JP5388678B2 - 回転装置 - Google Patents

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Description

この発明は、磁気誘導子型回転機と該磁気誘導子型回転機の回転位置を検出する回転位置検出装置とを有する回転装置に関するものである。
従来の回転装置は、回転機と、回転機の回転軸の端部に設けられた回転角度検出手段と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。そして、回転機は、磁極ピッチが互いに半ピッチ相違するように回転軸に装着された第1回転子コアと第2回転子コアとからなる回転子と、第1回転子コアを囲繞する第1固定子コア、第2回転子コアを囲繞する第2固定子コア、第1固定子コアと第2固定子コアとの間に介装され、界磁起磁力を発生させる界磁起磁力発生手段、および第1固定子コアと第2固定子コアとに巻装されて回転子にトルクを発生させるトルク発生用巻線からなる固定子と、を備えている。また、回転角度検出手段は、ロータリエンコーダを含んで構成されている。
特許第3716028号公報
従来の回転装置では、回転角度検出手段の構成については具体的に説明されていない。例えば、一般的なブラシレスモータにおいては、回転子磁石の漏れ磁束をホールICにより検出して回転軸の回転角度に応じた出力信号を発生する方法がとられている。そこで、ホールICを用いて従来の回転装置の回転軸の回転位置を検出する場合、磁石が回転機の回転子に装着されていないので、漏れ磁束が少なく、固定子コイルの磁場の影響が大きくなり、検出精度が低下するという不具合がある。また、検出精度の低下の要因となる固定子コイルの磁場の影響を抑えるために、回転位置検出用の磁石を設置し、回転位置検出用の磁束を多くすることが考えられる。しかし、回転位置検出用の磁石のみならず、磁石を設置するための部品も必要となり、コストが増加するという不具合がある。さらに、磁石は高温下では減磁することから、回転装置を高温環境下で使用できなくなるという不具合がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、磁気誘導子型回転機に特有な回転軸を流れる磁束を利用して回転軸の回転位置を検出するようにし、固定子コイルの磁場の影響を抑え、回転位置検出用の磁石の設置を不要とし、回転位置の検出精度が高められるとともに、高温環境下で使用できる安価な回転装置を得ることを目的とする。
この発明に係る回転装置は、それぞれ、内周側に開口するスロットを画成するティースが円筒状のコアバックの内周面から径方向内方に突設されて周方向に所定のピッチで複数配設されてなる同一形状に作製され、軸方向に所定距離離反して、かつ上記ティースの周方向位置を一致させて同軸に配置されて、フレーム内に収納保持された第1固定子鉄心と第2固定子鉄心との対を有する固定子鉄心、および上記固定子鉄心に巻装された固定子コイルを有する固定子、突極が周方向に等角ピッチで配設されてなる同一形状に作製された第1回転子鉄心と第2回転子鉄心との対を、それぞれ対をなす上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の内周側に位置させ、かつ互いに周方向に半突極ピッチずらして磁性の回転軸に同軸に固着された回転子、対をなす上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との間に配設され、上記第1回転子鉄心の突極と上記第2回転子鉄心の突極とが異なる極性となるように界磁磁束を発生する界磁コイル、および上記第1固定子鉄心、および第2固定子鉄心の外周面を連結するように軸方向に延設された軸方向磁路形成部材を有する磁気誘導子型回転機と、上記磁気誘導子型回転機の軸方向一側に配設され、上記界磁コイルにより発生されて上記回転軸に流れる磁束を検出して上記回転軸の回転角度に応じたセンサ信号を出力する回転位置検出装置と、を備えている。上記回転位置検出装置は、上記回転子の軸方向一側に所定距離離反して上記回転軸に固着された回転位置検出用回転子鉄心と、上記固定子の軸方向一側に所定距離離反して上記回転位置検出用回転子鉄心を囲繞するように配設された回転位置検出用固定子鉄心と、上記回転位置検出用固定子鉄心の内周面に周方向に所定の間隔で配設された複数の磁気センサ素子と、を備え、上記回転位置検出用固定子鉄心の外周面が上記軸方向磁路形成部材を介して上記第1固定子鉄心、および第2固定子鉄心の外周面に連結され、上記複数の磁気センサが、上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の軸方向他側に位置する固定子鉄心から、上記第1回転子鉄心および上記第2回転子鉄心の軸方向他側に位置する回転子鉄心、上記回転軸、上記回転位置検出用回転子鉄心、上記回転位置検出用固定子鉄心、および上記軸方向磁路形成部材を経て上記軸方向他側に位置する固定子鉄心に戻る磁気回路を流れる磁束を検出している。
この発明によれば、回転位置検出装置が界磁コイルにより発生されて回転軸に流れる磁束を検出して回転軸の回転角度に応じたセンサ信号を出力している。そこで、回転位置検出用の磁石が不要となり、安価となるとともに、高温環境下での使用が可能となる。また、磁気センサ素子の検知する磁束量が多くなり、固定子コイルの磁場の影響を受けにくくなり、回転位置の検出精度が高められる。
この発明の実施の形態1に係る回転装置の主要構成を示す一部破断斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転装置を示す縦断面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転装置における電気回路図である。 この発明の実施の形態1に係る回転装置におけるインバータ回路の構成を説明する電気回路図である。 この発明の実施の形態1に係る回転装置におけるセンサ信号タイムチャートである。 この発明の実施の形態1に係る回転装置におけるインバータ入力タイムチャートである。 この発明の実施の形態2に係る回転装置を示す横断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転装置を示す横断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転装置における電気回路図である。 この発明の実施の形態3に係る回転装置におけるセンサ信号タイムチャートである。 この発明の実施の形態3に係る回転装置におけるインバータ回路を示す電気回路図である。 この発明の実施の形態4に係る回転装置におけるインバータ回路を示す電気回路図である。
以下、本発明の回転装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転装置の主要構成を示す一部破断斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転装置を示す縦断面図、図3は図2のIII−III矢視断面図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転装置における電気回路図、図5はこの発明の実施の形態1に係る回転装置におけるインバータ回路の構成を説明する電気回路図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転装置におけるセンサ信号タイムチャート、図7はこの発明の実施の形態1に係る回転装置におけるインバータ入力タイムチャートである。なお、図2中、矢印は磁束の流れを示している。また、縦断面図とは、回転軸の軸心を含む平面における断面図である。
図1乃至図3において、回転装置1は、回転機2と、回転機2の軸方向一側に配設され、回転機2の回転軸3の回転位置を検出する回転位置検出装置20と、を備えている。
回転機2は、磁気誘導子型同期回転機であり、鉄などの塊状磁性体で作製された回転軸3に同軸に固着された回転子4と、回転子4を囲繞するように配設された固定子鉄心9にトルク発生用駆動コイルとしての固定子コイル12を巻装して構成された固定子8と、界磁手段としての界磁コイル13と、回転子4、固定子8および界磁コイル13を収納する円筒状のフレーム14と、を備えている。
回転子4は、例えば所定形状に成形された多数枚の磁性薄板としての磁性鋼板を積層一体化して作製された第1および第2回転子鉄心5,6と、所定枚の磁性鋼板を積層一体化して作製され、軸心位置に回転軸挿入孔(図示せず)が穿設された円盤状の隔壁7と、を備える。第1および第2回転子鉄心5,6は、同一形状に作製され、軸心位置に回転軸挿入孔(図示せず)が穿設された円筒状の基部5a,6aと、基部5a,5aの外周面から径方向外方に突設され、かつ軸方向に延設されて、周方向に等角ピッチ(90°)で4つ設けられた突極5b,6bと、から構成されている。また、隔壁7の外径が第1および第2回転子鉄心5,6の外径に一致している。
そして、回転子4は、第1および第2回転子鉄心5,6を、周方向に半突極ピッチずらして、隔壁7を介して互いに密接して配置し、それらの回転軸挿入孔に挿通された回転軸3に固着されて構成されている。このように構成された回転子4は、回転軸3の両端を軸受(図示せず)に支持されてフレーム14内に回転自在に配設されている。
固定子鉄心9は、所定形状に成形された多数枚の磁性鋼板を積層一体化して作製された第1および第2固定子鉄心10,11を備える。第1および第2固定子鉄心10,11は、同一形状に作製され、円筒状のコアバック10a,11aと、コアバック10a,11aの内周面から径方向内方に突設されて周方向に等角ピッチ(60°)で6つ設けられたティース10b,11bと、を備える。そして、内周側に開口するスロット10c,11cが、コアバック10a,11aと隣り合うティース10b,11bとにより画成されている。
そして、第1および第2固定子鉄心10,11は、ティース10b,11bの周方向位置を一致させて、かつ隔壁7の軸方向厚み分離間して、それぞれ第1および第2回転子鉄心5,6を囲繞するように、フレーム14内に配設されている。
固定子コイル12は、導体線をスロット10c,11cを跨がないで軸方向に相対して対をなすティース10b,11bに巻回した、いわゆる集中巻き方式に巻回されている。図1では、一対のティース10b、11bに集中巻きに巻回された1つの相コイルのみを示しているが、実際には、固定子コイル12は、軸方向に相対する6対のティース10b、11bに対して順次U,V,Wの3相を2回繰り返して集中巻きに巻回された6つの相コイルから構成されている。
界磁コイル13は、導体線を円筒状に巻回した円筒状コイルであり、第1および第2固定子鉄心10,11のコアバック10a,11a間に介装されている。
フレーム14は、鉄等の塊状磁性体を用いて、第1および第2固定子鉄心10,11の外径と略等しい内径の円筒状に作製されている。そして、フレーム14は、第1および第2固定子鉄心10,11のコアバック10a,11aの外周面に密接するように、第1および第2固定子鉄心10,11に外嵌状態に嵌着されている。フレーム14は、第1および第2固定子鉄心10,11のコアバック10a,11a間を磁気的に連結する軸方向磁路形成部材を構成している。
回転位置検出装置20は、回転位置検出用回転子鉄心21と、回転位置検出用固定子鉄心22と、磁気センサ素子23a〜23cと、を備え、回転軸3の回転角度に応じたセンサ信号を出力する。
回転位置検出用回転子鉄心21は、例えば所定形状に成形された多数枚の磁性薄板としての磁性鋼板を積層一体化して作製され、軸心位置に回転軸挿入孔(図示せず)が穿設された円筒状の基部21aと、基部21aの外周面から径方向外方に突設され、かつ軸方向に延設されて、周方向に等角ピッチ(180°)で2つ設けられた周方向幅が90°の突極21bと、から構成されている。また、基部21aの外径は、第1および第2回転子鉄心5,6の基部5a,6aの外径に一致し、突極21bの外径は、第1および第2回転子鉄心5,6の突極5b、6bの外径に一致している。
回転位置検出用固定子鉄心22は、例えば所定の径方向幅を有するリング形状に成形された多数枚の磁性薄板としての磁性鋼板を積層一体化して作製されている。そして、回転位置検出用固定子鉄心22の外径は、第1および第2固定子鉄心10,11の外径に一致している。
磁気センサ素子23a〜23cは、例えばホール素子や磁気抵抗素子が用いられ、回転位置検出用固定子鉄心22の内周面に、周方向に60°のピッチで配設されている。
この回転位置検出用回転子鉄心21が、その回転軸挿入孔に挿通された回転軸3に固着されて、回転機2の軸方向一側に、第2回転子鉄心6と所定距離離間して配設されている。そして、回転位置検出用固定子鉄心22が、フレーム14の内周面に密接するように、フレーム14に内嵌状態に嵌着され、回転機2の軸方向一側に、第2固定子鉄心11と所定距離離間して、かつ回転位置検出用回転子鉄心21を囲繞するように配設されている。この時、回転位置検出用固定子鉄心22の内径が、磁気センサ素子23a〜23cと回転位置検出用回転子鉄心21の突極21bとが近接するように形成されている。
ここで、回転装置1は、図4に示されるように、直流電源30と、回転位置検出装置20からのセンサ信号H1〜H3を入力してインバータ駆動信号を生成する論理回路31と、論理回路31で生成されたインバータ駆動信号Iv1〜Iv6を入力して回転機2の駆動信号を生成するインバータ回路32と、をさらに備えている。
なお、固定子コイル12は、U,V,Wの3相の相コイルをY結線して構成されている。また、インバータ回路32は、図5に示されるように、2つのスイッチング素子33を直列に接続したものを並列に3つ接続して構成されている。そして、固定子コイル12の各Y結線端部が、直列に接続された2つのスイッチング素子33の中間点に接続されている。
つぎに、このように構成された回転装置1の動作について説明する。
界磁コイル13に通電されることにより発生した磁束は、図2中矢印で示されるように、第1固定子鉄心10内を径方向内方に流れ、ティース10bから空隙部を介して第1回転子鉄心5の突極5bに入る。第1回転子鉄心5に入った磁束は、第1回転子鉄心5内を径方向内方に流れ、回転軸3に流れ込み、回転軸3内を軸方向の一側に流れる。
そして、回転軸3内を流れる磁束のほとんどが、第2回転子鉄心6に入る。第2回転子鉄心6に入った磁束は、第2回転子鉄心6内を径方向外方に流れ、突極6bから空隙部を介して第2固定子鉄心11のティース11bに入る。第2固定子鉄心11に入った磁束は、第2固定子鉄心11内を径方向外方に流れ、フレーム14に流れ込む。
また、回転軸3内を流れる磁束の残部が、回転軸3内を軸方向一側にさらに流れて、回転位置検出用回転子鉄心21に入る。回転位置検出用回転子鉄心21に入った磁束は、回転位置検出用回転子鉄心21内を径方向外方に流れ、突極21bから空隙部を介して回転位置検出用固定子鉄心22に入る。回転位置検出用固定子鉄心22に入った磁束は、回転位置検出用固定子鉄心22内を径方向外方に流れ、フレーム14に流れ込む。フレーム14に流れ込んだ磁束は、フレーム14内を軸方向他側に流れ、第2固定子鉄心11内を径方向外側に流れてフレーム14に流れ込んだ磁束と合流し、フレーム14内を軸方向他側に流れて、第1固定子鉄心10に戻る。
この時、回転位置検出用回転子鉄心21が回転軸3とともに回転され、突極21bの周方向幅は90°であり、磁気センサ素子23a〜23cが60°のピッチで周方向に配設されている。そこで、図6に示されるセンサ信号H1〜H3が磁気センサ素子23a〜23cのそれぞれから出力され、論理回路31に入力される。論理回路31では、入力されたセンサ信号H1〜H3に基づいて、図7に示されるインバータ駆動信号Iv1〜Iv6を生成する。インバータ回路32は、そのスイッチング素子33のスイッチング動作がインバータ駆動信号Iv1〜Iv6により制御され、固定子コイル12の各コイルに流す電流を順次切り替える。
一方、第1および第2回転子鉄心5,6の突極5b,6bが周方向に半突極ピッチずれているので、磁束は、軸方向から見ると、N極とS極とが周方向に交互に配置されたように作用する。そして、回転子4の位置に応じた交流電流がインバータ回路32から固定子コイル12に供給され、トルクが発生し、回転機2がバイポーラ駆動される。この回転機2は、無整流子モータであり、磁気的には、8極6スロットの集中巻き方式の永久磁石式回転機と同様に動作する。なお、界磁コイル13により磁束を発生させているので、界磁コイル13への通電を停止することで、逆起電力を取り去ることができる。この回転機2も、界磁制御式の回転機である。
このように、この実施の形態1によれば、界磁手段として界磁コイル13を用いているので、自動車のエンジン部などの高温環境下で使用できる回転装置1が得られる。
また、回転位置検出装置20は、磁気センサ素子23a〜23cを用いて界磁コイル13により発生された磁束を検出するように構成されているので、回転位置検出用に永久磁石を配設する必要がなく、回転装置1の低コスト化が図られるとともに、高温環境下での使用が可能となる。
また、回転位置検出装置20は、回転軸3の軸端に固着された回転位置検出用回転子鉄心21と、回転位置検出用回転子鉄心21を囲繞するように配設された回転位置検出用固定子鉄心22と、回転位置検出用固定子鉄心22の外周面と第2固定子鉄心11の外周面とを磁気的に連結するフレーム14と、回転位置検出用固定子鉄心22の内周面に配設された磁気センサ素子23a〜23cと、を備えている。そして、回転軸3を流れる磁束が回転位置検出用回転子鉄心21から磁気センサ素子23a〜23c、回転位置検出用固定子鉄心22およびフレーム14を介して第1固定子鉄心10に戻る磁気回路が構成される。そこで、磁気センサ素子23a〜23cの検出する磁束量が多くなるとともに、磁気センサ素子23a〜23cを固定子コイル12から軸方向に離して配置できる。これにより、固定子コイル12の磁場の影響が抑えられ、回転軸3の回転位置の検出精度が高められる。また、回転位置検出装置20を流れる磁束が回転機2の磁気回路に戻されるので、回転機2の実質駆動磁束が増加し、高トルクが得られる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2に係る回転装置を示す横断面図である。なお、横断面図とは回転軸の軸心と直交する平面における断面図である。
図8において、回転位置検出装置20Aは、それぞれ所定の周方向幅を有し、等角ピッチ(60°)で周方向に配列された6本のティース22aを有する回転位置検出用固定子鉄心22Aを備えている。そして、磁気センサ素子23a〜23cが周方向に隣り合う3本のティース22aの先端に固着されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された回転位置検出装置20Aも、上記回転位置検出装置20と同様に動作する。したがって、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
また、この実施の形態2によれば、回転位置検出用固定子鉄心21の突極22bから磁気センサ素子23a〜23cを通過する磁束のみがティース22aを介してフレーム14に流れるので、磁気センサ素子23a〜23cを通過する磁束量が増加し、回転位置の検出精度が高められる。
また、磁気センサ素子23a〜23cが配設されている3本のティース22aと、磁気センサ素子23a〜23cが配設されていない3本のティース22aとを等角ピッチに配列しているので、回転位置検出用回転子鉄心21の回転位置による磁束の変動が抑えられ、回転子4の回転位置を安定して検出できる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係る回転装置を示す横断面図、図10はこの発明の実施の形態3に係る回転装置における電気回路図、図11はこの発明の実施の形態3に係る回転装置におけるセンサ信号タイムチャート、図12はこの発明の実施の形態3に係る回転装置におけるインバータ回路を示す電気回路図である。
図9において、回転位置検出装置20Bは、突極21bが円筒状の基部21aの外周面から径方向外方に突設され、かつ軸方向に延設されて、周方向に等角ピッチ(180°)で2つ設けられた回転位置検出用回転子鉄心21Bと、回転位置検出用回転子鉄心21Bの内周面に等角ピッチ(30°)で周方向に配列された6つの磁気センサ素子24a〜24fと、を備えている。そして、磁気センサ素子24a〜24fには、磁気センサ素子23a〜23cと同様に、ホール素子や磁気抵抗素子が用いられている。また、回転位置検出用回転子鉄心21Bでは、突極21aの周方向幅が60°であり、非突極の周方向幅が120°となっている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された回転装置1Aでは、回転位置検出用回転子鉄心21Bが回転軸3とともに回転され、突極21bの周方向幅は60°、非突極の周方向幅は120°であり、磁気センサ素子24a〜24fが30°のピッチで周方向に配設されている。そこで、図11に示されるセンサ信号IvA〜IvFが磁気センサ素子24a〜24fのそれぞれから出力される。ここで、センサ信号IvD,IvA,IvF,IvC,IvB,IvEが、それぞれ、図7に示されるインバータ駆動信号Iv1〜Iv6と同等となる。そして、図10に示されるように、磁気センサ素子24a〜24fのセンサ信号IvA〜IvFが直接インバータ回路32に入力される。インバータ回路32では、図12に示されるように、そのスイッチング素子33のスイッチング動作がセンサ信号IvA〜IvFにより制御され、固定子コイル12の各コイルに流す電流を順次切り替える。このように、回転子4の位置に応じた交流電流がインバータ回路32から固定子コイル12に供給され、トルクが発生し、回転機2がバイポーラ駆動される。
したがって、この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、この実施の形態3によれば、磁気センサ素子24a〜24fのセンサ信号IvA〜IvFが直接インバータ回路32に入力されるように構成されているので、論理回路が不要となり、その分低コスト化が図られる。
ここで、磁気センサ素子24a〜24fからの信号レベルが十分でない場合には、インバータ回路32内にプリアンプを設けることが好ましい。
実施の形態4.
図13はこの発明の実施の形態4に係る回転装置におけるインバータ回路の構成を説明する電気回路図である。
図13において、インバータ回路32Aは、3つのスイッチング素子33を備えている。そして、直流電源30の正極が固定子コイル12のY結線中性点に接続され、固定子コイル12の各Y結線端部がスッチング素子33のコレクタ端子に接続されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態4では、回転位置検出装置20からのセンサ信号H1〜H3がインバータ回路32Aに入力され、スイッチング素子33のスイッチ動作がセンサ信号H1〜H3により制御され、交流電流が固定子コイル12に供給される。これにより、回転機2がユニポーラ駆動される。
この実施の形態4においても、回転位置検出装置20が回転機2の軸方向一側に配設され、回転軸3に流れる磁束を検出して、回転軸3の回転角度に応じたセンサ信号H1〜H3を出力しているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施の形態では、界磁極数とスロット数との比が8:6、すなわち極スロット比が4:3であるが、極スロット比は4:3に限定されるものではなく、例えば2:3でもよい。また、上記各実施の形態では、固定子コイルが集中巻き方式で第1および第2固定子鉄心に巻回されているものとしているが、固定子コイルは分布巻き方式で第1および第2固定子鉄心に巻回されていてもよい。このような場合、必要に応じ、回転位置検出用回転子鉄心の突極の個数や配列ピッチ、磁気センサ素子の個数や配列ピッチなどを変更することになる。
また、上記実施の形態では、固定子コイルが3相巻線で構成されているものとしているが、固定子コイルは3相巻線に限定されるものではなく、例えば、2相巻線や4相巻線で構成されてもよい。この場合においても、回転位置検出用回転子鉄心の突極の個数や配列ピッチ、磁気センサ素子の個数や配列ピッチなどを変更することになる。
また、上記各実施の形態では、回転位置検出用回転子鉄心の突極幅と非突極幅とを等しくするものとしているが、突極幅と非突極幅とを変えてもよい。そして、突極幅と非突極幅との比を変えることにより、磁気センサ素子のセンサ信号の出力タイミングを調整することができる。
また、上記各実施の形態では、ホール素子や磁気抵抗素子を磁気センサ素子に用いるものとして説明しているが、高温環境下での使用を考慮すれば、磁気抵抗素子を磁気センサ素子に用いることが好ましい。
また、上記各実施の形態では、磁性薄板として磁性鋼板を用いるものとしているが、磁性薄板は磁性鋼板に限定されるものではなく、例えば電磁鋼板を用いてもよい。
また、上記各実施の形態では、第1および第2固定子鉄心、第1および第2回転子鉄心、回転位置検出用固定子鉄心、回転位置検出用回転子鉄心が磁性鋼板を積層した積層鉄心で構成されているものとしているが、これらの鉄心は、積層鉄心に限定されるものではなく、例えば圧粉鉄心で構成されてもよい。
また、上記各実施の形態では、フレームを磁性材料で作製するものとしているが、フレームを非磁性のステンレスやアルミニウムなどで作製してもよい。この場合、磁性材料からなる短冊状あるいは棒状の軸方向磁路形成部材を第1固定子鉄心、第2固定子鉄心および回転位置検出用固定子鉄心の外周面を連結するように軸方向に延設する必要がある。
また、上記各実施の形態では、第1および第2固定子鉄心の対、および第1および第2回転子鉄心の対を、それぞれ一対配設した回転機を用いるものとしているが、第1および第2固定子鉄心の対、および第1および第2回転子鉄心の対を軸方向に二対以上配列した回転機を用いてもよい。
1,1A 回転装置、2 回転機(磁気誘導子型回転機)、3 回転軸、4 回転子、5 第1回転子鉄心、5b 突極、6 第2回転子鉄心、6b 突極、8 固定子、9 固定子鉄心、10 第1固定子鉄心、10a コアバック、10b ティース、10c スロット、11 第2固定子鉄心、11a コアバック、11b ティース、11c スロット、12 固定子コイル、13 界磁コイル、14 フレーム(軸方向磁路形成部材)、20,20A 回転位置検出装置、21 回転位置検出用回転子鉄心、22 回転位置検出用固定子鉄心、23a〜23c 磁気センサ素子、24a〜24f 磁気センサ素子、31 論理回路、32,32A インバータ回路。

Claims (5)

  1. それぞれ、内周側に開口するスロットを画成するティースが円筒状のコアバックの内周面から径方向内方に突設されて周方向に所定のピッチで複数配設されてなる同一形状に作製され、軸方向に所定距離離反して、かつ上記ティースの周方向位置を一致させて同軸に配置されて、フレーム内に収納保持された第1固定子鉄心と第2固定子鉄心との対を有する固定子鉄心、および上記固定子鉄心に巻装された固定子コイルを有する固定子、
    突極が周方向に等角ピッチで配設されてなる同一形状に作製された第1回転子鉄心と第2回転子鉄心との対を、それぞれ対をなす上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の内周側に位置させ、かつ互いに周方向に半突極ピッチずらして磁性の回転軸に同軸に固着された回転子、
    対をなす上記第1固定子鉄心と上記第2固定子鉄心との間に配設され、上記第1回転子鉄心の突極と上記第2回転子鉄心の突極とが異なる極性となるように界磁磁束を発生する界磁コイル、および
    上記第1固定子鉄心、および第2固定子鉄心の外周面を連結するように軸方向に延設された軸方向磁路形成部材を有する磁気誘導子型回転機と、
    上記磁気誘導子型回転機の軸方向一側に配設され、上記界磁コイルにより発生されて上記回転軸に流れる磁束を検出して上記回転軸の回転角度に応じたセンサ信号を出力する回転位置検出装置と、を備えている回転装置において、
    上記回転位置検出装置は、
    上記回転子の軸方向一側に所定距離離反して上記回転軸に固着された回転位置検出用回転子鉄心と、
    上記固定子の軸方向一側に所定距離離反して上記回転位置検出用回転子鉄心を囲繞するように配設された回転位置検出用固定子鉄心と、
    上記回転位置検出用固定子鉄心の内周面に周方向に所定の間隔で配設された複数の磁気センサ素子と、を備え、
    上記回転位置検出用固定子鉄心の外周面が上記軸方向磁路形成部材を介して上記第1固定子鉄心、および第2固定子鉄心の外周面に連結され、
    上記複数の磁気センサが、上記第1固定子鉄心および上記第2固定子鉄心の軸方向他側に位置する固定子鉄心から、上記第1回転子鉄心および上記第2回転子鉄心の軸方向他側に位置する回転子鉄心、上記回転軸、上記回転位置検出用回転子鉄心、上記回転位置検出用固定子鉄心、および上記軸方向磁路形成部材を経て上記軸方向他側に位置する固定子鉄心に戻る磁気回路を流れる磁束を検出していることを特徴とする回転装置。
  2. 上記回転位置検出装置からの上記センサ信号を入力してインバータ駆動信号を出力する論理回路と、上記インバータ駆動信号により駆動されて上記固定子コイルの各コイルに流す電流を順次切り替えるインバータ回路と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の回転装置。
  3. 上記回転位置検出用回転子は、180°の角度ピッチで成形され、それぞれ周方向幅を90°とする2つの突極を有し、
    上記磁気センサ素子が60°の角度ピッチで3つ配設されていることを特徴とする請求項2記載の回転装置。
  4. 上記回転位置検出装置からの上記センサ信号により駆動されて上記固定子コイルの各コイルに流す電流を順次切り替えるインバータ回路をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の回転装置。
  5. 上記回転位置検出用回転子は、180°の角度ピッチで成形され、それぞれ周方向幅を60°とする2つの突極を有し、
    上記磁気センサ素子が30°の角度ピッチで6つ配設されていることを特徴とする請求項4記載の回転装置。
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