JP2000106983A - 充填物の成形方法、およびそのような充填物を有するシ―ト - Google Patents
充填物の成形方法、およびそのような充填物を有するシ―トInfo
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 挿入物を必要とせずに、1つの成形工程で弾
性を持ついくつかの層を有する充填物を製造する。 【解決手段】 第1のポリウレタン発泡体混合物を型の
ベース11の中央部13aに噴霧する。外気と接触する
表皮を形成するように、第1の発泡体混合物を自然に膨
張させる。第2の発泡体混合物を表皮と直接に接触する
ように注入して型を閉じ、第2の発泡体混合物を膨張さ
せる。
性を持ついくつかの層を有する充填物を製造する。 【解決手段】 第1のポリウレタン発泡体混合物を型の
ベース11の中央部13aに噴霧する。外気と接触する
表皮を形成するように、第1の発泡体混合物を自然に膨
張させる。第2の発泡体混合物を表皮と直接に接触する
ように注入して型を閉じ、第2の発泡体混合物を膨張さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に自動車のシー
ト用の充填物、すなわちパディングの製造方法に関す
る。
ト用の充填物、すなわちパディングの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の充填物は一般に、この充填物を
含むシートを使用する乗客が快適であることを確保する
ために、異なる弾性特性を有する2つまたは3つ以上の
発泡体の層からなる。
含むシートを使用する乗客が快適であることを確保する
ために、異なる弾性特性を有する2つまたは3つ以上の
発泡体の層からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】充填物の製造方法が、
異なる弾性特性のいくつかの発泡体を型に連続的に注入
することにある、特にフランス追加特許公開明細書第
2,607,061号から知られている。これら発泡体
は分離されることなく次々に注入される。この方法は、
発泡体層を型内に分布させる制御が困難であり、その結
果、乗客の快適性に合わない弾性を持つ種々の部分を含
む充填物が得られるという欠点を有する。
異なる弾性特性のいくつかの発泡体を型に連続的に注入
することにある、特にフランス追加特許公開明細書第
2,607,061号から知られている。これら発泡体
は分離されることなく次々に注入される。この方法は、
発泡体層を型内に分布させる制御が困難であり、その結
果、乗客の快適性に合わない弾性を持つ種々の部分を含
む充填物が得られるという欠点を有する。
【0004】フランス追加特許公開明細書第2,72
2,726号もまた、弾性の異なる発泡体が型に連続的
に注入され、これら発泡体がリンク要素によって分離さ
れている充填物の製造方法を開示している。しかし、こ
の方法は乗客にとって快適な充填物を製造する点では完
全に満足できるものであるが、高価であり、またその発
泡体が成形中に裂けるおそれがある。
2,726号もまた、弾性の異なる発泡体が型に連続的
に注入され、これら発泡体がリンク要素によって分離さ
れている充填物の製造方法を開示している。しかし、こ
の方法は乗客にとって快適な充填物を製造する点では完
全に満足できるものであるが、高価であり、またその発
泡体が成形中に裂けるおそれがある。
【0005】本発明の目的は、挿入物を必要とせずに、
1つの成形工程で、弾性を持ついつくかの層を有する充
填物を製造し、一方で発泡体の分布を制御し、そしてそ
うすることで非常に良好な仕上がりを達成する方法を提
供することにより上記した欠点を解消することである。
1つの成形工程で、弾性を持ついつくかの層を有する充
填物を製造し、一方で発泡体の分布を制御し、そしてそ
うすることで非常に良好な仕上がりを達成する方法を提
供することにより上記した欠点を解消することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、少なくとも1つの支持面と、この支持面に対向す
るサポート面とを有する充填物を、前記充填物の表面の
形状に合致するベースとカバーとを有する型に、ポリウ
レタンの発泡体の少なくとも2つの層を導入することに
よって充填物を製造する方法を提案するものであり、こ
の方法は、第1の弾性のある発泡体混合物を型のベース
の少なくとも中央部に導き入れることと、外気と接触す
る表皮を形成するように、第1の弾性のある発泡体混合
物を自然に膨張するままにすることと、第1の発泡体混
合物により形成された表皮に直接接触する、弾性のある
第2の発泡体混合物を導き入れ、型を閉じることと、発
泡体が型の全容量を満たすように、第2の発泡体混合物
を膨張するままにすることを有し、第1の発泡体混合物
を導き入れる工程が噴霧工程からなり、第2の発泡体混
合物を導き入れる工程が注入工程からなることを特徴と
する。
明は、少なくとも1つの支持面と、この支持面に対向す
るサポート面とを有する充填物を、前記充填物の表面の
形状に合致するベースとカバーとを有する型に、ポリウ
レタンの発泡体の少なくとも2つの層を導入することに
よって充填物を製造する方法を提案するものであり、こ
の方法は、第1の弾性のある発泡体混合物を型のベース
の少なくとも中央部に導き入れることと、外気と接触す
る表皮を形成するように、第1の弾性のある発泡体混合
物を自然に膨張するままにすることと、第1の発泡体混
合物により形成された表皮に直接接触する、弾性のある
第2の発泡体混合物を導き入れ、型を閉じることと、発
泡体が型の全容量を満たすように、第2の発泡体混合物
を膨張するままにすることを有し、第1の発泡体混合物
を導き入れる工程が噴霧工程からなり、第2の発泡体混
合物を導き入れる工程が注入工程からなることを特徴と
する。
【0007】本発明が提案する製造方法は次の特徴の1
つまたはいくつかを任意に含んでもよい。
つまたはいくつかを任意に含んでもよい。
【0008】注入された第1の発泡体混合物の量が、膨
張工程の後、得られた表皮の厚さが充填物の全体厚さよ
り充分に小さく、およそ0.5〜50ミリメートルであ
るような量であること、噴霧工程は、60×105〜2
50×105パスカルの気圧で、摂氏20〜100度の
温度で、イソシアン酸塩とポリオールの成分調整された
混合物を噴霧することからなること、成分調整されたポ
リオールが1〜5の割合の水分と、0〜4の割合のゲル
触媒と、0〜4の割合の気体触媒と、0〜5の割合のセ
ルオープナーと、0〜2の割合の安定剤とを含むこと、
そして第1の発泡体混合物が型に導き入れられる工程の
前に、仕上げカバーが型のベース内に置かれる。
張工程の後、得られた表皮の厚さが充填物の全体厚さよ
り充分に小さく、およそ0.5〜50ミリメートルであ
るような量であること、噴霧工程は、60×105〜2
50×105パスカルの気圧で、摂氏20〜100度の
温度で、イソシアン酸塩とポリオールの成分調整された
混合物を噴霧することからなること、成分調整されたポ
リオールが1〜5の割合の水分と、0〜4の割合のゲル
触媒と、0〜4の割合の気体触媒と、0〜5の割合のセ
ルオープナーと、0〜2の割合の安定剤とを含むこと、
そして第1の発泡体混合物が型に導き入れられる工程の
前に、仕上げカバーが型のベース内に置かれる。
【0009】本発明の他の目的は、第1の発泡体混合物
により生成されたが表皮の厚さが充填物の全体の厚さよ
りも十分に薄い充填物である、上記の方法により製造さ
れた充填物である。
により生成されたが表皮の厚さが充填物の全体の厚さよ
りも十分に薄い充填物である、上記の方法により製造さ
れた充填物である。
【0010】表皮の硬さは1〜12キロパスカルで、第
2の発泡体混合物に対応する層の硬さは2〜15キロパ
スカル(NFT56−110の方法にしたがって測定し
て)で選択できる。
2の発泡体混合物に対応する層の硬さは2〜15キロパ
スカル(NFT56−110の方法にしたがって測定し
て)で選択できる。
【0011】より好ましくは、第2の発泡体混合物の弾
性は第1の発泡体混合物の弾性よりも小さい。
性は第1の発泡体混合物の弾性よりも小さい。
【0012】本発明の他の目的は、そのような充填物を
有するシートを提供することである。
有するシートを提供することである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して記述する。
の図面を参照して記述する。
【0014】図1は自動車用のシート1の一例を示して
いる。広く知られているように、このシートはシート座
部2と、シート座部2に支えられたシート背部3と、シ
ート背部の頂部に取り付けられたヘッドレスト4とから
なる。シート座部2とシート背部3の各々は、乗客に快
適な座りごこちを提供するよう設計された前方の載せ面
8と、前方の面に向き合う後方の支持面9を備えた充填
物、すなわちパディング5をそれぞれ有している。
いる。広く知られているように、このシートはシート座
部2と、シート座部2に支えられたシート背部3と、シ
ート背部の頂部に取り付けられたヘッドレスト4とから
なる。シート座部2とシート背部3の各々は、乗客に快
適な座りごこちを提供するよう設計された前方の載せ面
8と、前方の面に向き合う後方の支持面9を備えた充填
物、すなわちパディング5をそれぞれ有している。
【0015】充填物5は中央部6と側隆起部7とで構成
されている。この充填物は図2〜5に示されているよう
な型10に、弾性の異なるいくつかの発泡体層を導き入
れることにより製造される。
されている。この充填物は図2〜5に示されているよう
な型10に、弾性の異なるいくつかの発泡体層を導き入
れることにより製造される。
【0016】型10はベース11とカバー12とからな
り、それらの内部形状は充填物5の前面8および後面9
の形状と合致している。特に、ベース11は充填物5の
中央部6の形状と相補の形状の中央部13a、および生
成される隆起部7の形状と相補の形状の窪み部13bを
有する。
り、それらの内部形状は充填物5の前面8および後面9
の形状と合致している。特に、ベース11は充填物5の
中央部6の形状と相補の形状の中央部13a、および生
成される隆起部7の形状と相補の形状の窪み部13bを
有する。
【0017】本発明が提案する方法は、より詳細に図3
〜図5に示されている。それは2つのポリウレタン発泡
体混合物を、付加的な挿入物またはリンク材を用いずに
型10に連続して導き入れることからなる。
〜図5に示されている。それは2つのポリウレタン発泡
体混合物を、付加的な挿入物またはリンク材を用いずに
型10に連続して導き入れることからなる。
【0018】図3に示された、この方法の第1の工程
は、第1の弾性ポリウレタン層15を得るように、ノズ
ル14により第1の弾性発泡体混合物を型10のベース
11に噴霧することからなる。
は、第1の弾性ポリウレタン層15を得るように、ノズ
ル14により第1の弾性発泡体混合物を型10のベース
11に噴霧することからなる。
【0019】ノズル14は、2つの成分の混合物を60
×105〜250×105パスカルのオーダの気圧で、摂
氏20〜100度の温度で噴霧する装置に属する。第1
の発泡体混合物はイソシアン酸塩とポリオールとの成分
調整された混合物からなる。ここで用いられるポリオー
ルは1〜5の割合の水と、0〜4の割合のゲル状触媒
と、0〜4の割合の気体状触媒と、0〜5の割合のセル
オープナーと、0〜2の割合の安定剤の混合物からな
る。
×105〜250×105パスカルのオーダの気圧で、摂
氏20〜100度の温度で噴霧する装置に属する。第1
の発泡体混合物はイソシアン酸塩とポリオールとの成分
調整された混合物からなる。ここで用いられるポリオー
ルは1〜5の割合の水と、0〜4の割合のゲル状触媒
と、0〜4の割合の気体状触媒と、0〜5の割合のセル
オープナーと、0〜2の割合の安定剤の混合物からな
る。
【0020】第1の混合物は型10のベース11に直接
接するように、中央部13aの表面と窪み部13bの表
面の一部に噴霧される。
接するように、中央部13aの表面と窪み部13bの表
面の一部に噴霧される。
【0021】それから、本方法は、このようにして注入
された発泡体を大気中で膨張させることを含む。発泡は
イソシアン酸塩と成分調整されたポリオールとの化学反
応によって生じる。得られた層の厚さがおよそ0.5〜
50ミリメートルで、得られた層の単位体積当たりの質
量が20〜90キログラム毎立方メートルで、得られた
層の硬さが(NFT56−110の方法による測定で)
1〜12キロパスカルである限りにおいては、その膨張
時間は5秒〜2分である。
された発泡体を大気中で膨張させることを含む。発泡は
イソシアン酸塩と成分調整されたポリオールとの化学反
応によって生じる。得られた層の厚さがおよそ0.5〜
50ミリメートルで、得られた層の単位体積当たりの質
量が20〜90キログラム毎立方メートルで、得られた
層の硬さが(NFT56−110の方法による測定で)
1〜12キロパスカルである限りにおいては、その膨張
時間は5秒〜2分である。
【0022】これにより、表皮が形成され、その弾性
は、用いられたポリオールとイソシアン酸塩の種類と各
比率、および用いられた水と触媒の量に依存したものと
なる。このようにして形成されることで、表皮はシート
の使用者に快適な感触を与えるのに十分な弾性を有す
る。
は、用いられたポリオールとイソシアン酸塩の種類と各
比率、および用いられた水と触媒の量に依存したものと
なる。このようにして形成されることで、表皮はシート
の使用者に快適な感触を与えるのに十分な弾性を有す
る。
【0023】第1の層の発泡が一旦終了すると、次に第
2のポリウレタン発泡体混合物が注入ノズル16によ
り、形成された表皮15に直接接触するようにして、型
のベース11の中へ注入される(図4参照)。型はその
後すぐに、カバー12をはめることで閉じられる。第2
の発泡体混合物は、このようにして満たされた型10内
で重合し、表皮15とは弾性の異なる第2の層17を生
成する(図5参照)。その得られた層は、単位体積当た
りの質量が20〜90キログラム毎立方メートルであ
り、硬さは2〜15キロパスカルである(NFT56−
110の方法の測定で)。
2のポリウレタン発泡体混合物が注入ノズル16によ
り、形成された表皮15に直接接触するようにして、型
のベース11の中へ注入される(図4参照)。型はその
後すぐに、カバー12をはめることで閉じられる。第2
の発泡体混合物は、このようにして満たされた型10内
で重合し、表皮15とは弾性の異なる第2の層17を生
成する(図5参照)。その得られた層は、単位体積当た
りの質量が20〜90キログラム毎立方メートルであ
り、硬さは2〜15キロパスカルである(NFT56−
110の方法の測定で)。
【0024】第2の層17は表皮15よりも十分に厚
く、そのような充填物を有するシートに座った乗客に効
果的な支えを提供する一方、良好な接触感を特徴とする
充填物5が得られるように第1の層よりも弾性が小さい
のが望ましい。
く、そのような充填物を有するシートに座った乗客に効
果的な支えを提供する一方、良好な接触感を特徴とする
充填物5が得られるように第1の層よりも弾性が小さい
のが望ましい。
【0025】型から取り出されたとき、充填物5は傷の
無い表面仕上がりを有している。
無い表面仕上がりを有している。
【0026】さらに、図6に示されている第2の実施形
態では、例えば発泡布製の仕上げカバー18を、第1の
発泡体混合物を噴霧する前に型のベース11内に置いて
おくことができる。このカバーに混合物が自然と浸透し
ないので、第1の噴霧された混合物は1つの仕上げカバ
ーだけが必要であるという利点を有する。
態では、例えば発泡布製の仕上げカバー18を、第1の
発泡体混合物を噴霧する前に型のベース11内に置いて
おくことができる。このカバーに混合物が自然と浸透し
ないので、第1の噴霧された混合物は1つの仕上げカバ
ーだけが必要であるという利点を有する。
【図1】本発明によって提案された方法を用いて製造さ
れたシート座部の充填物とシート背部の充填物とを含む
シートの斜視図である。
れたシート座部の充填物とシート背部の充填物とを含む
シートの斜視図である。
【図2】本発明によって提案された方法で用いられる型
のベースおよびカバーの断面図である。
のベースおよびカバーの断面図である。
【図3】噴霧工程中の型のベースの断面図である。
【図4】注入工程中の型のベースの断面図である。
【図5】注入工程後の型の断面図である。
【図6】本発明により提案された充填物の第2の実施形
態に用いられる型のベースの断面図である。
態に用いられる型のベースの断面図である。
1 シート 2 シート座部 3 シート背部 4 ヘッドレスト 5 充填物 6 中央部 7 側隆起部 8 載せ面(前面) 9 支持面(後面) 10 型 11 ベース 12 カバー 13a 中央部 13b 窪み部 14 ノズル 15 第1の弾性ポリウレタン層(表皮) 16 ノズル 17 第2の層 18 仕上げカバー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 105:04 B29L 31:58
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも1つの載せ面(8)と、この
載せ面(8)と対向する支持面(9)とを有する充填物
を、該充填物(5)の前記表面(8、9)の形状に合致
するベース(11)とカバー(12)とを有する型(1
0)に、少なくとも2層のポリウレタンの発泡体混合物
を導入することによって、特に自動車のシート(1)用
の充填物を製造する方法であって、 第1の弾性発泡体混合物を前記型(10)のベース(1
1)の少なくとも中央部(13a)に導き入れること
と、 大気と接触する表皮(15)を形成するように、前記第
1の発泡体混合物を自然に膨張するままにさせること
と、 第2の弾性発泡体混合物を前記第1の発泡体混合物で形
成された表皮(15)と直接に接触するように導き入
れ、前記型(10)を閉じることと、 発泡体が前記型(10)の全容量を満たすように、前記
第2の発泡体混合物を膨張する様にさせることとを有す
る、特に自動車のシート(1)用の充填物を製造する方
法において、 第1の発泡体混合物を導き入れる工程が噴霧工程からな
り、第2の発泡体混合物を導き入れる工程が注入工程か
らなることを特徴とする、特に自動車のシート用の充填
物を製造する方法。 - 【請求項2】 前記膨張工程の後に得られる前記表皮の
厚さが充填物の全体厚さより十分に薄く、およそ0.5
から50ミリメートルの範囲となるような量の、第1の
発泡体混合物が注入される、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記噴霧工程は、60×105から25
0×105パスカルの気圧で、摂氏20から100度の
温度で、イソシアン酸塩とポリオールの成分調整された
混合物を噴霧することからなる、請求項1または2記載
の方法。 - 【請求項4】 成分調整されたポリオールは、1から5
の割合の水分と、0から4の割合のゲル状触媒と、0か
ら4の割合の気体触媒と、0から5の割合のセルオープ
ナーと、0から2の割合の安定剤の混合物を含む、請求
項3記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1の発泡体混合物が前記型(1
0)に導き入れられる工程の前に、仕上げカバー(1
8)が前記型(10)のベース(11)に置かれる、請
求項1から4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 前記第1の発泡体混合物により形成され
た表皮(15)の厚さが充填物(5)の全体の厚さに対
して十分に薄い、請求項1から5のいずれか1項に記載
の方法によって得られる充填物。 - 【請求項7】 (NFT56−110の方法による測定
で)前記表皮の堅さは1から12キロパスカルであり、
前記第2の発泡体混合物に対応する層の堅さは2から1
5キロパスカルである、請求項6記載の充填物。 - 【請求項8】 前記第2の発泡体混合物の弾性は、前記
第1の発泡体混合物の弾性よりも小さい、請求項7記載
の充填物。 - 【請求項9】 請求項8で得られた充填物を有するシー
ト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9812436 | 1998-10-05 | ||
FR9812436A FR2784049B1 (fr) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | Procede de moulage de matelassures et sieges comportant de telles matelassures |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000106983A true JP2000106983A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=9531193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11284079A Pending JP2000106983A (ja) | 1998-10-05 | 1999-10-05 | 充填物の成形方法、およびそのような充填物を有するシ―ト |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6419863B1 (ja) |
EP (1) | EP0997255B1 (ja) |
JP (1) | JP2000106983A (ja) |
DE (1) | DE69905118D1 (ja) |
FR (1) | FR2784049B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100355381C (zh) * | 2001-04-16 | 2007-12-19 | 东京座椅技术股份公司 | 车辆用坐椅及其制造方法 |
JP2009268579A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Kuraray Fastening Co Ltd | 複合クッション体及びその製造方法 |
JP2011015789A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Toyota Boshoku Corp | シートパッドおよびその製造方法 |
JP2011078555A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Inoac Corp | クッション体の製造方法 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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