JP5241184B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、位置検出手段を備えたモータ駆動装置に関する。
ステッピングモータの制御としては、フィードバックループを持たず、指令パルスに同期して動作させる、いわゆるオープンループ制御が一般的で、容易にデジタル的な位置決め動作を行うことができる。このような特性から、カメラや光ディスク装置などの情報家電、プリンタやプロジェクタ等の事務機器などに広く用いられている。
しかし、高速回転時やモータへの負荷が大きい時には、指令パルスに追従してモータが回転できなくなる脱調現象が起きてしまうという問題があった。
この問題を解決するために、ステッピングモータに磁気センサを取り付け、ロータの位置に合わせて通電を切り替える、いわゆるブラシレスDCモータの動作を行わせることで脱調を防ぐ技術が従来から知られている。
しかし、ブラシレスDCモータを効率よく駆動させるためには、磁気センサを精度よく取り付ける必要がある。その理由を以下に説明する。
図9はコイルへ一定電流を流したときに発生するトルクとロータ回転角度の関係を示した図である。
モータの有するコイルを2つ(A相とB相)で構成した場合、2つのコイルそれぞれに正方向、逆方向の電流を流すことができる。なお、A相に正通電、B相に正通電を行ったときのトルクをA+B+、A相に逆通電、B相に逆通電を行ったときのトルクをA−B−、のように表現している。
その際には、図に示すようなA−B−、A+B−、A+B+、A−B+の4種類の通電パターンに応じてモータに発生するトルクとロータ角度との関係を示したトルク波形ができる。
これらはいずれも、ほぼ正弦波状で同じ形状の波形であり、電気角で90°の位相差を持っている。
なお、ここでいう電気角とはこの正弦波の1周期を360°として表したものであり、ロータの極数をnとすると、電気角の1°は(2×実際の角度/n)に当たる。
モータを回転させるために、コイルへの通電を順次切り替えていくことで図9のT1に示すようなトルク波形とし、常に高いトルクを得ている。
このとき、コイルへの通電を切り替えるタイミングは、磁気センサから得られる信号によって決定されている。したがって、磁気センサを最適な位置に取り付けることで、最も効率の良いタイミングで通電を切り替えることができる。
しかし、磁気センサの取り付け位置に誤差があると、図9のT2で示すようなトルク波形となり、モータの効率が低下してしまう、騒音を発生してしまうなどの問題が生じる。
特許文献1では、ロータに、コギングトルクの低減を可能にしたメイン磁場領域と、磁気センサを所定の位置に配置することを容易にするセンサ磁場領域を備えるものが開示されている。上記の構成により、コギングトルクを低減しながらもセンサ位置の取り付け誤差が少なくなるように組み立てることを可能としている。
特開平5−176486号公報
ここで磁気センサに電気角で±Δθ°の取り付け誤差が許されている場合を考える。図8は、磁気センサ取り付け時の取り付け誤差について示した図である。回転軸から磁気センサまでの距離をR[mm]、マグネットの極数をnとすると、図8(a)及び(b)に示すように、±Δθ°の角度誤差は、±Rsin(Δθ×2/n)[mm]の取り付け誤差が許されることになる。したがって、モータを小径化すればするほど、また多極化すればするほど、センサの取り付けには高い精度が要求される。
近年はモータを搭載する各種機器の小型化と高精度化が進み、モータに対しても小径化、多極化への需要が大きくなっている。その結果センサの取り付けも、より高い精度が要求されるようになっている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている手段では、センサの取り付け精度は従来どおりであるため、高精度にセンサ位置を調整するとモータの組立時のコストアップにつながってしまうという問題があった。
そこで本発明の目的は、ロータの回転位置を読み取る磁気センサの取り付け位置の微調整が容易なモータを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、外周面が複数に分割されS極とN極が交互に着磁されたマグネットを有する回転可能なロータと、前記マグネットの着磁面に対向するように延出形成される第1の磁極部と、前記マグネットの着磁面に対向するように延出形成される第2の磁極部と、第1の磁極部を励磁する第1のコイルと、第2の磁極部を励磁する第2のコイルと、前記マグネットの磁界を検出する磁気検出手段と、前記磁気検出手段の移動範囲を設定する移動範囲設定手段と、を備え、前記第1の磁極部および前記第2の磁極部は前記マグネットの磁極の境界線に対して傾斜した方向に延出して形成され、前記移動範囲設定手段は、前記第1の磁極部および前記第2の磁極部の延出方向と平行な方向を前記磁気検出手段の移動範囲設定することを特徴とする。
本発明によれば、目標とする調整量に対する誤差の影響を受けにくい位置検出手段を備えたモータ駆動装置を提供することが可能になる。
以下、本発明に係る一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るモータの外観斜視図である。また、図2は、第1の実施形態における、マグネットとヨークと磁気センサの位置関係を示す模式図である。
図1において、モータ1は、マグネット2を有するロータ3、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク5a、第2のヨーク5b、第1の軸受け6a、第2の軸受け6b、第1の磁気センサ7a、第2の磁気センサ7b、位置決めカバー8を備える。
マグネット2は円筒形状であり、外周面がn分割(本実施形態ではn=10分割)されてS極とN極が交互にくるように着磁されている。
図1に示されているように、本実施形態で用いるマグネットは、磁極(S極とN極)の境界線がロータの回転軸に対してα°傾けられた、いわゆるスキュー着磁が施されている。
マグネット2がロータに取り付けられることにより、モータ1のロータユニットとして構成される。
第1のコイル4aは導線を多数回巻回されたもので、ロータの回転軸と同軸になるようにボビン4a−1に巻回される。第2のコイル4bは導線を多数回巻回されたもので、ロータの回転軸と同軸になるようにボビン4b−1に巻回される。
なお、第1のコイル4aと第2のコイル4bとは、ほぼ同じ抵抗、及び巻き数である。
第1のヨーク5aは軟磁性材料からなり、第1の磁極部としての、マグネット2の着磁面と対向する複数の磁極歯からなる第1の磁極歯郡5a−1を備えている。第1の磁極歯郡5a−1はそれぞれロータの回転軸に対して平行に伸び、第1のコイル4aに通電することで励磁される。また、その本数はn/2本であることが望ましく、本実施形態では5本である。それぞれの磁極歯は等間隔に配置され、磁極歯の間隔は360/n°(本実施形態では72度)となる。
第2のヨーク5bは軟磁性材料からなり、第2の磁極部としての、マグネット2の着磁面と対向する複数の磁極歯からなる第2の磁極歯郡5b−1を備えている。第2の磁極歯郡5b−1はそれぞれロータの回転軸に対して平行に伸び、第1のコイル4aに通電することで励磁される。また、その本数はn/2本であることが望ましく、本実施形態では5本である。それぞれの磁極歯は等間隔に配置され、磁極歯の間隔は360/n°(本実施形態では72°)となる。
また、第2の磁極歯郡5b−1は第1の磁極歯群5a−1に対し、それぞれ所定の位相差をもって配置される。所定の位相差とは約90/n°(本実施形態では18°)であり、コギングトルクを低減させるためにこの値から数度ずらすこともある。
第1の軸受け6a及び第2の軸受け6bは、それぞれ第1のヨーク5a及び第2のヨーク5bに固定され、ロータユニットを回転可能に支持する。
磁気検出手段としての、第1の磁気センサ7a及び第2の磁気センサ7bはホール素子やMR素子などの磁界の強さを検出するセンサであり、磁界の強さに応じた電圧を出力する。
磁気センサ7a及び7bは、マグネット2の着磁面の近傍に配置され、対向するマグネットの磁界の強さを検出する。
また、第2の磁気センサ7bがマグネット2に発生する磁界の強さを検出し、第2の磁気センサ7bが信号出力の正負の切り替わりを検出したときに第2のコイル4bへの通電方向を切り替える。
また磁気センサ7a及び7bは図示しないフレキシブルケーブルに取り付けられることで、給電と電圧の出力を行う。
位置調整手段としての位置決めカバー8は非磁性材料からなり、第1のヨーク5aと第2のヨーク5bを、所定の位相をもって配置するためのヨーク固定用溝部8−1を有している。また、磁気センサ7a及び7bを配置するための磁気センサ調整用ガイド溝8−2を備えている。
磁気センサ調整用ガイド溝8−2はロータの回転軸と平行に伸び、磁気センサの軸方向の位置を調整することができる。また磁気センサ調整用ガイド溝8−2の幅は磁気センサ7a及び7bの外形とほぼ等しく、磁気センサの回転方向の位置を決めることができる。
第1のヨーク5aには、第1のコイル4a、第1の軸受け6aが固定される。第2のヨーク5bには、第2のコイル4b、第2の軸受け6bが固定される。
そして第1のヨーク5a及び第2のヨーク5bを位置決めカバー8の固定用溝部8−1に固定することにより、本実施形態におけるモータのステータユニットを構成する。
また第1の磁気センサ7a及び第2の磁気センサ7bは、磁気センサ調整用ガイド溝8−2によって、図2に示す矢印方向(磁極歯と平行な方向)への位置調整が可能である。
それぞれの磁気センサは、後述の方法により位置調整をした後に磁気センサ調整用ガイド溝に固定する。
以上のように構成したモータの駆動方法について、図3を参照しながら説明する。
図3はコイルに発生するトルクとロータの回転角度とセンサ信号との関係を示した図である。
図3(a)は第1のコイル4a及び第2のコイル4bに通電をしたときに発生するトルクとロータ回転角度の関係を示す図である。
図3(b)は第1のコイル4a又は第2のコイル4bのどちらか一方に通電をしたときにモータに発生するトルクとロータ回転角度の関係を示す図であり、第1のコイルに正通電をしたときのトルクをA+B0、のように表している。
図3(c)は第1の磁気センサから得られる出力信号を示す図である。
本実施形態のモータにおいて、2つのコイルへの通電方向を順次切り替えることにより、ロータの安定位置を変えていき、ロータを回転させおり、効率よくモータを駆動させるには、磁気センサを適切な位置に配置する必要がある。
磁気センサを適切な位置に配置するには、例えば以下のような方法を使う。
本実施形態では、第1の磁気センサ7aが第1のコイル4aに通電したときのマグネット2に発生する磁界の強さを検出することで、検出した磁界の強さに応じた信号出力である電圧の正負の切り替わりを検出している。
同様に、第2の磁気センサ7bが第2のコイル4bに通電したときのマグネット2に発生する磁界の強さを検出することで、検出した磁界の強さに応じた信号出力である電圧の正負の切り替わりを検出している。
本実施形態において、ロータの角度に応じて、常に最大のトルクを出すには、図3(a)に示す2相通電時の太線のトルク曲線に沿ってモータを駆動させればよい。
具体的には、第1の磁気センサ7aが、A+B+とA−B+の交点であるP2において検出する信号出力が正→負に切り替わるように配置する。
また、第1の磁気センサ7aが、A−B−とA+B−の交点であるP4において検出する信号出力が負→正に切り替わるように配置する。
また、第2の磁気センサ7bが、A−B+とA−B−の交点であるP3において検出する信号出力が正→負に切り替わるように配置する。
また、第2の磁気センサ7bが、A+B−とA+B+の交点であるP1において検出する信号出力が負→正に切り替わるように配置する。
そして、モータ駆動時には、第1の磁気センサ7aがマグネット2に発生する磁界の強さを検出し、第1の磁気センサ7aが信号出力の正負の切り替わりを検出したときに第1のコイル4aへの通電方向を切り替える。
また、第2の磁気センサ7bがマグネット2に発生する磁界の強さを検出し、第2の磁気センサ7bが信号出力の正負の切り替わりを検出したときに第2のコイル4bへの通電方向を切り替える。
このときのセンサ信号の波形を図3(c)に示す。2相通電時のトルクは、磁気干渉の影響が無視できる場合、図3(b)に示す1相通電時のトルクを合成することにより得られる。たとえば、A+B0のときのトルクと、A0B+のときのトルクを合成することにより、A+B+のときのトルクとなる。
上述のA+B+とA−B+の交点であるP2の位相では、1相通電時のA+B0のトルクは0になる。このときに第1の磁気センサ7aが検出する信号出力が正→負に切り替わるように、第1の磁気センサ7aを配置する。
すなわち、第1のコイル4aにのみ通電をしたときのトルクカーブの位相と、第1の磁気センサ7aが検出する信号出力の位相を等しくする。そして、第2のコイル4bにのみ通電をしたときのトルクカーブの位相と、第2の磁気センサ7bが検出する信号出力の位相を等しくする。こうすることで、最適な位置に磁気センサを配置することができる。
次に磁気センサの配置位置調整方法について説明する。
磁気センサ以外のモータ部品を組み立てた後、第1のヨーク5aのみに通電することで、ロータユニットは1相の安定点で停止する。このときに第1の磁気センサ7aをマグネット2の着磁境界上に配置することにより、上述したように最適な位置に磁気センサを配置することができる。
第1の磁気センサ7aに給電を行ない、出力信号を見ながら磁気センサ調整用ガイド溝8−2に沿って第1の磁気センサ7aの位置を調整する。出力信号が0Vになった位置が、上述した磁気センサを配置すべき最適な位置である。磁気センサの位置の調整後、接着剤、ビスなどの公知の方法で磁気センサの位置を固定する。また、第2の磁気センサ7bについても、第2のコイル4bのみに通電を行ない、第1の磁気センサ7aと同様の調整方法を行うことによって、最適な位置に磁気センサを配置することができる。
続いて、上述した調整方法を行うことによる効果を図4及び図8(a)及び(b)を参照しながら説明する。図8(a)及び(b)は従来の磁気センサの配置位置調整方法を説明するための模式図であり、図4は本実施形態における磁気センサの配置位置調整方法を説明するための模式図である。
従来のように磁気センサの位置をマグネットの着磁面に対して直行方向に調整した場合、前述したように磁気センサの移動量ΔxはRsin(Δθ×2/n)とあらわすことができる。
これに対して本実施形態の配置位置調整方法で磁気センサを配置した場合、磁気センサ移動量ΔyはΔx/sinαとなる。これは、従来例がマグネットの磁極の境界がロータの回転軸方向に着磁されているのに対して、本実施形態のマグネットは磁極の境界がロータの回転軸に対して所定の角度傾くように着磁されていることに起因している。
従来例では、配置を調整する際にロータの回転軸と垂直な方向に磁気センサを移動させた量が調整量になっているので、微妙な調整が難しかった。
しかし、本実施形態のモータにおいては、磁極の境界が傾いているために、磁気センサをロータの回転軸方向に移動させることで、ロータの回転軸と垂直な方向(配置調整のための方向)にも移動することになる。
つまり、本実施形態において、従来例と同じ移動量だけ磁気センサをロータの回転軸方向に移動させても、ロータの回転軸と垂直な方向(配置調整のための方向)には、その移動量よりも少ない移動量しか発生しない。結果として、より細かい調整が可能になるのである。
なお、本実施形態においては、マグネットの極数nを10極、ロータの回転軸から磁気センサまでの距離を3.0mm、磁気センサ出力信号の調整量Δθを10°、マグネットの境界線とロータの回転軸のなす角αを10°とする。
この場合、従来例の磁気センサの配置位置調整方法だと、磁気センサの移動量Δxは0.10mmになるのに対し、本実施形態における磁気センサの配置位置調整方法だと、磁気センサの移動量Δyは0.58mmとなる。
したがって、本実施形態における発明では、目標とする調整量に対する誤差の影響を受けにくい。これによりセンサ位置の細かい調整が容易になる。
このため、従来よりも簡易な位置調整機構で組立時のコスト削減や、品質の向上を達成することができる。
なお、マグネットの極数、ロータの回転軸から磁気センサまでの距離、磁気センサ出力信号の調整量、マグネットの境界線とロータの回転軸のなす角は上記したものに限られるわけではない。
また本実施形態では、第1のヨーク5a及び第2のヨーク5bの位相差を決める部材と、磁気センサの位置を決める部材が同一である。
一般的に、ヨーク間の位相差に誤差が生じると、モータのコギングトルクが上昇してしまう。また、ヨークと磁気センサの位置関係に誤差が生じると、前述のようにトルク波形が崩れ、モータの効率低下、騒音の発生などの不具合が生じる。
そこで、本発明のようにヨークの位相差を決める部材と、磁気センサの位置を調整する部材を同一部材で行うことによって、上述したような不具合による影響を最小限にすることができる。
また、マグネットに適切なスキュー着磁を施すことは、コギングトルクの低減に有効である。本実施形態のようにスキュー着磁したマグネットを使用すると、磁気センサの位置調整が容易になるだけでなく、コギングトルクを小さくすることができ、モータ駆動の効率を上げたり、モータ駆動時の騒音を低下させたりすることが可能になる。
なお、本実施形態では、マグネットの磁極の境界線をロータの回転軸に対して傾け、磁気センサの移動可能方向をロータの回転軸と平行になるように配置し、回転軸方向に調整可能としたが、この構成に限られるわけではない。
ロータの回転軸に対するマグネットの磁極の境界線の傾きと、ロータの回転軸に対する磁気センサの移動可能方向の傾きとが異なるように構成されていれば同様の効果を有する。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態について図5〜図7を参照しながら説明する。
なお、第1の実施形態と同じ部品については、第1の実施形態と同じ番号を付すことによって説明を省略する。
図5は、第2の実施形態に係るモータの分解斜視図である。
図5において、モータ11は、マグネット12を有するロータ3、第1のコイル4a、第2のコイル4b、第1のヨーク15a、第2のヨーク15bを備える。また、第1の軸受け6a、第2の軸受け6b、第1の磁気センサ7a、第2の磁気センサ7b、位置決めカバー18も備える。
マグネット12は円筒形状であり、外周面がn分割(本実施形態ではn=10分割)されてS極とN極が交互にくるように着磁されている。第1の実施形態におけるマグネットとの違いは、磁極の境界線がロータの回転軸と平行である点。
マグネット12がロータ3に取り付けられることにより、モータ11のロータユニットとして構成される。
第1のコイル4aは導線を多数回巻回されたもので、ロータの回転軸と同軸になるように第1のボビン4a−2に巻回される。第1のボビン4a−2は、糸巻き部とモータカバー部を有し、モータカバー部は中空円筒形状であり、内側に位置決めカバー18を勘合可能である。
第2のコイル4bは導線を多数回巻回されたもので、ロータの回転軸と同軸になるように第2のボビン4b−2に巻回される。第2のボビン4b−2は、糸巻き部とモータカバー部を有し、モータカバー部は中空円筒形状であり、内側に位置決めカバー18を勘合可能である。
なお、第1のコイル4aと第2のコイル4bとは、ほぼ同じ抵抗、巻き数である。
第1のヨーク15aは軟磁性材料からなり、マグネット12の着磁面と対向する第1の磁極歯郡15a−1を備えている。
第1の磁極歯郡15a−1は、マグネット12と所定の間隔をもち、それぞれロータの回転軸に対してα°の角度でび、第1のコイル4aに通電することで励磁される。また、その本数はn/2本であることが望ましく、本実施形態では5本である。それぞれの磁極歯は等間隔に配置され、磁極歯の間隔は360/n°(本実施形態では72°)となる。
第2のヨーク15bは軟磁性材料からなり、マグネット12の着磁面と対向する第2の磁極歯郡15b−1を備えている。
第2の磁極歯郡15b−1は、マグネット12と所定の間隔をもち、それぞれロータの回転軸に対してα°の角度でび、第2のコイル4bに通電することで励磁される。また、その本数はn/2本であることが望ましく、本実施形態では5本である。それぞれの磁極歯は等間隔に配置され、磁極歯の間隔は360/n°(本実施形態では72°)となる。
また、第2の磁極歯15b−1は第1の磁極歯15a−1に対し、それぞれ所定の位相差をもって配置される。所定の位相差とは約90/n°(本実施形態では18°)であり、コギングトルクを低減させるためにこの値から数度ずらすこともある。
位置決めカバー18は、非磁性材料からなり、略円筒形状である。第1のヨーク15aと第2のヨーク15bを、所定の位相をもって配置するためのヨーク位置決め溝部18−1を有している。また、磁気センサ7a及び7bを固定するための磁気センサ固定部18−2を有している。
第1のヨーク15aには、第1のコイル4a及び第1の軸受け6aが固定される。第2のヨーク15bには、第2のコイル4b及び第2の軸受け6bが固定される。
そして、第1のヨーク15a及び第2のヨーク15bを、位置決めカバー18に、後述の方法で調整後に固定することにより、本実施形態におけるモータのステータユニットを構成する。
第1の実施形態では、マグネットとして、磁極の境界線がロータの回転軸に対して所定の角度傾けられた、いわゆるスキュー着磁したものを用い、第1及び第2の磁極部として、ロータの回転軸に対して平行に延びるものを用いた。
そして、マグネットに発生する磁界の強さを検出する磁気センサの位置をロータの回転軸方向に調整することにより、磁気センサの位置を微調整することを容易にした。
これに対して第2の実施形態では、マグネットとして、磁極の境界線がロータの回転軸と平行になっているものを用い、第1及び第2の磁極部としてロータの回転軸に対して所定の角度傾けられて延びるものを用いる。
そして、マグネットの磁界の強さを検出するセンサを、ロータの回転軸に対する磁極部の傾きと同じ方向に調整することで、第1の実施形態と同様の効果を得ることを可能にしている。
図6は、第2の実施形態における、位置決めカバーとヨークと磁気センサの位置関係を示す模式図である。
図6に示すように、位置決めカバー18と、第1のヨーク15a及び第2のヨーク15bとは、ロータの回転軸方向に調整可能となるようになっている。
磁気センサ7は、位置決めカバー18とともに、ロータの回転軸に対する磁極部の傾きと同じ方向に移動調整可能である。すなわち、位置決めカバー18は、ヨーク同士のモータの回転方向の位置決めと、磁気センサの位置調整を一部品で行うことを可能にしている。これにより、部品点数が増えてしまうことを避けている。
図7は第2の実施形態における、マグネットとヨークと磁気センサの位置関係を示す模式図である。説明の簡略化のため、位置決めカバー18は表示していない。本実施形態でも第1の実施形態と同様に、磁気センサ7をマグネット境界面に対してα°の角度をもって調整可能である。
つまり、本実施形態では、磁気センサを位置決めカバー18に一体的に移動可能に固定し、位置決めカバー18をロータの回転軸と平行な方向に移動調整可能とすることで、第1の実施形態と同様の効果を得ることを可能にしている。
なお、本実施形態では、マグネットの磁極の境界線がロータの回転軸と平行となるように構成しているが、これに限られるわけではない。
磁気センサが位置決めカバー18に固定される構成において、ロータの回転軸に対する磁極部の傾きと、ロータの回転軸に対するマグネットの磁極の境界線の傾きとが異なっていれば同様の効果を得ることが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るモータの外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態における、マグネットとヨークと磁気センサの位置関係を示す模式図である。 コイルに発生するトルクとロータの回転角度とセンサ信号との関係を示した図である。 本発明の第1の実施形態における磁気センサの配置位置調整方法を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るモータの分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態における、位置決めカバーとヨークと磁気センサの位置関係を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態における、マグネットとヨークと磁気センサの位置関係を示す模式図である。 磁気センサ取り付け時の取り付け誤差について示した図である。 コイルへ一定電流を流したときに発生するトルクとロータ回転角度の関係を示した図である。
符号の説明
1 モータ
2 マグネット
3 ロータ
4a 第1のコイル
4b 第2のコイル
5a 第1のヨーク
5b 第2のヨーク
6a 第1の軸受け
6b 第2の軸受け
7a 第1の磁気センサ
7b 第2の磁気センサ
8 位置決めカバー
8−1 ヨーク固定用溝部
8−2 磁気センサ調整用ガイド溝

Claims (3)

  1. 外周面が複数に分割されS極とN極が交互に着磁されたマグネットを有する回転可能なロータと、
    前記マグネットの着磁面に対向するように延出形成される第1の磁極部と、
    前記マグネットの着磁面に対向するように延出形成される第2の磁極部と、
    第1の磁極部を励磁する第1のコイルと、
    第2の磁極部を励磁する第2のコイルと、
    前記マグネットの磁界を検出する磁気検出手段と、
    前記磁気検出手段の移動範囲を設定する移動範囲設定手段と、を備え、
    前記第1の磁極部および前記第2の磁極部は前記マグネットの磁極の境界線に対して傾斜した方向に延出して形成され、
    前記移動範囲設定手段は、前記第1の磁極部および前記第2の磁極部の延出方向と平行な方向を前記磁気検出手段の移動範囲設定することを特徴とするモータ。
  2. 前記マグネットの磁極の境界線が前記ロータの回転軸に対して傾斜するように着磁され、
    前記第1の磁極部および前記第2の磁極部は前記ロータの回転軸と平行な方向に延出して形成されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記マグネットの磁極の境界線が前記ロータの回転軸と平行となるように着磁され、
    前記第1の磁極部および前記第2の磁極部は前記ロータの回転軸に対して傾斜した方向に延出して形成されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
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