JP7212126B2 - 座席シート - Google Patents
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Description
上型と下型とからなり、発泡樹脂からなるシートコア材をセットした前記上型で前記下型を閉成した後に、該下型に供給した発泡樹脂原料を発泡させてクッション材を成形することで、前記クッション材にシートコア材を接合した座席シートを製造する発泡型において、
前記上型のキャビティ面でかつ前記シートコア材の樹脂侵入不可領域より外方の対応部位に、該シートコア材を上型にセットして型締めするとシートコア材に食い込み可能な突片が形成され、
前記下型には上型へ向け突出して、型締め時に前記シートコア材に当接する支持部が形成され、
前記上型を型締めした際に、該上型にセットされている前記シートコア材に前記支持部が当接して、該シートコア材を上型に向け強制的に押圧するようになっていることを要旨とする。
この発明によれば、発泡型における上型を下型に対し閉じて型締めすると、上型にセットしたシートコア材を下型に設けた支持部が上へ押圧するので、シートコア材は上型に設けた突片に押し付けられる。これにより上型の突片がシートコア材に深く食い込むために、クッション材の発泡成形が進行しても前記突片により押し止められ、それより先へ発泡樹脂原料が侵入しない。
この発明によれば、上型のキャビティ面に設けられた突片は、該上型にセットしたシートコア材の周縁に沿って存在して、該シートコア材に食い込むから、樹脂侵入を不可とする領域を広く保護することができる。
この発明によれば、突片の先端を断面において先細りするよう形成してあるため、シートコア材へより食い込み易くなっている。
この発明によれば、突片を複数条設けることによって、発泡成形の発泡圧が大きい場合であっても、発泡樹脂原料の侵入を多段階で押し止めることができる。
上型と下型とからなる発泡型の内部で発泡樹脂原料を発泡させてクッション材を成形することにより、前記上型にセットした発泡樹脂からなるシートコア材に前記クッション材を接合させた座席シートを製造する方法において、
突片をキャビティ面に有する前記上型に対し前記シートコア材をセットして、前記突片を該シートコア材に近接させる工程と、
前記下型に前記クッション材となるべき発泡樹脂原料を供給する工程と、
前記シートコア材をセットした前記上型を、該上型へ向けて突出する支持部を有する下型に型締めして、前記支持部により前記シートコア材を上型に対し押圧させることで、前記突片の先端をシートコア材に食い込ませる工程とからなることを要旨とする。
この発明によれば、発泡型における上型を下型に対し閉じて型締めすると、上型にセットしたシートコア材を下型に設けた支持部が上へ押圧するので、シートコア材は上型に設けた突片に押し付けられる。これにより上型の突片がシートコア材に深く食い込むために、クッション材の発泡成形が進行しても前記突片により押し止められ、それより先へ発泡樹脂原料が侵入することがない。
16 シートコア材(第2基材),18 発泡型,20 下型,22 上型,
24 突片,26 樹脂侵入不可領域(樹脂不可侵領域),28 支持部
Claims (2)
- 発泡樹脂で形成されたシートコア材に発泡樹脂で形成されたクッション材が接合されている座席シートであって、
前記シートコア材は、前記クッション材より単位重量の小さい発泡体で形成され、
前記クッション材は、前記シートコア材の座面側を覆うと共に当該シートコア材の少なくとも一側面の下端まで延在するように設けられ、
前記クッション材の座面側から前記シートコア材に至るように穴が形成されると共に、当該シートコア材の裏面において前記クッション材で覆われた側面の下端縁側に溝が形成されている
ことを特徴とする座席シート。 - 前記シートコア材は、ビーズ発泡成形体であることを特徴とする請求項1記載の座席シート。
Priority Applications (1)
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JP2021177121A JP7212126B2 (ja) | 2017-05-16 | 2021-10-29 | 座席シート |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2021177121A JP7212126B2 (ja) | 2017-05-16 | 2021-10-29 | 座席シート |
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JP2022009714A JP2022009714A (ja) | 2022-01-14 |
JP7212126B2 true JP7212126B2 (ja) | 2023-01-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000517209A (ja) | 1996-08-30 | 2000-12-26 | ウッドブリッヂ フォウム コーポレイション | シート並びにその製造用の方法、モールド及びシステム |
JP2008228794A (ja) | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Bridgestone Corp | 車両用シートパッド |
JP2009291537A (ja) | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | クッションパッド |
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2021
- 2021-10-29 JP JP2021177121A patent/JP7212126B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000517209A (ja) | 1996-08-30 | 2000-12-26 | ウッドブリッヂ フォウム コーポレイション | シート並びにその製造用の方法、モールド及びシステム |
JP2008228794A (ja) | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Bridgestone Corp | 車両用シートパッド |
JP2009291537A (ja) | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | クッションパッド |
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JP2022009714A (ja) | 2022-01-14 |
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