JP2022165145A - 車両用シート構造、パッド材成形方法、及び車両用シート製造方法 - Google Patents

車両用シート構造、パッド材成形方法、及び車両用シート製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パッド材をフレーム材に確実に固定することができる車両用シート構造、パッド材成形方法、及び車両用製造方法を得る。【解決手段】車両用シート構造は、車両用シート10の骨組みを形成するフレーム材14と、発泡材により形成され、フレーム材14の表面14A側に配設されるパッド材22と、パッド材22の裏面側においてパッド材22と一体化される裏面材であって、パッド材22に固定される本体部42、及びパッド材22から延長されフレーム材14に固定される延長部44を有する第1裏面材40と、を含む。パッド材22に一体化された第1裏面材40の延長部44がフレーム材14に固定されるので、パッド材22をフレーム材14に確実に固定することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート構造、パッド材成形方法、及び車両用シート製造方法に関する。
特許文献1には、カーペットがラゲッチルームからシートバックの背裏に張られ、シートバックがシートクッション上に前倒しされるハッチバック型自動車のリアシートが開示されている。特許文献1に記載されたリアシートのシートバックにおいては、表皮の端末に、背裏においてカーペットの先端縁上に重ね合わせられフレーム材側にそのカーペットを共締めするエンドラップを備えることにより、カーペット端末のめくれを防止している。
登録実用新案第2573991号公報
特許文献1に記載されたシートバックにおいては、パッド材の裏面側においてパッド材がフレーム材に直接固定されておらず、表皮がフレーム材に直接固定されている。そのため、乗員がシートバックを動かそうとしたり、後方から物を取り出すためにシートバックに接触したりしてシートバックに外力が加わった際に、パッド材がフレーム材の所定位置から移動してしまう可能性がある。パッド材がフレーム材の所定位置から移動してしまった場合には、表皮の下にパッド材がなく、乗員が表皮越しにフレーム材を感じてしまい乗員に不快感を与えてしまう虞がある。
本発明は、上記事実を考慮し、パッド材をフレーム材に確実に固定することができる車両用シート構造、パッド材成形方法、及び車両用シート製造方法を提供することが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用シート構造は、車両用シートの骨組みを形成するフレーム材と、発泡材により形成され、前記フレーム材の表面側に配設されるパッド材と、 前記パッド材の裏面側において当該パッド材と一体化される裏面材であって、当該パッド材に固定される本体部、及び当該パッド材から延長され前記フレーム材に固定される延長部を有する第1裏面材と、を含む。
請求項1に記載の発明に係る車両用シート構造では、第1裏面材は、パッド材の裏面側においてパッド材と一体化される裏面材であって、パッド材に固定される本体部、及びパッド材から延長されフレーム材に固定される延長部を有している。これにより、第1裏面材を介してパッド材をフレーム材に確実に固定することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シート構造は、請求項1に記載の車両用シート構造において、前記本体部と前記延長部とが別部材により構成されている。
請求項2に記載の発明に係る車両用シート構造によれば、フレーム材に固定される延長部と、パッド材に固定される本体部とが別部材により構成されるので、延長部に使用する材料の選択自由度を増やすことができる。これにより、延長部においてフレーム材との固定に最適な材料が選択可能となり、延長部を介してパッド材をフレーム材により確実に固定することができる。また、例えば延長部とフレーム材とが、延長部及びフレーム材に穿設されたクリップ孔にクリップを挿通させることにより固定される場合に、クリップ孔の位置管理を延長部だけで管理することができる。これにより、本体部と延長部とが一体に構成されている場合と比較して、クリップ孔の位置管理を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シート構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用シート構造において、前記フレーム材、前記第1裏面材、及び前記パッド材を内部に収容した状態で前記パッド材を被覆する表皮であって、前記パッド材の表面側を被覆する第1表皮と、前記パッド材と一体化された前記第1裏面材側を被覆する第2表皮とを有する表皮と、前記第1表皮と前記第2表皮とが縫製される縫製部と、前記延長部と前記第2表皮との間に配設され、一端が前記延長部と共に前記フレーム材に固定され、他端が前記縫製部において共縫いされる第2裏面材と、をさらに含む。
請求項3に記載の発明に係る車両用シート構造では、第2裏面材は延長部と第2表皮との間に配設され、第2裏面材の一端が、延長部と共にフレーム材に固定され、第2裏面材の他端が、第1表皮と第2表皮とが縫製される縫製部において共縫いされている。これにより、第2裏面材によって、第1表皮及び第2表皮がフレーム材に固定される。そのため、フレーム材に固定された第1表皮によりパッド材の表面側が被覆されるので、パッド材は第1表皮によってフレーム材に固定される。従って、パッド材は、第1裏面材と、第2裏面材及び第1表皮とによってフレーム材に固定されることになり、パッド材の位置ずれを二重に防止することができる。
また、請求項3に記載の発明に係る車両用シート構造では、第2裏面材の他端は縫製部において共縫いされる。そのため、第2表皮の内側に第2裏面材が縫製される場合には、第2裏面材によって第2表皮の縫製部が内側に倒れるのを規制することができ、外観を良好に仕上げることができる。また、第1表皮の内側に第2裏面材が縫製される場合には、縫製部をフレーム材側に倒して第2表皮の組付けが可能となり、さらに第2裏面材によって第1表皮の縫製部が内側に倒れるのを規制することができ、外観を良好に仕上げることができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シート構造は、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車両用シート構造において、前記第1裏面材は、前記本体部と前記延長部との間に裏面材が2重に重なる折返部を有する。
請求項4に記載の発明に係る車両用シート構造によれば、本体部と延長部との間に裏面材が2重になる折返部を有しているので、折返部がない場合と比較して、延長部をフレーム材に固定する際の固定位置の位置管理を容易に行うことができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シート構造は、請求項4に記載の車両用シート構造において、前記折返部の端部は、前記パッド材の背面側の角部を除く位置に配設される。
請求項5に記載の発明に係る車両用シート構造によれば、折返部の端部がパッド材の背面側の角部を除く位置に配設されるので、負荷が集中する角部を避けて折返部の端部を配設することができる。
請求項6に記載の発明に係る車両用シート構造は、請求項1~請求項5の何れか1項に記載の車両用シート構造において、前記延長部は、前記パッド材から延長され前記フレーム材の裏面側に折り返され当該フレーム材に固定される。
請求項6に記載の発明に係る車両用シート構造によれば、延長部は、パッド材から延長されフレーム材の裏面側に折り返されこのフレーム材に固定されるので、フレーム材は第1裏面材によって表面側から裏面側まで包囲される。これにより、第1裏面材を介してパッド材をフレーム材により強固に固定することができる。
請求項7に記載の発明に係る車両用シート構造は、請求項1~請求項6の何れか1項に記載の車両用シート構造において、前記フレーム材及び前記延長部は、各々対応する位置に固定用部材が挿通される挿通孔を有する。
請求項7に記載の発明に係る車両用シート構造によれば、フレーム材及び延長部は、各々対応する位置に固定用部材が挿通される挿通孔を有するので、この挿通孔に固定用部材を挿通させることにより、延長部をフレーム材に容易に固定することができる。
請求項8に記載の発明に係るパッド材成形方法は、パッド材と一体化される本体部、及び該本体部から延長される延長部を有する裏面材のうち、延長部の端末部を除く主要部を上金型に配置し、前記端末部を除く前記延長部の前記上金型とは反対側の表面に含浸防止部材を固着した状態で、前記上金型との間で空間を形成する下金型を型締めし、前記空間に樹脂を注入して発泡させることにより、前記本体部が一体化され、前記本体部から延長された延長部を有する裏面材一体パッド材を形成する。
請求項8に記載の発明に係るパッド材成形方法では、パッド材と一体化される本体部、及び本体部から延長される延長部を有する裏面材のうち、延長部の端末部を除く主要部を上金型に配置し、端末部を除く延長部の上金型とは反対側の表面に含浸防止部材を固着した状態で、上金型との間で空間を形成する下金型を型締めし、空間に樹脂を注入して発泡させている。これにより、上金型と下金型との間に形成される空間において発泡された発泡材と端末部を除く延長部との間に含浸防止部材が介在されるので、端末部を除く延長部に発泡材が含浸するのを防止することができる。
請求項9に記載の発明に係るパッド材成形方法は、請求項8に記載のパッド材成形方法において、前記端末部は、前記上金型に沿って折り曲げられ、固定用部材により前記上金型に固定される。
請求項9に記載の発明に係るパッド材成形方法によれば、延長部の端末部は、上金型に沿って折り曲げられ、固定用部材により上金型に固定されるので、端末部を上金型に固定することにより裏面材を容易に上金型に固定することができる。
請求項10に記載の発明に係る車両用シート製造方法は、第1裏面材の一部である本体部を発泡材により形成されるパッド材に一体化して裏面材一体パッド材を成形し、車両用シートの骨組みを形成するフレーム材の表面側に、前記裏面材一体パッド材の前記本体部を配置し、前記本体部から延長された前記第1裏面材の延長部を前記フレーム材に固定することにより前記裏面材一体パッド材を前記フレーム材に固定し、前記フレーム材に固定された前記裏面材一体パッド材を表皮により被覆する。
請求項10に記載の発明に係る車両用シート製造方法では、第1裏面材の一部である本体部を発泡材により形成されるパッド材に一体化して裏面材一体パッド材を成形し、車両用シートの骨組みを形成するフレーム材の表面側に、裏面材一体パッド材の本体部を配置し、本体部から延長された第1裏面材の延長部をフレーム材に固定している。これにより、第1裏面材の延長部がフレーム材に固定されるので、第1裏面材を介してパッド材をフレーム材に確実に固定することができる。
請求項11に記載の発明に係る車両用シート製造方法は、請求項10に記載の車両用シート製造方法において、前記表皮は、前記裏面材一体パッド材の表面側を被覆する第1表皮、及び前記裏面材一体パッド材と一体化された前記第1裏面材側を被覆する第2表皮を有し、前記延長部と前記第2表皮との間に第2裏面材を配置し、前記第2裏面材の一端を前記延長部と共に前記フレーム材に固定し、前記第1表皮と前記第2表皮とが縫製される縫製部において該第2裏面材の他端を共縫いする。
請求項11に記載の発明に係る車両用シート製造方法では、第2裏面材は延長部と第2表皮との間に配設され、第2裏面材の一端が、延長部と共にフレーム材に固定され、第2裏面材の他端が、第1表皮と第2表皮とが縫製される縫製部において共縫いされている。これにより、第2裏面材によって、第1表皮及び第2表皮がフレーム材に固定される。そのため、フレーム材に固定された第1表皮によりパッド材の表面側が被覆されるので、パッド材は第1表皮によってフレーム材に固定される。従って、パッド材は、第1裏面材と、第2裏面材及び第1表皮とによってフレーム材に固定されることになり、パッド材の位置ずれを二重に防止することができる。
また、請求項11に記載の発明に係る車両用シート製造方法では、第2裏面材の他端は縫製部において共縫いされる。そのため、第2表皮の内側に第2裏面材が縫製される場合には、第2裏面材によって第2表皮の縫製部が内側に倒れるのを規制することができ、外観を良好に仕上げることができる。また、第1表皮の内側に第2裏面材が縫製される場合には、縫製部をフレーム材側に倒して第2表皮の組付けが可能となり、さらに第2裏面材によって第1表皮の縫製部が内側に倒れるのを規制することができ、外観を良好に仕上げることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の車両用シート構造によれば、第1裏面材を介してパッド材をフレーム材に確実に固定することができる。
請求項2に記載の車両用シート構造によれば、延長部に使用する材料の選択自由度を増やすことができる。これにより、延長部においてフレーム材との固定に最適な材料が選択可能となり、延長部を介してパッド材をフレーム材により確実に固定することができる。また、本体部と延長部とが一体に構成されている場合と比較して、クリップ孔の位置管理を容易に行うことができる。
請求項3に記載の車両用シート構造によれば、パッド材の位置ずれを二重に防止することができ、かつ外観を良好に仕上げることができる。
請求項4に記載の車両用シート構造によれば、折返部がない場合と比較して、延長部をフレーム材に固定する際の固定位置の位置管理を容易に行うことができる。
請求項5に記載の車両用シート構造によれば、負荷が集中する角部を避けて折返部の端部を配設することができる。
請求項6に記載の車両用シート構造によれば、第1裏面材を介してパッド材をフレーム材により強固に固定することができる。
請求項7に記載の車両用シート構造によれば、延長部をフレーム材に容易に固定することができる。
請求項8に記載のパッド材成形方法によれば、端末部を除く延長部に発泡材が含浸するのを防止することができる。
請求項9に記載のパッド材成形方法によれば、裏面材を容易に上金型に固定することができる。
請求項10に記載の車両用シート製造方法によれば、第1裏面材の延長部がフレーム材に固定されるので、第1裏面材を介してパッド材をフレーム材に確実に固定することができる。
請求項11に記載の車両用シート製造方法によれば、パッド材の位置ずれを二重に防止することができ、かつ外観を良好に仕上げることができる。
第1実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。 第1実施形態に係る裏面材一体パッド材の成形工程を示す主要部縦断面図(その1)である。 第1実施形態に係る裏面材一体パッド材の成形工程を示す主要部縦断面図(その2)である。 第1実施形態に係る車両用シートの製造方法を示す主要部模式縦断面図(その1)である。 第1実施形態に係る車両用シートの製造方法を示す主要部模式縦断面図(その2)である 第1実施形態の変形例に係る車両用シートの製造方法を示す主要部模式縦断面図(その1)である。 第1実施形態の変形例に係る車両用シートの製造方法を示す主要部模式縦断面図(その2)である。 第2実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。 第3実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。 第4実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。 第5実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。 第6実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。 第7実施形態に係る車両用シート構造が適用されたシートバックの一部を模式的に示す主要部模式縦断面図である。
<第1実施形態>
以下、図1~図5を用いて、第1実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、各図においては、各部材間に空隙が示されているが、実際には空隙はなく、各部材は接触して固定されている。また、以下の説明において前後上下の方向を示して説明するときは、車両の前後上下の方向を示すものとし、各図に適宜示す矢印FRは車両前後方向における前方向、矢印UPは車両の高さ方向における上方向をそれぞれ示すものとする。
図1には、車両の車内に設置される車両用シート10において、乗員が着座するシートクッション(図示省略)の後端部から立設され、シートクッションに着座した乗員の上体を支持するシートバック12が図示されている。なお、図1においては、シートバック12の上部のみが図示されており、シートバック12の下部は図示が省略されているが、シートバック12の下部も上部と同じ構成となっている。
(シートバックの構造)
図1に示されるように、シートバック12は、車両用シート10の骨組みを形成する金属製のフレーム材14と、フレーム材14を覆う裏面材一体パッド材20と、裏面材一体パッド材20の表面及び裏面を被覆する表皮の一例としてのトリムカバー30とを備えている。
裏面材一体パッド材20は、例えばウレタン(樹脂)等の発泡材により形成されたパッド材22と、例えばフェルトにより形成された第1裏面材(裏面材)40とを備えている。裏面材一体パッド材20は、パッド材22を形成する樹脂を発泡形成させて当該パッド材22と第1裏面材40とを一体に形成させたものである。なお、裏面材一体パッド材20の成形方法については後で詳細に説明する。裏面材一体パッド材20は、乗員が着座する側(以下、表面側という場合もある)、すなわち車両前方向側にパッド材22が配置され、裏面側すなわち車両後方向側に第1裏面材40が配置されるように配設される。
パッド材22は、車両上下方向の両端側に配設され略矩形の断面を有するパッド端部22Aと、車両前方向側において車両上方向のパッド端部22Aと車両下方向のパッド端部22A(図示省略)とを連結し、長方形の断面を有するパッド中央部22Bとを備えている。パッド材22は、パッド中央部22Bの裏面側、及び車両上下方向の両端のパッド端部22Aの内側面(パッド中央部22B側の面)において第1裏面材40が一体に固定されている。
第1裏面材40は、パッド中央部22Bの裏面側及びパッド端部22Aの内側面に一体に固定される本体部42と、パッド材22に一体に固定された本体部42から延長されフレーム材14の裏面14B側に折り返される延長部44とを備えている。
フレーム材14及び第1裏面材40の延長部44には、それぞれ固定用部材としてのクリップ50が挿通される挿通孔としてのクリップ孔14H、44Hが設けられており、クリップ孔14Hとクリップ孔44Hとは、延長部44が折り返された状態において各々対応する位置に設けられている。図1に示されるように、クリップ孔14Hとクリップ孔44Hにクリップ50を挿通することにより、延長部44がフレーム材14に固定される。これにより、第1裏面材40を介してパッド材22をフレーム材14に確実に固定することができる。
トリムカバー30は、布系、皮革、及び合成皮革等で形成されている。トリムカバー30は、パッド材22の表面側(裏面材一体パッド材20の表面側)を被覆する第1表皮としての第1トリムカバー32と、裏面材一体パッド材20の裏面側(第1裏面材40側)を被覆する第2表皮としての第2トリムカバー34とを備えている。トリムカバー30は、裏面材一体パッド材20の裏面側の上端及び下端において第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製された縫製部36を有している。
(裏面材一体パッド材の成形方法)
図2及び図3に示されるように、第1実施形態に係る裏面材一体パッド材20は、成形用金型60を備える成形装置(図示省略)によって成形される。成形用金型60は、上金型62と下金型64とを含んで構成されている。
図3に示されるように、上金型62は、上側に位置する上金型本体部62Aと、上金型本体部62Aの外形よりも小さく形成され、上金型本体部62Aの中央から下側に突出する上金型中央部62Bとを有している。下金型64は、上側が開放した箱状に形成されている。
第1実施形態においては、まず図2に示されるように、第1裏面材40のうち延長部44の端末部44Aを除く主要部40Aが上金型62の下面に配設される。主要部40Aは、具体的には、延長部44のうち端末部44Aを除く延長本体部44Bと、本体部42とにより構成される。延長部44の端末部44Aの上面には、固定用部材としてのマグネット52が固着され、端末部44Aを上金型62側に折り曲げた際に、マグネット52が上金型62に磁着することにより、第1裏面材40が上金型62に設置される。
第1実施形態においては、図3に示されるように、延長本体部44Bの上金型62とは反対側の表面に含浸防止部材としてのテープ部材54が固着される。テープ部材54が固着された状態で、上金型62との間で空間Sを形成する下金型64を上金型62に型締めする。
次に、図3に示されるように、空間Sに対してパッド材22となるウレタン(樹脂)等の発泡材を注入する。所定時間が経過して、注入された発泡材が発泡すると第1裏面材40にパッド材22が一体化され、裏面材一体パッド材20が完成する。なお、図3に示されるように、第1裏面材40は上金型62及び下金型64と比較して薄い部材であるため、上金型62及び下金型64に第1裏面材40が挟まった状態で発泡材が発泡される。
ここで、上金型62と下金型64との間に形成される空間Sにおいて発泡された発泡材と延長本体部44Bとの間にテープ部材54が介在されるので、延長本体部44Bへの発泡材の含浸が防止される。すなわち、第1裏面材40のうち、端末部44Aと延長本体部44Bすなわち延長部44を除く本体部42のみがパッド材22と一体化される。また、図3に示されるように、本体部42の延長部44側の端部は、上金型62の上金型中央部62Bの周面に沿って折り曲げられる。
次に、マグネット52を上金型62から外し、成形用金型60を型開きさせて、裏面材一体パッド材20を下金型64から離脱させる。このようにして、裏面材一体パッド材20を成形する。
(シートバックの製造方法)
まず、上述したように、第1裏面材40の一部である本体部42を発泡材により形成されるパッド材22に一体化して裏面材一体パッド材20を成形する。図4に示されるように、第1裏面材40の本体部42は、パッド材22に一体化されている。なお、図4において、パッド材22と一体化されていない延長部44を分かり易くするために、本体部42とパッド材22とが離して図示されているが、実際には一体化されている。図4に示されるように、第1裏面材40の延長本体部44Bは、テープ部材54により発泡材の含浸が防止されたので、パッド材22に一体化されていない。
次に、図5に示されるように、車両用シート10の骨組みを形成する金属製のフレーム材14の表面14A側に、裏面材一体パッド材20の本体部42を配置する。そして、本体部42から延長された裏面材40の延長部44をフレーム材14の裏面14B側に折り返す。折り返された延長部44に形成されたクリップ孔44Hとフレーム材14に形成されたクリップ孔44Hとを位置合わせして、クリップ孔44Hとクリップ孔44Hにクリップ50を挿通することにより延長部44をフレーム材14に固定する。これにより、パッド材22は、第1裏面材40の延長部44を介してフレーム材14に確実に固定される。
次に、フレーム材14に固定された裏面材一体パッド材20を表皮としてのトリムカバー30により被覆する。このようにしてシートバック12は製造される。なお、図5においては、シートバック12を製造する際に、延長部44の延長本体部44Bにテープ部材54を固着した状態のままとしたが、トリムカバー30を被覆する前に、テープ部材54を取り外しておいてもよい(図1参照)。
(作用、効果)
次に、第1実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10のシートバック12の構造、裏面材一体パッド材20の成形方法、及び車両用シート10のシートバック12の製造方法による作用効果について以下に説明する。
第1実施形態に係るシートバック12の構造では、第1裏面材40は、パッド材22の裏面側においてパッド材22と一体化される裏面材であって、パッド材22に固定される本体部42、及びパッド材22から延長されフレーム材14の裏面14B側に折り返されフレーム材14に固定される延長部44を有している。これにより、第1裏面材40を介してパッド材22をフレーム材14に確実に固定することができる。
また、第1実施形態に係るシートバック12の構造では、パッド材22はフレーム材14に直接接触せず、第1裏面材40を介してフレーム材14に固定されているので、フレーム材14とパッド材22との擦れによる異音の発生、及びパッド材22の損傷を防止することができる。
また、第1実施形態に係るシートバック12の構造では、フレーム材14及び延長部44は、各々対応する位置にクリップ50が挿通されるクリップ孔14H、44Hを有するので、このクリップ孔14H、44Hにクリップ50を挿通させることにより、延長部44をフレーム材14に容易に固定することができる。
また、第1実施形態に係るシートバック12の構造では、延長部44は、パッド材22から延長されフレーム材14の裏面14B側に折り返されてフレーム材14に固定されるので、フレーム材14は第1裏面材40によって表面14A側から裏面14B側まで包囲される。これにより、第1裏面材40を介してパッド材22をフレーム材14により強固に固定することができる。
第1実施形態に係る裏面材一体パッド材20の成形方法では、パッド材22と一体化される本体部42、及び本体部42から延長される延長部44を有する第1裏面材40のうち、延長部44の端末部44Aを除く主要部40Aを上金型62に配置し、端末部44Aを除く延長部44の上金型62とは反対側の表面に含浸防止部材としてのテープ部材54を固着した状態で、上金型62との間で空間Sを形成する下金型64を型締めし、空間Sに発泡材を注入して発泡させている。これにより、上金型62と下金型64との間に形成される空間Sにおいて発泡された発泡材と端末部44Aを除く延長部44との間にテープ部材54が介在されるので、端末部44Aを除く延長部44に発泡材が含浸するのを防止することができる。
また、第1実施形態に係る裏面材一体パッド材20の成形方法では、延長部44の端末部44Aは、上金型62に沿って折り曲げられ、固定用部材としてのマグネット52により上金型62に固定されるので、端末部44Aを62に固定することにより第1裏面材40を容易に上金型62に固定することができる。
また、第1実施形態に係る裏面材一体パッド材20の成形方法では、第1裏面材40が上金型62と下金型64に挟まった状態で発泡材が発泡されるので、空間Sにおいて発泡材が均一に流れ易くなり、発泡不良を防止することができる。
第1実施形態に係るシートバック12の製造方法では、第1裏面材40の一部である本体部42を発泡材により形成されるパッド材22に一体化して裏面材一体パッド材20を成形し、車両用シートの骨組みを形成するフレーム材14の表面側に、裏面材一体パッド材20の本体部42を配置し、本体部42から延長された第1裏面材40の延長部44をフレーム材14の裏面側に折り返してフレーム材14に固定している。これにより、第1裏面材40の延長部44がフレーム材14に固定されるので、第1裏面材40を介してパッド材22をフレーム材14に確実に固定することができる。
<変形例>
以下、図6及び図7を用いて、第1実施形態の変形例について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
上記第1実施形態においては、裏面材一体パッド材20を成形する際に、含侵防止部材としてテープ部材54を使用したが、変形例においては、テープ部材54の代わりにフィルム部材54Aを使用する。
図6に示されるように、延長本体部44Bには含浸防止部材としてのフィルム部材54Aが縫製される。変形例においては、フィルム部材54Aが縫製された状態で、上金型62との間で空間Sを形成する下金型64を上金型62に型締めする(図3参照)。
変形例のシートバック12の製造方法では、第1裏面材40の一部である本体部42を発泡材により形成されるパッド材22に一体化して裏面材一体パッド材20を成形する。図6に示されるように、第1裏面材40の本体部42は、パッド材22に一体化されている。なお、図6において、パッド材22と一体化されていない延長部44を分かり易くするために、本体部42とパッド材22とが離して図示されているが、実際には一体化されている。図6に示されるように、第1裏面材40の延長本体部44Bは、テープ部材54により発泡材の含浸が防止されたので、パッド材22に一体化されていない。
次に、図7に示されるように、車両用シート10の骨組みを形成する金属製のフレーム材14の表面14A側に、裏面材一体パッド材20の本体部42を配置する。そして、本体部42から延長された裏面材40の延長部44を、フィルム部材54Aが縫製された状態でフレーム材14の裏面14B側に折り返す。折り返された延長部44に形成されたクリップ孔44Hとフレーム材14に形成されたクリップ孔44Hとを位置合わせして、クリップ孔44Hとクリップ孔44Hにクリップ50を挿通することにより延長部44をフレーム材14に固定する。これにより、パッド材22は、第1裏面材40の延長部44を介してフレーム材14に確実に固定される。
次に、フレーム材14に固定された裏面材一体パッド材20を表皮としてのトリムカバー30により被覆する。このようにして変形例のシートバック12は製造される。
変形例においては、上金型62と下金型64との間に形成される空間Sにおいて発泡された発泡材と端末部44Aを除く延長部44との間に含浸防止部材としてのフィルム部材54Aが介在されるので、上記第1実施形態と同様に、端末部44Aを除く延長部44に発泡材が含浸するのを防止することができる。
<第2実施形態>
以下、図8を用いて、第2実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、各図においては、各部材間に空隙が示されているが、実際には空隙はなく、各部材は接触して固定されている。また、第2実施形態においては、第1実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
第2実施形態の車両用シート10Aのシートバック12Aにおいては、裏面材一体パッド材20Aの第1裏面材70の構造が、第1実施形態の裏面材一体パッド材20の第1裏面材40とは異なっている。
図8に示されるように、第1裏面材70は、パッド材22に一体に固定される本体部72と、本体部72の端部において本体部72と縫製されることにより固着される固着部73と、固着部73から延長される延長部74とを備えている。すなわち、第1裏面材70においては、本体部72と延長部74とが別部品により構成されている。
本体部72は、パッド中央部22Bの裏面側、パッド端部22Aの内側面、及びパッド端部22Aの裏面側においてパッド材22に一体に固定されている。延長部74は、パッド材22に一体に固定された本体部72に固着された固着部73から延長されフレーム材14の裏面14B側に延在されている。なお、第1裏面材70は、固着部73により本体部72と延長部74とが一体化され、延長部74はフレーム材14の裏面14B側において折り返された裏面材となる。
フレーム材14及び第1裏面材70の延長部74には、それぞれ固定用部材としてのクリップ50が挿通される挿通孔としてのクリップ孔14H、74Hが設けられており、クリップ孔14Hとクリップ孔74Hとは、延長部74が折り返された状態において各々対応する位置に設けられている。図8に示されるように、クリップ孔14Hとクリップ孔74Hにクリップ50を挿通することにより、延長部74がフレーム材14に固定される。これにより、第1裏面材70を介してパッド材22をフレーム材14に確実に固定することができる。
(作用、効果)
次に、第2実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10Aのシートバック12Aの作用効果について以下に説明する。
第2実施形態に係るシートバック12Aの構造では、フレーム材14に固定される延長部74と、パッド材22に固定される本体部72とが別部材により構成されるので、延長部74に使用する材料の選択自由度を増やすことができる。これにより、延長部74においてフレーム材14との固定に最適な材料が選択可能となり、延長部74を介してパッド材22をフレーム材14により確実に固定することができる。また、延長部74とフレーム材14とを、クリップ50によって固定する際に、クリップ孔14H、74Hの位置管理を延長部74だけで管理することができる。これにより、本体部72と延長部74とが一体に構成されている場合と比較して、クリップ孔14H、74Hの位置管理を容易に行うことができる。
<第3実施形態>
以下、図9を用いて、第3実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、各図においては、各部材間に空隙が示されているが、実際には空隙はなく、各部材は接触して固定されている。また、第3実施形態においては、第2実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
(シートバックの構造)
第3実施形態の車両用シート10Bのシートバック12Bにおいては、図9に示されるように、第2実施形態のシートバック12Aの構成に加えて、さらに第2裏面材80を備えている。第2裏面材80は、一例としてカーペットにより形成されており、第1裏面材70の延長部74と第2トリムカバー34との間に配設されている。
第2裏面材80は、一端部82にクリップ孔84Hが設けられており、このクリップ孔84Hにクリップ50が挿通することにより、延長部74と共にフレーム材14に固定されている。また、第2裏面材80は、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製された縫製部36側の他端部84において第2トリムカバー34の内側に共縫いされている。
(シートバックの製造方法)
まず、第1裏面材70の一部である本体部72を発泡材により形成されるパッド材22に一体化して裏面材一体パッド材20Aを成形する。図9に示されるように、第1裏面材70の本体部72は、パッド材22に一体化されており、第1裏面材70の延長部74は、パッド材22に一体化されていない。
次に、図9に示されるように、車両用シート10の骨組みを形成する金属製のフレーム材14の表面14A側に、裏面材一体パッド材20Aの本体部72を配置する。そして、本体部72に固着された固着部73から延長された第1裏面材70の延長部74をフレーム材14の裏面14B側に位置させる。
延長部74と第2トリムカバー34との間に第2裏面材80を配置し、第2裏面材80の一端部82に形成されたクリップ孔84H、延長部74に形成されたクリップ孔74H、及びフレーム材14に形成されたクリップ孔14Hとを位置合わせして、クリップ孔84H、クリップ孔74H、及びクリップ孔14Hにクリップ50を挿通することにより第2裏面材80の一端部82と第1裏面材70の延長部74をフレーム材14に固定する。
次に、フレーム材14に固定された裏面材一体パッド材20Aを表皮としてのトリムカバー30により被覆する。この際に、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製される縫製部36において、第2裏面材80の他端部84を第2トリムカバー34の内側に共縫いする。このようにしてシートバック12Bは製造される。
(作用、効果)
次に、第3実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10Bのシートバック12Bの作用効果について以下に説明する。
第3実施形態に係るシートバック12Aの構造及び車両用シート10Bの製造方法では、第2裏面材80は延長部74と第2トリムカバー34との間に配設され、第2裏面材80の一端部82が、延長部74と共にフレーム材14に固定され、第2裏面材80の他端部84が、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製される縫製部36において第2トリムカバー34の内側に共縫いされている。
これにより、第2裏面材80によって、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34がフレーム材14に固定される。そのため、フレーム材14に固定された第1トリムカバー32によりパッド材22の表面側が被覆されるので、パッド材22は第1トリムカバー32によってフレーム材14に固定される。従って、パッド材22は、第1裏面材70と、第2裏面材80及び第1トリムカバー32とによってフレーム材14に固定されることになり、パッド材22の位置ずれを二重に防止することができる。
また、第2裏面材80の他端部84は縫製部36において共縫いされる。縫製部36においては第2トリムカバー34の内側に第2裏面材80の他端部84が縫製される。そのため、第2裏面材80の他端部84によって第2トリムカバー34の縫製部36が内側に倒れるのを規制することができ、外観を良好に仕上げることができる。
<第4実施形態>
以下、図10を用いて、第4実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、各図においては、各部材間に空隙が示されているが、実際には空隙はなく、各部材は接触して固定されている。また、第4実施形態においては、第1実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
第4実施形態の車両用シート10Cのシートバック12Cにおいては、第1裏面材90の構造が、第1実施形態の第1裏面材40とは異なっている。
図10に示されるように、第4実施形態の第1裏面材90は、パッド材22に一体に固定される本体部92と、パッド材22に一体化された本体部92から延長される延長部94と、本体部92と延長部94との間に形成され、パッド材22の端部近傍で折り返された折返部93とを備えている。
本体部92は、パッド中央部22Bの裏面側、パッド端部22Aの内側面、及びパッド端部22Aの裏面側においてパッド材22に一体に固定されている。折返部93は、パッド材22の端部近傍で折り返されて裏面材が2重になるように本体部92から延在されて、本体部92に固着されている。延長部94は、折返部93から延長されフレーム材14の裏面14B側に延在されている。なお、第1裏面材90の延長部94はフレーム材14の裏面14B側において折り返された裏面材となる。
(作用、効果)
次に、第4実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10Cのシートバック12Cの作用効果について以下に説明する。
第4実施形態に係るシートバック12Cの構造では、本体部92と延長部94との間に裏面材が2重になる折返部93を有しているので、折返部93がない場合と比較して、延長部94をフレーム材14に固定する際の固定位置の位置管理を容易に行うことができる。
<第5実施形態>
以下、図11を用いて、第5実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、各図においては、各部材間に空隙が示されているが、実際には空隙はなく、各部材は接触して固定されている。また、第5実施形態においては、第4実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
第5実施形態の車両用シート10Dのシートバック12Dにおいては、第1裏面材90Aの構造が、第4実施形態の第1裏面材90とは異なっている。
図11に示されるように、第5実施形態の第1裏面材90Aは、折返部93の折返位置すなわち折返部93の端部93Aは、パッド材22の裏面側(背面側)の角部を除く位置に配設されている。第5実施形態においては、端部93Aは、パッド材22のパッド端部22Aの車両上下方向の端部側(外側)の面に位置しており、パッド端部22Aの上車両前後方向における中央よりも若干前方側に位置している。
本体部92は、パッド中央部22Bの裏面側、パッド端部22Aの内側、パッド端部22Aの裏面側、及びパッド端部22Aの外側においてパッド材22に一体に固定されている。折返部93は、パッド材22に一体に固定された本体部92から延在され、パッド材22のパッド端部22Aの車両上下方向の端部側(外側)の面で折り返されて裏面材が2重になるように本体部92に固着されている。延長部94は、折返部93から延長されフレーム材14の裏面14B側に延在されている。なお、第1裏面材90Aの延長部94はフレーム材14の裏面14B側において折り返された裏面材となる。
(作用、効果)
次に、第5実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10Dのシートバック12Dの作用効果について以下に説明する。
第5実施形態に係るシートバック12Dの構造では、折返部93の端部93Aがパッド材22の背面側の角部を除く位置に配設されるので、負荷が集中する角部を避けて折返部93の端部93Aを配設することができる。
<第6実施形態>
以下、図12を用いて、第6実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、第6実施形態においては、図1に示される第1実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
第6実施形態の車両用シート10Eのシートバック12Eにおいては、第1裏面材100の構造及びフレーム材15の構造が、第1実施形態の第1裏面材40及びフレーム材14とは異なっている。
図12に示されるように、第6実施形態のフレーム材15は、角パイプにより形成されている。第1裏面材100は、パッド中央部22Bの裏面側に一体に固定される本体部102と、パッド材22に一体に固定された本体部102から略直角に延長される延長部104とを備えている。
フレーム材15及び第1裏面材100の延長部104には、それぞれ固定用部材としてのクリップ50が挿通される挿通孔としてのクリップ孔(図示省略)が設けられており、各クリップ孔は各々対応する位置に設けられている。各クリップ孔にクリップ50を挿通することにより、延長部104がフレーム材15に固定される。これにより、第1裏面材100を介してパッド材22をフレーム材15に確実に固定することができる。
(作用、効果)
次に、第6実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10Eのシートバック12Eの作用効果について以下に説明する。
第6実施形態に係るシートバック12Eの構造では、第1裏面材100は、パッド材22の裏面側においてパッド材22と一体化される裏面材であって、パッド材22に固定される本体部102、及びパッド材22から延長されフレーム材15に固定される延長部104を有している。第6実施形態に係るシートバック12Eの構造によれば、第1裏面材100を介してパッド材22をフレーム材15に確実に固定することができる。また、第6実施形態に係るシートバック12Eの構造によれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第7実施形態>
以下、図13を用いて、第7実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シートのシートバックについて説明する。なお、第7実施形態においては、図9に示される第3実施形態と同様の構成については同符号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
(シートバックの構造)
第7実施形態の車両用シート10Fのシートバック12Fにおいては、縫製部36における第2裏面材80の共縫いの構造が、第3実施形態とは異なっている。図13に示されるように、第7実施形態の車両用シート10Fのシートバック12Fにおいては、第2裏面材80は、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製された縫製部36側の他端部84において第1トリムカバー32の内側に共縫いされている。
(シートバックの製造方法)
第2裏面材80の一端部82と第1裏面材70の延長部74をフレーム材14に固定した後、フレーム材14に固定された裏面材一体パッド材20Aを表皮としてのトリムカバー30により被覆する。この際に、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製される縫製部36において、第2裏面材80の他端部84を第1トリムカバー32の内側に共縫いする。このようにしてシートバック12Bは製造される。
(作用、効果)
次に、第7実施形態に係る車両用シート構造が適用された車両用シート10Fのシートバック12Fの作用効果について以下に説明する。
第7実施形態に係るシートバック12Fの構造及び車両用シート10Fの製造方法では、第2裏面材80は延長部74と第2トリムカバー34との間に配設され、第2裏面材80の一端部82が、延長部74と共にフレーム材14に固定され、第2裏面材80の他端部84が、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34とが縫製される縫製部36において第1トリムカバー32の内側に共縫いされている。
これにより、第2裏面材80によって、第1トリムカバー32と第2トリムカバー34がフレーム材14に固定される。そのため、フレーム材14に固定された第1トリムカバー32によりパッド材22の表面側が被覆されるので、パッド材22は第1トリムカバー32によってフレーム材14に固定される。従って、パッド材22は、第1裏面材70と、第2裏面材80及び第1トリムカバー32とによってフレーム材14に固定されることになり、パッド材22の位置ずれを二重に防止することができる。
また、第2裏面材80の他端部84は縫製部36において共縫いされる。縫製部36においては第1トリムカバー32の内側に第2裏面材80の他端部84が縫製される。そのため、縫製部36をフレーム材14側に倒して第2トリムカバー34の組付けが可能となり、さらに第2裏面材80の他端部84によって第1トリムカバー32の縫製部36が内側に倒れるのを規制することができ、外観を良好に仕上げることができる。
(実施形態の補足説明)
以上の実施形態では、本発明にかかる車両用シート構造、パッド材成形方法、及び車両用シート製造方法をシートバックへ適用した態様について説明したが、本発明では、これに限らず、車両用シート10のシートクッションに適用してもよい。さらには、車両用シート10に限らず、図示はしないが家具用シートに適用されてもよい。
また上記実施形態においては、延長部44、74、94をフレーム材14に固定する際に、固定用部材としてクリップ50を使用したが本発明はこれに限られない。延長部44、74、94をフレーム材14に固定することができれば、特に限定されず公知の固定方法を使用することができる。
また、上記実施形態においては、第1裏面材40、70、90は、フェルトで形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、ワディング材で形成されていてもよいし、織布やフェルト以外の不織布等で構成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、第2裏面材80は、カーペットで形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、カーペット以外の織物で形成されていてもよい。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10、10A、10B、10C、10D 車両用シート
12、12A、12B、12C、12D シートバック
14、15 フレーム材
14A 表面
14B 裏面
14H クリップ孔(挿通孔)
20、20A 裏面材一体パッド材
22 パッド材
30 トリムカバー(表皮)
32 第1トリムカバー(第1表皮)
34 第2トリムカバー(第2表皮)
36 縫製部
40、70、90、100 第1裏面材(裏面材)
40A 主要部
42、72、92 本体部
44、74、94 延長部
44A 端末部
44H、74H、84H、94H クリップ孔(挿通孔)
50 クリップ(固定用部材)
52 マグネット(固定用部材)
54 テープ部材(含浸防止部材)
54A フィルム部材(含浸防止部材)
62 上金型
64 下金型
80 第2裏面材
82 一端部(一端)
84 他端部(他端)
S 空間

Claims (11)

  1. 車両用シートの骨組みを形成するフレーム材と、
    発泡材により形成され、前記フレーム材の表面側に配設されるパッド材と、
    前記パッド材の裏面側において当該パッド材と一体化される裏面材であって、当該パッド材に固定される本体部、及び当該パッド材から延長され前記フレーム材に固定される延長部を有する第1裏面材と、
    を含む車両用シート構造。
  2. 前記本体部と前記延長部とが別部材により構成されている請求項1に記載の車両用シート構造。
  3. 前記フレーム材、前記第1裏面材、及び前記パッド材を内部に収容した状態で前記パッド材を被覆する表皮であって、前記パッド材の表面側を被覆する第1表皮と、前記パッド材と一体化された前記第1裏面材側を被覆する第2表皮とを有する表皮と、
    前記第1表皮と前記第2表皮とが縫製される縫製部と、
    前記延長部と前記第2表皮との間に配設され、一端が前記延長部と共に前記フレーム材に固定され、他端が前記縫製部において共縫いされる第2裏面材と、
    をさらに含む請求項1又は請求項2に記載の車両用シート構造。
  4. 前記第1裏面材は、前記本体部と前記延長部との間に裏面材が2重に重なる折返部を有する請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車両用シート構造。
  5. 前記折返部の端部は、前記パッド材の背面側の角部を除く位置に配設される請求項4に記載の車両用シート構造。
  6. 前記延長部は、前記パッド材から延長され前記フレーム材の裏面側に折り返され当該フレーム材に固定される請求項1~請求項5の何れか1項に記載の車両用シート構造。
  7. 前記フレーム材及び前記延長部は、各々対応する位置に固定用部材が挿通される挿通孔を有する請求項1~請求項6の何れか1項に記載の車両用シート構造。
  8. パッド材と一体化される本体部、及び該本体部から延長される延長部を有する裏面材のうち、延長部の端末部を除く主要部を上金型に配置し、
    前記端末部を除く前記延長部の前記上金型とは反対側の表面に含浸防止部材を固着した状態で、前記上金型との間で空間を形成する下金型を型締めし、
    前記空間に樹脂を注入して発泡させることにより、前記本体部が一体化され、前記本体部から延長された延長部を有する裏面材一体パッド材を形成するパッド材成形方法。
  9. 前記端末部は、前記上金型に沿って折り曲げられ、固定用部材により前記上金型に固定される請求項8に記載のパッド材成形方法。
  10. 第1裏面材の一部である本体部を発泡材により形成されるパッド材に一体化して裏面材一体パッド材を成形し、
    車両用シートの骨組みを形成するフレーム材の表面側に、前記裏面材一体パッド材の前記本体部を配置し、
    前記本体部から延長された前記第1裏面材の延長部を前記フレーム材に固定することにより前記裏面材一体パッド材を前記フレーム材に固定し、
    前記フレーム材に固定された前記裏面材一体パッド材を表皮により被覆する車両用シート製造方法。
  11. 前記表皮は、前記裏面材一体パッド材の表面側を被覆する第1表皮、及び前記裏面材一体パッド材と一体化された前記第1裏面材側を被覆する第2表皮を有し、
    前記延長部と前記第2表皮との間に第2裏面材を配置し、
    前記第2裏面材の一端を前記延長部と共に前記フレーム材に固定し、
    前記第1表皮と前記第2表皮とが縫製される縫製部において該第2裏面材の他端を共縫いする請求項10に記載の車両用シート製造方法。
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