JP5311988B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ駆動装置に関する。
特許文献1は、ステッピングモータにエンコーダを取り付けてロータの位置を2つの位置センサで測定し、ロータの位置に合わせて通電を切り替え、ブラシレスDCモータとして機能させて脱調を防ぐ方法を提案している。特許文献2は、逓倍回路を用いて位置センサの数を減らすことを提案しており、モータの小型化を図りつつ、センサレスモータに比べて安定したモータ駆動を実現することができる。
一方、通常、2相のステッピングモータにおいては一対のヨークの位相差は、磁石の着磁極数をnとすると180/n°になるように配置される。このように配置すると、モータのトルク波形がコイルへの通電方向を変えても同じになり、等間隔で通電方向を切り替えることにより、モータの効率を最大にすることができると考えられてきた。図9(A)はこの様子を示すトルク波形であり、横軸はロータの回転角度で縦軸はモータのトルクである。AとBは一対のコイルを表しており、両コイルに正通電を行なった時のトルクをA+B+、両コイルに逆通電を行なった時のトルクをA−B−のように表している。T1は等間隔で通電方向を切り替えることによって得られるトルクである。
しかし、磁極の形状によっては、二つの磁極間の相互作用などが原因で、二つのヨークの位相差を180/n°にするとコギングトルクが大きくなり、モータの効率が落ちる、角度精度が悪化する場合がある。そこで、コギングトルクを低減するために、特許文献3は、一対のヨークの位相差を(180/n)°の角度からずらして配置することを提案している。
特公平05−074319号公報 特開平08−47285号公報 特開2003−224958号公報
しかし、特許文献3のモータでは、図9(B)に示すように、トルク波形が通電状態によって対称形状ではなくなる。このため、コイルへの通電方向を等間隔で切り替えるとT2に示すようにモータのトルクは最大にすることができず、モータの効率が低下したりトルク変動により異常音が発生したりする。
そこで、本発明は、コギングトルクを低減してモータの効率を向上することが可能なモータ駆動装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面のモータ駆動装置は、等間隔でn極に着磁される駆動用着磁部が形成されるロータと、前記駆動用着磁部に対向する第1のヨークと、前記第1のヨークを励磁する第1のコイルと、前記第1のヨークに対して(180/n)°からα°の角度だけずれた位置で、前記駆動用着磁部に対向する第2のヨークと、前記第2のヨークを励磁する第2のコイルと、前記駆動用着磁部の磁極境界からα°の角度だけずれた前記ロータの回転位置を第1の回転位置として検出し、前記第1の回転位置から(180/n±α)°の角度だけずれた前記ロータの回転位置を第2の回転位置として検出する検出部と、前記検出部からの出力によって、前記第1および第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力する駆動制御部とを有することを特徴とする。
本発明の一側面のモータ駆動装置は、等間隔でn極に着磁される駆動用着磁部と、磁極境界が前記駆動用着磁部の磁極境界からα°の角度だけずれ、磁極中心が隣接する磁極境界間を不等分するように、n極に着磁される位置検出用着磁部が形成されるロータと、前記駆動用着磁部に対向する第1のヨークと、前記第1のヨークを励磁する第1のコイルと、前記第1のヨークに対して(180/n)°からα°の角度だけずれた位置で、前記駆動用着磁部に対向する第2のヨークと、前記第2のヨークを励磁する第2のコイルと、前記位置検出用着磁部に対向して、前記位置検出用着磁部の磁極中心となる前記ロータの回転位置および前記位置検出用着磁部の磁極境界となる前記ロータの回転位置を検出する検出部と、前記検出部からの出力によって、前記第1および第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力する駆動制御部とを有することを特徴とする。
本発明の一側面のモータ駆動装置は、等間隔でn極に着磁される駆動用着磁部と、一方の磁極境界が前記駆動用着磁部の磁極境界からα°の角度だけずれ、不等間隔で2n極に着磁される位置検出用着磁部が形成されるロータと、前記駆動用着磁部に対向する第1のヨークと、前記第1のヨークを励磁する第1のコイルと、前記第1のヨークに対して(180/n)°からα°の角度だけずれた位置で、前記駆動用着磁部に対向する第2のヨークと、前記第2のヨークを励磁する第2のコイルと、前記位置検出用着磁部に対向して、前記位置検出用着磁部の磁極中心となる前記ロータの回転位置および前記位置検出用着磁部の磁極境界となる前記ロータの回転位置を検出する検出部と、前記検出部からの出力によって、前記第1および第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力する駆動制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、コギングトルクを低減してモータの効率を向上することが可能なモータ駆動装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
以下、図1〜図6を参照して、実施例1のモータについて説明する。図1は、モータの分解斜視図である。図1に示すように、モータは、磁石2を有するロータ1と、磁石2に回転力を与えるコイルを有するステータと、磁気センサ9(検出部)と、を有する。
ロータ1は、ステータに対して回転可能に支持され、円柱形状又は円筒形状の磁石2と一体に固定されている。図2は、磁石2の着磁分布を表す磁石2の円周方向Cの展開図である。磁石2は、図2に示すように、ロータ1の軸方向Axに三分割され、前方及び後方が駆動用着磁部21aおよび21bを、その間に位置検出用着磁部26を有する。
駆動用着磁部21aおよび21bは、円周方向Cにn等分に分割され(本実施例ではn=4)、S極とN極が交互に着磁されている。図2は、駆動用着磁部21aおよび21bにおいて、磁石2のN極(22a、22c)及びS極(22b、22d)の最も磁束密度が高い磁極中心23a〜23dを破線で示し、磁束密度が0となるS極とN極の磁極境界24a〜24dを実線で示している。図2に示すように、駆動用着磁部21aおよび21bの磁極境界24aは磁極中心23dと磁極中心23aとの中点位置にあり、磁極境界24bは磁極中心23aと磁極中心23bとの中点位置にある。同様に、磁極境界24cは磁極中心23bと磁極中心23cとの中点位置にあり、磁極境界24dは磁極中心23cと磁極中心23dとの中点位置にある。したがって、駆動用着磁部21aおよび21bは等間隔で4極に着磁されている。
位置検出用着磁部26は、同様に、円周方向Cに分割され(本実施例ではn=4)、N極(27a、27c)とS極(27b、27d)が交互に着磁されている。図2に示すように、位置検出用着磁部26の最も磁束密度が高い磁極中心28a〜28dは、駆動用着磁部21aおよび21bの磁極中心23a〜23dと周方向に一致する位置(すなわち、同位相)にある。一方、位置検出用着磁部26の磁極境界29a〜29dは、駆動用着磁部21aおよび21bの磁極境界24a〜24dに対してそれぞれα°だけ周方向に右側にずれている。したがって、位置検出用着磁部26の磁極境界29a〜29dは、それぞれの磁極中心の中点位置にない。図2において、磁極境界29bは磁極中心28aと磁極中心28bの中点位置からα°の角度だけ右側にずれ、磁極境界29cは磁極中心28bと磁極中心28cの中点位置からα°の角度だけ右側にずれている。同様に、磁極境界29dは磁極中心28cと磁極中心28dの中点位置からα°の角度だけ周方向に右側にずれ、磁極境界29aは磁極中心28dと磁極中心28aの中点位置からα°の角度だけ周方向に右側にずれている。したがって、磁極中心28aから磁極境界29bまでの角度、磁極中心28bから磁極境界29cまでの角度、磁極中心28cから磁極境界29dまでの角度および磁極中心28dから磁極境界29aまでの角度はともに(180/n+α)°となる。一方、磁極境界29bから磁極中心28bまでの角度、磁極境界29cから磁極中心28cまでの角度、磁極境界29dから磁極中心28dまでの角度および磁極境界29aから磁極中心28aまでの角度は(180/n−α)°となる。すなわち、位置検出用着磁部26では、磁極中心が隣接する磁極境界間を不等分するように着磁されている。磁石2を着磁する際の着磁ヨークの形状を適切なものにすることにより、このような磁石を作成することができる。
ステータは、一対のヨーク(第1のヨーク3、第2のヨーク4)、一対のコイル(第1のコイル5、第2のコイル6)、一対の軸受け7、モータカバー8を有する。
第1のヨーク3は軟磁性材料からなり、磁石2の駆動用着磁部21aと対向している。第1のヨーク3は、第1のコイル5に励磁される1本乃至(n/2)本(nは着磁数、本実施例では2本)の磁極歯を有している。励磁される極を切り替えることで、ロータ1に与えるトルクを変化させることができる。磁極歯が複数設けられる場合は等間隔に配置される。第2のヨーク4は第1のヨーク3と同じ材料、同じ形状を有する。第2のヨーク4は磁石2の駆動用着磁部21bと対向し、第1のヨーク3と角度θ(=180/n+α)を持って配置される。角度θは、コギングトルクを低減するために、(180/n)°(n=4の場合は45°)からα°の角度だけずらしている。αの値は、ヨークの形状や磁石の着磁波形によって変わり、本実施例ではα=5°で二つのヨークの位相差を50°としている。αは、例えば、3°〜7°の範囲で設定されるものである。第1のコイル5は導線を多数回巻回されたものである。正方向に電流を流すことにより、第1のヨーク3をN極に励磁することができ、逆方向に電流を流すことにより、第1のヨーク3をS極に励磁することができる。なお、本実施例においては、第1のコイル5に電流を流すことにより、第1のヨーク3の2本の磁極歯を同じ極に励磁することができる。第2のコイル6は導線を多数回巻回されたものである。正方向に電流を流すことにより、第2のヨーク4をN極に励磁することができ、逆方向に電流を流すことにより、第2のヨーク4をS極に励磁することができる。なお、第1のコイル5と第2のコイル6は、同じ形状、巻き数、抵抗で構成される。本実施例においては、第2のコイル6に電流を流すことにより、第2のヨーク4の2本の磁極歯を同じ極に励磁することができる。
軸受け7は、第1のヨーク3及び第2のヨーク4に固定され、ロータ1を回転可能に支持する。モータカバー8は、第1のヨーク3及び第2のヨーク4を位相差を持たせて固定する。
磁気センサ9は、ホール素子、MR素子などの磁電変換手段でロータ1の回転位置を検出する検出部であり、位置検出用着磁部26と共に位置検出手段を構成する。磁気センサ9は、磁石2の位置検出用着磁部26に対向して配置され、モータカバー8に固定される。図3に示すように、磁気センサ9は、第1のヨーク3に90°の位相差を持って配置される。すなわち、ロータ1の着磁数をnとしたとき、第1のヨーク3と磁気センサ9とのなす角が(360/n)°となる。このことにより、磁気センサ9からは図5(B)に示すような出力信号が得られる。
図3は、駆動用着磁部21aおよび21b、第1のヨーク3、第2のヨーク4、磁気センサ9との関係を説明するためにロータ1の回転軸に垂直な断面図である。磁気センサ9への給電及び信号の出力は、不図示のフレキシブルケーブルによって行なわれる。磁気センサ9は、対向する磁石2の磁界の強さに応じた電圧を出力する。磁気センサ9が位置検出用着磁部26のN極の磁極中心28a、28cと対向したときに最大電圧を出力する。磁気センサ9が位置検出用着磁部26のS極の磁極中心28b、28dと対向したときに最小電圧を出力する。磁気センサ9が位置検出用着磁部26の磁極境界29a〜29dに対向したときに0Vを出力する。従って、磁石2の回転に伴い、最大電圧と最小電圧を周期的に出力することができる。
磁気センサ9が位置検出用着磁部26の磁極境界29a〜29dに対向するときの前記ロータの回転位置を第1の回転位置とし、磁気センサ9が位置検出用着磁部26の磁極中心28a〜28dに対向するときの前記ロータの回転位置を第2の回転位置とする。このとき、第2の回転位置は第1の回転位置から(180/n±α)°の角度だけずれた位置となる。
図4は、本実施例の駆動制御部のブロック図である。図4に示すように、駆動制御部は、通電手段10、コントローラ11、タイマー12、メモリ13を有する。モータと、磁気センサ9と、駆動制御部はモータ駆動装置を構成する。
通電手段10は、コントローラ(制御部)11から切り替え指令を受けると、第1のコイル5及び第2のコイル6への通電方向を切り替えることができる。コントローラ11は、外部から駆動指令を受けると、通電手段10に対して通電切り替え指令を出す。コントローラ11は、磁気センサ9の出力する位置検出信号(検出結果)に応じて通電切り替え信号を出力する第1の制御モードを行なうと共に設定された時間が経過した後に通電切り替え信号を出力する第2の制御モードを有する。それぞれの制御モードについては後述する。タイマー12は、設定された時間が経過したことをコントローラ11に知らせることができる。メモリ13はモータの駆動に必要な情報を格納する。
以下、駆動制御部の動作について説明する。第1のコイル5及び第2のコイル6に電流が流れると、第1のヨーク3と第2のヨーク4が励磁される。励磁されたヨーク(第1のヨーク3、第2のヨーク4)と磁石2の駆動用着磁部との間に磁気的な相互作用が生まれ、回転トルクが発生する。
図5(A)は、ロータ1の回転角度(横軸)と第1のコイル5及び第2のコイル6に通電したときに発生するトルク(縦軸)との関係を示すグラフである。図5(A)において、第1のコイル5に正通電、第2のコイル6に正通電を行なった時のトルクをA+B+、第1のコイル5に逆通電、第2のコイル6に逆通電を行なった時のトルクをA−B−のように表している。第1のヨーク3と第2のヨーク4との位相差をコギングトルク低減のために(180/n)°からα°の角度だけずらしているので、図5(A)に示すように、それぞれの通電状態でのトルク波形が対称形状ではなくなる。通電方向を適切な条件で切り替えることにより、モータの発生するトルクを図5のT3のように、常に最大にすることができる。T3は、図9(A)に示すT1のようにトルクが1を常に超えて図9(B)に示すT2のようにトルクが1を下回ることがなくなり、T2よりも図5(A)に示す斜線部の分だけトルクが高い。
図5(B)は磁気センサ9の出力する位置検出信号P(検出結果)とロータ1の回転角度との関係を示すグラフである。磁気センサ9は位置検出用着磁部26の着磁波形を読み取ることにより、ロータ1が50°回転した時点で最大値を出力し、90°回転した時点でゼロを出力し、140°回転した時点で最小値を出力し、180°回転した時点でゼロを出力する。
このような位置関係において、図5のT3のようなトルクを得るには、以下の切り替え条件を用いることで実現できる。(1)まず、位置検出信号Pが正から負へ切り替わったときに第2のコイル6への通電を正から負へ切り替える。(2)次に、位置検出信号Pが負から正へ切り替わったときに第2のコイル6への通電を負から正へ切り替える。(3)また、位置検出信号Pが最大値をとったときに第1のコイル5への通電を正から負へ切り替える。(4)また、位置検出信号Pが最小値を取ったときに第1のコイル5への通電を負から正へ切り替える。第1のコイル5及び第2のコイル6への通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を図5(C)に示す。
位置検出信号Pとトルクとの関係は図5(B)に示すようになっているので最大効率となるトルクを出すために通電状態を切り替える位相を検出することができる。このような条件でコイルへの通電を切り替えることにより、ひとたびモータが回転を始めれば、常に最大のトルクを生じるように通電を切り替えることができる。即ち、2つのセンサを用いたブラシレスモータと同様の効果を得ることができる。
ここで、位置検出信号Pとトルクとの関係は図5(B)に示すようにすることで、トルクを最大効率とすることのできる理由を説明する。
図10は、本実施例におけるモータの、(A)2相通電時のトルクと、(B)1相通電時のトルクを示したものである。なお、2相通電時のトルクとは、第1のコイルおよび第2のコイルに電流を流したときのトルクであり、図5(A)と同じものを示している。
1相通電時のトルクとは、第1のコイルまたは第2のコイルのどちらか一方に電流を流したときのトルクである。第1のコイルに正通電を行なったものをA+B0、逆通電を行なったものをA−B0、第2のコイルに正通電を行なったものをA0B+、逆通電を行なったものをA0B−、として表している。コギングトルクやヨーク同士の相互干渉が通電トルクに比べて十分小さい場合、図のように2相通電時のトルクは、1相通電時のトルクを重ね合わせたものになる。すなわち、第1のコイルのみに正通電を行なったときのトルク(A+B0)と第2のコイルのみに正通電を行なったときのトルク(A0B+)を足し合わせると、第1のコイルおよび第2のコイルに正通電を行なったときのトルク(A+B+)と等しくなる。
常に最大のトルクとなるように通電を切り替えるには、図10(A)上に(X)として示すような2相通電時のトルクの交点を検出し、そこで通電を切り替えればよい。
図10から、(X)となる位相では、1相通電時のトルクがゼロになっていることがわかる。
1相通電時のトルクがゼロになるのは、第1又は第2のヨークの中心と、駆動用着磁部の極の中心が向かい合ったときである。
本実施例に示すモータでは、前述のように、位置検出用着磁部26の着磁パターンを図2のようにし、磁気センサ9を第1のヨークに対して90°(360/n°:nは着磁数)ずらして配置している。こうすることにより、第1のヨークの中心と駆動用着磁部のS極の中心が向かい合ったときに、磁気センサ9は位置検出用着磁部のN極の中心と向かい合い、最大値を出力する。
また、第2のヨークの中心と駆動用着磁部の極の中心が向かい合ったときに、磁気センサ9は極と極の境界と向かい合い、磁気センサ9は0を出力する。
磁気センサ9の出力が最大値になったとき、およびゼロになったときを検出する。このことにより、ヨーク間の位相差を180/nからα°の角度だけずらして配置したモータにおいて、センサの数を2から1へと減らしても、常に最大のトルクを生じるように通電を切り替えることができる。
なお、センサの数を2から1へ減らした悪影響として、モータの逆回転を検出できなくなるということがある。しかし、回転中のモータに衝撃的な負荷が加わらないように使用することで、その悪影響を避け、実用上問題なく使用することができる。
以下、図6を参照して、モータの駆動方法について説明する。図6は、モータの駆動方法を説明するロータ1の軸に垂直な断面図である。なお、回転させたい方向は図6において時計回り方向とする。図6(a)〜図6(h)では、位置検出信号Pの出力の強さをSとして表している。
まず、通電前に、位置検出信号Pの正負を確認する。コントローラ11は、位置検出信号Pが正である場合、ロータ1の位置は、図6に示すように、−45°〜+45°の間にあると判断する(図6(a)のステップ0)。このとき、コントローラ11は、第1のヨーク3をN極に励磁し、第2のヨーク4を励磁しない通電状態を十分長い時間続けることにより、ロータ1を0°に安定して位置決めすることができる(図6(b)のステップ1)。ステップ1における十分長い時間はタイマー12において設定された時間である。タイマー12が設定された時間を計時したとコントローラ11が判断すると、コントローラ11は、第1のヨーク3をN極に励磁し、第2のヨーク4をN極に励磁する通電状態を十分長い時間続ける。これにより、コントローラ11は、ロータ1を22.5°に安定して位置決めすることができる(図6(c)のステップ2)。ステップ1における十分長い時間はタイマー12において設定された時間である。なお、ステップ0〜2の間に、磁気センサ9は磁石2のN極と対向する。コントローラ11は、この間の位置検出信号Pの最大値Smaxをメモリ13に記録する。
次に、コントローラ11は、第1のヨーク3をS極に励磁し、第2のヨーク4をN極に励磁することにより、ロータ1を67.5°に安定して位置決めすることができる。ロータ1はこの角度へ向かって回転トルクを受け、回転を続ける(図6(d)のステップ3)。
ロータ1が67.5°の位置に到達する前に位置検出信号Pの出力Sは正から負へ切り替わる。この瞬間、条件(2)に従って、第2のコイル6への通電を切り替える。コントローラ11は、第1のヨーク3をS極に励磁し、第2のヨーク4をS極に励磁することにより、ロータ1を112.5°に安定して位置決めすることができる。ロータ1はこの角度へ向かって回転トルクを受け、回転を続ける(図6(e)のステップ4)。
ロータ1が112.5°の位置に到達する前に、位置検出信号Pの出力Sは最小値に到達する。そのとき、条件(4)に従って、第1のコイル5への通電を切り替える。コントローラ11は、第1のヨーク3をN極に励磁し、第2のヨーク4をS極に励磁することにより、ロータ1を157.5°に安定して位置決めすることができる。ロータ1はこの角度へ向かって回転トルクを受け、回転を続ける(図6(f)のステップ5)。なお、位置検出信号Pの出力Sが最小値に達したことを検出するには、ステップ0〜2においてメモリ13に記録した位置検出信号Pの最大値Smaxを用いる。最大値と最小値の絶対値はほぼ等しいことから、記録した最大値Smaxと同じ絶対値の信号−Smaxを検出したときに最小値であるとみなす。最大値のばらつきを考慮して、最大値の絶対値よりも数%値を検出したときに最小値とみなしてもよい。
次の安定位置に達する前に、位置検出信号Pの出力Sは負から正へ切り替わる。そのとき、条件(1)に従って、コントローラ11は、第2のコイル6への通電を切り替える。コントローラ11は、第1のヨーク3をN極に励磁し、第2のヨーク4をN極に励磁することにより、ロータ1を202.5°に安定して位置決めすることができる。ロータ1はこの角度へ向かって回転トルクを受け、回転を続ける(図6(g)のステップ6)。
次の安定位置に達する前に、位置検出信号Pの符号は最大値に達する。そのとき、条件(3)に従って、コントローラ11は、第1のコイル5への通電を切り替える。コントローラ11は、第1のヨーク3をS極に励磁し、第2のヨーク4をN極に励磁することにより、ロータ1を247.5°に安定して位置決めすることができる。ロータ1はこの角度へ向かって回転トルクを受け、回転を続ける(図6(h)のステップ7)。なお、位置検出信号Pの出力Sが最大値に達したことを検出するには、ステップ0〜2で記録した位置検出信号Pの最大値Smaxを用いる。
以下同様に、通電切り替え条件に従って第1のコイル5又は第2のコイル6への通電を切り替えてモータを回転させる。
ステップ0からステップ3までの、設定された時間の経過した後に次の通電状態へ切り替える駆動が第2制御モードである。また、ステップ4以降のように、位置検出信号Pの出力に応じて次の通電状態へ切り替える駆動が第1の制御モードである。このように磁気センサ9の出力に応じてモータの通電状態を決定することにより、ロータ1の逆転を最小にし、素早くロータ1を位置決めすることができる。このため、モータの回転と回転方向を安定させることができる。
ステップ0でセンサ信号の出力が負であった場合は、ステップ1〜7のそれぞれの磁極の励磁方向をすべて反対にすることで同様の駆動を行なうことができる。また、ロータ1の回転方向を反時計回り方向に回したいときは、条件(1)〜(4)の代わりに以下の条件(5)〜(8)を用いることで同様の駆動を行なうことができる。(5)まず、位置検出信号Pが正から負へ切り替わったときに第2のコイル6への通電を負から正へ切り替える。(6)次に、位置検出信号Pが正から負へ切り替わったときに第2のコイル6への通電を正から負へ切り替える。(7)また、第7の切り替え条件は、位置検出信号Pが最大値をとったときに第1のコイル5への通電を負から正へ切り替える。(8)また、位置検出信号Pが最小値を取ったときに第1のコイル5への通電を正から負へ切り替える。
以上、本実施例は、コギングトルクを低減させるために二つのヨークの位相差を調整したモータにおいて、通電状態切り替え時にトルクが低下することがなく、図5(A)に示す斜線部の分だけトルクが高い。また、本実施例のモータは、トルク変動が小さく、駆動時の異常音の発生を低減することができると共に、一つの検出部でロータ1の回転位置を検出し、部品点数や配線数の削減を通じてモータの小型化を実現することができる。
実施例1では位置検出手段として磁気センサ9を使い、磁石2の位置検出用着磁部26の着磁波形を読み取っているが、本発明はこれに限定されず、位置検出用着磁部26をもつ磁石を駆動用着磁部21aおよび21bを持つ磁石と別部材にしてもよい。また、図7に示すように、フォトインタラプタなどの光学的な検出部(光センサ)31とロータ1に取り付けられたパルス板32を利用しても実施例1と同様の効果を得ることができる。なお、このとき、パルス板の間隔および光センサ31の位置を調整しておく必要がある。つまり、第1のヨークが駆動用着磁部の磁極中心と向かい合った位相、およびそこから(180/n+α)°位相の離れている第2のヨークが駆動用着磁部の磁極中心と向かい合った位相を検出できるようにしておく必要がある。
また、実施例1は、位置検出用着磁部26の隣接する2つの磁極の磁極中心間の間隔(例えば、磁極中心28aと28bの間隔)を、駆動用着磁部の隣接する2つの磁極の磁極中心間の間隔(例えば、磁極中心23aと23bの間隔)と等しくしている。そして、実施例1は、位置検出用着磁部26の磁極境界(例えば、磁極境界29b)を位置検出用着磁部26の隣接する2つの磁極中心(例えば、磁極中心28aと28b)の半中点位置(磁極境界24bの位置)からα°の角度だけずらしている。そして、実施例1は、位置検出信号Pの最大値及び最小値で第1のコイル5への通電方向を切り替え、位置検出信号Pのゼロクロスを検出して第2のコイル6への通電方向を切り替えている。
位置検出用着磁部26の着磁パターンは、図8に示す位置検出用着磁部36に置換されてもよい。図8は、図2と同様に、磁石2のS極及びN極の最も磁束密度が高い磁極中心を破線で示し、S極とN極の磁極境界(磁束密度が0のところ)を実線で示している。図8において、磁石2は、不等間隔で2n極に着磁された位置検出用着磁部36を有する。位置検出用着磁部36はN極(37a、37c、37e、37g)とS極(37b、37d、37f、37h)を有する。位置検出用着磁部36の磁極境界39a〜39hのうち、一方の磁極境界39b、39d、39f、39hは駆動用着磁部21aおよび21bの各極の磁極中心23a〜23dと周方向に一致する位置(すなわち、同位相)にある。位置検出用着磁部36の磁極境界39a〜39hのうち、他方の磁極境界37a、37c、37e、37gは駆動用着磁部21の磁極境界24a〜24dからα°の角度だけ周方向にずれた位置にある。
このときも第1の実施例と同様、第1のヨーク3と駆動用着磁部21aおよび21bの磁極中心が向かい合った状態を検出できるように、磁気センサ9と位置検出用着磁部36の位置関係を調整しておく。
このような磁石を用い、ゼロクロスを検出したときに第1のコイル5及び第2のコイル6への通電方向を切り替えることにより、実施例1と同様に、第2のヨーク4と駆動用着磁部21aおよび21bの磁極中心が向かい合った状態を検出できる。これにより、位置検出信号Pの最大値及び最小値を検出する必要はなくなる。磁気センサ9の最大値、最小値は温度などに依存するため、検出は不安定になってしまう。しかし、本実施例のようにゼロクロスのみを検出することで、検出の精度を上げることができる。反面、駆動用着磁部21aおよび21bと位置検出用着磁部36の極の向きが反対になる部分が生じる。そのため、磁石2を小型化していくと駆動用着磁部21aおよび21bが位置検出用着磁部36の影響を受けてしまい、トルクが下がってしまうという問題がある。
実施例1及び2のモータ駆動装置は、光学部材の焦点を調節する焦点調節装置に適用することができる。かかる焦点調節装置は、光学部材により形成された像を検出し画像信号を出力するセンサと、センサから出力された画像信号より像のコントラスト値に基づいて焦点状態を検出する焦点状態検出手段と、を有する。更に、焦点調節装置はモータ駆動装置を更に有し、モータ駆動装置は、焦点を調節させる際に光学部材とセンサとの一方を他方に対して移動させるのに使用される。また、デジタルカメラなどの光学機器は、かかる光学部材と、光学部材の焦点を調節する前記焦点調節装置と、を有する。
実施例1のモータの分解斜視図である。 図1に示す磁石の着磁分布を表す磁石の円周方向の展開図である。 図1に示すモータの回転軸に垂直な断面図である。 図1に示す駆動制御部のブロック図である。 図5(A)は、図1に示す第1のコイル及び第2のコイルに通電したときに発生するトルクと、ロータの回転角度との関係を示すグラフである。図5(B)は、図1に示す磁気センサの出力する位置検出信号と、ロータの回転角度との関係を示すグラフである。 図1に示すモータの駆動方法を説明するための断面図である。 実施例2の位置検出手段の斜視図である。 実施例2の磁石の着磁分布を表す磁石の円周方向の展開図である。 従来のモータの一対のコイルに通電したときに発生するトルクと、ロータの回転角度との関係を示すグラフである。 図10(A)は実施例1の2相通電のときに発生するトルクとロータの回転角度との関係を示すグラフ。図10(B)は実施例1の1相通電のときに発生するトルクとロータの回転角度との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 ロータ
2 磁石
3 第1のヨーク
4 第2のヨーク
5 第1のコイル
6 第2のコイル
9 磁気センサ(位置検出手段)
11 コントローラ(制御部)
12 タイマー
31 位置検出手段

Claims (7)

  1. 等間隔でn極に着磁される駆動用着磁部が形成されるロータと、
    前記駆動用着磁部に対向する第1のヨークと、
    前記第1のヨークを励磁する第1のコイルと、
    前記第1のヨークに対して(180/n)°からα°の角度だけずれた位置で、前記駆動用着磁部に対向する第2のヨークと、
    前記第2のヨークを励磁する第2のコイルと、
    前記駆動用着磁部の磁極境界からα°の角度だけずれた前記ロータの回転位置を第1の回転位置として検出し、前記第1の回転位置から(180/n±α)°の角度だけずれた前記ロータの回転位置を第2の回転位置として検出する検出部と、
    前記検出部からの出力によって、前記第1および第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力する駆動制御部とを有することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記検出部が前記第2の回転位置を検出するときに、前記第1のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力し、前記検出部が前記第1の回転位置を検出するときに、前記第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 等間隔でn極に着磁される駆動用着磁部と、磁極境界が前記駆動用着磁部の磁極境界からα°の角度だけずれ、磁極中心が隣接する磁極境界間を不等分するように、n極に着磁される位置検出用着磁部が形成されるロータと、
    前記駆動用着磁部に対向する第1のヨークと、
    前記第1のヨークを励磁する第1のコイルと、
    前記第1のヨークに対して(180/n)°からα°の角度だけずれた位置で、前記駆動用着磁部に対向する第2のヨークと、
    前記第2のヨークを励磁する第2のコイルと、
    前記位置検出用着磁部に対向して、前記位置検出用着磁部の磁極中心となる前記ロータの回転位置および前記位置検出用着磁部の磁極境界となる前記ロータの回転位置を検出する検出部と、
    前記検出部からの出力によって、前記第1および第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力する駆動制御部とを有することを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 前記位置検出用着磁部の磁極中心が前記駆動用着磁部の磁極中心と一致するように着磁されることを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。
  5. 前記駆動制御部は、前記検出部が前記位置検出用着磁部の磁極中心を検出するときに、前記第1のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力し、前記検出部が前記位置検出用着磁部の磁極境界を検出するときに、前記第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力することを特徴とする請求項3または4に記載のモータ駆動装置。
  6. 等間隔でn極に着磁される駆動用着磁部と、一方の磁極境界が前記駆動用着磁部の磁極境界からα°の角度だけずれ、不等間隔で2n極に着磁される位置検出用着磁部が形成されるロータと、
    前記駆動用着磁部に対向する第1のヨークと、
    前記第1のヨークを励磁する第1のコイルと、
    前記第1のヨークに対して(180/n)°からα°の角度だけずれた位置で、前記駆動用着磁部に対向する第2のヨークと、
    前記第2のヨークを励磁する第2のコイルと、
    前記位置検出用着磁部に対向して、前記位置検出用着磁部の磁極中心となる前記ロータの回転位置および前記位置検出用着磁部の磁極境界となる前記ロータの回転位置を検出する検出部と、
    前記検出部からの出力によって、前記第1および第2のコイルの通電方向を切り替えるための通電切り替え信号を出力する駆動制御部とを有することを特徴とするモータ駆動装置。
  7. 前記位置検出用着磁部の他方の磁極境界が前記駆動用着磁部の磁極中心と一致するように着磁されることを特徴とする請求項6に記載のモータ装置。
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