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示すブロックパターンを有する従来の空気入りタイヤ100においてもある程度のウエット性能、及び耐偏摩耗性は有していたが、市場では、さらなるウエット性能、及び耐偏摩耗性の向上が求められていた。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、高いウエット性能を確保しつつ、偏摩耗を抑制することのできる空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トレッド幅方向中央部に設けられタイヤ周方向に沿って延びる周方向細溝と、前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるセンター側周方向主溝と、前記センター側周方向主溝のタイヤ幅方向外側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるショルダー側周方向主溝と、タイヤ幅方向に延びる複数の幅方向溝とで区画された複数のブロックをトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記周方向細溝は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延び、前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側には、前記周方向細溝、前記センター側周方向主溝、及びトレッド平面視で左上がりに傾斜する複数のセンター幅方向溝によって区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列が形成されており、前記センターブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記センター側周方向主溝、前記ショルダー側周方向主溝、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する複数のセカンド幅方向溝によって区画される複数のセカンドブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセカンドブロック列が形成されており、前記セカンドブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記ショルダー側周方向主溝、及び複数のショルダー幅方向溝によって区画されるショルダーブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてショルダーブロック列が形成されており、前記センターブロック及び前記セカンドブロックはタイヤ周方向に位相がずれており、前記セカンド幅方向溝の延長線上に位置する前記センターブロックには、前記セカンドブロック側に、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で左上がりに傾斜する短尺のセンター切欠溝が形成され、前記センター幅方向溝の延長線上に位置する前記セカンドブロックの前記センターブロック側の側壁面には、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で右上がりに傾斜する短尺のセカンド切欠溝が形成されている、ことを特徴としている。
【0008】
次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0009】
先ず、請求項1に記載の空気入りタイヤでは、トレッドにタイヤ周方向に沿って延びる4本の周方向主溝を備えているので、基本的な排水性能が確保されている。
【0010】
次に、トレッドのセンター部に、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる周方向細溝と、このジグザグ状の周方向細溝で区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列を形成しているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が増加し、ウエット性能が向上する。
【0011】
さらに、トレッドのセンター部には、センター幅方向溝、及びセカンド幅方向溝に加え、センター切欠溝、及びセカンド切欠溝が形成されているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が更に増加し、さらにウエット性能が向上する。
【0012】
また、トレッドのセンター部に配置されるセンターブロックは、周方向主溝よりも幅の狭い周方向細溝によって区画されている。したがって、幅広の周方向主溝で区画するよりもブロックのボリュームが大きくなると共に、接地時に互いに対向する溝壁同士が接触して実質上一体となり、ブロック剛性が向上する。
【0013】
したがって、センターブロックのブロック剛性不足による偏摩耗が発生しない。
【0014】
また、日本のような左車線走行の場合、道路は左下がりに設計されているため、進行方向左側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、センターブロックを区画するセンター幅方向溝をトレッド平面視で左上がりに傾斜させると共に、センター切欠溝をトレッド平面視で左上がりに傾斜させることで、入力方向に対して交差する方向に延びるエッジ成分確保することができ、同時に、センター幅方向溝が開き易くなることから、例えば、雪を掴む事による雪柱剪断力を向上することができ、これによりウエット、及び雪上性能を向上することができる。
【0015】
さらに、上記サイドフォース入力に対し、セカンドブロックを区画するセカンド幅方向溝をトレッド平面視で右上がりに傾斜させると共に、セカンド切欠溝をトレッド平面視で右上がりに傾斜させることで、前輪での入力に対するセカンドブロックの剛性を確保するこができ、これによってセカンドブロックの耐偏摩耗性を向上することができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、トレッド幅方向中央部に設けられタイヤ周方向に沿って延びる周方向細溝と、前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるセンター側周方向主溝と、前記センター側周方向主溝のタイヤ幅方向外側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるショルダー側周方向主溝と、タイヤ幅方向に延びる複数の幅方向溝とで区画された複数のブロックをトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記周方向細溝は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延び、前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側には、前記周方向細溝、前記センター側周方向主溝、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する複数のセンター幅方向溝によって区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列が形成されており、前記センターブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記センター側周方向主溝、前記ショルダー側周方向主溝、及びトレッド平面視で左上がりに傾斜する複数のセカンド幅方向溝によって区画される複数のセカンドブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセカンドブロック列が形成されており、前記セカンドブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記ショルダー側周方向主溝、及び複数のショルダー幅方向溝によって区画されるショルダーブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてショルダーブロック列が形成されており、前記センターブロック及び前記セカンドブロックはタイヤ周方向に位相がずれており、前記セカンド幅方向溝の延長線上に位置する前記センターブロックの前記セカンドブロック側の側壁面には、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で右上がりに傾斜する短尺のセンター切欠溝が形成され、前記センター幅方向溝の延長線上に位置する前記セカンドブロックの前記センターブロック側の側壁面には、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で左上がりに傾斜する短尺のセカンド切欠溝が形成されている、ことを特徴としている。
【0017】
次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0018】
先ず、請求項2に記載の空気入りタイヤでは、トレッドにタイヤ周方向に沿って延びる4本の周方向主溝を備えているので、基本的な排水性能が確保されている。
【0019】
次に、トレッドのセンター部に、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる周方向細溝と、このジグザグ状の周方向細溝で区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列を形成しているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が増加し、ウエット性能が向上する。
【0020】
さらに、トレッドのセンター部には、センター幅方向溝、及びセカンド幅方向溝に加え、センター切欠溝、及びセカンド切欠溝が形成されているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が更に増加し、さらにウエット性能が向上する。
【0021】
また、トレッドのセンター部に配置されるセンターブロックは、周方向主溝よりも幅の狭い周方向細溝によって区画されている。したがって、幅広の周方向主溝で区画するよりもブロックのボリュームが大きくなると共に、接地時に互いに対向する溝壁同士が接触して実質上一体となり、ブロック剛性が向上する。
【0022】
したがって、センターブロックのブロック剛性不足による偏摩耗が発生しない。
【0023】
また、アメリカのような右車線走行の場合、道路は右下がりに設計されているため、進行方向右側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、センターブロックを区画するセンター幅方向溝をトレッド平面視で右上がりに傾斜させると共に、センター切欠溝をトレッド平面視で右上がりに傾斜させることで、入力方向に対して交差する方向に延びるエッジ成分確保することができ、同時に、センター幅方向溝が開き易くなることから、例えば、雪を掴む事による雪柱剪断力を向上することができ、これによりウエット、及び雪上性能を向上することができる。
【0024】
さらに、上記サイドフォース入力に対し、セカンドブロックを区画するセカンド幅方向溝をトレッド平面視で左上がりに傾斜させると共に、セカンド切欠溝をトレッド平面視で左上がりに傾斜させることで、前輪での入力に対するセカンドブロックの剛性を確保するこができ、これによってセカンドブロックの耐偏摩耗性を向上することができる。
【0025】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記周方向細溝において、タイヤ周方向に対して傾斜している傾斜辺のエッジのタイヤ幅方向の寸法をa、前記傾斜辺のエッジのタイヤ周方向の寸法をbとしたときに、a/b=0.2〜1.2を満足する、ことを特徴としている。
【0026】
次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0027】
a/bが0.2未満になると、タイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0028】
一方、a/bが1.2を越えると、タイヤ1周当たりの傾斜辺のエッジの数が少なくなり、接地面内でのタイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0029】
したがって、a/b=0.2〜1.2を満足することが好ましい。
【0030】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記センター側周方向主溝は、センターブロックの側壁のうちの前記切欠溝よりもタイヤ周方向一方側の第1側壁に対応する周方向主溝第1部分と、前記周方向主溝第1部分とはタイヤ幅方向にずれて配置され前記切欠溝よりもタイヤ周方向他方側の第2側壁に対応する周方向主溝第2部分とがタイヤ周方向に交互に配置されており、前記周方向主溝の溝幅をd、前記周方向主溝第1部分と前記周方向主溝第2部分とのタイヤ幅方向の変位量をcとしたときに、比率c/dが0.2〜0.8の範囲内に設定されている、ことを特徴としている。
【0031】
次に、請求項4に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0032】
c/dが0.2未満になると、タイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0033】
一方、c/dが0.8を越えると、ジグザグ形状の振幅が大きくなり過ぎ、溝内の水が周方向に流れる際の抵抗が大きくなる。
【0034】
したがって、c/dが0.2〜0.8の範囲内に設定されている、ことが好ましい。
【0035】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー側周方向主溝の溝底には、頂部の位置が踏面より低く設定され、かつ接地時に路面と接触する偏摩耗犠牲突起が前記ショルダー側周方向主溝に沿ってジグザグ状に設けられている、ことを特徴としている。
【0036】
次に、請求項5に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0037】
トレッドの径と偏摩耗犠牲突起の頂部での径とに径差があるので、空気入りタイヤが回転して路面と接地した時に、偏摩耗犠牲突起が路面に対して引きずられて摩耗し、ショルダー側周方向溝に隣接する偏摩耗を抑制する。また、陸部の偏摩耗がセンター側に進展することも抑制する。
【0038】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー側周方向主溝はタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びており、前記ショルダー側周方向主溝のタイヤ周方向に対して傾斜している傾斜辺のエッジのタイヤ幅方向の寸法をe、前記傾斜辺のエッジのタイヤ周方向の寸法をfとしたときに、e/f=0.1〜0.4を満足する、ことを特徴としている。
【0039】
次に、請求項6に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
【0040】
e/fが0.1未満になると、タイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0041】
一方、e/fが0.4を越えると、タイヤ1周当たりの傾斜辺のエッジの数が少なくなり、接地面内でのタイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0042】
したがって、e/f=0.1〜0.4を満足することが好ましい。
【0043】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
本発明の空気入りタイヤの第1の実施形態を図1乃至図4にしたがって説明する。
【0044】
図1には本実施形態に係る空気入りタイヤ10のトレッド12のパターン(一部)が示されている。
【0045】
トレッド12には、タイヤ幅方向中央にタイヤ周方向(矢印A方向、及び矢印B方向。なお、矢印A方向はタイヤ回転方向。)に沿って延びる周方向細溝14が形成され、その周方向細溝14のタイヤ幅方向(矢印W方向)外側には、同じくタイヤ周方向に沿って延びるセンター側周方向主溝16が形成され、センター側周方向主溝16のタイヤ幅方向外側にはショルダー側周方向主溝18が形成されている。
【0046】
図2に示すように、周方向細溝14は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状の延びており、タイヤ周方向に対して右側に傾斜する傾斜辺14Rと、タイヤ周方向に対して左側に傾斜する傾斜辺14Lと、傾斜辺14Rと傾斜辺14Lとを連結するタイヤ周方向に沿って平行に延びる直線辺14Sとで構成されている。
【0047】
周方向細溝14は、傾斜辺14L(傾斜辺14Rも同様)において、エッジのタイヤ幅方向の寸法をa、エッジのタイヤ周方向の寸法をbとしたときに、寸法aと寸法bの比率a/bは0.2〜1.2の範囲内が好ましい。
【0048】
図3に示すように、ショルダー側周方向主溝18もタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びており、タイヤ周方向に対して右側に傾斜する傾斜辺18Rと、タイヤ周方向に対して左側に傾斜する傾斜辺18Lと、傾斜辺18Rと傾斜辺18Lとを連結するタイヤ周方向に沿って平行に延びる直線辺18Sとで構成されている。
【0049】
ショルダー側周方向主溝18は、傾斜辺18R(傾斜辺18Lも同様)において、エッジのタイヤ幅方向の寸法をe、エッジのタイヤ周方向の寸法をfとしたときに、寸法eと寸法fの比率e/fは0.1〜0.4の範囲内が好ましい。
【0050】
図1及び図4に示すように、ショルダー側周方向主溝18の底部には、頂部の位置が踏面より低く設定され、かつ接地時に路面とすべり接触するリブ状の偏摩耗犠牲突起20がショルダー側周方向主溝18に沿って連続して設けられている。なお、偏摩耗犠牲突起20には、タイヤ幅方向に延びるサイプ22が複数形成されている。
【0051】
図1、及び図2に示すように、周方向細溝14のタイヤ幅方向両側には、周方向細溝14、センター側周方向主溝16、及びトレッド平面視で左上がりに傾斜する複数のセンター幅方向溝24によって区画される複数のセンターブロック26がタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列を形成している。
【0052】
なお、センター幅方向溝24は、周方向細溝14の直線辺14Sからセンター幅方向溝24に向けて延びている。
【0053】
図1及び図3に示すように、センターブロック26のタイヤ幅方向外側には、センター側周方向主溝16、ショルダー側周方向主溝18、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する複数のセカンド幅方向溝28によって区画される複数のセカンドブロック30がタイヤ周方向に沿って配置されてセカンドブロック列を形成している。
【0054】
なお、セカンド幅方向溝28は、ショルダー側周方向主溝18のタイヤ赤道面CL側の直線辺18Sからセンター側周方向主溝16に向けて延びている。
【0055】
センターブロック26には、セカンド幅方向溝28の延長線上に、ブロック内で終端すると共に、セカンド幅方向溝28とは逆方向に傾斜する短尺のセンター切欠溝32が形成されている。
【0056】
セカンドブロック30には、センター幅方向溝24の延長線上に、ブロック内で終端すると共に、センター幅方向溝24とは逆方向に傾斜する短尺のセカンド切欠溝34が形成されている。
【0057】
ここで、センター側周方向主溝16は、センターブロック26の側壁のうちのセンター切欠溝32よりもタイヤ周方向一方側の側壁に対応する周方向主溝第1部分16Aと、周方向主溝第1部分16Aとはタイヤ幅方向にずれて配置され、センター切欠溝32よりもタイヤ周方向他方側の側壁に対応する周方向主溝第2部分16Bとがタイヤ周方向に交互に配置されることで形成されている。
【0058】
図3に示すように、このセンター側周方向主溝16の溝幅をd、周方向主溝第1部分16Aと周方向主溝第2部分16Bとのタイヤ幅方向の変位量をcとしたときに、比率c/dが0.2〜0.8の範囲内に設定されていることが好ましい。
【0059】
セカンドブロック30のタイヤ幅方向外側には、ショルダー側周方向主溝18、及び複数のショルダー幅方向溝36によって区画されるショルダーブロック38がタイヤ周方向に沿って配置されてショルダーブロック列を形成している。なお、おり、ショルダー幅方向溝36は、ショルダー側周方向主溝18のトレッド端12E側の直線辺18Sからトレッド端12Eに向けてタイヤ幅方向に対して平行に延びている。
(作用)
本実施形態の空気入りタイヤ10は、トレッド12にタイヤ周方向に沿って延びるセンター側周方向主溝14、及びショルダー側周方向主溝16が各々2本、即ち、トレッド全体で4本の周方向主溝を備えているので高い排水性能が得られる。
【0060】
本実施形態の空気入りタイヤ10では、トレッド12のセンター部に、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる周方向細溝14で区画される複数のセンターブロック26がタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列を形成しているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が増加し、ウエット性能が向上する。
【0061】
さらに、トレッド12のセンター部には、センター幅方向溝24、及びセカンド幅方向溝28に加え、センター切欠溝32、及びセカンド切欠溝34が形成されているので、タイヤ幅方向のエッジ成分が更に増加し、さらにウエット性能が向上する。
【0062】
なお、トレッド12のセンター部に配置されるセンターブロック26は、センター側周方向主溝14、及びショルダー側周方向主溝16よりも幅の狭い周方向細溝24によって区画されているため、幅広の主溝で区画するよりもボリュームが大きくなると共に、接地時に互いに対向する溝壁同士が接触して実質上一体となり、ブロック剛性が向上する。
【0063】
したがって、センターブロック26のブロック剛性不足による偏摩耗が発生しない。
【0064】
空気入りタイヤ10が回転すると、トレッド12の踏面の径と偏摩耗犠牲突起20の頂部の径との径差により、接地時に偏摩耗犠牲突起20が路面と滑り接触し、偏摩耗犠牲突起20に隣接するショルダーブロック38に生ずべき偏摩耗(ショルダー側周方向主溝18に沿う)を肩代わりして摩耗する。
【0065】
特に、偏摩耗し易いショルダーブロック38を区画するショルダー側周方向主溝18内に偏摩耗犠牲突起20を設けることで、ショルダーブロック38の偏摩耗を効果的に抑制することができ、また、偏摩耗がタイヤ赤道面CL側に進展することも抑制できる。
【0066】
ところで、日本のような左車線走行の場合、道路は左下がりに設計されているため、進行方向左側からのサイドフォース入力により摩耗仕事量が増加するが、そのサイドフォース入力に対し、センターブロック26を区画するセンター幅方向溝24をトレッド平面視で左上がりに傾斜させると共に、センター切欠溝32をトレッド平面視で左上がりに傾斜させることで、入力方向に対して交差する方向に延びるエッジ成分確保することができ、同時に、センター幅方向溝24が開き易くなることから、例えば、雪を掴む事による雪柱剪断力を向上することができ、これによりウエット、及び雪上性能を向上することができる。
【0067】
さらに、上記サイドフォース入力に対し、セカンドブロック30を区画するセカンド幅方向溝28をトレッド平面視で右上がりに傾斜させると共に、セカンド切欠溝34をトレッド平面視で右上がりに傾斜させることで、前輪での入力に対するセカンドブロックの剛性を確保するこができ、これによってセカンドブロック30の耐偏摩耗性を向上することができる。
【0068】
なお、周方向細溝14において、傾斜辺14L(傾斜辺14Rも同様)のエッジのタイヤ幅方向の寸法aと、傾斜辺14L(傾斜辺14Rも同様)のエッジのタイヤ周方向の寸法bとの比率a/bが0.2未満になると、タイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0069】
一方、a/bが1.2を越えると、タイヤ1周当たりの傾斜辺14L及び傾斜辺14Rの数が少なくなり、接地面内でのタイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0070】
次に、センター側周方向主溝16において、溝幅dと変位量cとの比率c/dが0.2未満になると、タイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0071】
一方、c/dが0.8を越えると、振幅が大きくなり過ぎ、溝内の水が周方向に流れる際の抵抗が大きくなる。
【0072】
ショルダー側周方向主溝18において、傾斜辺18R(傾斜辺18Lも同様)のエッジのタイヤ幅方向の寸法eと、傾斜辺18R(傾斜辺18Lも同様)のエッジのタイヤ周方向の寸法fとの比率e/fが0.1未満になると、タイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
【0073】
一方、e/fが0.4を越えると、タイヤ1周当たりの傾斜辺18Rのエッジ及び傾斜辺18Lのエッジの数が少なくなり、接地面内でのタイヤ幅方向のエッジ成分が不足し、ウエット性能を向上させることが出来なくなる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第2の実施形態を図5にしたがって説明する。なお、上記実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0074】
第1の実施形態の空気入りタイヤ10のブロックパターンは左車線走行用に適したブロックパターンであるため、右車線走行用には適していない。
【0075】
右車線を走行したときのサイドフォースの入力方向は、左車線を走行したときのサイドフォースの入力方向と反対方向となるため、図5に示すように、本実施形態の右車線走行用の空気入りタイヤ40のトレッド12は、センター幅方向溝24はトレッド平面視で右上がりに、セカンド幅方向溝28はトレッド平面視で左上がりに傾斜している。
【0076】
なお、作用効果は第1の実施形態と同様である。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、従来例のタイヤ2種、及び本発明の適用された実施例のタイヤ1種を用意し、実地試験、及び実車試験を行った。
【0077】
実地試験:試験タイヤをリム(7.50×22.5)に組み付けて内圧900kPaとして車両(3軸20t車。2D4形式)に装着し、一般道を走行させ、一定距離毎にヒール・アンド・トゥ摩耗の段差量を測定した。試験結果は、図6に示す通りであり、実施例は従来例に比較してヒール・アンド・トゥ摩耗が略半減していることが分かる。
【0078】
実車ウエット旋回試験:水深2mmのコンクリート路面において、試験タイヤを装着した車両を半径30mから逸脱しないように旋回走行させ、その時の旋回加速度を測定した。
【0079】
評価は、従来例の旋回加速度を100とする指数で表した。評価は、指数の数値が大きいほど旋回加速度が大きく、ウエット路面での旋回性能に優れていることを表している。
【0080】
実施例のタイヤ:上記第1の実施形態のタイヤである(図1〜4参照)。
【0081】
従来例のタイヤ:従来例で説明した図7に示すトレッドパターンを有するタイヤである。
【0082】
ウエット旋回試験の結果は以下の表1に記載する通りである。
【0083】
【表1】
Figure 2004142549
【0084】
試験の結果から、本発明の適用された実施例のタイヤは、従来例のタイヤに比較してウエット路面での旋回性能が高いことが分かる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤは上記の構成としたので、高いウエット性能を確保しつつ、偏摩耗を抑制することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図2】センターブロックの拡大平面図である。
【図3】センターブロック、セカンドブロック、及びショルダーブロックの拡大平面図である。
【図4】ショルダー側周方向主溝の断面図である。
【図5】第2の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図6】実地試験の結果を示すグラフである。
【図7】従来例に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【符号の説明】
10   空気入りタイヤ
12   トレッド
14   周方向細溝
16   センター側周方向主溝
18   ショルダー側周方向主溝
20   偏摩耗犠牲突起
24   センター幅方向溝
26   センターブロック
28   セカンド幅方向溝
30   セカンドブロック
36   ショルダー幅方向溝
38   ショルダーブロック
32   センター切欠溝
34   セカンド切欠溝
14R  傾斜辺
14L  傾斜辺
16A  周方向主溝第1部分
16B  周方向主溝第2部分
18R  傾斜辺
18L  傾斜辺

Claims (6)

  1. トレッド幅方向中央部に設けられタイヤ周方向に沿って延びる周方向細溝と、前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるセンター側周方向主溝と、前記センター側周方向主溝のタイヤ幅方向外側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるショルダー側周方向主溝と、タイヤ幅方向に延びる複数の幅方向溝とで区画された複数のブロックをトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
    前記周方向細溝は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延び、
    前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側には、前記周方向細溝、前記センター側周方向主溝、及びトレッド平面視で左上がりに傾斜する複数のセンター幅方向溝によって区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列が形成されており、
    前記センターブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記センター側周方向主溝、前記ショルダー側周方向主溝、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する複数のセカンド幅方向溝によって区画される複数のセカンドブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセカンドブロック列が形成されており、
    前記セカンドブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記ショルダー側周方向主溝、及び複数のショルダー幅方向溝によって区画されるショルダーブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてショルダーブロック列が形成されており、
    前記センターブロック及び前記セカンドブロックはタイヤ周方向に位相がずれており、
    前記セカンド幅方向溝の延長線上に位置する前記センターブロックには、前記セカンドブロック側に、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で左上がりに傾斜する短尺のセンター切欠溝が形成され、
    前記センター幅方向溝の延長線上に位置する前記セカンドブロックの前記センターブロック側の側壁面には、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で右上がりに傾斜する短尺のセカンド切欠溝が形成されている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド幅方向中央部に設けられタイヤ周方向に沿って延びる周方向細溝と、前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるセンター側周方向主溝と、前記センター側周方向主溝のタイヤ幅方向外側に設けられ前記周方向細溝よりも溝幅が広く設定されると共にタイヤ周方向に沿って延びるショルダー側周方向主溝と、タイヤ幅方向に延びる複数の幅方向溝とで区画された複数のブロックをトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
    前記周方向細溝は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延び、
    前記周方向細溝のタイヤ幅方向両側には、前記周方向細溝、前記センター側周方向主溝、及びトレッド平面視で右上がりに傾斜する複数のセンター幅方向溝によって区画される複数のセンターブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセンター部ブロック列が形成されており、
    前記センターブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記センター側周方向主溝、前記ショルダー側周方向主溝、及びトレッド平面視で左上がりに傾斜する複数のセカンド幅方向溝によって区画される複数のセカンドブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてセカンドブロック列が形成されており、
    前記セカンドブロック列のタイヤ幅方向外側には、前記ショルダー側周方向主溝、及び複数のショルダー幅方向溝によって区画されるショルダーブロックがタイヤ周方向に沿って配置されてショルダーブロック列が形成されており、
    前記センターブロック及び前記セカンドブロックはタイヤ周方向に位相がずれており、
    前記セカンド幅方向溝の延長線上に位置する前記センターブロックの前記セカンドブロック側の側壁面には、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で右上がりに傾斜する短尺のセンター切欠溝が形成され、
    前記センター幅方向溝の延長線上に位置する前記セカンドブロックの前記センターブロック側の側壁面には、ブロック内で終端すると共に、トレッド平面視で左上がりに傾斜する短尺のセカンド切欠溝が形成されている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記周方向細溝において、タイヤ周方向に対して傾斜している傾斜辺のエッジのタイヤ幅方向の寸法をa、前記傾斜辺のエッジのタイヤ周方向の寸法をbとしたときに、a/b=0.2〜1.2を満足する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター側周方向主溝は、センターブロックの側壁のうちの前記切欠溝よりもタイヤ周方向一方側の第1側壁に対応する周方向主溝第1部分と、前記周方向主溝第1部分とはタイヤ幅方向にずれて配置され前記切欠溝よりもタイヤ周方向他方側の第2側壁に対応する周方向主溝第2部分とがタイヤ周方向に交互に配置されており、
    前記周方向主溝の溝幅をd、前記周方向主溝第1部分と前記周方向主溝第2部分とのタイヤ幅方向の変位量をcとしたときに、比率c/dが0.2〜0.8の範囲内に設定されている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ショルダー側周方向主溝の溝底には、頂部の位置が踏面より低く設定され、かつ接地時に路面と接触する偏摩耗犠牲突起が前記ショルダー側周方向主溝に沿ってジグザグ状に設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ショルダー側周方向主溝はタイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びており、前記ショルダー側周方向主溝のタイヤ周方向に対して傾斜している傾斜辺のエッジのタイヤ幅方向の寸法をe、前記傾斜辺のエッジのタイヤ周方向の寸法をfとしたときに、e/f=0.1〜0.4を満足する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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