JP2002336090A - シート・クッション・パッド - Google Patents
シート・クッション・パッドInfo
- Publication number
- JP2002336090A JP2002336090A JP2001150563A JP2001150563A JP2002336090A JP 2002336090 A JP2002336090 A JP 2002336090A JP 2001150563 A JP2001150563 A JP 2001150563A JP 2001150563 A JP2001150563 A JP 2001150563A JP 2002336090 A JP2002336090 A JP 2002336090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- seat cushion
- cushion pad
- mold
- resin liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 含浸の促進による表面硬化がパッド裏面の中
央部分およびその付近から省かれて着座時の異音発生を
回避する。 【解決手段】 発泡性樹脂液が型内で発泡され、そし
て、複数の細い発泡逃げ１６、１６、１６、１６、１
６、１６、１６、１６がその発泡性樹脂液の発泡に伴っ
てその型の複数のベント・ホールでパッド裏面１２の中
央付近１３を除くそのパッド裏面１２の周辺部分１４に
一体的に伸張される。
央部分およびその付近から省かれて着座時の異音発生を
回避する。 【解決手段】 発泡性樹脂液が型内で発泡され、そし
て、複数の細い発泡逃げ１６、１６、１６、１６、１
６、１６、１６、１６がその発泡性樹脂液の発泡に伴っ
てその型の複数のベント・ホールでパッド裏面１２の中
央付近１３を除くそのパッド裏面１２の周辺部分１４に
一体的に伸張される。
Description
【０００１】
【発明の関係する分野】この発明は、乗り物シート、特
に、自動車シートに適するところのシート・クッション
・パッドに関する。
に、自動車シートに適するところのシート・クッション
・パッドに関する。
【０００２】
【背景技術】通常、自動車シートに用いるシート・クッ
ション・パッドは下型に上型を組み合わせる型内に発泡
性樹脂液を入れ、そして、その型内でばね受け材を一体
発泡させて成形される。その型はその上型に多数のベン
ト・ホールを備え、そして、そのベント・ホールで内部
に溜るガスを抜く。その多数のベント・ホールはそのシ
ート・クッション・パッドの裏面に対して一様な配列で
その上型に穴明けされている。しかし、そのシート・ク
ッション・パッドのそのベント・ホール付近のその裏面
は含浸がより促進されて表面硬化される。特に、そのシ
ート・クッション・パッドはその裏面の中央部分および
その付近が硬化されていると、着座時の異音を発生する
原因の一つになっている。
ション・パッドは下型に上型を組み合わせる型内に発泡
性樹脂液を入れ、そして、その型内でばね受け材を一体
発泡させて成形される。その型はその上型に多数のベン
ト・ホールを備え、そして、そのベント・ホールで内部
に溜るガスを抜く。その多数のベント・ホールはそのシ
ート・クッション・パッドの裏面に対して一様な配列で
その上型に穴明けされている。しかし、そのシート・ク
ッション・パッドのそのベント・ホール付近のその裏面
は含浸がより促進されて表面硬化される。特に、そのシ
ート・クッション・パッドはその裏面の中央部分および
その付近が硬化されていると、着座時の異音を発生する
原因の一つになっている。
【０００３】
【発明の課題】この発明の課題は、含浸の促進による表
面硬化がパッド裏面の中央部分およびその付近から省か
れて着座時の異音発生を回避するところのシート・クッ
ション・パッドの提供にある。
面硬化がパッド裏面の中央部分およびその付近から省か
れて着座時の異音発生を回避するところのシート・クッ
ション・パッドの提供にある。
【０００４】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
発泡性樹脂液が型内で発泡され、そして、複数の細い発
泡逃げがその発泡性樹脂液の発泡に伴ってその型の複数
のベント・ホールでパッド裏面の中央付近を除くそのパ
ッド裏面の周辺部分に一体的に伸張され、そして、その
発泡後に、そのパッド裏面からその複数の細い発泡に逃
げを切り取る。
発泡性樹脂液が型内で発泡され、そして、複数の細い発
泡逃げがその発泡性樹脂液の発泡に伴ってその型の複数
のベント・ホールでパッド裏面の中央付近を除くそのパ
ッド裏面の周辺部分に一体的に伸張され、そして、その
発泡後に、そのパッド裏面からその複数の細い発泡に逃
げを切り取る。
【０００５】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明のシート・クッション・パッドを説
明するに、図１ないし図３は、スポーツ・カーのドライ
バ・シートのシート・クッションに活用されるところの
この発明のシート・クッション・パッドの具体例１０を
示し、そして、そのシート・クッション・パッド１０
は、発泡性樹脂が型（図示せず）の中で発泡され、そし
て、複数の細い発泡逃げ１６、１６、１６、１６、１
６、１６、１６、１６がその発泡性樹脂液の発泡に伴っ
てその型の複数のベント・ホール（図示せず）でパッド
裏面１２の中央付近１３を除くそのパッド裏面１２の周
辺部分１４に一体的に伸張される。
基づいて、この発明のシート・クッション・パッドを説
明するに、図１ないし図３は、スポーツ・カーのドライ
バ・シートのシート・クッションに活用されるところの
この発明のシート・クッション・パッドの具体例１０を
示し、そして、そのシート・クッション・パッド１０
は、発泡性樹脂が型（図示せず）の中で発泡され、そし
て、複数の細い発泡逃げ１６、１６、１６、１６、１
６、１６、１６、１６がその発泡性樹脂液の発泡に伴っ
てその型の複数のベント・ホール（図示せず）でパッド
裏面１２の中央付近１３を除くそのパッド裏面１２の周
辺部分１４に一体的に伸張される。
【０００６】具体的には、そのシート・クッション・パ
ッド１０は、上型（図示せず）がそのパッド裏面１２の
その周辺部分１４に対応して８個のベント・ホールをあ
けて下型（図示せず）に組み合わせられるところのその
型内にばね受け材１７をセットし、次に、その型内にそ
の発泡性樹脂液を入れ、そして、残留ガスや発生された
ガスをそのベント・ホールで抜きながらそのばね受け材
１７を一体発泡させて成形される。勿論、そのばね受け
材１７は、図３に示されたようにそのベント・ホールに
穴合わせされる８個のガス通し穴１８、１８、１８、１
８、１８、１８、１８、１８をあけている。
ッド１０は、上型（図示せず）がそのパッド裏面１２の
その周辺部分１４に対応して８個のベント・ホールをあ
けて下型（図示せず）に組み合わせられるところのその
型内にばね受け材１７をセットし、次に、その型内にそ
の発泡性樹脂液を入れ、そして、残留ガスや発生された
ガスをそのベント・ホールで抜きながらそのばね受け材
１７を一体発泡させて成形される。勿論、そのばね受け
材１７は、図３に示されたようにそのベント・ホールに
穴合わせされる８個のガス通し穴１８、１８、１８、１
８、１８、１８、１８、１８をあけている。
【０００７】その発泡後、そのシート・クッション・パ
ッド１０は、その型から取り出され、そして、そのパッ
ド裏面１２からその８本の細い発泡逃げ１６、１６、１
６、１６、１６、１６、１６、１６を切り取ってそのシ
ート・クッションに用いられる。
ッド１０は、その型から取り出され、そして、そのパッ
ド裏面１２からその８本の細い発泡逃げ１６、１６、１
６、１６、１６、１６、１６、１６を切り取ってそのシ
ート・クッションに用いられる。
【０００８】また、このシート・クッション・パッド１
０において１１はパッド表面、そして、１５は後垂れで
ある。
０において１１はパッド表面、そして、１５は後垂れで
ある。
【０００９】したがって、このシート・クッション・パ
ッド１０では、その上型のそのベント・ホール付近で含
浸の促進による表面硬化がそのパッド裏面１２のその中
央付近１３から省かれ、そして、そのシート・クッショ
ン・パッド１０を活用したそのシート・クッションで
は、ドライバがそのドライバ・シートに着座する際、異
音の発生が防止され、そして、そのような表面硬化がそ
のパッド裏面から１２から少なくなるに伴って座り心地
を向上する。
ッド１０では、その上型のそのベント・ホール付近で含
浸の促進による表面硬化がそのパッド裏面１２のその中
央付近１３から省かれ、そして、そのシート・クッショ
ン・パッド１０を活用したそのシート・クッションで
は、ドライバがそのドライバ・シートに着座する際、異
音の発生が防止され、そして、そのような表面硬化がそ
のパッド裏面から１２から少なくなるに伴って座り心地
を向上する。
【００１０】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質（ｎａ
ｔｕｒｅ）および本質（ｓｕｂｓｔａｎｃｅ）に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し（ｂｅ ｃｏｍｍｅｎｓｕ
ｒａｔｅ ｗｉｔｈ）、そして、その発明の成立に必須
である。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質（ｎａ
ｔｕｒｅ）および本質（ｓｕｂｓｔａｎｃｅ）に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し（ｂｅ ｃｏｍｍｅｎｓｕ
ｒａｔｅ ｗｉｔｈ）、そして、その発明の成立に必須
である。
【００１１】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
シート・クッション・パッドは、発泡性樹脂液が型内で
発泡され、そして、複数の細い発泡逃げがその発泡性樹
脂液の発泡に伴ってその型の複数のベント・ホールでパ
ッド裏面の中央付近を除くそのパッド裏面の周辺部分に
一体的に伸張されるので、この発明のシート・クッショ
ン・パッドでは、その型のそのベント・ホール付近に含
浸の促進によって生じる表面硬化がそのパッド裏面の中
央付近から省かれて着座時の異音発生が防止され、そし
て、そのような表面硬化がそのパッド裏面から少なくな
るに伴って座り心地が向上され、その結果、乗り物シー
トにとって非常に有用で実用的である。
シート・クッション・パッドは、発泡性樹脂液が型内で
発泡され、そして、複数の細い発泡逃げがその発泡性樹
脂液の発泡に伴ってその型の複数のベント・ホールでパ
ッド裏面の中央付近を除くそのパッド裏面の周辺部分に
一体的に伸張されるので、この発明のシート・クッショ
ン・パッドでは、その型のそのベント・ホール付近に含
浸の促進によって生じる表面硬化がそのパッド裏面の中
央付近から省かれて着座時の異音発生が防止され、そし
て、そのような表面硬化がそのパッド裏面から少なくな
るに伴って座り心地が向上され、その結果、乗り物シー
トにとって非常に有用で実用的である。
【図１】スポーツ・カーのドライバ・シートのシート・
クッションに活用されるところのこの発明のシート・ク
ッション・パッドの具体例を示した斜視図である。
クッションに活用されるところのこの発明のシート・ク
ッション・パッドの具体例を示した斜視図である。
【図２】そのシート・クッション・パッドを発泡させた
状態で示した斜視図である。
状態で示した斜視図である。
【図３】そのシート・クッション・パッドに一体発泡さ
れるばね受け材を示した斜視図である。
れるばね受け材を示した斜視図である。
１１ パッド表面 １２ パッド裏面 １３ 中央付近 １４ 周辺部分 １６ 細い発泡逃げ
Claims (1)
- 【請求項１】 発泡性樹脂液が型内で発泡され、そし
て、複数の細い発泡逃げがその発泡性樹脂液の発泡に伴
ってその型の複数のベント・ホールでパッド裏面の中央
付近を除くそのパッド裏面の周辺部分に一体的に伸張さ
れるところのシート・クッション・パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001150563A JP2002336090A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | シート・クッション・パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001150563A JP2002336090A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | シート・クッション・パッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002336090A true JP2002336090A (ja) | 2002-11-26 |
Family
ID=18995554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001150563A Pending JP2002336090A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | シート・クッション・パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002336090A (ja) |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001150563A patent/JP2002336090A/ja active Pending
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