JP2007229306A - 車両用シートバック - Google Patents

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Abstract

【課題】シート背面側の凹形状に対応するシート表皮の被覆構造を簡単にすることができる車両用シートバックを得る。
【解決手段】バックボード40には、前側シート表皮34の端末部34Aが縫製されると共に後側シート表皮42が被覆されている。シート面は、前側シート表皮34及び後側シート表皮42によって被覆されており、バックボード40の端部40Aは、シートバックフレーム20とシートバックパッド32の縁取用凸部32Cとの間に挟持される。これによって、バックボード40の中間部40Bは、縁取用凸部32Cとの間に段差を形成することで後側シート表皮42と共に背面部15の凹部15Bを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート表皮で覆われた車両用シートバックに関する。
車両用シートバックにおいては、後席乗員のレッグスペースを広くするために、背裏面を凹形状にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなシートバックでは、背裏面のシート表皮に吊り袋を縫着し、この吊り袋に挿通されたワイヤをシートフレームに係止して引き込むことにより、シート表皮を張った状態にしている。
しかし、この従来の車両用シートバックでは、シート表皮を被覆するための構造が複雑になっている。
特開平11−342279号公報
本発明は、上記事実を考慮して、シート背面側の凹形状に対応するシート表皮の被覆構造を簡単にすることができる車両用シートバックを提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の車両用シートバックは、シートバックフレームと、前記シートバックフレームを覆い、シート背面側に縁取用凸部を備えたシートバックパッドと、シート前面からシート側面を覆うと共に前記縁取用凸部を覆う前側シート表皮と、前記前側シート表皮の端末部が縫製されると共にシート背面を覆う後側シート表皮が被覆され、端部が前記シートバックフレームと前記縁取用凸部との間に挟持されて中間部が前記後側シート表皮と共にシート背面の凹部を形成するバックボードと、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の車両用シートバックによれば、シート面が前側シート表皮及び後側シート表皮によって被覆される場合、バックボードの端部がシートバックフレームとシートバックパッドの縁取用凸部との間に挟持される。これによって、前側シート表皮は、シート前面からシート側面を覆った状態で端末部の側へ引っ張られ、バックボードの中間部は、縁取用凸部との間に段差を形成することで後側シート表皮と共にシート背面の凹部を形成する。ここで、後側シート表皮は、従来構造と異なり、ワイヤで引き込む必要がないので、容易に皺のない仕上がり状態にすることができる。
請求項2に記載する本発明の車両用シートバックは、シートバックフレームと、前記シートバックフレームを覆うシートバックパッドと、前記シートバックパッドを覆うことによってシート前面からシート側面を覆う前側シート表皮と、前記前側シート表皮に取り付けられ、前記シートバックフレーム及び前記シートバックパッドに対してシート後方側に設けられて袋状に形成された袋状部を備える背面シート表皮と、前記袋状部に挿入され、凹形状に撓んで前記袋状部を沿わせる可撓性ボードと、を有することを特徴とする。
請求項2に記載する本発明の車両用シートバックによれば、シート面が前側シート表皮及び背面シート表皮によって被覆された状態で、可撓性ボードが、背面シート表皮の袋状部に挿入されると共に、凹形状に撓んで袋状部を沿わせる。これによって、背面シート表皮は、シート背面側の凹形状に対応して被覆され、滑らかで連続的な凹形状の曲面を形成する。ここで、シート面が前側シート表皮及び背面シート表皮によって一旦被覆された後に、可撓性ボードが挿入されるので、前側シート表皮及び背面シート表皮による被覆作業がしやすい。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両用シートバックによれば、バックボードの端部をシートバックフレームと縁取用凸部との間に挟持させることで、引き込み用ワイヤが不要となり、シート背面側の凹形状に対応するシート表皮の被覆構造を簡単にすることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両用シートバックによれば、背面シート表皮を凹形状の可撓性ボードに沿わせることで、シート背面側の凹形状に対応するシート表皮の被覆構造を簡単にすることができるという優れた効果を有する。
(第1の実施形態)
本発明における車両用シートバックの第1の実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向をそれぞれ示す。
図1には、本実施形態の車両用シートバック14(以下、単に「シートバック14」という。)が適用される車両用シート10の斜視図が示されている。図1に示されるように、車両用シート10は、乗員の臀部を支持するシートクッション12と、このシートクッション12の後端部に傾倒可能に支持されて乗員の背面を支持するシートバック14と、シートバック14の上端部に上下調節可能に設けられて乗員の頭部を支持するヘッドレスト16と、を含んで構成されている。
図1及び図4に示されるように、シートバック14の背面部15には、後席乗員P(図4参照)の膝空間を広げるために、縁取部15Aで囲まれた凹部15Bが形成されている。図1に示されるように、縁取部15Aは、本実施形態では、背面部15における上縁部、及び幅方向(矢印14W方向)の両側縁部に形成され、凹部15Bとの間に段差(高低差)を形成している。
シートバック14は、図2及び図3に示されるように、シートバック14の骨格部を構成するシートバックフレーム20を備えている。シートバックフレーム20は、全体として略逆U字状に形成され、シートバック14の幅方向(図2の矢印14W方向)の両側部内に配置されてシートバック高さ方向(図3の矢印14H方向)へ延在される一対のサイド部24と、シートバック14の上端部内にシートバック14の幅方向(図2の矢印14W方向)に沿って配置されて一対のサイド部24の上部と接続されるトップ部22(図3参照)と、を含んで構成されている。
図3に示されるトップ部22は、パイプ材を略コ字状に折り曲げて形成されており、両端部がアーク溶接によってサイド部24に強固に取り付けられている。図2に示されるサイド部24は、プレス成形により板材を折り曲げて形成されており、シート前後方向及びシート高さ方向を含む面を一般面とするフレーム側板部26と、フレーム側板部26の前端部からシートバック内側(シートバック14における幅方向(矢印14W方向)の内側)へ延出された前側フランジ部28と、フレーム側板部26の後端部からシートバック内側へ延出された後側フランジ部30と、を備えている。従って、左右一対のサイド部24の水平断面形状は、略コ字状の開き断面形状となっている。後側フランジ部30は、前側フランジ部28に比べて大きく延出されている。
図2及び図3に示されるように、シートバックフレーム20は、弾性変形可能なシートバックパッド32によって覆われている。シートバックパッド32は、ウレタンを発泡させることによって形成されており、本実施形態では、シートバックフレーム20とは別体で形成されたものがシートバックフレーム20に組み付けられている。(以下、シートバックフレーム20にシートバックパッド32が組み付けられたユニットをシートバック本体25という。)シートバックパッド32は、シートクッション12(図1参照)に着座する乗員の背面等を支持する背もたれ部32Aと、図2に示されるように、この背もたれ部32Aの両側に一体に設けられて乗員側部を支持するサイドサポート部32Bと、シート背面側における上部及び側部に設けられた縁取用凸部32Cと、を備えている。
シートバックパッド32は、前側シート表皮34によって覆われている。前側シート表皮34は、数枚のシート表皮が縫合部36において縫い合わされて構成されており、シート前面(矢印FR方向側の面)からシート側面(矢印14W方向の外側の面)、すなわち、背もたれ部32A及びサイドサポート部32Bを覆うと共に、シート背面側における縁取用凸部32Cをも覆っている。前側シート表皮34の端末部34A(端末に近い部分)は、薄板状のバックボード40に縫製部38において縫製されている。
バックボード40は、軟質で可撓性を備えた合成樹脂板が適用されており、シートバック14の背面側に配置される。なお、本実施形態では、バックボード40は、軟質で可撓性を備えたボードを適用しているが、硬質のボードを適用してもよい。バックボード40には、シート背面の大部分を覆う後側シート表皮42が被覆されている。後側シート表皮42は、前側シート表皮34とバックボード40との縫製部38において、前側シート表皮34とバックボード40との間に挟まれた状態でバックボード40に縫製されている。この縫製によって、前側シート表皮34及び後側シート表皮42は、バックボード40と一体化されており、一体化された状態では、全体として袋状になっている。
バックボード40の左右両側における端部40Aは、シートバックフレーム20のサイド部24における後側フランジ部30と、縁取用凸部32Cとの間に挟持されている。これによって、バックボード40の幅方向(矢印14W方向と同じ方向)における中間部40Bは、後側シート表皮42と共に、シート背面とされる背面部15の凹部15Bを形成している。なお、図2及び図3に示されるように、本実施形態では、バックボード40は、ボード面が曲面状とされずに、平面状になるように配置されている。
次に、シートバック14におけるシート表皮(前側シート表皮34及び後側シート表皮42)のカバーリング手順(取付手順)及び本実施形態の作用を説明する。
まず、作業者は、予め縫製によってバックボード40と一体化された前側シート表皮34及び後側シート表皮42を、シートバック高さ方向(図3の矢印14H方向)の上方からシートバック本体25に被せる。
次に、作業者は、図2に示されるバックボード40の左右両側における端部40Aを、シートバックフレーム20のサイド部24における後側フランジ部30と、縁取用凸部32Cとの間に挿入して(差し込んで)挟持させる。これによって、前側シート表皮34は、シート前面からシート側面を覆った状態で端末部34Aの側へ引っ張られる。また、作業者は、図3に示されるように、バックボード40の上端部40Cを、上部における縁取用凸部32Cと、シートバックフレーム20との間に配置する。その結果、バックボード40の中間部40Bは、縁取用凸部32Cとの間に段差を形成することで後側シート表皮42と共に、背面部15の凹部15Bを形成する。
最後に、作業者は、前側シート表皮34の下端部(図示省略)をシートバック本体25の所定位置に係止させて取付作業を終了する。
このように、図2に示されるバックボード40の端部40Aをシートバックフレーム20と縁取用凸部32Cとの間に挟持させることで、引き込み用ワイヤ(引き込み構造)や樹脂フック(引っ掛け等の固定構造)が不要になるため、シート背面側の凹形状に対応するシート表皮の被覆構造を簡単にすることができ、結果として、コストダウンを図ることも可能となった。
また、後側シート表皮42は、従来構造と異なり、ワイヤで引き込む必要がなく、吊り袋、インサートワイヤ、ホグリング、樹脂フック等を用いた従来の作業を省くことができるので、シートの組立作業性の向上を図ることができる。また、容易な作業で、(皺のない)しっかりした仕上がり状態にすることが可能となり、高品質化を図ることができる。
このようにして背面部15の凹部15Bを形成することで、図4に示されるように、後方シートの乗員Pにおける膝置きスペースBを確保することができる。特に、小型車や3列シートミニバン等のようなカップルディスタンスAが短い車両に対しても、凹部15Bを形成することで、快適な居住空間を提供できるという利点がある。
(第2の実施形態)
次に、車両用シートバックの第2の実施形態を図5〜図12に基づき説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図5及び図9に示されるように、シートバック14は、後席乗員P(図9参照)の膝空間を広げるために、シートバック高さ方向(矢印14H方向)の中間部が車両前方(矢印FR方向)側に凸となるように湾曲しており、シート側面視で背面部15が凹形状に形成されている。
シートバック14は、図10に示されるように、シートバックフレーム20と、シートバックパッド32と、シート表皮44と、可撓性ボード50とを含んで構成されている。
シートバックフレーム20は、図8に示されるように、シートバック高さ方向(矢印14H方向)の中間部が車両前方(矢印FR方向)側に凸となるように湾曲しており、シート側面視でサイド部24の背面側が車両後方側に反るように凹形状に形成されている。また、図10に示されるように、一対のサイド部24には、バネ材23が架設されている。なお、一方のサイド部24には、シートバック幅方向(矢印14W方向)の外側にサイドエアバッグ装置21が取り付けられている。
シートバックフレーム20に組み付けられるシートバックパッド32は、シートバックフレーム20にほぼ対応して湾曲した凹形状に形成されている。シートバックパッド32には、前側シート表皮34の縫合部36(図7参照)が挿入される溝部33が、シートバック高さ方向(矢印14H方向)及びシートバック幅方向(矢印14W方向)に沿って形成されている。図7に示されるように、シートバックパッド32の上部及び下部は、折り返されて背面側に配置されるようになっており、図6に示されるように、シートバックパッド32の側部も、折り返されて背面側に配置されるようになっている。
シート表皮44は、シートバックパッド32を覆うことによってシート前面(矢印FR方向側の面)からシート側面(矢印14W方向の外側の面)を覆う前側シート表皮34と、背面側に配置される背面シート表皮46と、を備えている。図7に示されるように、前側シート表皮34の下端部34Bは、シートバック本体25の背面側下部の係止具52に係止されている。
背面シート表皮46は、前側シート表皮34に取り付けられてシートバックフレーム20及びシートバックパッド32に対してシート後方側に設けられた袋状部48を備えており、この袋状部48は、前側シート表皮34に縫製されることで、下方が開口された袋状に形成されている。すなわち、袋状部48の上部は、縫製部54となっており、前側シート表皮34における上部折り返し端部34Cに予め縫製されている。この縫製部54が袋状部48の袋底を形成している。また、図6に示されるように、袋状部48の両側部も、縫製部56となっており、前側シート表皮34における端末部34Aに予め縫製されて閉じられている。袋状部48の縫製状態の外観視は、図5に示す通りであり、外観視で略逆U字状に連続して縫製されている。このように、背面シート表皮46における袋状部48は、縫製部54、56によって縫製された部分が閉じられることで形成されている。図7に示されるように、袋状部48におけるシート前方側の下端部48Aは、係止具52に係止されている。
背面シート表皮46のシート後方側の下部は、縫合部58で縫い合わされており、さらにその先端部には、フック60が取り付けられている。フック60は、シートクッション12内のワイヤ62に係止されている。
袋状部48には、可撓性ボード50が挿入されている。この可撓性ボード50には、軟質で可撓性を備えた合成樹脂板が適用されている。可撓性ボード50は、図8に示されるように、シートバックフレーム20に沿って凹形状に撓んでおり、図7に示されるように、袋状部48を沿わせている。これにより、図5に示されるように、シートバック14の背面部15に、滑らかで連続的な曲面が形成されている。
次に、シートバック14におけるシート表皮(前側シート表皮34及び背面シート表皮46)のカバーリング手順(取付手順)及び本実施形態の作用を説明する。
まず、図11に示されるように、作業者は、前側シート表皮34及び背面シート表皮46を(靴下を被せるような形で)シートバック高さ方向(矢印14H方向)の上方からシートバック本体25に被せる。この作業途中において、前側シート表皮34の引き込み用のホグリング64(係止用部材)の固定やサイドエアバッグ装置21用の力布66(張力伝達部材)の固定を行う。前側シート表皮34及び背面シート表皮46が、可撓性ボード50と一体化されていない状態にあることで、これらの固定作業が容易にできる。
次に、作業者は、図12に示されるように、前側シート表皮34及び背面シート表皮46をシートバック本体25に被せた状態で、前側シート表皮34の下端部34B、及び、背面シート表皮46の袋状部48におけるシート前方側の下端部48Aをシートバック本体25の背面側下部の係止具52に係止する。これによって、シートバック本体25が前側シート表皮34及び背面シート表皮46によって包まれた状態になると共に、シートバックフレーム20及びシートバックパッド32に対してシート後方側に袋状部48が配置される。
この状態で、作業者は、袋状部48に可撓性ボード50を下方から挿入し、図8に示されるように、可撓性ボード50をシートバックフレーム20に沿って凹形状に撓ませる。これにより、図7に示されるように、袋状部48が可撓性ボード50に沿った状態となる。最後に、作業者は、背面シート表皮46の先端部のフック60をシートクッション12内のワイヤ62に係止させて取付作業を終了する。
このワイヤ62への係止によって、背面シート表皮46は、張った状態になる。ここで、従来の吊り構造では、シート表皮を張った状態にすると、そのまま短絡してしまい、曲面を形成できなかったが、本実施形態では、袋状部48を可撓性ボード50に沿わせているため、背面シート表皮46が短絡することなく、すなわち、図7の想像線Xで示されるような平面状にはならずに、シート背面側の凹形状に対応して滑らかで連続的な曲面を形成することができる。また、背面部15に段差がなくなるため、すっきりした意匠を形成することが可能となる。
さらに、シート面が前側シート表皮34及び背面シート表皮46によって一旦被覆された後に、可撓性ボード50が挿入されるので、前側シート表皮34及び背面シート表皮46による被覆作業がしやすく、ひいては、シートの組立作業性の向上を図ることができる。
(その他の形態)
なお、上記第1の実施形態では、縁取用凸部32Cが、シート背面側における上部及び側部に設けられているが、縁取用凸部は、例えば、シート背面側における上部、下部、及び側部に設けられるような他の縁取用凸部であってもよい。
また、上記第1の実施形態では、バックボード40は、平面状になるように配置されているが、バックボードは、例えば、第2の実施形態の可撓性ボード50のように凹形状に撓ませて曲面状になるように配置してもよい。
さらに、上記第2の実施形態では、背面シート表皮46が前側シート表皮34に縫製されることで袋状部48を形成しているが、例えば、予め袋状に形成された袋状部が前側シート表皮に別途取り付けられる構成としてもよい。
さらにまた、上記第2の実施形態では、下方が開口された袋状部48に可撓性ボード50が下方から挿入されているが、可撓性ボードは、例えば、上方が開口された袋状部に上方から挿入される等のように、他の方向から袋状部に挿入されてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートバックが適用される車両用シートを示す斜視図である。 図1の2−2線断面に相当する断面図である。(左半分は図示を省略する。) 図1の3−3線断面に相当する断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートバックが適用される車両用シートを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートバックが適用される車両用シートを示す斜視図である。 図5の6−6線断面に相当する断面図である。(左半分は図示を省略する。) 図5の7−7線断面に相当する断面図である。 本発明の第2の実施形態における可撓性ボードがシートバックフレームに沿って撓んだ状態を示す断面図である。(図5の8−8線断面に相当する断面図である。) 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートバックが適用される車両用シートを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートバックの分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートバックのシート表皮をシートバック本体に被せる途中状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における可撓性ボードを背面シート表皮の袋状部に挿入する状態を示す断面図である。
符号の説明
14 シートバック(車両用シートバック)
15B 凹部
20 シートバックフレーム
32 シートバックパッド
32C 縁取用凸部
34 前側シート表皮
34A 端末部
40 バックボード
40A 端部
40B 中間部
42 後側シート表皮
46 背面シート表皮
48 袋状部
50 可撓性ボード

Claims (2)

  1. シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームを覆い、シート背面側に縁取用凸部を備えたシートバックパッドと、
    シート前面からシート側面を覆うと共に前記縁取用凸部を覆う前側シート表皮と、
    前記前側シート表皮の端末部が縫製されると共にシート背面を覆う後側シート表皮が被覆され、端部が前記シートバックフレームと前記縁取用凸部との間に挟持されて中間部が前記後側シート表皮と共にシート背面の凹部を形成するバックボードと、
    を有することを特徴とする車両用シートバック。
  2. シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームを覆うシートバックパッドと、
    前記シートバックパッドを覆うことによってシート前面からシート側面を覆う前側シート表皮と、
    前記前側シート表皮に取り付けられ、前記シートバックフレーム及び前記シートバックパッドに対してシート後方側に設けられて袋状に形成された袋状部を備える背面シート表皮と、
    前記袋状部に挿入され、凹形状に撓んで前記袋状部を沿わせる可撓性ボードと、
    を有することを特徴とする車両用シートバック。
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