JPH0694263B2 - 自動車のピラ−トリム取付構造 - Google Patents

自動車のピラ−トリム取付構造

Info

Publication number
JPH0694263B2
JPH0694263B2 JP760386A JP760386A JPH0694263B2 JP H0694263 B2 JPH0694263 B2 JP H0694263B2 JP 760386 A JP760386 A JP 760386A JP 760386 A JP760386 A JP 760386A JP H0694263 B2 JPH0694263 B2 JP H0694263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
center pillar
mounting structure
pillar
seat belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP760386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62166136A (ja
Inventor
勝 藤原
恵二 堰本
役之助 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP760386A priority Critical patent/JPH0694263B2/ja
Publication of JPS62166136A publication Critical patent/JPS62166136A/ja
Publication of JPH0694263B2 publication Critical patent/JPH0694263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のピラートリム取付構造、特にセンタ
ピラーの車室内側の上部および下部に2分割して設けら
れるアッパトリムおよびロアトリムの接合部の構造に関
するものである。
(従来の技術) センタピラーを有する自動車にあっては、前部座席用の
シートベルトをセンタピラーに沿って配し、シートベル
ト着用時にはセンタピラー下端部のリトラクタに巻回さ
れたシートベルトを引き出して、センタピラー上部に設
けられたスルーリングと呼ばれる支点を経由して必要な
長さのシートベルトを身につけることができるようにな
っているのが一般的である。近年、車室の内装をより外
観品質の高いものとするため、例えば実開昭53−114717
号に開示されているように、センタピラーに沿って配さ
れるシートベルトの一部を隠蔽する構造のものが採用さ
れるようになってきている。すなわち、センタピラーの
車室内側に上下2分割したトリムを設け、リトラクタか
ら上方に延びるシートベルトの途中部分までをロアトリ
ムで隠蔽する一方、スルーリングをアッパトリムに設
け、できるだけシートベルトが露出しないような構造と
されてなるものである。この場合、アッパトリムとロア
トリムとの接合部は、必然的にアッパトリム下端部をロ
アトリム上端部で覆う構造になる。
しかしながら、このような構造にあっては、センタピラ
ーへのトリム取付けに関し次のような問題を残してい
る。すなわち、アッパトリムについては、ビス,クリッ
プ等のファスナによりセンタピラーへの固定を容易に行
うことができるが、ロアトリムについては、トリム内部
をシートベルトが挿通しているため、ファスナによるセ
ンタピラーへの固定をシートベルトの左右両側の部分で
行うことが必要となるが、ロアトリムはセンタピラーの
形状に沿って裾広がりに形成されているため、シートベ
ルト両側のスペースはロアトリム上部にいくにしたがっ
て次第に狭くなり、上端部近傍ではファスナ取付用のス
ペースを確保することができなくなり、したがってロア
トリム上端部をセンタピラーに固定することができず、
このため車体の振動に伴って異音が発生したり、あるい
はロアトリムがアッパトリムから浮き上がって外観上見
映えがよくないといった問題を生ずる。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みなされたものであっ
て、シートベルトの動きを阻害することなく、ロアトリ
ム上端部の浮きを防止し、振動音の発生を防止すること
のできる自動車のピラートリム取付構造を提供すること
を目的とするものである。
(発明の構成) 本発明による自動車のピラートリム取付構造は、ロアト
リム上端部の両側端部にアッパトリム下端部の両側端部
と係合する係合部を設けてアッパトリムに対するロアト
リムの車室内方への変位を阻止する一方、アッパトリム
下端部の両側端部近傍にロアトリム上端部を車室内方へ
押圧する押圧部を設け、これによりロアトリム上端部を
所定位置に保持するようにしたものである。
上記係合部および押圧部は、上記機能を果し得るもので
あれば特定の形状に限定されるものではなく、またこれ
らはアッパトリムおよびロアトリムと夫々一体で形成す
るようにしてもよいし、別の部材により形成するように
してもよい。
(実 施 例) 以下添付図面を参照して本発明の一実施例について詳述
する。
第1図は、本実施例による自動車のピラートリム取付構
造を示す断面斜視図である。
センタピラー1の車室内側の上部にはアッパトリム2が
設けられていて、このアッパトリム2は、ボルトおよび
ナット3,ビス4等のファスナによりセンタピラー1に固
定されている。また、このアッパトリム2にはシートベ
ルト5を掛止するスルーリング6が取り付けられてい
て、センタピラー1下端部のリトラクタ7に巻回された
シートベルト5の引出しおよび収容の際の支点としての
機能を果すようになっている。センタピラー1の車室内
側の下部には、シートベルト5を挿通させるように断面
略コ字形に形成されたロアトリム8が設けられていて、
このロアトリム8は、上端部9でアッパトリム2の下端
部10を覆うとともに、該上端部9を除く部分のシートベ
ルト5両側位置でクリップ,ビス等のファスナ(図示せ
ず)によるセンタピラー1への固定がなされている。
第2および3図に示すように、ロアトリム8上端部9の
浮きを防止するため、ロアトリム8上端部9の両側端部
には互いに対向して内側に突き出た係合部11が該ロアト
リム8と一体で形成されていて、アッパトリム2下端部
10の両側端部と係合しロアトリム8上端部9が車室内方
へ変位するのを阻止するようになっている。なおこの係
合により、ロアトリム8上端部9の車両前後方向に対す
る変位も同時に阻止される。一方、アッパトリム2下端
部10の両側端部近傍には、該アッパトリム2を左右方向
に切り起こしてなるバネ性を有する押圧部12が形成され
ていて、前記係合部11によって両トリム2,8が係合した
ときロアトリム8上端部9を車室内方に弾性的に押圧す
るようになっている。このようにすることによってロア
トリム8上端部9がアッパトリム2下端部10に対し位置
決めされることになるので、車両が振動してもこれに伴
ってロアトリム8から異音が発生するおそれがなく、ま
たアッパトリム2下端部10がセンタピラー1に固定され
ているため、ロアトリム8上端部9もセンタピラー1に
対し所定位置に保持されることとなる。この場合第2図
に示すように、センタピラー1に取り付けられたシーミ
ングウェルト13にロアトリム8の係合部11を当接させる
ようにすれば、シーミングウェルト13の弾性によりロア
トリム8両側端部の浮きを完全になくすことができる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明による自動車のピラートリ
ム取付構造は、アッパトリム下端部とこれを覆うロアト
リム上端部との接合部の構造が、ロアトリム上端部の両
側端部にアッパトリム下端部の両側端部と係合する係合
部を設けてアッパトリムに対するロアトリムの車室内方
への変位を阻止する一方、アッパトリム下端部の両側端
部近傍にロアトリム上端部を車室内方へ押圧する押圧部
を設け、これによりロアトリム上端部を所定位置に保持
するようになっているので、構造上ロアトリム上端部を
直接センタピラーに固定することができない場合であっ
てもロアトリム上端部がアッパトリム下端部から浮いて
しまうことがなく、したがって外観品質を損うおそれが
なく、また車両の振動に伴って異音が発生するおそれも
なく、しかもこのような効果を簡単な構造でかつシート
ベルト着脱時におけるシートベルトの動きを阻害するこ
となく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動車のピラートリム取付構造の
一例を示す断面斜視図、 第2図は第1図のII−II線断面図、 第3図は第1図のIII方向矢視図である。 1……センタピラー、2……アッパトリム 5……シートベルト、8……ロアトリム 9……上端部、10……下端部 11……係合部、12……押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタピラーの車室内側の上部に設けられ
    たアッパトリムと、 このアッパトリムの下端部を上端部で覆って前記センタ
    ピラーの車室内側の下部に設けられたロアトリムとを備
    えてなる自動車のピラートリム取付構造において、 前記ロアトリム上端部の両側端部に、前記アッパトリム
    下端部の両側端部と係合して該アッパトリムに対する前
    記ロアトリムの車室内方への変位を阻止する係合部が設
    けられ、 前記アッパトリム下端部の両側端部近傍に、前記ロアト
    リム上端部を車室内方へ押圧する押圧部が設けられたこ
    とを特徴とする自動車のピラートリム取付構造。
JP760386A 1986-01-17 1986-01-17 自動車のピラ−トリム取付構造 Expired - Lifetime JPH0694263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP760386A JPH0694263B2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17 自動車のピラ−トリム取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP760386A JPH0694263B2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17 自動車のピラ−トリム取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62166136A JPS62166136A (ja) 1987-07-22
JPH0694263B2 true JPH0694263B2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=11670375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP760386A Expired - Lifetime JPH0694263B2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17 自動車のピラ−トリム取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0694263B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5150944A (en) * 1988-12-09 1992-09-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Joint structure for sandwiched structural body
US5060975A (en) * 1988-12-09 1991-10-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Part-mounting structure for vehicle body
US5195779A (en) * 1989-12-05 1993-03-23 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motor vehicle body structure employing sandwiched structural body
CN110509886A (zh) * 2019-09-24 2019-11-29 东风雷诺汽车有限公司 一种一次性固定位结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62166136A (ja) 1987-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015049999A1 (ja) 車両用シート
CA2266136C (en) Tongue hooking mechanism for seat belt
JPH0694263B2 (ja) 自動車のピラ−トリム取付構造
JP2979079B2 (ja) 自動車用内装材の取付構造
JPH02140186A (ja) 自動車用シートバックのシートカバーの閉鎖機構とシートカバー
JP2000085355A (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造
JP3755702B2 (ja) 自動車のテールエンドメンバートリム構造
JP4140749B2 (ja) ピラートリムの取付構造
JPH0629915U (ja) ドアトリムのボックス部材取付構造
JPH10329590A (ja) 自動車のシートスライドレール取付構造
JP3904132B2 (ja) チャイルドシートの固定構造
JP2010023804A (ja) ピラートリムの取付構造
JP3891386B2 (ja) 樹脂製トリムの構造
JPS62113629A (ja) 自動車用トノカバ−装置
JP3646982B2 (ja) 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション
JP4275475B2 (ja) インナーミラーの取付構造
JPS6212399Y2 (ja)
JPH08175282A (ja) 自動車用側部トリムの取付構造
JPH0729884Y2 (ja) ヘッドレスト
JP4132596B2 (ja) 内装部材の固定構造
JP4467843B2 (ja) 車両用シートクッション
JPH0741635Y2 (ja) 乗り物用トリム構造
JPH10211864A (ja) シートベルトアンカープレート取付構造
JPH0342214B2 (ja)
JP2002337579A (ja) 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term