JP2009220359A - 発泡成形品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の発泡成形品は、発泡成形型の下型にポリウレタン原料を注入して発泡成形した発泡成形品であり、その表面を表皮材で覆ってパッドとして用いる発泡成形品に係る。前記発泡成形品を形成する表面のうちパーティングラインL1を含む頂面11に形成された孔部14の周囲の一部と、前記パーティングラインL1とを連結する溝部15を形成すると共に、その溝部15内の底面15aに前記パーティングラインL1に連結する突条部16を形成した。
【選択図】図2
Description
求項3に記載の発明によれば、突条部の先端が発泡成形品の表面から突き出ていても、所定の張力をもって張り込まれる表皮材によって突条部は溝部内に押し込まれるので、表皮材の表面側から突条部の存在を視認できない。また、断面の形状が三角形又は台形の突条部を形成するために、成形型の成形面に断面の形状が三角形又は台形の凹条部を形成することは容易である。
以下、本発明を具体化した発泡成形品の実施形態を図1〜3を用いて説明する。
図1に示す本実施形態の発泡成形品1であるシートバック2は、表皮材で覆われる前の状態である。このシートバック2は公知の形状をしており、略H字状のホグリング用溝13が正面10に配置されており、ホグリング用溝13は更に延長されて頂面11にも配置されている。頂面11にはヘッドレストステイ用の一対の孔部14が形成され、それぞれの孔部14に連結して溝部15及び突条部16が形成されている。
図4を用いて、シートバック2を成形する成形型において、側面12の凹部17及び凹部17に連結する溝部18及び突条部19を成形する部分の構造を説明する。なお、シートバック2等の発泡成形品1を成形する成形型においては、一般的に発泡成形品1の比較的面積が広い面を下向きにし、その姿勢の形状に対応するキャビティを下型に形成する。また、その広い面に表裏がある場合は、意匠的に重要な面を下向きとする。従って、シートバック2を成形する下型の場合、図4に示すように、シートバック2の側面12を成形する成形面20は立壁状となる。また、シートバック2の頂面11の孔部14及び孔部14に連結する溝部15及び突条部16を成形する部分の下型の構造についても、後述する凹部17を形成するための凸部27を、孔部14を形成するための棒状体とに置き換えればよく、その説明を省くものとする。
図5を用いて、シートバック2を成形するときの、ポリウレタン原料の流れの状況を説明する。特に、図4に示した成形面20における凸部27、立壁部28及び凹条部29の周辺を中心に、ポリウレタン原料の流れの状況を説明する。なお、図4に示したパーティング面21に合着する上型については、図5において図示を省略している。
(1)上記実施形態では、発泡成形品1の凹部17又は孔部14の周囲の一部と、パーティングラインL2又はパーティングラインL1とを連結する溝部18又は溝部15を形成すると共に、その溝部18、15内の底面18a、15aに前記パーティングラインL2、L1に連結する突条部19、16を形成するようにした。そのため、凹部17又は孔部14の周囲に、ガスの巻き込みによる意図しない欠肉部の形成が防止された発泡成形品1を提供できる。
次に、本発明を具体化した発泡成形品3の第2の実施形態を、第1実施形態と異なる部分を中心に図6を用いて説明する。
図7に示すように、図6に示す発泡成形品3の側面12の部分を成形するための成形型は、図4に示す成形型において凸部27の側壁27aと立壁部28とが連結している構成であることと異なり、側壁27aと立壁部38との間には空隙部40が形成され、側壁27aと立壁部38とは連結していない。この空隙部40は隔壁17bを形成するためのものであるが、この空隙部40があることにより、図5を用いて説明した発泡体30の流れのうち、成形面20に沿って流れてきた先端部31付近の空気やガスが、空隙部40を通り抜けて凹条部39に速やかに移動できる。
(6)上記実施形態では、発泡成形品3に隔壁17bを形成するため、成形型に空隙部40を形成するようにしたため、発泡成形の際、空気やガスがその空隙部40を通り抜けて凹条部39を通ってパーティング面21の隙間に速やかに放出されるようになる。従って、凹部17の周囲において意図しない欠肉部の形成が防止された発泡成形品3を提供できる。
なお、上記両実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、溝部15、18の底面15a、18aに突条部16、19を一本形成したが、突条部16、19を複数本形成するようにしてもよい。
○前記溝部内の底面には複数の突条部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか一項に記載の発泡成形品。このように、複数の突条部を形成した場合、発泡成形品にその複数の突条部を形成するために、成形型に形成した複数の凹条部によりガス抜けが容易に行われるようになる。
Claims (6)
- 発泡成形型の下型にポリウレタン原料を注入することにより、発泡成形型によって成形された発泡成形品であって、その表面を表皮材で覆ってパッドとして用いる発泡成形品において、表面に形成された凹部又は孔部の周囲と、パーティングラインとを連結する溝部が形成されると共に、その溝部内の底面に前記パーティングラインに連結する突条部が形成されたことを特徴とする発泡成形品。
- 前記凹部又は孔部の周囲と溝部及び突条部との間に隔壁を形成したことを特徴とする請求項1に記載の発泡成形品。
- 前記突条部は、その断面の形状が三角形又は台形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡成形品。
- 前記突条部の高さは、前記溝部の深さ以下であることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか一項に記載の発泡成形品。
- 前記孔部は、自動車のシートバックの頂面に形成されたヘッドレストステイ用の孔部であり、前記溝部及び突条部が、その孔部とその孔部の後方に位置するパーティングラインとを連結していることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか一項に記載の発泡成形品。
- 前記凹部は、自動車のシートバックの側面に形成された機能部材を取り付けるため又は収容するための凹部であり、前記溝部及び突条部が、その凹部とその凹部の後方に位置するパーティングラインとを連結していることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか一項に記載の発泡成形品。
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