JP5521801B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、フレーム部材と、クッション材と、支持部材(フレーム部材上でクッション材を支持する部材)を有する車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、特許文献1に開示の車両用シートが公知である。この車両用シートは、シートクッションとシートバックを有する。
そしてシートクッションは、シート骨格をなすフレーム部材と、シート外形をなすクッション材と、支持部材を有する。支持部材は、フレーム部材上でクッション材を支持する部材であり、面状体と、フック部材を有する。
面状体は、クッション材を弾性的に支持できる部材であり、例えば立体編物で構成できる。またフック部は、断面視で略J字状をなす部材(樹脂製)であり、支持部材の端部に縫着できる。
そして公知技術では、フレーム部材上に面状体を配置しつつ、フレーム部材にフック部材を係止する(フレーム部材に支持部材を配設する)。つぎにクッション材を支持部材に配置することで、支持部材を介して、フレーム部材上にクッション材を配設できる。
特開2005−328858号公報
ところで公知技術では、シートの着座性等を考慮して、面状体を緊張させつつ(テンションをかけつつ)、フック部材をフレーム部材に係止する。
このため公知技術の構成では、乗員の着座により面状体が過度に緊張するなどして、乗員に違和感を生じさせる(例えば乗員臀部に底つき感を生じさせる)ことがあった。
また公知技術の構成は、フック部材の係止状態にバラつきがあると、面状体が部分的に緩む等してテンションが不均一になりがちであった。このためフック部材の係止作業に過度の作業力が要求されるなどして作業性に劣る構成であった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、良好な着座性を極力維持しつつ、フレーム部材に支持部材を作業性良く取付けることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションやシートバック等のシート構成部材を有する。シート構成部材は、シート骨格をなすフレーム部材と、シート外形をなして乗員を弾性支持するクッション材とを有する。そして支持部材を介して、フレーム部材に対してクッション材を取付ける構成である。
この種のシート構成では、良好な着座性を極力維持しつつ、支持部材を介して、フレーム部材にクッション材を作業性良く取付けられることが望ましい。
そこで本発明では、上述の支持部材が、クッション材を支持可能な伸縮性を有する面状体と、面状体を張設状態で固定する枠状体を有する。そして枠状体を、フレーム部材に係止することで、面状体を、フレーム部材に取付ける構成である。
このように枠状体に対して予め面状体を張設状態で固定することにより、支持部材の取付け作業を極力簡略化することができる。
さらに本発明では、上述の枠状体が、乗員の着座時においてフレーム部材の外形形状に倣った形状を維持可能な剛性を有する。そして枠状体が、面状体の端部を固定する第一部位と、面状体の端部を固定しない第二部位とを有し、第二部位が、着座状態における乗員臀部(好ましくは座骨直下)等の乗員当接位置に対応する位置に形成される。
本発明では、上述の枠状体が形状を維持可能な剛性を備えるため、第一部位における面状体の張設状態を好適に維持できる(面状体のテンションを極力均一に維持できる)。
また第二部位(面状体の端部を固定しない部位)では、面状体の伸縮性が比較的維持される。そこで第二部位を、乗員当接位置に対応する位置に形成することにより、乗員の違和感の発生を防止又は低減できる(良好な着座性を極力維持できる)。
また発明の車両用シートは、上述の枠状体が、剛性を有する棒状の芯部と、芯部周りに配置の樹脂部を有する。そして第一部位において、樹脂部に面状体が一体的に固定される(面状体の保持力に優れる構成である)。
更に第二部位から芯部を露出状態とするとともに、露出状態の芯部に係止部を設けてフレーム部材に係止可能とした(取付け安定性に優れる構成とした)。
本発明によれば、面状体の保持力及び取付け安定性を向上させることで、フレーム部材に支持部材を更に作業性良く取付けることができる。
発明の車両用シートは、第発明の車両用シートにおいて、上述の枠状体に、芯部と樹脂部の相対移動を規制する規制部位を設けることとした。
本発明では、樹脂部からの芯部の相対移動を規制することで、樹脂部から芯部が外れるなどしても、枠状体に対する面状体の位置ズレ等を防止又は低減することができる。
本発明に係る第1発明によれば、良好な着座性を極力維持しつつ、フレーム部材に支持部材を作業性良く取付けることができる。また第発明によれば、フレーム部材に支持部材を更に作業性良く取付けることができる。そして第発明によれば、さらに確実に良好な着座性を維持することができる。
車両用シートの斜視図である。 シートクッション一部の分解斜視図である。 支持部材の上面図である。 支持部材の側面図である。 支持部材一部の縦断面図である。 係止部の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図6を参照して説明する。各図には、適宜、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを付す。
図1の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8(いずれもシート構成部材の一例)と、レール部材9を有する。
これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F,8F)と、シート外形をなすクッション材(4P,6P,8P)と、クッション材を被覆する表皮材(4S,6S,8S)を有する。
またレール部材9は、車両用シート2を車両前後にスライド移動させる部材であり、アッパレール9aと、ロアレール9bを有する(図1を参照)。
ロアレール9bは、シート前後に延びる略U字状(縦断面視)の部材であり、車室床面に配設できる。そしてアッパレール9aは、シート前後に延びる略逆U字状(縦断面視)の部材であり、ロアレール9bに摺動可能に組付けることができる。
本実施例では、アッパレール9aの上部に、フレーム部材4Fを取付ける。こうしてアッパレール9a(車両用シート2)を、ロアレール9bに対して車両前後にスライド移動させる構成とする。
[シートクッション]
シートクッション4は、基本構成(4F,4P,4S)と、後述の支持部材20を有する(図1及び図2を参照、各部材の詳細は後述)。
本実施例では、支持部材20を介して、フレーム部材4Fに対してクッション材4Pを取付ける。この種のシート構成では、良好な着座性を維持しつつ、フレーム部材4Fに支持部材20を作業性良く取付けられることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成によって、良好な着座性を維持しつつ、フレーム部材4Fに支持部材20を作業性良く取付けることとした。以下、各構成について詳述する。
[基本構成]
表皮材4Sは、クッション材4Pを被覆可能な袋状部材であり、例えば布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で構成できる。
またクッション材4Pは、シート外形をなして乗員を弾性支持する部材(略矩形状)であり、例えばポリウレタンフォームなどの樹脂部材で形成できる。
そしてフレーム部材4Fは、前方フレーム12と、一対の側方フレーム14と、後方フレーム16を有する(図2を参照)。
前方フレーム12は、シートクッション4の前部を構成する部材(平板状)であり、複数の爪部13を有する。爪部13は、略横L字状(側面視)をなす部材であり、後述の枠状体20aを係止できる。本実施例では、複数の爪部13を、前方フレーム12上面(傾斜面)に突出形成する。
また一対の側方フレーム14は、それぞれシートクッション4の側部を構成する平板状の部材であり、シート側方において互いに対面状に配置する。そして後方フレーム16は、フレーム部材4F後部を補強する棒状部材であり、一対の側方フレーム14の間に橋渡し状に配設できる。
[支持部材]
支持部材20は、フレーム部材4F上でクッション材4Pを支持する部材であり、枠状体20aと、面状体20bと、係止部31,32を有する(図2〜図4を参照)。
そして枠状体20aが、後述の各部位(第一部位41,第二部位42,複数の規制部位43,43a)を有する。
(面状体)
面状体20bは、クッション材4Pを支持可能な伸縮性を有する部材(例えば一枚物の面状部材)である(図2を参照)。
ここで面状体20bの種類は特に限定しないが、布帛(織物,編物,不織布)、皮革(天然皮革,合成皮革)、ネット体(繊維を網目状に織製した部材)を例示できる。
本実施例の面状体20bは、一枚物の布帛で構成されており、後述の枠状体20a内(中空状)に一体的に取付けることができる(図2及び図5を参照)。
(枠状体)
枠状体20aは、面状体20bを張設状態で固定可能な部材である(図2〜図4を参照)。
そして枠状体20aは、乗員の着座時においてフレーム部材4Fの外形形状に倣った形状(本実施例では略矩形)である。本実施例の枠状体20aは、フレーム部材4Fよりもやや小寸であり、フレーム部材4Fの中央に嵌込できる。
また本実施例の枠状体20aは、中央が中空の枠状部材であり、前枠部22と、一対の側枠部24と、後枠部26を有する。
前枠部22は、枠状体20aの前部構成であり、シート前方に配置してシート幅方向に延設する。また後枠部26は、枠状体20aの後部構成であり、シート後方に配置してシート幅方向に延設する。そして一対の側枠部24は、枠状体20aの側部構成であり、それぞれシート前後方向に延設する。
(枠状体の剛性)
枠状体20aは、乗員の着座時において、略矩形状態(フレーム部材4Fの外形形状に倣った形状)を維持可能な剛性を有する(図2及び図3を参照)。
本実施例では、前枠部22と側枠部24が、芯部CMと樹脂部RMを有するとともに、後枠部26が芯部CMを有する(図5を参照)。
芯部CMは、フレーム部材4Fの外形形状に倣った形状を有する棒状部材であり、所望の剛性を有する各種金属(マグネシウム等)や硬質樹脂で構成できる。
また樹脂部RMは、芯部CM周りに形成される被覆層である(図5を参照)。
樹脂部RMの材質として、熱可塑性樹脂(ポリプロピレン,塩化ビニル樹脂,ポリエチレン)や、熱硬化性樹脂(フェノール樹脂,メラミン樹脂,エポキシ樹脂,ユリア樹脂)を例示できる。
ここでマレイン化変性ポリプロピレンは、各種金属(マグネシウム等)になじみやすく、各種金属から剥離しにくい性質を有する。このため本実施例では、マレイン化変性ポリプロピレンからなる樹脂部RMを用いることが好ましい。
(第一部位・第二部位)
本実施例では、側枠部24に、第一部位41と、第二部位42を形成することができる(図3及び図4を参照)。
第一部位41は、面状体20bの端部が固定される部位である。そして第一部位41では、枠状体20a(剛性を備える部材)により、第一部位41における面状体20bの張設状態が好適に維持される。本実施例では、側枠部24の前部と後部にそれぞれ第一部位41が形成される。
また第二部位42は、面状体20bの端部が固定されない(自由状態で配置する)部位である。そして第二部位42では、面状体20bの伸縮性(例えばシート上下方向の伸縮性)が比較的維持されることとなる。
そして本実施例では、第二部位42が、着座状態における乗員臀部(好ましくは座骨直下)等の乗員当接位置に対応する位置に形成される。これにより第二部位42(座骨直下)における面状体20bの伸縮性が好適に維持される。
なお本実施例の第二部位42では、芯部CMの周りに樹脂部RMが形成されず、芯部CMが露出状態となる。
(係止部)
枠状体20aは、複数の係止部(第一係止部31,第二係止部32)を有する(図2〜図4を参照)。
第一係止部31は、略クランク状の部材であり、側枠部24(第二部位42)に取付けることができる(図6を参照)。
ここで第一係止部31の材質は特に限定しないが、典型的に芯部と同種の材質(剛性を有する材質)である。本実施例では、一対の側枠部24(金属製)に、各々、第一係止部31(金属製)を取付ける。このとき第二部位42の芯部CM(露出状態)に対して、溶接等によって、第一係止部31を比較的強固に固定することができる(図2及び図4を参照)。そして第一係止部31が、枠状体20aの側方に(側方フレーム14を横断可能に)張出して、フレーム部材4Fに係止可能とされる。
また第二係止部32は、後方フレーム16に掛止め可能な部位である(図3を参照)。本実施例では、後枠部26(芯部CM)の後端を略横J字状(側面視)として、後方フレーム16に掛止め可能とする(図5を参照)。
(規制部位)
本実施例では、側枠部24に、複数の規制部位(第一規制部位43,第二規制部位43a)を設けて、芯部CMと樹脂部RMの相対移動を規制することができる(図4を参照)。本実施例の第一規制部位43は、側枠部24の途中(前方寄り)に設けた屈曲部位である。
この第一規制部位43では、芯部CMと樹脂部RMが共に屈曲して、前枠部22及び側枠部24(後方寄り)よりもシート上方に突出する。このため芯部CMから樹脂部RMが剥離した(外れた)としても、第一規制部位43によって、それらの相対移動を規制できる。このため樹脂部RMから芯部が外れるなどしても、枠状体20aに対する面状体20bの位置ズレ等を防止又は低減できる。
さらに本実施例では、第一規制部位43から第二部位42にかけて、側枠部24がシート下方に向けて傾斜する(乗員臀部の傾斜に倣った形状を有する)。このため第二部位42位置において、乗員臀部に対する圧力緩和が図られるなどして、さらに着座性に優れるシート構成となる。
また第二規制部位43aは、側枠部24の後方に設けた屈曲部位である。この第二規制部位43aでは、芯部CMと樹脂部RMが共に屈曲してシート内方に突出する。本実施例では、一対の第二規制部位43aを側枠部24に設けることで、芯部CMと樹脂部RMの離間をより確実に防止又は低減することができる。
[支持部材の製造]
ここで支持部材20の製造方法は特に限定しない。
例えば本実施例では、枠状体20a(樹脂部RM)を成形する際に、成形型のキャビティ内などに芯部CMを配設する。そして成形型内に成形原料(溶融樹脂等)を流し込むことで、芯部CMの周りに樹脂部RMを成形できる(両部材を一体化できる)。
さらに本実施例では、枠状体20a(樹脂部RM)を成形する際に、成形型のキャビティ内などに面状体20bを予め張設することができる。そして成形型内に成形原料(溶融樹脂等)を流し込むことで、枠状体20aを成形しつつ面状体20bを一体的に取付けることができる。このとき面状体20bの縁部に、枠状体20aの樹脂が侵入固化することで、枠状体20aと面状体20bが一体化される。
そして上述の製造過程においては、キャビティ形状を適宜設定することで、第一部位41と第二部位42を枠状体20aに比較的簡単に形成できる。
[組立作業時]
図2を参照して、支持部材20を介して、フレーム部材4Fにクッション材4Pを取付ける。
このとき本実施例では、フレーム部材4F内に支持部材20を配置しつつ、第一係止部31を側枠部24に掛止する(図3及び図4を参照)。そして前枠部22を爪部13に挿入するとともに、後枠部26(第二係止部32)を後方フレーム16に引掛けることで、フレーム部材4Fに支持部材20を取付けることができる。
ここで本実施例では、枠状体20aに対して、予め面状体20bが張設状態で(均一なテンションで)固定される。このため上記作業時において、面状体20bにテンションをかける手間を省くことができる。
そしてクッション材4Pを支持部材20に配置することで、支持部材20を介して、フレーム部材4F上にクッション材4Pを配設できる。
[着座時]
乗員の着座状態時においては、枠状体20a(剛性を備える部材)によって、第一部位41における面状体20bの張設状態を好適に維持できる(図3及び図4を参照)。
そして第二部位42(面状体20bの端部を固定しない部位)では、面状体20bの伸縮性が比較的維持される。このため乗員臀部の押圧力等により、第二部位42の面状体20bがシート上下に比較的自由に伸縮することができる。このことから乗員の着座により面状体20bが過度に緊張することが好適に防止されて、乗員に極力違和感を生じさせない構成となる。
以上説明したとおり本実施例では、枠状体20aが剛性を備えるため、第一部位41における面状体20bの張設状態を好適に維持できる(面状体20bのテンションを極力均一に維持できる)。
また本実施例では、第二部位42を、乗員当接位置に対応する位置に形成することで、違和感の発生を防止又は低減することができる(良好な着座性を極力維持できる)。
そして本実施例では、樹脂部RMに面状体20bが一体的に固定される構成である(面状体20bの保持力に優れる構成である)。
このため本実施例によれば、良好な着座性を極力維持しつつ、フレーム部材4Fに支持部材20を作業性良く取付けることができる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、シートクッション4を、シート構成部材の一例として説明した。本実施例の構成は、シートバック等の各種シート構成部材に適用可能である。なおシートバックの場合には、第二部位を、乗員背骨位置や腰位置(乗員当接位置の他例)に対応する位置に形成することにより、乗員の違和感の発生を防止又は低減することができる。
(2)また本実施形態では、第一規制部位43の一例として、側枠部24の途中をシート上方に屈曲させる例を説明した。これとは異なり、規制部位として、側枠部24の途中をシート下方や側方に屈曲させることもできる。また規制部位として、芯部に設けた孔部や溝部に樹脂部を侵入固化させることもできる。また第二規制部位43aは、側枠部24の途中や前方に形成することもできる。さらに第二規制部位43aは、シート外方に向けて屈曲することもできる。
なお本実施例では、第一規制部位43と第二規制部位43aの少なくとも一つを側枠部24に形成することができる。
(3)また本実施形態の支持部材20の形状は一例であり、フレーム部材4Fやクッション材4Pの形状等に応じて適宜変更可能である。
(4)また本実施形態の係止部の構成は一例であり、他の部材の形状等に応じて適宜変更可能である。なお本実施例では、芯部とは別体の係止部を使用した。これとは異なり芯部と一体の係止部を使用することができる。例えば第二部位の芯部を、シート側方に屈曲変形させた部位(係止部)を使用することができる。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
9 レール部材
4P クッション材
4F フレーム部材
4S 表皮材
12 前方フレーム
13 爪部
14 側方フレーム
16 後方フレーム
20 支持部材
20a 枠状体
20b 面状体
22 前枠部
24 側枠部
26 後枠部
31 第一係止部
32 第二係止部
41 第一部位
42 第二部位
43 規制部位
CM 芯部
RM 樹脂部

Claims (2)

  1. シートクッションやシートバック等のシート構成部材を有するとともに、前記シート構成部材が、シート骨格をなすフレーム部材と、シート外形をなして乗員を弾性支持するクッション材とを有し、支持部材を介して、前記フレーム部材に対して前記クッション材を取付ける車両用シートにおいて、
    前記支持部材が、前記クッション材を支持可能な伸縮性を有する面状体と、前記面状体を張設状態で固定する枠状体とを有し、前記枠状体を、前記フレーム部材に係止することで、前記面状体を、前記フレーム部材に取付ける構成であり、
    前記枠状体が、前記乗員の着座時において前記フレーム部材の外形形状に倣った形状を維持可能な剛性を有するとともに、前記面状体の端部を固定する第一部位と、前記面状体の端部を固定しない第二部位とを有し、前記第二部位が、着座状態における乗員臀部等の乗員当接位置に対応する位置に形成され、
    前記枠状体が、剛性を有する棒状の芯部と、前記芯部周りに配置の樹脂部を有し、前記第一部位において、前記面状体が前記樹脂部に一体的に固定される構成であるとともに、
    前記第二部位から前記芯部を露出状態とするとともに、前記露出状態の芯部に係止部を設けて、前記フレーム部材に係止可能とした車両用シート。
  2. 前記枠状体に、前記芯部と前記樹脂部の相対移動を規制する規制部位を設けた請求項1に記載の車両用シート。
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