JPH018428Y2 - - Google Patents

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JPH018428Y2
JPH018428Y2 JP1983133203U JP13320383U JPH018428Y2 JP H018428 Y2 JPH018428 Y2 JP H018428Y2 JP 1983133203 U JP1983133203 U JP 1983133203U JP 13320383 U JP13320383 U JP 13320383U JP H018428 Y2 JPH018428 Y2 JP H018428Y2
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JP
Japan
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seat
connecting member
seat cushion
notch
covering
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JP1983133203U
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JPS6043434U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用シート、特にシートの後部側に
露出しているシートバツク部とシートクツシヨン
部の連結部材を被覆シートにより被うとともに、
この連結部材の挿通する切欠部をシートクツシヨ
ン部の後部側に形成するようにした車両用シート
に関するものである。
従来、シートバツク部内部にエアランバーを形
成するようにした車両用シートや、シートバツク
部の乗員の背部に当接する部分にヒータ線を装着
するようにした車両用シートにおいては、シート
バツク部の下端側からシートクツシヨン部の後部
側へかけてエアパイプやヒータハーネス等の連結
部材が露出してしまい見栄えが悪いばかりでな
く、リアシートに着座した乗員が脚部や爪先によ
つてエアパイプやヒータハーネス等の連結部材を
引掛けてしまい、エアパイプの空気漏れやヒータ
ハーネスの断線等種々の故障の原因となるという
欠点を有していた。
上記欠点を解決するため、シートバツク部下部
にシートクツシヨン部後面側及び下面側を被う被
い表皮を設けるようにした車両用シートが本出願
人により提案されている。この被い表皮はシート
表皮材と同じ材質のレザー等より成るために被い
表皮の下部側の連結部材の形状がそのまま露出し
てしまうことがあり、見栄えが良好でない欠点を
有していた。
本考案の目的は、シートバツク部の裏側から下
方に延長し、シートクツシヨン部の後部側の連結
部材を被う被い表皮を、弾性材を介してシートク
ツシヨン部側に取付けるとともに、上記シートク
ツシヨン部後端に切欠部を設け、この切欠部に上
記連結部材を介挿するようにして、上記欠点を除
去するものであり、以下実施例を用いて詳細に説
明する。
第1図、第2図は本考案による車両用シートの
一実施例を示す斜視図であり、同図において車両
用シート1はシートクツシヨン部2とシートバツ
ク部3とから構成されている。上記シートクツシ
ヨン部2の後端面2aの略中央部にはエアパイプ
10、ヒータハーネス11等の連結部材12を介
挿する切欠部4が形成されており、連結部材12
はこの切欠部4内に収納されるので外部からは容
易には視認できない。上記シートバツク部3の下
端面3aには上記エアパイプ10、ヒータハーネ
ス11等の連結部材12が取付けられ、これら連
結部材12はシートバツク部3の内部に設けられ
た図示されないエアランバーやヒータに接続され
ている。上記シートバツク部3の下端面3aの後
部側にはシート表皮材と同一の材料により形成さ
れた被い表皮5が下部側に延長されており、上記
被い表皮5の上端5aはシートバツク部の後部壁
面3bと下端面3aとの境界部分に縫着されてお
り、また、上記被い表皮の下端5bにはゴム等の
弾性材6が取付けられている。このシート1を下
部側から見上げた図が第2図であり、同図におい
て被い表皮5はシートクツシヨン部2の後端面2
aに形成された切欠部4を被つた後、シートクツ
シヨン部2の下面側まで被い、被い表皮5の下端
5bに設けられた弾性材6により、シートクツシ
ヨン部2のフレーム7に橋絡されたクツシヨンス
プリング8に係止されている。
以上のような構成によれば、シートクツシヨン
部2とシートバツク部3とを連結する連結部材1
2は切欠部4内に介挿され、かつシートクツシヨ
ン部2の後端面2a全体は被い表皮5によつて被
覆されるので、上記連結部材12は外部からは全
く視認できず、また、被い表皮5の外表面に膨出
することもないので、リアシートの乗員の脚、爪
先により引掛けて連結部材12を切断してしまう
こともない。
なお、本実施例においては、シートクツシヨン
部2の後端面2aの略中央部に連結部材12が自
由に介挿しうるようにパイプ等の直径の2〜3倍
の長さの幅に渡つて切欠部4を設けるものとして
説明したが、本考案はこれに限定されず、第3図
に示すように連結部材12の数や介挿状態に合せ
て狭少な切欠部40を形成するようにしてもよ
い。また、本実施例においては、被い表皮5はシ
ートバツク部3の背面側の幅と略同一の幅をもつ
て形成するものとして説明したが、本考案はこれ
に限定されず、第4図に示すようにシートバツク
部3の下端面3aと後部壁面3bとの境界の略3
分の1の幅で中央部のみを被うような被い部材5
0によりシートクツシヨン部2の後端面2aの中
央部分の切欠部4または40のみを被うようにし
てもよい。このように構成することにより被い表
皮の材料を節約し、コストを抑えることができ
る。
以上説明したように本考案による車両用シート
によれば、シートバツク部の裏側から下方に延長
し、シートクツシヨン部の後部側の連結部材を被
う被い表皮を、弾性材を介してシートクツシヨン
部側に取付けるとともに、上記シートクツシヨン
部後端に切欠部を設け、この切欠部に上記連結部
材を介挿するようにしたので、連結部材を被い表
皮により被覆することができ、見栄えが良好でか
つリアシートの乗員が脚等により引掛けることの
ない車両用シートが得られるだけでなく、連結部
材が被い表皮から膨出して外観を悪くするのを防
止でき、使用感の優れた車両用シートを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案による車両用シートの
一実施例を示す斜視図、第3図、第4図は本考案
による車両用シートの他の実施例を示す斜視図で
ある。 2……シートクツシヨン部、3……シートバツ
ク部、4,40……切欠部、5……被い表皮、6
……弾性材、12……連結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツク部の下端側からシートクツシヨン
    部の後部側にかけて延長する連結部材を備えた車
    両用シートにおいて、 シートバツク部の裏側から下方に延長し、シー
    トクツシヨン部の後部側の上記連結部材を被う被
    い表皮を、弾性材を介してシートクツシヨン部側
    に取付けるとともに、上記シートクツシヨン部後
    端に切欠部を設け、この切欠部に上記連結部材を
    介挿させたことを特徴とする車両用シート。
JP1983133203U 1983-08-29 1983-08-29 車両用シ−ト Granted JPS6043434U (ja)

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JP1983133203U JPS6043434U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 車両用シ−ト

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JP1983133203U JPS6043434U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 車両用シ−ト

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JPS6043434U JPS6043434U (ja) 1985-03-27
JPH018428Y2 true JPH018428Y2 (ja) 1989-03-07

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WO2011036860A1 (ja) * 2009-09-24 2011-03-31 パナソニック株式会社 座席用暖房装置およびそれを備えた車両

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JPS6043434U (ja) 1985-03-27

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