JP4790133B2 - 椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法及びこれを利用する構造物 - Google Patents

椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法及びこれを利用する構造物 Download PDF

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    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
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    • A47C31/02Upholstery attaching means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法およびこれを利用した構造物に関する。更に詳述すると、本発明はメッシュあるいはフィルム若しくは布地、不織布等の膜状部材とその周縁を保持する枠状支持部材とから成り、椅子のフレームに組み付けられて椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法およびこれを利用した構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15及び図16に示すように、脚部を構成するパイプフレーム101に座103が直接取り付けられる椅子102が知られている(実公平8−8673号参照)。この椅子102の座103は、パイプフレーム101に溶接された受け金具108の上にボルト109によりねじ止め固定された枠状支持部材104と、該枠状支持部材104に一体化されたメッシュシートから成る膜状部材105と、該膜状部材105に載置されたクッション106と、クッション106及び枠状支持部材104を覆って枠状支持部材104の外側から裏側に回り込んで止着された上張地107とを備える。なお、図16中、符号110はボルト109に螺合するナット、符号111は枠状支持部材104のナット受け孔を示す。
【0003】
そして、膜状部材105を一体化した枠状支持部材104、即ちいわゆるシェル状の構造物は、インサート成形により形成される。この形成は例えば特公平7−37049号公報に開示されるように、図16に示すような金型112の外部に金型112を挟むように配置した一対のクランプ機構113を使用して、膜状部材105を挟持して金型112の間に位置させる。このとき、張力付与機構114によりクランプ機構113を金型112から離す方向(図中矢印で示す)に引っ張るようにして、膜状部材105に対して座103として必要な張力を与えておく。そして、各金型112を型締めして射出成形を行うことにより、枠状支持部材104と膜状部材105とを一体化する。さらに、枠状支持部材104が硬化してから金型112より取り外して、枠状支持部材104の周縁からはみ出した膜状部材105を切り取る。これにより、構造物が完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構造物の製造方法では、膜状部材105が枠状支持部材104の表面に沿って露出しているので、膜状部材105と合成樹脂との平滑でない固着面が表れてしまい見栄えが良くない。しかも、はみ出した膜状部材105を切り落とした後の周縁116が図18に示すように表面に沿って剥がれ易く、剥がれると見栄えが悪くなってしまう。このため、この構造物をそのまま椅子のフレームに取り付けると、椅子の概観を外観を損ねてしまう。
【0005】
そこで、本発明は、外観の良い椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法およびこれを利用する構造物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、メッシュあるいはフィルム若しくは布地、不織布等の膜状部材とその周縁を保持する合成樹脂製の枠状支持部材とから成り、椅子のフレームに組み付けられて椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法において、膜状部材を芯材として枠状支持部材をインサート成形するための型に、膜状部材に構造物として必要な弾力性を発揮させる張力を与えた状態で、該膜状部材が型のキャビティを形成する型面に無接触あるいは点接触若しくは線接触すると共に膜状部材の周縁側は枠状支持部材の縁部を通過するように設置し、また、型のキャビティに連通するゲートを型に形成すると共に膜状部材のゲートに向き合った部位に合成樹脂が通過可能な逃げ孔を形成して、型のキャビティにゲートから合成樹脂を射出して硬化させて枠状支持部材の成形を行うと同時に膜状部材と一体化して、枠状支持部材の周縁からはみ出した膜状部材を切り取るようにしている。
【0007】
したがって、膜状部材の周縁側が枠状支持部材の縁部を通過するので、膜状部材の不要部分をトリミングしても構造物の側面にはトリミングの跡が残らない。このため、構造物の外観を良くすることができる。しかも、キャビティ内で膜状部材が型面に面接触しないので、枠状支持部材と膜状部材との固着面が外部に露出することを防止でき外観を良好にできる。また、はみ出した部分を切り落とした膜状部材の縁部が枠状支持部材の表面に沿って剥がれてしまうことを防止できるので、見栄えを良くすることができる。さらに、ゲートから射出された合成樹脂が膜状部材の逃げ孔を通過して膜状部材の裏側に容易に回り込むことができるので、合成樹脂の流れを良くして均一に行き渡らせることができる。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法において、膜状部材の中心側は枠状支持部材の内側面の表裏方向中央部を通過するようにしている。この場合、膜状部材は枠状支持部材の内側部で表裏両側から厚く支持されるので、枠状支持部材での膜状部材の支持力を大きくして膜状部材により支持可能な荷重を増大することができる。
【0009】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法において、キャビティには、膜状部材を型面から離して支持する支持部材が設けられるようにしている。したがって、膜状部材を枠状支持部材の内部に隠して固着面の露出を防ぐことができる。
【0012】
また、請求項記載の発明は、請求項1から3のいずれか一つに記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法において、逃げ孔と離間させて型のキャビティの方向に沿って合成樹脂が通過可能な流通孔が形成されるようにしている。したがって、樹脂が逃げ孔および流通孔を通過して膜状部材の表裏に容易に行き渡ることができる。
【0013】
また、請求項5記載の発明は、請求項2記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法において、型に角縁を形成して該角縁によってキャビティ内で膜状部材を線接触によって位置固定すると共に、枠状支持部材の外側面の下側の縁部から膜状部材の周縁側部をはみ出させるようにしている。したがって、膜状部材が型面に面接触すること無く枠状支持部材の表面に膜状部材の露出面が表れないので見栄えを良くすることができると共に、はみ出した部分を切り落とした膜状部材の縁部が枠状支持部材の表面に沿って剥がれてしまうことを防止できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明の構造物を椅子の座に適用した場合について説明している。
【0032】
この構造物1は、図1および図2に示すように、メッシュあるいはフィルム若しくは布地、不織布等の膜状部材2とその周縁を保持する例えば熱可塑性合成樹脂等の樹脂製の枠状支持部材3とから成り、椅子のフレームに組み付けられるものである。また、枠状支持部材3は単体でも膜状部材2の張力を支持できる剛性を有しているものとしている。すなわち、この枠状支持部材3は椅子のフレームに取り付けなくても、膜状部材2が構造物1として必要な張力を得られるように支持している。このため、構造物1をフレームに取り付けるときに膜状部材2に必要な張力を与えることがないので、取付作業を容易にすることができる。
【0033】
そして、この構造物1の製造方法は、膜状部材2に構造物1として必要な弾力性を発揮させる張力を与えて、この膜状部材2を芯材として枠状支持部材3をインサート成形するための型7,8に挟み込む。このとき、膜状部材2を、型7,8のキャビティ6を形成する型面に無接触あるいは点接触若しくは線接触すると共に、膜状部材2の周縁側部2aは枠状支持部材3の縁部3cを通過するように設置する。
【0034】
さらに、型7,8のキャビティ6に合成樹脂を射出して硬化させ、枠状支持部材3の成形を行うと同時に膜状部材2と一体化する。そして、枠状支持部材3の縁部3cからはみ出した膜状部材2を切り取る。よって、膜状部材2の周縁側部2aが枠状支持部材3の縁部3cを通過するので、膜状部材2の不要部分をトリミングしても構造物1の側面にはトリミングの跡が残らず、構造物1の外観を良くすることができる。また、キャビティ6内で膜状部材2が型面に面接触しないので、枠状支持部材3と膜状部材2との固着面が外部に露出することを防止でき、外観を良くすることができる。しかも、膜状部材2の固着面が隠れるので、はみ出した部分を切り落とした膜状部材2の縁部が図18に示すように表面に沿って剥がれてしまうことを防止して、見栄えを良くすることができる。
【0035】
本実施形態では、膜状部材2の中心側部2bは枠状支持部材3の内側面3bの表裏方向中央部を通過するようにしている。この場合、膜状部材2の中心側部2bは枠状支持部材3の内側部で表裏両側から厚く支持されるので、枠状支持部材3での膜状部材2の支持力を大きくして膜状部材2により支持可能な荷重を増大することができる。
【0036】
枠状支持部材3は断面L字形状としている。そして、枠状支持部材3の外側面3aの下側の縁部3cから膜状部材2の周縁側部2aが引き出されていると共に、枠状支持部材3の内側面3bの表裏方向中央部から膜状部材2の中心側部2bが引き出されている。
【0037】
また、枠状支持部材3を形成する熱可塑性樹脂は、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPP(ポリプロピレン)等のオレフィン系樹脂を採用している。但し、熱可塑性合成樹脂としてはこれに限られず、例えばポリエステルのように枠状支持部材3として一般に使用される既知若しくは新規の材質を利用することができる。なお、本実施形態では枠状支持部材3を熱可塑性合成樹脂により形成しているが、これには限られず膜状部材2よりも低い温度で硬化する熱硬化性樹脂等の他の樹脂を使用しても良い。この場合は、枠状支持部材3が硬化する程度に加熱して膜状部材2と枠状支持部材3とを一体化する。
【0038】
さらに、膜状部材2はオレフィン系樹脂製あるいはポリエステル製としている。構造物1の全体がオレフィン系樹脂製である場合には、分別廃棄することなくそのままリサイクルすることができる。本実施形態では、膜状部材2はポリエステル製のメッシュシート(例えば、デュポン社製 商品名ダイメトロール)にしている。すなわち、メッシュシートは、ポリエステル糸とエラストマ性ポリエステル糸との織物によって構成されている。
【0039】
本実施形態では、枠状支持部材3をオレフィン系樹脂で構成すると共に膜状部材2をポリエステルで構成しているので、構造物1から金属等を分離することなくそのままリサイクルすることができる。あるいは、枠状支持部材3と膜状部材2とのいずれもポリエステルで構成しても良い。この場合も構造物1から金属等を分離することなくそのままリサイクルすることができる。また、膜状部材2がメッシュであるので、高い通気性を得て座り心地の良い快適な構造物1を得ることができる。
【0040】
上述した構造物1を作成するときは、膜状部材2の周縁側部2aを張力付与機構(図示せず)で引っ張って、構造物1として必要な弾力性を発揮させる張力を与える。この膜状部材2に対して両側面から金型7,8で挟み込んで型締めする。
【0041】
このとき、枠状支持部材3の外側面3aの下側の縁部3cから膜状部材2の周縁側部2aを引き出すと共に、枠状支持部材3の内側面3bの表裏方向中央部から膜状部材2の中心側部2bを引き出すようにしているので、膜状部材2はキャビティ6内で下金型8の角縁8aに当てられて線接触により位置固定されている。このため、膜状部材2が型面に面接触すること無く枠状支持部材3の表面に膜状部材2の露出面が表れないので見栄えを良くすることができると共に、はみ出した部分を切り落とした膜状部材2の縁部が枠状支持部材3の表面に沿って剥がれてしまうことを防止できる。
【0042】
さらに、型7,8のキャビティ6にゲート18から合成樹脂を射出する。膜状部材2はメッシュシートであるので、合成樹脂はメッシュの織地の糸と糸の隙間を通過して膜状部材2を覆うように回り込む。これによって、予め形成されている膜状部材2が、射出成形により形成される枠状支持部材3に一体化・固着される。合成樹脂の硬化後に金型7,8から成形品を取り出して、枠状支持部材3の縁部3cからはみ出した膜状部材2を切り取る。
【0043】
この構造物1は、そのままで椅子のフレームに例えばねじ止めして座や背凭れ等として使用することができるが、場合によっては膜状部材2と枠状支持部材3の上面及び外側面との全体を覆うように表皮部材を取り付けても良い。この場合、枠状支持部材3の上面に露出される膜状部材2の周縁部分を隠すことができ、外観を任意の色や模様にすることができる。また、フレームと構造物1とを固定するのはねじ止めに限られず、例えば枠状支持部材3に係止爪を一体形成して、これをフレーム若しくは受け金具側の受け部、例えば孔や凹部にワンタッチで係止するようにしても良い。
【0044】
本実施形態の構造物1によれば、座として使用される部材を全てプラスチックやエラストマにより形成して金属部品を使用しないようにできるので、廃棄時に分別の必要が無く、廃棄を容易に行うことができる。本実施形態では、枠状支持部材3をオレフィン系樹脂で構成すると共に膜状部材2をポリエステルで構成しているので、構造物1から金属等を分離することなくそのままリサイクルすることができる。特に、構造物1の全構成部材、即ち枠状支持部材3と膜状部材2とをオレフィン系樹脂で構成すれば、構造物1から金属等を分離することなくそのままリサイクルすることができる。
【0045】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態では枠状支持部材3は断面L字形状としているが、これには限られず図3に示すように断面矩形状にしても良い。この場合、キャビティ6に膜状部材2を支持する支持部材である中子ピン10を設けて、内側面3bの表裏方向中央部から膜状部材2の中心側部2bを引き出すと共に、外側面3dの下側の縁部3cから膜状部材2の周縁側部2aを引っ張るようにしている。このため、キャビティ6内の膜状部材2は、両端を金型7,8に挟まれて支持されると共にキャビティ6内で中子ピン10に支持されて点接触により位置固定されるので、枠状支持部材3の表面に膜状部材2の固着面が露出することを防止して構造物1の見栄えを良くすることができる。
【0046】
さらに、これらの実施形態では、膜状部材2の中心側部2bは枠状支持部材3の内側面3bの表裏方向中央部を通過するようにしているが、これには限られず例えば図4に示すように枠状支持部材3の内側面3bの上側の縁部3dを通過するようにしても良い。この場合でも、枠状支持部材3と膜状部材2との固着面が外部に露出することを防止できる。
【0047】
また、上述した図1および図3に示す実施形態では、射出された合成樹脂はメッシュの織地の糸と糸の隙間を通過して裏側に回り込むようにしているが、これには限られず図4に示すように膜状部材2のゲート18に向き合った部位に樹脂が通過可能な逃げ孔26を形成するようにしても良い。この場合、ゲート18から射出された合成樹脂27が膜状部材2の逃げ孔26を通過して膜状部材2の裏側に容易に回り込んでキャビティ6内を均等に行き渡ることができる。ここで、図5に示すように、逃げ孔26の近傍に流通孔40を設けることが好ましい。これによれば、合成樹脂27が逃げ孔26および流通孔40を通過して膜状部材2の表裏に容易に行き渡ることができる。
【0048】
さらに、本実施形態では射出成形によって枠状支持部材3を形成する際に予め形成されている膜状部材2を一体化しているが、これには限られず圧縮成形法や注型法等の他の方法によって枠状支持部材3を形成する際に膜状部材2を一体化するようにしても良い。いずれの場合も、枠状支持部材3の表面に膜状部材2の固着面が露出するのを防止することにより、構造物1の見栄えを良くすることができる。
【0049】
さらに、上述した実施形態では、射出成形によって枠状支持部材3を形成する際に予め形成されている膜状部材2を一体化しているが、これには限られずこれらを別個に予め形成してから膜状部材2に構造物1として必要な弾力性を発揮させる張力を与えて枠状支持部材3に取り付けるようにしても良い。
【0050】
例えば図6に示すように、枠状支持部材3を長手方向に沿って半割された半割部材31,32から成るようにし、膜状部材2に構造物1として必要な弾力性を発揮させる張力を与える。この状態で、膜状部材2を半割部材31,32で挟み込んで膜状部材2と枠状支持部材3とを溶着または接着あるいは縫製若しくはねじ止めにより一体化して、枠状支持部材3の外側面3aからはみ出した不要な膜状部材2を切り取るようにする。このため、膜状部材2が枠状支持部材3の半割部材31,32で挟まれているので、膜状部材2は枠状支持部材3の外側面3aから飛び出しており、枠状支持部材3の表面に沿って露出せず外観を良くすることができる。また、膜状部材2のはみ出した部分を根元から切り取ることにより、該膜状部材2の端面が枠状支持部材3の表面と面一になるので見栄えを良くできると共にそこから剥がれてしまうことを防止できる。
【0051】
ここでの半割部材31,32は成形品や押し出し材を使用することができる。また、各半割部材31,32同士の接触面は、図6に示すような平坦面に限られず細かい凹凸を有する面にしても良い。この場合、膜状部材2を保持する力を強くすることができる。さらに、半割部材31,32は図6に示すように上下方向から一体化するものとしても良く、あるいは左右方向から一体化するようにしても良い。
【0052】
また、縫製の糸材や接着剤をオレフィン系樹脂あるいはポリエステル製から成るようにすることにより構造物1の構成部材を全てオレフィン系樹脂製あるいはポリエステル製にできるので、各パーツ毎に分離せずにそのまま廃棄したり、あるいは粉砕・溶融して射出原材料などとして再生することができ、リサイクルでき好ましい。
【0053】
また、枠状支持部材3を半割部材31,32に形成する場合は、図7に示すように枠状支持部材3の半割部材31,32の向き合った各挟み込み面に互いに嵌合する凸部31aと凹部32aとを形成しておいて、これら凸部31aと凹部32aとの間に膜状部材2を挟み込むようにしても良い。これによれば、膜状部材2の保持力を更に強くすることができる。ここで、例えば凸部31aの先端に突起31bを形成することが好ましい。これによれば、突起31bの部分を溶かすことにより、凹部32aとの溶着を強固に行うことができる。あるいは、突起31bが膜状部材2に突き刺さるようにしても良く、この場合も抜け止めを図ることができる。
【0054】
さらに、図8及び図9に示すように、枠状支持部材3は長手方向に沿って半割された形状であると共に、膜状部材2の周縁には係止部材33が取り付けられるようにしても良い。この場合、膜状部材2を枠状支持部材3に固定するときは、膜状部材2に必要な張力を与えておき、この膜状部材2の周縁部を半割部材31,32の間に挟み込むと共に係止部材33が枠状支持部材3の外側面に当接するようにして溶着または接着あるいは縫製若しくはねじ止めするようにしても良い。これによれば、膜状部材2の表裏両面を枠状支持部材3に溶着または接着あるいは縫製若しくはねじ止めすることができると共に係止部材33が抜け止めに成るので、膜状部材2の固着強度を強くすることができる。また、各半割部材31,32の形状としては、図8に示すようにそれぞれが断面L字形状で合わせると断面コ字形状に成るものとして膜状部材2が枠状支持部材3の側面中央部から飛び出すようにしたり、あるいは図9に示すように一方の半割部材32に突出部34を形成して膜状部材2が枠状支持部材3の上部から飛び出すようにしても良い。
【0055】
また、図10に示すように、枠状支持部材3は長手方向に沿った凹溝35を有する凹部材36と、凹溝35に圧入して固定される凸部材37とを備えるものとしても良い。この場合、膜状部材2を枠状支持部材3に固定するときは、膜状部材2に必要な張力を与えておき、凹溝35に膜状部材2を入れたまま凸部材37を圧入することにより、凹部材36および凸部材37で膜状部材2を挟持するようにしている。よって、凸部材37を凹部材36に圧入して膜状部材2を挟むという簡単な動作で固着できるので、作業性を良好にすることができる。
【0056】
また、圧入の方向としては、図10(B)に示すように上下方向としたり、あるいは図10(C)に示すように左右方向とすることができる。
【0057】
ここで、図11に示すように凸部材37の先端にオーバーハング部37aを形成すると共に、凹溝35にオーバーハング部37aが引っ掛かる係止部35aを形成するようにしても良い。この場合、凸部材37の先端に膜状部材2を引っ掛けて凹溝35に押し込むことにより、凸部材37が凹溝35から抜け難くなると共に、凸部材37および凹部材36による膜状部材2の挟持力を強くすることができる。
【0058】
図10および図11に示す実施形態では膜状部材2は凹部材36および凸部材37とは別個の部材であるが、これには限られず膜状部材2を図12に示すように凸部材37に予め固着しておいたり、あるいは図13に示すように凹部材36に予め固着しておき、膜状部材2を引っ張って必要な張力を与えながら凸部材37を凹溝35に圧入すると同時に、凸部材37および凹部材36に膜状部材2を挟持して枠状支持部材3に固定するようにしても良い。これによれば、膜状部材2をより容易に凸部材37および凹部材36で挟持することができるようになる。
【0059】
さらに、図14に示すように、枠状支持部材3は例えば金属製で可塑性を有すると共に中空形状で長手方向に沿った開口38を備えたものであり、尚かつ膜状部材2の周縁には開口38を通過可能な太さの係止部材33が取り付けられるようにしても良い。膜状部材2を枠状支持部材3に固定するときは、膜状部材2を引っ張って必要な張力を与えながら係止部材33を枠状支持部材3の内部に開口38から差し入れて、開口38が係止部材33の外径よりも狭く成るように枠状支持部材3をかしめる。この場合、係止部材33を差し入れた枠状支持部材3をかしめることにより膜状部材2を固着できるので、作業性を良好にすることができる。
【0060】
ところで、上述した各実施形態では、膜状部材2としてポリエステル製のメッシュシートを使用しているが、これには限られず膜状で熱収縮性を有して構造物1として必要な弾力性及び強度を備えていれば良く、例えばナイロン製のメッシュシートにすることができる。また、メッシュシートには限られず、熱収縮性を有して構造物1として必要な弾力性及び強度を備えるフィルムやビニルや布地、不織布等の他の材質のものでも良い。フィルムとしては、例えばポリ塩化ビニリデン製のフィルム(商品名:サランラップ)を使用することができる。
【0061】
そして、上述した各実施形態では構造物1を椅子の座に適用しているが、これには限られず例えば背凭れや肘パネルに適用しても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法によれば、枠状支持部材と膜状部材との固着面が外部に露出することを防止できると共に膜状部材の縁部が枠状支持部材の表面に沿って剥がれてしまうことを防止できるので、構造物の見栄えを良くすることができる。さらに、ゲートから射出された合成樹脂が膜状部材の逃げ孔を通過して膜状部材の裏側に容易に回り込むことができるので、合成樹脂の流れを良くして均一に行き渡らせることができる。
【0063】
また、請求項2記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法によれば、膜状部材の中心側は枠状支持部材の内側面の表裏方向中央部を通過するようにしているので、膜状部材は枠状支持部材の内側部で表裏両側から厚く支持されるようになり、枠状支持部材での膜状部材の支持力を大きくして膜状部材により支持可能な荷重を増大することができる。しかも、膜状部材を枠状支持部材の下面に取り付ける場合に比べて、膜面と枠状支持部材の上面との段差を小さくできるので、座り心地を良くすることができる。
【0064】
さらに、請求項3記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法によれば、キャビティには膜状部材を型面から離して支持する支持部材が設けられているので、膜状部材を枠状支持部材の内部に隠してこれらの固着面の露出を防ぐことができる。
【0065】
そして、請求項記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法によれば、ゲートから射出された合成樹脂が膜状部材の逃げ孔に加えて流通孔を通過して膜状部材の裏側に容易に回り込むことができるので、合成樹脂の流れを良くして均一に行き渡らせることができ、不良品の発生を抑制することができる。
【0066】
また、請求項5記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法によれば、膜状部材が型面に面接触すること無く枠状支持部材の表面に膜状部材の露出面が表れないので見栄えを良くすることができると共に、はみ出した部分を切り落とした膜状部材の縁部が枠状支持部材の表面に沿って剥がれてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造物を射出成形する様子を示す縦断面側面図であり、(A)は型に膜状部材を取り付けた状態、(B)は構造物が完成した状態をそれぞれ示す。
【図2】構造物を示す一部切断した斜視図である。
【図3】別の形状の型により製造する様子を示す縦断面側面図であり、(A)は型に膜状部材を取り付けた状態、(B)は構造物が完成した状態をそれぞれ示す。
【図4】さらに別の形状の型により製造する様子を示す縦断面側面図であり、(A)は型に膜状部材を取り付けた状態、(B)は構造物が完成した状態をそれぞれ示す。
【図5】逃げ孔および流通孔を有する膜状部材を示す斜視図である。
【図6】別の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は半割部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図7】さらに別の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は半割部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図8】また他の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は半割部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図9】また別の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は半割部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図10】さらに別の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は凸部材および凹部材の組み合わせ前、(B)は上下方向に組み合わせた後、(C)は左右方向に組み合わせた後を示す。
【図11】更にまた別の構造物を示す縦断面側面図である。
【図12】更にまた他の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は凸部材および凹部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図13】その他の形状の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は凸部材および凹部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図14】また別の形状の構造物を示す縦断面側面図であり、(A)は枠状支持部材および係止部材の組み合わせ前、(B)は組み合わせ後を示す。
【図15】従来のパイプフレーム椅子を示す斜視図である。
【図16】図15のV−V線で切断した状態を示す縦断面図である。
【図17】従来の構造物の製造装置を示す縦断面正面図である。
【図18】従来の構造物の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 構造物
2 膜状部材
2a 膜状部材の周縁側部
2b 膜状部材の中心側部
3 枠状支持部材
3c 枠状支持部材の縁部
6 キャビティ
7 上金型
8 下金型
10 中子ピン(支持部材)
18 ゲート
26 逃げ孔
31 枠状支持部材の半割部材
32 枠状支持部材の半割部材
31a 凸部
32a 凹部
33 係止部材
35a 係止部
36 凹部材
37 凸部材
37a オーバーハング部
38 開口
40 流通孔

Claims (5)

  1. メッシュあるいはフィルム若しくは布地、不織布等の膜状部材とその周縁を保持する合成樹脂製の枠状支持部材とから成り、椅子のフレームに組み付けられて椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法において、前記膜状部材を芯材として前記枠状支持部材をインサート成形するための型に、前記膜状部材に前記構造物として必要な弾力性を発揮させる張力を与えた状態で、該膜状部材が前記型のキャビティを形成する型面に無接触あるいは点接触若しくは線接触すると共に前記膜状部材の周縁側は前記枠状支持部材の縁部を通過するように設置し、また、前記型のキャビティに連通するゲートを前記型に形成すると共に前記膜状部材の前記ゲートに向き合った部位に合成樹脂が通過可能な逃げ孔を形成して、前記型のキャビティに前記ゲートから前記合成樹脂を射出して硬化させて前記枠状支持部材の成形を行うと同時に前記膜状部材と一体化して、前記枠状支持部材の周縁からはみ出した前記膜状部材を切り取ることを特徴とする椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法。
  2. 前記膜状部材の中心側は前記枠状支持部材の内側面の表裏方向中央部を通過することを特徴とする請求項1記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法。
  3. 前記キャビティには、前記膜状部材を型面から離して支持する支持部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法。
  4. 前記逃げ孔と離間させて前記型のキャビティの方向に沿って前記合成樹脂が通過可能な流通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法。
  5. 前記型に角縁を形成して該角縁によって前記キャビティ内で前記膜状部材を線接触によって位置固定すると共に、前記枠状支持部材の外側面の下側の縁部から前記膜状部材の周縁側部をはみ出させることを特徴とする請求項2記載の椅子の座あるいは背凭れ等として機能する構造物の製造方法。
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