JPH0349560Y2 - - Google Patents

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JPH0349560Y2
JPH0349560Y2 JP1986019679U JP1967986U JPH0349560Y2 JP H0349560 Y2 JPH0349560 Y2 JP H0349560Y2 JP 1986019679 U JP1986019679 U JP 1986019679U JP 1967986 U JP1967986 U JP 1967986U JP H0349560 Y2 JPH0349560 Y2 JP H0349560Y2
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JP
Japan
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cushion body
frame
seat bag
connecting member
hole
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JP1986019679U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は下部シートバツクに対して上部シート
バツクが前後に回動可能に連結してなる中折れシ
ートバツク、詳しくは、その中折れシートバツク
の発泡体製クツシヨン体に関する。
(従来の技術) 従来、この種のクツシヨン体はその発泡成形の
際に使用した中子脱型用の切溝を、クツシヨン体
内に装着する枠状フレーム装着用の切溝として利
用している。
ところで、一般的なシートバツク(中折れしな
い構造のもの)は、この切溝をクツシヨン体の左
右側面に設けている(例えば実開昭57−138625公
報)。
(本考案が解決しようとする問題点) 従つて、第5図乃至第8図に示すように中折れ
シートバツクにおいて、斯様に上、下クツシヨン
体32,42の左右側面32d,42dに、前記
切溝32a,42aを有するものを下部フレーム
12に取付け、これを表皮11で被せて中折れシ
ートバツクを組立てると、例えば下部クツシヨン
体42には上部シートバツクの前後動作によつて
第7図において、F,F,F方向の荷重が作用す
るため、下部クツシヨン体42は押し込まれて切
溝42a,42aの部分において第8図に二点鎖
線で示すように落ち込む。そのため、落ち込まれ
た部分の表皮11に皺が生じ美感が損なわれる不
具合がある。
図中23は上部シートバツクの上部フレーム、
24,24はワイヤからなるサイドフレーム、2
5,25は上部フレーム23を下部フレーム12
に前後方向に回動可能に連結する連結部材、14
は下部フレーム12のサイドフレームを夫々示
す。
また、前記従来品は下部フレーム12に下部ク
ツシヨン体42を組付後、下部フレーム12に連
結部材25,25を介して上部フレーム23を連
結した後でなければ上部クツシヨン体32を上部
フレーム23に組付けることができない不具合が
あつた。
そこで本考案はシートバツクの側面における皺
の発生を防止し、且つ、上、下部フレームに対す
る上、下部クツシヨン体の組付性を向上すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案に係る中折
れシートバツクは、前記上部クツシヨン体の底面
に、上部フレームが挿入される開口を設け、上部
クツシヨン体の背面に、縦方向に切溝を設けると
共に上部クツシヨン体をキヤツプ状に形成し、 前記下部クツシヨン体の上部シートバツク側の
頂部に、前記連結部材挿通用の通孔、下部クツシ
ヨン体の裏面に、下部フレームが挿入される開口
部を夫々設けると共に、前記連結部材挿通用の通
孔と開口部とに渉つて縦方向に切溝を設けて前記
下部クツシヨン体の切溝を介して上部フレームと
一体の連結部材を前記通孔に挿通可能としてなる
ものである。
(作用) 前記上、下部クツシヨン体の背面側に設けた切
溝は、上、下部クツシヨン体に加わる荷重の作用
方向と一致するために、切溝部分が落ち込んだり
することがない。
また、下部クツシヨン体は背面側の開口部より
下部フレームを内部に挿入し連結部材を切溝を介
して頂部に設けた通孔内に挿入できるため、上、
下部フレームが一体に連結部材で連結しているシ
ートバツクフレームに、夫々、上、下部クツシヨ
ン体を設けることが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図の
図面に基づいて説明する。
第1図の本案品に係る中折れシートバツクAは
下部シートバツク1と、該下部シートバツク1に
〓間なく連結した上部シートバツクとよりなり、
この上部シートバツク2は前後方向に傾動可能に
取付けられている。
上部シートバツク2は袋状に縫製した表皮21
と、下部シートバツク1方向である底部に上部フ
レーム23が挿入される開口(図示省略)を有す
るモールド加工したキヤツプ状の発泡体製上部ク
ツシヨン体22と、サイドフレーム24を有する
上部フレーム23とから構成され、上部クツシヨ
ン体22にはその上部シートバツク2の背裏側を
構成する部分に縦方向に切溝22aが設けてある
(第2図)。そして、クツシヨン体22のサイド部
22dには、該上部クツシヨン体22より硬度が
高い保形材30が埋設され、サイド部22dの保
形性を向上している。22cと22bは上部クツ
シヨン体22の頂部および背部である。
下部シートバツク1を構成する下部クツシヨン
体3は、下部シートバツク1の面に下部フレーム
12が挿入される開口部4を有するように中子を
使用して発泡成形され、その上部シートバツク2
側の頂部5に、連結部材25,25を挿通する連
結部材挿通用の通孔6,6を、また、この頂部5
と一体の背面側の被部7に、通孔6,6と開口部
4を連通する切溝8,8が縦方向に設けてある。
そして、下部クツシヨン体3の左右の側部9,
9上部には前記上部シートバツク2の上部クツシ
ヨン体22と同様に、下部クツシヨン体3の発泡
時に保形材13が埋設されている(第3図)。
この下部クツシヨン体3は、下部フレーム12
に上部フレーム23を連結部材25を介して連結
した後、下部フレーム12を開口部4に挿入して
上部フレーム23と一体の連結部材25,25を
切溝8,8を介して通孔6,6内に挿通すること
により、下部クツシヨン体3を下部フレーム12
に組付ける。次に、これらを表皮21で被包して
下部シートバツク1を組立てる。表皮21はクツ
シヨン体3の開口部4端縁に沿つてホツグリング
などの結着部材(図示省略)で、下部フレーム1
2に設けたトリムワイヤなどに固定される。
上部シートバツク2の上部クツシヨン体22
は、下部シートバツク1を組付後、上部フレーム
23を底部に設けた開口から挿入して表皮21で
被覆して組立てる。この表皮21は下部シートバ
ツク1の頂面に対応する位置で従来と同様にスラ
イドフアスナで開口部が閉口され、上部シートバ
ツク2が形成される。
本明細書におけるシートバツクフレームとは、
下部フレーム12と上部フレーム23とよりな
る。
(効果) 本考案によれば、切溝がシートバツクの背裏側
に縦方向に設けてあるので、クツシヨン体にかか
る上下方向の荷重によつて従来品の如く切溝の部
分において変形しない。そのため、このクツシヨ
ン体を被包する表皮に皺が生じないので、従来品
に比べ外観に優れた中折れシートバツクを提供で
きる。しかも、下部クツシヨン体の切溝を、下部
フレームを挿入する開口部から連結部材挿通用の
通孔に接続しているので、下部フレームに上部フ
レームを組付後に、下部クツシヨン体を下部フレ
ームに装着して、これを表皮で被覆できるので、
組付性が向上する。更に、側部に切溝を設けない
ので保形材を側部に埋設でき、クツシヨン体の保
形性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る中折れシート
バツクの斜視図、第2図は第1図における−
線に沿える断面図、第3図は第1図の斜後方より
視た分解説明図、第4図は第3図の組付け後説明
図、第5図乃至第8図は従来品を示し、第5図は
上部クツシヨン体を組付ける前の状態を示す斜視
図、第6図は下部クツシヨン体の斜後方よりの斜
視図、第7図は背面図、第8図は従来品の使用状
態の部分断面図である。 図中、3は下部クツシヨン体、22は上部クツ
シヨン体、8,22aは切溝、12は下部フレー
ム、23は上部フレームを夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツクフレームが上部フレームと下部フ
    レームとに2分割され、前記上部フレームは連結
    部材を介して下部フレームに前後方向に傾動可能
    に取付けられ、前記上部フレームと下部フレーム
    にはそれぞれ独立した上部クツシヨン体と下部ク
    ツシヨン体が被覆される中折れシートバツクにお
    いて、 前記上部クツシヨン体はその底部に上部フレー
    ムが挿入される開口を設け、背面に縦方向に切溝
    を設けたキヤツプ状に形成し、 前記下部クツシヨン体はその上部シートバツク
    側の頂部に、前記連結部材挿通用の通孔、裏面
    に、下部フレームが挿入される開口部を夫々設け
    ると共に、前記連結部材挿通用の通孔と開口部と
    に渉つて縦方向に切溝を設けて、 前記下部クツシヨン体の切溝を介して上部フレ
    ームと一体の連結部材を前記通孔に挿通可能とし
    てなる中折れシートバツク。
JP1986019679U 1986-02-14 1986-02-14 Expired JPH0349560Y2 (ja)

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JPS62131657U JPS62131657U (ja) 1987-08-19
JPH0349560Y2 true JPH0349560Y2 (ja) 1991-10-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022949B2 (ja) * 1979-10-03 1985-06-05 セイコーインスツルメンツ株式会社 人工心臓ペ−スメ−カの入力不応期回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022949U (ja) * 1983-07-26 1985-02-16 池田物産株式会社 シ−トバック部用緩衝材

Patent Citations (1)

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JPS6022949B2 (ja) * 1979-10-03 1985-06-05 セイコーインスツルメンツ株式会社 人工心臓ペ−スメ−カの入力不応期回路

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JPS62131657U (ja) 1987-08-19

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