JP5464788B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、位置検出手段を備えたモータ駆動装置に関する。
ステッピングモータは、小型、高トルク、高寿命といった特徴を有し、開ループ制御で容易にデジタル的な位置決め動作が実現できる。このため、カメラや光ディスク装置などの情報家電、プリンタやプロジェクタ等の事務機器などに広く用いられている。
しかし、高速回転時やモータへの負荷が多いときや高速回転を行うときに、モータが脱調してしまうという問題や、ブラシレスモータやDCモータに比べて駆動効率が低いという問題があった。
この問題を解決するために、ステッピングモータにエンコーダを取り付け、ロータの位置に合わせて通電を切り替える、いわゆるブラシレスDCモータの動作を行わせることで脱調を防ぐ技術が従来から知られている。
特許文献1及び2にそのようなモータが公開されている。モータに内蔵された非接触式センサにより得られる信号を速度に応じて進相させ、その信号によりコイルに流す電流を切り替えることにより、電流の立ち上がり遅れをカバーし、高速運転を可能にしている。
上記特許文献に開示されているモータでは、2つの磁気センサを精度よく取り付ける必要がある。このことについて説明する。
図11はコイルへ一定電流を流したときの、ロータに働くトルクを示している。2つのコイルそれぞれに正方向、逆方向の電流を流すことができるので、図11に示すように4種類のトルク分布ができる。これらはほぼ正弦波状で同じ形状の波形であり、電気角で90°の位相差を持っている。
尚、ここで電気角とはこの正弦波の1周期を360°として表したものであり、ロータの極数をnとすると、電気角の1°は(2×実際の角度/n)に当たる。
モータを回転させるときには、コイルへの通電を順次切り替えていくことで図11のT1のようなトルク波形とし、常に高いトルクを得ている。このとき、コイルへの通電を切り替えるタイミングは、磁気センサからの信号によって決めている。2つの磁気センサの間隔を電気角で90°になるように配置することで、最も効率のよいタイミングで通電を切り替えることができる。
しかし、磁気センサの取り付け位置に誤差があると、図11のT2のようにトルク波形が崩れ、モータの効率が低下してしまう。
このため、モータを組み立てる際に磁気センサ取り付け位置の調整工程が必要になり、コストアップや品質の低下の要因となっていた。
特許文献3ではこの問題を以下のように解決している。
2つの感磁極が1チップ内に設けられ、該チップには開口部が設けられた磁気センサを用いている。また、各感磁極中心とロータ回転軸の中心のなす角が、マグネットの隣り合う磁気中心とロータ回転軸の中心のなす角の1/2である。
このようにすることで、2つの感磁極の間隔を部品レベルで決めることができ、コイルへの通電方向の切り替えタイミングを最適化させてモータのトルクダウンを避けることができる。
また、2つの感磁極から出力される信号は、90°の位相差を持つように作られているので、この信号の正負によってコイルへの通電タイミングを切り替えていくことにより、高効率のモータとすることができる。
また、磁気センサに設けられた開口部によって磁気センサの位置決めを行うことにより、磁気センサの取り付け位置を高精度にすることを可能にしている。
特公平06−067259号公報 特開2002−359997号公報 特許第3621696号号公報
しかしながら、上記特許文献3に開示されている手段では、磁気センサの取り付け自由度が下がるという問題があった。このことについて説明する。
上述のようにモータの効率を上げるためには、第1のコイルへ流す電流と、第2のコイルへ流す電流の位相差が電気角で90°である必要がある。このため、上記特許文献3では、各感磁極中心とロータの回転中心を結ぶ直線のなす角が、マグネットの隣り合う磁極中心とロータの回転中心を結ぶ直線のなす角の1/2であることを必要としていた。
即ち、モータの極数、センサを配置する径方向の位置が決まると、2つのセンサ間の距離が決定される。従って、モータの極数やマグネットの大きさによって、それぞれ専用のセンサを用意せねばならず、センサの低コスト化を阻害していた。
本発明の目的は、ロータの回転中心と2つの感磁極のなす角度を自由に選ぶことのできるモータ駆動装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るモータ駆動装置は、周方向に多極着磁されたマグネットを備えた回転可能なロータと、第1のコイルと、前記第1のコイルによって励磁される磁極歯が等間隔に複数形成される第1のヨークと、第2のコイルと、前記第2のコイルによって励磁される磁極歯が等間隔に複数形成される第2のヨークと、前記マグネットの回転に伴う磁界変化を感知して第1のセンサ信号を出力する第1の感磁極および前記マグネットの回転に伴う磁界変化を感知して第2のセンサ信号を出力する第2の感磁極とを有する磁極検出手段と、第1の演算式を用いて第1の補正信号を演算し、第2の演算式を用いて第2の補正信号を演算する補正手段と、前記第1の補正信号に応じて前記第1のコイルへの通電方向を切り替え、前記第2の補正信号に応じて前記第2のコイルへの通電方向を切り替える制御手段とを備え、前記第1のヨークおよび前記第2のヨークは、前記第1のヨークに形成される磁極歯の周方向の中心と前記第2のヨークに形成される磁極歯の周方向の中心とが互いにずれるように前記ロータの磁極面に対向して配置され、前記第1の感磁極および前記第2の感磁極のそれぞれと前記ロータの回転中心とを結ぶ直線で形成される角度が、前記マグネットの隣り合う磁極の中心のそれぞれと前記ロータの回転中心とを結ぶ直線で形成される角度の半分に対して角度αずれているときに、前記補正手段は、係数Aおよび係数Bを用いて、前記第1の演算式を、“第1の補正信号=第1のセンサ信号×cos(A)+第2のセンサ信号×sin(A)”と定義し、前記第2の演算式を、“第2の補正信号=第2のセンサ信号×cos(B)−第1のセンサ信号×sin(B)”と定義し、前記角度αと前記係数Aとの関係を、tを媒介変数として、“A=−t−[(αcos2t)/〔4cos(α/2)〕]”を用いて決定し、前記角度αと前記係数Bとの関係を、sを媒介変数として、“B=−s+[(αcos2s)/〔4cos(α/2)〕]”を用いて決定することを特徴とする。
モータ駆動装置の制御手段は、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号から得られる第1の補正信号に応じて第1のコイルへの通電方向を切り替える。また、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号から得られる第2の補正信号に応じて第2のコイルへの通電方向を切り替える。
この構成により、ロータの回転中心と2つの感磁極のなす角度を自由に選ぶことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータの外観斜視図である。
尚、説明のため、一部の部品を破断して示している。
図1において、ステッピングモータ1は、マグネット2を有するロータ3、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、磁気センサ(磁極検出手段)6、モータカバー7を備える。
このうち、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、磁気センサ6、モータカバー7でステータを構成している。
マグネット2は、外周がn極に多極着磁された円筒形状の永久磁石である。角度位置に対し、径方向の磁力の強さが正弦波状に変化する着磁パタ−ンを有する。尚、本実施の形態ではn=8極に着磁されている。
ロータ3は、ステータに対して回転可能に支持され、マグネット2と一体に固定されている。
第1のコイル4aは、導線を多数回巻き付けたものであり、ロータ回転中心を中心軸として、ボビンに巻回されている。
第2のコイル4bは、導線を多数回巻き付けたものであり、ロータ回転中心を中心軸として、ボビンに巻回されている。
第1のヨーク5aは、第1のコイル4aに励磁される磁極歯を複数有している。励磁される極を切り替えることで、ロータ3に与えるトルクを変化させることができる。
第2のヨーク5bは、第2のコイル4bに励磁される磁極歯を複数有している。励磁される極を切り替えることで、ロータ3に与えるトルクを変化させることができる。
磁気センサ6は、ホール素子など、マグネット2の磁束を検出する非接触式の磁気検出手段である。1つのセンサの中に第1及び第2の感磁極6a及び6bを備えており、それぞれの感磁極間の距離はdである(図2参照)。第1及び第2の感磁極6a及び6bは、マグネット2の回転に伴う磁界変化を感知する。
磁気センサ6は、2つの出力端子を持ち、それぞれの感磁極を貫く磁束密度に比例した電圧を出力する。感磁極を通る磁束密度がN極ならば正の電圧、S極であれば負の電圧を出力する。
磁気センサ6の角度方向の位置は、第1の感磁極6aが、第1のヨーク5aの隣り合う2本の磁極歯の中間にくるように配置する。そして第2の感磁極6bからの信号を後述する方法によって補正することによって、図11のT1のようにモータのトルクが最も高くなるようなタイミングで電流を切り替えられるようにする。
尚、磁気センサ6の外周方向に、軟磁性のバックヨークを付けると、磁気センサ6を通る磁束密度を高め、センサの出力を高めることができ、好適である。
モータカバー7は、非磁性材料からなる円筒形状の部材である。第1のヨーク5aと第2のヨーク5bを同軸上に、かつ所定の位相差を持たせて固定する。また、磁気センサ6を、それぞれのヨークに対して所定の角度を持たせて固定する。尚、図1では説明のためにモータカバー7の一部を破断して示している。
次に、本発明で提案するモータにおける、磁気センサ感磁極の回転方向の位置関係について述べる。
図2は、図1のステッピングモータを、ロータ中心軸と垂直であり磁気センサの感磁極を通る平面で破断した断面図である。
尚、図の簡素化のためにマグネット2、ロータ3、磁気センサ6のみの位置関係を示している。
磁気センサ6の感磁極は、信号の出力を高め、ノイズの影響を低減するために、なるべくマグネット2に近づけたほうが望ましい。本実施の形態では、磁気センサ6がマグネット2に接触しない程度の余裕を見込み、マグネット表面から0.5mm程度の間隔(gとする)をおいて磁気センサ6を配置している。
また、磁気センサ6の感磁極6a、6bの間隔dを大きくすると、センサのサイズが大きくなってしまい、モータの小型化を阻害する。これを避け、感磁極の間隔dは適度な値のものを選択する。
このように構成したモータにおいては、磁気センサ6の2つの感磁極6a、6bとロータ回転軸のなす角度は、マグネット2の隣あう磁極中心とロータの回転中心のなす角度の半分になるとは限らない。
即ち、2つの感磁極6a、6bから出力される信号の位相差は、電気角で90度になるとは限らず、図に示すα‘°(電気角でα°=n/2×α’°)の配置誤差が生じる。従ってこの信号をもとにしてコイルへの通電を切り替えると、モータのトルクが低下してしまう。
しかし本発明では、後述の手段によって、電気角で90度の位相差を持つ信号を作り出し、モータのトルクが低下することを避けている。
図3は、図1のステッピングモータの駆動回路図である。
上述の構成によるモータの駆動には、図3に示すような駆動回路10を用いる。駆動回路10は、ブリッジ回路11、コントローラ(制御手段)12、角度補正部13で構成されている。
ブリッジ回路11は、入力された信号に対応して、第1のコイル4a及び第2のコイル4bへ所定の方向の電流を流す。
コントローラ12は、外部から入力された回転方向信号と駆動パルス信号に応じて、電流ドライバへ流す電流を決定する。第1のコイル4aへ流す電流は、第1の補正信号の符号が切り替わるタイミングで切り替え、第2のコイル4bへ流す電流は、第2の補正信号の符号が切り替わるタイミングで切り替える。
また、コントローラ12は、第1の磁極検出信号(第1のセンサ信号)及び第2の磁極検出信号(第2のセンサ信号)をカウントし、所定のパルスに達したら通電を切る。
尚、本発明は、センサ信号の位相補正に関するものであり、コントローラ12の具体的な動作方法については限定をしない。モータの利用方法や制御方法に応じて、所定の速度や位置に達した後にコイルへ流す電流を変更する、あるいはマイクロステップ駆動などの開ループ制御に切り替える等、公知の技術が利用可能である。
角度補正部13は、第1のセンサ(第1の感磁極6a)及び第2のセンサ(第2の感磁極6b)から得られるセンサ信号と、指示された回転方向信号から、第1及び第2の補正信号を合成する回路である。
前述のように、第1のセンサ信号と第2のセンサ信号の位相差は、電気角で90°とはならず、α°の配置誤差を持っている。この信号を直接コイルの通電切り替えのタイミングに使用しては、モータのトルクが低下してしまう。
角度補正部13は、このα°の誤差を補正し、第1の補正信号及び第1の補正信号に対して90°の位相差を持つ第2の補正信号を作り出すものである。
第1及び第2の補正信号は、コントローラ12を経由して電流ドライバへ入力され、コイルの通電を切り替えるタイミングを指示する信号として利用する。
次に角度補正部13について説明する。
前述のように、マグネット2の径方向の磁力の強さは、電気角に対しておおよそ正弦波状になるように着磁している。そのため、第1の感磁極6aから得られる信号は、電気角をθとすると sinθ となる。
また第2の感磁極6bは、前述のように第1の感磁極6aとは電気角で(90−α)°の位相差をもって配置されている。このため、第2の感磁極6bから得られる信号は、 cos(θ−α)となる。
ここで、係数A、Bを考える。第1の補正信号を、
第1のセンサ信号×cos(A)+第2のセンサ信号×sin(A)
と定義し、第2の補正信号を、
第2のセンサ信号×cos(B)−第1のセンサ信号×sin(B)
と定義する。
第1及び第2のセンサ信号は同じ周期であるため、それぞれにある係数を掛けて足し合わせて得られる信号も、もとの信号と同じ周期であり、位相差と振幅のみが変わる。従って、第1のセンサ信号及び第2のセンサ信号の2つを用いることにより
sin(θ)cos(A)+cos(θ−α)sin(A)=Y1 sin(θ)
式(1)
cos(θ−α)cos(B)−sin(θ)sin(B)=Y2 cos(θ)
式(2)
のように、配置誤差αを補正して90°の位相差を持った信号を作り出す係数A、Bが存在する。係数A、Bは、配置誤差αによって決定される。この場合はA=0であることは明らかだが、A、Bの具体的な値については後述する。尚、ここでY1、Y2は、それぞれの補正信号の振幅である。
上述のような方法で信号を補正することによって、脱調しないモータの通電切り替え信号を作り出すことができる。更に、特許文献1及び2と同様、磁気センサ6が出力する信号に対してx°の進角を与えた信号を作り、その信号に応じてコイルへの通電を切り替えることにより、モータの効率を高めることができる。
その理由を説明する。コイルに流れる電流は立ち上がりが遅れる性質を持っている。モータが高速化していくと、コイルへの通電を切り替える間隔が短くなるため、電流が十分に上がらないうちに次の通電に切り替えることになる。
この影響を低減するために、進角を与えて通電を早めに切り替えることで十分な電流を流し、高速時にもトルクが出るようにする。
これを実現するために、第1及び第2の補正信号として
sin(θ)cos(A) + cos(θ−α)sin(A)=Y1sin(θ+x)
式(3)
cos(θ−α)cos(B)− sinθsin(B)=Y2cos(θ+x)
式(4)
となるような信号を作り出せるような補正値A、Bを得られればよい。補正値A、Bは配置誤差α及び進角xによって決定される。
図4は、図3における角度補正部の回路図である。
図4において、可変抵抗R1、R2、R3、R4の値を、R/R1=cos(A)、R/R2=sin(A)、R/R3=cos(B)、R/R4=cos(B)、とすることで、式(3)及び式(4)を実現できる。
R、R1、R2、R3、R4は正の値しかとれないが、図4のように、sinθ及びcos(θ−α)の反転信号を準備し、係数の正負に応じて反転信号を選択することによって、A及びBの値が負の場合でも式(3)、(4)を実現できる。
尚、上記のsin(A)、cos(A)、sin(B)、cos(B)の各値は、それぞれの係数同士の関係を表すのみで、その振幅に関しては限定をしない。例えば、A=30°、B=35°のとき、各係数がsin(30°)、cos(30°)、sin(35°)、cos(35°)であっても、その値をすべて2倍したものであっても構わない。補正された信号は、コンパレータで2値化し、その信号の切り替えに応じて、コイルの通電方向を切り替える。
上述のように、通常の位置よりも進相させることでモータの効率が向上するのは、コイルへ流れる電流の時間的な応答遅れの影響を低減するためである。
従って、ロータ3を逆回転させたときに、正回転させたときと同様の効果を得るには、ロータ3を正回転させたときと反対向きの進角信号を作る。この信号に応じてコイルへの通電を切り替えることにより、コイルへ流す電流の応答遅れを低減することができる。
即ち、ロータ3を逆回転させたときには、式(5)及び式(6)を満たすような補正信号を作り出せばよい。
sin(θ)cos(A) + cos(θ−α)sin(A)=Y1sin(θ−x)
式(5)
cos(θ−α)cos(B)− sinθsin(B)=Y2cos(θ−x)
式(6)
ここで、補正係数A、Bについて述べる。
補正係数A、Bは、配置誤差αと進角xから決まる値である。式()及び式()を満たすようなA、Bと配置誤差α、進角xとの関係を調べていくと、図5のようになることがわかった。尚、図5では配置誤差αが0°の場合、20°の場合、45°の場合の3つについて示した。
この関係を、媒介変数t及びsを用いて式に表すと、式(7)及び式(8)のようになる。t及びsの値を順次変えていき、そのときのxの値を横軸に、AまたはBの値を縦軸に取ることで、図5の関係が得られる。この式を用いることで、任意の配置誤差α、進角xに対しての補正係数A、Bが決定される。
Figure 0005464788
Figure 0005464788
このようにして得られる補正係数A、Bを用い、式(4)及び式(5)を用いて第1及び第2の補正信号を作り出す。これにより、第1のセンサ信号と第2のセンサ信号の位相差が90°ではない場合も、第1のセンサ信号からx°進角させた第1の補正信号と、第1の補正信号と90°の位相差を持った第2の補正信号を作り出すことができる。
例として、配置誤差α=20°、進角x=30°の場合の信号を図6に示す。まず、配置誤差α=20°、進角x=30°の場合の補正係数A及びBを図5から読み取ると、A=−27.0、B=−11.4であることが分かる。
この補正係数を式(4)、式(5)に用いることで、第1のセンサ信号より30°進んだ第1の補正信号と、第1の補正信号と90°の位相差を持つ第2の補正信号が得られる。
また、このモータを逆回転させるときには、進角x=−30°の場合の補正係数を読み取って、同様の手順を取ればよい。図6から、このときの補正係数としてA=−37.8、B=41.5が得られ、その結果図7に示すような補正信号が得られる。
尚、第2の感磁極6bの配置誤差αは、90°を除く任意の値で補正できる。しかしαが90°に近づいていくと、補正した信号の振幅が小さくなり、S/N比が悪化する。このため、ノイズの影響に敏感になっていき、異常動作が起こりやすくなる。本発明により任意の配置誤差αが補正できるとはいえ、αはなるべく小さな値であることが望ましい。
例として、配置誤差α=70°、進角x=20°の場合の信号を図8に示す。補正した信号の振幅が、センサからの信号の50%以下となり、S/N比が悪化していることが分かる。
本実施の形態のモータ駆動装置は、コイルへの通電方向を磁極検出手段としての磁気センサ6の発生する信号に同期させて切り替えることによりロータ3を回転させるステッピングモータ1を駆動する。
本実施の形態では、2つの信号の位相差を、電気回路によって常に90度になるように補正している。このため、磁気センサ6の2つの感磁極6a、6bとロータの回転中心のなす角が、マグネット2の隣り合う磁極とロータ3の回転中心のなす角の半分とならなくてもよい。
即ち、2つの感磁極6a、6bの間隔を自由に選択することができる。このため、マグネット2の極数やマグネット2の直径、マグネット2と磁気センサ6の間隔が異なっていても、同じ磁気センサを用いることができる。磁気センサ6を汎用化することによって、コストを下げることができる。
また、本実施の形態では、感磁極6a、6bからロータ3の回転中心までの距離が、2つの感磁極6a、6bの間隔から定まる制約がなくなる。このため、2つの感磁極6a、6bの間隔をある値にしても、磁気センサ6を磁力の強い場所に配置することができ、ノイズの影響を受けにくくすることができる。
また、本実施の形態では、ロータ3の回転角度を検出するための手段として、ロータマグネットの磁束密度の変化を検出する手段を取っている。従って、位置検出するためにパルス板やエンコーダ用マグネットなどの専用の部品が不要であり、ロータ3のイナーシャ増大や部品点数の増加、組立工数の増加などの弊害を招くことがない。
また、本実施の形態では、進角を与えられる。進角を与えることにより、ロータ3の回転数が増加した場合においても、コイルに流れる電流の立ち上がり遅れをカバーすることができ、モータの効率を上げることができる。
配置誤差αを補正し、進角xを与えるには、本実施の形態のように、アナログ的な回路によって実現する以外に、デジタル的な回路で実現することが考えられる。しかし、デジタル的な処理で実現すると、演算に時間がかかる、回路の負荷が大きくなるという問題がある。モータの回転中に常に演算処理を行わなければならず、特にモータが高速回転していくと演算処理がおいつかなることが考えられる。これに対し、本実施の形態のように簡単なアナログ回路で処理した場合、簡単な処理で補正信号を作っているので、モータが高速化しても無理なく補正信号を作り続けることができる。
本実施の形態では、磁気センサ6としてホール素子を用いているが、一般にホール素子は温度によって出力が変化する。しかし、本実施の形態では、この影響を補償することができる。
第1及び第2の感磁極6a、6bは、非常に近い位置に配置される。このため、コイルへの通電などによりモータの温度が上昇したときも、2つの感磁極6a、6bはほぼ同じ温度であり、同じ割合で出力が変化する。
式(3)及び式(4)を見て分かるように、第1及び第2の感磁極6a、6bの出力が同じ割合で変化した場合は、補正信号は振幅が同じ割合で変化し、周期や位相差は変化しない。
本実施の形態では、補正信号の符号が入れ替わる時点(ゼロクロス点)でコイルへ流す電流を切り替えており、補正信号の振幅は見ていない。このため温度変化などによって磁気センサの出力が変化しても、第1及び第2の感磁極6a、6bの出力が同じ割合で変化する限り、通電の切り替えタイミングには影響が無い。
磁気センサ6は、本実施の形態のように、1つのセンサ内に2つの感磁極を備えたものが望ましい。即ち、第1及び第2の感磁極6a、6bは、1チップ内に設けられているのが望ましい。これにより、2つのセンサ(2つの感磁極)における特性のばらつきを抑えることができる。
また、感磁極間の間隔を部品の寸法として決めることができるため、組立誤差の影響を受けにくい、品質の安定したモータとすることができる。更に、1つのセンサの中に1つの感磁極を備えたものを2つ使う場合に比べて、部品点数の削減や配線の削減につながり、モータ全体の小型化を達成することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図9及び図10を用いて説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータの外観斜視図である。また、図10は、図9のステッピングモータを、ロータ中心軸と垂直で磁気センサを通る平面で破断した断面図である。尚、第1の実施の形態と同じ部品に関しては第1の実施の形態と同じ番号を付し、説明は省略する。
本実施の形態では、1つのセンサの中に2つの感磁極を備えた磁気センサ6の代わりに、1つのセンサの中に1つの感磁極を備えた、第1の磁気センサ16a及びに第2の磁気センサ16bを用いる。これにより、磁気センサの選択肢を増やすことができる。また、それぞれの磁気センサを独立して位置決めすることができるので、取り付ける場所の自由度が高くなる。
このため、第2の磁気センサ16bを、第1の磁気センサ16aに対して、電気角で90°の位置に配置することが可能である。磁気センサ同士の干渉などで90°の位相差を持たせた場所に配置できないときは、電気角でN×180+90°(但しNは任意の整数)の位相差を持たせた場所に配置する。
しかしこのとき、モータを組み立てる際に生じるセンサの取り付け誤差が、モータの性能に影響を与えることがある。センサの取り付け位置がΔmmずれた場合、回転中心から磁気センサまでの距離をRとすると、取り付け位置角度のずれα‘は
α‘≒tanα’=Δ/R
となるので、電気角で表すと、配置誤差αは
α=n/2×α‘=nΔ/2R
となる。配置誤差αは、モータを小径化し、多極化するほど大きくなる。例えば、極数が20極のモータにおいて、回転中心から3mmの位置に磁気センサを付けた場合、センサ取り付け位置が0.1mmずれると配置誤差は0.33[Rad]=19°ずれることになり、モータの効率を低減する原因となる。
モータ組立後にこのずれを検出し、駆動回路にその値を記憶し、第1の実施の形態と同様の方法で補正することにより、モータの効率を高めることができる。
また、モータの小型を進めていくと、磁気センサ同士の干渉やヨークと磁気センサの干渉のため、2つの磁気センサ16a、16bを電気角で90°の位相差で配置できなくなることがある。このような場合に、本発明で提案する補正方法を用いて、磁気センサの配置できる自由度を上げることで、モータの小型化を達成することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータの外観斜視図である。 図1のステッピングモータを、ロータ中心軸と垂直であり磁気センサの感磁極を通る平面で破断した断面図である。 図1のステッピングモータの駆動回路図である。 図3における角度補正部の回路図である。 図1のステッピングモータに関する特性図である(その1)。 図1のステッピングモータに関する特性図である(その2)。 図1のステッピングモータに関する特性図である(その3)。 図1のステッピングモータに関する特性図である(その4)。 本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータの外観斜視図である。 図9のステッピングモータを、ロータ中心軸と垂直で磁気センサを通る平面で破断した断面図である。 従来例に係るステッピングモータに関する特性図である。
符号の説明
1 ステッピングモータ
2 マグネット
3 ロータ
4a 第1のコイル
4b 第2のコイル
5a 第1のヨーク
5b 第2のヨーク
6 磁気センサ(磁極検出手段)
6a 第1の感磁極
6b 第2の感磁極
7 モータカバー
10駆動回路
11 ブリッジ回路
12 コントローラ(制御手段)
13 角度補正部

Claims (4)

  1. 周方向に多極着磁されたマグネットを備えた回転可能なロータと、
    第1のコイルと、
    前記第1のコイルによって励磁される磁極歯が等間隔に複数形成される第1のヨークと、
    第2のコイルと、
    前記第2のコイルによって励磁される磁極歯が等間隔に複数形成される第2のヨークと、
    前記マグネットの回転に伴う磁界変化を感知して第1のセンサ信号を出力する第1の感磁極および前記マグネットの回転に伴う磁界変化を感知して第2のセンサ信号を出力する第2の感磁極とを有する磁極検出手段と、
    第1の演算式を用いて第1の補正信号を演算し、第2の演算式を用いて第2の補正信号を演算する補正手段と、
    前記第1の補正信号に応じて前記第1のコイルへの通電方向を切り替え、前記第2の補正信号に応じて前記第2のコイルへの通電方向を切り替える制御手段とを備え、
    前記第1のヨークおよび前記第2のヨークは、前記第1のヨークに形成される磁極歯の周方向の中心と前記第2のヨークに形成される磁極歯の周方向の中心とが互いにずれるように前記ロータの磁極面に対向して配置され、
    前記第1の感磁極および前記第2の感磁極のそれぞれと前記ロータの回転中心とを結ぶ直線で形成される角度が、前記マグネットの隣り合う磁極の中心のそれぞれと前記ロータの回転中心とを結ぶ直線で形成される角度の半分に対して角度αずれているときに、
    前記補正手段は、係数Aおよび係数Bを用いて、
    前記第1の演算式を、
    第1の補正信号=第1のセンサ信号×cos(A)+第2のセンサ信号×sin(A)と定義し、
    前記第2の演算式を、
    第2の補正信号=第2のセンサ信号×cos(B)−第1のセンサ信号×sin(B)と定義し、
    前記角度αと前記係数Aとの関係を、tを媒介変数として、
    A=−t−[(αcos2t)/〔4cos(α/2)〕]
    を用いて決定し、
    前記角度αと前記係数Bとの関係を、sを媒介変数として、
    B=−s+[(αcos2s)/〔4cos(α/2)〕]
    を用いて決定することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 周方向に多極着磁されたマグネットを備えた回転可能なロータと、
    第1のコイルと、
    前記第1のコイルによって励磁される磁極歯が等間隔に複数形成される第1のヨークと、
    第2のコイルと、
    前記第2のコイルによって励磁される磁極歯が等間隔に複数形成される第2のヨークと、
    前記マグネットの回転に伴う磁界変化を感知して第1のセンサ信号を出力する第1の感磁極および前記マグネットの回転に伴う磁界変化を感知して第2のセンサ信号を出力する第2の感磁極とを有する磁極検出手段と、
    第1の演算式を用いて第1の補正信号を演算し、第2の演算式を用いて第2の補正信号を演算する補正手段と、
    前記第1の補正信号に応じて前記第1のコイルへの通電方向を切り替え、前記第2の補正信号に応じて前記第2のコイルへの通電方向を切り替える制御手段とを備え、
    前記第1のヨークおよび前記第2のヨークは、前記第1のヨークに形成される磁極歯の周方向の中心と前記第2のヨークに形成される磁極歯の周方向の中心とが互いにずれるように前記ロータの磁極面に対向して配置され、
    前記第1の感磁極および前記第2の感磁極のそれぞれと前記ロータの回転中心とを結ぶ直線で形成される角度が、前記マグネットの隣り合う磁極の中心のそれぞれと前記ロータの回転中心とを結ぶ直線で形成される角度の半分に対して角度αずれているときに、
    前記磁極検出手段は、前記マグネットが電気角でθ°回転する際に、前記第1の感磁極が前記第1のセンサ信号としてsinθを出力するとともに、前記第2の感磁極が前記第2のセンサ信号としてcos(θ−α)を出力するものであって、
    前記補正手段は、係数Aおよび係数B、進角x、第1の補正信号の振幅Y1、第2の補正信号の振幅Y2を用いて、
    前記第1の演算式を、
    第1の補正信号=sinθcos(A)+cos(θ−α)sin(A)=Y1sin(θ+x) と定義し、
    前記第2の演算式を、
    第2の補正信号=cos(θ−α)cos(B)−sinθsin(B)=Y2cos(θ+x) と定義し、
    前記角度αと前記進角xとの関係および前記角度αと前記係数Aとの関係を、tを媒介変数として、
    x=t−[(αcos2t)/〔4cos(α/2)〕]+(α/2)、
    A=−t−[(αcos2t)/〔4cos(α/2)〕]
    を用いて決定し、
    前記角度αと前記進角xとの関係および前記角度αと前記係数Bとの関係を、sを媒介変数として、
    x=s+[(αcos2s)/〔4cos(α/2)〕]+(α/2)、
    B=−s+[(αcos2s)/〔4cos(α/2)〕]
    を用いて決定することを特徴とするモータ駆動装置。
  3. 前記進角xは、前記ロータの回転数によって変化することを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記第1の感磁極および前記第2の感磁極は、1チップ内に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
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