JP5848500B2 - シートパッド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、座面に通気孔が設けられたシートパッドに係り、特に、発泡合成樹脂よりなるシートパッド本体と、該シートパッド本体の着座者側の面の少なくとも一部に沿って配設された表層材とを備えたシートパッドであって、該表層材に、その着座者側の面と、該シートパッド本体に重なる面とを連通する第1の通気孔が設けられ、該シートパッド本体のうち該表層材が重なる面に、該第1の通気孔に連通する通気溝が設けられ、該シートパッド本体に、該通気溝と、該シートパッド本体の着座者と反対側の面とを連通する第2の通気孔が設けられたシートパッドに関する。また、本発明は、このシートパッドの製造方法に関する。
特開2007−202668号公報(特許文献1)には、ポリウレタンフォーム等の発泡合成樹脂よりなるシートパッド本体と、該シートパッド本体の着座者側の面(座面)の少なくとも一部に沿って配設された表層材とによりシートパッドを構成することが記載されている。特許文献1では、シートパッドとして、シートの腰掛部を構成するクッションパッドが例示されており、クッションパッド本体の上面に表層材が取り付けられている。特許文献1では、表層材には、その上面と下面とを連通する第1の通気孔が設けられ、クッションパッド本体のうち該表層材が重なる面には、この第1の通気孔に連通する通気溝が設けられ、該クッションパッド本体には、この通気溝と該クッションパッド本体の下面とを連通する第2の通気孔が設けられている。特許文献1のクッションパッドにあっては、シートの下側の空気が第2の通気孔に流入し、該第2の通気孔、通気溝及び第1の通気孔を通って表層材の上面から噴き出す。これにより、着座者の尻下の蒸れ等が防止され、座り心地が長期にわたって良好なものとなる。
このクッションパッドにあっては、第2の通気孔を吹き上がってきた空気が表層材に当って該表層材中に拡散したり、該表層材とクッションパッド本体との間に侵入し、十分に第2の通気孔から通気溝に空気が流入しにくくなる懸念があった。また、着座者が座ったときに、この第2の通気孔の上方領域とその周囲とでクッションパッドの座面の硬さが異なるようになるため、この硬さの違いが感取されて座り心地が低下する懸念があった。これを解消するために、特開2007−236607号公報(特許文献2)では、第2の通気孔の上方において通気溝を塞ぐように、クッションパッド本体の上面に非通気性の膜状体(フィルム)を貼り付けることが記載されている。特許文献2のクッションパッドにあっては、第2の通気孔の着座者側において通気溝が膜状体によって覆われているので、第2の通気孔内を吹き上がってきた空気が直接的に表層材に当って該表層材中に拡散したり、表層材とクッションパッド本体との間に侵入したりすることを防止することができる。
特開2007−202668号公報 特開2007−236607号公報
上記特許文献2にあっては、第2の通気孔の上方において通気溝を非通気性の膜状体で塞ぐために、表層材をクッションパッド本体に取り付ける前に、この膜状体をクッションパッド本体の上面に貼り付ける必要があるため、クッションパッドを製造するのにかかる工数が多くなったり、クッションパッドの製造コストが増大したりする傾向があるが、このクッションパッドを製造するのにかかる工数や製造コストは、できるだけ少ないことが望まれる。
本発明は、第2の通気孔の着座者側において通気溝を塞ぐようにシートパッド本体に膜状体を貼り付けなくても、第2の通気孔内を着座者側へ流れてきた空気が表層材中に拡散したり、表層材とシートパッド本体との間に侵入したりすることを防止することが可能であり、且つ第2の通気孔付近の座り心地の低下を防止ないし緩和することが可能なシートパッドと、このシートパッドの製造方法とを提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のシートパッドは、発泡合成樹脂よりなるシートパッド本体と、該シートパッド本体の着座者側の面の少なくとも一部に沿って配設された表層材と、を備えたシートパッドであって、該表層材に、その着座者側の面と、該シートパッド本体に重なる面とを連通する第1の通気孔が設けられ、該シートパッド本体のうち該表層材が重なる面に、該第1の通気孔に連通する通気溝が設けられ、該シートパッド本体に、該通気溝と、該シートパッド本体の着座者と反対側の面とを連通する第2の通気孔が設けられており、少なくとも該第2の通気孔の着座者側において該通気溝を覆うように、覆蓋体が該シートパッド本体の着座者側の面に設けられているシートパッドにおいて、該覆蓋体は該シートパッド本体と一体に設けられ、前記覆蓋体の厚さは、前記覆蓋体の略全体にわたって略一定であって、5〜70mmとすることにより、該覆蓋体が十分な剛性を有するものとしたことを特徴とするものである。
請求項2のシートパッドは、請求項1において、前記覆蓋体は前記シートパッド本体と同一材料から成ることを特徴とする。
請求項のシートパッドは、請求項1又は2において、前記覆蓋体の着座者側の面は、前記シートパッド本体の前記表層材が重なる面と面一状となっていることを特徴とするものである。
請求項のシートパッドは、請求項1ないしのいずれか1項において、前記通気溝の底面に凹部が形成され、該凹部に前記第2の通気孔が開口していることを特徴とするものである。
請求項のシートパッドは、請求項1ないしのいずれか1項において、前記覆蓋体の上からさらに該覆蓋体の周囲の前記通気溝を覆うように膜状体が設けられていることを特徴とするものである。
本発明(請求項6)のシートパッドの製造方法は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシートパッドの製造方法であって、前記シートパッド本体及び表層材をそれぞれ成形用金型により成形する成形工程と、該成形工程の後、該表層材を該シートパッド本体の着座者側の面に付着させる付着工程と、を有し、前記シートパッド本体の成形用金型は、該シートパッド本体の着座者側の面を成形する第1の型と、該シートパッド本体の着座者と反対側の面を成形する第2の型とを備えており、該第1の型のキャビティ面から前記通気溝を形成するための凸条が突設されており、該通気溝形成用凸条を横切って、前記覆蓋体を形成するための凹条が設けられており、該第2の型のキャビティ面から該第1の型のキャビティ面に向かって前記第2の通気孔を形成するための凸部が突設されており、該第1の型と第2の型とを型締めした状態において、該凸部は、その先端面の左右両端側それぞれ該凹条の両側の凸条に形成した接合面に当接し、該凸部の先端面と該凹条の底面との間に、前記覆蓋体が形成されるキャビティ空間が形成されるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項1)のシートパッドにあっては、少なくとも第2の通気孔の着座者側において通気溝が覆蓋体によって覆われているので、第2の通気孔内を着座者側へ流れてきた空気が直接的に表層材に当って該表層材中に拡散したり、表層材とシートパッド本体との間に侵入することを防止することができる。また、着座者が座ったときに、第2の通気孔が感取されて座り心地が悪くなることを防止することができる。本発明では、この覆蓋体はシートパッド本体と一体に設けられているので、少なくとも第2の通気孔の着座者側において通気溝を覆うようにシートパッド本体に膜状体を貼り付けることを省略することができる。これにより、シートパッドの製造作業を容易化することが可能である。また、該覆蓋体の略全体にわたって略一定とすることにより、着座者がシートパッド本体の座面の硬さのムラを感取することが防止される。更に、覆蓋体の厚さを5〜70mmとすることにより、覆蓋体の剛性を大きくすることができるため、着座者が座ったときに、第2の通気孔の上方領域とその周囲とでシートパッド本体の硬さの違いが感取されて座り心地が悪くなることを防止することができる。
この覆蓋体は、請求項2の通り、シートパッド本体と一体に成形されたものであることが好ましい。
請求項の通り、覆蓋体の着座者側の面を、シートパッド本体の表層材が重なる面と面一状とすることにより、覆蓋体も表層材に重なるようになるため、覆蓋体と表層材との間に空気が入り込んで該表層材中に拡散することを防止することができる。また、覆蓋体とシートパッド本体とが連続して表層材に重なるため、着座者がシートパッド本体の座面の硬さのムラを感取することが防止される。
請求項4のように、通気溝の底面に凹部を形成し、この凹部に第2の通気孔を開口させることにより、第2の通気孔の着座者側に覆蓋体を設けても、第2の通気孔と通気溝との間の流路の幅がこの覆蓋体の厚さ分だけ狭くなることが防止される。これにより、第2の通気孔から通気溝に十分な流量にて空気が流入するようになる。
前述の通り、本発明では、少なくとも第2の通気孔の着座者側において通気溝を覆うように覆蓋体がシートパッド本体と一体に設けられているので、この第2の通気孔を覆うように膜状体を貼り付けることは省略することができるが、請求項のように、この覆蓋体の上からさらに該覆蓋体の周囲の通気溝を覆うように膜状体が設けられてもよい。このようにすることにより、通気溝内を流れる空気の表層材中への拡散や表層材とシートパッド本体との間への侵入をより効果的に防止することが可能となる。


本発明(請求項)のシートパッドの製造方法にあっては、シートパッド本体及び表層材をそれぞれ成形用金型により成形した(成形工程)後、表層材をシートパッド本体の着座者側の面に付着させる(付着工程)ことによりシートパッドが製造される。本発明では、シートパッド本体と一体に、少なくとも第2の通気孔の着座者側において通気溝を覆う覆蓋体が設けられているので、表層材をシートパッド本体の着座者側の面に付着させる前に、この第2の通気孔の着座者側を覆うように膜状体をシートパッド本体に貼り付けることが不要であるため、シートパッド製造工程の工数を減少させることができ、シートパッドを容易に製造することが可能となる。更に、覆蓋体が一体に形成されたシートパッド本体を容易に成形することができる。
実施の形態に係るシートパッドの分解斜視図である。 図1のシートパッドの平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図3及び図4におけるシートパッドの覆蓋体付近の拡大図である。 図1のシートパッドのシートパッド本体を成形するための金型の断面図である。 図6の金型の覆蓋体形成部付近の拡大図である。 実施の形態に係るシートパッドの覆蓋体付近の断面図である。 実施の形態に係るシートパッドの断面図である。
以下に、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、この実施の形態では、シートパッドとして、車両用シートの腰掛部を構成するクッションパッドを例示しているが、本発明は、クッションパッド以外のシートパッド(例えばシートの背もたれ部を構成するバックパッド等)や、車両用以外の各種シートを構成するためのシートパッドにも適用可能である。
[第1の実施の形態]
第1図は第1の実施の形態に係るシートパッドの分解斜視図、第2図はこのシートパッドの平面図、第3図及び第4図はそれぞれ第2図のIII−III線及びIV−IV線に沿う断面図、第5図(a),(b)はそれぞれ第3図及び第4図におけるシートパッドの覆蓋体付近の拡大図である。第6図(a),(b)はそれぞれこのシートパッドのシートパッド本体を成形するための金型の断面図であり、第6図(a)は第6図(b)のA−A線に沿う断面を示し、第6図(b)は第6図(a)のB−B線に沿う断面を示している。第7図(a),(b)はそれぞれ第6図(a),(b)における金型の覆蓋体形成部付近の拡大図である。なお、第7図(a)は第7図(b)のA−A線に沿う断面を示し、第7図(b)は第7図(a)のB−B線に沿う断面を示している。以下、上下方向、左右方向及び前後方向は、このシートパッドを用いて構成されたシートの着座者にとっての上下方向、左右方向及び前後方向と一致するものとする。
この実施の形態では、シートパッド1は、車両用シートの腰掛部を構成するクッションパッドである。このシートパッド1に表皮(図示略)を装着し、シートのベースフレーム(図示略)に取り付けることにより、該シートの腰掛部が構成される。この表皮は織布などの通気性を有した素材よりなる。
このシートパッド1は、シートパッド本体2と、該シートパッド本体2の上面(着座者側の面)の少なくとも一部に沿って配設された表層材3とを備えている。表層材3には、その上面と下面(シートパッド本体2に重なる面)とを連通する第1の通気孔4が設けられている。シートパッド本体2のうち該表層材3が重なる面には、該第1の通気孔4に連通する通気溝5が設けられている。また、シートパッド本体2には、この通気溝5と、該シートパッド本体2のうち表層材3が重なっていない面とを連通する第2の通気孔6が設けられている。
シートパッド本体2には、第2の通気孔6の上方において通気溝5を覆うように覆蓋体10が設けられている。この覆蓋体10は、シートパッド本体2と一体に成形されたものである。この覆蓋体10の詳細な構成、並びにこの覆蓋体10を備えたシートパッド本体2の成形方法については、後述する。
第1,2図の通り、この実施の形態では、シートパッド本体2は、着座者の尻下に配置される尻下部2aと、この尻下部2aの左右にそれぞれ設けられたサイドサポート部2b,2bとを有している。なお、シートパッド本体2の主要部分の構成は、これに限定されない。第1,3,4図の通り、この実施の形態では、該尻下部2aの上面に、下方へ向かって凹陥した凹所7が設けられており、この凹所7に表層材3が嵌合している。第2図の通り、この実施の形態では、凹所7は、尻下部2aの上面の前後方向の途中部から前端部にかけて形成されている。この実施の形態では、該凹所7及び表層材3は略方形の平面視形状となっている。なお、凹所7及び表層材3の形状や配置はこれに限定されない。例えば、この実施の形態では、1個の表層材3が凹所7の全体に嵌合する構成されているが、複数個の表層材3が凹所7に嵌合するように構成されてもよい。凹所7及び表層材3は、尻下部2aの上面の中央部や後端側、あるいはサイドサポート部2bの上面に配置されてもよい。この凹所7に嵌合した表層材3の上面と、その周囲のシートパッド本体2の上面とにより、連続したシートパッド1の座面が構成されている。
尻下部2aと左右のサイドサポート部2b,2bとの間には、それぞれ、前記表皮を留め付けるための留付部8が設けられている。この留付部8は、第3,4図の通り、表皮が引き込まれる引込溝8aと、該引込溝内に引き込まれた表皮を掛止するためのワイヤ等の掛止部材8bとを有している。なお、この留付部8の構成には特に制限はなく、各種の構成を採用することができる。
また、この実施の形態では、凹所7の後縁部及び表層材3の上面の前後方向の途中部にも留付部8が設けられている。この凹所7の後縁部及び表層材3の上面の各留付部8は、左右方向に延在しており、その両端部がそれぞれ尻下部2aの左右両側の留付部8に連なっている。
シートパッド本体2及び表層材3は、それぞれポリウレタンフォーム等の発泡合成樹脂よりなる。シートパッド1が一般的な車両用シートを構成するものである場合には、シートパッド本体2の構成材料としては、モールドウレタンフォームを用いることが好ましい。
シートパッド本体2と表層材3とは、同種の発泡合成樹脂により構成されてもよく、それぞれ異なる発泡合成樹脂により構成されてもよい。
例えば、シートパッド1がクッション性を重視するものである場合、あるいはシートパッド1の表面に表皮として厚さ5mm以上のソフトウレタンやそれに類するものが用いられている場合には、表層材3を低密度材で構成することが好ましい。その場合、表層材3の構成材料としては、JIS K 6400に準拠して測定される25%硬度が100〜200Nであるスラブウレタンフォームが好ましい。
一方、シートパッド1が、表面にソフト感が望まれるものである場合、あるいは初期の着座フィーリングを良くすることを目指すものである場合には、表層材3の構成材料としては、JIS K 6400に準拠して測定される25%硬度が10〜100Nであるスラブウレタンフォームが好ましい。
凹所7及び表層材3の前後方向の長さは、20〜600mm、特に100〜400mmであることが好ましい。表層材3の厚さは、該表層材3が凹所7に嵌合した状態における該表層材3の上面からシートパッド本体2の下面までの厚さの5〜50%、特に5〜30%であることが好ましい。
この実施の形態では、通気溝5は、凹所7の底面に設けられている。第2図の通り、この実施の形態では、該通気溝5は、着座者の尻下から左右の大腿部の下方へ向かうように略U字状に延在したU字溝部5aと、該U字溝部5aの延在方向の中間部から該U字溝部5aの左端側及び右端側へ向かう途中でそれぞれ凹所7の左右方向の中央側へ斜めに枝分かれした枝溝部5b,5bとを有している。なお、通気溝5の形状や配置はこれに限定されない。この通気溝5の溝幅W(第5図(b))は5〜40mm特に10〜20mmであることが好ましく、この通気溝5の深さD(第5図(a))は5〜60mm特に10〜40mmであることが好ましい。
この実施の形態では、第2の通気孔6は、第2〜4図の通り、シートパッド本体2を上下方向に貫通するように形成されており、その上端側はU字溝部5aの延在方向の中間付近に連通し、下端側はシートパッド本体2の下面に連通している。なお、第2の通気孔6の配置はこれに限定されない。通気溝5の底面と同高さにおける第2の通気孔6の前後方向(通気溝5の延在方向と直交方向)の幅W(第5図(b))は5〜60mm特に10〜40mmであることが好ましく、左右方向(通気溝5の延在方向)の幅W(第5図(a))は10〜100mm特に30〜80mmであることが好ましく、開口面積は50〜4000mm特に300〜3200mmであることが好ましい。第2図及び第5図(b)の通り、この実施の形態では、第2の通気孔6は、前後方向の幅WがU字溝部5aの溝幅Wよりも大きなものとなっているが、これに限定されない。第4図及び第5図(b)の通り、この実施の形態では、第2の通気孔6は、上端側から下端側まで左右方向の幅Wが略一定であり、且つ下端側ほど前後方向の幅Wが大きくなる形状となっているが、これに限定されない。
覆蓋体10は、この実施の形態では、第1,3,4図の通り、第2の通気孔6の上方を前後方向(溝5の延在方向と直交方向)に横切るように形成されている。この覆蓋体10の上面は、凹所7の底面と略面一に連なっている。この覆蓋体10の左右方向(溝5の延在方向)の幅W(第5図(a))は、第2の通気孔6の左右方向の幅Wの50〜200%特に80〜200%であることが好ましい。この覆蓋体10の幅Wを第2の通気孔6の幅Wの50%以上とすることにより、第2の通気孔6内を上昇してきた空気が直接的に表層材3に当ったり、表層材3と凹所7の底面との間に侵入することを十分に防止することができる。また、着座者が座ったときに、第2の通気孔6が感取されて座り心地が悪くなることを十分に防止することができる。この実施の形態では、覆蓋体10の左右方向の幅Wは、該覆蓋体10の前端側から後端側まで略一定となっているが、これに限定されない。この実施の形態では、覆蓋体10は、第2の通気孔6の上方領域にのみ配置されているが、覆蓋体10の配置はこれに限定されない。
第5図(a),(b)の通り、この実施の形態では、覆蓋体10は、上下方向(表層材3からの離反方向)の厚さT(第5図(a))が該厚さ方向と直交方向の略全面にわたって略一定の平板状に形成されている。シートパッド1が前述の一般的な車両用シートに用いられるものである場合、即ち、前述の通りシートパッド本体2が、一般的な車両用シートに用いられるモールドウレタンフォームにより構成されている場合、この覆蓋体10の上下方向の厚さT(第5図(a))は、5〜70mm特に10〜30mmであることが好ましい。この覆蓋体10の厚さTを5mm以上とすることにより、覆蓋体10が十分な剛性を有したものとなるため、着座者が座ったときに、第2の通気孔6の上方領域とその周囲とでシートパッド本体2の硬さの違いが感取されて座り心地が悪くなることを十分に防止することができる。この厚さTが過度に大きいと、第2の通気孔6と通気溝5との間の流路の上下幅(覆蓋体10の下面と通気溝5の底面との間の間隔)が過度に小さくなるおそれがあるので、この厚さTの上限は、70mm程度であることが好ましい。
なお、覆蓋体10の形状はこれに限定されるものではない。例えば、覆蓋体10は、第2の通気孔6の上方領域以外の領域(ただし、第1の通気孔4の下方領域を除く。)においても、通気溝5を覆うように形成されてもよい。また、覆蓋体10は、全面にわたって厚さTが一定でなくてもよく、部分的に厚さTが異なっていてもよい。また、覆蓋体10は、前端側から後端側まで幅Wが一定でなくてもよく、部分的に幅Wが異なっていてもよい。覆蓋体10は、平板状でなくてもよく、例えば棒状などの形状であってもよい。
次に、このシートパッド1の製造方法について説明する。なお、以下の製造方法は一例であり、シートパッド1の製造方法は以下の方法に限定されない。
このシートパッド1は、シートパッド本体2と表層材3とを別々に成形して合体させることにより製造される。第6図及び第7図は、この覆蓋体10付きシートパッド本体2を成形するための金型20を示している。この実施の形態では、金型20は、上型21及び下型22を有している。
この実施の形態では、シートパッド本体2は、金型20内において座面を下向きにした姿勢で成形される。すなわち、下型22のキャビティ面によりシートパッド本体2の上面側が成形され、上型21のキャビティ面によりシートパッド本体2の下面側が成形される。以下、前後方向及び左右方向は、この金型20内で成形されるシートパッド本体2の前後方向及び左右方向と一致するものとする。
下型22のキャビティ面からは、凹所7を形成するための凸部23(以下、この凸部23を凹所形成用凸部という。)と、留付部8の引込溝8aを形成するための凸条24(以下、この凸条24を引込溝形成用凸条とが上型21側へ向かって突設されている。凹所形成用凸部23の上面には、通気溝5を形成するための凸条25(以下、この凸条25を通気溝形成用凸条という。)が延設されている。この実施の形態では、通気溝形成用凸条25は、略U字形に延在したU字溝形成部25aと、該U字溝形成部25aの延在方向の途中部から枝分かれした1対の枝溝形成部25b,25bとを有している。このU字溝形成部25aにより通気溝5のU字溝部5aが形成され、各枝溝形成部25bにより通気溝5の各枝溝部5bが形成される。なお、通気溝形成用凸条25の形状や配置はこれに限定されない。
この実施の形態では、第6図(b)及び第7図(b)の通り、U字溝形成部25aの延在方向の中間付近に、覆蓋体10を形成するための凹条26(以下、この凹条26を覆蓋体形成用凹条という。)が設けられている。この覆蓋体形成用凹条26は、U字溝形成部25aをその延在方向と直交方向に横切るように延設されている。この実施の形態では、第6図(a)及び第7図(a)の通り、該覆蓋体形成用凹条26の底面は、凹所形成用凸部23の上面と同レベルとなっている。この覆蓋体形成用凹条26により、U字溝形成部25aは、その延在方向の中間付近において一端側と他端側とに分断されたものとなっている。第7図(b)の通り、このU字溝形成部25aの覆蓋体形成用凹条26に臨む端面の上縁部には、上型21と下型22とを型締めしたときに後述の第2の通気孔形成用凸部27の先端部が接合する接合面25cが形成されている。これらの接合面25cは、上端側ほど覆蓋体形成用凹条26から遠ざかるように傾斜した斜面となっている。
上型21のキャビティ面からは、第2の通気孔6を形成するための凸部27(以下、この凸部27を第2の通気孔形成用凸部という。)が下型22側へ向かって突設されている。第7図(a),(b)の通り、この第2の通気孔形成用凸部27は、上型21と下型22とを型締めしたときに、その先端面が覆蓋体形成用凹条26に臨み、且つ該先端面の左右両端側がそれぞれ覆蓋体形成用凹条26の両側のU字溝形成部25aの接合面25cに当接するように構成されている。この状態において、該第2の通気孔形成用凸部27の先端面は覆蓋体形成用凹条26の底面から離隔している。この第2の通気孔形成用凸部27の先端面と覆蓋体形成用凹条26の底面との間が、覆蓋体10を形成するためのキャビティ空間となる。
この金型20を用いてシートパッド本体2を成形する場合、下型22内に発泡合成樹脂原料を注入し、上型21と下型22とを型締めして該発泡合成樹脂原料を発泡させる。ここの発泡合成樹脂原料が金型20内のキャビティ空間を充填することにより、シートパッド本体2が成形される。この際、発泡合成樹脂原料が第2の通気孔形成用凸部27の先端面と覆蓋体形成用凹条26の底面との間のキャビティ空間を充填することにより、覆蓋体10がシートパッド本体2と一体に成形される。この発泡合成樹脂が硬化した後、上型21と下型22とを型開きしてシートパッド本体2を脱型する。発泡成形時に凹所形成用凸部23が存在していた部分が凹所7となり、引込溝形成用凸条24が存在していた部分が引込溝8aとなり、通気溝形成用凸条25が存在していた部分が通気溝5となり、通気孔形成用凸部27が存在していた部分が第2の通気孔6となる。脱型後、必要に応じバリ取り等の仕上げ作業を行うことにより、シートパッド本体2が完成する。
このようにしてシートパッド本体2を成形することにより、覆蓋体10が一体に形成されたシートパッド本体2を容易に成形することができる。
このシートパッド本体2とは別に、表層材3も成形される。この表層材3の成形方法は、前述の特許文献1等における表層材の成形方法と同様である。その後、表層材3をシートパッド本体2の凹所7に嵌合させ、接着材(図示略)等により表層材3を凹所7の底面に貼り付けることにより、シートパッド1が完成する。なお、表層材3のシートパッド本体2への結合手段は、接着に限定されない。
このようにして製造されたシートパッド1にあっては、シートの下側の空気が第2の通気孔6に流入し、該第2の通気孔6、通気溝5及び各第1の通気孔4を通って表層材3の上面から噴き出す。これにより、着座者の尻下の蒸れ等が防止され、座り心地が長期にわたって良好なものとなる。
このシートパッド1にあっては、少なくとも第2の通気孔6の上方において通気溝5が覆蓋体10によって覆われているので、第2の通気孔6内を上昇してきた空気が直接的に表層材3に当って該表層材3中に拡散したり、表層材3と凹所7の底面との間に侵入することを十分に防止することができる。また、着座者が座ったときに、第2の通気孔6が感取されて座り心地が悪くなることを十分に防止することができる。本発明では、この覆蓋体10はシートパッド本体2と一体に設けられているので、表層材3をシートパッド本体2に取り付ける前に、少なくとも第2の通気孔6の上方において通気溝5を覆うように凹所7の底面に非通気性又は難通気性の膜状体を貼り付けることを省略することができる。これにより、シートパッド1の製造作業を容易化することが可能である。
この実施の形態では、覆蓋体10は、厚さTが5〜70mmであり、十分な剛性を有しているため、着座者が座ったときに、第2の通気孔6の上方領域とその周囲とでシートパッド本体2の硬さの違いが感取されて座り心地が悪くなることを十分に防止することができる。
[第2の実施の形態]
第8図(a),(b)は第2の実施の形態に係るシートパッドの覆蓋体付近の断面図であり、それぞれ前述の第5図(a),(b)と同様部分の断面を示している。
本発明のように、第2の通気孔6の上方において通気溝5を覆う覆蓋体10をシートパッド本体2と一体に設けた場合、第5図(a)の通り、この覆蓋体10の厚さ分だけ、第2の通気孔6と通気溝5との間の流路の上下幅が狭くなるおそれがある。これを防止するために、第8図の実施の形態では、第2の通気孔6付近において、通気溝5の底面に凹部5cを設け、この凹部5cに第2の通気孔6が開口するように構成している。通気溝5の底面からの凹部5cの深さD’(第8図(a))は、覆蓋体10の厚さTの50〜200%特に70〜130%であることが好ましい。また、第2の通気孔6から該凹部5cと通気溝5の底面との段差面までの距離L(第8図(a))は、5〜100mm特に5〜30mmであることが好ましい。この実施の形態では、第8図(a)の通り、通気溝5の延在方向と直交方向における凹部5cの幅は、該通気溝5と同等となっているが、これに限定されない。この実施の形態のその他の構成は、前述の第1の実施の形態と同様であり、第8図(a),(b)において第1〜5図と同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態のように、通気溝5の底面に凹部5cを設け、この凹部5cを第2の通気孔6に臨ませることにより、第2の通気孔6の上方に覆蓋体10を設けても、第2の通気孔6と通気溝5との間の流路の上下幅が狭くなることが防止される。これにより、第2の通気孔6から通気溝5に十分な流量にて空気が流入するようになる。
なお、凹部5cの形状は、図示の形状に限定されない。例えば、この実施の形態では、凹部5cは、深さD’が一定の階段状となっているが、第2の通気孔6に接近するほど深さD’が深くなるスロープ状であってもよい。
[第3の実施の形態]
第9図は第3の実施の形態に係るシートパッドの覆蓋体付近の断面図であり、前述の第3図と同様部分の断面を示している。
上記の各実施の形態では、覆蓋体10を設けたことにより、第2の通気孔6の上方において通気溝5を覆うように凹所7の底面に膜状体を貼り付けることを省略した構成となっているが、本発明においては、第9図の通り、この覆蓋体10の上にさらに通気溝5を覆うように膜状体11が設けられてもよい。この膜状体11の材料としては、例えば前述の特開2007−236607号公報のフィルムと同様の非通気性又は難通気性を有する材料が好適である。ただし、膜状体11の材料はこれに限定されない。
この場合、シートパッド本体2の凹所7に表層材3を嵌合させる前に、少なくとも覆蓋体10の周囲の通気溝5を覆うように膜状体11を凹所7の上面に貼り付ける。本発明では、第2の通気孔6の上方に覆蓋体10が存在しているため、通気溝5の周囲の凹部7の上面だけでなく、この覆蓋体10の上面にも膜状体11を貼り付けることができる。そのため、膜状体11を容易に且つしっかりとシートパッド本体2に付着させることができる。なお、膜状体11の貼り付け方法には特に制限はなく、接着剤や両面テープなど、種々の方法により膜状体11をシートパッド本体2に貼り付けることができる。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は上記以外の形態をもとりうる。例えば、上記の実施の形態では、シートパッドとして、車両用シートの腰掛部を構成するクッションパッドを例示しているが、本発明は、クッションパッド以外のシートパッド(例えばシートの背もたれ部を構成するバックパッド等)や、車両用以外の各種シートを構成するためのシートパッドにも適用可能である。
上記の実施の形態では、覆蓋体10は、第2の通気孔6の上方においてのみ通気溝5を覆ったものとなっているが、第2の通気孔6の上方以外の位置においても通気溝5を覆うように形成してもよい。
1 シートパッド
2 シートパッド本体
3 表層材
4 第1の通気孔
5 通気溝
6 第2の通気溝
7 凹所
10 覆蓋体
11 膜状体
20 金型
21 上型
22 下型
23 凹所形成用凸部
25 通気溝形成用凸条
26 覆蓋体形成用凹条
27 通気孔形成用凸部

Claims (6)

  1. 発泡合成樹脂よりなるシートパッド本体と、
    該シートパッド本体の着座者側の面の少なくとも一部に沿って配設された表層材と、を備えたシートパッドであって、
    該表層材に、その着座者側の面と、該シートパッド本体に重なる面とを連通する第1の通気孔が設けられ、
    該シートパッド本体のうち該表層材が重なる面に、該第1の通気孔に連通する通気溝が設けられ、
    該シートパッド本体に、該通気溝と、該シートパッド本体の着座者と反対側の面とを連通する第2の通気孔が設けられており、
    少なくとも該第2の通気孔の着座者側において該通気溝を覆うように、覆蓋体が該シートパッド本体の着座者側の面に設けられているシートパッドにおいて、
    該覆蓋体は該シートパッド本体と一体に設けられ、
    前記覆蓋体の厚さは、前記覆蓋体の略全体にわたって略一定であって、5〜70mmとすることにより、該覆蓋体が十分な剛性を有するものとしたことを特徴とするシートパッド。
  2. 請求項1において、前記覆蓋体は前記シートパッド本体と同一材料から成ることを特徴とするシートパッド。
  3. 請求項1又は2において、前記覆蓋体の着座者側の面は、前記シートパッド本体の前記表層材が重なる面と面一状となっていることを特徴とするシートパッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記通気溝の底面に凹部が形成され、該凹部に前記第2の通気孔が開口していることを特徴とするシートパッド。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記覆蓋体の上からさらに該覆蓋体の周囲の前記通気溝を覆うように膜状体が設けられていることを特徴とするシートパッド。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシートパッドの製造方法であって、
    前記シートパッド本体及び表層材をそれぞれ成形用金型により成形する成形工程と、
    該成形工程の後、該表層材を該シートパッド本体の着座者側の面に付着させる付着工程と、を有し、
    前記シートパッド本体の成形用金型は、該シートパッド本体の着座者側の面を成形する第1の型と、該シートパッド本体の着座者と反対側の面を成形する第2の型とを備えており、
    該第1の型のキャビティ面から前記通気溝を形成するための凸条が突設されており、
    該通気溝形成用凸条を横切って、前記覆蓋体を形成するための凹条が設けられており、
    該第2の型のキャビティ面から該第1の型のキャビティ面に向かって前記第2の通気孔を形成するための凸部が突設されており、
    該第1の型と第2の型とを型締めした状態において、該凸部は、その先端面の左右両端側それぞれ該凹条の両側の凸条に形成した接合面に当接し、該凸部の先端面と該凹条の底面との間に、前記覆蓋体が形成されるキャビティ空間が形成されるように構成されていることを特徴とするシートパッドの製造方法。
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