JP2009291537A - クッションパッド - Google Patents

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克也 佐藤
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Abstract

【課題】軽量化を図りつつ、小パッドとパッド本体との剥がれを防止して品質上安定して製造することができるクッションパッドを提供する。
【解決手段】クッションパッド10は、成形型50内にポリウレタンフォーム原料Mを注入することで発泡成形されたポリウレタンフォームからなるパッド本体12と、ポリプロピレンフォームからなる軽量な樹脂発泡成形体で構成されて、パッド本体の裏面側に埋設された小パッド14と、該小パッドの少なくとも一部に接着剤で貼着されるとともに、パッド本体の発泡成形により前記ポリウレタンフォームが浸み込むことでパッド本体に一体に固着された布部材28とを備えてなり、小パッド14が布部材28を用いてパッド本体12に一体化されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シート等に用いられるクッションパッドに関するものである。
一般に、自動車用シートにはクッション性の高い軟質ポリウレタンフォームからなるクッションパッドが使用されており、これを支持フレーム上に載置するとともに、パッド表面に表皮を被せる等して、車両用シートとして構成されている。
このような車両用シートにおいては、燃費向上などの要請から、クッションパッドについても軽量化が求められている。従来、クッションパッドを軽量化する方策としては、ポリウレタンフォーム原料の注入量の低減や配合変更、裏面部にコア抜き形状を施工する等の方法がとられてきた。
しかしながら、これら従来の方策では、ポリウレタンフォームの密度が下がったり、クッションパッドが薄肉になることで、本来の座り心地に大きな悪影響を与えたり、成形性の維持が困難であった。
なお、下記特許文献1には、ポリウレタンフォームからなるパッド本体の裏面側にその発泡成形によりスラブを一体化させたクッションパッドが開示されている。しかしながら、この文献は、初期荷重域での撓み性を確保しながら、高荷重域での尻下部でのしっかり感を発揮するために、パッド本体よりも高密度で高硬度のスラブを一体化させるものである。また、該スラブは、パッド本体と同様のポリウレタンフォームからなるものであり、そのため、スラブは、パッド本体の発泡成形によって、当該パッド本体に直接固着されるものであり、本発明の特徴を何ら開示するものではない。
特開2005−211251号公報
本発明者は、座り心地等のクッションパッド本来の機能を確保しつつ、クッションパッドを軽量化するため検討していく中で、ポリウレタンフォームからなるパッド本体の裏面側に、ポリプロピレンフォーム等のようにポリウレタンフォームとは異種の樹脂からなる低密度の樹脂発泡成形体の小パッドを埋設させることが有効であると考えた。
ところが、このような小パッドを、パッド本体の発泡成形により一体化させようとしたところ、その材料特性により、パッド本体のポリウレタンフォームとの接着性が悪く、発泡成形後に、小パッドとパッド本体との接合部が剥がれて、小パッドが脱落するなどの問題を生じた。
本発明は、以上の点に鑑み、クッションパッドの軽量化を図りつつ、小パッドとパッド本体との剥がれを防止して品質上安定して製造することができるクッションパッドを提供することを目的とする。
本発明に係るクッションパッドは、成形型内にポリウレタンフォーム原料を注入することで発泡成形されたポリウレタンフォームからなるパッド本体と、前記ポリウレタンフォームとは異種の樹脂からなり、かつ前記パッド本体よりも低密度の樹脂発泡成形体で構成されて、前記パッド本体の裏面側に埋設された小パッドと、前記小パッドの少なくとも一部に貼着されるとともに、前記パッド本体の発泡成形により前記ポリウレタンフォームが浸み込むことで前記パッド本体に一体に固着された布部材と、を備え、前記小パッドが前記布部材を用いて前記パッド本体に一体化されたものである。
本発明によれば、ポリウレタンフォームとは異種の樹脂からなる軽量な発泡成形体の小パッドを、ポリウレタンフォームからなるパッド本体の裏面側に埋設することにより、クッションパッドの軽量化を図ることができる。また、かかる異種の樹脂からなる小パッドが、小パッドに別途貼着された布部材を利用して、ポリウレタンフォームの発泡成形によるパッド本体と布部材との固着により、パッド本体に一体化されているので、パッド本体からの小パッドの剥がれを防止することができ、品質上安定してクッションパッドを製造することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施形態に係るクッションパッド10の斜視図であり、図2はその断面図、図3は同上の要部拡大断面図である。
このクッションパッド10は、自動車の2又は3人掛け後席シートにおいて、着座者(乗員)の臀部を支持するためのシートクッションに用いられるパッドであり、軟質ポリウレタンフォームからなるパッド本体12と、該パッド本体12の裏面12A(下面)側に埋設一体化された小パッド14とを備えてなる。
パッド本体12は、後記のように成形型内にポリウレタンフォーム原料を注入することで発泡成形されてなるものであり、クッションパッド10において着座者を受け止め支持する主体部を構成する。詳細には、パッド本体12は、車両幅方向において、左右2つの着座部16,16と、その間のやや隆起状の中央部18と、幅方向両端部の隆起状のサイド部20,20とからなる。また、前後方向では、着座者の臀部を受け止め支持する後部側の尻下部22と、着座者の大腿部を受け止め支持する前部側の腿受部24とを有して構成されている。
小パッド14は、ポリウレタンフォームとは異種の樹脂からなる発泡成形体であって、パッド本体12よりも密度(見かけ密度)の低い、即ち軽量な樹脂発泡成形体で構成されている。
小パッド14を構成する樹脂としては、ポリウレタンフォームとの接着性に劣るものでも用いることができ、むしろ本実施形態では接着性に劣る樹脂を用いる場合にその効果を発揮することができる。この例では、かかる樹脂発泡成形体として、低密度でありながら、適度な硬度を有し、かつ耐熱性にも優れるポリプロピレンフォーム(発泡ポリプロピレン)を用いる。ポリプロピレンフォームであると、その耐熱性によりパッド本体12の発泡成形時の熱による溶融・変形を回避しつつ、また、適度な硬度により座り心地等のクッションパッド本来の機能を確保しつつ、低密度による軽量化を図ることができる。より好ましくは、ポリプロピレンフォームの中でも、ビーズ法発泡ポリプロピレン(PPビーズとも称される)を用いることである。なお、小パッド14の密度は特に限定されるものではないが、25〜100kg/mであることが好ましい。
小パッド14は、パッド本体12の腿受部24の下部に埋設されており、パッド本体12の腿受部24における裏面側の凹所26に嵌り込むように設けられている。
クッションパッド10は、また、小パッド14の裏面14A側に貼着された布部材28を備える。布部材28は、小パッド14の裏面14Aよりも大きく設定されており、該裏面14Aの全体を覆い、かつ、その縁部28Aが全周にわたって小パッド14からはみ出した状態となるように、接着剤を用いて貼着されている。そして、この小パッド14からはみ出した布部材28の縁部28A(はみ出し部に相当する。)が、パッド本体12の発泡成形により上記ポリウレタンフォームが浸み込むことで、パッド本体12に一体に固着されている。これにより、小パッド14は、布部材28を用いてパッド本体12に一体化されている。
布部材28としては、パッド本体12の発泡成形時に、ポリウレタンフォーム原料が浸み込むことによりポリウレタンフォームと固着することができるものであれば、特に限定されず、織布、編布、不織布等の各種繊維製布材が用いられる。この例では、成形フェルトを用いている。
以上の構成を持つクッションパッド10は、上記小パッド14の裏面14A側に、布部材28を、当該布部材28の少なくとも縁部28Aが小パッド14からはみ出した状態に貼着しておき、この布部材28が貼着された小パッド14を成形型内にセットし、前記成形型内にポリウレタンフォーム原料を注入することにより、パッド本体12を発泡成形するとともに、小パッド14からはみ出した布部材28のはみ出し部28Aを上記発泡成形によりパッド本体12に一体に固着させることで、製造することができる。
製造方法は、詳細には次の通りである。すなわち、まず、図4に示すように、予め発泡成形された小パッド14の裏面14A側に、上記布部材28を接着剤等を用いて貼着しておく。次いで、この布部材28を貼着した小パッド14を、図5に示すように、パッド本体12を発泡成形するための成形型50にセットする。
成形型50は、図5,6に示すように、クッションパッド10の表面(上面)側を成形する上方に開口する下型52と、クッションパッド10の裏面(下面)側を成形する上型54とを備えてなる。上型54は、ヒンジ部56を介して下型52に対して回動可能に設けられており、下型52の上面開口を開閉することで、下型52との間にパッド形状に対応する発泡空間であるキャビティ58を形成するように構成されている。
上型54には、上記小パッド14を保持するための丸棒状のピン60が所要箇所に突設されている。図5に示すように、ピン60は、小パッド14の幅方向(車両前後方向)の両側にそれぞれ複数設けられており、該両側のピン60で小パッド14を挟み込むように設置されている。すなわち、小パッド14を挟む両側のピン60の幅方向での間隔を、その部分での小パッド14の幅と同じか、又はそれよりも僅かに(例えば、ピン60の直径以下の範囲で)小さくしてピン60と小パッド14とが干渉するようにし、これにより、成形型50の型閉め時に小パッド14が脱落せず、かつ、クッションパッド10の脱型時には外れやすいように設定されている。
このようなピン60を備える成形型50の上型54に対し、上記小パッド14を、布部材28が貼着された側を上型54の型面側に向けてセットする。
次いで、不図示の注入装置から下型52内にポリウレタンフォーム原料Mを注入し、図6に示すように成形型50を型閉めして、キャビティ58内でパッド本体12を発泡成形させる。その際、小パッド14からはみ出した布部材28の縁部28A(はみ出し部に相当する。)には、発泡しつつ充填されるポリウレタンフォーム原料Mが浸み込み、それによって、布部材28の縁部28Aが発泡成形されたパッド本体12に一体に固着される。このように布部材28の縁部28Aがパッド本体12に固着されることにより、小パッド14は、布部材28の縁部28Aを介してパッド本体12に一体化される。その後、上型54を開いて、脱型することにより、クッションパッド10が得られる。
このようにして得られたクッションパッド10は、パッド本体12の腿受部24における裏面側に、ポリプロピレンフォームからなる軽量な小パッド14が埋設されている。小パッド14の裏面14Aには接着剤により布部材28が固着されており、この布部材28の縁部28Aがポリウレタンフォーム原料Mの浸み込みによりパッド本体12と一体に固着されている。そのため、小パッド14とパッド本体12の凹所26との間の界面では、材料特性により十分な接着性は確保されていないものの、布部材28とパッド本体12との固着を利用して、小パッド14はパッド本体12に一体化されている。なお、上記ポリウレタンフォーム原料Mの浸み込みは布部材28の厚み方向全体でなくてもよく、通常は厚み方向の一部に浸み込むことで上記固着がなされる。
以上より、本実施形態であると、ポリプロピレンフォームからなる軽量な小パッド14を、ポリウレタンフォームからなるパッド本体12の裏面側に埋設することにより、座り心地等のクッションパッド10本来の機能を確保しつつ、クッションパッド10の軽量化を図ることができる。パッド本体12と小パッド14との大きさの関係等にもよるが、例えば、約1割程度の軽量化が可能となる。
また、上記小パッド14を、予め貼着した布部材28を利用してパッド本体12に一体化するので、パッド本体12からの小パッド14の剥がれを防止することができ、品質上安定したクッションパッド10を製造することができる。
また、小パッド14の裏面14A側に布部材28が貼着されており、図3に示すように、製品完成時において、小パッド14の裏面14Aが布部材28により全体的に覆われているので、車両搭載時、クッションパッド10を支持する支持フレーム(不図示)との間での異音の発生を布部材28が介在することで回避することができる。また、ボディから支持フレームを通ってクッションパッド10に伝わる熱を布部材28で遮断して小パッド14を保護することができ、ポリウレタンフォームに比べて耐熱性に劣るポリプロピレンフォーム製の小パッド14の変形や溶融を防止することができる。
なお、本実施形態では、小パッド14を除くクッションパッド10の裏面には異音対策の布部材を設けていないが、このような異音対策の布部材を更に設けてもよい。
図7は、第2の実施形態に係るクッションパッド10Aの断面図である。この例では、布部材28を、パッド本体12の裏面12Aを全体的に覆うように設けている。すなわち、布部材28は、パッド本体12の裏面12A全体と略同等の大きさに設定されており、該布部分28の前部側の一部に小パッド14が予め貼着されている。その他の点については、第1の実施形態と同様である。また、第2の実施形態の場合、小パッド14をパッド本体12に一体化させるための布部材28を用いて、クッションパッド10Aの裏面全体での異音対策を行うことができる。
図8は、第3の実施形態に係るクッションパッド10Bの要部拡大断面図であり、図9は、それに用いる布部材30付の小パッド14の断面図である。この例では、小パッド14の裏面14A側に布部材28を貼着する代わりに、小パッド14のパッド本体12への埋設面14B側に布部材30が貼着されている。
詳細には、この例では、布部材30は、パッド本体12に埋設される小パッド14の上面側の埋設面14Bの全体を覆うように設けられており、かつ、布部材30の縁部30Aが全周にわたって小パッド14からはみ出した状態となるように、接着剤を用いて貼着されている。
このようにして布部材30が貼着された小パッド14は、第1の実施形態と同様に、成形型50内にセットされる。但し、この例では、布部材30が上型54の型面側ではなくキャビティ58側に向くようにセットされる。そして、該成形型50内にポリウレタンフォーム原料Mを注入することにより、パッド本体12が発泡成形されるとともに、小パッド14の埋設面14B側の布部材30にポリウレタンフォーム原料Mが浸み込み、これにより、該布部材30がパッド本体12に一体に固着される。より詳細には、布部材30は、小パッド14を覆う部分とともに、小パッド14からはみ出した縁部30A(はみ出し部に相当する。)も、パッド本体12に一体に固着される。このように布部材30がパッド本体12に固着されることにより、小パッド14は、布部材30を介してパッド本体12に一体化される。その後、上型54を開いて、脱型することにより、クッションパッド10Bが得られる。
このようにして得られるクッションパッド10Bでは、小パッド14の埋設面14B側に接着剤により布部材30が固着されており、この布部材30がポリウレタンフォーム原料の浸み込みによりパッド本体12と一体に固着されている。
その他の構成は第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態と同様、クッションパッド本来の機能を確保しつつ、軽量化を図ることができ、また、パッド本体12からの小パッド14の剥がれを防止して、品質上安定したクッションパッド10Bを製造することができる。
特に、本実施形態であると、小パッド14とパッド本体12の凹所26との接合面において、その全体に布部材30が介設されてパッド本体12と固着されているため、小パッド14とパッド本体12とをより強固に一体化させることができる。なお、この場合の布部材30は、小パッド14の埋設面14Bの全体に設けられている必要はなく、その一部に設けられている場合でも、小パッド14をパッド本体12に一体化させることは可能である。但し、埋設面14Bの全体に設けられている方がより強固な一体化を可能とし、更に、本実施形態のように縁部30Aを小パッド14からはみ出させて、その部分でもパッド本体12と固着させると、より優れた一体化効果を発揮することができる。
なお、本実施形態でも、パッド本体12の裏面を覆う異音対策の布部材を別途設けてもよい。また、第2の実施形態のように、布部材30を、パッド本体12の裏面12Aを全体的に覆うように設け、パッド本体12の裏面12Aでの異音対策を行うこともできる。
更に、上記実施形態では、小パッド14をパッド本体12の腿受部24における裏面側に埋設するようにしたが、本発明はこれに限定されず、尻下部22の裏面側に埋設するようにしてもよく、また、サイド部20の裏面側のみに埋設するようにしてもよく、埋設位置は特に限定されない。また、上記実施形態では、着座者の臀部を支持するためのシートクッションパッドに適用したが、背もたれ部に適用することもできる。更に、3人掛けの後席シートには限られず、例えば1人掛けの前席シートにも当然に適用可能である。
第1の実施形態に係るクッションパッドの斜視図 図1のII−II線断面図 図2の要部拡大図 同実施形態における布部材付の小パッドの断面図 同実施形態における成形型の斜視図 同実施形態における発泡成形時の断面図 第2の実施形態に係るクッションパッドの断面図 第3の実施形態に係るクッションパッドの要部拡大断面図 同実施形態における布部材付の小パッドの断面図
符号の説明
10,10A,10B…クッションパッド
12…パッド本体、12B…裏面
14…小パッド、14A…裏面、14B…埋設面
28…布部材、28A…縁部(はみ出し部)
30…布部材、30A…縁部(はみ出し部)
50…成形型
M…ポリウレタンフォーム原料

Claims (8)

  1. 成形型内にポリウレタンフォーム原料を注入することで発泡成形されたポリウレタンフォームからなるパッド本体と、
    前記ポリウレタンフォームとは異種の樹脂からなり、かつ前記パッド本体よりも低密度の樹脂発泡成形体で構成されて、前記パッド本体の裏面側に埋設された小パッドと、
    前記小パッドの少なくとも一部に貼着されるとともに、前記パッド本体の発泡成形により前記ポリウレタンフォームが浸み込むことで前記パッド本体に一体に固着された布部材と、
    を備え、前記小パッドが前記布部材を用いて前記パッド本体に一体化された、
    ことを特徴とするクッションパッド。
  2. 前記布部材が、前記小パッドに予め貼着された状態で前記成形型内にセットされて、前記パッド本体の発泡成形により前記パッド本体に一体に固着された、ことを特徴とする請求項1記載のクッションパッド。
  3. 前記布部材が接着剤により前記小パッドに貼着された、請求項1又は2記載のクッションパッド。
  4. 前記布部材が、前記小パッドの裏面側に、当該布部材の少なくとも縁部が前記小パッドからはみ出した状態に貼着されており、
    前記小パッドからはみ出した前記布部材のはみ出し部が、前記パッド本体の発泡成形により前記パッド本体に一体に固着されることで、該布部材を用いて前記小パッドが前記パッド本体に一体化された、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクッションパッド。
  5. 前記布部材が、前記小パッドにおける前記パッド本体への埋設面側に貼着されており、
    前記小パッドの埋設面側の布部材が、前記パッド本体の発泡成形により前記パッド本体に一体に固着させることで、該布部材を介して前記小パッドが前記パッド本体に一体化された、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクッションパッド。
  6. 前記布部材が、前記小パッドの前記埋設面側を覆い、かつ該布部材の少なくとも縁部が前記小パッドからはみ出した状態に貼着されており、前記パッド本体の発泡成形により、前記小パッドを覆う部分とともに、前記小パッドからはみ出した前記布部材のはみ出し部も、前記パッド本体に一体に固着された、ことを特徴とする請求項5記載のクッションパッド。
  7. 前記布部材が、前記パッド本体の裏面を全体的に覆うように設けられた、請求項1〜6のいずれか1項に記載のクッションパッド。
  8. 前記小パッドがポリプロピレンフォームからなる請求項1〜7のいずれか1項に記載のクッションパッド。
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