JP2002336089A - 乗り物シートに用いるパッド - Google Patents

乗り物シートに用いるパッド

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JP2002336089A
JP2002336089A JP2001150562A JP2001150562A JP2002336089A JP 2002336089 A JP2002336089 A JP 2002336089A JP 2001150562 A JP2001150562 A JP 2001150562A JP 2001150562 A JP2001150562 A JP 2001150562A JP 2002336089 A JP2002336089 A JP 2002336089A
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JP
Japan
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pad
resin liquid
foamable resin
foaming
vehicle seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001150562A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Seki
友子 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Publication of JP2002336089A publication Critical patent/JP2002336089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな欠肉部分のまわりに発泡不良をさせず
に発泡する。 【解決手段】 発泡性樹脂液が型内に発泡しながら流れ
る際、大きな欠肉部分16に少なくとも一つのバイパス
部17、17を成形しながら全体的に発泡される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、乗り物シートに用
いるパッド、すなわち、シート・クッション・パッド、
シート・バック・パッド、およびヘッドレスト・パッド
などに関する。
【0002】
【背景技術】最近の自動車シートは、シート・バックに
各種の装備品、例えば、サイド・エア・バック・ユニッ
トやエア・ランバ・サポート・アジャスタなどを取り付
けるので、シート・バック・パッドはそのサイド・エア
・バック・ユニットやそのエア・ランバ・サポート・ア
ジャスタのスイッチ−バルブ・ユニットを格納するとこ
ろの大きな欠肉部分、すなわち、大きな穴を備える構造
に発泡性樹脂で成形される。その発泡性樹脂は液状で型
で注入され、その型内で発泡する際、その発泡性樹脂液
の流れが中子に阻害されて発泡不良が起き易い。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、大きな欠肉部分のま
わりに発泡不良をさせずに発泡するところの乗り物シー
トに用いるパッドの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
発泡性樹脂液が型内に発泡しながら流れる際、大きな欠
肉部分に少なくとも一つのバイパス部を成形しながら全
体的に発泡され、そして、その発泡後に、その大きな欠
肉部分からそのバイパス部を切り取る。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の乗り物シートに用いるパッドを説
明するに、図1ないし図3は、スポーツ・カーのドライ
バ・シートのためにヘッドレストを一体化させてサイド
・エア・バック・ユニットを取り付けるシート・バック
のシート・バック・パッドに具体化されたところのこの
発明の乗り物シートに用いるパッドの具体例10を示
し、そして、このシート・バック・パッド10は、発泡
性樹脂液が型(図示せず)の中に発泡しながら流れる
際、大きな欠肉部分16に2本のバイパス部17、17
を成形しながら全体的に発泡される。そのシート・バッ
ク・パッド10では、その大きな欠肉部分16は、その
サイド・エア・バック・ユニットを格納する大きな長穴
に作られている。
【0006】具体的には、そのシート・バック・パッド
10は、その大きな長穴のための穴抜き部分(図示せ
ず)に2本のバイパス(図示せず)を備える中子(図示
せず)を使って下型(図示せず)に上型(図示せず)を
組み合わせるところのその型(図示せず)で発泡性樹脂
液から全体的に発泡される。特に、その穴抜き部分のま
わりでは、その発泡性樹脂液は、その2本のバイパスを
通って下型から上型に発泡しながら流れ、そして、その
上型とその穴抜き部分との間のキャビティに発泡不良が
防がれる。
【0007】その発泡後、そのシート・バック・パッド
10は、その型から取り出され、そして、その2本のパ
ッド部17、17がその大きな長穴16から切り取られ
てそのシート・バックに活用される。
【0008】また、このシート・バック・パッド10に
おいて、11は前壁、12は側壁、13は後壁、14は
ヘッドレスト・パッド部分、そして、15はシー・スル
ー開口である。
【0009】したがって、そのシート・バック・パッド
10では、その型内に発泡される際、その発泡性樹脂液
の流れがその中子に阻害されずに円滑になってその大き
な長穴16のまわりに発泡不良が未然に回避される。
【0010】図4は、スポーツ・カーのドライバ・シー
トのためにヘッドレストを一体化させてサイド・エア・
バック・ユニットを取り付けるシート・バックのシート
・バック・パッドにさらに改善されて具体化されたとこ
ろのこの発明の乗り物シートに用いるパッドの具体例2
0を示し、そして、このシート・バック・パッド20
は、発泡性樹脂液が型内に発泡しながら流れる際、大き
な欠肉部分16に2本のバイパス部21、21を成形し
ながら全体的に発泡される。その大きな欠肉部分16
は、そのサイド・エア・バック・ユニットを格納する大
きな長穴に作られている。
【0011】そのシート・バック・パッド20では、そ
のバイパス部21、21がその発泡性樹脂液の侵入側横
断面を広し、そして、その発泡性樹脂液がそのバイパス
部21、21を通ってその型内により円滑に発泡しなが
ら流れて発泡不良が防がれる。勿論、そのバイパス部2
1、21もその大きな長穴16から切り取られる。
【0012】そのように、この発明の乗り物シートに用
いるパッドは、シート・バック・パッド10、20に具
体化されて説明されたが、シート・クッション・パッド
にもヘッドレスト・パッドにも具体化される。
【0013】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0014】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
乗り物シートに用いるパッドは、発泡性樹脂液が型内に
発泡しながら流れる際、大きな欠肉部分に少なくとも一
つのバイパス部を形成しながら全体的に発泡されるの
で、この発明の乗り物シートに用いるパッドでは、その
発泡性樹脂液の流れが中子に阻害されずにその型内に円
滑に流れ、そして、その大きな欠肉部分のまわりに発泡
不良が未然に防止され、その結果、自動車シートにとっ
て非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スポーツ・カーのドライバ・シートのためにヘ
ッドレストを一体化させてサイド・エア・バック・ユニ
ットを取り付けるシート・バックのシート・バック・パ
ッドに具体化されたところのこの発明の乗り物シートに
用いるパッドの具体例を示した斜視図である。
【図2】そのシート・バック・パッドを発泡させた状態
で示した部分斜視図である。
【図3】そのシート・バック・パッドをそのバイパス部
の切り取った状態で示した部分斜視図である。
【図4】スポーツ・カーのドライバ・シートのためにヘ
ッドレストを一体化させてサイド・エア・バック・ユニ
ットを取り付けるシート・バックのシート・バック・パ
ッドにさらに改善されて具体化されたところのこの発明
の乗り物シートに使用されるパッドの具体例を示した部
分斜視図である。
【符号の説明】
10 シート・バック・パッド 11 前壁 12 側壁 13 後壁 16 大きな欠肉部分/大きな長穴 17 バイパス部 20 シート・バック・パッド 21 バイパス部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60N 2/44 B60N 2/44 // B29K 105:04 B29K 105:04 B29L 31:58 B29L 31:58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡性樹脂液が型内に発泡しながら流れ
    る際、大きな欠肉部分に少なくとも一つのバイパス部を
    成形しながら全体的に発泡されるところの乗り物シート
    に用いるパッド。
  2. 【請求項2】 そのバイパス部が、その発泡性樹脂液の
    侵入側横断面を広くする請求項1に記載の乗り物シート
    に用いるパッド。
JP2001150562A 2001-05-21 2001-05-21 乗り物シートに用いるパッド Pending JP2002336089A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220359A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Inoac Corp 発泡成形品

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243715U (ja) * 1985-09-03 1987-03-16
JPH08140777A (ja) * 1994-11-25 1996-06-04 Nishikawa Kasei Co Ltd シートクッション及びその成形型
JP2001121544A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Ikeda Bussan Co Ltd 発泡成形装置
JP2002187143A (ja) * 2000-12-19 2002-07-02 Nishikawa Kasei Co Ltd 発泡体の成形型

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