JP2010263933A - 車両用シートのカバー表皮吊込み構造 - Google Patents

車両用シートのカバー表皮吊込み構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010263933A
JP2010263933A JP2009115275A JP2009115275A JP2010263933A JP 2010263933 A JP2010263933 A JP 2010263933A JP 2009115275 A JP2009115275 A JP 2009115275A JP 2009115275 A JP2009115275 A JP 2009115275A JP 2010263933 A JP2010263933 A JP 2010263933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical
horizontal
pad material
vehicle seat
cover skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009115275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5391817B2 (ja
Inventor
Toshihiko Suzuki
俊彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2009115275A priority Critical patent/JP5391817B2/ja
Publication of JP2010263933A publication Critical patent/JP2010263933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5391817B2 publication Critical patent/JP5391817B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造によって吊込み専用のワイヤーをパッド材に内設する必要性を解消することができる車両用シートのカバー表皮吊込み構造を提供する。
【解決手段】車両用シート10のパッド材40の表面側に形成された縦横の各溝41内に、カバー表皮50の裏面側に形成された縦横の各吊袋51内のワイヤー52を吊り込んでホグリング60によって結合する。パッド材40の裏面側を支持する線状ばね材よりなる支承ばね30には、縦横の各溝41内に突出されると共に、縦横の各吊袋51のワイヤー52とホグリング60によって結合される縦横の各ループ部35が曲げ形成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は車両用シートのカバー表皮吊込み構造に関する。
従来、車両用シートのシートクッション(又はシートバック)のパッド材の表面側に形成された縦横の各溝内に、カバー表皮の裏面側に形成された縦横の各吊袋内のワイヤーを吊り込んでホグリングによって結合するために、パッド材の内部には吊込み専用のワイヤーがインサート成形によって内設され、カバー表皮の裏面側に形成された縦横の各吊袋内のワイヤーと吊込み専用のワイヤーとがホグリングによって結合された車両用シートのカバー表皮吊込み構造が知られている。
また、吊込み専用のワイヤーをパッド材に内設する必要性を解消してシートクッションの薄肉化や軽量化を図るように構成した車両用シートのカバー表皮吊込み構造としては、例えば、特許文献1に開示されている。
これにおいては、パッド材の裏面側を支持するフレーム部が合成樹脂材によって形成され、このフレーム部に弾性的に拡開可能な係止部が形成される。一方、カバー表皮の裏面側には楔形状のフック材が固着される。
そして、カバー表皮の裏面側のフック材をパッド材を貫通させて係止部に押し込んで係合させるようになっている。
特開2003−47787号公報
ところで、特許文献1に開示されたものにおいては、カバー表皮の裏面側のフック材をパッド材を貫通させて係止部に押し込んで係合させる構造上、フック材を貫通させる貫通部(孔)をパッド材に形成したり、貫通部を境としてパッド材を複数に分割構成しなければならず、これによってパッド材の外郭形状が不測に変化して見栄えや座り心地を悪化させることが想定される。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、簡単な構造によって吊込み専用のワイヤーをパッド材に内設する必要性を解消することができる車両用シートのカバー表皮吊込み構造を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る車両用シートのカバー表皮吊込み構造は、車両用シートのパッド材の表面側に形成された縦横の各溝内に、カバー表皮の裏面側に形成された縦横の各吊袋内のワイヤーを吊り込んでホグリングによって結合する車両用シートのカバー表皮吊込み構造であって、
前記パッド材の裏面側を支持する線状ばね材よりなる支承ばねには、前記縦横の各溝内に突出されると共に、前記縦横の各吊袋のワイヤーとホグリングによって結合される縦横の各ループ部が曲げ形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、支承ばねに縦横の各ループ部を曲げ形成し、これら各ループ部と縦横の各吊袋のワイヤーとをホグリングによって結合することができる。このため、吊込み専用のワイヤーをパッド材に内設する必要性を解消することができる。
この発明の実施例1に係る車両用シートを示す斜視図である。 同じく図1のII−II線に基づくシートクッションの断面図である。 同じくシートクッションのパッド材とカバー表皮とが分離された状態を示す斜視図である。 同じくクッションフレームに支承ばねが取り付けられた状態を示す斜視図である。 同じく支承ばねを示す斜視図である。
この発明を実施するための最良の形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、車両用シート10は、シートクッション20と、このシートクッション20の後部に周知のリクライニング機構(図示しない)によって所望の傾き角度に角度調整可能に装着されたシートバック11とを備えている。
図2〜図4に示すように、シートクッション20は、クッションフレーム21と、このクッションフレーム21に後述する支承ばね30を介して配置されるパッド材40と、このパッド材40を覆うカバー表皮50とを備えている。
図4に示すように、クッションフレーム21は、左右方向に所定間隔を隔てる一対のサイドパネル22と、これら両サイドパネル22の後端部に架設されたリア補強パイプ23と、両サイドパネル22の前端部に一体状に設けられたフロントパネル24とを備えて構成されている。
図4と図5に示すように、支承ばね30は、線状ばね材が蛇行状に屈曲されて形成され、その一端部のフック部31がリア補強パイプ23に掛け止めされ、他端部32が係止片25によってフロントパネル24上に固定されている。また、支承ばね30には、次に述べるパッド材40の裏面側から縦横の各溝41の底面を貫通して溝41内に突出される縦横の各ループ部35が上方に向けて曲げ形成されている。
図2と図3に示すように、パッド材40は、発泡ウレタン材が成形型内で発泡されて形成された発泡ウレタンの成形品であり、その表面側には、縦横の各溝41が成形と同時に形成されている。
また、縦横の各溝41の底面には、支承ばね30の縦横の各ループ部35が挿通可能な各複数の孔42が成形と同時に貫設されている。
また、パッド材40の裏側全面には、クッションフレーム21や支承ばね30との擦れ音等の異音の発生を防止するために、滑り性に優れる裏打ち層45が設けられている。
裏打ち層45は、例えば、織布等の布材や、スプレー剤によって形成される。
また、裏打ち層45が布材によって形成する場合には、成形型内に布材をセットしてから発泡ウレタン材を成形型内で発泡することで、パッド材40を形成すると同時に、パッド材40の裏面に一体化した布材よりなる裏打ち層45を容易に設けることができる。
図2に示すように、パッド材40を覆うカバー表皮50の裏面には、パッド材40の縦横の各溝41内に吊り込まれる縦横の各吊袋51が形成され、これら吊袋51内にはワイヤー52が挿通されている。
パッド材40が支承ばね30上に設置され、支承ばね30の縦横の各ループ部35がパッド材40の縦横の各溝41の底面の孔42に挿通されて溝41内に突出された状態において、カバー表皮50の縦横の各吊袋51と共にワイヤー52が縦横の各溝41に挿入される。そして、縦横の各吊袋51のワイヤー52と、支承ばね30の縦横の各ループ部35とがホグリング60によって結合されることで、パッド材40の縦横の各溝41内にカバー表皮50が吊り込まれる。
この実施例1に係る車両用シートのカバー表皮吊込み構造は上述したように構成される。
したがって、パッド材40の裏面側を支承する支承ばね30に縦横の各ループ部35を曲げ形成し、これら各ループ部35と、カバー表皮50裏面側の縦横の各吊袋51のワイヤー52とをホグリング60によって結合することができる。このため、吊込み専用のワイヤーをパッド材40に内設する必要性を解消することができる。そして、吊込み専用のワイヤーを廃止した分だけ部品点数を軽減することができ、コスト低減の効果が大きい。
また、この実施例1において、パッド材40の裏側全面に滑り性に優れる裏打ち層45が設けられるため、クッションフレーム21や支承ばね30との擦れ音等の異音の発生を防止することができる。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。
例えば、前記実施例1においては、支承ばね30とパッド材40とがそれぞれ別体で形成され、パッド材40の縦横の各溝41の底面に、支承ばね30の縦横の各ループ部35が挿通可能な各複数の孔42が成形と同時に貫設される場合を例示したが、成形型内に支承ばね30をセットしてから発泡ウレタン材を成形型内で発泡することで、パッド材40を形成すると同時に、パッド材40の裏面に支承ばね30を一体化して設けることも可能である。
また、前記実施例1においては、シートクッション20のカバー表皮吊込み構造である場合を例示したがシートバック11においてもこの発明のカバー表皮吊込み構造を採用することができる。
10 車両用シート
30 支承ばね
35 縦横の各ループ部
40 パッド材
41 縦横の各溝
50 カバー表皮
51 縦横の各吊袋
52 ワイヤー
60 ホグリング

Claims (1)

  1. 車両用シートのパッド材の表面側に凹設された縦横の各溝内に、カバー表皮の裏面側に形成された縦横の各袋部内のワイヤーを吊り込んでホグリングによって結合する車両用シートのカバー表皮吊込み構造であって、
    前記パッド材の裏面側を支持する線状ばね材よりなる支承ばねには、前記縦横の各溝内に突出されると共に、前記縦横の各袋部のワイヤーとホグリングによって結合される縦横の各ループ部が曲げ形成されていることを特徴とする車両用シートのカバー表皮吊込み構造。
JP2009115275A 2009-05-12 2009-05-12 車両用シートのカバー表皮吊込み構造 Expired - Fee Related JP5391817B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009115275A JP5391817B2 (ja) 2009-05-12 2009-05-12 車両用シートのカバー表皮吊込み構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009115275A JP5391817B2 (ja) 2009-05-12 2009-05-12 車両用シートのカバー表皮吊込み構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010263933A true JP2010263933A (ja) 2010-11-25
JP5391817B2 JP5391817B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=43361492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009115275A Expired - Fee Related JP5391817B2 (ja) 2009-05-12 2009-05-12 車両用シートのカバー表皮吊込み構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5391817B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000435A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Toyota Boshoku Corp 車両用シートカバー構造
WO2013099976A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 テイ・エス テック株式会社 車両用シート

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183800U (ja) * 1986-05-13 1987-11-21
JPH0275000U (ja) * 1988-11-30 1990-06-07
JPH0425562U (ja) * 1990-06-27 1992-02-28

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183800U (ja) * 1986-05-13 1987-11-21
JPH0275000U (ja) * 1988-11-30 1990-06-07
JPH0425562U (ja) * 1990-06-27 1992-02-28

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000435A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Toyota Boshoku Corp 車両用シートカバー構造
WO2013099976A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 テイ・エス テック株式会社 車両用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP5391817B2 (ja) 2014-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5904086B2 (ja) 車両用シート
JP5811944B2 (ja) 車両用シート
JP5515655B2 (ja) 車両用シートおよび車両用シートの製造方法
JP5782905B2 (ja) 車両用シート
JP6197740B2 (ja) 乗物用シート
JP2009112360A (ja) 椅子の背凭れ
JP5440223B2 (ja) シートカバーの吊り込み保持構造
JP2017177853A (ja) 車両用シート
JP5316182B2 (ja) 車両用シートのシートクッション
JP2015066971A (ja) 車両用シート及びトリムカバー
JP6582646B2 (ja) 乗物用シート
JP5391817B2 (ja) 車両用シートのカバー表皮吊込み構造
JP6206143B2 (ja) 乗物用シート
JP6495358B2 (ja) 乗物用シート
JP2008237451A (ja) 椅子における背板へのカバー取付構造
JP2023168592A (ja) シートクッション及び該シートクッションを備える乗物用シート
JP5760241B2 (ja) シートのシートバック構造
JP7313798B2 (ja) 乗物用シート
JP2022173555A (ja) 乗物用シート
JP6669973B2 (ja) シート
JP2010240249A (ja) 車両用シート
JP6920622B2 (ja) 乗物用シート
JP2015217776A (ja) 乗物用シート
JP6898571B2 (ja) 乗物用シート
JP5625822B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees