JPH0327484Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327484Y2 JPH0327484Y2 JP9139385U JP9139385U JPH0327484Y2 JP H0327484 Y2 JPH0327484 Y2 JP H0327484Y2 JP 9139385 U JP9139385 U JP 9139385U JP 9139385 U JP9139385 U JP 9139385U JP H0327484 Y2 JPH0327484 Y2 JP H0327484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window hole
- backrest
- seat
- cover
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は主として自動車等の前部座席に用いる
ヘツドレスト部付の車輛用シートに関するもので
ある。
ヘツドレスト部付の車輛用シートに関するもので
ある。
（従来の技術）
車輛用シートの背凭には頂部にヘツドレスト部
を設けることが一般的であるが、従来のこの種車
輛用シートは、背凭本体の頂部にヘツドレスト支
持部を設けてこれにヘツドレストを挿着したもの
を普通とするため、安全上および強度的に問題が
あるうえ部品点数も多くて製作に手数を要するも
のであつた。
を設けることが一般的であるが、従来のこの種車
輛用シートは、背凭本体の頂部にヘツドレスト支
持部を設けてこれにヘツドレストを挿着したもの
を普通とするため、安全上および強度的に問題が
あるうえ部品点数も多くて製作に手数を要するも
のであつた。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案が解決しようとするところは、背凭本体
の頂部に窓孔付きの中空ヘツドレスト部を一体に
設けて安全上および強度上の問題と製作上の問題
を一挙に解決するとともに後部の視界を確保でき
るようにしようとするところにある。
の頂部に窓孔付きの中空ヘツドレスト部を一体に
設けて安全上および強度上の問題と製作上の問題
を一挙に解決するとともに後部の視界を確保でき
るようにしようとするところにある。
（問題点を解決するための手段）
本考案の車輛用シートは、シートバツクが、前
後方向に連通される窓孔を有するヘツドレスト部
を背凭部の頂部に一体に連設した背凭本体と、前
記窓孔に対応する前窓孔付の前覆部と後窓孔付の
後覆部とを有する袋状主体の該前窓孔と後窓孔間
に環帯状の内覆部材を取付けたシートカバーとよ
りなり、該内覆部材にはこの内覆部材を前後に２
分割できる開閉部材付の切割を設けたことを特徴
とするものである。
後方向に連通される窓孔を有するヘツドレスト部
を背凭部の頂部に一体に連設した背凭本体と、前
記窓孔に対応する前窓孔付の前覆部と後窓孔付の
後覆部とを有する袋状主体の該前窓孔と後窓孔間
に環帯状の内覆部材を取付けたシートカバーとよ
りなり、該内覆部材にはこの内覆部材を前後に２
分割できる開閉部材付の切割を設けたことを特徴
とするものである。
（実施例）
次に、本考案を図示する自動車用のシートバツ
クを実施例として詳細に説明すれば、１は前後方
向に連通される角形の窓孔２を中央に有するヘツ
ドレスト部３が背凭部４の頂部に一体に連設され
ている背凭本体であつて、該背凭本体１は前記ヘ
ツドレスト部３と背凭部４に相当する部分が一連
に形成された背凭枠をクツシヨン材で被包してな
るものとしている。５は背凭本体１を全体的に覆
うシートカバーであつて、該シートカバー５は上
方部に前記窓孔２に対応する前窓孔６ｂが設けら
れた前覆部６ａと同じく上方部に後窓孔７ｂが設
けられた後覆部７ａとを有する袋状主体８の該前
窓孔６ｂと後窓孔７ｂの各孔縁に開閉部材１０付
の切割１１をもつて前後に２分割できる環帯状の
内覆部材９の端縁部分を縫着してなるものであ
り、このシートカバー５は開閉部材１０により切
割１１を開いた状態としたうえ下端開口を通じて
背凭本体１に被套し、２分割された内覆部材９を
窓孔２の内面に添わせたうえ開閉部材１０により
切割１１を閉じて製品とする。なお、開閉部材１
０としては図示するような合成樹脂製のビスまた
は鋲等の雄側クリツプ１０ａと前記内覆部材９の
切割端縁に巻き込まれた雌側クリツプ１０ｂ，１
０ｂとよりなるものの外、雌雄一対の面フアスナ
ーやスライドフアスナー、ボタン等としてもよ
い。
クを実施例として詳細に説明すれば、１は前後方
向に連通される角形の窓孔２を中央に有するヘツ
ドレスト部３が背凭部４の頂部に一体に連設され
ている背凭本体であつて、該背凭本体１は前記ヘ
ツドレスト部３と背凭部４に相当する部分が一連
に形成された背凭枠をクツシヨン材で被包してな
るものとしている。５は背凭本体１を全体的に覆
うシートカバーであつて、該シートカバー５は上
方部に前記窓孔２に対応する前窓孔６ｂが設けら
れた前覆部６ａと同じく上方部に後窓孔７ｂが設
けられた後覆部７ａとを有する袋状主体８の該前
窓孔６ｂと後窓孔７ｂの各孔縁に開閉部材１０付
の切割１１をもつて前後に２分割できる環帯状の
内覆部材９の端縁部分を縫着してなるものであ
り、このシートカバー５は開閉部材１０により切
割１１を開いた状態としたうえ下端開口を通じて
背凭本体１に被套し、２分割された内覆部材９を
窓孔２の内面に添わせたうえ開閉部材１０により
切割１１を閉じて製品とする。なお、開閉部材１
０としては図示するような合成樹脂製のビスまた
は鋲等の雄側クリツプ１０ａと前記内覆部材９の
切割端縁に巻き込まれた雌側クリツプ１０ｂ，１
０ｂとよりなるものの外、雌雄一対の面フアスナ
ーやスライドフアスナー、ボタン等としてもよ
い。
（作用および考案の効果）
このように構成されたものは、自動車の前部座
席等に使用した場合、背凭本体１がヘツドレスト
部３を背凭部４の頂部に一体に連設したものであ
るから、ヘツドレスト部３およびその基部の強度
が大で衝撃に強いうえ従来のヘツドレスト挿着式
のものにおいて見られた連結部分の折損によるけ
がのおそれもなく頭部保護機能に優れており、ま
た、ヘツドレスト部３には前後方向に連通される
窓孔２が設けられているから、後部の視界を確保
できるうえに該窓孔２をもつてシートベルト通し
部とすることもできるものである。しかも、この
背凭本体１を覆つているシートカバー５が前記窓
孔２に対応する前窓孔６ｂ付の前覆部６ａと後窓
孔７ｂ付の後覆部７ａとを有する袋状主体８の前
記前窓孔６ｂと後窓孔７ｂ間に環帯状の内覆部材
９を取付け、該内覆部材９にはこの内覆部材９を
前後に２分割できる開閉部材１０付の切割１１を
設けたものであるから、常時は窓孔２が内覆部材
９により適確に覆われているが、シートカバー５
の装脱時には開閉部材１０による切割１１の閉塞
を解いて内覆部材９を前後に２分割するだけで簡
単に行うことができるので、窓孔２を有するにも
かかわらずシートカバー５の装脱を極めて容易に
行うことができ、さらに、１個の背凭本体１と１
個のシートカバー５とよりなるものであつて、部
品点数が少なくてよいので製作が容易で安価に提
供できるうえに連結部分等に目障りとなるところ
がなくて体裁のよいものとなる。
席等に使用した場合、背凭本体１がヘツドレスト
部３を背凭部４の頂部に一体に連設したものであ
るから、ヘツドレスト部３およびその基部の強度
が大で衝撃に強いうえ従来のヘツドレスト挿着式
のものにおいて見られた連結部分の折損によるけ
がのおそれもなく頭部保護機能に優れており、ま
た、ヘツドレスト部３には前後方向に連通される
窓孔２が設けられているから、後部の視界を確保
できるうえに該窓孔２をもつてシートベルト通し
部とすることもできるものである。しかも、この
背凭本体１を覆つているシートカバー５が前記窓
孔２に対応する前窓孔６ｂ付の前覆部６ａと後窓
孔７ｂ付の後覆部７ａとを有する袋状主体８の前
記前窓孔６ｂと後窓孔７ｂ間に環帯状の内覆部材
９を取付け、該内覆部材９にはこの内覆部材９を
前後に２分割できる開閉部材１０付の切割１１を
設けたものであるから、常時は窓孔２が内覆部材
９により適確に覆われているが、シートカバー５
の装脱時には開閉部材１０による切割１１の閉塞
を解いて内覆部材９を前後に２分割するだけで簡
単に行うことができるので、窓孔２を有するにも
かかわらずシートカバー５の装脱を極めて容易に
行うことができ、さらに、１個の背凭本体１と１
個のシートカバー５とよりなるものであつて、部
品点数が少なくてよいので製作が容易で安価に提
供できるうえに連結部分等に目障りとなるところ
がなくて体裁のよいものとなる。
従つて、本考案は従来のヘツドレスト部付の車
輛用シートの問題点を一挙に解決したものとして
実用的価値極めて大なものである。
輛用シートの問題点を一挙に解決したものとして
実用的価値極めて大なものである。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第２図は同じく要部の一部切欠側面図であ
る。 １：背凭本体、２：窓孔、３：ヘツドレスト
部、４：背凭部、５：シートカバー、６ａ：前覆
部、６ｂ：前窓孔、７ａ：後覆部、７ｂ：後窓
孔、８：袋状主体、９：内覆部材、１０：開閉部
材、１１：切割。
図、第２図は同じく要部の一部切欠側面図であ
る。 １：背凭本体、２：窓孔、３：ヘツドレスト
部、４：背凭部、５：シートカバー、６ａ：前覆
部、６ｂ：前窓孔、７ａ：後覆部、７ｂ：後窓
孔、８：袋状主体、９：内覆部材、１０：開閉部
材、１１：切割。
Claims (1)
- シートバツクが、前後方向に連通される窓孔２
を有するヘツドレスト部３を背凭部４の頂部に一
体に連設した背凭本体１と、前記窓孔２に対応す
る前窓孔６ｂ付の前覆部６ａと後窓孔７ｂ付の後
覆部７ａとを有する袋状主体８の該前窓孔６ｂと
後窓孔７ｂ間に環帯状の内覆部材９を取付けたシ
ートカバー５とよりなり、該内覆部材９にはこの
内覆部材９を前後に２分割できる開閉部材１０付
の切割１１を設けたことを特徴とする車輛用シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139385U JPH0327484Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139385U JPH0327484Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61207263U JPS61207263U (ja) | 1986-12-27 |
| JPH0327484Y2 true JPH0327484Y2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=30647241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9139385U Expired JPH0327484Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0327484Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP9139385U patent/JPH0327484Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61207263U (ja) | 1986-12-27 |
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