JP5429868B2 - クッションパッド - Google Patents

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Description

本発明は、
発泡成形されたクッションパッド本体と、
前記クッションパッド本体の発泡成形により前記クッションパッド本体の裏面に積層一体化された補強布とから成り、
前記クッションパッド本体の裏面に沿う方向で、前記補強布の端縁部分が、前記クッションパッド本体の裏面の端縁よりも前記クッションパッド本体の内側に位置して他物と干渉するクッションパッドに関する。
自動車などのシートとして用いられるクッションパッドは、軟質ポリウレタンフォームなどの弾力性を備えた軟質フォームの成形品(発泡成形体)から成る。このようなクッションパッドは、シートフレームに組み付けられてシートとして構成されるが、使用時にシートフレームとの摩擦により異音が発生したり損傷したりするという問題がある。
そこで、異音やクッションパッドの損傷を防止できるように、軟質フォームから成るクッションパッド本体の裏面に、裏打ち部材として不織布などの補強布を軟質フォームの発泡成形により積層一体化している。
すなわち、裁断した補強布を成形型の型面に重ね合わせ、成形型に発泡樹脂原液(ウレタン原液)を供給し発泡させてクッションパッド本体の裏面に前記補強布を積層一体化している。
ところで、上記のクッションパッドの一例として、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、サイド部の裏側に前方に窪む窪み部が形成されたシートバックパッドがある。前記サイド部には窪み部を挟んで位置する外側の側壁部と内側の側壁部とが形成され、サイド部の外側の側壁部をサイド部の幅方向に貫通して窪み部と連通する開口部が形成されて、前記開口部にエアバッグ装置を挿入嵌合させるように構成してある。
このようなクッションパッドでは、開口部の内面のうち、サイド部の幅方向外方側の内面部分にバリが付くように発泡成形しておき、発泡成形後にバリ取りして前記内面部分を仕上げ、これにより、エアバッグ装置が開口部に円滑かつ確実に嵌合できるようにしている。
そのために、発泡成形時に前記内面部分には補強布は積層一体化されず、補強布の端縁部分は開口部の内面の端縁(クッションパッド本体の裏面の端縁に相当)よりもサイド部の幅方向内側(クッションパッド本体の内側に相当)に位置している。
すなわち、クッションパッドの補強布の端縁には、上記に一例として挙げたように、クッションパッド本体の裏面の端縁よりもクッションパッド本体の内側に位置した状態でエアバッグ装置等の他物と干渉する補強布の端縁部分がある。
従来、クッションパッド本体の裏面の端縁よりもクッションパッド本体の内側に位置した状態でエアバッグ装置等の他物と干渉する前記補強布の端縁部分は、クッションパッド本体の裏面の端縁に沿う一直線状に形成されていた(特許文献1の図3参照、但し、特許文献1では、前記他物はクッションパッドの下端部が装着される車体側の横方向に沿うフレームである)。
特開2007−289372号公報
上記従来の構造によれば、クッションパッド本体の裏面の端縁よりもクッションパッド本体の内側に位置した状態でエアバッグ装置等の他物と干渉する補強布の端縁部分が一直線状に形成されていたために、他物との干渉により補強布の端縁部分が剥がれ始めると、その剥がそうとする力に抗することが困難で広範囲にわたって剥がれが進みやすいという問題があった。
この問題を解消する手段として、
(1) 補強布の端縁部分に別の補強布を縫着して発泡樹脂原液(ウレタン原液)の含浸量を多くする第1の手段
(2) 補強布の端縁部分をクッションパッド本体の内側にずらす第2の手段
(3) 目付けを変更して補強布の端縁部分を硬くする第3の手段
(4) 補強布の端縁部分にテープを貼る第4の手段
という四つの手段がある。
しかしながら、第1,第3,第4の手段では、補強布の端縁部分に別の補強布を縫着するのに手間がかかったり別部材が必要になったりして製作コストが高くなる。
また、第2手段では、クッションパッド本体の形状によっては実施できない場合がある。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、製作コストを低廉化でき、補強布の端縁部分の位置を変更しなくても他物との干渉による補強布の端縁部分の剥がれを防止できる耐久性に優れたクッションパッドを提供する点にある。
請求項1の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
発泡成形されたクッションパッド本体と、
前記クッションパッド本体の発泡成形により前記クッションパッド本体の裏面に積層一体化された補強布とから成り、
前記クッションパッド本体の裏面に沿う方向で、前記補強布の端縁部分が、前記クッションパッド本体の裏面の端縁よりも前記クッションパッド本体の内側に位置して他物と干渉するクッションパッドであって、
前記補強布の端縁部分が波形に形成され
前記補強布の端縁部分の波形面が前記発泡成形により前記クッションパッド本体に一体化されている。
[作用]
前記クッションパッド本体の裏面の端縁よりも前記クッションパッド本体の内側に位置した状態で他物と干渉する前記補強布の端縁部分が波形に形成されているから、他物との干渉により補強布の端縁部分が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを確実に抑制することができる。
また、
[イ] 上記の構成では、補強布の端縁部分が波形に形成されているだけであるから、他物との干渉による補強布の端縁部分の剥がれを防止する手段として、例えば、補強布の端縁部分に別の補強布を縫着して発泡樹脂原液(ウレタン原液)の含浸量を多くする手段に比べると、補強布の端縁部分に別の補強布を縫着する必要がなく、しかも別の補強布も不要で製作コストを低廉化することができる。
[ロ] 補強布の端縁部分が他物と干渉しないように、補強布の端縁部分をクッションパッド本体の内側にずらす必要もない。
[ハ] さらに、他物との干渉による補強布の端縁部分の剥がれを防止する手段として、目付けを変更して補強布の端縁部分を硬くする手段に比べると製作コストを低廉化することができる。
[ニ] そして、他物との干渉による補強布の端縁部分の剥がれを防止する手段として、補強布の端縁部分にテープを貼る手段に比べると、補強布の端縁部分にテープを貼る必要がなく、テープも不要で製作コストを低廉化することができる。
請求項2による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1による発明の構成において、
前記クッションパッド本体は、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、
前記サイド部の裏側に前方に窪む窪み部が形成されて、前記サイド部に、前記窪み部を挟んで位置する外側の側壁部と内側の側壁部とが形成され、
前記サイド部の外側の側壁部を前記サイド部の幅方向に貫通して前記窪み部と連通する開口部が形成され、
前記補強布は、前記センター部の裏面から前記開口部の前方側の内面にわたって積層一体化され、
前記クッションパッド本体の裏面の端縁は、前記開口部の前方側の内面の第1端縁であり、
前記補強布の端縁部分は、前記第1端縁よりも前記クッションパッド本体の幅方向内方側に位置して後面視波形に形成され、
前記他物は、前記開口部に収容されるエアバッグ装置である。
[作用]
前記補強布の端縁部分は、サイド部に形成された前記開口部の前方側の内面の第1端縁よりもクッションパッド本体の幅方向内方側に位置して後面視波形に形成されているから、開口部に収容されたエアバッグ装置との干渉により前記補強布の端縁部分が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
また、上記[イ]〜[ニ]と同様の作用を奏することができる。
請求項3の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1による発明の構成において、
前記クッションパッド本体は、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、
前記センター部の下端部に後方に突出する突出部が設けられ、
前記クッションパッド本体の裏面の端縁は前記突出部の突出端部の第2端縁であり、
前記補強布の端縁部分は、前記第2端縁よりも前方側に位置して平面視波形に形成され、
前記他物は、前記突出部が下方から取り付けられる車体側の横方向に沿うフレームである。
[作用]
請求項1の構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
前記補強布の端縁部分は、前記突出部の突出端部の第2端縁よりも前方側に位置して平面視波形に形成されているから、突出部が下方から取り付けられる車体側の横方向に沿うフレームとの干渉により前記補強布の端縁部分が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
また、上記[イ]〜[ニ]と同様の作用を奏することができる。
請求項4の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1による発明の構成において、
前記クッションパッド本体は、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、
前記サイド部の裏側に前方に窪む窪み部が形成されて、前記サイド部に、前記窪み部を挟んで位置する外側の側壁部と内側の側壁部とが形成され、
前記サイド部の外側の側壁部を前記サイド部の幅方向に貫通して前記窪み部と連通する開口部が形成され、
前記補強布は、前記センター部の裏面から前記開口部の前方側の内面にわたって積層一体化され、
前記センター部の下端部に後方に突出する突出部が設けられ、
前記クッションパッド本体の裏面の端縁は、前記開口部の前方側の内面の第1端縁と、前記突出部の突出端部の第2端縁とであり、
前記第1端縁に対応する前記補強布の端縁部分は、前記第1端縁よりも前記クッションパッド本体の幅方向内方側に位置して後面視波形に形成され、
前記第2端縁に対応する前記補強布の端縁部分は、前記第2端縁よりも前方側に位置して平面視波形に形成され、
前記第1端縁に対応する他物は、前記開口部に収容されるエアバッグ装置であり、
前記第2端縁に対応する他物は、前記突出部が下方から取り付けられる車体側の横方向に沿うフレームである。
[作用]
請求項1の構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
前記開口部の前方側の内面の第1端縁に対応する前記補強布の端縁部分は、前記第1端縁よりもクッションパッド本体の幅方向内方側に位置して後面視波形に形成されているから、開口部に収容されたエアバッグ装置との干渉により前記補強布の端縁部分が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
さらに、前記突出部の突出端部の第2端縁に対応する補強布の端縁部分は、前記第2端縁よりも前方側に位置して平面視波形に形成されているから、車体側の横方向に沿うフレームとの干渉により前記補強布の端縁部分が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
また、上記[イ]〜[ニ]と同様の作用を奏することができる。
請求項5の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1〜4のいずれか一つによる発明の構成において、
前記波形は円弧凹凸状の波形である。
[作用]
請求項1〜4の構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
前記波形は円弧凹凸状の波形であるから、このような波形に形成された補強布の端縁部分の一部に、この端縁部分を剥がそうとする力が集中しにくくすることができる。すなわち、前記補強布の端縁部分に加わる力(この端縁部分を剥がそうとする力)を分散させることができて、補強布の端縁部分をより剥がれ難くすることができる。
請求項6の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1〜5のいずれか一つによる発明の構成において、
前記波形の波のピッチが前記波の高さ寸法よりも長く設定されている。
[作用]
請求項1〜5の構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
前記波形の波のピッチが前記波の高さ寸法よりも長く設定されているから、波の高さ寸法が高くなりすぎるのを抑制することができ、前記補強布の端縁部分に加わる力(この端縁部分を剥がそうとする力)が波の凸部の頂部に集中して加わることを回避して、前記力を分散させやすくすることができ、補強布の端縁部分をより剥がれ難くすることができる。
請求項7の構成による発明の構成・作用・効果は次のとおりである。
[構成]
請求項1〜6のいずれか一つによる発明の構成において、
前記波形の波の高さ寸法は、前記クッションパッド本体の裏面の端縁と前記補強布の端縁部分との間隔よりも短く設定されている。
[作用]
請求項1〜6の構成による上記の作用に加えて、次の作用を奏することができる。
前記波形の波の高さ寸法は、前記クッションパッド本体の裏面の端縁と前記補強布の端縁部分との間隔よりも短く設定されているから、波の高さ寸法が高くなりすぎるのを抑制することができ、前記補強布の端縁部分に加わる力(この端縁部分を剥がそうとする力)が波の凸部の頂部に集中して加わることを回避して、前記力を分散させやすくすることができ、補強布の端縁部分をより剥がれ難くすることができる。
本発明によれば、
製作コストを低廉化でき、補強布の端縁部分の位置を変更しなくても他物との干渉による補強布の端縁部分の剥がれを防止できる耐久性に優れたクッションパッドを提供することができた。
シートバックパッドを後ろ斜め方向から見た斜視図 シートバックパッドを前上方見た斜視図 シートバックパッドの側面図 シートバックパッドの縦断側面図 シートバックパッドのサイド部の横断面図 シートバックパッドのサイド部の開口部とその周りの構造の斜視図 第2実施形態(第3実施形態)のシートバックパッドを後ろ斜め方向から見た斜視図 第2実施形態(第3実施形態)のシートバックパッドの側面図 第2実施形態(第3実施形態)の突出部を上方から見た図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1はシートバックパッドを後ろ斜め方向から見た斜視図、
図2はシートバックパッドを前上方見た斜視図、
図3はシートバックパッドの側面図、
図4はシートバックパッドの縦断側面図、
図5はシートバックパッドのサイド部の横断面図、
図6はシートバックパッドのサイド部の開口部とその周りの構造の斜視図である。
図1〜図4に示すように、自動車用のシートバックパッド100(クッションパッドに相当)は、発泡成形されたバックパッド本体1(クッションパッド本体に相当)と、バックパッド本体1の発泡成形によりバックパッド本体1の裏面1U(図5参照)に積層一体化された補強布2とから成る。バックパッド本体1は軟質ポリウレタンフォームで成形されている。
詳しくは、裁断した補強布2を成形型の上型の型面に重ね合わせ、成形型の下型に発泡樹脂原液(ウレタン原液)を供給して発泡させ、この発泡成形によりバックパッド本体1の裏面1Uに補強布2を積層一体化して、前記シートバックパッド100を構成してある。
補強布2の裁断は打抜き加工により行うことができるが、補強布2を打抜き加工以外の手段で裁断することもできる。補強布2の裁断を打抜き加工により行うと、大量生産に有利で生産性を向上させることができる。
前記バックパッド本体1は、乗員(着座者)の背中を受け止めるセンター部3と、前方Fに隆起した左右一対のサイド部5とを備えている。図1,図3,図5に示すように、サイド部5の裏側には前方Fに窪む上下方向に長い窪み部4が形成されており、そのためにサイド部5に、幅方向Wで窪み部4を挟んで位置する外側の側壁部6と内側の側壁部7とが形成されている。サイド部5の前面5Mは側面視で前方F側に凸の円弧状に形成されている。
サイド部5の外側の側壁部6の後端部は、内側の側壁部7の後端部、及び、センター部3の裏面(後面)よりも後方側に延出し、その延出端部からサイド部5の幅方向中央側(左右中央側)に第1張り出し部11が張り出している。また、サイド部5の下端部に、リクライニング装置を受け入れる下側開放の側面視円弧状の切り欠き部8が形成されている。
センター部3の上端部には後方に突出する上壁部9がセンター部3の全幅にわたって設けられ、上壁部9の幅方向両端部がサイド部5の外側の側壁部6の上端部に連なっている。
また、前記上壁部9の後端部から下方に延出するとともに、幅方向Wで左右一対の第1張出し部11の上端部に連なる第2張り出し部12が設けられている。センター部3の上端部には、ヘッドレストの左右一対の脚部を挿嵌合するための左右一対の縦孔13が設けられている。
センター部3の中央部には上下方向に長い正面視H字形の溝14を形成してある。この溝14に凹形又は凸形の面ファスナーを収容し、表皮材31(図5参照)側の凸形又は凹形の面ファスナーを係止させるように構成してある。また、センター部3の下端部から車両後方側に突出する突出部15を設けてある。前記突出部15は、車体側の横方向に沿うフレーム16に下方から取り付けられる。
センター部3とサイド部5との間、及び、センター部3の上端部とセンター部3の上下方向中間部との間には断面U字状の溝17を形成してある。そして、この溝17の底部の裏側に、溝17の長手方向に沿うワイヤーを埋設し、このワイヤーに表皮材側の係止部材(一例としてフック)を係止させるように構成してある。
溝17の底部には、溝17の長手方向に間隔を空けて複数の長方形状の穴18を形成してワイヤーを露出させてある。つまり、前記長方形状の穴18はワイヤーを係止操作するための穴になっている。
図1,図3,図5,図6に示すように、サイド部5の外側の側壁部6をサイド部5の幅方向Wに貫通して窪み部4と連通する上下方向に長い角形の開口部19が形成されている。この開口部19にはエアバッグ装置20(他物に相当)が収容される。
エアバッグ装置20は、自動車が衝突した際にインフレータからガスが供給され、瞬時に膨張して乗員を保護する装置である。
開口部19はエアバッグ装置20に対応した形状に形成されており、後側の内面19N1が上下方向に沿うとともに上側の内面19N2が前後方向に沿い、前方F側の内面19N3が下側ほど前方F側に位置するように傾斜し、下側の内面19N4が前方F側ほど下側に位置するように傾斜している。
そして、エアバッグ装置20が開口部19にサイド部5の左右外方側から挿入されて嵌合している。
開口部19の後側の内面19N1は前後方向でセンター部3の後面とほぼ同じ位置に位置し、開口部19の前方F側の内面19N3は、窪み部4の前方F側の内面4Nよりも前方F側に位置している。
そのために、開口部19の前方F側の内面19N3と、窪み部4の内面4Nとの間に、幅方向外方側W2を向く段差面Dが形成されている。
前記前方F側の内面19N3と上側の内面19N2とで形成されるコーナー部C1及び、前方F側の内面19N3と下側の内面19N4とで形成されるコーナー部C2は大径の円弧状に形成されている。
前記補強布2は、シートバックパッド100の使用時に、フレームとの間のこすれ音の発生を抑制したり、バックパッド本体1を保護したりする役割を果たしている。
すなわち、シートバックパッド100は、フレームに組み付けられてシートとして構成されるが、使用時にフレームとの摩擦により異音が発生したり損傷したりするという問題がある。
そこで、異音やバックパッド本体1の損傷を防止できるように、軟質フォームから成るバックパッド本体1の裏面に、裏打ち部材として補強布2を軟質フォームの発泡成形により積層一体化している。補強布2としては、不織布・編織物、これらの積層複合体など、限定されることなく使用することができる。
図5に示すように、この補強布2は、センター部3の裏面3U(バックパッド本体1の裏面1Uの一部分である)から開口部19の前方F側の内面19N3にわたって積層一体化されている。
開口部19の前方F側の内面19N3に積層一体化された補強布2の端縁部分2T1は、バックパッド本体1の裏面1Uに沿う方向(バックパッド本体1の幅方向W)で前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1(バックパッド本体1の裏面1Uの端縁)よりもバックパッド本体1の幅方向内方側W1(内側に相当)に位置してエアバッグ装置20と干渉する。
そして、前記補強布2の端縁部分2T1、すなわち、前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1よりもバックパッド本体1の幅方向内方側W1に位置した状態でエアバッグ装置20と干渉する補強布2の端縁部分2T1が、後面視円弧凹凸状(後方から見て円弧凹凸状)の波形に形成されている。この波形はやや大きく設定されている(図1,図6参照)。
前記波形の波のピッチPは前記波の高さ寸法Hよりも長く設定されている。また、前記波形の波の高さ寸法Hは、前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1(バックパッド本体1の裏面1Uの端縁)と補強布2の端縁部分2T1との間隔Lよりも短く設定されている。
上記の構成によれば、
前記補強布2の端縁部分2T1は、サイド部5に形成された前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1よりもクッションパッド本体1の幅方向内方側W1に位置して後面視波形に形成されているから、開口部19に収容されたエアバッグ装置20との干渉により補強布2の端縁部分2T1が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
また、上記の構成では、補強布2の端縁部分2T1が波形に形成されているだけであるから、エアバッグ装置20との干渉による補強布2の端縁部分2T1の剥がれを防止する手段として、例えば、補強布2の端縁部分2T1に別の補強布を縫着して発泡樹脂原液(ウレタン原液)の含浸量を多くする手段に比べると、補強布2の端縁部分2T1に別の補強布を縫着する必要がなく、しかも別の補強布も不要で製作コストを低廉化することができる。
また、補強布2の端縁部分2T1がエアバッグ装置20と干渉しないように、補強布2の端縁部分2T1をクッションパッド本体1の内側にずらす必要もない。
さらに、エアバッグ装置20との干渉による補強布2の端縁部分2T1の剥がれを防止する手段として、目付けを変更して補強布2の端縁部分2T1を硬くする手段に比べると製作コストを低廉化することができる。
そして、他物(例えばエアバッグ装置20)との干渉による補強布2の端縁部分2T1の剥がれを防止する手段として、補強布2の端縁部分2T1にテープを貼る手段に比べると、補強布2の端縁部分2T1にテープを貼る必要がなく、テープも不要で製作コストを低廉化することができる。
前記波形は円弧凹凸状の波形であるから、このような波形に形成された補強布2の端縁部分2T1の一部に、この端縁部分2T1を剥がそうとする力が集中しにくくすることができる。すなわち、補強布2の端縁部分2T1に加わる力(この端縁部分2T1を剥がそうとする力)を分散させることができて、補強布2の端縁部分2T1をより剥がれ難くすることができる。
そして、前記波形の波のピッチPが前記波の高さ寸法Hよりも長く設定されており、前記波形の波の高さ寸法Hは、前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1(バックパッド本体1の裏面1Uの端縁)と補強布2の端縁部分2T1との間隔Lよりも短く設定されているから、波の高さ寸法Hが高くなりすぎるのを抑制することができ、補強布2の端縁部分2T1に加わる力(この端縁部分を剥がそうとする力)が波の凸部の頂部に集中して加わることを回避して、前記力を分散させやすくすることができ、補強布2の端縁部分2T1をより剥がれ難くすることができる。
[第2実施形態]
図7は第2実施形態(第3実施形態)のシートバックパッドを後ろ斜め方向から見た斜視図、
図8は第2実施形態(第3実施形態)のシートバックパッドの側面図、
図9は第2実施形態(第3実施形態)の突出部を上方から見た図である。
図7,図8に示すように、第2実施形態においては、補強布2の端縁部分2T1が、バックパッド本体1の裏面1Uに沿う方向で、前記突出部15の突出端部15Tの第2端縁1T2(クッションパッド本体1の裏面1Uの端縁)よりも前方F側(内側に相当)に位置してフレーム16(他物に相当)と干渉する。
そして前記補強布2の端縁部分2T1、すなわち、前記突出部15の突出端部15Tの第2端縁1T2よりも前方F側に位置した状態でフレーム16と干渉する補強布2の端縁部分2T1が、平面視円弧凹凸状(上方から見て円弧凹凸状)の波形に形成されている(図9参照)。
上記構成によれば、
前記補強布2の端縁部分2T1は、前記突出部15の突出端部15Tの第2端縁1T2よりも前方F側に位置して平面視円弧凹凸状の波形に形成されているから、車体側の横方向に沿うフレーム16との干渉により補強布2の端縁部分2T1が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
前記波形は円弧凹凸状の波形であるから、このような波形に形成された補強布2の端縁部分2T1の一部に、この端縁部分2T1を剥がそうとする力が集中しにくくすることができる。
すなわち、補強布2の端縁部分2T1に加わる力(この端縁部分2T1を剥がそうとする力)を分散させることができて、補強布2の端縁部分2T1をより剥がれ難くすることができる。
[第3実施形態]
第3実施形態においては、サイド部5に形成された前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1に対応する前記補強布2の端縁部分2T1が、バックパッド本体1の裏面1Uに沿う方向で、前記第1端縁1T1よりもクッションパッド本体1の幅方向内方側W1(内側に相当)に位置して、後面視波形に形成されており(図1,図6参照)、かつ、
前記突出部15の突出端部15Tの第2端縁1T2に対応する前記補強布2の端縁部分2T1が、バックパッド本体1の裏面1Uに沿う方向で、前記第2端縁1T2よりも前方F側(内側に相当)に位置して、平面視円弧凹凸状の波形に形成されている(図7,図9参照)。
そして、前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1に対応する補強布2の端縁部分2T1がエアバッグ装置20と干渉し、
前記突出部15の突出端部15Tの第2端縁1T2に対応する前記補強布2の端縁部分2T1がフレーム16(他物に相当、前記突出部15が下方から取り付けられる車体側の横方向に沿うフレーム16である)と干渉する。
つまり、第3実施形態は、第1実施形態の補強布2の構成と第2実施形態の補強布2の構成とを組み合わせた構成になっている。
この構成によれば、
前記補強布2の端縁部分2T1は、サイド部5に形成された前記開口部19の前方F側の内面19N3の第1端縁1T1よりもクッションパッド本体1の幅方向内方側W1に位置して後面視円弧凹凸状の波形に形成されているから、開口部19に収容されたエアバッグ装置20との干渉により前記補強布2の端縁部分2T1が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
また、前記補強布2の端縁部分2T1は、前記突出部15の突出端部15Tの第2端縁1T2よりも前方F側に位置して平面視円弧凹凸状の波形に形成されているから、車体側の横方向に沿うフレーム16との干渉により補強布2の端縁部分2T1が剥がれ始めても、剥がれに伴って剥がれの方向が変わって剥がれが連続して生じにくくなり、剥がれが進むことを抑制することができる。
[別実施形態]
(1) 本発明のクッションパッドは、自動車用のシートクッションパッドにも適用することができ、自動車用以外のクッションパッドにも適用することができる。
前記シートクッションパッドは、例えば、乗員(着座者)の大腿部及び臀部を受け止めるセンター部3と、上方に隆起した左右一対のサイド部5とを設けて構成することができる。
(2) 前記他物は、前記エアバッグ装置20やフレーム16以外のものであってもよい。
1 クッションパッド本体(バックパッド本体)
IU 裏面
1T1 第1端縁(バックパッド本体の裏面の端縁)
1T2 第2端縁(バックパッド本体の裏面の端縁)
2T1 補強布の端縁部分
2 補強布
3 センター部
4 窪み部
4N 窪み部の前方側の内面
5 サイド部
5M サイド部の前面
6 外側の側壁部
7 内側の側壁部
8 切り欠き部
9 上壁部
11 第1張り出し部
12 第2張り出し部
13 縦孔
14 H字状の溝
15 突出部
15T 突出端部
16 他物(フレーム)
17 断面U字状の溝
18 長方形状の穴
19 開口部
19N1 後側の内面
19N2 上側の内面
19N3 前方側の内面
19N4 下側の内面
20 他物(エアバッグ装置)
100 クッションパッド(シートバックパッド)
C1,C2 コーナー部
D 段差面
F 前方側(内側)
L 間隔
P 波のピッチ
H 波の高さ寸法
W 幅方向(クッションパッド本体の裏面に沿う方向)
W1 幅方向内方側(内側)

Claims (7)

  1. 発泡成形されたクッションパッド本体と、
    前記クッションパッド本体の発泡成形により前記クッションパッド本体の裏面に積層一体化された補強布とから成り、
    前記クッションパッド本体の裏面に沿う方向で、前記補強布の端縁部分が、前記クッションパッド本体の裏面の端縁よりも前記クッションパッド本体の内側に位置して他物と干渉するクッションパッドであって、
    前記補強布の端縁部分が波形に形成され
    前記補強布の端縁部分の波形面が前記発泡成形により前記クッションパッド本体に一体化されているクッションパッド。
  2. 前記クッションパッド本体は、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、
    前記サイド部の裏側に前方に窪む窪み部が形成されて、前記サイド部に、前記窪み部を挟んで位置する外側の側壁部と内側の側壁部とが形成され、
    前記サイド部の外側の側壁部を前記サイド部の幅方向に貫通して前記窪み部と連通する開口部が形成され、
    前記補強布は、前記センター部の裏面から前記開口部の前方側の内面にわたって積層一体化され、
    前記クッションパッド本体の裏面の端縁は、前記開口部の前方側の内面の第1端縁であり、
    前記補強布の端縁部分は、前記第1端縁よりも前記クッションパッド本体の幅方向内方側に位置して後面視波形に形成され、
    前記他物は、前記開口部に収容されるエアバッグ装置である請求項1記載のクッションパッド。
  3. 前記クッションパッド本体は、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、
    前記センター部の下端部に後方に突出する突出部が設けられ、
    前記クッションパッド本体の裏面の端縁は前記突出部の突出端部の第2端縁であり、
    前記補強布の端縁部分は、前記第2端縁よりも前方側に位置して平面視波形に形成され、
    前記他物は、前記突出部が下方から取り付けられる車体側の横方向に沿うフレームである請求項1記載のクッションパッド。
  4. 前記クッションパッド本体は、着座者の背中を受け止めるセンター部と、前方に隆起した左右一対のサイド部とを備え、
    前記サイド部の裏側に前方に窪む窪み部が形成されて、前記サイド部に、前記窪み部を挟んで位置する外側の側壁部と内側の側壁部とが形成され、
    前記サイド部の外側の側壁部を前記サイド部の幅方向に貫通して前記窪み部と連通する開口部が形成され、
    前記補強布は、前記センター部の裏面から前記開口部の前方側の内面にわたって積層一体化され、
    前記センター部の下端部に後方に突出する突出部が設けられ、
    前記クッションパッド本体の裏面の端縁は、前記開口部の前方側の内面の第1端縁と、前記突出部の突出端部の第2端縁とであり、
    前記第1端縁に対応する前記補強布の端縁部分は、前記第1端縁よりも前記クッションパッド本体の幅方向内方側に位置して後面視波形に形成され、
    前記第2端縁に対応する前記補強布の端縁部分は、前記第2端縁よりも前方側に位置して平面視波形に形成され、
    前記第1端縁に対応する他物は、前記開口部に収容されるエアバッグ装置であり、
    前記第2端縁に対応する他物は、前記突出部が下方から取り付けられる車体側の横方向に沿うフレームである請求項1記載のクッションパッド。
  5. 前記波形は円弧凹凸状の波形である請求項1〜4のいずれか一つに記載のクッションパッド。
  6. 前記波形の波のピッチが前記波の高さ寸法よりも長く設定されている請求項1〜5のいずれか一つに記載のクッションパッド。
  7. 前記波形の波の高さ寸法は、前記クッションパッド本体の裏面の端縁と前記補強布の端縁部分との間隔よりも短く設定されている請求項1〜6のいずれか一つに記載のクッションパッド。
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