JPH0123899Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123899Y2 JPH0123899Y2 JP1984133281U JP13328184U JPH0123899Y2 JP H0123899 Y2 JPH0123899 Y2 JP H0123899Y2 JP 1984133281 U JP1984133281 U JP 1984133281U JP 13328184 U JP13328184 U JP 13328184U JP H0123899 Y2 JPH0123899 Y2 JP H0123899Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- seat
- pad portion
- slit groove
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 24
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
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- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は2輪車用タンデムシートの改良に関す
る。
る。
2輪車用タンデムシートには分割シートと一体
シートとがある。
シートとがある。
分割シートは前シートと後シートとを別体に製
作して直列に連設したもので、見映えが良く非常
に豪華な雰囲気を持つているが、前シートと後シ
ートとの各構成部材であるボトム、パツト、及び
表皮を別体に製作するので生産性が悪く、しかも
降雨時前シートと後シートとの間に水が溜まり易
く腐食の原因となつていた。
作して直列に連設したもので、見映えが良く非常
に豪華な雰囲気を持つているが、前シートと後シ
ートとの各構成部材であるボトム、パツト、及び
表皮を別体に製作するので生産性が悪く、しかも
降雨時前シートと後シートとの間に水が溜まり易
く腐食の原因となつていた。
一方、一体シートは前シート部と後シート部と
が一体に形成され、ボトム、パツト及び表皮を前
記分割シートの様に製作する必要が無いので、工
数が少なく非常に割安である。ところが、この一
体シートは前シート部と後シート部とが一体に連
接され区切りが無い為、分割シートに較べると見
映えが悪く豪華な雰囲気が乏しい。又、前シート
部及び後シート部に各々着座した時表皮突張つて
掛け心地が悪いと共に、形状が崩れ易い。
が一体に形成され、ボトム、パツト及び表皮を前
記分割シートの様に製作する必要が無いので、工
数が少なく非常に割安である。ところが、この一
体シートは前シート部と後シート部とが一体に連
接され区切りが無い為、分割シートに較べると見
映えが悪く豪華な雰囲気が乏しい。又、前シート
部及び後シート部に各々着座した時表皮突張つて
掛け心地が悪いと共に、形状が崩れ易い。
本考案は前記従来事情に鑑みてなされたもので
その目的とする処は、外観が分割シートのように
見えて見映えが良く雰囲気が豪華であると共に、
掛け心地が良く、前シート部と後シート部との間
に水が溜まつたりすることのない一体タンデムシ
ートを提供することにある。
その目的とする処は、外観が分割シートのように
見えて見映えが良く雰囲気が豪華であると共に、
掛け心地が良く、前シート部と後シート部との間
に水が溜まつたりすることのない一体タンデムシ
ートを提供することにある。
以上の目的を達成するための本考案2輪車用タ
ンデムシートは、硬質材製ボトムと、このボトム
上に載置した発泡体製パツトと、このパツトを被
覆する表皮とからなる2輪車用タンデムシートに
おいて、前記ボトムは前ボトム部と後ボトム部と
を一体に形成し、パツトは前パツト部と後パツト
部とを分割状に形成して、前パツト部と後パツト
部との境界にスリツト溝を設け、前記表皮は前表
皮部と、この前表皮部と別体の後表皮部とからな
り、該両表皮部は前記パツトのスリツト溝内にお
いて、山型形状の溶着部にて一体に連結し、且つ
吊紐によつてボトムに吊込んでなるものである。
ンデムシートは、硬質材製ボトムと、このボトム
上に載置した発泡体製パツトと、このパツトを被
覆する表皮とからなる2輪車用タンデムシートに
おいて、前記ボトムは前ボトム部と後ボトム部と
を一体に形成し、パツトは前パツト部と後パツト
部とを分割状に形成して、前パツト部と後パツト
部との境界にスリツト溝を設け、前記表皮は前表
皮部と、この前表皮部と別体の後表皮部とからな
り、該両表皮部は前記パツトのスリツト溝内にお
いて、山型形状の溶着部にて一体に連結し、且つ
吊紐によつてボトムに吊込んでなるものである。
本考案第1実施例を第1図〜第7図により説明
する。
する。
第1図は本考案第1実施例のタンデムシートの
使用状態を示し、図中Aは前シート部、Bは後シ
ート部、Cはその境目であり、これを第2図によ
り具体的に説明する。
使用状態を示し、図中Aは前シート部、Bは後シ
ート部、Cはその境目であり、これを第2図によ
り具体的に説明する。
前後シート部A,Bは、第7図に示す1個のボ
トム1上に、第6図に示す1個のパツト2を重ね
て設けると共に、このボトム1及びパツト2に表
皮3を覆設することによつて構成されている。
トム1上に、第6図に示す1個のパツト2を重ね
て設けると共に、このボトム1及びパツト2に表
皮3を覆設することによつて構成されている。
ボトム1は第7図に示すように前ボトム部1a
と後ボトム部1bとを一体に形成した硬質合成樹
脂製のもので、前座面11及び後座面12の周囲
にサイド面13を設けている。又、前ボトム部1
aと後ボトム部1bとの間には取付孔1c,1c
を穿設している。
と後ボトム部1bとを一体に形成した硬質合成樹
脂製のもので、前座面11及び後座面12の周囲
にサイド面13を設けている。又、前ボトム部1
aと後ボトム部1bとの間には取付孔1c,1c
を穿設している。
パツト2は第6図に示すように前パツト部2a
と後パツト部2bとを一体に形成した発泡体製の
もので、前パツト部2aと後パツト部2bとの境
にスリツト溝2dを設けると共に、該スリツト溝
2dから底面迄貫通状に取付孔2c,2cを穿設
している。
と後パツト部2bとを一体に形成した発泡体製の
もので、前パツト部2aと後パツト部2bとの境
にスリツト溝2dを設けると共に、該スリツト溝
2dから底面迄貫通状に取付孔2c,2cを穿設
している。
表皮3は第3図〜第5図に示すように前シート
部Aを構成する前表皮部3aと後シート部Bを構
成する後表皮部3bとを溶着部4にて連接し一体
に形成している。
部Aを構成する前表皮部3aと後シート部Bを構
成する後表皮部3bとを溶着部4にて連接し一体
に形成している。
前後表皮部3a,3bは各々身頃14,15と
表皮の1枚物からなるマチ16,17とから構成
される。各身頃14,15は不織布等のワデイン
グカバー14a,15a、発泡体(スラブ材)製
ワデイング14b,15b及び表皮部材14c,
15cの積層体で、この積層体は部分的にウエル
ダーで溶着され一体に形成される。
表皮の1枚物からなるマチ16,17とから構成
される。各身頃14,15は不織布等のワデイン
グカバー14a,15a、発泡体(スラブ材)製
ワデイング14b,15b及び表皮部材14c,
15cの積層体で、この積層体は部分的にウエル
ダーで溶着され一体に形成される。
溶着部4は第4図〜第5図に示すような山型形
状であり、高周波縫合等にて溶着されたものであ
る。従つて前シート部Aと後シート部Bとの境に
雨等が浸入しても第5図中矢印に示すように溶着
部4に沿つて水が流れて溜まらないようになつて
いる。
状であり、高周波縫合等にて溶着されたものであ
る。従つて前シート部Aと後シート部Bとの境に
雨等が浸入しても第5図中矢印に示すように溶着
部4に沿つて水が流れて溜まらないようになつて
いる。
前記溶着部4には吊紐5,5を縫着しておい
て、表皮3、パツト2及びボトム1を重ねた時に
パツト2及びボトム1の各取付孔1c,2cを通
して、第3図に示すような略E形状の掛止ボタン
6に掛止するようにする。
て、表皮3、パツト2及びボトム1を重ねた時に
パツト2及びボトム1の各取付孔1c,2cを通
して、第3図に示すような略E形状の掛止ボタン
6に掛止するようにする。
第2実施例を第8図〜第9図により説明すれ
ば、第9図に示すようにパツト2を分割した前パ
ツト部2aと後パツト部2bとから構成したもの
で、その他の構成は前記第1実施例と同一であ
り、説明は省略する。
ば、第9図に示すようにパツト2を分割した前パ
ツト部2aと後パツト部2bとから構成したもの
で、その他の構成は前記第1実施例と同一であ
り、説明は省略する。
本考案は叙上の如く構成したので、以下の効果
を有する。
を有する。
表皮は前表皮部と、この前表皮部と別体の後表
皮部とからなり、両表皮部はパツトのスリツト溝
内において、山型形状の溶着部によつて一体に連
結され、且つこのスリツト溝内に喰い込まれた両
表皮部は吊紐でボトムに吊込まれているので、外
観が分割シート風になり、商品価値が増大するこ
とは勿論、前表皮部と後表皮部との間の表皮がボ
トム側に吊込まれているので、たるみ易いシート
の前後方向の中間部に、皺、たるみが生じ難い。
加えて、前、後表皮部の連結個所がスリツト溝内
に喰い込まれ、外部に露出しないため、外観が損
なわれない。
皮部とからなり、両表皮部はパツトのスリツト溝
内において、山型形状の溶着部によつて一体に連
結され、且つこのスリツト溝内に喰い込まれた両
表皮部は吊紐でボトムに吊込まれているので、外
観が分割シート風になり、商品価値が増大するこ
とは勿論、前表皮部と後表皮部との間の表皮がボ
トム側に吊込まれているので、たるみ易いシート
の前後方向の中間部に、皺、たるみが生じ難い。
加えて、前、後表皮部の連結個所がスリツト溝内
に喰い込まれ、外部に露出しないため、外観が損
なわれない。
パツト及び表皮が略分割状となつているので着
座しても表皮が突張らず掛け心地がよいと共に、
形状が崩れ難い。
座しても表皮が突張らず掛け心地がよいと共に、
形状が崩れ難い。
分割シートのように前後を別体に製作する必要
がないので工数が少なく非常に割安である。
がないので工数が少なく非常に割安である。
溶着部を山型形状としたので雨が降つても水が
流れ易く溜まらないので衣服が汚損されることが
ない。
流れ易く溜まらないので衣服が汚損されることが
ない。
又、通常の一体シートに較べて分割シート風の
外観となり見映えがよくなる。
外観となり見映えがよくなる。
依つて、所期の目的を達する。
第1図は本考案第1実施例の2輪車用タンデム
シートを示す立体図、第2図は第1図の一部切欠
せる正面図、第3図は第2図の要部拡大分解図、
第4図は溶着部を示す立体分解図、第5図は溶着
部の形状を示す側面図、第6図はパツトの立体
図、第7図はボトムの立体図、第8図は第2実施
例の2輪車用タンデムシートを示す一部切欠せる
正面図、第9図は同パツトの立体図である。 図中、A……前シート部、B……後シート部、
C……境目、1……ボトム、1a……前ボトム
部、1b……後ボトム部、2……パツト、2a…
…前パツト部、2b……後パツト部、3……表
皮、3a……前表皮部、3b……後表皮部、4…
…溶着部、である。
シートを示す立体図、第2図は第1図の一部切欠
せる正面図、第3図は第2図の要部拡大分解図、
第4図は溶着部を示す立体分解図、第5図は溶着
部の形状を示す側面図、第6図はパツトの立体
図、第7図はボトムの立体図、第8図は第2実施
例の2輪車用タンデムシートを示す一部切欠せる
正面図、第9図は同パツトの立体図である。 図中、A……前シート部、B……後シート部、
C……境目、1……ボトム、1a……前ボトム
部、1b……後ボトム部、2……パツト、2a…
…前パツト部、2b……後パツト部、3……表
皮、3a……前表皮部、3b……後表皮部、4…
…溶着部、である。
Claims (1)
- 硬質材製ボトムと、このボトム上に載置した発
泡体製パツトと、このパツトを被覆する表皮とか
らなる2輪車用タンデムシートにおいて、前記ボ
トムは前ボトム部と後ボトム部とを一体に形成
し、前記パツトは前パツト部と後パツト部とを分
割状に形成して、前パツト部と後パツト部との境
界にスリツト溝を設け、前記表皮は前表皮部と、
この前表皮部と別体の後表皮部とからなり、該両
表皮部は前記パツトのスリツト溝内において、山
型形状の溶着部にて一体に連結し、且つ吊紐によ
つてボトムに吊込んでなる2輪車用タンデムシー
ト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13328184U JPS6147787U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 2輪車用タンデムシ−ト |
US06/768,448 US4691963A (en) | 1984-08-30 | 1985-08-22 | Tandem seat for a two-wheeled vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13328184U JPS6147787U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 2輪車用タンデムシ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147787U JPS6147787U (ja) | 1986-03-31 |
JPH0123899Y2 true JPH0123899Y2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=30691833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13328184U Granted JPS6147787U (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-31 | 2輪車用タンデムシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147787U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0320227Y2 (ja) * | 1987-08-26 | 1991-04-30 | ||
JP2001341680A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | T S Tec Kk | 二輪車用シート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58116487U (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用シ−ト |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP13328184U patent/JPS6147787U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6147787U (ja) | 1986-03-31 |
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