JP2000102447A - 自動車用シートのシートバック - Google Patents

自動車用シートのシートバック

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JP2000102447A
JP2000102447A JP10274970A JP27497098A JP2000102447A JP 2000102447 A JP2000102447 A JP 2000102447A JP 10274970 A JP10274970 A JP 10274970A JP 27497098 A JP27497098 A JP 27497098A JP 2000102447 A JP2000102447 A JP 2000102447A
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Japan
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seat
temporary fixing
pad
seat back
skin
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JP10274970A
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English (en)
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Hidetoshi Kawase
英利 川瀬
Naohisa Kosho
直久 古庄
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Howa Kogyo KK
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Kogyo KK
Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮材の背受け面側をシートパッドへの仮止
め状態においてシワなく引き延ばして、表皮材の背受け
面側にシワが付くことを防止することができる自動車用
シートのシートバックを提供すること。 【解決手段】 トリムカバーアセンブリ2の開口2aか
らシートパッド3及びシートフレーム4を挿入して、ト
リムカバーアセンブリ2をシートパッド3及びシートフ
レーム4に被せる。その後、シートバック2における背
受け面側の表皮2cが引き延ばされ、仮止め片7が段付
け部3aに接着剤などにより止着されて、トリムカバー
アセンブリ2がシートパッド3に仮止めされる。この仮
止め片7の段付き部3aへの止着により、背受け面側の
表皮2cのシワが引き延ばされるので、ジェイトラップ
5,6を互いに係合する以前に、シートバック1の背受
け面側の表皮2cに蒸気などを吹き付け加熱してシワを
除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は自動車用シートの
シートバックに関し、特に、表皮材の背受け面側をシー
トパッドへの仮止め状態においてシワなく引き延ばすこ
とができる自動車用シートのシートバックに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 自動車用シートのシートバックは、主
に、その骨格をなすシートフレームと、そのシートフレ
ームに取着される緩衝材としてのシートパッドと、これ
らの表面を覆う袋状の表皮材と、その表皮材内へシート
フレーム及びシートバックを挿入する挿入口とから構成
されている。この表皮材の挿入口は、シートフレーム及
びシートパッドが挿入された後に塞がれるものであり、
例えば、その縁部分がホグリング等を介して止め合わせ
られて塞がれる。
【0003】ところで、自動車用シートには、シートバ
ックの傾斜角度を調節するリクライニング機構と、シー
トクッションの前後位置を調節するスライド機構とが別
々に設けられたものがある。このような自動車用シート
に使用されるシートバックを組み立てる場合には、ま
ず、表皮材の挿入口からシートフレーム及びシートパッ
ドが挿入され、その後、挿入口が塞がれる。表皮材の挿
入口が塞がれると、シートパッドの背受け面側を覆う表
皮材がシワが引き延ばされ、かかる表皮材に蒸気が吹き
付けられ加熱されることにより表皮材の背受け面側のシ
ワが除去されて、シートバックの組立が完了する。
【0004】一方、近年、リクライニング機構とスライ
ド機構とが一体化された自動車用シートが提案されてい
る。この自動車用シートは、シートクッションの後部両
側にシートバックのシートフレームの両側部分が取り付
けられる一対の支持板が設けられており、一対の支持板
間には剛性を付与するための補強パイプが懸架されてい
る。この補強パイプはシートクッションに取り付けられ
たシートバック内に収納され、その剛性を向上する付与
するためのものである。
【0005】この自動車用シートに使用されるシートバ
ックを組み立てる場合には、まず、表皮材の挿入口から
シートフレーム及びシートパッドが挿入され、挿入口を
開放したままシートバックが一対の支持板を介してシー
トクッションに取り付けられる。シートバックの取付
後、挿入口近傍を構成する表皮材により補強パイプを覆
いつつ表皮材の挿入口が塞がれると、補強パイプがシー
トバック内に収納されて、シートバックの組立が完了す
るとともに、自動車用シートの組立が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
したリクライニング機構とスライド機構とが一体化され
た自動車用シートでは、シートバックのシートクッショ
ンへの取付後、挿入口近傍を構成する表皮材により補強
パイプを覆いつつ表皮材の挿入口を塞ぐ必要があるた
め、表皮材の挿入口を塞いだ後にシートバックをシート
クッションに取り付けることができず、シートバックの
背受け面側を覆う表皮材のシワを引き延ばして除去する
ができない。このため、完成したシートバックの背受け
面にシワが付いたままとなるので、シートバックの品質
が低下するとともに、その美観が損なわれてしまうとい
う問題点があった。
【0007】また、シートバックの背受け面側を覆う表
皮材のシワが除去されずに、シートバックの上側部分を
覆う表皮材が弛んでいると、その分、シートバックの下
側部分を覆う表皮材、即ち、挿入口近傍の表皮材が寸足
らずとなる。かかる場合に、表皮材の挿入口縁部分を無
理に止め合わせると、挿入口を塞いだ際に挿入口近傍の
シートパッドが潰れてしまい、シートバックとシートク
ッションとの繋ぎ目に隙間が開いてしまうという。この
ため、自動車用シートの美観が損なわれ、その品質が低
下してしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、表皮材の背受け面側をシートパ
ッドへの仮止め状態においてシワなく引き延ばして、表
皮材の背受け面側にシワが付くことを防止することがで
きる自動車用シートのシートバックを提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の自動車用シートのシートバックは、
シートの骨格をなすシートフレームと、そのシートフレ
ームの背受け面側に取着され緩衝材として使用されるシ
ートパッドと、そのシートパッド及びシートフレームを
覆う表皮材とを備えており、前記表皮材の背受け面側縁
部分またはその近傍には、その表皮材の背受け面側を前
記シートパッドへの仮止め状態においてシワなく引き延
ばすために、前記シートフレーム又はシートパッドに止
着される仮止め部材が設けられている。
【0010】この請求項1記載の自動車用シートのシー
トバックによれば、シートパッドが背受け面側に取着さ
れたシートフレームに表皮材が被せられ、これらのシー
トフレーム及びシートパッドが表皮材により覆われる。
この表皮材によりシートフレーム及びシートパッドを覆
った後、表皮材の背受け面側縁部分またはその近傍には
仮止め部材がシートフレームまたはシートパッドに止着
されることにより、表皮材の背受け面側がシートパッド
への仮止め状態においてシワなく引き延ばされる。
【0011】請求項2記載の自動車用シートのシートバ
ックは、請求項1記載の自動車用シートのシートバック
において、前記仮止め部材は、前記シートバックの背受
け面の幅方向におけるほぼ全域に亘って、前記表皮材の
背受け面側縁部分またはその近傍に設けられている。
【0012】請求項3記載の自動車用シートのシートバ
ックは、請求項1または2に記載の自動車用シートのシ
ートバックにおいて、前記仮止め部材は前記シートパッ
ドの背受け面側縁部分またはその近傍に止着可能に形成
されており、前記シートパッドには剛性を有する補強部
材が前記仮止め部材の止着部分に取着または埋設されて
いる。よって、補強部材がシートパッドに取着または埋
設されることにより、シートパッドの仮止め部材が止着
される部分の剛性が向上される。
【0013】請求項4記載の自動車用シートのシートバ
ックは、請求項1または2記載の自動車用シートのシー
トバックにおいて、前記シートパッドは、その内部に埋
設される埋設部と、その埋設部から前記シートパッドの
外部へ延出される延在部とを有する取付部材と一体に成
形されており、前記仮止め部材は、その取付部材の延在
部に係止可能に形成された係止部材を備えている。
【0014】この請求項4記載の自動車用シートのシー
トバックによれば、請求項1または2に記載の自動車用
シートのシートバックと同様に作用する上、シートパッ
ドに一体に成形された取付部材の延在部に仮止め部材の
係止部材が係止されることにより、表皮材の背受け面側
がシートパッドへの仮止め状態においてシワなく引き延
ばされる。
【0015】請求項5記載の自動車用シートのシートバ
ックは、請求項1または2に記載の自動車用シートのシ
ートバックにおいて、前記シートフレームに固定される
取付部材を備えており、前記仮止め部材は、その取付部
材に係止可能に形成された係止部材を備えている。
【0016】この請求項5記載の自動車用シートのシー
トバックによれば、請求項1または2記載の自動車用シ
ートのシートバックと同様に作用する上、シートフレー
ムに固定された取付部材に仮止め部材の係止部材が係止
されることにより、表皮材の背受け面側がシートパッド
への仮止め状態においてシワなく引き延ばされる。
【0017】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の自動車用シートのシートバックにおける一実施例で
あるシートバック1の下側縁部分を背面側から斜視した
分解外観斜視図であり、図中の破線は、トリムカバーア
センブリ2の表皮2cとトリムクロスロア2dとの縫製
部分2d1、及び、トリムカバーアセンブリ2とジェイ
トラップ5,6との縫製部分5a,6aを示している。
図1に示すように、シートバック1は、主に、その表面
を覆うトリムカバーアセンブリ2と、そのトリムカバー
アセンブリ2により覆われる緩衝材としてのシートパッ
ド3と、シートバック1の骨格をなすシートフレーム4
とを備えている。
【0018】トリムカバーアセンブリ2は、シートパッ
ド3の外形に適合した袋状に形成されており、その一端
側(図1の手前側)縁部分にシートパッド3及びシート
フレーム4を挿入するための開口2aが設けられてい
る。このトリムカバーアセンブリ2は、シートバック1
の上側部分(図1の奥側)から被せられてシートバック
1を覆うように形成されており、シートパッド3及びシ
ートフレーム4が挿入されている。トリムカバーアセン
ブリ2における後面側(図1の上側)の表皮2b端部
(図1の手前側)は二重に折り曲げられて縫製されてお
り、かかる表皮2b端部の下面には、そのほぼ全域に亘
ってジェイトラップ5が縫いつけられている(5a)。
このジェイトラップ5は、トリムカバーアセンブリ2の
開口2aを塞ぐために、後述するジェイトラップ6に係
合されるものであり、押し出し成型により側面視J字形
の連続した板状体に形成されている。
【0019】トリムカバーアセンブリ2における背受け
面側(図1の下側)の表皮2c端部(図1の手前側)に
は表皮材の一部であるトリムクロスロア2dの一端が縫
いつけられており(2d1)、このトリムクロスロア2
dの他端にはそのほぼ全域に亘ってジェイトラップ6が
縫いつけられている(6a)。このジェイトラップ6
は、上述したジェイトラップ5と同様に、押し出し成型
により側面視J字形の連続した板状体に形成されてお
り、ジェイトラップ5と互いに重なり合って係合可能に
形成されている(図3参照)。
【0020】一方、表皮2cとトリムクロスロア2dと
の縫製部分2d1には、そのトリムクロスロア2dとと
もに略長方形状の布材で形成された仮止め片7がほぼ全
域に亘って縫いつけられている。よって、仮止め片7は
トリムクロスロア2dとともに表皮2cに縫いつけられ
るので、仮止め片7を表皮2cに別途縫いつける工程が
不要となり、シートバック1全体としての製造コストを
低減することができる。この仮止め片7は、表皮2cと
トリムクロスロア2dとの縫製部分2d1からトリムカ
バーアセンブリ2の開口2a側へ向けて延出されてお
り、後述するシートパッド3の段付き部3aに接着剤な
どによる接着により止着され、トリムカバーアセンブリ
2のシートパッド3への仮止め状態において表皮2cを
シワなく引き延ばすためのものである。
【0021】シートパッド3はシートバック1のクッシ
ョンの役目をする緩衝材であって、ウレタンフォームで
形成されており、その端部(図1の手前側)に側面視略
L字形の段付き部3aが外方(図1の手前側)へ突出す
るように突設されている。この段付き部3aは上述した
仮止め片7を接着剤などによる接着により止着するため
の部位であり、上述した仮止め片7に対応してシートバ
ック1の背受け面幅方向(図1の左右方向)全域に亘っ
て設けられている。また、この段付き部3aの奥側に
は、略直方体状の補強ブロック3bが埋設されている。
この補強ブロック3bは、シートパッド3端部の剛性強
度を向上するためのものであり、シートパッド3を構成
するウレタンフォームに比べて剛性強度の大きなウレタ
ンフォームで形成され、シートパッド3と一体成形され
ている。よって、この補強ブロック3bによりシートパ
ッド3の段付き部3aの剛性強度が向上されるので、仮
止め片7が段付き部3aに止着され表皮2cを引き延ば
される場合に、かかる表皮2cに段付き部3aが引っ張
られて潰れるなどの変形を防止することができる。
【0022】シートフレーム4は、シートバック1の骨
格をなすものであり、シートパッド3とともにトリムカ
バーアセンブリ2により覆われている。このシートフレ
ーム4は、シートバック1の左右両側部分(図1の左右
両側)に板状鋼材で形成されたフレーム板4a,4aが
配設されており、これらのフレーム板4a,4aには円
筒状の鋼材で形成された補強パイプ4bの両端がそれぞ
れ溶接により固着されている。また、シートバック1の
右側に配設されるフレーム板4aにはボルトなどをねじ
込み可能なねじ穴4a1が2箇所に穿設されている。一
方、シートバック1の左側に配設されるフレーム板4a
にも、ボルトなどをねじ込み可能なねじ穴4a1が2箇
所に穿設されている(図2参照)。これらの各ねじ穴4
a1は、後述するシートクッション8の支持板9にシー
トバック1を取り付けるためのものである。
【0023】図2は、シートバック1がシートクッショ
ン8に取り付けられた状態におけるシートバック1下側
の部分断面図である。尚、図2中のフレーム板4aは、
図1に示すシートバック1の左側に配設されるフレーム
板4aと対応している。
【0024】図2に示すように、上述した仮止め片7
は、シートパッド3の段付き部3aの後側面(図2左側
面)に接着剤などにより止着されている。この仮止め片
7は、シートバック1の背受け面側(図2の右側)を覆
う表皮2cの下側縁部分に縫いつけられているので、シ
ートパッド3の段付き部3aに止着されることにより表
皮2cをシワなく引き延ばすことができる。しかも、仮
止め片7は表皮2cおよびトリムクロスロア2d内面側
に縫いつけられるので、ジェイトラップ5,6が互いに
係合され、かつ、トリムカバーアセンブリ2の開口2a
がトリムクロスロア2dにより塞がれた場合に、トリム
クロスロア2dにより仮止め片7を覆い隠すことができ
る。よって、仮止め片7がシートバック1の外部に露出
することを防止して、シートバック1の美観を維持する
ことができる。
【0025】また、仮止め片7が止着されたシートパッ
ド3の段付き部3aの後方であって、シートバック1の
下側後部には、後述するシートクッション8の補強パイ
プ10を収納するための断面視略三角形状の収納空間1
aが形成されている。この収納空間1aは、上述したジ
ェイトラップ5,6が互いに係合され、かつ、トリムカ
バーアセンブリ2の開口2aがトリムクロスロア2dに
より塞がれることにより形成されており、トリムクロス
ロア2d、シートバッド3の段付き部3aおよび補強ブ
ロック3bにより周囲が覆われて形成されている。
【0026】シートクッション8は乗員が着座するため
のものであり、その後端側(図2の左側)にはシートバ
ック1を取り付けるための略円板状の支持板9が設けら
れている。シートクッション8の支持板9は、シートク
ッション8の後端側における左右両側(図2の紙面に対
する略垂直方向両側)に1個ずつ合計2個設けられてい
る。尚、図2では一方の支持板9、即ち、図2の奥側に
設けられる支持板9のみを図示している。
【0027】この支持板9には、上述したフレーム板4
aを取り付けるための一対の円弧状のリブ9a,9aが
上方へ向けて突設されており、このリブ9a,9aには
フレーム板4aのねじ穴4a1,4a1に対応して通穴
9a1,9a1がそれぞれ穿設されている。よって、か
かる支持板9の通穴9a1,9a1にそれぞれボルト
(図示せず)などを挿入して、シートバック1のフレー
ム板4aのねじ穴4a1,4a1へねじ込むことによ
り、シートバック1をシートクッション8に取り付ける
ことができるのである。
【0028】また、シートクッション8に設けられた支
持板9の中央部分には、円筒状鋼材で形成された補強パ
イプ8が設けられている。この補強パイプ8は、シート
クッション8の剛性強度を向上させるためのものであ
り、シートクッション8の幅方向(図2の紙面に対する
略垂直方向)に連続して形成されるとともに、シートク
ッション8の支持板9,9の間に懸架されている。しか
も、かかる補強パイプ8は上述したシートバック1の収
納空間1a内に収納され、かつ、トリムクロスロア2d
により覆い隠されているので、シートバック1の外部に
露出することが防止され、シートバック1の美観を維持
することができる。
【0029】図1および図3を参照して、シートバック
1のトリムカバーアセンブリ2の仮止め方法について説
明する。図3は、図1のIII−III線におけるシー
トバック1下側の部分断面図であり、仮止め片7がシー
トパッド3の段付き部3aに止着された状態(仮止め状
態)を示している。尚、図中の2点鎖線は、シートバッ
ク1がシートクッション8に取り付けられる場合に、補
強パイプ10が収納される位置を示している(図2参
照)。また、図中のフレーム板4aは、図1に示すシー
トバック1の左側に配設されるフレーム板4aと対応し
ている。
【0030】トリムカバーアセンブリ2をシートパッド
に仮止めする場合には、まず、図1に示すように、トリ
ムカバーアセンブリ2の開口2aからシートパッド3及
びシートフレーム4の上側部分(図1の右上側)を挿入
して、トリムカバーアセンブリ2をシートパッド3及び
シートフレーム4に被せる。このようにしてシートパッ
ド3及びシートフレーム4にトリムカバーアセンブリ2
が被せられた様子が図1に示されている。
【0031】次に、図3に示すように、シートバック1
における背受け面側(図3の右側)の表皮2cが下方
(図3の下側)へ引き延ばされ、仮止め片7が段付け部
3aに接着剤などよる接着により止着されて、トリムカ
バーアセンブリ2がシートパッド3に仮止めされる。か
かる場合において、仮止め片7は、段付き部3aにおけ
る背受け面反対側面(図2左側面)に止着される。この
仮止め片7の段付き部3aへの止着により、背受け面側
の表皮2cのシワが引き延ばされるので、ジェイトラッ
プ5,6を互いに係合する以前に、シートバック1の背
受け面側の表皮2cに蒸気などを吹き付け加熱してシワ
を除去することができる。
【0032】次に図2および図3を参照して、シートバ
ック1のシートクッション8への取付方法を説明する。
図2に示すように、仮止め片7がシートパッド3の段付
き部3aに止着され、トリムカバーアセンブリ2がシー
トパッド3に仮止めされた後、シートバック1のフレー
ム板4aとシートクッション8の支持板9とがボルト
(図示せず)などによりねじ止めされ、シートバック1
がシートクッション8に取り付けられる(図3参照)。
シートバック1の取付後、トリムクロスロア2dのジェ
イトラップ6側端をシートバック1における後側(図3
の左側)へ向けて引っ張り、シートバック1における後
側の表皮2bに縫いつけられたジェイトラップ5に、ト
リムクロスロア2dのジェイトラップ6を係合させる。
このようにしてジェイトラップ5,6が係合された様子
が図3に示されている。
【0033】ジェイトラップ5,6が係合されることに
よりトリムカバーアセンブリ2の開口2aが塞がれる
と、トリムクロスロア2dによって、仮止め片7が覆い
隠されるとともに、シートクッション8の補強パイプ1
0が収納空間1aに収納されつつ覆い隠されて、シート
バック1の組立およびシートクッションへの取り付けが
完了する。
【0034】以上説明したように、本実施例のシートバ
ック1によれば、トリムカバーアセンブリ2における背
受け面側の表皮2c縁部分には仮止め片7が縫いつけら
れているので、この仮止め片7をシートパッド3の段付
き部3aに接着剤などにより止着することにより、トリ
ムカバーアセンブリ2のシートパッド3への仮止め状態
において背受け面側の表皮2cをシワなく引き延ばし
て、表皮2cのシワを除去することができる。よって、
シートバック1を完成させることなく、即ち、ジェイト
ラップ5,6を互いに係合する以前に表皮材2cのシワ
を除去することができる。
【0035】しかも、仮止め片7によって、トリムカバ
ーアセンブリ2における背受け面側を覆う表皮2cはシ
ートパッド3への仮止め状態においてシワなく引き延ば
されるので、シートパッド3及びシートフレーム4に被
せられたトリムカバーアセンブリ2が弛むことを防止す
ることができる。よって、かかるトリムカバーアセンブ
リ2が弛んだ状態で、無理にジェイトラップ5,6を係
合することによるシートパッド3の潰れなどの変形を防
止することができる。従って、例えば、シートパッド3
が潰れたシートバック1がシートクッション8に取り付
けられることにより、シートバック1のシートクッショ
ン8との当接部分1bに隙間が開くことを防止すること
ができる。このため、シートバック1の美観を維持し
て、良質なシートバック1を製造することができるので
ある。
【0036】仮止め片7は、図1に示すように、シート
バック1の背受け面の幅方向におけるほぼ全域に亘っ
て、トリムカバーアセンブリ2の表皮2c端部に縫いつ
けられているので、シートバック1の背受け面側を覆う
表皮2cにできるシワを、シートバック1の背受け面幅
方向全域に亘って引き延ばすことができる。
【0037】仮止め片7が止着されるシートパッド3の
段付き部3a近傍には、シートパッド3を形成するウレ
タンフォームに比べて剛性強度の大きなウレタンフォー
ムで形成された補部ブロック3bが埋設(又は、取着)
されているので、仮止め片7が止着される段付き部3a
の剛性強度を向上することができる。よって、シートパ
ッド3の段付き部3aは、仮止め片7が止着されトリム
カバーアセンブリ2がシートパッド3に仮止めされる場
合に、表皮2cにより引っ張られて変形することがな
い。従って、シートバック1とシートクッション8との
当接部分1bに隙間が開くことを防止することができ
る。このため、シートバック1の美観を維持して、良質
なシートバック1を製造することができるのである。
【0038】次に、図4を参照して、第2実施例のシー
トバック11を説明する。図4は、第2実施例における
シートバック11の下側縁部分を背面側から斜視した分
解外観斜視図であり、図中の破線は、トリムカバーアセ
ンブリ2の表皮2cとトリムクロスロア2dとの縫製部
分2d1、及び、トリムカバーアセンブリ2とジェイト
ラップ5,6との縫製部分5a,6aを示している。図
4に示すように、第2実施例のシートバック11は、上
述した第1実施例のシートバック1に対して、仮止め片
7の止着方法を変更したものである。以下、第1実施例
と同一の部分には同一の番号を付して、その説明を省略
し異なる部分のみを説明する。
【0039】図4に示すように、第2実施例のシートバ
ック11では、シートパッド3には鋼線ワイヤなどのワ
イヤ材により上面視略ロ字形に形成されたホールドワイ
ヤ12が一体に成形されいる。このホールドワイヤ12
は、シートパッド3の段付き部3aから外部に露出され
た複数の延在部12aと、その複数の延在部12aに連
設されシートパッド3内部に埋設される埋設部12bと
を備えている。ホールドワイヤ12の延在部12aは、
ホールドワイヤ12を構成するワイヤ材をシートパッド
3内部から略等間隔で4箇所露出させたものであり、後
述するトリミングフック13が引っ掛けられる部位であ
る。一方、仮止め片7の自由端側には、係止部材として
の複数(4個)のトリミングフック13がホールドワイ
ヤ12の延在部12aに対応して略等間隔で縫いつけら
れている。これらのトリミングフック13は板材やワイ
ヤ材を折り曲げ加工して形成したものであり、その先端
が略J字形に屈曲形成されている。
【0040】上記のように構成された第2実施例のシー
トバック11によれば、トリミングフック13の先端を
ホールドワイヤ12の延在部12aに引っ掛けて係合す
ることにより、仮止め片7をシートパッド3の段付き部
3aに止着して、トリムカバーアセンブリ2をシートパ
ッド3に仮止めすることができる。従って、トリムカバ
ーアセンブリ2のシートパッド3への仮止め状態におい
て背受け面側の表皮2cをシワなく引き延ばして、表皮
2cのシワを除去することができる。このため、シート
バック1を完成させることなく、即ち、ジェイトラップ
5,6を互いに係合する以前に表皮材2cのシワを除去
することができるのである。しかも、仮止め片7を段付
き部3aに接着剤などにより接着して止着する必要がな
いので、トリムカバーアセンブリ2の仮止め作業を簡素
化し、作業性を向上することができる。
【0041】トリミングフック13が係合されるホール
ドワイヤ12はシートパッド3内に埋設部12bが埋設
されているので、トリミングフック13によりホールド
ワイヤ12が引っ張られてシートパッド3から抜け落ち
ることを防止することができる。
【0042】次に、図5を参照して、第3実施例のシー
トバック21を説明する。図5は、第3実施例における
シートバック21の下側縁部分を背面側から斜視した分
解外観斜視図であり、図中の破線は、トリムカバーアセ
ンブリ2の表皮2cとトリムクロスロア2dとの縫製部
分2d1、及び、トリムカバーアセンブリ2とジェイト
ラップ5,6との縫製部分5a,6aを示している。図
5に示すように、第3実施例のシートバック21は、上
述した第1実施例のシートバック1に対して、仮止め片
7の止着方法を変更したものである。以下、第1実施例
と同一の部分には同一の番号を付して、その説明を省略
し異なる部分のみを説明する。
【0043】図5に示すように、第3実施例のシートバ
ック21では、シートフレーム4には鋼線ワイヤなどの
ワイヤ材により上面視略コ字形に形成されたホールドワ
イヤ22が溶接により固着されている。このホールドワ
イヤ22は、その右端(図5右側)が略直角に折り曲げ
られシートバック1の右側に配設されるフレーム板4に
溶接により固着される一方、その左端(図5左側)が略
直角に折り曲げられシートバック1の左側に配設される
フレーム板4に溶接により固着されている。また、ホー
ルドワイヤ22は、シートパッド3の段付き部3aにお
ける補強ブロック3b側縁部の全域に亘って連続してお
り、複数の略コ字形の凹部22aが折り曲げ加工により
略等間隔で形成されている。
【0044】一方、仮止め片7の自由端側には、係止部
材としての複数(4個)のトリミングフック23がホー
ルドワイヤ22の各凹部22aに対応して略等間隔で縫
いつけられている。これらのトリミングフック23は板
材やワイヤ材を折り曲げ加工することにより形成された
ものであり、その先端が略J字形に屈曲形成されてい
る。
【0045】上記のように構成された第3実施例のシー
トバック21によれば、トリミングフック23の先端を
ホールドワイヤ22の凹部22aに引っ掛けて係合する
ことにより、仮止め片7をシートパッド3の段付き部3
aに止着して、トリムカバーアセンブリ2をシートパッ
ド3に仮止めすることができる。従って、トリムカバー
アセンブリ2のシートパッド3への仮止め状態において
背受け面側の表皮2cをシワなく引き延ばして、表皮2
cのシワを除去することができる。このため、シートバ
ック1を完成させることなく、即ち、ジェイトラップ
5,6を互いに係合する以前に表皮材2cのシワを除去
することができるのである。
【0046】しかも、仮止め片7を段付き部3aに接着
剤などにより接着して止着する必要がないので、トリム
カバーアセンブリ2の仮止め作業を簡素化し、作業性を
向上することができる。また、トリミングフック12が
係合されるホールドワイヤ22はシートフレーム4に溶
接により固着されているので、トリミングフック12の
引張力によって、ホールドワイヤ22がシートフレーム
4から外れ落ちることを防止することができる。
【0047】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0048】例えば、第2及び第3実施例では、ホール
ドワイヤ12,22に仮止め片7を止着するためにトリ
ミングフック13,23を用いた。しかしながら、仮止
め片7のホールドワイヤへの止着方法は、必ずしもこれ
に限られるものではなく、仮止め片とホールドワイヤを
複数のホグリングにより互いに止め合わせても良い。
尚、ホグリングは、予めC字形に切断されたワイヤが取
付工具によってリング状にされたものでり、仮止め片と
ホールドワイヤとを挟み込んで止め合わせることができ
る。
【0049】
【発明の効果】 請求項1記載の自動車用シートのシー
トバックによれば、表皮材の背受け面側縁部分またはそ
の近傍には仮止め部材が設けられているので、この仮止
め部材をシートフレームまたはシートパッドに止着する
ことにより表皮材の背受け面側をシートパッドへの仮止
め状態においてシワなく引き延ばして、表皮材の背受け
面側のシワを除去することができる。即ち、シートバッ
クが完成される以前に、シートバックの背受け面側を覆
う表皮材のシワを除去することができる。よって、例え
ば、かかるシートバックをリクライニング機構とスライ
ド機構とが一体化された自動車用シートに使用すること
により、シートバックの背受け面側を覆う表皮材のシワ
を除去してからシートバックをシートクッションに取り
付けることができるので、従来のようにシートバックの
取付後にシートバックの背受け面側を覆う表皮にシワが
残ることがなく、シートバックの背受け面を美観を維持
しつつ仕上げることができるという効果がある。
【0050】しかも、仮止め部材をシートフレームまた
はシートパッドに止着することにより、表皮材の背受け
面側がシートパッドへの仮止め状態においてシワなく引
き延ばされるので、シートフレーム及びシートパッドを
覆う表皮材の弛みを除去することができるという効果が
ある。
【0051】請求項2記載の自動車用シートのシートバ
ックによれば、請求項1記載の自動車用シートのシート
バックの奏する効果に加え、仮止め部材は、シートバッ
クの背受け面の幅方向におけるほぼ全域に亘って、表皮
材の背受け面側縁部分またはその近傍に設けられている
ので、シートパッドの背受け面側を覆う表皮材を背受け
面幅方向全域に亘って引き延ばすことができるという効
果がある。
【0052】請求項3記載の自動車用シートのシートバ
ックによれば、請求項1または2に記載の自動車用シー
トのシートパッドの奏する効果に加え、仮止め部材はシ
ートパッドの背受け面側縁部分またはその近傍に止着可
能に形成され、かつ、シートパッドにおける仮止め部材
の止着部分には剛性を有する補強部材が取着または埋設
されているので、仮止め部材が止着される部分の剛性を
向上することができる。よって、仮止め部材が止着され
る部分に仮止め部材が止着される場合に、かかる止着部
分が表皮材の背受け面側により引っ張られ、潰れるなど
して変形することを防止することができるという効果が
ある。
【0053】請求項4記載の自動車用シートのシートバ
ックによれば、請求項1または2記載の自動車用シート
のシートバックの奏する効果に加え、仮止め部材の係止
部材はシートパッドに一体に成形された取付部材の延在
部に係止されるので、表皮材の背受け面側をシートパッ
ドへの仮止め状態においてシワなく引き延ばして、表皮
材の背受け面側のシワを除去することができる。即ち、
シートバックが完成される以前に、シートバックの背受
け面側を覆う表皮材のシワを除去することができる。よ
って、例えば、かかるシートバックをリクライニング機
構とスライド機構とが一体化された自動車用シートに使
用することにより、シートバックの背受け面側を覆う表
皮材のシワを除去してからシートバックをシートクッシ
ョンに取り付けることができるので、従来のようにシー
トバックの取付後にシートバックの背受け面側を覆う表
皮にシワが残ることがなく、シートバックの背受け面を
美観を維持しつつ仕上げることができるという効果があ
る。
【0054】しかも、仮止め部材の係止部材を取付部材
の延在部に係止することにより、表皮材の背受け面側が
シートパッドへの仮止め状態においてシワなく引き延ば
されるので、シートフレーム及びシートパッドを覆う表
皮材の弛みを除去することができるという効果がある。
【0055】請求項5記載の自動車用シートのシートバ
ックによれば、請求項1または2記載の自動車用シート
のシートバックの奏する効果に加え、仮止め部材の係止
部材はシートフレームに固定された取付部材に係止され
るので、表皮材の背受け面側をシートパッドへの仮止め
状態においてシワなく引き延ばして、表皮材の背受け面
側のシワを除去することができる。即ち、シートバック
が完成される以前に、シートバックの背受け面側を覆う
表皮材のシワを除去することができる。よって、例え
ば、かかるシートバックをリクライニング機構とスライ
ド機構とが一体化された自動車用シートに使用すること
により、シートバックの背受け面側を覆う表皮材のシワ
を除去してからシートバックをシートクッションに取り
付けることができるので、従来のようにシートバックの
取付後にシートバックの背受け面側を覆う表皮にシワが
残ることがなく、シートバックの背受け面を美観を維持
しつつ仕上げることができるという効果がある。
【0056】しかも、仮止め部材の係止部材を取付部材
に係止することにより、表皮材の背受け面側がシートパ
ッドへの仮止め状態においてシワなく引き延ばされるの
で、シートフレーム及びシートパッドを覆う表皮材の弛
みを除去することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車用シートのシートバックにお
ける一実施例であるシートバックの下側縁部分を背面側
から斜視した分解外観斜視図である。
【図2】 シートバックがシートクッションに取り付け
られた状態におけるシートバック下側の部分断面図であ
る。
【図3】 図1のIII−III線におけるシートバッ
ク下側の部分断面図である。
【図4】 第2実施例におけるシートバックの下側縁部
分を背面側から斜視した分解外観斜視図である。
【図5】 第3実施例におけるシートバックの下側縁部
分を背面側から斜視した分解外観斜視図である。
【符号の説明】
1 シートバック(自動車用シートのシート
バック) 2 トリムカバーアセンブリ(表皮材) 2c 表皮(表皮材の背受け面側) 3 シートパッド 3a 段付き部(止着部分) 3b 補強ブロック(補強部材) 4 シートフレーム 5,6 ジェイトラップ 7 仮止め片(仮止め部材) 12,22 ホールドワイヤ(取付部材) 12a 埋設部 12b 延在部 13,23 トリミングフック(係合部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの骨格をなすシートフレームと、
    そのシートフレームの背受け面側に取着され緩衝材とし
    て使用されるシートパッドと、そのシートパッド及びシ
    ートフレームを覆う表皮材とを備えた自動車用シートの
    シートバックにおいて、 前記表皮材の背受け面側縁部分またはその近傍には、そ
    の表皮材の背受け面側を前記シートパッドへの仮止め状
    態においてシワなく引き延ばすために、前記シートフレ
    ーム又はシートパッドに止着される仮止め部材が設けら
    れていることを特徴とする自動車用シートのシートバッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記仮止め部材は、前記シートバックの
    背受け面の幅方向におけるほぼ全域に亘って、前記表皮
    材の背受け面側縁部分またはその近傍に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の自動車用シートのシー
    トバック。
  3. 【請求項3】 前記仮止め部材は前記シートパッドの背
    受け面側縁部分またはその近傍に止着可能に形成されて
    おり、前記シートパッドには剛性を有する補強部材が前
    記仮止め部材の止着部分に取着または埋設されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用シー
    トのシートバック。
  4. 【請求項4】 前記シートパッドは、その内部に埋設さ
    れる埋設部と、その埋設部から前記シートパッドの外部
    へ延出される延在部とを有する取付部材と一体に成形さ
    れており、 前記仮止め部材は、その取付部材の延在部に係止可能に
    形成された係止部材を備えていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の自動車用シートのシートバック。
  5. 【請求項5】 前記シートフレームに固定される取付部
    材を備えており、 前記仮止め部材は、その取付部材に係止可能に形成され
    た係止部材を備えていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の自動車用シートのシートバック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003052482A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Araco Corp ネットシート
JP2018140653A (ja) * 2017-02-26 2018-09-13 ダイハツ工業株式会社 車両用シートの外装構造
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