JPH04248385A - モータのパルス信号発生装置 - Google Patents

モータのパルス信号発生装置

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JPH04248385A
JPH04248385A JP3006451A JP645191A JPH04248385A JP H04248385 A JPH04248385 A JP H04248385A JP 3006451 A JP3006451 A JP 3006451A JP 645191 A JP645191 A JP 645191A JP H04248385 A JPH04248385 A JP H04248385A
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pulse
rotor
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rotation
signal
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Kotoji Kawashima
琴司 川島
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Sanyo Electric Co Ltd
Kumagaya Seimitsu Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Kumagaya Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータのパルス信号発生
装置に係り、特に、ロータの1回転毎に1個のパルス信
号の出力が可能なパルス信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク・ドライブ装置、ハ
ードディスク・ドライブ装置、回転磁気ヘッド型記録装
置(例えばVTR)等におけるドライブ用のモータでは
、ディスクの基準信号や、ヘッドの切り換え信号として
ロータの1回転当り1個のパルス信号を出力可能にする
ため、パルス信号発生装置を備えている。
【0003】従来、この種のパルス発生装置としては、
図示はしないが、例えばブラシレスモータのロータに取
り付けられる駆動マグネットの一部にパルス信号発生専
用の着磁を施し、その着磁を検出する磁気センサをステ
ータ基板に配置したり、ロータケースにスリットを設け
て、このスリットを介した光の断続等を検出する光学セ
ンサをステータ基板に配置し、ロータの1回転毎にその
検出センサからパルス信号を出力させる構成を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パルス信号発生装置では、ロータの駆動マグネットにパ
ルス信号発生用の着磁を施したり、ロータケースにスリ
ットを設ける必要があるうえ、これらパルス信号発生用
の着磁やスリットを検出する専用のセンサをステータ基
板に配置する必要があり、モータの小型化およびコスト
の低減の妨げとなっている。
【0005】特に、パルス信号発生専用の着磁を施す磁
気方式では、1回転に1度の磁気成分を検出するもので
あるため、この磁気成分がモータの速度検出用の例えば
周波数発電コイル等に混入すると、モータにおけるワウ
・フラッタやジッタを悪化させたり、漏れ磁束がヘッド
へ飛び込んでデータエラーを発生させたりするおそれが
ある。
【0006】本発明はこのような従来の欠点を解決する
ためになされたもので、ロータの1回転当り1個のパル
ス信号を出力させるための専用構成部品を必要とせず、
他の構成電子部品への影響を抑え、特性の安定した小型
かつ低コストのパルス信号発生装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ロータの1回転毎に等分で2個以上
出力され、そのロータの回転制御に必要な第1のパルス
信号を発生する第1のパルス発生手段と、そのロータの
1回転毎に等分で3個以上出力され、そのロータの回転
制御に必要な第2のパルス信号を発生する第2のパルス
発生手段と、それら第1および第2のパルス信号からロ
ータの1回転毎に1個のパルス信号を演算出力する演算
手段とを具備して構成されている。
【0008】例えば、上記第1のパルス発生手段はロー
タの1回転毎にn個(nは2以上の整数)のパルス信号
を出力するように構成され、上記第2のパルス発生手段
はロータの1回転毎にk・n+1個(kは1以上の整数
)のパルス信号を出力するように構成され、上記演算手
段はその第1のパルス信号の1区間中にk+1個の上記
第2のパルス信号が生じたときに上記第3のパルス信号
を出力するように形成される。
【0009】
【作用】このような手段を備えた本発明では、ロータが
回転すると、例えば、第1のパルス発生手段からロータ
の1回転毎に等分されたn個のパルス信号が出力され、
第2のパルス発生手段からはロータの1回転毎に等分さ
れたk・n+1個のパルス信号が出力されるので、第1
のパルス信号により分割されるn個の区間のうち、n−
1個の区間には第2のパルス信号がk個発生し、唯一、
1つの区間で第2のパルス信号がk+1個発生する。こ
の1区間中にk+1個目の第2のパルス信号がカウント
された時点をタイミングとして第3のパルス信号を演算
出力してロータ1回転当り1個のパルス信号を得る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、便宜上、モータの一例であるブラシレスモ
ータとともに説明する。
【0011】図3は、VTRの回転ヘッド駆動用のブラ
シレスモータを示す縦断面図である。
【0012】図において、軸受ハウジング(1)はVT
Rの、例えば固定シリンダとして機能するステータ部材
であって、貫通孔(3)を有し、この貫通孔(3)の両
端部には一対のボールベアリングからなる軸受部材(5
)(5)が共軸的に固定されており、軸受ハウジング(
1)の外周に設けた段部には、これに載置するようにし
て回路基板(9)が固定されている。
【0013】この回路基板(9)の表面には、図1に示
すように、後述するロータ(11)の位置検出素子とし
ての3個のホール素子(13a)、(13b)、(13
c)および周波数発電コイル(15)が配置されている
【0014】3個のホール素子(13a)〜(13c)
は、回転軸を中心にして所定の角度で配置されている。
【0015】周波数発電コイル(15)は、後述する駆
動マグネット(17)の回路基板(9)と対向する端面
部に着磁形成された複数の周波数発電用磁極(17b)
の磁極境界に沿った複数の発電素線(15a)を矩形状
に直列接続してC字状に配列されている。
【0016】符号(19)(図3では図示せず)は演算
回路であり、1つのホール素子(13a)および周波数
発電コイル(15)からのパルス信号が入力されている
【0017】この演算回路(19)は、ホール素子(1
3a)からのパルス信号の1区間中に周波数発電コイル
(15)からのパルス信号が所定数以上カウントされた
ときに桁上げし、この桁上げ信号をロータ(11)の1
回転当り1個のパルス信号として演算出力するロジック
回路である。
【0018】なお、この演算回路(19)は後述する駆
動回路とともにIC化されている。軸受ハウジング(1
)の片方の先端外周には鋼板を積層した磁心コア(21
)が固定されており、この磁心コア(21)には複数の
駆動コイル(23)が巻かれ、その両端が例えば回路基
板(9)に形成された駆動回路(図示せず)に接続され
ている。
【0019】軸受(5)(5)に軸支させた回転軸(2
5)の一方の先端にはカップ状のロータヨーク(27)
がブッシュ(29)を介してねじ(31)(31)にて
固定され、このロータヨーク(27)には磁心コア(2
1)の先端と僅かな空隙を介して対向するような環状の
駆動マグネット(17)が取り付けられてロータ(11
)が形成されている。
【0020】この駆動マグネット(17)には、図2に
示すように、その内周面に周方向に隣接する磁極が交互
に異極となるように例えば8極の駆動用磁極(17a)
が形成されており、回路基板(9)に対向する端面には
周方向に隣接する磁極が交互に異極となるように例えば
18極の周波数発電用磁極(17b)が形成されている
【0021】回転軸(25)の他方の先端には回転シリ
ンダ(33)が固定されている。このように構成された
本発明を用いたブラシレスモータでは、ホール素子(1
3a)〜(13c)からの位置検出信号によって複数の
駆動コイル(23)への駆動電流が切り換え通電されて
ロータ(11)が回転し、これに伴って周波数発電コイ
ル(15)からロータ(11)の回転速度に比例した周
波数信号が出力され、この周波数信号を利用してロータ
(11)の回転制御がなされる。
【0022】そして、演算回路(19)には、例えば図
4(a)に示すようなホール素子(13a)からの4個
(4周期)のパルス信号(位置検出信号)と、同図(b
)に示すような周波数発電コイル(15)からの9個(
9周期)のパルス信号(速度検出信号)が入力される。
【0023】図4(c)は同図(a)の信号をシュミッ
ト回路等の波形整形回路にて整形した波形を示し、同図
(d)は同図(b)の波形を同様に整形したものである
【0024】ここで、図4(c)の波形のある立ち上が
りから次の立ち上がりまでを1区間とすると、ロータ(
11)の1回転の時間が図中T1〜T4に示すように4
個の区間に等分割される。そしてこの各区間内で発生し
ている周波数発電コイル(15)からのパルス数、即ち
、同図(d)の立ち上がりS1〜S9の数をカウントす
ると、T1、T2およびT4の3つの区間に存在する同
図(d)の立ち上がりは、それぞれS1とS2、S3と
S4およびS8とS9の2パルスであるが、唯一、T3
の区間においてS5、S6およびS7の3パルスが存在
している。
【0025】よって、これらT1〜T4の各区間の始点
、即ち、図4(c)の各立ち上がりの時点でリセットさ
れるとともに3パルスをカウントした時点で桁上がりす
る3進カウンタにて、その桁上がり信号を出力させれば
、図4(e)に示すようにロータ(11)の1回転当り
1個のパルス信号Pが得られる。
【0026】上述した構成では、ロータ(11)の1回
転当りホール素子(13a)から4個のパルス信号が出
力され、周波数発電コイル(15)から9個のパルス信
号が出力されるようになっていたが、本発明はこれに限
定されない。
【0027】要は、第1のパルス発生手段であるホール
素子(13a)からn個(nは2以上の整数)のパルス
信号を出力させ、周波数発電コイル(15)からk・n
+1個(kは1以上の整数)のパルス信号を出力させる
ように構成すれば良い。
【0028】なお、演算回路(19)に入力するパルス
信号は、ホール素子(13a)や周波数発電コイル(1
5)からの信号に限らず、モータの制御に必要なパルス
信号を出力するパルス発生手段からのパルス信号で実施
可能であり、例えば、各相の駆動コイル(23)に誘起
される逆起電圧等が利用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ロータの
1回転毎に第1および第2のパルス発生手段から、それ
ぞれ、2個以上および3個以上の第1および第2のパル
ス信号を発生させ、演算手段にてそれら第1および第2
のパルス信号からロータの1回転毎に1個の第3のパル
ス信号を演算出力する構成としたから、専用のパルス発
生手段を設けることなく、例えば、ホール素子や周波数
発電コイルからの第1および第2のパルス信号から演算
合成して容易にロータの1回転当り1個のパルス信号を
出力させることが可能となる。
【0030】しかも、他の構成電子部品への影響が抑え
られ特性も安定するうえ、小型かつ低コストとなる。
【0031】さらに、ホール素子や周波数発電コイルか
らのパルス信号を電気的に演算処理する論理回路を設け
るだけでよいから、ホール素子や周波数発電コイルから
のパルス信号の増幅回路等を形成するIC内に内蔵可能
となり、一層の小型化および価格の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルス発生装置の一実施例を示す概略
図である。
【図2】本発明に用いられるモータのロータの一例を示
す斜視図である。
【図3】本発明のパルス発生装置を搭載するモータの一
例を示す縦断面図である。
【図4】本発明のパルス発生装置の動作を説明するため
のパルス波形図である。
【符号の説明】
(1)  軸受ハウジング (3)  貫通孔 (5)  軸受 (9)  回路基板 (11)  ロータ (13a)(13b)(13c)  第1のパルス発生
手段(ホール素子) (15)  第2のパルス発生手段(周波数発電コイル
)(15a)  発電素線 (17)  駆動マグネット (17a)  駆動用磁極 (17b)  周波数発電用磁極 (19)  演算回路 (21)  磁心コア (23)  駆動コイル (25)  回転軸 (27)  ロータヨーク (29)  ブッシュ (31)  ねじ (33)  回転シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータのロータの1回転毎に等分で2
    個以上出力され、かつ前記ロータの回転制御に必要な第
    1のパルス信号を発生する第1のパルス発生手段と、前
    記ロータの1回転毎に等分で3個以上出力され、かつ前
    記ロータの回転制御に必要な第2のパルス信号を発生す
    る第2のパルス発生手段と、前記第1および第2のパル
    ス信号からロータの1回転毎に1個の第3のパルス信号
    を演算出力する演算手段と、を具備することを特徴とす
    るモータのパルス信号発生装置。
  2. 【請求項2】  前記第1のパルス発生手段は前記ロー
    タの1回転毎にn個(nは2以上の整数)のパルス信号
    を出力するものであり、前記第2のパルス発生手段は前
    記ロータの1回転毎にk・n+1個(kは1以上の整数
    )のパルス信号を出力するものであり、前記演算手段は
    前記第1のパルス信号の1区間中にk+1個の前記第2
    のパルス信号が生じた時に前記第3のパルス信号を出力
    するものである請求項1記載のモータのパルス信号発生
    装置。
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