JP2002336091A - 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション - Google Patents
自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッションInfo
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Abstract
防止し引出し口相互の干渉を避ける。 【解決手段】 リア・シート・クッション・パッドが、
センタ・ワイヤ19の両側でパッド・リア22の左右方
向の中央部分に一対のインナ・ベルト引出し口24、2
4を開口し、パッドが樹脂から発泡されてそのリア・シ
ート・クッション・フレームを一体的に埋め込んで成形
され、そして、表皮13が、そのリア・シート・クッシ
ョン・パッドに被せられてそのインナ・ベルト引出し口
24、24の内周面も覆い、そして、そのリア・シート
・クッション・フレームに止められる。そのインナ・ベ
ルト引出し口24、24は、そのフレーム・リア・ワイ
ヤ17、リア・トップ・クロス・ワイヤ18、およびセ
ンタ・ワイヤ19で穴回りを補強され、特に、そのセン
タ・ワイヤ19で境界部分を補強される。
Description
ートに用いるリア・シート・クッションに関する。
クッションの後側中央部分に左右のインナ・ベルト引出
し口を開口する。その引出し口はインナ・ベルトで相互
に干渉されたり、また、形状崩れを起し易い。また、最
近の自動車のリア・シートに用いられるところのチャイ
ルド・シートは、背裏の下端にロック装置を突き出し、
そして、着座面に対応してリア・シート・クッションの
リア・エンドに前後方向に通り抜けて開口される一対の
通し穴にそのロック装置を通してその自動車のボディ・
フロアのチャイルド・シート・アンカーにかみ合わせて
そのリア・シート・クッションに取り付けられるところ
の構造を採用する傾向にある。したがって、そのロック
装置がその通し穴に無理に差し込まれると、トリム・カ
バーが引っ掛ったりパッドが弾性的に変形されて取付け
作業が悪くなる恐れがあった。
ト引出し口の形状崩れを防止できてその引出し口相互の
干渉を避けるところの自動車のリア・シートに用いるリ
ア・シート・クッションの提供にある。
ートの取付け作業性を向上するところの自動車のリア・
シートに用いるリア・シート・クッションの提供にあ
る。
リア・シート・クッション・フレームが、フレーム・フ
ロント・ワイヤ、そのフレーム・フロント・ワイヤの両
端から伸びる左右のフレーム・サイド・ワイヤ、その左
右のフレーム・サイド・ワイヤの後端に一体化されるフ
レーム・リア・ワイヤ、適宜の間隔でそのフレーム・リ
ア・ワイヤより上に位置されてそのフレーム・リア・ワ
イヤあるいはその左右のフレーム・サイド・ワイヤに支
持されるリア・トップ・クロス・ワイヤ、およびそのフ
レーム・フロント・ワイヤからそのフレーム・リア・ワ
イヤに渡されてさらにそのリア・トップ・クロス・ワイ
ヤに伸び、そして、それらワイヤに固定的に結合される
センタ・ワイヤなどでワイヤ構造に作られ、リア・シー
ト・クッション・パッドが、そのフレーム・リア・ワイ
ヤおよびリア・トップ・クロス・ワイヤの間のそのセン
タ・ワイヤの両側でパッド・リアの左右方向の中央部分
に一対のインナ・ベルト引出し口を前から後に通り抜け
て開口し、樹脂から発泡されてそのリア・シート・クッ
ション・フレームを一体的に埋め込んで成形され、そし
て、表皮が、そのリア・シート・クッション・パッドに
被せられてそのインナ・ベルト引出し口の内周面も覆
い、そして、そのリア・シート・クッション・フレーム
に止められ、そして、そのフレーム・リア・ワイヤ、リ
ア・トップ・クロス・ワイヤ、およびセンタ・ワイヤで
その一対のインナ・ベルト引出し口のまわりを補強す
る。
基づいて、この発明の自動車のリア・シートに用いるリ
ア・シート・クッションを説明するに、図1ないし図4
は、乗用車のリア・シートに活用されるところのこの発
明の自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッ
ションの具体例10を示し、そして、このリア・シート
・クッション10では、リア・シート・クッション・フ
レーム11が、フレーム・フロント・ワイヤ15、その
フレーム・フロント・ワイヤ15の両端から伸びる左右
のフレーム・サイド・ワイヤ16、16、その左右のフ
レーム・サイド・ワイヤ16、16の後端に一体化され
るフレーム・リア・ワイヤ17に支持されるリア・トッ
プ・クロス・ワイヤ18、およびそのフレーム・フロン
ト・ワイヤ15からそのフレーム・リア・ワイヤ17に
渡されてさらにそのリア・トップ・クロス・ワイヤ18
に伸び、そして、それらワイヤ15、17、18に固定
的に結合されるセンタ・ワイヤ19などでワイヤ構造に
作られ、リア・シート・クッション・パッド12が、そ
のフレーム・リア・ワイヤ17およびリア・トップ・ク
ロス・ワイヤ18の間で左右の着座面14、14のそれ
ぞれに対応してパッド・リア22に一対の通し穴23、
23および23、23を左右方向に所定の間隔を置いて
前から後に通り抜けて開口し、そしてさらに、そのフレ
ーム・リア・ワイヤ17およびリア・トップ・クロス・
ワイヤ18の間のそのセンタ・ワイヤ19の両側でその
パッド・リア22の左右方向の中央部分に一対のインナ
・ベルト引出し口24、24を前から後に通り抜けて開
口し、樹脂から発泡されてそのリア・シート・クッショ
ン・フレーム11を一体的に埋め込んで成形され、そし
て、表皮13が、そのリア・シート・クッション・パッ
ド12に被せられてその通し穴23、23および23、
23およびインナ・ベルト引出し口24、24の内周面
も覆い、そして、そのリア・シート・クッション・フレ
ーム11に止められる。
11は、その左右のフレーム・サイド・ワイヤ16、1
6の後端間にそのリア・トップ・クロス・ワイヤ18を
支持させてもかまわない。また、そのリア・シート・ク
ッション・パッド12は、発泡性樹脂が用いられた。
において、20はフロント・フロア・ブラケット、そし
て、21はリア・フロア・ブラケットである。
ン10は、通常にリア・シート・バック(図示せず)を
組み付けてそのリア・シートに組み立てられ、その乗用
車のボディ・フロア30に止められたインナ・ベルト3
1、31がその引出し口24、24から引き出され、ま
た、チャイルド・シート(図示せず)がロック装置(図
示せず)をその通し穴23、23に通して差し込んでそ
の乗用車のそのボディ・フロア30のチャイルド・シー
ト・アンカー32、32にかみ合わせて固定可能にされ
る。そのチャイルド・シートはそのロック装置をそのフ
レーム・リア・ワイヤ17とそのリア・トップ・クロス
・ワイヤ18とに案内させてそのロック装置をその通し
穴23、23に円滑に差し込まれ、そして、そのロック
装置をそのチャイルド・シート・アンカー32、32に
かみ合わせてそのリア・シート・クッション10のその
着座面14上に取り付ける。一方、そのインナ・ベルト
引出し口24、24は、そのフレーム・リア・ワイヤ1
7、リア・トップ・クロス・ワイヤ18、およびセンタ
・ワイヤ19で穴回りを補強され、特に、そのセンタ・
ワイヤ19で境界部分を補強され、そして、その引出し
口24、24、すなわち、穴の形状崩れが防止されて穴
相互の干渉が避けられる。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッショ
ンは、リア・シート・クッション・フレームが、フレー
ム・フロント・ワイヤ、そのフレーム・フロント・ワイ
ヤの両端から伸びる左右のフレーム・サイド・ワイヤ、
その左右のフレーム・サイド・ワイヤの後端に一体化さ
れるフレーム・リア・ワイヤ、適宜の間隔でそのフレー
ム・リア・ワイヤより上に位置されてそのフレーム・リ
ア・ワイヤあるいはその左右のフレーム・サイド・ワイ
ヤに支持されるリア・トップ・クロス・ワイヤ、および
そのフレーム・フロント・ワイヤからそのフレーム・リ
ア・ワイヤに渡されてさらにそのリア・トップ・クロス
・ワイヤに伸び、そして、それらワイヤに固定的に結合
されるセンタ・ワイヤなどでワイヤ構造に作られ、リア
・シート・クッション・パッドが、そのフレーム・リア
・ワイヤおよびリア・トップ・クロス・ワイヤの間のそ
のセンタ・ワイヤの両側でパッド・リアの左右方向の中
央部分に一対のインナ・ベルト引出し口を前から後に通
り抜けて開口し、樹脂から発泡されてそのリア・シート
・クッション・フレームを一体的に埋め込んで成形さ
れ、そして、表皮が、そのリア・シート・クッション・
パッドに被せられてそのインナ・ベルト引出し口の内周
面も覆い、そして、そのリア・シート・クッション・フ
レームに止められるので、この発明の自動車のリア・シ
ートに用いるリア・シート・クッションでは、その引出
し口が、そのフレーム・リア・ワイヤ、リア・トップ・
クロス・ワイヤ、およびセンタ・ワイヤで補強され、特
に、そのセンタ・ワイヤで境界部分を補強され、そし
て、その引出し口の形状崩れが防止されてその引出し口
相互の干渉が避けられ、その結果、自動車のリア・シー
トにとって非常に有用で実用的である。
の発明のリア・シートに用いるリア・シート・クッショ
ンの具体例を示した斜視図である。
ア・シート・クッション・フレームを示した斜視図であ
る。
る。
した斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 リア・シート・クッション・フレーム
が、フレーム・フロント・ワイヤ、そのフレーム・フロ
ント・ワイヤの両端から伸びる左右のフレーム・サイド
・ワイヤ、その左右のフレーム・サイド・ワイヤの後端
に一体化されるフレーム・リア・ワイヤ、適宜の間隔で
そのフレーム・リア・ワイヤより上に位置されてそのフ
レーム・リア・ワイヤあるいはその左右のフレーム・サ
イド・ワイヤに支持されるリア・トップ・クロス・ワイ
ヤ、およびそのフレーム・フロント・ワイヤからそのフ
レーム・リア・ワイヤに渡されてさらにそのリア・トッ
プ・クロス・ワイヤに伸び、そして、それらワイヤに固
定的に結合されるセンタ・ワイヤなどでワイヤ構造に作
られ、リア・シート・クッション・パッドが、そのフレ
ーム・リア・ワイヤおよびリア・トップ・クロス・ワイ
ヤの間のそのセンタ・ワイヤの両側でパッド・リアの左
右方向の中央部分に一対のインナ・ベルト引出し口を前
から後に通り抜けて開口し、樹脂から発泡されてそのリ
ア・シート・クッション・フレームを一体的に埋め込ん
で成形され、そして、表皮が、そのリア・シート・クッ
ション・パッドに被せられてそのインナ・ベルト引出し
口の内周面も覆い、そして、そのリア・シート・クッシ
ョン・フレームに止められるところの自動車のリア・シ
ートに用いるリア・シート・クッション。 - 【請求項2】 リア・シート・クッション・フレーム
が、フレーム・フロント・ワイヤ、そのフレーム・フロ
ント・ワイヤの両端から伸びる左右のフレーム・サイド
・ワイヤ、その左右のフレーム・サイド・ワイヤの後端
に一体化されるフレーム・リア・ワイヤ、適宜の間隔で
そのフレーム・リア・ワイヤより上に位置されてそのフ
レーム・リア・ワイヤあるいはその左右のフレーム・サ
イド・ワイヤに支持されるリア・トップ・クロス・ワイ
ヤおよびそのフレーム・フロント・ワイヤからそのフレ
ーム・リア・ワイヤに渡されてさらにそのリア・トップ
・クロス・ワイヤに伸び、そして、それらワイヤに固定
的に結合されるセンタ・ワイヤなどでワイヤ構造に作ら
れ、リア・シート・クッション・パッドが、そのフレー
ム・リア・ワイヤおよびリア・トップ・クロス・ワイヤ
の間で左右の着座面のそれぞれに対応してパッド・リア
に一対の通し穴を左右方向に所定の間隔を置いて前から
後に通り抜けて開口し、そしてさらに、そのフレーム・
リア・ワイヤおよびリア・トップ・クロス・ワイヤの間
のそのセンタ・ワイヤの両側でそのパッド・リアの左右
方向の中央部分に一対のインナ・ベルト引出し口を前か
ら後に通り抜けて開口し、樹脂から発泡されてそのリア
・シート・クッション・フレームを一体的に埋め込んで
成形され、そして、表皮が、そのリア・シート・クッシ
ョン・パッドに被せられてその通し穴およびインナ・ベ
ルト引出し口の内周面も覆い、そして、そのリア・シー
ト・クッション・フレームに止められるところの自動車
のリア・シートに用いるリア・シート・クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001150566A JP3646982B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001150566A JP3646982B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002336091A true JP2002336091A (ja) | 2002-11-26 |
JP3646982B2 JP3646982B2 (ja) | 2005-05-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001150566A Expired - Fee Related JP3646982B2 (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3646982B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285083A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シート |
JP2013248026A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
DE202014008592U1 (de) * | 2014-10-29 | 2016-02-01 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) | Sitzanordnung für ein Fahrzeug und Fahrzeug mit der Sitzanordnung |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001150566A patent/JP3646982B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8434828B2 (en) | 2009-06-11 | 2013-05-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular seat assembly |
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US9783085B2 (en) | 2014-10-29 | 2017-10-10 | GM Global Technology Operations LLC | Seating arrangement for a vehicle and vehicle with the seating arrangement |
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