JP4623490B2 - シート構造 - Google Patents

シート構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4623490B2
JP4623490B2 JP2004147169A JP2004147169A JP4623490B2 JP 4623490 B2 JP4623490 B2 JP 4623490B2 JP 2004147169 A JP2004147169 A JP 2004147169A JP 2004147169 A JP2004147169 A JP 2004147169A JP 4623490 B2 JP4623490 B2 JP 4623490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
support member
thigh
planar support
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004147169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005328858A (ja
Inventor
悦則 藤田
紘一 田村
一義 千▲柄▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delta Tooling Co Ltd
Original Assignee
Delta Tooling Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Delta Tooling Co Ltd filed Critical Delta Tooling Co Ltd
Priority to JP2004147169A priority Critical patent/JP4623490B2/ja
Publication of JP2005328858A publication Critical patent/JP2005328858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4623490B2 publication Critical patent/JP4623490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、特に、航空機、列車、船舶、フォークリフト、自動車などの輸送機器用の座席として用いられるシート構造に関する。
特許文献1には、立体編物(三次元ネット材)からなるクッション層、あるいは立体編物に薄手の発泡ポリウレタンを積層したクッション層等をクッションフレームに低い張力で張設したシート構造が開示されている。立体編物等をこのようにクッションフレームに張って支持することにより、サイドフレーム間に設けた金属支持板上に設置して用いられる所定の厚みを備えた発砲ポリウレタンを使用した通常のシート構造と比較して薄型で軽量なシート構造を提供できる。しかしながら、立体編物等を張設する構造では、振動吸収機能を補うと共に、着座時のストローク感やバネ感を高めるため、表側のクッション層を構成する立体編物等の下側に、ワイヤを簾状ないしは網状に形成したプルマフレックスなどを金属バネを介してクッションフレームに弾性的に張設する支持層が設けられる。
特開2002−177099号公報
上記したプルマフレックスから構成される支持層は、金属製であるため、その当たり感をより減殺するに当たっては、表側のクッション層として使用する立体編物等とプルマフレックスとの間に、さらに他のクッション層を設けることも行われている。その一方、図9及び図10に示したように、より薄型のシート構造とするために、プルマフレックスに代えて、立体編物や布(二次元ネット材など)等の面状支持部材200を、クッションフレーム100の前部フレーム110と後部フレームとの間に、例えば、その後部を後部フレームに、コイルスプリングやトーションバーなどのバネ材111を介して前後方向に張設することが行われている。かかる面状支持部材200によれば、プルマフレックスのように金属製ではないため、当たり感の軽減等のために配設する他のクッション層320の厚みも薄くできため、シート構造の更なる薄型化を図ることができるものである。
しかしながら、上記いずれの場合も、表側のクッション層300を構成する立体編310や他のクッション層320をクッションフレーム100に張設する構造であるため、前縁部350においては、前部フレーム110を該立体編物310等により上から被覆して下側に回し込んで前部フレーム110の下面で固定している(図10参照)。このため、前縁部350におけるクッション性は、前部フレーム110の直径と表側のクッション層300の厚みによってほぼ決定され、支持材である面状支持部材200は前縁部350のクッション性への影響は小さかった。特に、シート構造が薄型になるほど、前縁部のクッション性は低下し、自動車等のペダル操作時に大腿部裏側に受ける圧力が高くなる傾向があった。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、前縁部における大腿部裏側に集中する圧力を軽減すると共に、さらに体圧分散効果に優れたシート構造を提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、クッションフレームに張られて支持される表側のクッション層と、
前記表側のクッション層の下側に配置され、該クッション層を支持する支持層とを備えたシート構造であって、
前記支持層が、クッションフレームの前後方向に張設される第1の面状支持部材と、前記第1の面状支持部材に積層され、クッションフレームの幅方向に沿って少なくとも表側のクッション層の前縁部に対応する位置に張設される第2の面状支持部材とを備えて構成され、
前記第1の面状支持部材は、前部と後部の少なくとも一方がクッションフレームの前部フレーム又は後部フレームに、弾性部材を介して連結されており、
前記第2の面状支持部材は、少なくとも表側のクッション層の前縁部に対応する位置においてサイドフレーム間に張設され、張設方向に伸縮性を有する素材から構成されていることを特徴とするシート構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記第2の面状支持部材を構成する伸縮性を有する素材が、立体編物又は弾性糸を含んで構成される布材から形成されることを特徴とする請求項記載のシート構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記支持層が、前縁部において、重なり合って配設された第1の面状支持部材及び第2の面状支持部材の上側又は下側に配置され、表側のクッション層の前縁部を部分的に膨出させて大腿部を支持するための大腿部支持用クッション材を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のシート構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記大腿部支持用クッション材が、前縁部において、大腿部外側の両側部に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項記載のシート構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記大腿部支持用クッション材が、前縁部において、さらに、両大腿部の間に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項記載のシート構造を提供する。
本発明のシート構造では、クッションフレームに低い張力で張設される立体編物等からなる表側のクッション層の下側に配置される支持層が、クッションフレームの前後方向に張設される第1の面状支持部材と、前記第1の面状支持部材に積層され、クッションフレームの幅方向に沿って少なくとも表側のクッション層の前縁部に対応する位置に張設される第2の面状支持部材とを備えて構成される。これにより、少なくとも前縁部における表側のクッション層の支持性が高まるため、前部フレームの当たりが軽減され、ペダル操作時等において大腿部裏側に付与される圧力が軽減される。
また、表側のクッション層の前縁部を部分的に膨出させる大腿部支持用クッション材を設けることにより、さらに大腿部へのフィット性が高まり、体圧分散効果を向上することができる。
以下、図面に示した本発明の実施形態に基づき、本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るシート構造1を、一部を切り欠いて示した斜視図であり、図2はシートクッションの前縁部の断面図である。この図に示したように本実施形態のシート構造1のシートクッション2は、表側のクッション層20、該表側のクッション層20の下側に配置される支持層40とを備えて構成される。
表側のクッション層20は、両側部21,22が、クッションフレーム10のサイドフレーム11,12の上を通過して該サイドフレーム11,12の下側に回り込ませて固定される。図1及び図2では、クッション層20の両側部21,22を直接サイドフレーム11,12に係合させているが、トリム布などを連結し、該トリム布をサイドフレーム11,12に係合させてもよい。また、クッション層20の前端23は、クッションフレーム10の前部フレーム13上を通過させて下側に回り込ませ、前部フレーム13を構成する補助ワイヤ13aに固定される。両側部21,22、前端23をサイドフレーム11,12又は前部フレーム13の補助ワイヤ13aに固定する方法は任意であるが、本実施形態では、両側部21,22及び前端23にそれぞれ合成樹脂製の断面略U字状のプレート部材21a,22a,23aを取り付けて係合することによって固定している。
表側のクッション層20の後端は、図示しない後部フレームに引き込み布などを介して連結される。この結果、表側のクッション層20は、クッションフレーム10に張られて支持されることになる。但し、振動吸収性やストローク感などを考慮して、伸び率5%以下の低い張力で張設される。なお、シートバック3にもバック用クッション層30がバックフレームに設けられるが、シートクッションに配設される上記クッション層20と一体に形成されたものであってもよいし、別々に形成されたものであってもよい。
表側のクッション層20は、薄型でありながら、通気性、クッション性に優れていることから、立体編物(三次元ネット材)を用いることが好ましい。立体編物は、例えば、ダブルラッセル編機等を用いて形成され、所定間隔をおいて位置する一対のグランド編地間に連結糸を往復させて編成して形成される。立体編物は単独で用いることもできるし、所定枚数積層したものを用いることもできる。また、この立体編物に薄い発泡ポリウレタンなどを積層したものを用いることもできる(図5参照)。
表側のクッション層20を支持するため、該クッション層20の下側に配置される支持層40は、第1の面状支持部材41と第2の面状支持部材42とを備えて構成される。第1の面状支持部材41は、クッションフレーム10の前後方向に張設される。本実施形態では、前端41aを、前部フレーム13上を通過させて下側に回り込ませ、該前部フレーム13の下部に断面略U字状のプレート部材13aを用いて固定している。図示しない後端は、コイルスプリングなどの任意の弾性部材を用いて後部フレームに弾性的に連結される(図5参照)。弾性部材としてはトーションバーを用いることもできる。例えば、シートクッション2の後部にシートクッション2の幅方向に沿ってトーションバーを配設し、該トーションバーによって前後方向に弾性的に付勢されるアームに第1の面状支持部材41の後端を連結する構成とすることができる。第1の面状支持部材41は、このように弾性部材を介して張設することにより、振動吸収性の向上や着座時のストローク感の向上等の機能を奏する。第1の面状支持部材41は、上記のように弾性部材を用いて連結するため、それ自身は伸縮性の小さな布材(二次元ネット材)を用いることもできるが、伸縮率が所定の範囲内であれば、立体編物や後述するような弾性糸を含んだ布材(二次元ネット材)等を用いることもできる。
第2の面状支持部材42は、第1の面状支持部材41の上面に積層され、第1の面状支持部材41の張設方向に直交するシートクッション2の幅方向に沿って張設されて設けられる。具体的には、サイドフレーム11,12の上部間に略U字状プレート42b,42cを介して張設される。第1の面状支持部材41に対して第2の面状支持部材42の張設方向を異ならせることにより、クッション層20の支持性を高めることができる。第2の面状支持部材42は、クッション層20の下側であって、クッション層20の前縁部20aに対応する範囲に配設される。これにより、クッション層20の前縁部20aに荷重がかかった際の支持性が高まり、前部フレーム13の当たりが軽減され、ペダル操作時等における大腿部裏側にかかる圧力が低下する。
第2の面状支持部材42は、上記のようにクッション層20の前縁部20aに対応する範囲に設けられるが、本実施形態のように、臀部の下に対応する範囲を含む大きさを備た構成とすることもできる。また、第2の面状支持部材42は、着座時における必要以上の沈み込みを防止する一方で、着座感を損なわない所定のストローク感を発揮できる必要があり、両者のバランスを図ることができる程度の弾性を備えていることが好ましい。第2の面状支持部材42に弾性を付与する手段としては、サイドフレーム11,12に対してコイルスプリング等の金属バネを介して張設する手段も可能であるが、コイルスプリング等を用いた場合には、当該部分においてコイルスプリング等による異物感、当たり感を軽減する対策を施さなければならない。そこで、第2の面状支持部材42としては、張設方向に所定の伸縮性を備えた立体編物や布材(二次元ネット材)を用いることが好ましい。布材(二次元ネット材)としては、例えば、たて糸とよこ糸の少なくとも一方がポリエステル系エラストマー繊維、ポリウレタン繊維などの弾性糸から構成されるものを用いることができる。
第2の面状支持部材42と表側のクッション層20との間であって、前縁部20aに対応する位置においては、図2に示したように、大腿部支持用クッション材45〜47が配設される。本実施形態では、サイドフレーム11,12付近に、断面から見てそれぞれ内側に向かう傾斜面を備えた第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46が配設され、サイドフレーム11,12間の略中央部付近に、両側に傾斜面を備えた断面略山型の第3の大腿部支持用クッション材47が配設される。また、第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46の内側では、クッション層20と第2の面状支持部材42とが糸48,49により接合されている。各大腿部支持用クッション材45,46,47を配設することにより、クッション層20の前縁部20aが上方に部分的に膨出し、着座者の各大腿部の外側部及び内側部に当接でき、体圧分散性が高まる。なお、第3の大腿部支持用クッション材47は、前縁部20aに相当する範囲のみに設けられているが、第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46は、図1に示したように前縁部20aから後端方向に伸びる長さを有している。これにより、臀部側部のホールド感が高まり、体圧分散性の向上に寄与する。
なお、各大腿部支持用クッション材45〜47としては、典型的には、発泡ポリウレタン等を用いることができるが、これに限らず、所定形状に形成した立体編物等を用いることもできる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッション2を示す断面図である。本実施形態においては、大腿部支持用クッション材のうち、サイドフレーム11,12間の略中央部に配設される第3の大腿部支持用クッション材47Aとして、略中央部を頂点として、第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46の内側で第2の面状支持部材42とクッション層20とを接合する糸48,49付近に至るまでなだらかに傾斜する裾の広い断面略山形に形成されたものを用いている。その他の構成は第1の実施形態と同様である。本実施形態によれば、第3の大腿部支持用クッション材47Aの頂点と第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46との間にもクッション材が存在するため、大腿部裏側が接触する範囲471,472のクッション性が高まり、大腿部への圧力をさらに低減できる。
図4は、本発明の第3の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッション2を示す断面図である。本実施形態においては、大腿部支持用クッション材のうち、サイドフレーム11,12間の略中央部に配設される第3の大腿部支持用クッション材47Bとして、幅方向に亘ってほぼ平坦なものを使用している。本実施形態によっても、第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46により、大腿部外側部へのフィット感が高まり体圧分散性が向上する。また、前縁部20aにおける大腿部裏側への圧力も、第1の実施形態と比較すれば軽減される。但し、上記第2の実施形態のように、略中央部に膨出する部分を有していないため、大腿部内側部へのフィット性の点では上記第2の実施形態の構造が優れている。
図5〜図7は、本発明の第4の実施形態に係るシート構造1を示す図である。本実施形態においては、前縁部20aに対応する位置において、サイドフレーム11,12の下部間に、支持プレート15を取り付け、この支持プレート15上に、大腿部支持用クッション材45〜47を配設している。また、第2の面状支持部材42Aとして、前縁部20aに対応する長さ(シートクッション2の前後方向に沿った長さ)のみを有するものを用いており、かつ、第2の面状支持部材42Aを第1の面状支持部材41の下側に積層している点で上記各実施形態と異なる。なお、第1の面状支持部材41は、図5に示したように、後端41bがコイルスプリング46によりクッションフレーム10の後部フレームに連結されて弾性的に支持されている。
また、表側のクッション層20として、上記実施形態と同様にクッションフレーム10に張設される立体編物20Aのほかに、該立体編物20Aと第1の面状支持部材41との間に配設される補助クッション層20Bを設けている。補助クッション層20Bは、薄い発泡ポリウレタン等からなり、ストローク感等を高める機能を果たす。
本実施形態においては、サイドフレーム11,12の下部間に取り付けた支持プレート15とサイドフレーム11,12の上部間に張設した第2の面状支持部材42Aとの間に、大腿部支持用クッション材45〜47を配設している。このため、大腿部支持用クッション材45〜47の高さが、サイドフレーム11,12の上下間の高さと同程度とすると、人が着座していない場合には、シートクッション2の外観上、クッション層20の前縁部20aの膨出はほとんどない。しかしながら、図7に示したように、人が着座した際には、大腿部の荷重が、第1及び第2の大腿部支持用クッション材45,46と第3の大腿部支持用クッション材47との各間にかかるため、クッション層20における各大腿部の両側部が膨出する。これにより、大腿部へのフィット性が高まり、体圧分散性が向上する。また、第2の面状支持部材42Aを第1の面状支持部材41の下側に積層させているが、第2の面状支持部材42Aを配設したことにより、前縁部20aに対応する部分の支持性が高まることは上記各実施形態と同様である。
図8は、本発明の第5の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッション2を示す断面図である。本実施形態においては、第2の面状支持部材42Bを、サイドフレーム11,12の上部間に掛け渡すと共に、支持プレート15の裏面側まで各側部421,422を回し込み、両者間をコイルスプリング423等の弾性部材で接続した点で上記第4の実施形態と異なるが、その他の構造は、上記第4の実施形態と全く同様である。本実施形態によれば、第2の面状支持部材42Bのバネ性が高くなるため、振動吸収性を向上できるという利点がある。
なお、上記いずれの実施形態であっても、前縁部20aの支持性を高めると共に、大腿部へのフィット感を高めるという点では共通であるが、第4及び第5の実施形態に係る構造では、大腿部支持用クッション材45〜47を支持するための支持プレート15が必要となる。従って、より簡易な構造で実現できる点で、第1〜第3の実施形態に係る構成とすることが好ましい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシート構造を示す斜視図である。 図2は、上記第1の実施形態のシートクッションの横断面図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッションの横断面図である。 図4は、本発明の第3の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッションの横断面図である。 図5は、本発明の第4の実施形態に係るシート構造を示す斜視図である。 図6は、上記第4の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッションの縦断面図である。 図7は、上記第4の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッションの横断面図である。 図8は、本発明の第5の実施形態に係るシート構造を構成するシートクッションの横断面図である。 図9は、従来のシート構造を示す斜視図である。 図10は、従来のシート構造を構成するシートクッションの縦断面図である。
符号の説明
1 シート構造
2 シートクッション
10 クッションフレーム
11,12 サイドフレーム
13 前部フレーム
20 表側のクッション層
20a 前縁部
40 支持層
41 第1の面状支持部材
42,42A,42B 第2の面状支持部材
45 第1の大腿部支持用クッション材
46 第2の大腿部支持用クッション材
47,47A,47B 第3の大腿部支持用クッション材

Claims (5)

  1. クッションフレームに張られて支持される表側のクッション層と、
    前記表側のクッション層の下側に配置され、該クッション層を支持する支持層とを備えたシート構造であって、
    前記支持層が、クッションフレームの前後方向に張設される第1の面状支持部材と、前記第1の面状支持部材に積層され、クッションフレームの幅方向に沿って少なくとも表側のクッション層の前縁部に対応する位置に張設される第2の面状支持部材とを備えて構成され、
    前記第1の面状支持部材は、前部と後部の少なくとも一方がクッションフレームの前部フレーム又は後部フレームに、弾性部材を介して連結されており、
    前記第2の面状支持部材は、少なくとも表側のクッション層の前縁部に対応する位置においてサイドフレーム間に張設され、張設方向に伸縮性を有する素材から構成されていることを特徴とするシート構造。
  2. 前記第2の面状支持部材を構成する伸縮性を有する素材が、立体編物又は弾性糸を含んで構成される布材から形成されることを特徴とする請求項記載のシート構造。
  3. 前記支持層が、前縁部において、重なり合って配設された第1の面状支持部材及び第2の面状支持部材の上側又は下側に配置され、表側のクッション層の前縁部を部分的に膨出させて大腿部を支持するための大腿部支持用クッション材を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のシート構造。
  4. 前記大腿部支持用クッション材が、前縁部において、大腿部外側の両側部に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項記載のシート構造。
  5. 前記大腿部支持用クッション材が、前縁部において、さらに、両大腿部の間に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項記載のシート構造。
JP2004147169A 2004-05-18 2004-05-18 シート構造 Expired - Fee Related JP4623490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004147169A JP4623490B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 シート構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004147169A JP4623490B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 シート構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005328858A JP2005328858A (ja) 2005-12-02
JP4623490B2 true JP4623490B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=35483891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004147169A Expired - Fee Related JP4623490B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 シート構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4623490B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5521801B2 (ja) 2010-06-08 2014-06-18 トヨタ紡織株式会社 車両用シート
JP7025623B2 (ja) * 2017-05-25 2022-02-25 テイ・エス テック株式会社 シートフレーム
DE102017215998A1 (de) * 2017-09-11 2019-03-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002102006A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Delta Tooling Co Ltd 車両用シート
JP2004135836A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Delta Tooling Co Ltd シート構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3564218B2 (ja) * 1995-06-07 2004-09-08 タカノ株式会社 クッション構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002102006A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Delta Tooling Co Ltd 車両用シート
JP2004135836A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Delta Tooling Co Ltd シート構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005328858A (ja) 2005-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100468285B1 (ko) 차량용 시트
JP4757553B2 (ja) シート
US7503627B2 (en) Seat
US6921132B2 (en) Seat structure
US7025423B2 (en) Seat structure
US6854805B2 (en) Seat structure
US20020060493A1 (en) Vehicle seat
US7044551B2 (en) Seat structure
JP2002219985A (ja) 乗物用シート
WO2004007238A1 (ja) 座席構造
JP2003180481A (ja) 座席構造
JP4741759B2 (ja) シート用クッション構造
JP4623490B2 (ja) シート構造
US6932432B2 (en) Seat structure
WO2018056334A1 (ja) 車両用シート
JP5210043B2 (ja) 座席構造
JP2005046355A (ja) シート用面状支持部材
JP2018058569A (ja) 車両用シート
JP4524089B2 (ja) 座席構造
JP4098517B2 (ja) ヘッドレスト
JP2009202757A (ja) 自動車のシート構造
JP2008125629A (ja) 乗物用シート、該乗物用シートに用いる布帛の端縁部処理方法及び布帛

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4623490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees