JP5515655B2 - 車両用シートおよび車両用シートの製造方法 - Google Patents

車両用シートおよび車両用シートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用シートおよび車両用シートの製造方法に関する。より詳しくは、着座者を支持する支持面が面状弾性体と該面状弾性体の周囲に配置されるクッション材とで形成される車両用シートおよびその製造方法に関する。
従来、支持面が面状弾性体で形成されている車両用シートとして、所謂ネットシートがあった。車両用のネットシートは、例えば、下記特許文献1に開示される。このネットシートでは、ネットの端部に縫着された断面略J字状のフックがシートフレームに設けられたワイヤに掛止されることによりネットがシートフレームに取り付けられる。このようなネットシートでは、フックの縫製位置のばらつきによりネットの張り具合にばらつきが生じることが懸念される。
また、車両用ではないが、オフィス等で用いられるネットシートには、ネットの周縁に樹脂製の枠体が一体的に形成されており、その樹脂製の枠体の全周がパイプフレームに取り付けられることで支持面が形成されているものがある(例えば、下記特許文献2参照)。このようなネットシートでは、成形型内でネットを張った状態とし、その周りに樹脂製の枠体を成形することで、予めネットを張設状態で枠体に支持させておき、その枠体をシートフレームに取り付けるため、ネットの張り具合がばらつきにくい。
特開2002−233437号公報 特開2004−90521号公報
しかしながら、上記オフィス等で用いられるネットシートを車両用のシートに適用しようとすると、着座面の周囲に樹脂製の枠体が露出しているため、座り心地を確保しにくい。特に、車両の横揺れ時等における着座者の保持性を確保するのが困難である。そこで、着座面の側部にクッション材を追加設定して枠体を覆うことが考えられる。しかし、クッション材を追加設定すると、ネット表面とクッション材との境界でクッション材が浮きやすく、見栄えの良さを確保しにくい。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、車両用シートにおいて、支持面を構成する面状弾性体の張り具合のばらつきを低減することを可能とするとともに、座り心地と見栄えの良さをも確保可能とすることにある。
本発明は、上記課題を解決するために次の手段を採用する。
第1の発明は、着座者を支持する支持面が面状弾性体と該面状弾性体の周囲に配置されるクッション材とで形成される車両用シートであって、前記面状弾性体は周縁に一体的に設けられた枠体に張設され、該枠体がシートの骨格部材に固定されることで当該シートに組み付けられており、前記クッション材は前記面状弾性体の前記支持面側の周囲に重ね合わせて配設されており、前記面状弾性体の前記支持面側に一体的に取り付けられた表皮材で被覆されていることを特徴とする車両用シートである。
第1の発明の車両用シートによれば、面状弾性体は予め周縁に一体的に設けられた枠体に張設され、その枠体がシートの骨格部材に固定されることでシートに組み付けられているため、面状弾性体の張り具合のばらつきを低減することを可能である。また、面状弾性体の支持面側において周囲に重ねられたクッション材により枠体が覆われるため、枠体により座り心地を低下させず、着座者の保持性を確保して座り心地を向上させることができる。また、クッション材を被覆する表皮材は面状弾性体の支持面側に一体的に取り付けられているため、面状弾性体に対してクッション材が浮くことがなく、見栄えが良い。
第2の発明は、着座者を支持する支持面が面状弾性体と該面状弾性体の周囲に配置されるクッション材とで形成される車両用シートの製造方法であって、前記の支持面側に前記クッション材を被覆するための表皮材を一体的に取り付けて面状弾性体複合体を形成し、該面状弾性体複合体を構成する面状弾性体が張った状態となるように成形型内で該面状弾性体の周縁に枠体を成形して枠付き面状弾性体複合体を形成し、該枠付き面状弾性体複合体の前記枠体をシートの骨格部材に固定するとともに前記クッション材を前記面状弾性体の支持面側の周囲に重ね合わせて配置し前記表皮で被覆することを特徴とする車両用シートの製造方法である。
第2の発明の車両用シートの製造方法によれば、張設されて枠体付き面状弾性体複合体を構成する前、すなわち張設される前の面状弾性体の支持面側に表皮材が一体的に取り付けられて面状弾性体複合体が形成される。そのため、容易に表皮材を面状弾性体に取り付けることができ、上記第1の発明の車両用シートを容易に製造することができる。
また、上記車両用シートの製造方法においては、前記面状弾性体複合体を構成する面状弾性体の前記表皮材が一体的に取り付けられる箇所の裏面側に位置決めフックを一体的に取り付け、該位置決めフックを前記成形型内に形成された位置決め凹部に嵌合させることにより前記面状弾性体複合体の前記成形型への位置決めを行うことが好ましい。それにより、成形型に対して面状弾性体複合体を容易に位置決めすることができ、枠体に対する表皮材の位置決めが確実に行われるため、支持面において所定の位置に表皮材を配置させることが容易である。
また、上記車両用シートの製造方法においては、前記成形型内で前記面状弾性体複合体を構成する面状弾性体の周縁に枠体を成形するにあたり、前記表皮材を前記成形型に形成された表皮材収容凹部へ収めておくことも好ましい。それにより、成形型内で安定的に張った状態としやすく、面状成形体の張り具合のばらつきを一層低減しやすい。
上記第1の発明の車両用シートによれば、面状弾性体の張り具合のばらつきを低減することを可能とするとともに、座り心地と見栄えの良さをも確保することができる。
上記第2の発明の車両用シートの製造方法によれば、上記第1の発明の車両用シートを容易に製造することが可能である。また、面状弾性体複合体の裏面側に位置決めフックを一体的に取り付け、該位置決めフックを成形型内の位置決め凹部に嵌合させるようにすれば、枠体に対する表皮材の位置決めが容易且つ確実に行われ、上記第1の発明の車両用シートを一層容易且つ均一に製造することが可能となる。また、成形型に面状弾性体複合体に一体的に取り付けられた表皮材を収める表皮材収容凹部を設ければ、面状成形体の張り具合のばらつきを一層低減しやすい。
本発明の実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 図1に示される車両用シートのII−II線断面図である。 本発明の実施形態に係るネット複合体の斜視図である。 図3に示されるネット複合体のIV−IV線断面図である。 本発明の実施形態に係る枠付きネット複合体の成形方法を示す図であり、金型を図4に示されるネット複合体の断面に対応して示す断面図である。 図5に示されるVI部分を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態に係る枠付きネット複合体の斜視図である。 図7に示される枠付きネット複合体のVIII−VIII線断面図である。 図2に示される車両用シートにおいて着座者の荷重が付与された状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態の車両用シート10は自動車等の車両に装備されるシートであり、図1に示されるように、座面となるシートクッション12、背凭れとなるシートバック14、およびヘッドレスト13を備えている。シートクッション12は、表皮で被覆されたクッション材で着座者の荷重を弾性的に支持するものである。シートバック14は、着座者を支持する支持面16の一部が面状弾性体であるネット20で構成されている。本実施形態においては、このシートバック14に本発明が適用されている。したがって、以下、シートバック14について詳細に説明する。なお、各図において矢印で示すF,Uはネットシート10の前方,上方を示している。また、以下の説明において、特に断りのない場合は、ネット20等の各部材の表裏について、表面とは、シートバック14の外方に向く面を意味し、裏面とは、前記表面とは反対側のシートバック14の内方に向く面を意味する。
まず、ネットシート10の構成について説明する。
シートバック14の支持面16は、ネット20とネット20の周囲四方に配されたクッション材30とで形作られている。ネット20は、メッシュ状に形成された織物や編物等である。クッション材30は、発泡ウレタン等で形成されており、その表面が表皮材32で被覆されている。表皮材32、織物、編物等の各種ファブリック又は皮革等で形成することができ、本実施形態では、表皮材32をネット20と同じ材料で形成することにより支持面16全体の統一感が演出されている。一方、図2に示されるように、シートバック14の支持面16とは反対側の背面18はポリプロピレン等の合成樹脂で形成されたバックボード19で構成されている。
ネット20は、その周縁に周囲四辺を取り囲むように一体的に設けられた枠体22に張設されている。枠体22は、ポリプロピレン等の合成樹脂で形成された枠体である。枠体22は、その表面22aは略平らであるが、裏面22bにはバックフレーム40に嵌合可能な嵌め込み凹部24が形成されている。バックフレーム40は、シートバック14の骨格部材であって、略門形に形成された剛体よりなる。枠体22の凹部24が、バックフレーム40の支持面16側の一端40aに嵌合されることによりネット20が張った状態で組み付けられている。
クッション材30は、ネット20の縁端に一体的に設けられた枠体22とネット20の一部とを覆うようにネット20の表面20a(支持面16を構成する方の面)の周囲に重ね合わせて配設されている。クッション材30は、支持面16の中央側ほど薄く外側ほど厚く形成されており、支持面16の外側ほど盛り上がった形状となっている。
図1等に示されるように、クッション材30の表面を被覆する表皮材32は、ファブリック又は皮革等の原反を裁断して形成した複数の表皮片33a〜dを縫合してなる。図2に示されるように、本実施形態の表皮材32は、支持面16の周囲四辺に対応する4枚の帯状の表皮片33a〜dの四隅に対応する端部を縫製により環状に繋ぎ合わせてなる。表皮材32のクッション材30を被覆した状態で支持面16の中央側に位置する一縁辺34は、クッション材30の支持面16の中央側の縁端30aに沿ってネット20の表面20aに縫着されてネット20に一体的に取り付けられている。表皮材32の支持面16の外方に位置する他縁辺36には、断面J字型のフック38が縫着されており、このフック38がバックフレーム40の背面側の他端40bに係止されている。
次に、ネットシート10の製造方法に関し、本実施形態の特徴部分である支持面16の形成方法について説明する。
まず、図3,図4に示されるように、ネット複合体26を形成する。このネット複合体26が本発明の面状弾性体複合体に相当する。ネット複合体26は、周縁に枠体22が設けられる前のネット(以下、理解を容易にするためにネット原反と称して区別する。)50の表面50aに表皮材32が縫着されてなる。ネット原反50は、シートバック14に組み付けられたネット20に比して一回り大きく裁断されている。ネット原反50の表面50aに表皮材32の表面32aを対向させた状態で重ね合わせ、表皮材32の一縁辺34をネット原反50に合わせ縫いにて縫着することで表皮材32を容易にネット原反50に縫着することができる。なお、図3においては、縫線が破線で示されている。
図4に示されるように、このネット複合体26を構成するネット原反50の裏面50bには、後の工程で枠付きネット複合体28を形成する際に利用することのできる位置決めフック52が縫合により一体的に取り付けられている。位置決めフック52は、ネット原反50の裏面50bから突出する突起部54と該突起部54の基端と略直角に連接された縫着部56とを有する。位置決めフック52は、表皮材32の一縁辺34が縫着された箇所の裏面50bに配設され、縫着部56がネット原反50の裏面50bに沿うようにネット原反50に縫着されており、該縫着部56の外方の端部から突起部54がネット原反50の裏面50b側に突起した状態で設けられている。位置決めフック52のネット原反50に対する縫着は、好ましくは、ネット原反50に表皮材32を縫着してネット複合体26を形成する際に行われる。
次に、図7に示されるように、枠付きネット複合体28を形成する。枠付きネット複合体28は、枠体22がネット複合体26に一体的に成形されてなる。枠付きネット複合体28が本発明の枠付き面状弾性体複合体に相当する。枠付きネット複合体28は、図5に示されるように、2枚構成の金型60,62よりなる成形型を用いて成形することができる。すなわち、金型60,62の相互に対向する成形面60a,62aでネット複合体26を挟んだ状態において該成形面60a,62aの間に形成された樹脂枠成形空間64に溶融した樹脂材料を流し込み、枠体22を成形することによって枠付きネット複合体28を形成することができる。
一方の金型60は、その成形面60aでネット複合体26をネット原反50の裏面50b側から挟む。一方の金型60の成形面60aは、中央は略平らであり、周囲四方に枠体22の裏面22b側の形状を形作る成形凹部61が形成されている。また、図6に示すように、一方の金型60の成形面60aには、成形凹部61よりも中央よりの位置にネット複合体26に設けられた位置決めフック52の突起部54を嵌合させることのできる位置決め凹部68が形成されている。
図5に戻り、他方の金型62は、その成形面62aでネット複合体26をネット原反50の表面50a側から挟む。他方の金型62の成形面62aは、中央に表皮材32を収容することのできる表皮材収容凹部66が形成されている。表皮材収容凹部66は、表皮材32がネット原反50に縫着された箇所(表皮材32の一縁辺34)を包含する大きさであって、表皮材32を中央側へ倒した状態で表皮材32の全体を収容することのできる深さである。他方の金型62の成形面62aの周囲四方には、枠体22の表面22b側の形状を形作る成形凹部63が形成されている。一方の金型60と他方の金型62とが閉じ合わされることにより一方の金型60の成形凹部61と他方の金型62の成形凹部63との間に形成される空間が樹脂枠成形空間64を成す。
枠付きネット複合体28を成形するときは、先ず、ネット複合体26を一方の金型60の成形面60aと他方の金型62の成形面62aとの間に配置する。このとき、表皮材32が表皮材収容凹部66に収容され、ネット原反50の周端部51が樹脂枠成形空間64よりも外方にはみ出すようにネット複合体26が配置される。ネット複合体26に設けられた位置決めフック52の突起部54を一方の金型60の成形面60aに形成された位置決め凹部68に嵌合させることで、ネット複合体26の金型60,62に対する相対的な位置決めを行うことができる。すなわち、樹脂枠成形空間64と表皮材32との相対位置を決定することで、成形される枠体22に対する表皮材32の配置を正確に定めることができる。言い換えれば、支持面16における表皮材32の配置を正確に定めることができる。
次に、一方の金型60と他方の金型62とを閉じ合わせる。本実施形態では、一方の金型60がコア型であり、他方の金型62がキャビティ型である。固定されたキャビティ型である他方の金型62に対してコア型である一方の金型60が移動して型締めされる。このとき、ネット複合体26のネット原反50は金型60,62により張った状態で保持される。次いで、樹脂枠成形空間64に溶融した樹脂材料を注入する。樹脂材料はネット原反50の網目構造を通じて表裏に流通可能であり、樹脂枠成形空間64に満たされる。これによりネット原反50が埋め込まれた状態で枠体22が成形される。枠体22が冷却固化した後、型開きをしてネット複合体26と枠体22とが一体化されたものを取り出す。次に、枠体22の外方にはみ出したネット原反50の周端部51を切除する。以上の工程を経て、図7に示されるように、枠体22が張った状態でネット20を保持する枠付きネット複合体28が得られる。なお、図7においては枠付きネット複合体28を極模式的に示したが、適宜枠体22を湾曲させた成形するなど三次元成形することによりネット20を湾曲させた状態で張設して着座者の体に沿いやすい形状とすることができる。
次に、図8に二点鎖線で示されるように、枠付きネット複合体28をバックフレーム40に組み付ける。枠体22の裏面22bに形成された嵌め込み凹部24をバックフレーム40の前方の一端40aに外嵌することにより容易にバックフレーム40に枠付きネット複合体28を組み付けることができる。
次に、図8に二点鎖線で示されるように、枠体22の表面22a及びネット20の一部にクッション材30を重ね合わせ、表皮材32のフック38を備えた他縁辺36を外方に開くことによりクッション材30をくるみながら、フック38をバックフレーム40の背面側の他端40bに係止する。これにより、図2に示されるように、支持面16が形成される。なお、枠付きネット複合体28の形成過程で用いられる位置決めフック52はネット20の裏面20b側に残存したままであっても座り心地等の性能には影響がないため、残存させておいて構わない。
以上の構成のネットシート10によれば、以下の作用効果を奏する。
ネット20は、予め周縁に一体的に設けられた枠体22に張設された枠付きネット複合体28の構成でバックフレーム40組み付けられる。そのため、ネット20の張り具合のばらつきを低減し、座り心地を安定化させることができる。
また、枠体22は、その表面22aがクッション材30で覆われており、支持面16には露出しないため座り心地の良さを低下させることはなく、むしろクッション材30により着座者を保持する機能が付加され、車両の走行時においても座り心地(乗り心地)を向上させることができる。
特に、本実施形態では、図2に示されるように、クッション材30が支持面16の中央側ほど薄く外側ほど厚く形成された断面略三角形であり、支持面16の外側に位置する頂上部30bから中央側の端縁30aにかけて下る傾斜部30cが形成されている。そして、枠体22の幅から支持面16の中央側に張り出し、枠体22だけでなくネット20の一部とも重複して配置されている。このクッション材30を被覆する表皮材32の一縁辺34は、クッション材30の中央側の端縁30aに沿ってネット20に縫着されているため、図9に示されるように、着座者Hの荷重が支持面16に作用すると、ネット20が後方に撓むのに追従してクッション材30を被覆する表皮材32の一縁辺34が後方へ引っ張られ、クッション材30には、支持面16の外側から中央側後方へ巻き込む力が作用する。その結果、図9に二点鎖線で示される着座者Hの荷重が作用していない状態から、実線で示されるようにクッション材30が変形させられるとともに枠体22の表面22aを滑って多少中央側へ変位して、頂上部30bが中央側(着座者H側)へ寄り、中央側の端縁30aが後方へ変位して傾斜部30cの傾斜がきつくなる。それにより、左右のクッション材30で着座者Hを挟み込むように保持することができ、良好な保持性(ホールド性)を発揮することができる。
また、枠体22の成形時にネット原反50の網目構造によりネット原反50の面方向に樹脂原料がはみ出してバリが形成される場合があるが、バリが生じた場合であってもクッション材30に隠されるため支持面16に露出せず見栄えを悪くすることがない。
また、クッション材30を被覆する表皮材32は、その支持面16中央側の一縁辺34がクッション材30の中央側の縁端30aが配置される位置に沿って予めネット20の表面20aに縫着されている。そのため、支持面16においてネット20に対してクッション材30に浮きが生じることが無く、見栄えが良い。
また、表皮材32は、張設される前のネット原反50に縫着するため、容易に縫着することができる。
また、表皮材32の縫着されたネット原反50(ネット複合体26)に一体的に枠体22を成形するにあたっては、他方の金型62に表皮材収容凹部66が形成されており、表皮材32を収容することができるため、表皮材32が縫着されていてもネット原反50を一定の張り具合でもって金型60,62に挟持させることができる。
また、ネット複合体26は、裏面50bに備え付けられた位置決めフック52の突起部54を一方の金型60の成形面60aに設けられた位置決め凹部68に嵌合させることにより一方の金型60に対して容易に位置決めすることができ、支持面16における表皮材32の位置決めを容易に行うことができる。
なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、ネット20に変えて、弾性的に着座者を支持可能な織物や編物等からなるメッシュ状でない面状弾性体を適用することもできる。
また、上記実施形態では本発明がシートバック14に適用された実施形態を例示したが、本発明はシートクッション12、あるいはヘッドレスト13に適用することもできる。
10 車両用シート
14 シートバック
16 支持面
20 ネット
22 枠体
26 ネット複合体
28 樹脂枠付きネット複合体
30 クッション材
32 表皮材
34 (表皮材の)一縁辺
36 (表皮材の)他縁辺
38 フック
40 バックフレーム
50 ネット原反
52 位置決めフック
54 突起部
60 一方の金型(成形型)
62 他方の金型(成形型)
64 樹脂枠成形空間
66 表皮材収容凹部
68 位置決め凹部

Claims (4)

  1. 着座者を支持する支持面が面状弾性体と該面状弾性体の周囲に配置されるクッション材とで形成される車両用シートであって、
    前記面状弾性体は周縁に一体的に設けられた枠体に張設され、該枠体がシートの骨格部材に固定されることで当該シートに組み付けられており、前記クッション材は前記面状弾性体の前記支持面側の周囲に重ね合わせて配設されており、前記面状弾性体の前記支持面側に一体的に取り付けられた表皮材で被覆されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 着座者を支持する支持面が面状弾性体と該面状弾性体の周囲に配置されるクッション材とで形成される車両用シートの製造方法であって、
    前記の支持面側に前記クッション材を被覆するための表皮材を一体的に取り付けて面状弾性体複合体を形成し、該面状弾性体複合体を構成する面状弾性体が張った状態となるように成形型内で該面状弾性体の周縁に枠体を成形して枠付き面状弾性体複合体を形成し、該枠付き面状弾性体複合体の前記枠体をシートの骨格部材に固定するとともに前記クッション材を前記面状弾性体の支持面側の周囲に重ね合わせて配置し前記表皮で被覆することを特徴とする車両用シートの製造方法。
  3. 請求項2に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記面状弾性体複合体を構成する面状弾性体の前記表皮材が一体的に取り付けられる箇所の裏面側に位置決めフックを一体的に取り付け、該位置決めフックを前記成形型内に形成された位置決め凹部に嵌合させることにより前記面状弾性体複合体の前記成形型への位置決めを行うことを特徴とする車両用シートの製造方法。
  4. 請求項2または請求項3に記載の車両用シートの製造方法であって、
    前記成形型内で前記面状弾性体複合体を構成する面状弾性体の周縁に枠体を成形するにあたり、前記表皮材を前記成形型に形成された表皮材収容凹部へ収めておくことを特徴とする車両用シートの製造方法。
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