JP2015192538A - ステッピングモータ駆動装置、像担持体回転駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents
ステッピングモータ駆動装置、像担持体回転駆動装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】回転停止時においてステッピングモータに負荷トルクが生じている場合であっても、高い精度で磁極の位置を把握することができるステッピングモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】ステッピングモータ駆動装置は、ステッピングモータ11、ステッピングモータ11を駆動するモータドライバ130、ステッピングモータ11の回転子の回転角を検出するエンコーダ12を有する。ステッピングモータ駆動装置のCPU100は、モータドライバ130を制御する信号を出力するとともに、エンコーダ12により検出される回転角から磁極位置を算出する。CPU100は、ステッピングモータ11がCW方向に回転した後ホールドされた状態でエンコーダ12が検出した第一検出値と、CCW方向に回転した後ホールドされた状態でエンコーダ12が検出した第二検出値とに基づき前記磁極位置を算出する。
【選択図】図3
【解決手段】ステッピングモータ駆動装置は、ステッピングモータ11、ステッピングモータ11を駆動するモータドライバ130、ステッピングモータ11の回転子の回転角を検出するエンコーダ12を有する。ステッピングモータ駆動装置のCPU100は、モータドライバ130を制御する信号を出力するとともに、エンコーダ12により検出される回転角から磁極位置を算出する。CPU100は、ステッピングモータ11がCW方向に回転した後ホールドされた状態でエンコーダ12が検出した第一検出値と、CCW方向に回転した後ホールドされた状態でエンコーダ12が検出した第二検出値とに基づき前記磁極位置を算出する。
【選択図】図3
Description
本発明は、速度および位置を制御するためのステッピングモータの駆動装置に関する。
ステッピングモータは、回転速度または回転位置のフィードバック制御を必要とせず、モータの巻線に流す電流を順次切り替える。このようにして、あらかじめモータ構造で決められた機械角1.8[°]、7.5[°]など定まった角度ずつ回転することが可能に構成されたモータである。そのため、回転角が所定の精度で保証されるという点に特徴がある。実際の電流の切り替えは、汎用のステッピングモータドライバICを用いて行われる。ステッピングモータドライバICによる制御は、進めたい(回転させたい)回転角度分の数のパルス電圧を所定の周波数で入力することにより回転速度と回転角を制御する。このように制御することが可能なステッピングモータは、容易かつ確実な動作(回転)が行える点にメリットがある。
一方、ステッピングモータのデメリットとして、例えば脱調、及び、ステップ動作に起因する問題がある。ステッピングモータの脱調とは、ステッピングモータの出力トルクに対して負荷トルクが上回ると回転を停止してしまい、これにより継続回転できなくなってしまうという現象である。このような脱調現象は、製品において発生させてはならない現象である。したがって、ステッピングモータの巻線に流す電流値は、考え得る負荷トルクに対して出力トルクが必ず上回るように、最大負荷トルクに対しさらにマージンを加えた出力トルクとなるように決定する。しかしながら、このようにして決定された電流値では、ステッピングモータの稼働時間の多くを占める負荷トルクが小さい状態においても余分な電流を流すことになる。その結果、電力の損失が大きくなり、省電力化の観点において、DCモータを使用した場合と比較した際のデメリットになっている。
また、ステッピングモータの動作原理上、その回転はステップ動作になる。そのため、振動、騒音、あるいはトルクリプル、速度ムラなどが大きくなってしまうという問題がある。この問題に対して、従来のステッピングモータでは、巻線に流す電流波形を矩形波(いわゆる二相励磁駆動)から、マイクロステップ駆動により正弦波に近づける改善が行われてきた。マイクロステップ駆動にすることで、トルクリプル、速度ムラ、振動の低減を図ることは可能になる。しかしながら、ステッピングモータがオープンループ制御であることには変わりなく、ステップ角内における位置、速度を制御できるようになるものではない。つまり、マイクロステップ駆動の採用は、電力損失の低減に直接寄与するものではない。
そこで、ステッピングモータのメリットを生かし、デメリットを低減する方法として、ステッピングモータの回転速度および位置を検出するセンサ(例えば、エンコーダなど)を用いて、フィードバック制御を行う手法が提案されている。
ステッピングモータのフィードバック制御方式には大きく二種類ある。一方は、界磁磁束とモータ電流の位相関係を一定に保ちながら、負荷トルクに対抗し得るトルクを発生するようにモータ電流を制御する方式である。この方式は、ブラシレスモータと同一方式のため、例えばブラシレス駆動方式と呼ばれる。他方は、モータ電流の大きさを一定に保ちながら、界磁磁束とモータ電流の位相角を制御する方式である。この方式は、例えば進角制御方式と呼ばれる。ここで、モータ電流とは、ステッピングモータの各巻線の電流を合成した電流ベクトルを示している。いずれのフィードバック方式であっても、界磁磁束と電流の位相関係を把握する必要があるため、磁極の位置を検出する必要が生じる。
ステッピングモータの回転軸に取り付けられたエンコーダは、回転位置検出センサとして機能する。エンコーダは、ある基準位置(初期位置)に対しての回転角を検出する。しかし、エンコーダにおいて設定された基準位置と、ステッピングモータ回転子の磁極位置との位置関係に相関性はなく、その結果、磁極の位置を検出することはできない。そのため、エンコーダの基準位置と磁極位置とを関連づけする必要がある。
従来、磁極の位置を把握するという観点では、ステッピングモータの停止時に一定電流をモータ巻線に流し、その時の回転子がホールドされた停止位置において磁極位置をエンコーダの角度と関連づけることが行われていた。この原理を図7を用いて説明する。図7は、ステッピングモータにおける電気角とトルクの関係を示す特性図である。
図7に示す特性図は、ステッピングモータが、トルクが0[Nm]となる安定点に対して回転子が回転する、すなわち磁極の位置の変化に応じて正弦波状にトルクが発生することを示している。図7に示すように、ステッピングモータは、電気角±90[°]で最大トルクを発生する。また、そのトルク値は、以下に示す式(1)のように表わされる。
T=Kt*I*sinθ ・・・(1)
なお、Tはトルク、Ktはトルク定数、Iは電流値、θは電気角を示す。
図7に示す特性図は、ステッピングモータが、トルクが0[Nm]となる安定点に対して回転子が回転する、すなわち磁極の位置の変化に応じて正弦波状にトルクが発生することを示している。図7に示すように、ステッピングモータは、電気角±90[°]で最大トルクを発生する。また、そのトルク値は、以下に示す式(1)のように表わされる。
T=Kt*I*sinθ ・・・(1)
なお、Tはトルク、Ktはトルク定数、Iは電流値、θは電気角を示す。
従来の方法においては、無負荷もしくは無視できるほど小さい負荷を前提にしているため、仮に停止時にステッピングモータがトルクを発生すると回転してしまう、という矛盾が生じる。そのため、停止時においては、磁極が電気角0[°]に位置しているとの前提に立ち、エンコーダ検知位置を関連づけることにより磁極位置を把握していた。
しかしながら、実際のステッピングモータ駆動装置においては、多くの場合、前回の回転駆動による静止摩擦力による負荷トルクが停止時に残留しており、ステッピングモータの発生トルクと釣り合った状態で停止している。その結果、上記従来の技術においては、負荷トルクの影響を受けて初期の磁極位置が誤検出されてしまうことがある。例えば、図7に示すように、負荷トルクがT1のときには、電気角θ1で発生トルクと釣り合っており、この状態で磁極を電気角0[°]と関連づけてしまうと電気角θ1の誤差が生じることになる。
しかしながら、実際のステッピングモータ駆動装置においては、多くの場合、前回の回転駆動による静止摩擦力による負荷トルクが停止時に残留しており、ステッピングモータの発生トルクと釣り合った状態で停止している。その結果、上記従来の技術においては、負荷トルクの影響を受けて初期の磁極位置が誤検出されてしまうことがある。例えば、図7に示すように、負荷トルクがT1のときには、電気角θ1で発生トルクと釣り合っており、この状態で磁極を電気角0[°]と関連づけてしまうと電気角θ1の誤差が生じることになる。
このような誤差の発生を抑制する観点では、特許文献1に開示されたステッピングモータ駆動装置が提案されている。図8は、特許文献1に開示されたステッピングモータ駆動装置のステッピングモータにおける電気角とトルクの関係を示す特性図である。ある一定電流Iでステッピングモータを停止保持した際の静止摩擦力と釣り合うトルクをT2、電気角をθ2とする。このときのエンコーダの検知値をx1として記憶する。次に、ステッピングモータの巻線に流す一定電流値をa*I(a≠0)に変更する。このとき、トルク特性は、図8中の鎖線で示すように、振幅をa倍した正弦波になる。また、その場合の発生トルクT2が変化しないとしたとき、電気角はθ3となる。このときのエンコーダの検知値をx2として記憶する。
これらの点を、式を用いて整理すると、
T2=Kt*I*sinθ2 ・・・(2)
T2=Kt*a*I*sinθ3 ・・・(3)
θ2−θ3=x1−x2=δ ・・・(4)
となり、これらの式(2)、(3)、(4)よりθ2について解くと、
θ2=arctan{a*sinδ/(1−a*cosδ)} ・・・(5)
となり、式(5)により検知値x1に基づく磁極位置の補正量を導出することができる。この提案のポイントは、エンコーダには、電気角θ2、θ3の絶対値は測定できないがその差分は測定可能であり、計算により電気角θ2を導出することができる、という点にある。
T2=Kt*I*sinθ2 ・・・(2)
T2=Kt*a*I*sinθ3 ・・・(3)
θ2−θ3=x1−x2=δ ・・・(4)
となり、これらの式(2)、(3)、(4)よりθ2について解くと、
θ2=arctan{a*sinδ/(1−a*cosδ)} ・・・(5)
となり、式(5)により検知値x1に基づく磁極位置の補正量を導出することができる。この提案のポイントは、エンコーダには、電気角θ2、θ3の絶対値は測定できないがその差分は測定可能であり、計算により電気角θ2を導出することができる、という点にある。
特許文献1に開示されたステッピングモータ駆動装置では、残留している負荷トルクT2が一定であると仮定した上で静止摩擦力を要因とする磁極位置のズレの補正を行っている。しかしながら、実際の静止摩擦力は、外力の変化に対して最大静止摩擦力を超えるまでは、ステッピングモータの発生トルクに釣り合う負荷トルクを生じる。すなわち、発生トルクを変化させても回転子が回転しない不感帯が存在する。その結果、特許文献1に開示されたステッピングモータ駆動装置では、高い精度で磁極位置を把握(検出)することができない、という課題が残る。
本発明は、回転停止時においてステッピングモータに負荷トルクが生じている場合であっても、高い精度で磁極の位置を把握することができるステッピングモータ駆動装置を提供することを、主たる課題とする。
本発明は、ステッピングモータと、前記ステッピングモータを駆動する駆動手段と、前記ステッピングモータの回転子の回転角を検出する回転位置検出手段と、前記駆動手段を制御する信号を出力するとともに、前記回転子の回転角を検出する前記回転位置検出手段の検出値から前記ステッピングモータの磁極位置を算出する演算手段とを有し、前記演算手段は、前記ステッピングモータが一方の回転方向に回転した後にホールドされた状態で前記回転位置検出手段が検出した第一検出値と、当該ステッピングモータが他方の回転方向に回転した後にホールドされた状態で当該回転位置検出手段が検出した第二検出値とに基づき前記磁極位置を算出することを特徴とする。
本発明によれば、回転停止時においてステッピングモータに負荷トルクが生じている場合であっても、高い精度でステッピングモータの磁極の位置を把握することができる。
以下、電子写真プロセスの画像形成装置に本発明に係るステッピングモータ駆動装置を適用した場合を例に挙げ、図面を参照しながら実施形態を説明する。
[第一実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置50は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの像形成ステーションを有している。同図において、符号の中の数字の後に付されたa、b、c、dはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの像形成部に対応する。なお、以下の説明においては、4色分の部材を示すときはaからdを省略した形で示すものとする。
画像形成装置50は、像担持体である感光体ドラム1、帯電ローラ2、露光装置3、現像器4、現像器内の現像スリーブ41、一次転写ローラ5、感光体クリーナ6、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ8を含んで構成される。画像形成装置50は、また、二次転写ローラ9、中間転写ベルトクリーナ10、定着ローラ20を有する。なお、露光装置3は、露光するためのレーザ光Eを出力する。また、記録材Pは、用紙などの記録材である。以下、画像形成プロセスの概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置50は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの像形成ステーションを有している。同図において、符号の中の数字の後に付されたa、b、c、dはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの像形成部に対応する。なお、以下の説明においては、4色分の部材を示すときはaからdを省略した形で示すものとする。
画像形成装置50は、像担持体である感光体ドラム1、帯電ローラ2、露光装置3、現像器4、現像器内の現像スリーブ41、一次転写ローラ5、感光体クリーナ6、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ8を含んで構成される。画像形成装置50は、また、二次転写ローラ9、中間転写ベルトクリーナ10、定着ローラ20を有する。なお、露光装置3は、露光するためのレーザ光Eを出力する。また、記録材Pは、用紙などの記録材である。以下、画像形成プロセスの概要について説明する。
画像形成装置50が有する各構成機器は、不図示のCPU(Central Processing Unit)により統括的に制御される。画像形成装置50は、記録材Pへの作像命令の受け付けを契機に、感光体ドラム1、中間転写ベルト7、帯電ローラ2、現像スリーブ41、一次転写ローラ5、二次転写ローラ9、定着ローラ20それぞれの回転駆動を開始する。帯電ローラ2は、不図示の高圧電源と電気的に接続されており、直流電圧に正弦波電圧を重畳した高電圧が印加される。これにより、帯電ローラ2と接触している感光体ドラム1の表面は、帯電ローラ2と同電位に帯電される。
次に、露光装置3のレーザ照射位置において、帯電された感光体ドラム1の表面に向けてレーザが照射され、これにより画像信号に応じた露光が行われる。このようにして、感光体ドラム1の表面上に静電潜像が形成される。現像器4は、不図示の高圧電源と電気的に接続されており、現像スリーブ41に対し直流に交流電圧を重畳した高電圧を印加する。これにより、現像スリーブ41上でトナーが潜像に現像される。その後、現像された4個の感光体ドラム1上のトナー像は、一次転写ローラ5により中間転写ベルト7に重ねて転写(一次転写)される。
一次転写の後、中間転写ベルト7に転写されたトナー像は、二次転写ローラ9により記録材Pにさらに転写される。なお、一次転写ローラ5、二次転写ローラ9においても、不図示の高圧電源を介してトナー像を転写するための直流高圧が印加される。
感光体ドラム1上に残った転写残トナーは、感光体クリーナ6により掻き取られて回収される。また、中間転写ベルト7に残った転写残トナーは中間転写ベルトクリーナ10により掻き取られて回収される。
記録材Pに転写されたトナー像は、定着ローラ20において圧力と熱が加えられ、これにより転写材Pに定着される。このようなプロセスを通じて、カラー画像が得られる。
感光体ドラム1上に残った転写残トナーは、感光体クリーナ6により掻き取られて回収される。また、中間転写ベルト7に残った転写残トナーは中間転写ベルトクリーナ10により掻き取られて回収される。
記録材Pに転写されたトナー像は、定着ローラ20において圧力と熱が加えられ、これにより転写材Pに定着される。このようなプロセスを通じて、カラー画像が得られる。
図2は、感光体ドラム1を回転駆動するステッピングモータ駆動装置の一例を示す図である。なお、以下で説明するステッピングモータ駆動装置は、画像形成装置50における感光体ドラム1を回転駆動する駆動機構である。
図2に示す感光体ドラム1の駆動機構は、ステッピングモータ11、エンコーダ12、ドラム軸13、カップリング14、15、ドラムフランジ16を含んで構成される。
ステッピングモータ11は、例えばステップ角1.8[°]の2相ステッピングモータである。ステッピングモータ11の回転軸は、感光体ドラム1を支えるドラム軸13とカップリング14を介して連結される。カップリング14を介してドラム軸13に伝達される回転力は、さらに、連結されたカップリング15とドラムフランジ16を介して感光体ドラム1に伝達される。エンコーダ12は、ステッピングモータ11の回転軸上に取り付けられており、当該ステッピングモータ11の回転角を示すパルス信号を出力する。
図2に示す感光体ドラム1の駆動機構は、ステッピングモータ11、エンコーダ12、ドラム軸13、カップリング14、15、ドラムフランジ16を含んで構成される。
ステッピングモータ11は、例えばステップ角1.8[°]の2相ステッピングモータである。ステッピングモータ11の回転軸は、感光体ドラム1を支えるドラム軸13とカップリング14を介して連結される。カップリング14を介してドラム軸13に伝達される回転力は、さらに、連結されたカップリング15とドラムフランジ16を介して感光体ドラム1に伝達される。エンコーダ12は、ステッピングモータ11の回転軸上に取り付けられており、当該ステッピングモータ11の回転角を示すパルス信号を出力する。
なお、図2に示す駆動機構のように、減速ギヤを介さず直接連結された構成を採用することにより、ギヤの加工精度、あるいは剛性などの影響を受けて感光体ドラム1に回転ムラが生じることを抑制することができる。なお、感光ドラム1をステッピングモータ11が直接回転駆動するステッピングモータ駆動装置を像担持体回転駆動装置と呼ぶ。
また、エンコーダ12によりステッピングモータ11の回転駆動を高精度に制御することが可能になり、その結果、感光体ドラム1の回転駆動も高精度に制御することができる。
また、エンコーダ12によりステッピングモータ11の回転駆動を高精度に制御することが可能になり、その結果、感光体ドラム1の回転駆動も高精度に制御することができる。
図3は、ステッピングモータ駆動装置の制御機構の一例を示すブロック図である。
図3に示す制御機構は、CPU100、モータドライバ130を含んで構成される。CPU100は、モータドライバ130対しステッピングモータ11の制御に必要な各種信号を出力する。モータドライバ130は、インバータ駆動ロジック部131、電流検出回路132、電流制御部133、インバータ回路134を含む各機能部を有する。また、モータドライバ130は、CPU100から出力されるイネーブル信号、励磁方式設定信号、CW/CCW(時計回り/反時計回り)信号、駆動クロック信号、電流設定信号などを受信する。ステッピングモータ11は、モータドライバ130から出力される駆動シーケンスに基づき、ステッピングモータ11の巻線111、112に流す電流が切替えられ、これにより回転子113の回転開始又はその停止が制御される。このように、モータドライバ130は、ステッピングモータ11を駆動する駆動手段として機能する。
図3に示す制御機構は、CPU100、モータドライバ130を含んで構成される。CPU100は、モータドライバ130対しステッピングモータ11の制御に必要な各種信号を出力する。モータドライバ130は、インバータ駆動ロジック部131、電流検出回路132、電流制御部133、インバータ回路134を含む各機能部を有する。また、モータドライバ130は、CPU100から出力されるイネーブル信号、励磁方式設定信号、CW/CCW(時計回り/反時計回り)信号、駆動クロック信号、電流設定信号などを受信する。ステッピングモータ11は、モータドライバ130から出力される駆動シーケンスに基づき、ステッピングモータ11の巻線111、112に流す電流が切替えられ、これにより回転子113の回転開始又はその停止が制御される。このように、モータドライバ130は、ステッピングモータ11を駆動する駆動手段として機能する。
エンコーダ12は、円周方向にスリットが3600個等間隔に配置された円板121、この円板121を挟むようにして配備された発光部と受光部を有するフォトセンサ122を含んで構成される。エンコーダ12は、回転するスリットに対する光の通過、又は、光の遮断を検知し、検知結果に応じてパルス信号を出力する。また、フォトセンサ122には、センサが二つ内蔵されていており、90[°]位相のずれたA相及びB相の2信号を出力する。エンコーダ12は、両パルス出力の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジをカウントすることにより、0.025[°](=360/(3600*4))の分解能で回転角を検知することができる。また、各出力のエッジの検出順序に基づき回転方向が判別される。このようにして、エンコーダ12の基準位置(初期位置)に対するステッピングモータ11の回転角を把握することができる。つまり、エンコーダ12は、ステッピングモータ11の回転子113の回転角を検出する回転位置検出手段として機能する。
なお、ステッピングモータ11にとっての感光体ドラム1は、帯電ローラ2、感光体クリーナ6、中間転写ベルト7などの摩擦負荷を持つ回転体である。
CPU100は、ステッピングモータ11を駆動するための各信号を所望のタイミングで出力する。また、CPU100は、エンコーダ12の検出結果を示す出力信号に基づき、回転子113の磁極位置を算出する演算手段として機能する。
モータドライバ130は、CPU100から受信する入力信号に基づきステッピングモータ11を回転駆動させる。モータドライバ130は、半導体、及び、その周辺回路を含んで構成される。
インバータ駆動ロジック部131は、CPU100から受信する信号が示す条件(指示)に基づいて、後述するインバータ回路134におけるFETの励磁シーケンスを決定する。
インバータ駆動ロジック部131は、CPU100から受信する信号が示す条件(指示)に基づいて、後述するインバータ回路134におけるFETの励磁シーケンスを決定する。
イネーブル信号は、インバータ駆動ロジック部131からの出力を開始するか、あるいは出力を停止するかを指示する信号であり、これによりステッピングモータ11への電流供給のON/OFFを制御する。
励磁方式設定信号は、例えば2相励磁、1−2相励磁、W1−2相励磁、マイクロステップ励磁のいずれかの励磁方式か、あるいはCPU100により直接、A相及びB相それぞれの電流目標値を指示する制御方式かを指示する信号である。なお、本実施形態においては、2相励磁を指示するものとして説明を進める。
CW/CCW信号は、ステッピングモータ11の回転方向を指示する信号である。なお、以下の説明においては、CWは時計回りである一方の回転方向とし、CCWは反時計回りである他方の回転方向であるとする。
駆動クロック信号は、他の信号によって指示されたロジックに基づき決定された励磁シーケンスを順次実行するためのタイミング信号である。
電流設定信号は、励磁方式設定信号が2相励磁、1−2相励磁のいずれかであれば、そのまま電流目標値を指示する信号になる。また、W1−2相励磁、マイクロステップ励磁のいずれかであれば、電流設定信号は、電流目標値を決定する最大電流設定値となる。なお、この場合には、その励磁シーケンスに基づく定数x倍(0≦x≦1)の値が励磁シーケンスに合わせて乗じられ、電流目標値が生成される。
また、直接A相及びB相それぞれの電流目標値を指示する制御方式であれば、CPU100から指示されるA相及びB相それぞれの電流目標値をそのまま電流目標値にする。
また、直接A相及びB相それぞれの電流目標値を指示する制御方式であれば、CPU100から指示されるA相及びB相それぞれの電流目標値をそのまま電流目標値にする。
以上のように、CPU100から出力される5種類の信号による指示に応じて導出される励磁シーケンスに基づき、インバータ駆動ロジック部131からFET駆動パターンと電流目標値が出力される。
電流検出回路132は、検出抵抗において発生する電圧に基づき、ステッピングモータ11の巻線111、112それぞれの巻線電流を検出する。
電流制御部133は、インバータ駆動ロジック部131から入力される電流目標値と、電流検出回路132から入力される巻線電流値とに基づき、巻線111、112が各々の目標電流値となるようPWM(パルス幅変調)制御を行う。電流制御部133は、また、インバータ駆動ロジック部131から入力されるFET駆動パターンに基づき、インバータ回路134の所定のFETに対しPWM制御されたFET駆動信号を出力する。
インバータ回路134は、巻線111、112それぞれに対し、FETを用いたフルブリッジ型のインバータ回路を構成する。また、各々のFETは、電流制御部133が出力するFET駆動信号により駆動され、いわゆるバイポーラ駆動方式の駆動回路である。
このように構成された制御機構により、ステッピングモータ11を所望の励磁方式、電流設定値で回転駆動することが可能となり、その結果、ステッピングモータ駆動装置において所望の回転速度、回転角を得ることができる。また、CPU100は、エンコーダ12より入力されるパルス信号によりステッピングモータ11の回転子113の回転角を検出することができる。
図4は、ステッピングモータ駆動装置の処理手順の一例を示す手順説明図である。以下で説明する各処理は、主としてCPU100が所定のプログラムを実行し、各機能構成を制御するための各種信号を出力することにより実現される。
CPU100は、2相励磁方式を指示する励磁方式設定信号、所定の電流設定値を指示する電流設定信号、CW方向を指示するCW/CCW信号をモータドライバ130に出力する(S1)。そして、CPU100は、イネーブル信号をON出力し、これによりモータドライバ130を介して設定に基づく定電流を巻線111、112に流し、ステッピングモータ11を励磁ホールドする(S2)。
CPU100は、モータドライバ130に駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11をCW方向に1ステップ角回転させる。次に、CPU100は、CW/CCW信号をCCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11をCCW方向に1ステップ角回転させる(S3)。
このように、CW方向に所定ステップ分回転(1ステップ分の回転)させ、その後、CCW方向に当該所定ステップ分回転(1ステップ分の回転)させることで、これらステップ指令の後は、最初に励磁ホールドした位置(初期位置)に戻ることになる。CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第一検出値)を基準位置0として不図示の記憶手段に記憶し、その後のエンコーダ12の検出パルスのカウントを開始する(S4)。なお、検出パルスのカウントは、回転方向も考慮してカウントする。また、カウント数は、1カウントあたり0.025[°]の回転角を意味する。
このように、CW方向に所定ステップ分回転(1ステップ分の回転)させ、その後、CCW方向に当該所定ステップ分回転(1ステップ分の回転)させることで、これらステップ指令の後は、最初に励磁ホールドした位置(初期位置)に戻ることになる。CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第一検出値)を基準位置0として不図示の記憶手段に記憶し、その後のエンコーダ12の検出パルスのカウントを開始する(S4)。なお、検出パルスのカウントは、回転方向も考慮してカウントする。また、カウント数は、1カウントあたり0.025[°]の回転角を意味する。
CPU100は、CW/CCW信号はCCW方向のまま、モータドライバ130に駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる。
次に、CPU100は、CW/CCW信号をCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる(S5)。これにより、ステッピングモータ11は、ステップS2の処理において励磁ホールドした位置(初期位置)まで戻ることになる。
CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第二検出値)である出力パルスのカウント値Nに対するN/2の位置をステッピングモータ11の磁極位置とする(S6)。つまり、この場合においては、第一検出値と第二検出値との中間値がステッピングモータの磁極位置になる。
次に、CPU100は、CW/CCW信号をCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる(S5)。これにより、ステッピングモータ11は、ステップS2の処理において励磁ホールドした位置(初期位置)まで戻ることになる。
CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第二検出値)である出力パルスのカウント値Nに対するN/2の位置をステッピングモータ11の磁極位置とする(S6)。つまり、この場合においては、第一検出値と第二検出値との中間値がステッピングモータの磁極位置になる。
図5は、ステッピングモータ駆動装置における、ステッピングモータ11の電気角とトルクとの関係を示す特性図である。
前述のように、静止摩擦力がない理想負荷においては、ステッピングモータ11が励磁ホールドされた停止状態における磁極位置は、電気角0[°]の位置であると考えることができる。しかしながら、静止摩擦力が存在する負荷状態では、どの程度の電気角で釣り合い静止しているかを判断することができない。そこで、ステッピングモータ11の回転駆動を1ステップ進め、その後戻した状態、すなわち、図4に示すステップS3の処理後の状態においては、進行方向CCWに対して静止摩擦力はCW方向に働いている。すなわち、図5に示す電気角θ4の位置でトルクが釣り合い静止しているものと考えられる。この位置をエンコーダ12の基準位置(初期位置)とし、カウント値0とする。
前述のように、静止摩擦力がない理想負荷においては、ステッピングモータ11が励磁ホールドされた停止状態における磁極位置は、電気角0[°]の位置であると考えることができる。しかしながら、静止摩擦力が存在する負荷状態では、どの程度の電気角で釣り合い静止しているかを判断することができない。そこで、ステッピングモータ11の回転駆動を1ステップ進め、その後戻した状態、すなわち、図4に示すステップS3の処理後の状態においては、進行方向CCWに対して静止摩擦力はCW方向に働いている。すなわち、図5に示す電気角θ4の位置でトルクが釣り合い静止しているものと考えられる。この位置をエンコーダ12の基準位置(初期位置)とし、カウント値0とする。
続いて、図4に示すステップS5の処理後の状態においては、進行方向CWに対して静止摩擦力がCCW方向に働いている。すなわち、図5に示す電気角θ5の位置でトルクが釣り合い静止しているものと考えられる。この位置をカウント値Nとして不図示の記憶手段に記憶する。なお、カウント値Nは、電気角λに相当する検知量である。つまり、電気角θ4≒−θ5と考えられるため、λ/2すなわちN/2がステッピングモータ11の磁極位置であると判断することができる。ゆえに、エンコーダ12のN/2カウントの回転角を再度カウント値0と記憶し直し、このエンコーダ12のカウント数から磁極位置を検出する。
このような処理を行うことにより、静止摩擦力が存在する負荷状態にあっても、より正確に検出された磁極位置をエンコーダ12に関連づけすることが可能になる。
このような処理を行うことにより、静止摩擦力が存在する負荷状態にあっても、より正確に検出された磁極位置をエンコーダ12に関連づけすることが可能になる。
このように、本実施形態の画像形成装置50が有するステッピングモータ駆動装置では、 ステッピングモータ11の磁極位置をエンコーダ12を用いてより正確に検出することができる。これにより、脱調マージンの判別、ブラシレス駆動方式、進角制御方式などの磁極位置を用いたフィードバック制御をより高精度に行うことができる。
なお、磁極位置とエンコーダ12の基準位置とを関連づけする処理は、エンコーダ12の回転角を検出可能な状態において一度行えばよいが、これに限らず複数回処理を実行するように構成してもよい。また、例えば休止状態の画像形成装置50、フォトセンサ122の電源OFF、CPU100の電源OFF、CPU100によるエンコーダ12のパルス信号カウントの停止などの場合には、回転子113の回転を検知できない状態になる。その場合には、例えば、画像形成装置50の休止状態からの復帰、あるいは電源投入などエンコーダ12の回転角を検出可能な状態に復帰した際に、再度、磁極位置とエンコーダ12の基準位置とを関連付けする処理を実行することになる。
また、本実施形態の説明においては、1ステップ角回転させる動作を例に挙げて説明した。例えば、負荷に含まれる減速ギヤの遊びなどによる不感帯が存在する場合、1ステップ角回転させる動作に拘ることなく、数パルス駆動し、その後同パルス分戻して処理することもできる。
また、本実施形態の説明においては、ステッピングモータ11が最初に励磁ホールドされた位置に戻し、このときのエンコーダ12の検出結果を基準位置0として不図示の記憶手段に記憶する場合を例に挙げて説明した。この点は、静止摩擦力の加わる方向が、CW方向とCCW方向それぞれの状態のときの基準位置が分かればよい。そのため、ステッピングモータ11が最初に励磁ホールドされた位置に限るものではない。例えば、最初に励磁ホールドされた位置とは異なる位置である場合、計測カウント値から指令ステップ角分のカウント値を差し引いて演算すればよい。
また、本実施形態の説明においては、一回の動作でカウント値N/2を導出する場合を例に挙げて説明した。その他、複数回繰り返して平均処理することにより検出バラツキを平滑化する方法であってもよい。
[第2実施形態]
本実施形態では、第1実施形態で示したステッピングモータ駆動装置の処理手順とは異なる処理手順について説明する。なお、第2実施形態におけるステッピングモータ駆動装置の構成は、第1実施形態において説明した図1から図3と同じ構成である。
本実施形態では、第1実施形態で示したステッピングモータ駆動装置の処理手順とは異なる処理手順について説明する。なお、第2実施形態におけるステッピングモータ駆動装置の構成は、第1実施形態において説明した図1から図3と同じ構成である。
図6は、本実施形態のステッピングモータ駆動装置の処理手順の一例を示す手順説明図である。以下で説明する各処理は、主としてCPU100が所定のプログラムを実行し、各機能構成を制御するための各種信号を出力することにより実現される。
CPU100は、2相励磁方式を指示する励磁方式設定信号、所定の電流設定値を指示する電流設定信号、CW方向を指示するCW/CCW信号をモータドライバ130に出力する(S10)。そして、CPU100は、イネーブル信号をON出力し、これによりモータドライバ130を介して設定に基づく定電流を巻線111、112に流し、ステッピングモータ11を励磁ホールドする(S11)。
CPU100は、モータドライバ130に駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11をCW方向に1ステップ角回転させる。次に、CPU100は、CW/CCW信号をCCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11をCCW方向に1ステップ角回転させる(S12)。
CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第一検出値)を基準位置0として記憶し、その後のエンコーダ12の検出パルスのカウントを開始する(S13)。なお、検出パルスのカウントは、回転方向も考慮してカウントする。また、カウント数は、1カウントあたり0.025[°]の回転角を意味する。
CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第一検出値)を基準位置0として記憶し、その後のエンコーダ12の検出パルスのカウントを開始する(S13)。なお、検出パルスのカウントは、回転方向も考慮してカウントする。また、カウント数は、1カウントあたり0.025[°]の回転角を意味する。
CPU100は、CW/CCW信号はCCW方向のまま、モータドライバ130に駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる。
次に、CPU100は、CW/CCW信号をCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる(S14)。これにより、ステッピングモータ11は、ステップS11の処理において励磁ホールドされた位置(初期位置)に戻ることになる。
CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第二検出値)である出力パルスのカウント値Nに対するN/2のカウント値を、カウント値Pi(i=1)として記憶する(S15)。
次に、CPU100は、CW/CCW信号をCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる(S14)。これにより、ステッピングモータ11は、ステップS11の処理において励磁ホールドされた位置(初期位置)に戻ることになる。
CPU100は、このときのエンコーダ12の検出値(第二検出値)である出力パルスのカウント値Nに対するN/2のカウント値を、カウント値Pi(i=1)として記憶する(S15)。
CPU100は、i=i+1としてモータドライバ130に駆動クロック信号を50パルス出力し、ステッピングモータ11を機械角90°回転させる(S17)。そして、CPU100は、モータドライバ130に再度駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11をCW方向に1ステップ角回転させる。次に、CW/CCW信号をCCW方向に切替え、モータドライバ130に駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11をCCW方向に1ステップ角回転させる(S18)。
CPU100は、このときの検出パルスのカウント値を、カウント値Naiとして記憶する(S19)。CPU100は、次に、CW/CCW信号はCCW方向のまま、モータドライバ130に駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる。そして、CPU100は、CW/CCW信号をCW方向に切替え、モータドライバ130に再び駆動クロック信号を1パルス出力し、ステッピングモータ11を1ステップ角回転させる(S20)。
CPU100は、このときの検出パルスのカウント値をカウント値Nbiとし、(Nbi−Nai)/2の位置をカウント値Piとして記憶する(S21)。
CPU100は、i=4であるか否かを判別する(S22)。i=4でない場合(S22:No)、ステップS16の処理に戻る。また、そうでない場合(S22:Yes)、CPU100は、カウント値P1、P2、P3、P4の平均値を平均カウント値Paveとして算出する。具体的には、i=4、つまり初期励磁ホールドの位置に対して、所定角度分回転させた位置、つまり電気角0[°]、90[°]、180[°]、270[°]回転後の位置を初期位置とする。この初期位置毎それぞれにおいて算出されたカウント値P1、P2、P3、P4が記憶されている。これらに基づき、CPU100は、P1+1080(=50*1.8/0.25*3)、P2+720(=50*1.8/0.25*2)、P3+360(=50*1.8/0.25*1)、P4の平均カウント値Paveを算出する。CPU100は、エンコーダ12の平均カウント値Paveの位置をステッピングモータ11の磁極位置とする(S22)。なお、平均カウント値Paveの算出においてカウント値P1、P2、P3に加算しているパルス数は、50ステップごと進めた分をエンコーダカウント値に換算した大きさである。
CPU100は、i=4であるか否かを判別する(S22)。i=4でない場合(S22:No)、ステップS16の処理に戻る。また、そうでない場合(S22:Yes)、CPU100は、カウント値P1、P2、P3、P4の平均値を平均カウント値Paveとして算出する。具体的には、i=4、つまり初期励磁ホールドの位置に対して、所定角度分回転させた位置、つまり電気角0[°]、90[°]、180[°]、270[°]回転後の位置を初期位置とする。この初期位置毎それぞれにおいて算出されたカウント値P1、P2、P3、P4が記憶されている。これらに基づき、CPU100は、P1+1080(=50*1.8/0.25*3)、P2+720(=50*1.8/0.25*2)、P3+360(=50*1.8/0.25*1)、P4の平均カウント値Paveを算出する。CPU100は、エンコーダ12の平均カウント値Paveの位置をステッピングモータ11の磁極位置とする(S22)。なお、平均カウント値Paveの算出においてカウント値P1、P2、P3に加算しているパルス数は、50ステップごと進めた分をエンコーダカウント値に換算した大きさである。
そして、CPU100は、エンコーダ12の平均カウント値Paveカウントの回転角を再度カウント値0と記憶し直し、このエンコーダ12のカウント数から磁極位置を検出する。
このように、本実施形態のステッピングモータ駆動装置では、ステッピングモータ11の回転角毎の磁極位置を算出し、算出結果に基づき平均化された磁極位置を検出することができる。これにより、磁極位置の検出におけるステッピングモータ11のステップ角毎の電気角トルク特性のバラツキ誤差を抑制することができる。
なお、電気角トルク特性のバラツキは、図5に示す特性では理想的な正弦波を示したが、現実にはコギングトルクなどにより高調波成分を含んでいる点、また、製造上のバラツキなどにより、回転位置によってトルク0となる位置にバラツキが存在することに起因する。
なお、電気角トルク特性のバラツキは、図5に示す特性では理想的な正弦波を示したが、現実にはコギングトルクなどにより高調波成分を含んでいる点、また、製造上のバラツキなどにより、回転位置によってトルク0となる位置にバラツキが存在することに起因する。
また、本実施形態の説明においては、ステッピングモータ11を複数の所定角度分回転させた際の一例として、一周を電気角90[°]毎の4分割した場合を挙げて示した。例えば、一周を8分割する、3分割するなど任意に分割数を設定することができる。また、ステッピングモータ11が一周する間に限定するものではなく、例えば二周する間であってもよい。また、本実施形態の説明においては、ステッピングモータ11の回転位置毎にCW/CCWの動作を行い、カウント値Piを導出する場合を例に挙げて説明した。
その他の方法として、CW方向に360[°]回転させる間に電気角0[°]、90[°]、180[°]、270[°]におけるカウント値を不図示の記憶手段に記憶する。次に、CCW方向に360[°]回転させる間に電気角0[°]、90[°]、180[°]、270[°]のカウント値を不図示の記憶手段に記憶する。これら記憶されたエンコーダ12の検出結果(各カウント値)に基づき、カウント値Piを導出する構成であってもよい。
その他の方法として、CW方向に360[°]回転させる間に電気角0[°]、90[°]、180[°]、270[°]におけるカウント値を不図示の記憶手段に記憶する。次に、CCW方向に360[°]回転させる間に電気角0[°]、90[°]、180[°]、270[°]のカウント値を不図示の記憶手段に記憶する。これら記憶されたエンコーダ12の検出結果(各カウント値)に基づき、カウント値Piを導出する構成であってもよい。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。
1…感光体ドラム、2…帯電ローラ、3…露光装置、4…現像器、5…一次転写ローラ、6…感光体クリーナ、7…中間転写ベルト、9…二次転写ローラ、10…中間転写ベルトクリーナ、11…ステッピングモータ、12…エンコーダ、13…ドラム軸、14,15…カップリング、16…ドラムフランジ、20…定着ローラ、41…現像スリーブ、50・・・画像形成装置、100…CPU、111,112…巻線、113…回転子、121…円板、122…フォトセンサ、130…モータドライバ、131…インバータ駆動ロジック部、132…電流検出回路、133…電流制御部、134…インバータ回路。
Claims (9)
- ステッピングモータと、
前記ステッピングモータを駆動する駆動手段と、
前記ステッピングモータの回転子の回転角を検出する回転位置検出手段と、
前記駆動手段を制御する信号を出力するとともに、前記回転子の回転角を検出する前記回転位置検出手段の検出値から前記ステッピングモータの磁極位置を算出する演算手段とを有し、
前記演算手段は、前記ステッピングモータが一方の回転方向に回転した後にホールドされた状態で前記回転位置検出手段が検出した第一検出値と、当該ステッピングモータが他方の回転方向に回転した後にホールドされた状態で当該回転位置検出手段が検出した第二検出値とに基づき前記磁極位置を算出することを特徴とする、
ステッピングモータ駆動装置。 - 前記第一検出値は、前記ステッピングモータを初期位置から前記一方の回転方向に所定ステップ分回転させ、その後、前記他方の回転方向に前記所定ステップ分回転させ当該初期位置に戻りホールドされた状態で前記回転位置検出手段が検出した値であり、
前記第二検出値は、前記ステッピングモータを前記初期位置から前記他方の回転方向に前記所定ステップ分回転させ、その後、前記一方の回転方向に前記所定ステップ分回転させ当該初期位置に戻りホールドされた状態で前記回転位置検出手段が検出した値であることを特徴とする、
請求項1に記載のステッピングモータ駆動装置。 - 前記第一検出値は、前記ステッピングモータを複数の所定角度分回転させた際のそれぞれの初期位置毎に、当該初期位置から前記一方の回転方向に所定ステップ分回転させ、その後、前記他方の回転方向に前記所定ステップ分回転させ当該初期位置に戻りホールドされた状態で前記回転位置検出手段が検出した値それぞれの平均値であり、
前記第二検出値が、前記ステッピングモータを前記複数の所定角度分回転させた際のそれぞれの初期位置毎に、当該初期位置から前記他方の回転方向に前記所定ステップ分回転させ、その後、前記一方の回転方向に前記所定ステップ分回転させ当該初期位置に戻りホールドされた状態で前記回転位置検出手段が検出した値それぞれの平均値であることを特徴とする、
請求項1に記載のステッピングモータ駆動装置。 - 前記ステッピングモータを回転させる前記複数の所定角度は0[°]、90[°]、180[°]、270[°]であることを特徴とする、
請求項3に記載のステッピングモータ駆動装置。 - 前記演算手段は、前記第一検出値と前記第二検出値との中間値を前記ステッピングモータの磁極位置とすることを特徴とする、
請求項1乃至4いずれか一項に記載のステッピングモータ駆動装置。 - 前記回転位置検出手段の検出結果を記憶する記憶手段をさらに有し、
前記演算手段は、前記記憶手段に記憶された第一検出値及び第二検出値に基づき前記ステッピングモータの磁極位置を算出することを特徴とする、
請求項1乃至5いずれか一項に記載のステッピングモータ駆動装置。 - 像担持体と、
請求項1乃至6いずれか一項に記載のステッピングモータ駆動装置と、を有し、
前記像担持体を前記ステッピングモータが直接回転駆動することを特徴とする、
像担持体回転駆動装置。 - 請求項1乃至6いずれか一項に記載のステッピングモータ駆動装置を像担持体の駆動装置として有することを特徴とする、
画像形成装置。 - 前記画像形成装置の休止状態からの復帰、又は、当該画像形成装置の電源投入を契機に、ステッピングモータを駆動する駆動手段を制御する信号を出力するとともに、当該ステッピングモータの回転子の回転角を検出する回転位置検出手段の検出値から当該ステッピングモータの磁極位置を算出する演算手段を有することを特徴とする、
請求項8に記載の画像形成装置。
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