JPH02257912A - 車両用シートのスプリング - Google Patents

車両用シートのスプリング

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Publication number
JPH02257912A
JPH02257912A JP7989989A JP7989989A JPH02257912A JP H02257912 A JPH02257912 A JP H02257912A JP 7989989 A JP7989989 A JP 7989989A JP 7989989 A JP7989989 A JP 7989989A JP H02257912 A JPH02257912 A JP H02257912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
human body
seat back
seat
highly elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7989989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Inaba
泰久 稲葉
Maki Okada
真樹 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP7989989A priority Critical patent/JPH02257912A/ja
Priority to US07/492,443 priority patent/US5092654A/en
Priority to DE4008936A priority patent/DE4008936B4/de
Publication of JPH02257912A publication Critical patent/JPH02257912A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用シートのスプリングに関するものである
〔従来技術〕
縦横のいずれか一方向に伸縮性を有する織物を円周方向
に伸縮性を有する円筒状に形成して伸縮性を有する方向
が横方向となるようにフレームに取付けたシートが、例
えば実開昭61−60759号公報により、提案されて
いる。この種のシートでは体重の軽い人ではほとんど織
物がたわまないために平面状の織物面で背中や局部を支
えることになり、ホールド性が不足し、疲労の原因とな
るという問題があった。又クツション材の任意の部分に
対してバネ定数を自由に設定できないため・人体に最適
の支持力を作用することができず最適なバ皐惑が与えら
れない。
更に従来のシートのスプリングとしてはSバネ、フォー
ムドワイヤ等が使用されているが、このスプリングは乗
員に対して局部的な支持しかできず、疲労を与える原因
となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の従来の問題点を解消し、人体に対し、
良くフィツトする車両用シートのスプリングを提供する
ことを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を、シートバックフレームとシー
トクンジョンフレームの少なくとも一方に全面が人体と
フィツトする3次元曲面形状に張設される布状スプリン
グを有し、該布状スブリングがバネ定数の異なる適当す
る形状の複数の高弾性繊維部材を互いに連結して形成さ
れていることを特徴とする車両用シートのスプリングに
より解決した。
〔作用] 本発明により、シートバックフレームとシートクツシラ
ンフレームのいずれか一方又は両方に、人体にフィツト
する3次元曲面形状に張設された布状スプリングとして
スプリングが形成され、該布状スプリングはバネ定数の
異なる複数の高弾性繊維部材を夫々適当する形状で適当
する位置に配置して互いに一体形状に結合されて形成さ
れるので、3次元曲面によりスプリングのフィツト性が
改善され、しかもスプリングの各部に適切なバネ定数の
高弾性繊維部材を配置することにより、ホールド性の良
好なシートのスプリングが得られた。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図において、シートバックフレーム1にはシートバ
ックフレームlの上下左右端部に対応する部分に支持ワ
イヤlaが固定され、該支持ワイヤ1aに周縁部が固定
される状態で高弾性繊維部材2もしくは弾性布、例えば
ダイメトロールファプリツタ等がシートバックフレーム
1に第2図に示すように張設される。
布状スプリングを形成する高弾性繊維部材2は、第3図
に示すように、シートバックの上方部分2Cと下方部分
2dとが夫々バネ定常の異なる2枚の高弾性繊維部材を
縫製して一体に連続した構造とし、上方部分2cには下
方部分2dよりばね定数の小さい部材を選定する。これ
によりシートバックの上方がより軟らかい性能のスプリ
ングが得られる。
第5図及び第6図に示すように、高弾性繊維部材2の周
縁部に縫製されている多数の樹脂フック2bが支持ヤイ
ヤlaに引っ掛けられる。支持ワイヤlaの形状とも関
連して、高弾性繊維部材2は人間3の背中の面に沿うよ
うな3次元曲面形状に張設される。高弾性繊維部材は人
体3に最適な支持力を作用するように連続的に取付張力
が調整されている。
高弾性繊維部材2が張設されたシートバックフレームl
はウレタンバッド5とl装材6とにより覆われ、表装材
6の上下端は当該端部に縫製されたホグリング帯6aの
袋にさし込まれているワイヤ7と、シートバックフレー
ム1のクロスメンバーlb又はシートバックフレームl
の下端部に固定されたワイヤ1cがホブリング8で固着
されて表装材6はシートバックフレーム1に固定される
表装材6の両側端は、該側端部の袋にさし込まれている
ワイヤ9とシートバックフレーム1とがホグリング8に
より固着されることによりシートバックフレームlに固
定される。
表装材6の端部がシートバックフレーム1に固着される
前に表装材6は、高弾性繊維部材2に縫製されている吊
り袋2aと、前述と同様の方法で固着される。
表装材6は表皮とスラブウレタン−と裏基布等から構成
されている。
シートバック4aの上方程軟らかいスプリング性能を有
したシート4に人体3が着座すると、人体3の背中の面
に沿うように表装材6とウレタンパッド5と高弾性繊維
部材2とがたわみ、シートバック4aの表面と人体3の
背中がほぼ全面でフィツトし、最適な支持力とバネ感と
ホールド性が得られる。
高弾性繊維部材2は、変形例として、第7図に示すよう
に、互いにバネ定数の異なる種類の高弾性繊維部材より
なる上方部材2eと、中間部材2【と、下方部材2gを
縫製して一体に連結した構造とすることもできる。この
例では上方部材2e、中間部材2f、下方部材2gの順
にバネ定数を大きくする。高弾性繊維部材2のバネ定数
の変化がより連続的であるため、人体に最適な支持力と
バネ感を与える。
高弾性繊維部材2は、第8図に示すように、互いに異な
るバネ定数の弾性繊維部材により形成した中央部材2h
と、両側部材21とを互いに縫製して一体に連結した構
造とすることができる。中央部材2hより両側部材21
のバネ定数を大きくするとホールド性は第3図の例より
向上する。
高弾性繊維部材2は、更に第9図に示すように、第8図
の中央部材2hを、第7図のように、上方部材2eと中
間部材2fと下方部材2gのバネ定数の異なる3つの部
材により、すなわち夫々異なるバネ定数の高弾性繊維部
材により形成することもできる。
シートバック4aの3次元曲面形状は第6図の例に対し
、スポーツ仕様の場合は例えば第1O図に示すように、
ラグシュアリ−仕様の場合は第11図に示すように形成
することができる。第10図及び第11図において2は
スプリング即ち高弾性繊維部材、3は人体、10は表皮
を示す。又シートクツションも同様な構造であるため、
説明を省略する。
〔効果〕
本発明により、シートクツションとシートバックの一方
又は両方においては、高弾性繊維部材が3次元曲面形状
に張設されるため、人体を全体でサポートでき、高弾性
繊維部材と表皮の間の中間品であるウレタンパッドを薄
くでき、フェルト等のバネ受は材も必要なく、シートバ
ックの意匠の自由度が増大し、フィツト性の良好なシー
トのスプリングが得られた。
本発明により異なるバネ定数の高弾性繊維部材を適当な
形状で適当な位置に配置し、互いに結合して1つの高弾
性繊維部材を形成することにより人体に対して最適の支
持力を作用し、最適のバネ感が得られた。
同一のシートフレームに3次元曲線形状の異なるスプリ
ングを張設することにより、サイドサポートの強いスポ
ーツ仕様や、サイドサポートの弱いラグシュアリ−仕様
のように特徴の異なるシートが容易に製作できるように
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシートバックフレームの斜視図、
第2図はシートバックフレームに高弾性繊維部材を張設
した状態の斜視図、第3図は高弾性繊維部材の構造を示
すシートバックのスプリングの正面図、第4図は人間が
着座した状態の側面図、第5図は第4図のシートバック
の中心断面図、第6図は第4図のVl−Vl断面図、第
7図〜第9図は高弾性繊維部材の構造の変形例を示すス
プリングの正面図、第10図及び第11図は第6図に対
応する曲面の異なるシートバックの形状をもつ変形例を
示す断面図である。 ■・・・シートバンクフレーム la・・・支持ワイヤ 1b・・・クロスメンバー 1c・・・ワイヤー 2・・・高弾性繊維部材 2a・・・吊り袋 2b・・・樹脂フック 2c・・・上方部材 2d・・・下方部材 2e・・・上方部材 2r・・・中間部材 2g・・・下方部材 2h・・・中央部材 21・・・両側部材 3・・・人体 4・・・シート 5・・・ウレタンバッド 6・・・表装材 7・・・ワイヤー 8・・・ホグリング 9・・・ワイヤー 10・・・表皮 代理人 弁理士 桑 原 英 明 第4図 第3 図 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シートバックフレームとシートクッションフレームの少
    なくとも一方に全面が人体とフィットする3次元曲面形
    状に張設される布状スプリングを有し、該布状スプリン
    グがバネ定数の異なる適当する形状の複数の高弾性繊維
    部材を互いに連結して形成されていることを特徴とする
    車両用シートのスプリング。
JP7989989A 1989-03-30 1989-03-30 車両用シートのスプリング Pending JPH02257912A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7989989A JPH02257912A (ja) 1989-03-30 1989-03-30 車両用シートのスプリング
US07/492,443 US5092654A (en) 1989-03-30 1990-03-13 Seatback spring device
DE4008936A DE4008936B4 (de) 1989-03-30 1990-03-20 Sitzlehnen-Federungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7989989A JPH02257912A (ja) 1989-03-30 1989-03-30 車両用シートのスプリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02257912A true JPH02257912A (ja) 1990-10-18

Family

ID=13703127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7989989A Pending JPH02257912A (ja) 1989-03-30 1989-03-30 車両用シートのスプリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02257912A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8506016B2 (en) 2010-06-08 2013-08-13 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seat

Cited By (1)

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