JP5567549B2 - シートパッド - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の座席等に用いるシートパッドに関し、特には発泡樹脂製のパッド本体へのボイド(空隙)の発生を防止したシートパッドに関するものである。
自動車の座席等に用いるシートパッドは通常、発泡樹脂製のパッド本体の表面側に、表皮を係合させて取り付けるためのファスナ材を有しており、かかるシートパッドは通常、金型内にパッド本体の表面側を下向きにした形状で形成したキャビティ内に、上記ファスナ材や、パッド本体の裏面側に設けるサポータ材等をセットして、そのキャビティ内で例えばウレタンフォーム原液等の樹脂原料を発泡および硬化させ、パッド本体をファスナ材やサポータ材等と一体をなすように発泡成形して形成している。
ところで上記金型では、パッド本体の表面側にファスナ材を取り付けるために、下型側のキャビティにファスナ材をセットしておくことから、樹脂原料の発泡および硬化の際にそのファスナ材付近、特にファスナ材の端部付近で樹脂中にガスが閉じ込められ易く、またパッド本体の表面側に係合溝を設けてその溝底にファスナ材を設置する場合はその係合溝の形成用の突条の交差部付近でも樹脂中にガスが閉じ込められ易いため、ファスナ材付近、特にファスナ材の端部付近でパッド本体にボイド(空隙)が発生し易いという問題があることがわかった。
従来、種々のボイド対策が試みられており、例えば特許文献1記載のものでは、金型キャビティの突条交差部付近に開口させて下方にガス抜き溝を形成している。また特許文献2記載のものでは、金型キャビティ内の上部に設置した不織布を用いてガスを抜くようにしている。さらに特許文献3記載のものでは、金型キャビティ内の上部中央部に配置して上型で支持したインサート補材を介してガス抜き筒でガスを抜くようにしている。そして特許文献4記載のものでは、パッド本体に設置するファスナ材としての面ファスナに付随する軟質ポリウレタンフォーム層にパッド本体の樹脂原料が侵入して発生するガスの閉じ込めを防止するために軟質ポリウレタンフォーム層をエラストマーフィルムで覆っている。
特開2008−168446号公報 特開2000−233414号公報 特開平08−174575号公報 特開2002−210272号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のものは、ガス抜き溝にウレタンが詰まるとガスが抜けなくなり、詰まりを防止するためのメンテナンスに多大な手間が掛かるという問題がある。また上記特許文献2記載のものは、金型キャビティ内の上部付近のガスは抜けるものの金型キャビティ内の下部の突条付近のガスを抜くには未だ充分ではなかった。さらに上記特許文献3記載のものは、金型キャビティ内の下部の突条付近のガスを抜こうとするとインサート補材が大きくなり過ぎ、またその大きなインサート補材がパッド本体の樹脂原料の発泡によって大きな力を受けて落下するとシートパッドの品質不良が生じるという問題がある。そして上記特許文献4記載のものは、軟質ポリウレタンフォーム層をエラストマーフィルムで覆い過ぎると面ファスナの耐剥離強度が出づらく、覆う面積が少なすぎると軟質ポリウレタンフォーム層に樹脂原料が侵入し過ぎてガスの閉じ込めを防止できないという問題がある。それゆえ何れも、ボイド対策として充分でなかった。
この発明は上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明のシートパッドは、発泡樹脂製のパッド本体の表面側にファスナ材を有するシートパッドにおいて、一端部が前記ファスナ材付近に位置するとともに他端部が前記パッド本体の裏面側に延びる通気部材を設置し、前記ファスナ材と前記通気部材の前記一端部とを、1mmから17mmまでの間の距離で隙間をあけて、通気部材の前記一端部をパッド本体に埋め込んで配置したことを特徴とするものである。
この発明のシートパッドにあっては、パッド本体を発泡成形する金型キャビティ内での樹脂原料の発泡および硬化中、パッド本体内の、ガスが閉じ込められ易いファスナ材付近に位置する通気部材の一端部からガスがその通気部材の他端部へ抜けてパッド本体の裏面側から、上下型の合わせ面やガス抜き孔等を通って金型外へ逃げる。
従ってこの発明のシートパッドによれば、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、ファスナ材付近、特にファスナ材の端部付近でのパッド本体へのボイドの発生を確実に防止することができる。ここで、前記パッド本体は、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂原料を発泡および硬化させて形成することができ、また前記ファスナ材としては、例えば面ファスナや吊りワイヤ等を用いることができる。そして前記通気部材としては、スラブウレタン、不織布、フェルト等の他、樹脂ホースを用いることもでき、その通気部材は、パッド本体を発泡成形する金型の上型および下型の何れで支持しても良い。また、その隙間に樹脂原料が入り込むので、ファスナ材の、パッド本体への接着強度ひいてはパッド本体からの剥離に対する強度を確保することができる。
なお、この発明のシートパッドにおいては、前記ファスナ材に、前記パッド本体からの剥離に対する強度を高めるためにウレタンフォームまたは不織布を一体化させることができる。このようにすれば、そのウレタンフォームや不織布に閉じ込められ易いガスを金型外へ逃がすことができるので、パッド本体に対するファスナ材の剥離強度を高めつつ、パッド本体へのボイドの発生を確実に防止することができる。
または、この発明のシートパッドは、発泡樹脂製のパッド本体の表面側にファスナ材を有するシートパッドにおいて、一端部が前記ファスナ材付近に位置するとともに他端部が前記パッド本体の裏面側に延びる通気部材を設置し、前記ファスナ材に、前記パッド本体からの剥離に対する強度を高めるためにウレタンフォームまたは不織布を一体化させ、前記通気部材の前記一端部を、前記ファスナ材の前記ウレタンフォームと接触または一体化させたことを特徴とするものである。このようにすれば、この発明のシートパッドにあっては、パッド本体を発泡成形する金型キャビティ内での樹脂原料の発泡および硬化中、パッド本体内の、ガスが閉じ込められ易いファスナ材付近に位置する通気部材の一端部からガスがその通気部材の他端部へ抜けてパッド本体の裏面側から、上下型の合わせ面やガス抜き孔等を通って金型外へ逃げる。また、その隙間に樹脂原料が入り込むので、ファスナ材の、パッド本体への接着強度ひいてはパッド本体からの剥離に対する強度を確保することができる。また、樹脂原料の浸入によってファスナ材のウレタンフォームから発生するガスを、通気部材を通して金型外へ逃がすことができるので、パッド本体へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
また、この発明のシートパッドにおいては、前記ファスナ材を、前記パッド本体の表面側の係合溝の底部に設置することができる。このようにすれば、係合溝を形成する下型の突条の頂部付近での樹脂原料の盛り上がりの遅れによってその突条頂部に対応する係合溝の底部に閉じ込められ易いガスを金型外へ逃がすことができるので、パッド本体へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
さらに、この発明のシートパッドにおいては、複数の前記ファスナ材の端部を、前記係合溝の交差部付近に集めて配置し、前記通気部材の前記一端部を、前記ファスナ材の集めた端部付近に配置することができる。このようにすれば、係合溝の交差部はシートパッドの中央から外れていて着座時に人の体が接しづらいので、ファスナ材や通気部材がパッド本体より多少硬い場合でも着座者に異物感を感じさせることがほとんどもしくは全くない。
そして、この発明のシートパッドにおいては、前記パッド本体の裏面に、通気性を持つサポータ材を設置することができる。このようにすれば、通気部材を通ってパッド本体の裏面側に集まったガスを、サポータ材内に保持したり、サポータ材で金型外への樹脂原料の漏出を防止しながら上下型の合わせ面やガス抜き孔等を通して金型外へ逃がしたりできるので、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
ここで、前記通気性を持つサポータ材としては、例えば織布や不織布等を用いることができる。
(a)、(b)は、この発明のシートパッドの一実施例を示す平面図および、その実施例のシートパッドの、(a)中のA−A線に沿う断面図である。 上記実施例のシートパッドを形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図である。 上記金型の下型内のキャビティの一部を示す斜視図である。 通気部材の、シートパッドへの配置態様の変形例を示すA−A線に沿う拡大断面図である。 この発明のシートパッドの他の一実施例を形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図である。
以下に、この発明の実施形態を実施例により、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1(a),(b)は、この発明のシートパッドの一実施例を示す平面図および、その実施例のシートパッドの、(a)中のA−A線に沿う断面図、図2は、上記実施例のシートパッドを形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図、そして図3は、上記金型の下型内のキャビティの一部を示す斜視図であり、図中符号1はシートパッド、2はパッド本体、3はサポータ材、4はファスナ材、5は通気部材をそれぞれ示す。
この実施例のシートパッド1は、図1(a),(b)に示すように、パッド本体2と、そのパッド本体2の裏面(図1(b)では上向きの面)に一体に設けたサポータ材3と、そのパッド本体2の表面(図1(b)では下向きの面)に梯子状に延在する縦係合溝2aおよび横係合溝2bに囲まれたパッド本体2の座面に横係合溝2bに平行に延在するように一体に設けたテープ状(シート状)のファスナ材4と、そのファスナ材4の両端部付近に位置するようにパッド本体2に埋設した通気部材5とを具えている。
ここで、サポータ材3は、通気性を確保し得る例えば0.2mm〜5mmの厚さの不織布からなるものとし、またファスナ材4は、面ファスナ本体の係合面の反対側の面に耐剥離強度を向上させるテープ状(シート状)のウレタンフォームを一体化した面ファスナからなるものとし、そして通気部材5は、図3では右側に示すように例えば縦に切れ目を入れた例えば縦30mm×横30mm×高さ30mm〜50mmのブロック状のスラブウレタンフォームからなるものとする。この通気部材5の、図1(b)では下方の端部は、ファスナ材4の両端部の裏面に接触してパッド本体2の表面から露出するかまたは、ファスナ材4の両端部の裏面から図1(b)では上方へ例えば1mm〜17mm離間してパッド本体2に埋まって位置し、またこの通気部材5の、図1(b)では上方の端部は、サポータ材3の下面から例えば1mm〜17mm離間しているか、またはその下面に接触している。そしてこの通気部材5は、それら両端部間でパッド本体2内に延在している。
パッド本体2は、ポリヒドロキシ化合物とポリイソシアネート化合物とを主成分としてこれに発泡剤、整泡剤、触媒その他の助剤を適宜配合してなるポリウレタン発泡原料を、図2および図3に示す如き金型6のキャビティ内に供給してそのキャビティ内で発泡および硬化させることで形成し、この金型6は、主としてパッド本体2の表面側を形成する下型6aと、主としてパッド本体2の裏面側を形成する上型6bとを具えるとともに、パッド本体2の表面の縦横係合溝2a,2bの形成のためにその下型6aに形成した突条6cと、その縦横係合溝2a,2bの形成用突条6cで囲まれた中央部の所定のファスナ材セット位置の両端部の両脇にそれぞれ立設した、ファスナ材4の位置決め用のピン6dとを具えており、上型6bの、サポータ材3を取り付ける位置には、図示しないガス抜き孔を設けてある。
この実施例のシートパッド1を形成する際には、先ず、金型6の上型6bを下型6aに対し型開きして、図2および図3に示すように、下型6aの中央部の所定セット位置にファスナ材4をセットするとともに、図3の右側に例示するように各ピン6dを通気部材5の切れ目で挟み込むようにして、図2に示すように、各ピン6dに通気部材5をセットし、その一方で上型6bに、図2に示すように、その上型6bの内面に被せるようにサポータ材3をセットし、次いで、下型6a内に上記ポリウレタン発泡原料を供給してから上型6bを下型6aに対し型閉じして金型6内にシートパッド1に対応するキャビティを画成し、そのキャビティ内でポリウレタン発泡原料を発泡および硬化させることで、パッド本体2をファスナ材4およびサポータ材3と一体をなすように発泡成形する。そしてポリウレタン発泡原料が硬化したら、金型6の上型6bを下型6aに対し型開きしてシートパッド1を下型6a内から取り出し、そのシートパッド1を広げながら上型6bから外す。
これによりこの実施例のシートパッド1を形成することができ、この実施例のシートパッド1を形成する際には、金型6のキャビティ内でのポリウレタン発泡原料の発泡および硬化中、パッド本体2内の、ガスが閉じ込められ易くなるファスナ材4の両端部付近に位置する通気部材5の一端部からガスがその通気部材5の他端部へ抜けてパッド本体2の裏面側から、上下型6b,6aの合わせ面や上記ガス抜き孔を通って金型外へ逃げる。
従ってこの実施例のシートパッド1によれば、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、ファスナ材4の両端部付近でのパッド本体2へのボイドの発生を確実に防止することができる。
しかもこの実施例のシートパッド1によれば、ファスナ材4に、パッド本体2からの剥離に対する強度を高めるためにウレタンフォームを一体化させているので、そのウレタンフォームに閉じ込められ易くなるガスを金型6外へ逃がすことができるので、パッド本体2に対するファスナ材4の剥離強度を高めつつ、パッド本体2へのボイドの発生を確実に防止することができる。
さらにこの実施例のシートパッド1によれば、通気部材5の図1(b)では下方の端部が、ファスナ材4の両端部の裏面から図1(b)では上方へ例えば1mm〜17mm離間するように隙間を空けてパッド本体2に埋まって位置している場合は、その隙間に樹脂原料が入り込むので、ファスナ材4の、パッド本体2への接着強度ひいてはパッド本体2からの剥離に対する強度を確保することができる。また、この場合は、通気部材5の下方の端部がファスナ材4から離隔していても、ファスナ材4の端部に閉じ込められ易くなるガスを、通気部材5を介して金型6外へ逃がすことができる。一方、通気部材5の図1(b)では下方の端部が、ファスナ材4の両端部の裏面に接触しているかその裏面のテープ状ウレタンフォームと一体をなしている場合には、樹脂原料の浸入によってファスナ材4のウレタンフォームから発生するガスを、通気部材5を通して金型外6へ逃がすことができるので、パッド本体2へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
そして、この実施例のシートパッドによれば、パッド本体2の裏面に、通気性を持つサポータ材3を設置していることから、通気部材5を通ってパッド本体2の裏面側に集まったガスを、サポータ材3内に保持したり、サポータ材3で金型外6への樹脂原料の漏出を防止しながら上下型6b,6aの合わせ面やガス抜き孔等を通して金型6外へ逃がしたりできるので、ファスナ材4の両端部付近でのパッド本体2へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
なおここで、通気部材5は、ボイドが発生し易くなる、ファスナ材4の長手方向の端部付近に設けることが好ましく、ボイドの発生を効率的に抑制するとともに、通気部材5の配置による、製品シートパッドの品質への影響を抑制するためには、図1に例示するように、通気部材5を、ファスナ材4の長手方向の各端部の付近に一対設けることが好適である。
ところで、通気部材5は、ファスナ材4および通気部材5の、パッド本体2の表面側への投影面で、ファスナ材4に重複させずに配置することができる。この場合、通気部材5の下方の端部が、ファスナ材4の厚みの範囲内に位置するように、通気部材5を配置することが好ましく、より好適には、図4に拡大断面図で例示するように、通気部材5の下方の端部をパッド本体2から露出させる。
図4(a)に示すシートパッド1では、ファスナ材4と通気部材5とが相互に重複せずに、通気部材5がパッド本体2の表面に露出するとともに、ファスナ材4の端縁4aに通気部材5を接触させて設置するものとした。この場合は、ファスナ材端部に、通気部材5が十分に近接していることから、ファスナ材端部付近で閉じ込められたガスが通気部材5を通って金型外へ逃げ易くなって、ボイドの発生が効果的に抑制される。また、ファスナ材4と通気部材5とが重複していないので、ファスナ材4がパッド本体2に強固に一体的に発泡成形されて、ファスナ材4の、パッド本体2からの剥離を効果的に防止することができる。
図4(b)に示すシートパッドでは、通気部材5を、ファスナ材4の端縁4aから、図の右方向に離隔させるとともに、パッド本体2の表面に露出させて設置するものとした。ここで、通気部材5の、ファスナ材4の端縁4aからの離隔距離Lは、発泡成形の際に、ファスナ材4の端部のガスを通気部材5で効果的に抜くために、17mm以下とすることが好ましい。このような配置においては、ファスナ材4の端縁4aと、通気部材5との間に、樹脂原料が十分に入り込むことになるので、ファスナ材4の、パッド本体2からの剥離に対する強度をより一層高めることができる。
ここで、図示は省略するが、ファスナ材4を、シート状のウレタンフォームや不織布、織布等の多孔質層、フィルム、毛状層等と、面ファスナの組合せによる複数層の積層構造とした場合には、層間に溜まったガスが、ポリウレタン発泡原料の発泡および硬化の際に、ファスナ材4の端部から押出されることになって、とくに、ファスナ材4の端部付近にボイドが生じ易いものとなるので、かかる場合には、ファスナ材4の端部付近に、通気部材5を設置することが極めて効果的となる。
図5は、この発明のシートパッドの他の一実施例を形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図であり、図中先の実施例におけると同様の部分はそれと同一の符号にて示す。すなわち、この実施例のシートパッド1では、通気部材5の両端部を、パッド本体2の表面側に設置したファスナ材4と、パッド本体2の裏面側に設置した通気性を持つサポータ材3とにそれぞれ接触させている点のみ先の実施例と異なっており、他の点では先の実施例と同様の構成を具えている。
そしてこの実施例のシートパッド1を形成するに際しては、金型6の下型6aの、面ファスナ4の位置決め用のピン6d(図2参照)を短くしてそこに通気部材5をセットせず、代わりに金型6の上型6bに、サポータ材3を貫通してキャビティ内に突出する針6eを設けて、通気部材5をその針6eに挿して支持することで、下型6aにセットした面ファスナ4の両端部に対応する位置に図示のように通気部材5をセットし、その通気部材5の上端部を、上型6bにセットしたサポータ材3に接触させるとともに、その通気部材5の下端部を、面ファスナ4の両端部に接触させて配置し、その金型6のキャビティ内でポリウレタン発泡原料を発泡および硬化させることで、パッド本体2を面ファスナ4およびサポータ材3と一体をなすように発泡成形する。
この実施例のシートパッド1によっても、先の実施例と同様にして、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、面ファスナ4の両端部付近でのパッド本体2へのボイドの発生を確実に防止することができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限られるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、パッド本体2を発泡成形する樹脂原料はポリウレタン発泡原料でなくポリエチレン、ポリスチレン等の発泡原料でも良く、またサポータ材3は不織布でなく織布でも良く、パッド本体2からのファスナ材4の剥離強度を高めるためにウレタンフォームに代えて不織布を一体で設けても良く、そして通気部材5は、ブロック状のスラブウレタンフォームからなるものでなく、例えば図3の左側に示すように粗毛フェルトや不織布等で作ったものや、樹脂ホース等でも良い。また、上型6bに設ける針6eを筒状にするとともに上型6bに貫通させて上型6bのガス抜き孔の代わりに用いても良い。
さらに、ファスナ材4を、パッド本体2の表面側の係合溝2a,2bで囲まれる座面に代えて、または加えて、その係合溝2a,2bの底部に設置しても良く、このようにすれば、係合溝2a,2bを形成する下型6aの突条6cの頂部付近での樹脂原料の盛り上がりの遅れによってその突条頂部に対応する係合溝2a,2bの底部に閉じ込められ易いガスを金型6外へ逃がすことができるので、パッド本体2へのボイドの発生をより確実に防止することができる。そしてその場合に、複数のファスナ材4の端部を、係合溝2a,2bの交差部付近に集めて配置し、通気部材5の一端部を、ファスナ材4の集めた端部付近に配置しても良く、このようにすれば、係合溝2a,2bの交差部はシートパッド1の中央から外れていて着座時に人の体が接しづらいので、ファスナ材4や通気部材5がパッド本体2より多少硬い場合でも着座者に異物感を感じさせることがほとんどもしくは全くない。
次にこの発明のシートパッドの性能を評価したので、以下に説明する。
実施例1のシートパッドは、図2と同様の金型を用いて製造され、図1に示す構成を有するものである。この実施例1のシートパッドでは、図1(b)において、通気部材5とファスナ材4との、パッド本体2の表面側への投影面で、通気部材5を、樹脂製の面ファスナであるファスナ材4に重複させ、通気部材5の下方の端部と、ファスナ材4の両端部の裏面との間の隙間の距離を0mm、すなわち、それらの間に隙間を設けないものとした。
また、シートパッド1の表面に一体に設けたファスナ材4の各端部の位置での、シートパッド1の厚みをともに70mmとした。
実施例2〜7のそれぞれのシートパッドは、通気部材5の下方の端部と、ファスナ材4の両端部の裏面との隙間の、図の上下方向の距離を表1に示すように変更させ、通気部材5の下方の端部をパッド本体2に埋め込んで配置したことを除いて、実施例1のシートパッドと同様に構成したものである。
実施例8のシートパッドは、図4(a)に示すように、ファスナ材4および通気部材5の、パッド本体2の表面への投影面で、ファスナ材4と通気部材5とを相互に重複させずに、通気部材5をパッド本体2の表面から露出させるとともに、ファスナ材4の端縁4aに通気部材5を接触させて配置したことを除いて、実施例1のシートパッドと同様に構成したものである。
実施例のシートパッドは、図4(b)に示すように、通気部材5の、ファスナ材4の端縁4aからの離隔距離Lを15mmとしたことを除いて、実施例8のシートパッドと同様に構成したものであり、また、実施例10のシートバッドは、この離隔距離Lを17mmとしたことを除いて、実施例8のシートパッドと同様に構成したものである。
各実施例のシートパッドについて、発泡成形の際にファスナ材4の端部付近に閉じ込められたガスに起因するボイドの有無を、目視にて確認し、通気部材5によるガス抜き効果を評価した。その結果を表1に示す。なお、表中◎は、ボイドが発生してないことを表し、○は、一見してわからないが、注視してみるとわずかにボイドが発生していることが確認できる程度を表し、×は、一見してわかる程度にボイドが発生していることを表す。
また、ファスナ材4の、パッド本体2からの剥離に対する強度を評価するために、ファスナ材4の端部を把持するとともに、ファスナ材4に、20Nの、パッド本体2に対する引き剥がし力を加えた。その結果を表1に示す。ここで、表中◎は、剥離した部分がないことを表し、○は、剥離の進展はなく問題にはならないが、ファスナ材4端部の、通気部材5との接触領域で、微小な剥離部分が生じたことを表す。
Figure 0005567549
表1の、実施例1〜7のシートパッドについて結果から、通気部材5の下方の端部と、ファスナ材4の両端部の裏面との間の隙間の距離が小さいほど、ガス抜き効果が良好であり、なかでも、この距離を17mm以下とした場合は、発泡成形時にファスナ材4の端部付近のガスが、通気部材5を介して十分に抜けて、シートパッド1へのボイドの発生を抑制できることが解かる。そして、とくに、この距離を15mm以下とした場合には、シートパッド1へのボイドの発生をさらに抑制できる。
また、ファスナ材4と通気部材5の接触部以外に剥離はなく、とくに問題はないが、剥離部分をなくす観点からは1mm以上隙間を設けることが好ましい。
これらの結果として、通気部材5の図の下方の端部と、ファスナ材4の両端部の裏面との隙間距離は0〜17mmとすることが、ガス抜き性および剥離に対する強度の両観点から好適であり、より好ましくは1〜17mm、さらに好ましくは1〜15mmが好適であることが解かった。
表1の、実施例8〜10のシートパッドについての結果から、通気部材5をファスナ材4に重複させずに、通気部材5の下方の端部をパッド本体2から露出させて配置した場合には、ファスナ材4の、パッド本体2からの剥離に対する十分な強度が得られ、また、ガス抜き性に関しても、離隔距離Lが17mm以下であれば、シートパッド1へのボイドの発生を抑制できることが解かった。
かくしてこの発明のシートパッドによれば、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、ファスナ材付近でのパッド本体へのボイドの発生を確実に防止することができる。
1:シートパッド
2:パッド本体
2a:縦係合溝
2b:横係合溝
3:サポータ材
4:ファスナ材
4a:ファスナ材の端縁
5:通気部材
6:金型
6a:下型
6b:上型
6c:突条
6d:ピン
6e:針

Claims (6)

  1. 発泡樹脂製のパッド本体の表面側にファスナ材を有するシートパッドにおいて、
    一端部が前記ファスナ材付近に位置するとともに他端部が前記パッド本体の裏面側に延びる通気部材を設置し
    前記ファスナ材と前記通気部材の前記一端部とを、1mmから17mmまでの間の距離で隙間をあけて、通気部材の前記一端部をパッド本体に埋め込んで配置したことを特徴とする、シートパッド。
  2. 前記ファスナ材に、前記パッド本体からの剥離に対する強度を高めるためにウレタンフォームまたは不織布を一体化させたことを特徴とする、請求項1記載のシートパッド。
  3. 発泡樹脂製のパッド本体の表面側にファスナ材を有するシートパッドにおいて、
    一端部が前記ファスナ材付近に位置するとともに他端部が前記パッド本体の裏面側に延びる通気部材を設置し、
    前記ファスナ材に、前記パッド本体からの剥離に対する強度を高めるためにウレタンフォームまたは不織布を一体化させ、
    前記通気部材の前記一端部を、前記ファスナ材の前記ウレタンフォームと接触または一体化させたことを特徴とする、シートパッド。
  4. 前記ファスナ材を、前記パッド本体の表面側の係合溝の底部に設置したことを特徴とする、請求項1から3までの何れか1項記載のシートパッド。
  5. 複数の前記ファスナ材の端部を、前記係合溝の交差部付近に集めて配置し、
    前記通気部材の前記一端部を、前記ファスナ材の集めた端部付近に配置したことを特徴とする、請求項記載のシートパッド。
  6. 前記パッド本体の裏面に、通気性を持つサポータ材を設置したことを特徴とする、請求項1からまでの何れか1項記載のシートパッド。
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