JPH0810042Y2 - 車両用シートのシートベルト格納部構造 - Google Patents

車両用シートのシートベルト格納部構造

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JPH0810042Y2
JPH0810042Y2 JP1843690U JP1843690U JPH0810042Y2 JP H0810042 Y2 JPH0810042 Y2 JP H0810042Y2 JP 1843690 U JP1843690 U JP 1843690U JP 1843690 U JP1843690 U JP 1843690U JP H0810042 Y2 JPH0810042 Y2 JP H0810042Y2
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JP
Japan
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seat
buckle
cushion
seat belt
storage structure
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JP1843690U
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靖夫 大沼
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用シート(座席)のシートクッション
に設けたシートベルト(バックル)格納部の構造、詳し
くは、リヤシートクッションが左、右に分割されその一
方の他方に対する接合部における後部側の表皮付クッシ
ョン体に切欠部を有し前記一方のシートクッションのフ
レームにシートベルトのバックル基端を連結すると共に
該バックルを前記切欠部内の前側に格納してなるリヤシ
ートにおけるバックル格納部の構造に関する。
(従来の技術) 第5図はシートベルトのバックル(1)を格納する格
納部(イ)が設けてある自動車用シートのリヤシートを
示し、斯るリヤシートは左シートバック部(LB)と右シ
ートバック部(RB)とが夫々リクライニングデバイスに
よって傾動できるように別個に形成され、また、この左
シートバック部(LB)に連結されている左シートクッシ
ョン部(LS)と、右シートバック部(RB)に連結されて
いる右シートクッション部(RC)は夫々独立状に形成さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) そして、前記格納部(イ)は左、右シートクッション
部(LS)(RS)のいずれか一方、図示するものは左シー
トクッション部(LS)における右クッション部(RS)側
に対する接合部の後部に設けてある。この格納部(イ)
は左シートクッション部(LS)を構成する発泡体製クッ
ション体の後端から前方に向けて切欠し、この切欠個所
を表皮で被覆している。従って、この格納部(イ)はシ
ートベルトのバックル(1)に対して大きく形成され、
バックル(1)は格納部(イ)の前側に格納されてい
る。これは、バックル(1)をシートフレームに起立状
にばねによって付勢させてボルトで取付け、そのシート
フレームを車床に固定した後、表皮で被覆されているク
ッション体をシートフレームに載置固定するため、クッ
ション体にバックル(1)の逃げ用の大きな通孔状の格
納部(イ)を形成する必要がある。
そのため、バックル(1)に対して、格納部(イ)の
通孔が大きく格納部(イ)が外部から視覚される構造で
あるので、リヤシートの外観が頗る悪い不具合があっ
た。
そこで、本考案は、斯様な従来品の不具合を除去する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案は、前記従来品の
切欠部付きのクッション体を被覆する表皮に、被覆布を
一体に設けて、バックルが露出する以外の切欠部を被覆
してなるものである。
以上の切欠部は従来と同様に、バックルに対して大き
な通孔状に形成され、その切欠部の前側にバックルが格
納され、後側は前記被覆布によって被覆されるので、リ
ヤシートの外観が良好となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づい
て説明する。
第1図は前記第5図におけるリヤシートの左側のシー
トにおける左シートクッション部の取付方法を示し、図
中(1)に示すバックルは従来と同様にアンカー(11)
に一体に固定され、アンカー(11)は左シートクッショ
ン部(LS)を構成するシートフレーム(12)にブラケッ
ト(11a)を介して、前後方向に回動自在に枢着され、
ブラケット(11a)はシートフレーム(12)の後端より
やや前方に溶接によって固定されている。図中(13)・
・・は、シートフレーム(12)を車床に取付けるための
レッグを示す。
以上のバックル(1)付きのシートフレーム(12)を
車床に取付けた後、左シートバック部(LB)を構成する
発泡体製クッション体を左シートバック部(LB)のフレ
ームに固定する。然る後、このシートフレーム(12)
に、表皮(2a)によって被覆されている発泡体製クッシ
ョン体(2b)を載置して固定する。
この取付方法及び前記クッション体(2a)の形態は、
前記従来と同一であり、クッション体(2a)には前側に
バックル(1)が格納される切欠部(21)(23)が形成
されている。この切欠部(21)(23)は従来と同様にバ
ックル(1)が格納される格納部(23)と、バックル
(1)逃げ用の空間部(21)とから構成されているが、
空間部(21)は表皮(2a)と一体の被覆布(22)で被覆
されている。
この被覆布(22)は第2図に示すように、水平状に保
持して空間部(21)を被覆するように一定の弾性、剛性
を有するように表皮(2a)に一体に縫着されている。
斯して、バックル(1)は第3図、第4図に示すよう
に、格納部(23)から露出するが、空間部(21)は被覆
布(22)で被覆され、外部から視覚することができな
い。
(効果) 本考案は叙上の如く構造のリヤシートにおいて、切欠
部を形成した一方のシートクッションに、被覆布を設け
て、シートベルトのバックルを格納する前側以外を被覆
してなるから、前記従来品の如くリヤシートの外観が損
なわれない。また、従来の切欠部を被覆する表皮に、被
覆布を設ければよいので構造が簡単で低原価で提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は分解斜視図、第2図は要部の断面図、第3図は
斜視図、第4図は部分切欠側面図、第5図は従来品の斜
視図である。 図中、(1)はバックル、(21)(23)は切欠部、(2
2)は被覆布を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤシートクッションが左、右に分割され
    その一方の他方に対する接合部における後部側の表皮付
    クッション体に切欠部を有し前記一方のシートクッショ
    ンのフレームにシートベルトのバックル基端を連結する
    と共に該バックルを前記切欠部内の前側に格納してなる
    リヤシートにおいて、 前記クッション体の切欠部における前側を除く部分の空
    間部は、前記表皮と一体の被覆布で、被覆してなる車両
    用シートのシートベルト格納部構造。
JP1843690U 1990-02-26 1990-02-26 車両用シートのシートベルト格納部構造 Expired - Lifetime JPH0810042Y2 (ja)

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JPH03108569U JPH03108569U (ja) 1991-11-07
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JP5870859B2 (ja) * 2012-06-22 2016-03-01 トヨタ紡織株式会社 シートベルトバックルの隙隠し構造
JP7056475B2 (ja) * 2018-09-03 2022-04-19 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートカバー

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